JP2005131993A - シート貼付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルムシートを機器の表面の所定位置に気泡や皺等を発生させずに適正に貼り付けることができるシート貼付け装置を提供する。
【解決手段】シリンダ穴2aには、ピストン3aが深さ方向へ往復移動自在に嵌装されている。このシリンダ穴2aにはその側壁部に形成された通気路4の一端が開口された通気口4aが形成されている。また、ピストン3aには通気管5が形成され、その一端部を分岐させた支管5aが上端面3a1に開口されて通気口5bが形成されている。通気管5を介して真空吸引することにより偏光シートPsをピストン上端面3a1に吸着保持し、通気路4を介して真空吸引することによりピストン3aを上昇させ、シリンダ穴2aの開口部に載置されている液晶表示パネルLpに偏光シートPsを圧着させて貼り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、フィルムシートを機器の平坦な表面に貼り付けるシート貼付け装置に関するものである。
従来、偏光シートのような薄肉光学シートを液晶表示パネル等の光学機器の平坦な表面に貼り付ける装置としては、特許文献1に示すようなシート貼付け装置が用いられている。この従来の偏光シート貼付け装置は、偏光シートとこれを貼り付ける液晶表示パネルの双方を、それぞれ、貼付け位置に向けてベルト搬送し、その貼付け位置において、偏光シートを離型紙から剥がして接着糊層を露出させると同時にその剥がした先端からベルト搬送されてくる液晶表示パネルの所定位置にローラ等で押圧しつつ貼着するものである。
上述のシート貼付け装置による場合、搬送される液晶表示パネルに対して偏光シートを離型紙が剥がされ接着糊が剥き出しになった先端部から徐々に押圧貼着して行くため、その先端面から接着糊が食み出したり、また、貼り始めの偏光シートの先端部と液晶表示パネル表面間に気泡が発生し易く、薄肉の偏光シートを液晶表示パネルの規定位置に皺等を生じさせずズレなく正確に貼り付けることは極めて難しい。
特開平8−50290号公報
本発明の課題は、フィルムシートを機器の表面の規定位置に気泡や皺等を発生させずズレ無く正確且つ容易に貼り付けることができるシート貼付け装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明のシート貼付け装置は、フィルムシートが貼り付けられる貼付け対象機器の平坦な表面をその周縁で支持する機器載置面と、前記貼付け対象機器の前記フィルムシートが貼り付けられる位置に対応する領域に形成された開口と、前記開口の内部に連通する通気路とが形成されたシリンダ部と、前記シリンダ部の機器載置面に平行な前記フィルムシートが載置されるフィルムシート載置面を有し、前記シリンダ部の開口の内部に前記機器載置面と垂直な方向へ往復移動自在に設置されたピストンと、前記ピストンのフィルムシート載置面に載置されたフィルムシートを着脱自在に保持するシート保持手段と、前記シリンダ部の前記機器載置面に載置された機器と、前記ビストンのフィルムシート載置面との間の前記開口の内部空間に、前記通気路を介して気体を送入或いは排出する気体送給制御手段とを有し、前記内部空間内と外部との気圧の差により前記ピストンを往復移動させて前記フィルムシートを前記貼付け対象機器の平坦な外面に貼り付けることを特徴とするものである。
本発明のシート貼付け装置によれば、真空雰囲気中においてフィルムシート全体を貼付け対象機器の平坦な表面に同時に圧接させて貼着するから、フィルムシートを機器表面に対し全体にわたり一様に押圧して皺や気泡を発生させることなく規定位置にズレなく正確且つ容易に貼り付けることが可能となる。
本発明のシート貼付け装置においては、フィルムシートをピストンに保持するシート保持手段を、ピストンのフィルムシート載置面に設けた通気口を介して吸気し、載置されているフィルムシートを吸着する真空吸着手段とすることが好ましく、これにより、フィルムシートを容易に着脱することができ、シート貼付け作業能率が向上する。
また、本発明のシート貼付け装置には、更に、シリンダ部の機器載置面に載置された貼付け対象機器の位置を撮像し、この撮像データに基づき前記貼付け対象機器の位置の検出を行う、第1撮像位置決め手段を設置することが好ましく、これにより、貼付け対象機器を機器載置面の規定位置に容易且つ正確に位置決めすることができる。
