JP2005132806A - 水中油型乳化組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アルコキシサリチル酸類を配合した系において経時での乳化安定性が良好で、しかも使用性に優れる水中油型乳化組成物を提供する。
【解決手段】 (A)アルコキシサリチル酸またはその塩、(B)長鎖アシルスルホン酸塩型陰イオン性界面活性剤、(C)高級脂肪族アルコール、(D)水、および(E)油分を含み、かつ、(i)(B)成分と(C)成分と(D)成分とでゲルを形成し、形成されるゲルの転移温度が60℃以上、(ii)上記ゲルを形成する(B)成分の配合量が、水中油型乳化組成物全量に対して0.1質量%以上1.0質量%未満、(iii)上記ゲルを形成する(B)成分と(C)成分の配合量のモル比が1:3、(iv)ゲルの形成に関与しない過剰の(C)成分または両親媒性物質を含有し、その配合量が水中油型乳化組成物全量に対して0.5〜10質量%、である水中油研乳化組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明はおもに皮膚外用剤として用いられる水中油型乳化組成物に関する。さらに詳しくは美白効果に優れ、かつ経時安定性および使用性が良好な水中油型乳化組成物に関する。
白く美しい肌を意味する「美白」は、皮膚外用剤、特に化粧料においては、最も重要なテーマの1つである。
この「美白」を目的にした化粧品には、美白成分として、例えばビタミンCやその誘導体、アルブチン等が配合されている。美白成分についての探索は近年、ますます盛んになっており、その成果の1つとして、美白効果に優れる成分としてアルコキシサリチル酸類が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、アルコキシサリチル酸類を水中油型乳化組成物に配合した場合、保存安定性、特に温度(高温・低温)安定性が悪く、経時で分離や離將を起こしやすいという問題があった。
なお、外相にα−ゲルを含む構成とすることにより使用性、高温安定性を高めた水中油型乳化組成物が本出願人により提案されている(特許文献2)が、アルコキシサリチル酸類を配合した場合の安定性についての考察・研究はされていない。
特開平6−40886号公報 特開2001−348325号公報
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、アルコキシサリチル酸類を配合した系において経時での乳化安定性が良好で、しかも使用性に優れる水中油型乳化組成物を提供することにある。
上記課題を達成するために本発明は、下記(A)〜(E)成分を含み、かつ、下記条件(i)〜(iv)を満足する、水中油型乳化組成物を提供する。
(A)成分: 下記一般式(I)で示されるアルコキシサリチル酸またはその塩。
Figure 2005132806
(式(I)中、Rはアルキル基を示す)。
(B)成分: 下記一般式(II)で表される長鎖アシルスルホン酸塩型陰イオン性界面活性剤。
1CO−a−(CH2nSO31 (II)
(式(II)中、R1CO−は平均炭素原子数10〜22の飽和または不飽和の脂肪酸残基(アシル基)を示し;aは−O−または−NR2−(ただし、R2は水素原子、または炭素原子数1〜3のアルキル基を示す)を示し;M1は水素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウムまたは有機アミン類を示し;nは1〜3の整数を示す)。
(C)成分: 高級脂肪族アルコール。
(D)成分: 水。
(E)成分: 油分。
条件(i): (B)成分と(C)成分と(D)成分とでゲルを形成し、形成されるゲルの転移温度が60℃以上である。
条件(ii): 上記ゲルを形成する(B)成分の配合量が、水中油型乳化組成物全量に対して0.1質量%以上1.0質量%未満である。
条件(iii): 上記ゲルを形成する(B)成分と(C)成分の配合量のモル比が1:3である。
条件(iv):ゲルの形成に関与しない過剰の(C)成分または両親媒性物質を含有し、その配合量が水中油型乳化組成物全量に対して0.5〜10質量%である。
また本発明は、クリーム状または乳液状皮膚外用剤である、上記水中油型乳化組成物を提供する。
本発明により、アルコシサリチル酸またはその塩による優れた美白効果を生かしつつ、安定性および使用性の良好な水中油型乳化組成物が提供される。
本発明で用いられる(A)成分のアルコキシサリチル酸は、下記一般式(I)で表される、サリチル酸の3位、4位または5位のいずれかの水素原子がアルコキシ基(−OR)で置換されたサリチル酸系化合物である。
