JP2005131741A - ネジ締め装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、1個の共通モータによって位置決めとネジ締めを選択的に行うことにより、小型化及び構成の簡略化を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明によるネジ締め装置は、機構切替部(20)によりネジ締め部(3)と位置決め部(22)を選択することにより、1個の共通モータ(6)の回転をネジ締め用か位置決め用かの何れかに切り替えることができ、1個の共通モータ(6)によってネジ締めと位置決めの両方を選択的に行うことができる構成である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明によるネジ締め装置は、機構切替部(20)によりネジ締め部(3)と位置決め部(22)を選択することにより、1個の共通モータ(6)の回転をネジ締め用か位置決め用かの何れかに切り替えることができ、1個の共通モータ(6)によってネジ締めと位置決めの両方を選択的に行うことができる構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネジ締め装置及び方法に関し、特に、1個の共通モータを用いてネジ締め動作と位置決め動作を選択的に行い、装置自体の構成を小型かつ簡略化するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のネジ締め装置としては、社内製作であるため、特許文献等は特に開示していないが、ネジ締め部と移動機構は各々専用のモータによって駆動するように構成されていた。
本出願人が社内製作していたネジ締め装置1は、一例として、図2及び図3で示される通りであった。
すなわち、図2で示されるネジ締め装置1は、シーケンサ2と、このシーケンサ2に接続されたネジ締め部3及びXYZ軸コントローラ4と、前記XYZ軸コントローラ4に接続されたXYZ軸機構5と、前記ネジ締め部3に接続された第1モータ6と、前記XYZ軸機構5に接続された第2モータ7及びアクチュエータ8とにより構成されている。
すなわち、図2で示されるネジ締め装置1は、シーケンサ2と、このシーケンサ2に接続されたネジ締め部3及びXYZ軸コントローラ4と、前記XYZ軸コントローラ4に接続されたXYZ軸機構5と、前記ネジ締め部3に接続された第1モータ6と、前記XYZ軸機構5に接続された第2モータ7及びアクチュエータ8とにより構成されている。
前記ネジ締め部3及びXYZ軸機構5は、図3に示されるように、その概略構成が開示されている。
従って、前記XYZ軸機構5をXYZ軸コントローラ4によって制御して位置決めすると共に、ネジ締め部3を作動させることによって、対象物10のネジ11をネジ締めすることができる。
従って、前記XYZ軸機構5をXYZ軸コントローラ4によって制御して位置決めすると共に、ネジ締め部3を作動させることによって、対象物10のネジ11をネジ締めすることができる。
従来のネジ締め装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、ネジ締め部と移動機構とに、各々専用のモータを用いていたため、モータが2個必要であると共に、形状も大型化し、付帯する各種制御系も複雑化していた。
そのため、製作に多大のコストを必要とすると共に、メンテナンスにおいてもその作業は容易ではなかった。
すなわち、ネジ締め部と移動機構とに、各々専用のモータを用いていたため、モータが2個必要であると共に、形状も大型化し、付帯する各種制御系も複雑化していた。
そのため、製作に多大のコストを必要とすると共に、メンテナンスにおいてもその作業は容易ではなかった。
本発明によるネジ締め装置は、シーケンサに接続され機構切替部を有するネジ締め制御部と、前記機構切替部に接続されたネジ締め部及び位置決め部と、前記位置決め部に接続されたXY移動機構及び昇降機構と、前記ネジ締め部及び位置決め部によって行われるネジ締めと位置決め動作の何れかを選択的に行うための1個の共通モータとを備え、前記共通モータにより前記ネジ締め部又は前記XY移動機構及び昇降機構を駆動するようにした構成であり、また、前記ネジ締め部と共通モータとの間には、ネジ締め用回転伝達手段とネジ締め用クラッチとが設けられており、前記XY移動機構及び昇降機構と前記共通モータとの間には、位置決め用回転伝達手段と位置決め用クラッチとが設けられている構成であり、また、本発明によるネジ締め方法は、XY移動機構及び昇降機構によって位置決め移動するネジ締め部によりネジを締めるようにしたネジ締め方法において、前記位置決め及びネジ締めの動作を1個の共通モータによって選択的に行う方法である。
本発明によるネジ締め装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、共通モータを用いてネジ締め動作と位置決め動作を行っているため、モータが1個で済み、かつ、装置自体の形状の小型化が可能で、電気系等の簡略化が可能となる。
すなわち、共通モータを用いてネジ締め動作と位置決め動作を行っているため、モータが1個で済み、かつ、装置自体の形状の小型化が可能で、電気系等の簡略化が可能となる。
本発明は、1個の共通モータを用いてネジ締め動作と位置決め動作を行い、小型化及び電気系の簡略化を実現することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるネジ締め装置の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものはネジ締め装置1であり、このネジ締め装置1のシーケンサ2は、機構切替部20を有するネジ締め制御部21に接続され、この機構切替部20はネジ締め部3及び位置決め部22に接続されている。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものはネジ締め装置1であり、このネジ締め装置1のシーケンサ2は、機構切替部20を有するネジ締め制御部21に接続され、この機構切替部20はネジ締め部3及び位置決め部22に接続されている。
前記ネジ締め部3は、ネジ締め用駆動回路23による駆動制御を受けることができるように構成され、前記位置決め部22はXY移動機構及び昇降機構5を制御することができるように周知の3次元位置決め制御回路で構成されている。