さらに、本発明のシート貼付け装置には、ピストンのフィルムシート載置面に載置されたフィルムシートの位置を撮像し、この撮像データに基づき前記フィルムシートの位置の検出を行う、第2撮像位置決め手段を更に設置することが好ましく、これにより、フィルムシートをテーブル上の規定位置に容易且つ正確に位置決めすることができるとともに、上記第1撮像位置決め手段と組み合わせれば、外形を基準とした機械的位置決め方法に比べてフィルムシートをより正確に貼付け対象機器の規定位置に貼着することができる。
また更に、本発明のシート貼付け装置は、シリンダ部とピストンと、シート保持手段、及び気体送給制御手段からなる貼付けユニットを複数セット配設したインデックステーブルを回転自在に設け、このインデックステーブルの回転により、それぞれの貼付けユニットを、フィルムシートが載置されるシート載置位置、貼付け対象機器が載置される機器載置位置、フィルムシートが貼付け対象機器に貼り付けられる貼付け位置、及びフィルムシートが貼り付けられた機器が搬出される搬出位置へ、順次移動させる構成とすることが好ましく、これにより、機器にフィルムシートを貼り付ける作業能率が格段に向上される。
加えて、本発明のシート貼付け装置は、偏光シートを液晶表示パネルに貼り付ける装置として好適であり、この場合、偏光シートを液晶表示パネルの所定位置に正確に且つ皺や気泡のない適正な状態で効率良く貼り付けることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての偏光シート貼付け装置を配備した液晶表示パネルの偏光シート貼付けヤードの構成を示す平面図で、図2はその偏光シート貼付け装置の要部を示すII−II線断面図である。
図1において、円柱状のインデックステーブル1が中心軸Oの周りに矢印Rで示す反時計回り方向へ回転可能に支持されており、その円形をなすテーブル面には、4個の貼付けユニットU1〜U4が円周を4等分する位置にそれぞれ配設されている。即ち、4個の貼付けユニットU1〜U4の互いに隣り合うもの同士の中心角が90°をなすように中心軸Oの周りに均等に配設されている。
各貼付けユニットU1〜U4は、液晶表示パネルをその周縁部で支持するためのテーブル面と、前記液晶表示パネルに貼り付けられる偏光板シートの位置に対応する前記テーブル面の領域に四角柱状の開口からなるシリンダ穴2a〜2dが形成されたシリンダ部が設けられ、そのシリンダ部の内部にこれより一回り小さい四角柱状のピストン3a〜3dをそれぞれ深さ方向へ往復移動自在に嵌装してなる。これら各貼付けユニットU1〜U4は、全て同一に構成されている。したがって、そのうちの貼付けユニットU1の構成を図2に基づき説明し、他の貼付けユニットU2〜U4の説明は省略する。
図2において、シリンダ穴2aの内側壁におけるテーブル上面1aに近い位置には、通気路4の通気口4aが開口されている。この通気路4は、シリンダ穴2aに対し送気と排気の双方を行うためのものであり、他方の端部はインデックステーブル1の中央部に設けられているバキュウーム装置Av(図1参照)に連通接続されている。
シリンダ穴2aの開口2a1とその周縁面周縁面1a1には、貼付け対象機器である液晶表示パネルLpが載置される。すなわち、シリンダ穴2aを完全に覆い塞ぐ配置で液晶表示パネルLpがシリンダ穴2aの周縁面1a1上に載置される。したがって、シリンダ穴2aの開口とその周縁面1a1がパネル載置面となる。
一方、各ピストンは、前記シリンダ部の機器載置面と平行に配置され、前記フィルムシートが載置される、フィルムシート載置面を有し、前記シリンダ部の開口の内部に前記機器載置面と垂直な方向へ往復移動自在に設置されている。前記各ピストン3aには、それぞれ、通気管5が形成されている。通気管5の一端側は、4本の支管5aに分岐され、各支管5aはそれぞれピストン3aの上端面3a1において均等な配置で開口され、4個の通気口5bが形成されている。この4個の通気口5bが形成されているピストン上端面3a1は、偏光シートPsが載置されるシート載置面となる。この通気管5の他端側は、上記バキュウーム装置Avに連通接続されている。
また、ピストン3aには、その上端側部分を所定長にわたって他の部分よりも短径に形成し、段差gが形成されている。そして、段差gの下側に、溝6がピストン3aの全周にわたり形成されている。この溝6には、シールバンド7が嵌入されている。このシールバンド7は、ピストン3aとシリンダ穴2aの各側面間のクリアランスcをシールするために設けられている。他の3個の貼付けユニットU2〜U4も、上記貼付けユニットU1と同一に形成されている。