Figure 2005132806
上記一般式(I)において、アルコキシ基(−OR)を構成するアルキル基(R)は、特に限定されるものでないが、炭素原子数1〜6の低級アルキル基が好ましい。直鎖、分岐鎖のいずれも含む。具体的には、メチル基(対応するアルコキシ基−OR:メトキシ基)、エチル基(同:エトキシ基)、プロピル基(同:プロポキシ基)、イソプロピル基(同:イソプロポキシ基)、ブチル基(同:ブトキシ基)、イソブチル基(同:イソブトキシ基)等を挙げることができるが、これらに限定されるものでない。
上記一般式(I)で表されるアルコキシサリチル酸としては、具体的には、3−メトキシサリチル酸(2-hydroxy-3-methoxybenzoic acid)、3−エトキシサリチル酸(2-hydroxy-3-ethoxybenzoic acid)、4−メトキシサリチル酸(2-hydroxy-4-methoxybenzoic acid)、4−エトキシサリチル酸(2-hydroxy-4-ethoxybenzoic acid)、4−プロポキシサリチル酸(2-hydroxy-4-propoxybenzoic acid)、4−イソプロキシサリチル酸(2-hydroxy-4-isopropoxybenzoic acid)、4−ブトキシプロキシサリチル酸(2-hydroxy-4-buthoxybenzoic acid)、5−メトキシサリチル酸(2-hydroxy-5-methoxybenzoic acid)、5−エトキシサリチル酸(2-hydroxy-5-ethoxybenzoic acid)、5−プロポキシサリチル酸(2-hydroxy-5-propoxybenzoic acid)等が挙げられる。
アルコキシサリチル酸は既知の物質であり、例えば、5−メトキシサリチル酸は"Beil"、10227に、4−メトキシサリチル酸は"Beil"、10379に、それぞれ記載されている方法で容易に合成することができる。またアルドリッチ(Aldrich)社(ドイツ)等からは試薬として市販されており、これを用いることも可能である。
本発明乳化組成物に配合され得る、アルコキシサリチル酸は、その塩も含む。かかる塩の種類は、製薬学上許容され得る塩であれば特に限定されるものではなく、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩や、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩のほか、アンモニウム塩やアミノ酸塩等の塩が挙げられる。
(A)成分は1種または2種以上を配合することができる。(A)成分の配合量は、皮膚外用剤の具体的な剤型や他の配合成分との兼ね合いに応じて、適宜選択されるべきものであり、特に限定されるものでないが、一般的には、剤全体に対して0.001〜20.0質量%が好ましく、特に好ましくは0.01〜10.0質量%である。0.001質量%未満では美白効果を十分に発揮させることが困難であり、一方、20.0質量%を超えて配合しても、配合量の増加に見合った美白効果の向上は認められ難く、かえってべたついた使用感の発生を助長する傾向がみられ好ましくない。
本発明における(B)成分としての長鎖アシルスルホン酸塩型陰イオン性界面活性剤は下記一般式(II)で表される。
1CO−a−(CH2nSO31 (II)
一般式(II)中、R1CO−は平均炭素原子数10〜22の飽和または不飽和の脂肪酸残基(アシル基)を表す。R1COとして、C1123CO、C1225CO、C1327CO、C1429CO、C1531CO、C1633CO、C1735CO、ココヤシ脂肪酸残基、パームヤシ脂肪酸残基等が例示される。なお、R1COは、安全性等の点から、その平均炭素原子数が12〜22のものがより好ましい。
aは−O−または−NR2−(ただし、R2は水素原子、または炭素原子数1〜3のアルキル基を示す)を表す。これらは電子供与性基である。aとしては、−O−、−NH−、−N(CH3)−が好ましい。
1は水素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウムまたは有機アミン類を表す。M1として、例えばリチウム、カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、タウリンナトリウム、N−メチルタウリンナトリウム等が挙げられる。
nは1〜3の整数を表す。
(B)成分として、上記一般式(II)中、aが−O−を示す化合物、すなわち長鎖アシルイセチオン酸塩型陰イオン性界面活性剤としては、ココイルイセチオン酸塩、ステアロイルイセチオン酸塩、ラウリルイセチオン酸塩、ミリストイルイセチオン酸塩等が例示される。