尚、このXY移動機構及び昇降機構5は、後述の共通モータ6の他にアクチュエータを用いて駆動される構成である。
尚、このXY移動機構及び昇降機構5は、後述の共通モータ6の他にアクチュエータを用いて駆動される構成である。
前記ネジ締め用駆動回路23及び位置決め部22からの駆動信号23a、22aは、1個のみの共通モータ6を駆動することができるように構成されている。
前記共通モータ6の回転は、ネジ締め用クラッチ30及びネジ締め用回転伝達手段31を介してネジ締め部3に伝達され、さらに、位置決め用クラッチ32及び位置決め用回転伝達手段33を介してXY移動機構及び昇降機構5に伝達されるように構成されている。
前記共通モータ6の回転は、ネジ締め用クラッチ30及びネジ締め用回転伝達手段31を介してネジ締め部3に伝達され、さらに、位置決め用クラッチ32及び位置決め用回転伝達手段33を介してXY移動機構及び昇降機構5に伝達されるように構成されている。
次に、動作について説明する。まず、予めプログラムが設定されたシーケンサ2によってネジ締め制御部21を制御し、機構切替部20を介して位置決め部22を選択した場合、ネジ締め用クラッチ30がオフとなると共に位置決め用クラッチ32がオンとなり、共通モータ6の回転が位置決め用回転伝達手段33を介してXY移動機構及び昇降機構5に伝達され、ネジ締め部3の位置決めが行われる。
前述の位置決め後に、シーケンサ2からの指令によって機構切替部20を介してネジ締め部3が選択されると、駆動信号23aによる共通モータ6の回転はネジ締め用クラッチ30及びネジ締め用回転伝達手段31を介してネジ締め部3の駆動が行われ、図3のように、対象物10のネジ11の締めが行われる。
本発明は、ネジ締めに限らず、減速機構を介して伝達可能な工作機の2系統の駆動にも適用可である。
1 ネジ締め装置
2 シーケンサ
3 ネジ締め部
5 XY移動機構及び昇降機構
6 共通モータ
20 機構切替部
21 ネジ締め制御部
22 位置決め部
30 ネジ締め用クラッチ
31 ネジ締め用回転伝達手段
32 位置決め用クラッチ
33 位置決め用回転伝達手段
2 シーケンサ
3 ネジ締め部
5 XY移動機構及び昇降機構
6 共通モータ
20 機構切替部
21 ネジ締め制御部
22 位置決め部
30 ネジ締め用クラッチ
31 ネジ締め用回転伝達手段
32 位置決め用クラッチ
33 位置決め用回転伝達手段
Claims (3)
- シーケンサ(2)に接続され機構切替部(20)を有するネジ締め制御部(21)と、前記機構切替部(20)に接続されたネジ締め部(3)及び位置決め部(22)と、前記位置決め部(22)に接続されたXY移動機構及び昇降機構(5)と、前記ネジ締め部(3)及び位置決め部(22)によって行われるネジ締めと位置決め動作の何れかを選択的に行うための1個の共通モータ(6)とを備え、前記共通モータ(6)により前記ネジ締め部(3)又は前記XY移動機構及び昇降機構(5)を駆動するように構成したことを特徴とするネジ締め装置。
- 前記ネジ締め部(3)と共通モータ(6)との間には、ネジ締め用回転伝達手段(31)とネジ締め用クラッチ(30)とが設けられており、前記XY移動機構及び昇降機構(5)と前記共通モータ(6)との間には、位置決め用回転伝達手段(33)と位置決め用クラッチ(32)とが設けられていることを特徴とする請求項1記載のネジ締め装置。
- XY移動機構及び昇降機構(5)によって位置決め移動するネジ締め部によりネジ(11)を締めるようにしたネジ締め方法において、前記位置決め及びネジ締めの動作を1個の共通モータによって選択的に行うことを特徴とするネジ締め方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003370618A JP2005131741A (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | ネジ締め装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003370618A JP2005131741A (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | ネジ締め装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005131741A true JP2005131741A (ja) | 2005-05-26 |
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ID=34647578
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JP2003370618A Pending JP2005131741A (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | ネジ締め装置及び方法 |
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JP (1) | JP2005131741A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9604329B2 (en) | 2011-08-24 | 2017-03-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Tightening system |
-
2003
- 2003-10-30 JP JP2003370618A patent/JP2005131741A/ja active Pending
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US9604329B2 (en) | 2011-08-24 | 2017-03-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Tightening system |
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