図1に戻って説明すると、上述のように構成された偏光シート貼付け装置においては、インデックステーブル1の回転とともに各貼付けユニットU1〜U4が移動し、インデックステーブル1は90°回転する度に停止する。したがって、各貼付けユニットU1〜U4の停止位置は中心O(インデックステーブル1の回転中心)の円周を4当分した位置となる。これら4箇所の停止位置を、インデックステーブル1の回転方向に沿って順に、偏光シートを載置するシート載置位置A、液晶表示パネルを載置するパネル載置位置B、偏光シートを液晶表示パネルに貼り付ける貼付け位置C、及び貼付け完了品を取り出す取り出し位置Dに、それぞれ設定してある。
シート載置位置Aの上方には、一対の第1カメラ8、8が設置されている。これら一対の第1カメラ8、8は、シート載置位置Aに位置する貼付けユニットのシート載置面に載置される偏光シートの4コーナーのうちのインデックステーブル中心O側(以下、内側という)の2コーナーにおけるビューエリア外側に設けられているアライメントマークを撮像するために設けられており、したがって、その内側2コーナー部がそれぞれ位置する各エリアの上方に設置されている。
また、次順のパネル載置位置Bの上方にも、一対の第2カメラ9、9が設置されている。これら一対の第2カメラ9、9は、各貼付けユニットのパネル載置面に載置される液晶表示パネルの4コーナーのうちの内側2コーナーにおけるビューエリア外側に設けられているアライメントマークを撮像するために設けられており、したがって、その2コーナー部がそれぞれ位置する各エリアの上方に設置されている。
そして、偏光シートの搬入ベルト(以下、シート搬入ベルトという)10、液晶表示パネルの搬入ベルト(以下、パネル搬入ベルトという)11及び偏光シートが貼り付けられた液晶表示パネルの搬出ベルト12が、それぞれ、インデックステーブル1周辺の所定位置に各先端部を延在させて互いに平行に配設されている。
次に、上述のように構成された偏光シート貼付けヤードにおいて実施される動作フローについて、図3及び図4に基づき説明する。
まず、シート搬入ベルト10により搬送されてきた偏光シートPsを、図示しないバキュームリフト等の移載手段により、シート載置位置Aに停止している例えば貼付けユニットU1のシート載置面つまりピストン上端面3a1上の所定位置に、載置する。このとき、搬送されてくる偏光シートPsには片面に接着糊(不図示)が塗布されその上に離型紙(不図示)が被着されており、偏光シートPsはその離型紙被着面を移載手段により吸着保持されたままシート載置面上に離型紙被着面を上にして載置される。そして、第1カメラ8、8により載置された偏光シートPsの内側2コーナー部のアライメントマークを撮像し、この撮像データに基づき図示しない制御機構により移載手段の動作が制御され、偏光シートPsがシート載置面上の規定位置に正確に載置される。この後、図3(a)に示すように、通気管5を介してバキュウーム装置Av(図1参照)により吸気し、偏光シートPsを上記シート載置面上の規定位置に吸着保持し、この状態のまま移載手段を上昇退避させる。これにより、離型紙が移載手段に保持されたまま偏光シートPsから除去され、その面に塗布されていた接着糊が露出する。
次に、インデックステーブル1を矢印Rの方向に90°回転させて停止させ、偏光シートPsがシート載置面上に吸着保持された貼付けユニットU1をパネル搭載位置Bに位置させる。この貼付けユニットU1のパネル載置面つまりシリンダ穴開口2a1とその縁端面1a1にわたる所定のエリアに、パネル搬入ベルト11により搬送されてきている液晶表示パネルLpを図示しない移載手段により載置する。このとき、液晶表示パネルLpはその偏光シートが貼着される基板外面をシリンダ穴2a内に向けて載置される。そして、第2カメラ9、9により液晶表示パネルLpの内側2コーナー部のアライメントマークを撮像し、この撮像データに基づき図示しない制御機構により移載手段の動作が制御され、図3(b)に示すように液晶表示パネルLpがパネル載置面上の規定位置に正確に載置される。なお、このパネル載置動作に併行して、シート載置位置Aにおいては、貼付けユニットU1に替わり位置している次順の貼付けユニットU2(図1参照)に新たな偏光シートPsが同様の動作で載置される。
