JP2013208827A - 貼合方法および装置 - Google Patents

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【課題】フィルムを含む2枚の板状物の貼合において、2枚の板状物の高精度な位置合わせを実現し、かつ生産効率および、生産設備のコスト削減を可能にする貼合方法及び装置を提案する。
【解決手段】2枚の板状物を接着層を介して貼り合せる装置であって、第1の板状物を保持する多孔質板状板と吸着ステージと前記第1の板状物を前記多孔質板状板を介して吸着を可能にする減圧手段と、第2の板状物を平面保持する保持手段と前記第1の板状物と前記第2の板状物を向かい合わせの状態でアライメントを可能にする画像処理手段と位置決め手段と、前記第1の板状物と前記第2の板状物へ加圧転写する加圧手段を具備することを特徴とする貼合装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィルムを含む2枚の板状物の貼合方法および装置に関する。主にディスプレイパネルの製造に使用することができるが、その限りではない。
近年のディスプレイ装置においては、ディスプレイパネルの表面に各種の機能を持ったプラスチックのフィルムを貼り合わせることが行われている。特に、何らかのパターンを有するフィルムをディスプレイパネルに貼り合わせる場合は、高い位置決め精度や貼り合わせ精度が必要とされる。
しかしながら、薄いプラスチックフィルムは撓んだりシワになったりしやすく、また伸縮も発生しやすいので、ディスプレイパネルに正確に位置あわせして貼合することは困難とされてきた。
ディスプレイ用の部材貼り合せ技術として特許文献1がある。特許文献1には、真空チャンバー内にフィルムを含む2枚の板状物を入れ、上部からダイヤフラム膜を膨張させ、同時に2枚の板状物の極小隙間を減圧させ、また、2枚の板状物の位置合わせを行い貼り合せる装置が記載されている。この場合、ダイヤフラム膜の膨張が均一でないと2枚の板状物の位置合わせが難しく、更に圧縮空気と減圧のタイミングが合わないと位置ずれやしわの原因となり、歩留まり悪化に繋がるという問題があった。また、減圧を必要とするため、ディスプレイの大型化に対して真空チャンバーの容積が大きくなってくると減圧時間が長くなり、結果としてタクトタイムが長くなって生産効率を下げてしまう要因となる。
特許文献2においてはメッシュと硬質シートを使用し2枚の板状物をロールで貼り合せる装置が記載されている。しかしながら特許文献2記載の装置ではアライメント手段がなく高精度に貼り合せることができない。また、貼り合わせ手段であるロールがフィルムを吸着するチャンバー内に設置されていることで、チャンバー容積が大きくなって減圧時間が長くなりタクトが長くなって生産効率が下がる要因となる。
また、貼り合せ行程が進むにつれて、メッシュの開口部が広くなり、真空チャンバー内の真空度を保つことが困難となり、板状物のメッシュへの吸着保持が維持できず、貼合物の未貼合状態である端部が貼合中にメッシュから外れ、貼合対象物に先に張り合わされてしまう先付けが起こってしまう。さらに減圧チャンバー内に貼り合せ手段であるロールやロールの駆動手段を減圧チャンバー内にいれることでロールやロール駆動手段が減圧環境下となり特別な仕様となり設備費の高騰に繋がる。
特開2009−294551号公報 特開2010−94910号公報
本発明は、フィルムを含む2枚の板状物の貼合において、2枚の板状物の高精度な位置合わせを実現し、かつ生産効率および、生産設備のコスト削減を可能にする貼合方法及び装置を提案する。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、
2枚の板状物を接着層を介して貼り合せる貼合方法であって、
第1の板状物を吸着ステージ上に多孔質保持板を介して吸着保持し、第2の板状物を前記第1の板状物に対抗させた位置に配置し、
前記第1の板状物と前記第2の板状物のアライメントを行った後、
前記第1の板状物と前記第2の板状物間に微小隙間を空けた状態で、前記第1の板状物を前記第2の板状物へ加圧転写することで第1の板状物と第2の板状物を貼り合せることを特徴とする貼合方法である。
また、請求項2に記載の発明は、前記第1の板状物を保持する前記多孔質保持板がスクリーンであることを特徴とする請求工1記載の貼合方法である。
また、請求項3に記載の発明は、前記2枚の板状物の少なくとも一方はフィルムであることを特徴とする請求項1乃至2に記載の貼合方法である。
