JP6154620B2 - プレスブレーキ及びプレスブレーキによる曲げ加工方法 - Google Patents

プレスブレーキ及びプレスブレーキによる曲げ加工方法 Download PDF

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Description

本発明は、プレスブレーキ及びプレスブレーキによる曲げ加工方法に係り、特に、ボールねじの駆動によりラムの上下動を行うタイプのプレスブレーキとそのプレスブレーキによる曲げ加工方法とに関する。
ねじ軸及びナット部材からなるボールねじと電動機とを用い、ねじ軸を電動機で回転させることにより、ねじ軸に連結されたラムを上下動させる所謂ボールねじ駆動型のプレスブレーキが知られている。この電動機の回転速度は、例えばインバータで制御される。
一般に、プレスブレーキは、生産性向上等のため、ラムに取り付けられたパンチを、ワークに対して離接させるときにはラムを高速で上下移動させ、パンチがダイとによりワークに対し曲げ加工を施すときにはラムを大きな加圧力が得られる低速で下降移動させるようになっている。
このラム速度可変動作を実現するため、ボールねじ駆動型のプレスブレーキの電動機には、高速動作及び高トルク動作が可能な、すなわち、最高回転数が高く、かつ最高トルクが大きい電動機が用いられる。
しかしながら、最高回転数が高く、かつ最高トルクが大きい電動機は、最大出力が大きくなるため、電動機の回転を、油圧やギヤを利用した減速機を介してねじ軸に伝達させる構造を採用するのが一般的である。
この構造を備えた例として、特許文献1に、ギヤによる多段の減速機を備え、ラムの上下移動を高速と低速とに切り換えて行えるようにしたプレスブレーキが記載されている。
特許第3183420号公報
ところで、プレスブレーキも設置面積が少なくて済むよう省スペース化が望まれており、同様性能であればできるだけ小型である方が望ましい。
しかしながら、電動機の回転速度を制御するインバータ等の機器は、電動機の最大出力が大きい程大型化する傾向にある。
また、油圧やギヤを利用した減速機を備えると、その分装置が大型化すると共にメンテナンスが必要となる。そして、そのメンテナンスも容易ではない。
そのため、加工時以外はラムの高速上下動が可能で、かつ加工時は低速高加圧力で曲げ加工可能でありながら、大型化せずメンテナンスが少工数で容易に行えるプレスブレーキが求められている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、加工時以外はラムの高速上下動が可能で、かつ加工時は低速高加圧力で曲げ加工可能でありながら、大型化せずメンテナンスが少工数で容易に行えるプレスブレーキ及びプレスブレーキによる曲げ加工方法を提供することにある
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成及び手順を有する。
1)電動機と、前記電動機の駆動力が伝達されて回転するねじ軸と、前記ねじ軸の回転により上下動するラムと、を備え、前記ラムの下降動作で前記ラムに装着されたパンチによりワークに曲げ加工を施すよう構成されたプレスブレーキにおいて、
前記電動機は、極数を第1の極数と前記第1の極数よりも多極の第2の極数との間で変換可能な極数変換電動機であり、
前記電動機の極数を変換する極数変換器と、
前記電動機及び前記極数変換器の動作を制御して前記ラムの上下動を実行する制御部と、
前記ラムの上下方向位置を検出してラム位置情報として出力する位置検出部と、を備え、
前記制御部は、前記ラム位置情報に基づいて前記ラムが下降中に所定位置に達したと判断したら、前記電動機を停止し、前記極数変換器によって前記電動機の極数変換を行うと共に前記極数変換に要する時間よりも長く設定した所定時間経過してから前記電動機を動作させるよう制御することを特徴とするプレスブレーキである。
2) 前記所定位置は、前記ラムが前記ワークに到達する直前の第1の位置及び下死点であり、
前記制御部は、前記電動機の極数を、前記第1の位置において前記第1の極数から前記第2の極数に変換し、前記下死点において前記第2の極数から前記第1の極数に変換することを特徴とする1)に記載のプレスブレーキである。