次いで、インデックステーブル1を更に90°回転して停止させ、偏光シートPsと液晶表示パネルLpが共に各載置面の規定位置に載置されている貼付けユニットU1を貼付け位置Cに位置させる。この後、バキュウーム装置Av(図1参照)により、図3(c)に示すように、通気路4を介してシリンダ穴2a内のピントン3aより上の空間(以下、上部空間という)の空気を排出し真空化する。これにより、ピントン3aがその上下空間の気圧差に基づく圧力つまり負圧力により上昇し、ピントン上端面3a1上に載置されている偏光シートPsの接着糊露出面を液晶表示パネルLpの平坦な基板外面に圧着させる。これにより、液晶表示パネルLpの基板外面の規定位置に偏光シートPsが接着糊を介して貼着される。このとき、偏光シートPsは、真空雰囲気中においてシート全体が液晶表示パネルLpの平坦な基板外面に対し同時に一様圧着されるから、圧着時にずれたり気泡や皺を発生させることなく全体にわたり平坦に貼り付けられる。
また、偏光シートPsと液晶表示パネルLpは、各載置面に対し各々のアライメントマーク(ビューエリア)を基準として第1カメラ8及び第2カメラ9による画像認識によりそれぞれ位置決めされて貼付けられる。したがって、偏光シートPsと液晶表示パネルLpは貼り付ける前にビューエリアに対する位置ズレが略解消されており、基板の切断端面等の外形を基準としたメカアライメント方式に比べて、偏光シートを液晶表示パネルのビューエリアを基準とする規定位置により正確に貼り付けることができる。
偏光シートPsの貼着が終了したら、図3(d)に示すように、通気路4及び通気管5を介してシリンダ穴2aの上部空間を大気開放し空気を送入する。これにより、偏光シートPsの吸着保持状態が解除されてピストン3aが図3(a)に示す元の偏光シートPsの載置を待機する位置に下降する。以上で、偏光シートPsの貼付けが完了する。なお、このシート貼付け動作に併行して、シート載置位置Aにおいては次順の貼付けユニットに新たな偏光シートPsが、パネル載置位置Bにおいては次順の貼付けユニットに新たな液晶表示パネルLpが、それぞれ同様の動作で載置される。
次に、インデックステーブル1をまた更に90°回転して停止させ、偏光シートPsの貼付けが完了した液晶表示パネルLpを貼付けユニットU1のパネル載置面に載置された状態で取り出し位置Dに位置させる。この後、図示しない移載手段により、偏光シートPsが貼り付けられた液晶表示パネルLpを搬出ベルト12上に移載する。移載された液晶表示パネルLpは、搬出ベルト12により次順の工程に向けて搬出される。なお、この液晶表示パネルLpの取り出し動作に併行して、シート載置位置Aにおいては次順の貼付けユニットに新たな偏光シートPsが、パネル載置位置Bにおいては次順の貼付けユニットに新たな液晶表示パネルLpが、それぞれ同様の動作で載置され、シート貼付け位置Cでは、次順の貼付けユニットにより新たな液晶表示パネルLpに新たな偏光シートPsが貼り付けられる。
以上のように、本実施形態の偏光板貼付けヤードによれば、偏光シートPsと液晶表示パネルLpをそれぞれの載置面に載置する際に共にカメラによる撮像データに基づき載置位置を正規の位置に位置決めし、且つ、偏光シートPsを真空雰囲気中においてその全体をピストン3を挟む上下空間の気圧差つまり負圧を用いて同時且つ一様に液晶表示パネルLpの平坦な基板外面に圧着させるから、偏光シートPsを液晶表示パネルLpの基板外面に対して、間に気泡を発生させず全体にわたり皺無く一様に規定された位置へ極めて正確に貼り付けることが可能となる
また、偏光シートPsと液晶表示パネルLpをそれぞれ共にインライン方式により順次連続的に作業位置に搬送し、貼付けが完了した液晶表示パネルLpを順次連続的に搬出するから、偏光シートPsを液晶表示パネルLpに貼り付ける作業効率が格段に向上される。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、フィルムシートを載置したピストンを上昇させる推進力としては、上記実施形態のように気圧の差に基づく負圧だけでなく、バネ等の弾性付勢手段による弾発力も加えることにより、それらの協働作用でよりスムーズにフィルムシートを貼付け対象機器の表面に圧着させることができる。この場合、シリンダ内に嵌装したピストンとシリンダ底面との間に弾発力を調整したバネを介装するだけでよい。
また、インデックステーブルを省略し、シリンダとピストンからなる貼付けユニットを1セットだけとしてもよい。