上記一般式(II)中、aが−NH−を示す化合物、すなわち長鎖アシルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤としては、N−ラウロイルタウリン塩、N−ココイル−N−エタノールタウリン塩、N−ミリストイルタウリン塩、N−ステアロイルタウリン塩等が例示される。
上記一般式(II)中、aが−N(CH3)−を示す化合物、すなわち長鎖アシルメチルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤としては、N−ラウロイル−N−メチルタウリン塩、N−パルミトイル−N−メチルタウリン塩、N−ステアロイル−N−メチルタウリン塩、N−ココイル−N−メチルタウリン塩等が例示される。
中でも、(B)成分として、N−ステアロイル−N−メチルタウリン塩が特に好ましい。(B)成分は1種または2種以上を用いることができる。
(C)成分としての高級脂肪族アルコールは、直鎖または分岐鎖のアルキル鎖を有する、炭素原子数12〜22の脂肪族アルコールが好ましい。(C)成分としては、例えばラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール、硬化ナタネ油アルコール、ホホバアルコール等の直鎖アルコールや、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の分岐鎖アルコールなどが挙げられる。本発明では直鎖アルコールが好ましい。(C)成分は1種または2種以上を用いることができる。本発明では2種以上の脂肪族アルコールの混合物を用いるのが好ましく、さらに好ましくは、その混合物の融点が60℃以上となるような組合せである。この融点が60℃未満であると、処方によっては系の温度安定性が低下し、クリーミングを起こす場合がある。本発明では、例えばステアリルアルコールとベヘニルアルコールの組合せが好ましい。
(C)成分は、後述するゲルを形成するに十分な量で、かつ、余剰分を特定量系中に含有するよう、配合される。
本発明で用いられる(D)成分としての水は、外相をなす。本発明に配合される(D)成分の配合量は、製品に応じて適宜決定されるが、本発明水中油型乳化組成物全量に対して40〜95質量%が好ましい。
本発明では、上記(B)成分、(C)成分および(D)とでゲルを形成する。このゲルの転移温度が60℃以上となるような組合せとすることが必要であり、より好ましくは転移温度65℃以上である。このゲルの転移温度が60℃未満であると、系の温度安定性が低下し、高温でクリーミングを起すおそれがあり、好ましくない。
なおこのゲルはα−ゲルで構成される。α−ゲルとは、高級脂肪族アルコールと親水性界面活性剤が水中で形成する会合体であって、α−構造(福島正二著「セチルアルコールの物理化学」、フレグランスジャーナル社、1992年)をとるゲルを意味する。
上記ゲルを形成する(B)成分の配合量は、水中油型乳化組成物全量に対して0.1質量%以上、1.0質量%未満であることが必要である。0.1質量%未満では、系の温度安定性が低下し、クリーミングを起すおそれがあり、一方、1.0質量%以上では塗布中の使用感が重く、満足できる使用性のものが得られない。
また上記ゲルにおいて、ゲルを形成する(B)成分と(C)成分の配合比は、モル比で1:3である。
本発明において、ゲルとは水相において形成された(B)成分と(C)成分のラメラ構造からなる会合体を意味している。(B)成分と(C)成分とが会合体を形成していることは、DSC(示差走査熱量測定器)により確認することができる。すなわち(B)成分と(C)成分の両者を混合し、水に分散した試料の吸熱ピークは、(B)成分、(C)成分それぞれを単独に水に溶解または分散した試料で得られる吸熱ピークよりも高温側に単一の吸熱ピークを示すが、(C)成分組成比が低い((C)成分が不足している)場合は、会合体の吸熱ピークの温度は低く、その温度は(C)成分の組成比の増大とともに上昇し、会合体構造が完成された後、(C)成分が過剰になると一定になり、過剰な(C)成分のピークが出現する。
ここで、会合体構造が完成される組成は、単一のアルキル鎖をもつ親水性界面活性剤と単一のアルキル鎖をもつ高級アルコールで会合体を形成する場合は、親水性界面活性剤1モルに対して高級アルコール3モルであることが知られている。本発明においては、さらに、上記ゲルの形成に関与しない過剰の(C)成分(以下、「(C2)成分」とも記す)、または両親媒性物質を含有し、その含有量は水中油型乳化組成物全量に対して0.5〜10質量%である。