3) 電動機と、前記電動機の駆動力が伝達されて回転するねじ軸と、前記ねじ軸の回転により上下動するラムと、を備えたプレスブレーキを用い、前記ラムを下降させて前記ラムに装着されたパンチによりワークに曲げ加工を施すプレスブレーキによる曲げ加工方法において、
前記電動機を、極数を第1の極数と前記第1の極数よりも多極の第2の極数との間で変換する極数変換器を備えた極数変換電動機とし、
前記ラムの上下方向位置に基づいて前記ラムが下降中に所定位置に達したら、前記電動機を停止し、前記極数変換器によって前記電動機の極数変換を行うと共に前記極数変換に要する時間よりも長く設定した所定時間経過してから前記電動機を動作させることを特徴とするプレスブレーキによる曲げ加工方法である。
4) 前記所定位置を、前記ラムが前記ワークに到達する直前の第1の位置及び下死点とし、
前記電動機の極数を、前記第1の位置において前記第1の極数から前記第2の極数に変換し、前記下死点において前記第2の極数から前記第1の極数に変換することを特徴とする3)に記載のプレスブレーキによる曲げ加工方法である。
本発明によれば、加工時以外はラムの高速上下動が可能で、かつ加工時は低速高加圧力で曲げ加工可能でありながら、大型化せずメンテナンスが少工数で容易に行える、という効果が得られる。
本発明の実施の形態におけるプレスブレーキの実施例であるプレスブレーキ51を説明するための部分正面図である。 プレスブレーキ51の構成を説明するためのブロック図である。 プレスブレーキ51におけるモータドライブ装置51Cとモータ5dとの結線を説明するための結線図である。 プレスブレーキ51の動作を説明するためのタイミングチャートである。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図4を参照して説明する。
まず、実施例のプレスブレーキ51の構成を図1及び図2を参照して説明する。図1は、プレスブレーキ51を説明するための正面から見た略右側半分を示した図であり、図2は、プレスブレーキ51の構成を説明するためのブロック図である。
プレスブレーキ51は、本体部51Aと、制御装置51Bと、モータドライブ装置51Cと、を有している。
本体部51Aは、床FLに設置される下テーブル1と、下テーブル1の左右両端部それぞれから上方に延びるように設けられた一対の側板2(図1では右側の側板2のみ記載)と、一対の側板2を上方で連結する上部フレーム3と、上部フレーム3と下テーブル1との間において上下動可能に配置されたラム4と、を有している。
下テーブル1の上側の面にはダイホルダ1aが設けられており、ダイホルダ1aにはダイDが着脱自在に取り付けられている。
ラム4の下側の面にはパンチホルダ4aが設けられており、パンチホルダ4aにはパンチPが着脱自在に取り付けられている。
本体部51Aにおいて、上部フレーム3の右端部側には、ラム4を上下動させる往復機構5が設けられている。ラム4は、往復機構5によって下テーブル1に対し離接するように上下方向に駆動される。
往復機構5は、上部フレーム3に取り付けられたベアリング5aと、ベアリング5aに回転自在に支持されたボールねじのねじ軸5bと、ねじ軸5bの上方端部に一体的に取り付けられたプーリ5cと、上部フレーム3から張り出したフランジ3aに取り付けられたモータ5dと、モータ5dのシャフトに一体的に取り付けられた駆動プーリ5eと、プーリ5cと駆動プーリ5eとに掛け渡されたベルト5fと、を含んで構成されている。
尚、図1では、理解容易のためモータ5dは、上部フレーム3から右方に張り出したフランジ3aに取り付けられている構成を示したが、上部フレーム3におけるねじ軸5bの後方側(紙面裏側)に配置されていてもよい。
ねじ軸5bの下方側はラム4に螺合している。この構成において、ラム4は、ボールねじのナット部材に相当する。
また、モータ5dは、極数変換三相誘導電動機であり、例えば4極と8極との切換が可能なものである。
制御装置51B及びモータドライブ装置51Cは、この例では側板2に一体的に取り付けられている。両装置51B,51Cの設置場所は限定されない。