さらに、本発明は、液晶表示パネルに対する偏光シートの貼付け装置だけでなく、薄肉フィルムシートを機器の平坦な表面に貼り付ける種々のシート貼付け装置に広く適用できる。その場合、フィルムシートと貼付け対象表面との面積が大きくことなっておれば、ピストンとシリンダは共に円柱状に形成することも可能である。
本発明の一実施形態としての液晶表示パネルに偏光シートを貼り付けるシート貼付け工程ヤードを示す平面図である。 図1のシート貼付け工程ヤードにおける貼付けユニットをII−II線で切断して示す要部断面図である。 上記貼付けユニットにより実施されるシート貼付け動作を4段階に分けて示す動作説明図で、(a)は偏光シート載置段階、(b)は液晶表示パネル載置段階、(c)は貼付け段階、(d)はピストン退避段階、をそれぞれ示している。 図1のシート貼付け工程ヤードにおいて偏光シートの貼付けが実施されている状態を示す平面図である。
符号の説明
1 インデックステーブル
2a〜2d シリンダ穴
3a〜3d ピストン
4 通気路
5 通気管
8 第1カメラ
9 第2カメラ
10 シート搬入ベルト
11 パネル搬入ベルト
12 搬出ベルト
Ps 偏光シート
Lp 液晶表示パネル
U1〜U4 貼付けユニット

Claims (6)

  1. フィルムシートを機器の平坦な表面に貼り付けるシート貼付け装置であって、
    フィルムシートが貼り付けられる貼付け対象機器の平坦な表面をその周縁で支持する機器載置面と、前記貼付け対象機器の前記フィルムシートが貼り付けられる位置に対応する領域に形成された開口と、前記開口の内部に連通する通気路とが形成されたシリンダ部と、
    前記シリンダ部の機器載置面に平行な前記フィルムシートが載置されるフィルムシート載置面を有し、前記シリンダ部の開口の内部に前記機器載置面と垂直な方向へ往復移動自在に設置されたピストンと、
    前記ピストンのフィルムシート載置面に載置されたフィルムシートを着脱自在に保持するシート保持手段と、
    前記シリンダ部の前記機器載置面に載置された機器と、前記ビストンのフィルムシート載置面との間の前記開口の内部空間に、前記通気路を介して気体を送入或いは排出する気体送給制御手段とを有し、
    前記内部空間内と外部との気圧の差により前記ピストンを往復移動させて前記フィルムシートを前記貼付け対象機器の平坦な外面に貼り付けることを特徴とするシート貼付け装置。
  2. 前記シート保持手段は、前記ピストンのフィルムシート載置面に設けた通気口を介して吸気し、載置されているフィルムシートを吸着する真空吸着手段であることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付け装置。
  3. 前記シリンダ部の前記機器載置面に載置された貼付け対象機器の位置を撮像し、この撮像データに基づき前記貼付け対象機器の位置の検出を行う、第1撮像位置決め手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付け装置。
  4. 前記ピストンのフィルムシート載置面に載置されたフィルムシートの位置を撮像し、この撮像データに基づき前記フィルムシートの位置の検出を行う、第2撮像位置決め手段を更に備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れかに記載のシート貼付け装置。
  5. 前記シリンダ部と、前記ピストンと、シート保持手段、及び気体送給制御手段とからなる貼付けユニットが複数セット配設され、回転自在に設けられたインデックステーブルを備え、該インデックステーブルの回転により、それぞれの貼付けユニットを、フィルムシートが載置されるシート載置位置、貼付け対象機器が載置される機器載置位置、フィルムシートが貼付け対象機器に貼り付けられる貼付け位置、及びフィルムシートが貼り付けられた機器が搬出される搬出位置へ順次移動させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載のシート貼付け装置。
  6. 前記フィルムシートは偏光シートであり、前記貼付け対象機器は液晶表示パネルであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちの何れかに記載のシート貼付け装置。
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