JP2005132045A - 画像形成装置および電力削減量算出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 省電力モードでどれくらいの電力が削減できたかを明確にし、利用者が省電力モードによる電力削減の効果をはっきりわかる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 省電力モードを備えた画像形成装置において、制御部1は、通常電力モード時、タイマ7により所定単位時間を計時して、その所定単位時間当たりの単位消費電力を電力検出部6により測定しておき、省電力モードに入ると、その間に消費された省電力モード消費電力を電力検出部6により測定するとともに、タイマ7により計時した省電力モードに入っていた時間と前記単位消費電力から通常電力モードであった場合の通常電力モード消費電力を算出し、その通常電力モード消費電力と前記省電力モード消費電力との差を省電力モードによる電力削減値として算出する構成にした。
【選択図】 図1
【解決手段】 省電力モードを備えた画像形成装置において、制御部1は、通常電力モード時、タイマ7により所定単位時間を計時して、その所定単位時間当たりの単位消費電力を電力検出部6により測定しておき、省電力モードに入ると、その間に消費された省電力モード消費電力を電力検出部6により測定するとともに、タイマ7により計時した省電力モードに入っていた時間と前記単位消費電力から通常電力モードであった場合の通常電力モード消費電力を算出し、その通常電力モード消費電力と前記省電力モード消費電力との差を省電力モードによる電力削減値として算出する構成にした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置など画像形成装置に係り、特に、所定時間印刷を行なわなかったようなときに自動的に消費電力を落とす省電力モード機能を備えた画像形成装置に関する。
近年、オフィスや家庭における省エネルギー化が叫ばれるようになり、各メーカーから提供されているプリンタなども省電力化が実施されている。例えば、電子写真方式の画像形成装置などにおいては、所定時間印刷を行なわなかった場合、画像形成部やトナーを記録紙に定着させる定着手段への電力供給を切ったりする。
また、特許文献においても各種省電力化技術が提供されている。例えば特許文献1記載の従来技術では、省電力化のために最大に供給可能な電力を設定し、装置に入力するACライン電圧およびACライン電流を測定することにより、最大に供給可能な電力を制御する。
また、特許文献2記載の従来技術では、プリンタに接続されているパーソナルコンピュータの稼働状況によってプリンタの省電力のレベルを数段階で切り替える。
また、特許文献3記載の従来技術では、画像形成装置において、前記したような省電力を行なうとともに、省電力モードから復帰する際、装置の状態に応じて復帰後の画像濃度を制御する。例えば復帰する際、トナーを記録紙に定着させる定着手段の温度が所定温度以上であるならば濃度制御手段が動作しないようにする。
また、特許文献4記載の従来技術では、電源装置に電力検知手段を設け、総消費電力が規定内に収まるように制御する。
特開平10−301442号公報
特開2001−205897公報
特開2001−235912公報
特開2002−221878公報
また、特許文献においても各種省電力化技術が提供されている。例えば特許文献1記載の従来技術では、省電力化のために最大に供給可能な電力を設定し、装置に入力するACライン電圧およびACライン電流を測定することにより、最大に供給可能な電力を制御する。
また、特許文献2記載の従来技術では、プリンタに接続されているパーソナルコンピュータの稼働状況によってプリンタの省電力のレベルを数段階で切り替える。
また、特許文献3記載の従来技術では、画像形成装置において、前記したような省電力を行なうとともに、省電力モードから復帰する際、装置の状態に応じて復帰後の画像濃度を制御する。例えば復帰する際、トナーを記録紙に定着させる定着手段の温度が所定温度以上であるならば濃度制御手段が動作しないようにする。
また、特許文献4記載の従来技術では、電源装置に電力検知手段を設け、総消費電力が規定内に収まるように制御する。
しかしながら、前記した従来技術ではいずれも、実際にどれくらいの省電力効果があったのかわからず、そのため、利用者の省電力意欲が促進されないという問題があった。
本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決しようとするものであり、具体的には、省電力モードでどれくらいの電力が削減できたかを明確にし、利用者が省電力モードによる電力削減の効果をはっきりわかる画像形成装置を提供することにある。