制御装置51Bは、制御部51Ba,記憶部51Bb,情報出力部51Bc,及び入力部51Bdを備えている。
モータドライブ装置51Cは、モータ5dの速度を制御する速度制御部51Caとモータ5dの極数を切換る極数変換器51Cbとを有している。
速度制御部51Caは例えばインバータであり、極数変換器51Cbは例えばマグネットコンタクタである。
ラム4の上下方向の位置は、位置検出部である位置センサ6により検出される。位置センサ6は、ラム4の上下方向の位置をラム位置情報J1として制御部51Baに向け出力する。
この構成において、モータ5dの回転駆動によって、駆動プーリ5e及びベルト5fを介してプーリ5c及びねじ軸5bが回転する。
これにより、モータ5dの回転方向に応じてラム4が上下動するようになっている(矢印DR1参照)。
ラム4の上下動は、パンチPの下端位置PPが、ダイDとパンチPとの協働により両者の間に挿入されたワークWを加工する際の最下点である下死点位置S1から、ダイDとパンチPとの間の距離が最大となる開端位置S2までの間の距離L1の範囲で行われる。
図1は、下端位置PPが開端位置S2から少し下がった位置にある状態が示されている。
制御部51Baは、ラム位置情報J1に基づいてモータドライブ装置51Cを制御する。従って、モータ5dの回転駆動は、制御部51Baにより間接的に制御される。
図3は、モータドライブ装置51Cにおける速度制御部51Ca及び極数変換器51Cbと、モータ5dと、の結線を示す結線図である。モータ5dは、4極と8極とに切換可能な極数変換モータである。
極数変換器51Cbは、マグネットコンタクタであり、制御部51Baの制御により、三つのコンタクタMC1〜MC3を独立して開閉する。
このコンタクタMC1〜MC3の動作により、モータ5dの極数変換が行われる。
具体的には、コンタクタMC1がOFF、コンタクタMC2,MC3がONのとき、極数は少ない方の4極となる。
一方、コンタクタMC1がON、コンタクタMC2,MC3がOFFのとき、極数は多い方の8極となる。
モータ5dは、4極駆動の場合、それよりも多極の8極駆動の場合よりも低トルクながらも高速回転が可能である。
逆に8極駆動の場合、それよりも少極の4極駆動の場合よりも低速回転ながらも高トルク出力が可能である。
そこで、プレスブレーキ51では、制御部51Baが、ラム4の上下方向位置に応じて、モータ5dの極数を変えるようにモータドライブ装置51Cを制御する。
この制御について、図4を参照して詳述する。
図4は、プレスブレーキ51のプレス加工動作を説明するためのタイミングチャートである。
縦軸には、上から、ラム4の上下方向位置、MC1〜MC3のON/OFF状態、モータ5dの動作ON/OFF状態、極数、ラムの移動速度、トルク出力 が示されている。
横軸は時間である。
プレスブレーキ51の加工動作は、制御部51Baの制御により、以下の手順で実行される。上述のように、制御部51Baは、ラム4の上下方向位置を位置センサ6からのラム位置情報J1で把握できるようになっている。
(時間t1迄)
ラム4は開端位置(図1におけるS2)で停止している。モータ5dの極数が4となるようにコンタクトMC1/MC2/MC3は、各OFF/ON/ONとされている。
(時間t1〜t2)
時間t1において入力部51Bd等から加工開始指示が入来すると、制御部51Baは、極数4の状態でモータ5dを、ラム4を下降させるように駆動する(モータ動作ON)。これにより、低トルクかつ高速でラム4は下降する。
(時間t2〜t3)
制御部51Baは、ラム位置情報J1に基づいて、ラム4の位置が、パンチPの下端位置PPがワークWに到達する直前の所定位置S3に達した、と判断したら、極数の切り換えを行う。
下端位置PPが所定位置S3に達した時間をt2とすると、制御部51Baは、モータ5dの駆動を、時間t2から所定時間(時間t2〜t3間のΔt2)停止する(モータ動作OFF)。
これは、コンタクトMC1〜MC3の切換動作がラム4の動作に影響してその動作を不安定にしないためであり、コンタクトMC1〜MC3の各動作時間に100msec程度要することから、制御部51Baは、所定の時間Δt1を200msec以上に設定する。