ゲルの形成に関与しない過剰の(C2)成分の説明は、上記ゲルの形成に関与する(C)成分(以下、「(C1)成分」とも記す)の説明と同じである。通常は、C1成分と同一のC2成分が過剰に添加される。すなわち、ゲルを形成する(B)成分と(C1)成分の配合モル比は1:3であるので、α−ゲル形成に関与する(C1)成分の含有量は、(B)成分のモル数を3倍にした数字に、(C1)成分の平均分子量を乗じた値となる。したがって、この値よりも大きい過剰の(C2)成分が配合され、過剰分が水中油型乳化組成物全量に対して0.5〜10質量%でなければならない。
(C2)成分以外の両親媒性物質が配合されてもよく、好ましくはその融点が55℃以上、さらに好ましくは60℃以上の両親媒性物質である。この融点が55℃未満であると、処方によっては系の温度安定性が低下し、クリーミングを起す場合がある。
本発明において両親媒性物質とは、(C)成分以外の物質であって、界面活性を有するがそれ自体は疎水性が強く一般の界面活性剤ほど界面活性を有さないものであり、例えば高級脂肪酸、モノグリセリド、グリセロールモノアルキルエーテル、モノアルキルアミン、およびステロール類等が挙げられる。具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等の高級脂肪酸;コレステロール、フィトステロールなどのステロール類;モノグリセリド、グリセロールモノアルキルエーテル、モノアルキルアミン等が挙げられるが、これら例示に限定されるものでない。ゲルの形成に関与しない(C2)成分と両親媒性物質の両方が配合される場合は、両者の合計配合量が水中油型乳化組成物全量に対して0.5〜10質量%となるようにする。
ゲル形成に関与しない(C2)成分の配合量((C2)成分以外の両親媒性物質を配合する場合は、両者の合計配合量)が0.5質量%未満では、過剰な(C2)成分または両親媒性物質の結晶の量が少なく、十分に高温安定性を維持できない。また配合量が10質量%超では、組成によっては硬度が高くなりすぎ、使用感も悪くなる。
本発明においては、ゲルを形成する上記必須成分の(B)成分の他に、新油性非イオン性界面活性剤、陽イオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、または両性界面活性剤を本発明の効果を損なわない限り配合することができる。なお、ゲルの形成に関与しない(B)成分が存在していてもよい。
本発明の水中油型乳化組成物に配合される(E)成分としての油分は、一般に化粧品に用いられているものの中から安定性を損なわない範囲で選ぶことができる。
望ましい油分としては、炭化水素油分などの無極性油分あるいはシリコーン油が好ましい。無極性油分とは分子構造中にエーテル結合、エステル結合、アミド結合、水酸基、カルボキシル基等の水和性の官能基を含まないことを意味している。
炭化水素油としては、流動パラフィン、スクワラン、スクワレン、パラフィン、イソパラフィン、セレシン等が使用できる。
シリコーン油としては、例えばジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状シリコーン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン;3次元網目構造を形成しているシリコ−ン樹脂、シリコーンゴムなどが例示される。
極性の油分については、安定性を損なわない範囲で少量を配合することができる。極性油としては液体油脂とエステル油が挙げられる。
液体油脂としては、アマニ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー油、ホホバ油、ヒマワリ油、アルモンド油、ナタネ油、ゴマ油、大豆油、落花生油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等がある。
エステル油としては、オクタン酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソパルミチン酸オクチル、オレイン酸イソデシル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット、コハク酸2−エチルヘキシル、セバシン酸ジエチル等がある。
(E)成分の配合量は、製品に応じて適宜決定されるが、水中油型乳化組成物全量に対して3〜50質量%であるのが好ましい。なお本発明において(E)成分とは、上記必須成分の(C)成分および両親媒性物質は含まない。