本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決しようとするものであり、具体的には、省電力モードでどれくらいの電力が削減できたかを明確にし、利用者が省電力モードによる電力削減の効果をはっきりわかる画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、省電力モードを備えた画像形成装置において、省電力モードに入っていた間に消費された省電力モード消費電力を測定する消費電力測定手段を備えた。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、請求項1記載の画像形成装置において、前記消費電力測定手段は、前記省電力モードに入っていた時間と同じ時間通常電力モードを消費した場合の消費電力を測定可能とした。
また、請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記通常電力モード消費電力と省電力モード消費電力との差を省電力モードによる電力削減値として、その電力削減値を印刷または表示する構成にした。
また、請求項4記載の発明では、省電力モードを備えた画像形成装置において、省電力モードによる電力削減値を所定の期間積み上げて記録する記録手段を備えた。
また、請求項5記載の発明では、請求項4記載の発明において、前記電力削減値を印刷または表示する構成にした。
また、請求項6記載の発明では、省電力モードによる電力削減量を算出する電力削減量算出方法において、通常電力モード時の所定単位時間当たりの単位消費電力量をあらかじめ測定しておき、省電力モードに入ると、そのとき省電力モードに入っていた省電力モード時間とそのときの省電力モード消費電力を測定し、前記単位消費電力量とその省電力モード時間から、省電力モードに入っていた時間が通常電力モードであった場合の通常電力モード消費電力を算出し、その通常電力モード消費電力から前記省電力モード消費電力を減じることにより省電力モードによる電力削減量を算出する構成にした。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、請求項1記載の画像形成装置において、前記消費電力測定手段は、前記省電力モードに入っていた時間と同じ時間通常電力モードを消費した場合の消費電力を測定可能とした。
また、請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記通常電力モード消費電力と省電力モード消費電力との差を省電力モードによる電力削減値として、その電力削減値を印刷または表示する構成にした。
また、請求項4記載の発明では、省電力モードを備えた画像形成装置において、省電力モードによる電力削減値を所定の期間積み上げて記録する記録手段を備えた。
また、請求項5記載の発明では、請求項4記載の発明において、前記電力削減値を印刷または表示する構成にした。
また、請求項6記載の発明では、省電力モードによる電力削減量を算出する電力削減量算出方法において、通常電力モード時の所定単位時間当たりの単位消費電力量をあらかじめ測定しておき、省電力モードに入ると、そのとき省電力モードに入っていた省電力モード時間とそのときの省電力モード消費電力を測定し、前記単位消費電力量とその省電力モード時間から、省電力モードに入っていた時間が通常電力モードであった場合の通常電力モード消費電力を算出し、その通常電力モード消費電力から前記省電力モード消費電力を減じることにより省電力モードによる電力削減量を算出する構成にした。
本発明によれば、請求項1記載の発明では、省電力モードを備えた画像形成装置において、省電力モードに入っていた間に消費された省電力モード消費電力を測定できるので、省電力モードでどれくらいの電力が削減できたかを明確にでき、したがって、利用者は省電力モードによる電力削減の効果をはっきり知ることができる。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、省電力モードに入っていた時間が通常電力モードであった場合の通常電力モード消費電力を測定できるので、同条件で2つの電力モードの差を求めることができ、したがって、省電力モードでどれくらいの電力が削減できたかを正確に算出できる。
また、請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記通常電力モード消費電力と省電力モード消費電力との差を省電力モードによる電力削減値として、その電力削減値を印刷または表示でいるので、利用者は正確な電力削減値を容易に知ることができる。
また、請求項4記載の発明では、省電力モードを備えた画像形成装置において、省電力モードによる電力削減値を所定の期間積み上げて記録できるので、その期間の省電力モードによる電力削減値を明確にできる。
また、請求項5記載の発明では、請求項4記載の発明において、前記電力削減値を印刷または表示できるので、利用者は所定の期間の省電力モードによる電力削減値を容易に知ることができる。
また、請求項6記載の発明では、通常電力モード時の所定単位時間当たりの単位消費電力量をあらかじめ測定しておき、省電力モードに入ると、そのとき省電力モードに入っていた省電力モード時間とそのときの省電力モード消費電力を測定し、前記単位消費電力量とその省電力モード時間から、省電力モードに入っていた時間が通常電力モードであった場合の通常電力モード消費電力を算出し、その通常電力モード消費電力から前記省電力モード消費電力を減じることにより省電力モードによる電力削減量を算出することができるので、利用者は省電力モードによる電力削減の効果をはっきり知ることができる。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、省電力モードに入っていた時間が通常電力モードであった場合の通常電力モード消費電力を測定できるので、同条件で2つの電力モードの差を求めることができ、したがって、省電力モードでどれくらいの電力が削減できたかを正確に算出できる。