制御部51Baは、この所定時間Δt1の間に、まず、コンタクトMC2,MC3をONからOFFに切り換え、その後、コンタクトMC1をOFFからONに切り換えて極数を4極から8極に切り換える。図4では、便宜的にコンタクトMC2,MC3の切り換えを時間t2に行い、コンタクトMC1の切り換えを時間t3に行うように記載してある。
(時間t3〜t4)
制御部51Baは、各コンタクトMC1〜MC3による極数の切り換えが完了し、所定の時間Δt1が経過して時間t3になったら、モータ動作をONとする。これにより、ラム4は低速及び高トルク出力で下降する。
この時間t3〜t4の、モータ5dが極数を8極として駆動しているときの所定時間Δtkに、ワークWへの曲げ加工が実行される。
制御部51Baは、ラム位置情報J1に基づいて、ラム4が下死点位置(図1のS1に相当)に達したと判断したら、極数の切り換えを行う。
ラム4が下死点位置に達した時間を時間t4とすると、制御部51Baは、モータ5dの駆動を、時間t4から所定時間(時間t3〜t4間のΔt2)停止する(モータ動作OFF)。
制御部51Baは、この所定時間Δt2を、所定時間Δt1と同様の理由で200msec以上に設定する。
制御部51Baは、この所定時間Δt2の間に、まず、コンタクトMC1をONからOFFに切り換え、その後、コンタクトMC2,MC3をOFFからONに切り換えて極数を8極から4極に切り換える。図4では、便宜的にコンタクトMC1の切り換えを時間t4に行い、コンタクトMC2,MC3の切り換えを時間t5で行うように記載してある。
(時間t4〜t5)
制御部51Baは、各コンタクトMC1〜MC3による極数切り換えが完了し、所定の時間Δt2が経過して時間t5になったら、モータ動作をONとする。これにより、ラム4は高速及び低トルク出力で上昇する。
(時間t5以降)
制御部51Baは、ラム4が開端位置(図1のS2に相当)に達したら(時間t6)、モータ5dの動作を停止させて(モータ動作OFF)、曲げ加工に伴うラム4の上下移動動作を終了する。
上述の手順から明らかなように、プレスブレーキ51は、ラム4の上下動の速度を、ラム4の上下方向位置に応じて設定するようになっている。
具体的には、パンチPがワークWの加工に供されていない範囲(S2〜S3)における下降動作及び上昇動作を高速で行い、ワークWを加工している時間範囲及びその直前の所定時間範囲(S3〜S1)の下降動作を、高トルク出力での低速で行う。
すなわち、ラム4の上下動範囲の内、下死点位置S1を含む下死点位置S1側の所定範囲の下降移動を電動機5dの極数を多極(この例で8極)として高トルク出力で実行し、開端位置S2側の上下移動を、電動機5dの極数を少極(この例で4極)として高速で実行する。
これにより、ワークWの加工時間が、加工品質を維持したまま短縮されるので、プレスブレーキ51は高い生産性を有する。
また、プレスブレーキ51は、モータ5dとして極数変換三相誘導電動機を用いると共に、その極数を切り換える極数変換器51Cbを含むモータドライブ装置51Cを搭載している。
そして、高速の上下移動と、低速かつ高トルク出力の下降移動と、の速度切り換えを、制御部51Baの制御の下、極数変換器51Cbにより行うように構成されている。
これにより、ラム4の移動速度の切り換えを、油圧やギヤを利用した減速機を備えることなく実現できるので、プレスブレーキ51は大型化することはない。また、減速機のメンテナンスが不要となるので、プレスブレーキ51のメンテナンス工数が増加したり、難しいメンテナンスを行う必要がない。すなわち、プレスブレーキ51のメンテナンスが少工数で容易に行える。
本発明の実施例は、上述した手順及び構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよい。
モータ5dの変換可能な極数は4極と8極とに限定されるものではない。
可能な範囲で、極数比率は大きい方が望ましい。例えば、4極と16極とで変換可能なモータであってもよい。
所定時間Δt1,Δt2は、適宜設定可能である。この時間は、動作に支障がない限り短い方が生産効率が向上するので好ましい。
