JP2005133509A - アースアンカー用受圧板 - Google Patents

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【課題】構造が簡素で量産性に富み、アンカーに対して支持面が直角となるよう簡単に調整可能としたアースアンカー用受圧板を提供する。
【解決手段】受圧板20の中心にその底面に対して直交するアンカー挿通孔12を開口し、アンカー挿通孔12の先端部周囲をアンカーの突出端の支持面16としたアンカー用受圧板10において、受圧板10の底面と地盤面との間に、アンカー20が受圧板底面に直交させるべくテーパ状断面の増設部26、40を設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、アースアンカー用受圧板に関し、特にアンカーの地盤に対する打設角度に対し、受圧板の受圧面の交叉角度が直角となるように調整可能とした構造に関する。
グランドアンカー工においては、アンカーが有効な緊張力を得るためには、アンカーと、受圧板の受圧面との交差角は直角とすることが必要である。一方、この種のアンカーは、地滑りの方向、グランドアンカーの効果、定着層などの位置を考慮して、斜面に対して垂直だけでなく、ある程度の傾斜角度をつけて打設する場合がある。
ところで、本発明者等は、図5,6に示されるような円盤状の受圧板を開発した。このような受圧板1において、アンカーが地表面に対して垂直でなく、ある程度の傾斜角度θで打設された場合には、受圧板1の中心を貫通するアンカー挿通孔2がアンカー打設方向と同じ角度となるように傾斜させることにより、挿通孔2の上部側に形成されたアンカー支持面3はアンカー打設方向に対して直角に交わる面となり、これによって、アンカーと受圧板の受圧面(アンカー支持面3)との交差角を直角とすることができる。
しかしながら、この構造においては、アンカーの地盤に対する打設角度に応じてアンカー挿通孔2の傾斜角度を設定したり、アンカー支持面3の角度をいちいち設定して製作しなければならず、製作工程が煩雑であるだけでなく、量産性に乏しいという問題がある。
また、このような構造とした場合においても、打設する法面の施工に伴う誤差やアンカーの打設角度の誤差、あるいは打設する場所が崖地のような地盤面打設方向とのなす角度が異なる場合には全く適用できなくなり、再調整などの却って面倒な作業が必要となっていた。
本発明は、以上の課題を解決するものであって、その目的は、構造が簡素で量産性に富み、アンカーに対して支持面が直角となるよう簡単に調整可能としたアースアンカー用受圧板を提供するものである。
前記目的を達成するため本発明は、受圧板の中心にその底面に対して直交するアンカー挿通孔を開口し、該アンカー挿通孔の先端部周囲をアンカーの突出端の支持面としたアンカー用受圧板において、該受圧板の底面と地盤面との間に、前記アンカーが受圧板底面に直交させるべくテーパ状断面の増設部を設けたことを特徴とする。
また本発明では、前記増設部が地盤面に対して傾斜状態で設置された受圧板底面と、地盤面との間に形成された隙間に充填されるコンクリートまたはモルタルからなる間詰め材であってもよいし、受圧板底面と地盤間に介在される角度調整用の座板であってもよい。
以上の構成によれば、アンカーの地盤に対する打設角度が必ずしも直交でなくても、増設部を介在することで、アンカーに対する支持面を直交させることができる。また、請求項2記載の発明では、あらゆる角度に対応できる。請求項3記載の発明では角度一定の場合に適合でき、施工も簡単である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を用いて説明する。図1は本発明にかかる受圧板の断面を示す。
同図における受圧板10は、プレキャストコンクリートからなるものである。この受圧板10の断面はその底面中心よりこれと直角にその上下を貫通するアンカー挿通孔12を形成し、アンカー挿通孔12の上部周縁にこれと同心かつ径大な矩形状または円筒形のアンカー頭部収納用凹部14を形成し、この凹部14と挿通孔12との段差部分をアンカー支持面16としたものである。