また、請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記通常電力モード消費電力と省電力モード消費電力との差を省電力モードによる電力削減値として、その電力削減値を印刷または表示でいるので、利用者は正確な電力削減値を容易に知ることができる。
また、請求項4記載の発明では、省電力モードを備えた画像形成装置において、省電力モードによる電力削減値を所定の期間積み上げて記録できるので、その期間の省電力モードによる電力削減値を明確にできる。
また、請求項5記載の発明では、請求項4記載の発明において、前記電力削減値を印刷または表示できるので、利用者は所定の期間の省電力モードによる電力削減値を容易に知ることができる。
また、請求項6記載の発明では、通常電力モード時の所定単位時間当たりの単位消費電力量をあらかじめ測定しておき、省電力モードに入ると、そのとき省電力モードに入っていた省電力モード時間とそのときの省電力モード消費電力を測定し、前記単位消費電力量とその省電力モード時間から、省電力モードに入っていた時間が通常電力モードであった場合の通常電力モード消費電力を算出し、その通常電力モード消費電力から前記省電力モード消費電力を減じることにより省電力モードによる電力削減量を算出することができるので、利用者は省電力モードによる電力削減の効果をはっきり知ることができる。
以下、図面により、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対位置などは特定的な記載がない限りこの説明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の一実施形態を示す画像形成装置の構成ブロック図である。
これはプリンタとして示した実施形態の構成であり、図示したように、この画像形成装置は、この装置全体を制御する制御部1、その制御部1により制御され、記録紙上に文字や画像を印刷する画像形成部2、操作部3、表示部4、およびホスト装置から送られてくる印刷データなどを受け取るインタフェース部5、この画像形成装置で消費される電力を測定するために電流値および電圧値を検出する電力検出部6などを備え、制御部1内には時間を計測するタイマ7を備える。
前記において、電力検出部6はこの画像形成装置の電源部に入力される電流値を検出する電流値検出手段と電圧値を検出する電圧値検出手段から成る。なお、制御部1はプログラムやデータを記憶するROMおよびRAM、そのプログラムに従って動作するCPUなどを備えている。また、この実施形態では、請求項1記載の消費電力測定手段が制御部1および電力検出部6により実現される。以下、各実施例について説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す画像形成装置の構成ブロック図である。
これはプリンタとして示した実施形態の構成であり、図示したように、この画像形成装置は、この装置全体を制御する制御部1、その制御部1により制御され、記録紙上に文字や画像を印刷する画像形成部2、操作部3、表示部4、およびホスト装置から送られてくる印刷データなどを受け取るインタフェース部5、この画像形成装置で消費される電力を測定するために電流値および電圧値を検出する電力検出部6などを備え、制御部1内には時間を計測するタイマ7を備える。
前記において、電力検出部6はこの画像形成装置の電源部に入力される電流値を検出する電流値検出手段と電圧値を検出する電圧値検出手段から成る。なお、制御部1はプログラムやデータを記憶するROMおよびRAM、そのプログラムに従って動作するCPUなどを備えている。また、この実施形態では、請求項1記載の消費電力測定手段が制御部1および電力検出部6により実現される。以下、各実施例について説明する。
図2は、この実施例の動作フローを示すフロー図である。以下、図2にしたがってこの実施例の動作を説明する。
この実施例では、まず、例えばこの画像形成装置に電源が投入された直後の、電力がすべての箇所に供給されている通常電力モードにあるときにおける単位時間当たりの消費電力を測定しておく。そのため、そのような通常電力モード時(S1)、制御部1は制御部1内に備えているタイマ7に所定の単位時間(例えば1分)を設定してその単位時間の計測を開始させる(S2)。同時に、制御部1は電力測定を開始する(S3)。例えば制御部1は5秒ごとに電流値検出手段により電流値を入力し、電圧値検出手段により電圧値を入力し、それらから5秒間ごとの電力値を求めるのである。
こうして、所定の単位時間が経過すると、タイマ7は計測を停止し(S4)、制御部1内のCPUに対して割り込みを発生させる。これにより、制御部1は電力測定を終らせ(S5)、例えば5秒間ごとに求めた電力値を加え、それを通常電力モード時の所定の単位時間当たりの消費電力値Aとする(S6)。