ラム4の上下方向位置の検出は、位置センサ6に限るものではなく、種々のセンサを適用することができる。また、往復機構の回転部材にエンコーダを設け、回転部材の回転数等に基づいてラム4の位置を求めてもよい。また、複数のセンサ又はエンコーダを組み合わせてもよい。
制御部51Baは、モータ5dに設定されている極数を、情報出力部51Bc等から画像や音声等で出力して、作業者が極数を把握できるようにすると良い。
また、例えば、パンチとダイ間に予期せず物や手などが進入した場合は、通常プレスブレーキに備えられている安全装置によりその進入が検出される。
制御部51Baは、安全装置からの進入情報に基づき、ラム4を急上昇させる必要が生じたと判断した場合、多極数(上述例で8極)に設定されていればこれを即時少極数(同4極)に変換してラム4を急上昇させる。
1 下テーブル、 1a ダイホルダ
2 側板
3 上部フレーム、 3a フランジ
4 ラム、 4a パンチホルダ
5 往復機構
5a ベアリング、 5b ねじ軸、 5c プーリ
5d モータ(極数変換三相誘導電動機)、 5e 駆動プーリ
5f ベルト
6 位置センサ(位置検出部)
51 プレスブレーキ
51A 本体部、 51B 制御装置、 51Ba 制御部
51Bb 記憶部、 51Bc 情報出力部、 51Bd 入力部
51C モータドライブ装置、 51Ca 速度制御部(インバータ)
51Cb 極数変換器(マグネットコンタクタ)
D ダイ
FL 床
J1 位置情報
L1 距離
MC1〜MC3 コンタクタ
P パンチ、 PP (パンチの)下端位置
S1 下死点位置、 S2 開端位置、 S3 所定位置
W ワーク
Δt1,Δtk,Δt2 所定時間

Claims (4)

  1. 電動機と、前記電動機の駆動力が伝達されて回転するねじ軸と、前記ねじ軸の回転により上下動するラムと、を備え、前記ラムの下降動作で前記ラムに装着されたパンチによりワークに曲げ加工を施すよう構成されたプレスブレーキにおいて、
    前記電動機は、極数を第1の極数と前記第1の極数よりも多極の第2の極数との間で変換可能な極数変換電動機であり、
    前記電動機の極数を変換する極数変換器と、
    前記電動機及び前記極数変換器の動作を制御して前記ラムの上下動を実行する制御部と、
    前記ラムの上下方向位置を検出してラム位置情報として出力する位置検出部と、を備え、
    前記制御部は、前記ラム位置情報に基づいて前記ラムが下降中に所定位置に達したと判断したら、前記電動機を停止し、前記極数変換器によって前記電動機の極数変換を行うと共に前記極数変換に要する時間よりも長く設定した所定時間経過してから前記電動機を動作させるよう制御することを特徴とするプレスブレーキ。
  2. 前記所定位置は、前記ラムが前記ワークに到達する直前の第1の位置及び下死点であり、
    前記制御部は、前記電動機の極数を、前記第1の位置において前記第1の極数から前記第2の極数に変換し、前記下死点において前記第2の極数から前記第1の極数に変換することを特徴とする請求項1記載のプレスブレーキ。
  3. 電動機と、前記電動機の駆動力が伝達されて回転するねじ軸と、前記ねじ軸の回転により上下動するラムと、を備えたプレスブレーキを用い、前記ラムを下降させて前記ラムに装着されたパンチによりワークに曲げ加工を施すプレスブレーキによる曲げ加工方法において、
    前記電動機を、極数を第1の極数と前記第1の極数よりも多極の第2の極数との間で変換する極数変換器を備えた極数変換電動機とし、
    前記ラムの上下方向位置に基づいて前記ラムが下降中に所定位置に達したら、前記電動機を停止し、前記極数変換器によって前記電動機の極数変換を行うと共に前記極数変換に要する時間よりも長く設定した所定時間経過してから前記電動機を動作させることを特徴とするプレスブレーキによる曲げ加工方法。
  4. 前記所定位置を、前記ラムが前記ワークに到達する直前の第1の位置及び下死点とし、
    前記電動機の極数を、前記第1の位置において前記第1の極数から前記第2の極数に変換し、前記下死点において前記第2の極数から前記第1の極数に変換することを特徴とする請求項3記載のプレスブレーキによる曲げ加工方法。
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