上記必須成分を含有する本発明は、水中油型乳化組成物において、(B)成分−(C)成分−(D)成分で構成されるゲルを形成するが、配合される(B)成分が乳化組成物全量に対して1質量%未満であるため、ゲルの形成量が少なく、従来の乳液若しくはクリームに比してさっぱりして軽い使用感を有する。また、ゲルとともに、過剰の高融点の(C)成分の結晶を共存させているため、ゲルが少ないにもかかわらず、十分に増粘固化し、クリーミングを防ぐことが可能である。本発明により、配合される界面活性剤が少量であるにもかかわらず、経時安定性が良好で、かつ、使用性も良好な水中油型乳化組成物を提供することが可能である。
本発明の水中油型乳化組成物は、常法により、おもに化粧料、医薬品、医薬部外品等の皮膚外用剤として用いられる水中油型乳化組成物を製造できるが、特に系中にゲルを形成する水中油型クリーム状の剤型を原則としてとる皮膚外用剤として利用されることが好ましい。皮膚外用剤においては、具体的な目的に応じて、本発明の所期の効果を損なわない限りにおいて、一般的な薬効成分や薬剤成分を配合することができる。
薬効成分としては、例えば、本発明皮膚外用剤をサンケア製品として用いる場合には、パラミノ安息香酸等の安息香酸系紫外線吸収剤;アントラニル酸メチル等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ホモメンチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤;パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、〔4−ビス(トリメチルシロキサン)メチルシリル−3−メチルブチル〕−3,4,5−トリメトキシケイ皮酸エステル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、2−フェニル−5−メチルベンゾオキサゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤を本発明皮膚外用剤に配合することができる。
また保湿効果を本発明皮膚外用剤に付与するために、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、マルトース、D−マンニット、水アメ、ブドウ糖、果糖、乳糖、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アデノシンリン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、ピロリドンカルボン酸、グルコサミン、シクロデキストリン等の保湿剤を配合することができる。
さらに薬効成分として、油溶性抗酸化剤以外の用途を有するビタミン類;エストラジオール、エチニルエストラジオール等のホルモン類;アルギニン、アスパラギン酸、シスチン、システイン、メチオニン、セリン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸類;アラントイン、アズレン、グリチルレチン酸等の抗炎症剤;アルブチン等の美白剤;酸化亜鉛、タンニン酸等の収斂剤;L−メントール、カンフル等の清涼剤;イオウ、塩化リゾチーム、塩酸ピリドキシン、γ−オリザノール等を配合することができる。
さらに、多様な薬効を有する各種の抽出物を配合することができる。すなわち、ドクダミエキス、オウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サクラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエキス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキス、ユーカリエキス、スギナエキス、セージエキス、タイムエキス、茶エキス、海草エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、キイチゴエキス、メリッサエキス、ニンジンエキス、マロニエエキス、モモエキス、桃葉エキス、クワエキス、ヤグルマギクエキス、ハマメリエキス、プラセンタエキス、胸腺抽出物、シルク抽出物等を本発明皮膚外用剤中に配合することができる。
なお、これらの薬効成分に、本発明の皮膚外用剤に配合可能な薬効成分が限定されるものでない。また、上記した薬効成分は、単独で本発明皮膚外用剤に配合することの他に、2種類以上の上記薬効成分を、目的に応じ、適宜組合せて配合することも可能である。
本発明の基剤成分としては、上記必須成分の他に、具体的に所望する形態に応じて、公知の基剤成分を、本発明の効果を損なわない範囲で配合できる。