また、受圧板10の平面形状は、図2(a)に示すように、従来と同様の円盤状のほかに(b)〜(d)に示すように、矩形状、クロス形、多角形状などその支持圧力分布、斜面配列時における意匠形状などに応じて各種平面形状を選択できるが、いずれにしろその基本断面形状は前記のごとく受圧板10の底面、すなわち設置面に対して挿通孔12及び凹部14が直角に形成され、後述するアンカーの地盤への打設角度に依存しないため、製作が簡単で量産性に富む。
以上の受圧板10の設置手順を図3を用いて説明する。まず、同図(a)に示すように、アンカー20は地盤E内に打設され、グラウト22により地盤E内に固定される。その後、前記受圧板10はアンカー20の先端を挿通した状態で斜面に設置されるが、図示のごとくアンカー20が斜面直交位置に対してある傾きθをもって打設されている場合には、受圧板10を斜面に対しその傾きθと等しい傾きに設置し、アンカー頭部20aを挿通孔12の中心に一致させる。
具体的には、小石、コンクリートブロックなどのスペーサ24を受圧板10の底面と地盤面との間に介在することで実現でき、その後は図3(b)に示すように、隙間にコンクリート、モルタルなど増設部となる間詰め材26を打設し、固化させることで傾斜状態に固定できる。
なお、挿通孔12の下部において打設した間詰め材26がアンカー20の周囲に周り込んで固着されてしまうことを防止するために筒状の縁切り材28を予め挿通した上で打設作業を行えばよい。
間詰め材26の固化後は、アンカー支持面16に座金30を配置し、座金30より突出するアンカー20の頭部に定着材32を取付け、これを締め上げることでアンカー20を緊張状態に定着すれば、設置工事が終了する。
定着板10の傾斜方向はアンカー20の傾斜方向に応じて任意に設定でき、またいずれの傾斜角度であってもスペーサ24の高さや介挿位置に応じて適合できる。
図4は本発明の第2実施形態を示す。なお、本実施形態において前記実施形態と同一箇所には同一符号を用いて説明する。
図4(a)において、アンカー20打設後に座板40を地表面に設置する。座板40は、平面形が前記受圧板10と同形状であるが、テーパ状断面に形成され、さらにその盤面中心の上下を貫通して、前記アンカー挿通孔12に同軸に連通する第2の挿通孔42を形成したものである。
その後、(b)に示すように座板40上に受圧板10を設置し、支持面16上に座金30を配置し、定着材32によりアンカー20の頭部を締め付け、緊張状態に定着することで、設置工事が終了する。
本実施形態では、アンカー20の地盤Eに対する打設角度が常時一定である場合に適合でき、間詰め材の打設工程を省略できるため、施工が簡単となる。また、座板40と受圧板10の一体化を図るために両者の接合面をモルタルなどの接着剤を介在させた上で座板40上に受圧板10を設置することもできる。
本発明にかかる受圧板の断面図である。 (a)〜(d)は同受圧板の平面図である。 (a),(b)は同受圧板を用いた設置手順の一例を示す断面図である。 (a),(b)は同受圧板を用いた設置手順の他の例を示す断面図である。 従来のアンカー打設角度対応形受圧板の断面図である。 同一部破断斜視図である。
符号の説明
1,10 受圧板
2,12 アンカー挿通孔
14 アンカー頭部収納用凹部
3,16 アンカー支持面
20 アンカー
26 間詰め材
40 座板

Claims (3)

  1. 受圧板の中心にその底面に対して直交するアンカー挿通孔を開口し、該アンカー挿通孔の先端部周囲をアンカーの突出端の支持面としたアンカー用受圧板において、該受圧板の底面と地盤面との間に、前記アンカーが受圧板底面に直交させるべくテーパ状断面の増設部を設けたことを特徴とするアースアンカー用受圧板。
  2. 請求項1において、前記増設部が地盤面に対して傾斜状態で設置された受圧板底面と、地盤面との間に形成された隙間に充填されるコンクリートまたはモルタルからなる間詰め材であることを特徴とするアースアンカー用受圧板。
  3. 請求項1において、前記増設部が受圧板底面と地盤間に介在される角度調整用の座板であることを特徴とするアースアンカー用受圧板。
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