また、請求項4に記載の発明は、2枚の板状物を接着層を介して貼り合せる装置であって、第1の板状物を保持する多孔質板状板と吸着ステージと前記第1の板状物を前記多孔質板状板を介して吸着を可能にする減圧手段と、第2の板状物を平面保持する保持手段と前記第1の板状物と前記第2の板状物を向かい合わせの状態でアライメントを可能にする画像処理手段と位置決め手段と、前記第1の板状物と前記第2の板状物へ加圧転写する加圧手段を具備することを特徴とする貼合装置である。
また、請求項5に記載の発明は、前記第1の板状物を保持する前記多孔質保持板がスクリーンであることを特徴とする請求項4記載の貼合装置である。
また、請求項6に記載の発明は、前記第1の板状物を前記多孔質保持板を介して、前記吸着ステージに吸着する減圧手段において、減圧調整手段を具備することを特長とする請求項4乃至5に記載の貼合装置である。
また、前記加圧手段にゴムロール・金属ロール・スキージの少なくとも1種を用い、前記加圧手段と前記吸着ステージを走行させる駆動手段を具備することを特徴とする請求項4乃至6に記載の貼合装置である。
本考案では、上記構成とすることで、フィルムを含む2枚の板状物の貼合において、2枚の板状物の高精度な位置合わせを実現し、かつ生産タクトの短縮、生産設備のコスト削減を可能とする。
本発明の貼合装置の概略構成を示す斜視図 本発明の貼合装置の概略を示す断面模式図 本発明の貼合装置の貼合動作を示す断面模式図
以下、本発明の一実施形態である貼合装置について図面に基づいて説明する。以下の説明においては、第1板状物をプラスチックフィルム、第2板状物をカラーフィルタとする。
図1〜2は、本発明の貼合装置の一実施形態を示す概略図である。貼合装置は、プラスチックフィルム1を多孔質保持板5を介して吸着保持するフィルム吸着ステージ3と、ディスプレイ用カラーフィルタ2を前記プラスチックフィルム1に対向させた位置で吸着保持するパネル吸着ステージ4と、吸着保持された前記プラスチックフィルム1と前記カラーフィルタ2を向かい合わせの状態でアライメントを行うためのアライメントカメラ10と位置決め手段となるX・Y・Z・θ調整機構11と、前記プラスチックフィルム1を前記多孔質保持板5を介して前記カラーフィルタ2に加圧貼合を行うロール6を備える。
次に、本発明の貼合装置による貼合工程について図2〜3を用いて説明する。
図2は、本発明の貼合装置の概略断面図である。なお、図2は概略図であり、工程を理解しやすくするためにプラスチックフィルムやカラーフィルタの厚みやギャップなどは誇張して描いている。
プラスチックフィルム1は多孔質保持板5を介してフィルム吸着ステージ3に吸着保持されている。フィルム吸着ステージ3はフィルム吸着面に多数の吸引孔を持ち、フィルム側ブロワ14、フィルム側減圧レギュレータ12、フィルム側バルブ13によりプラスチックフィルム1の吸着力を制御している。ここで、フィルム側減圧レギュレータ12はリニアな制御が可能であること、また、フィルム吸着ステージ3は所定の吸着エリアに分かれており、各吸着エリアを個別に制御するための複数のフィルム側バルブ13を有していることが望ましい。
プラスチックフィルム1と対向する位置に、カラーフィルタ2をパネル吸着ステージ4に吸着保持させる。この状態で、プラスチックフィルム1とカラーフィルタ2の間のアライメント動作位置にアライメントカメラ10を挿入し、プラスチックフィルム1とカラーフィルタ2それぞれのアライメントマークを撮像する。ここでアライメント動作位置とは、アライメントカメラ10が、それぞれのアライメントマークを観察可能な位置のことである。
この撮像により得られたアライメントマークの位置関係の情報をフィードバックし、X・Y・Z・θ調整機構11により、プラスチックフィルム1とカラーフィルタ2のアライメント(位置合わせ)を行う。(図2(a)参照)
プラスチックフィルム1とカラーフィルタ2のアライメントが完了したら、アライメントカメラ10はアライメント動作位置から退避する。次にカラーフィルタ2を、プラスチックフィルム1から所定距離の位置まで、パネル吸着ステージ昇降機構9によって接近させる(図2(b)参照)
プラスチックフィルム1とカラーフィルタ2が、所定距離のギャップ18を保持した状態(図3(a)参照)で、ロール6はロール昇降機構7によって多孔質保持板5越しにプラスチックフィルム1をカラーフィルタ2に押し当てる。(図3(b)参照)