例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等の低級アルコール;コレステロール、シトステロール、フィトステロール、ラノステロール等のステロール類を本発明皮膚外用剤中に配合することができる。
また、アラアビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸等の植物系水溶性高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等の微生物系水溶性高分子;コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系水溶性高分子;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系水溶性高分子;メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系水溶性高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系水溶性高分子;ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー(カーボポール)等のビニル系水溶性高分子;ポリエチレングリコール20,000、同4,000,000、同600,000等のポリオキシエチレン系水溶性高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等の共重合系水溶性高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系水溶性高分子のほか、ポリエチレンイミン、カチオンポリマーなどが例示される。またベントナイト、ケイ酸AlMg(ビーガム)、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸などの無機の水溶性高分子も挙げられる。
さらに、アラニン、エデト酸ナトリウム塩、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸等の金属イオン封鎖剤;2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、L−アルギニン、L−リジン、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム等の中和剤;乳酸、クエン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、dl−リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等のpH調整剤等の酸化防止剤を本発明皮膚外用剤中に配合することができる。
また、安息香酸、サリチル酸、石炭酸、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニド、感光素、フェノキシエタノール、パラベン等の抗菌剤等を本発明皮膚外用剤中に配合することができる。
また、必要に応じて適当な香料、色素等を本発明の所期の効果を損なわない範囲で本発明皮膚外用剤に配合することができる。
なお上記の基剤成分は例示であり、これらの基剤成分に本発明皮膚外用剤に配合可能な基剤成分が限定されるものではない。
これらの基剤成分は所望する形態に応じた処方に従い、適宜組み合わせて本発明皮膚外用剤に配合することができる。
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれによりなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限り、その成分が配合される系に対する質量%で示す。
(実施例1〜4、比較例1〜4)
下記表1に示す実施例、比較例の組成物を有する水中油型乳化組成物を調製し、これを試料として、下記評価基準に従って、経時安定性、使用性の評価を行った。結果を併せて表1に示す。
(実施例5〜7、比較例5〜7)
下記表2に示す実施例、比較例の組成物を有する水中油型乳化組成物を調製し、これを試料として、下記評価基準に従って、経時安定性、使用性の評価を行った。結果を併せて表2に示す。
(製法)
表1、2において、処方中の水相成分および油相成分をそれぞれ混合し、80℃の水相に80℃に加温した油相を加え、ホモミキサーで均一に乳化した後、水に溶解した薬剤成分を加えて撹拌し、室温まで冷却して、水中油型乳化組成物を調製した。