このとき、電力モードは通常電力モードであるが(S7)、その後、この画像形成装置が省電力モードに入る信号をトリガにして、制御部1は省電力モード時間を測定するためにタイマ7をスタートさせる(S8)。同時に、制御部1は電力測定を開始する(S9)。例えば5秒間ごとに電流値検出手段により電流値を入力し、電圧値検出手段により電圧値を入力し、それらから5秒間ごとの電力値を求めるのである。このような測定を行ないながら、この画像形成装置は省電力モードを続ける(S10)。
この実施例では、まず、例えばこの画像形成装置に電源が投入された直後の、電力がすべての箇所に供給されている通常電力モードにあるときにおける単位時間当たりの消費電力を測定しておく。そのため、そのような通常電力モード時(S1)、制御部1は制御部1内に備えているタイマ7に所定の単位時間(例えば1分)を設定してその単位時間の計測を開始させる(S2)。同時に、制御部1は電力測定を開始する(S3)。例えば制御部1は5秒ごとに電流値検出手段により電流値を入力し、電圧値検出手段により電圧値を入力し、それらから5秒間ごとの電力値を求めるのである。
こうして、所定の単位時間が経過すると、タイマ7は計測を停止し(S4)、制御部1内のCPUに対して割り込みを発生させる。これにより、制御部1は電力測定を終らせ(S5)、例えば5秒間ごとに求めた電力値を加え、それを通常電力モード時の所定の単位時間当たりの消費電力値Aとする(S6)。
このとき、電力モードは通常電力モードであるが(S7)、その後、この画像形成装置が省電力モードに入る信号をトリガにして、制御部1は省電力モード時間を測定するためにタイマ7をスタートさせる(S8)。同時に、制御部1は電力測定を開始する(S9)。例えば5秒間ごとに電流値検出手段により電流値を入力し、電圧値検出手段により電圧値を入力し、それらから5秒間ごとの電力値を求めるのである。このような測定を行ないながら、この画像形成装置は省電力モードを続ける(S10)。
その後、例えばホスト装置からデータを受信したりして、省電力モードから復帰させる条件が生起すると、制御部1はタイマ7をストップさせるとともに(S11)、電力測定を終了させる(S12)。こうして、通常電力モードに入る(S13)。
続いて、制御部1は例えば5秒間ごとに求めた電力値を加えて省電力モード時の消費電力(1)を求めるとともに、タイマ7から省電力モードにあった時間を取得する(S14)。さらに、省電力モードに入っていた間、もしも通常電力モードであった場合の消費電力を算出するために、既に測定してある通常電力モードにおける単位時間当たりの消費電力Aを取得し、省電力モードに入っていた時間当たりの値に換算し(例えば、単位時間が1分の場合、3分間省電力モードに入っていたら3倍にする)、省電力モードの間が通常電力モードだった場合の消費電力(2)を求める(S15)。
次に、消費電力値(2)と消費電力値(1)の差を算出し、これを省電力モードに入ったことによる電力削減値(3)とし(S16)、その値を操作パネル上の表示部4に表示する(S17)。あるいは、その値を画像形成部2により印刷する。
こうして、この実施例によれば、省電力モードでどれくらいの電力が削減できたかが明確にされるので、利用者は省電力モードによる電力削減の効果をはっきり知ることができる。
続いて、制御部1は例えば5秒間ごとに求めた電力値を加えて省電力モード時の消費電力(1)を求めるとともに、タイマ7から省電力モードにあった時間を取得する(S14)。さらに、省電力モードに入っていた間、もしも通常電力モードであった場合の消費電力を算出するために、既に測定してある通常電力モードにおける単位時間当たりの消費電力Aを取得し、省電力モードに入っていた時間当たりの値に換算し(例えば、単位時間が1分の場合、3分間省電力モードに入っていたら3倍にする)、省電力モードの間が通常電力モードだった場合の消費電力(2)を求める(S15)。
次に、消費電力値(2)と消費電力値(1)の差を算出し、これを省電力モードに入ったことによる電力削減値(3)とし(S16)、その値を操作パネル上の表示部4に表示する(S17)。あるいは、その値を画像形成部2により印刷する。
こうして、この実施例によれば、省電力モードでどれくらいの電力が削減できたかが明確にされるので、利用者は省電力モードによる電力削減の効果をはっきり知ることができる。
この実施例では、省電力モードによる電力削減値を所定の期間積み上げて記録する。図3に、この実施例の動作フローを示す。以下、図3に従って、この動作フローを説明する。
この実施例では、請求項4記載の記録手段として制御部1内に不揮発性メモリを備え、実施例1において算出された電力削減値(3)をその不揮発性メモリに格納する(この電力削減値を(3)’とする)(S21)。そして、その後、再び省電力モードに入って電力削減値(3)が算出されたとき(S22)、制御部1は不揮発性メモリに格納されている電力削減値(3)’を読み出し、新たに算出された電力削減値(3)に電力削減値(3)’を加え(S23)、その和を新たな電力削減値(3)’として再び不揮発性メモリに格納する(S24)。