ロール6により、プラスチックフィルム1およびカラーフィルタ2の一方の端部より加圧貼合を開始したら、ロール6とフィルム吸着ステージ3はロール・フィルム吸着ステージ移動機構8により、一体的に、もう一方の端部の方向に移動して、プラスチックフィルム1をカラーフィルタ2全面の加圧貼合を行うようにする。(図3(c)参照)
プラスチックフィルム1をカラーフィルタ2の端部から貼合し始めるとフィルム吸着ステージ3の吸着孔が開放状態となりプラスチックフィルム1を吸着保持する力が弱まり、プラスチックフィルム1をカラーフィルタ2の全面に貼合し終わる前に、プラスチックフィルム1の端部が先に貼合される先付けが起こることがある。
ロール6とフィルム吸着ステージ3は、図3(c)の右方向に一体的に移動していくが、このとき、加圧貼合終了端部(不図示)のほうでは、フィルム吸着ステージ3の吸着孔が開放状態となる。そこで、フィルム吸着ステージ3内部で吸着エリアを分けるようにしておき、ロール6とフィルム吸着ステージ3の移動に伴い開放状態となった吸着エリアは、順次、フィルム側バルブ13を閉じていくようにすればよい。
このように、リニア圧力調整が可能なフィルム側減圧レギュレータ12および複数個のフィルム側バルブ13を用いて、フィルム吸着ステージ3の吸着エリアを制御することで、パターンフィルム1の貼合を開始する端部からもう一方の端部までプラスチックフィルム1を多孔質保持板5に吸着保持できるようにする。
プラスチックフィルム1をフィルム吸着ステージ3に吸着保持させる吸着力をフィルム側減圧レギュレータ12でリニアに制御することで、プラスチックフィルム1を多孔質保持板5に密着保持が可能となり、貼合中のプラスチックフィルム1の位置ずれを防ぎ、プラスチックフィルム1とカラーフィルタ2の高精度の貼合を可能とする。
また、本発明の装置構成とすることで、大容積のチャンバーや、減圧環境下といった特別な設備仕様を必要とせず、生産タクトおよび生産設備の設備費用の低減を可能とする。
1・・・プラスチックフィルム
2・・・カラーフィルタ
3・・・フィルム吸着ステージ
4・・・パネル吸着ステージ
5・・・多孔質保持板(スクリーン)
6・・・ロール
7・・・ロール昇降機構
8・・・ロール・フィルム吸着ステージ移動機構
9・・・パネル吸着ステージ昇降機構
10・・・アライメントカメラ
11・・・X・Y・Z・θ調整機構
12・・・フィルム側減圧レギュレータ
13・・・フィルム側バルブ
14・・・フィルム側ブロワ
15・・・パネル側減圧レギュレータ
16・・・パネル側バルブ
17・・・パネル側ブロワ
18・・・ギャップ

Claims (7)

  1. 2枚の板状物を接着層を介して貼り合せる貼合方法であって、
    第1の板状物を吸着ステージ上に多孔質保持板を介して吸着保持し、第2の板状物を前記第1の板状物に対向させた位置に配置し、
    前記第1の板状物と前記第2の板状物のアライメントを行った後、
    前記第1の板状物と前記第2の板状物間に微小隙間を空けた状態で、前記第1の板状物を前記第2の板状物へ加圧転写することで第1の板状物と第2の板状物を貼り合せることを特徴とする貼合方法。
  2. 前記第1の板状物を保持する前記多孔質保持板がスクリーンであることを特徴とする請求工1記載の貼合方法。
  3. 前記2枚の板状物の少なくとも一方はフィルムであることを特徴とする請求項1乃至2に記載の貼合方法。
  4. 2枚の板状物を接着層を介して貼り合せる装置であって、
    第1の板状物を保持する多孔質保持板と吸着ステージと前記第1の板状物を前記多孔質保持板を介して吸着を可能にする減圧手段と、
    第2の板状物を平面保持する保持手段と前記第1の板状物と前記第2の板状物を向かい合わせの状態でアライメントを可能にする画像処理手段と位置決め手段と、前記第1の板状物と前記第2の板状物へ加圧転写する加圧手段を具備することを特徴とする貼合装置。
  5. 前記第1の板状物を保持する前記多孔質保持板がスクリーンであることを特徴とする請求項4記載の貼合装置。
  6. 前記第1の板状物を前記多孔質保持板を介して、前記吸着ステージに吸着する減圧手段において、減圧調整手段を具備することを特長とする請求項4乃至5に記載の貼合装置。
  7. 前記加圧手段にゴムロール・金属ロール・スキージの少なくとも1種を用い、前記加圧手段と前記吸着ステージを走行させる駆動手段を具備することを特徴とする請求項4乃至6に記載の貼合装置。
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