なお表1、2中、「(C)成分のモル数(*1)」、「(B)成分または界面活性剤のモル数(*1)」は、いずれも水中油型乳化組成物100g中に含まれるモル数を示す。
また、ゲルに関与する(C)成分(質量%)は、(B)成分(比較例では(他の)界面活性剤)のモル数×3×(C)成分の平均分子量で示される。単一の直鎖アルキル鎖をもつ(C)成分と単一の直鎖アルキル鎖の(B)成分(比較例では(他の)界面活性剤)の場合、界面活性剤1モルに対して3モルの(C)成分が会合しゲルを形成することがわかっていることから、計算によりゲルに関与しない(C)成分量を求めることができる。
ゲルに関与しない(C)成分=(C)成分の配合量−ゲルに関与する(C)成分配合量。
[低温および高温安定性]
各試料を−20℃および50℃にて1ヶ月間保存した後の状態を目視で観察し、下記の基準により評価した。
(評価基準)
○: 状態に全く変化なし
△: 水相の分離がわずかにみられる
×: 水相がかなり分離している
[使用性]
各資料を以下の基準に従って評価した。
(評価基準)
○: 軽い使用感
△: やや重い使用感
×: 重い使用感
(製法)
処方中の水相成分および油相成分をそれぞれ混合し、80℃の水相に80℃に加温した油相を加え、ホモミキサーで均一に乳化した後、水に溶解した薬剤成分を加えて撹拌し、室温まで冷却して、水中油型乳化組成物を調製した。
Figure 2005132806
表1において、実施例1〜4および比較例1〜4は(B)成分、(C)成分の配合量について検討した例である。(B)成分および(C)成分の配合量が本発明の要件を満足する実施例1〜4は、低温および高温安定性、使用性が良好であったが、ゲル形成に関与しない過剰な(C)成分の配合量が0.5質量%未満である比較例1は、高温安定性が劣っており、(B)成分の配合量が0.1質量%未満である比較例2は低温および高温安定性に劣り、ゲル形成に関与しない過剰な(C)成分の配合量が10質量%を超えている比較例3、(B)成分の配合量が1.0質量%以上である比較例4は使用性が劣っていた。
Figure 2005132806
表2において、本願発明に係る実施例5〜7は、低温安定性、高温安定性、および使用性のいずれにおいても本願発明効果を得ることができた。比較例5は界面活性剤として、(B)成分に代えてN-ステアロイル−L-グルタミン酸モノナトリウムを使用した例であり、比較例6は界面活性剤として、(B)成分に代えてノニオン系界面活性剤のPOE(20)ステアリルエーテルを使用した例であるが、いずれも低温安定性が劣っていた。比較例7はゲルの転移温度が60℃未満となるよう(B)成分−(C)成分−(D)成分の配合処方を設定した例であり、高温安定性が劣っていた。
本発明に係る水中油型乳化組成物は、美白効果に優れ、かつ経時安定性および使用性が良好な皮膚外用剤として用いるのに適用される。

Claims (2)

  1. 下記(A)〜(E)成分を含み、かつ、下記条件(i)〜(iv)を満足する、水中油型乳化組成物。
    (A)成分: 下記一般式(I)で示されるアルコキシサリチル酸またはその塩。
    Figure 2005132806

    (式(I)中、Rはアルキル基を示す)。
    (B)成分: 下記一般式(II)で表される長鎖アシルスルホン酸塩型陰イオン性界面活性剤。
    CO−a−(CHSO (II)
    (式(II)中、RCO−は平均炭素原子数10〜22の飽和または不飽和の脂肪酸残基(アシル基)を示し;aは−O−または−NR−(ただし、Rは水素原子、または炭素原子数1〜3のアルキル基を示す)を示し;Mは水素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウムまたは有機アミン類を示し;nは1〜3の整数を示す)。
    (C)成分: 高級脂肪族アルコール。
    (D)成分: 水。
    (E)成分: 油分。
    条件(i): (B)成分と(C)成分と(D)成分とでゲルを形成し、形成されるゲルの転移温度が60℃以上である。
    条件(ii): 上記ゲルを形成する(B)成分の配合量が、水中油型乳化組成物全量に対して0.1質量%以上1.0質量%未満である。
    条件(iii): 上記ゲルを形成する(B)成分と(C)成分の配合量のモル比が1:3である。
    条件(iv):ゲルの形成に関与しない過剰の(C)成分または両親媒性物質を含有し、その配合量が水中油型乳化組成物全量に対して0.5〜10質量%である。
  2. クリーム状または乳液状皮膚外用剤である、請求項1記載の水中油型乳化組成物。
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