以下、所定の期間が経過して割り込みが発生するまでの間(S25でNo)、ステップS21〜S25を繰り返し、省電力モードによる電力削減値を積み上げる。なお、電力削減値を積み上げる前記所定の期間は、制御部1が表示部4にメッセージを表示して、操作部3により利用者に入力させる。また、タイマ7によりその所定の期間を計時させる。
その後、その所定の期間が終了し、割り込みが発生すると(S25でYes)、制御部1は不揮発性メモリから積み上げられた電力削減値を読み出し(S26)、この電力削減値を印刷する(S27)。あるいは表示させる。そして、例えば印刷後は不揮発性メモリ内のデータ(電力削減値)をクリアして(S28)初期状態に戻る(S29)。
こうして、この実施例によれば、省電力モードによる電力削減値を1日ごと、1ヶ月ごとというように所定の期間積み上げて記録できるので、その期間の省電力モードによる電力削減値を明確にすることが可能になるし、所定の期間に削減できた電力値をその期間が終了したときに自動的に印刷または表示する構成では、利用者は手を煩わせずにその期間の省電力モードによる電力削減値を知ることができる。
この実施例では、請求項4記載の記録手段として制御部1内に不揮発性メモリを備え、実施例1において算出された電力削減値(3)をその不揮発性メモリに格納する(この電力削減値を(3)’とする)(S21)。そして、その後、再び省電力モードに入って電力削減値(3)が算出されたとき(S22)、制御部1は不揮発性メモリに格納されている電力削減値(3)’を読み出し、新たに算出された電力削減値(3)に電力削減値(3)’を加え(S23)、その和を新たな電力削減値(3)’として再び不揮発性メモリに格納する(S24)。
以下、所定の期間が経過して割り込みが発生するまでの間(S25でNo)、ステップS21〜S25を繰り返し、省電力モードによる電力削減値を積み上げる。なお、電力削減値を積み上げる前記所定の期間は、制御部1が表示部4にメッセージを表示して、操作部3により利用者に入力させる。また、タイマ7によりその所定の期間を計時させる。
その後、その所定の期間が終了し、割り込みが発生すると(S25でYes)、制御部1は不揮発性メモリから積み上げられた電力削減値を読み出し(S26)、この電力削減値を印刷する(S27)。あるいは表示させる。そして、例えば印刷後は不揮発性メモリ内のデータ(電力削減値)をクリアして(S28)初期状態に戻る(S29)。
こうして、この実施例によれば、省電力モードによる電力削減値を1日ごと、1ヶ月ごとというように所定の期間積み上げて記録できるので、その期間の省電力モードによる電力削減値を明確にすることが可能になるし、所定の期間に削減できた電力値をその期間が終了したときに自動的に印刷または表示する構成では、利用者は手を煩わせずにその期間の省電力モードによる電力削減値を知ることができる。
1 制御部
2 画像形成部
3 操作部
4 表示部
6 電力検出部
7 タイマ
2 画像形成部
3 操作部
4 表示部
6 電力検出部
7 タイマ
Claims (6)
- 省電力モードを備えた画像形成装置において、前記省電力モードに入っていた間に消費された省電力モード消費電力を測定する消費電力測定手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1記載の画像形成装置において、前記消費電力測定手段は、前記省電力モードに入っていた時間と同じ時間通常電力モードを消費した場合の消費電力を測定可能としたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2記載の画像形成装置において、前記通常電力モード消費電力と省電力モード消費電力との差を省電力モードによる電力削減値として、その電力削減値を印刷または表示する構成にしたことを特徴とする画像形成装置。
- 省電力モードを備えた画像形成装置において、前記省電力モードによる電力削減値を所定の期間積み上げて記録する記録手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4記載の画像形成装置において、前記電力削減値を印刷または表示する構成にしたことを特徴とする画像形成装置。
- 省電力モードによる電力削減量を算出する電力削減量算出方法において、通常電力モード時の所定単位時間当たりの単位消費電力量をあらかじめ測定しておき、省電力モードに入ると、そのとき省電力モードに入っていた省電力モード時間とそのときの省電力モード消費電力を測定し、前記単位消費電力量とその省電力モード時間から、省電力モードに入っていた時間が通常電力モードであった場合の通常電力モード消費電力を算出し、その通常電力モード消費電力から前記省電力モード消費電力を減じることにより省電力モードによる電力削減量を算出することを特徴とする電力削減量算出方法。
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- 2003-10-31 JP JP2003373037A patent/JP2005132045A/ja active Pending
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