JP2005131044A - 手術支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録した医療画像を有効利用する。
【解決手段】コントローラ32は、入力装置34から入力された手術名に基づく手術を構成する手術ステップを内部メモリより抽出し手術ステップに応じた内視鏡画像データをデータベース記憶装置35から読み出すデータ読出回路54と、読み出された内視鏡画像データを手術を構成する手術ステップ順に並べ手術シミュレーション画像データを生成するシミュレーション画像生成回路55と、手術シミュレーション画像データを手術室に出力するシミュレーション画像出力回路56と、各回路を制御する制御回路59とを備えて構成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の医療機器を用いて行う外科手術を支援する手術支援システムに関する。
通常、手術は手術室の術者が患者に対して手術を行うが、例えば手術室の術者が過去に経験が少ない手術を行うことが必要となる場合には、その手術に詳しい遠隔地にいる術者(遠隔支援術者)と公衆回線で接続して、手術中に遠隔支援術者による切除する部分の指示等を受けられるような遠隔支援のもとに手術室の術者が手術を行うようにすることにより、手術室の患者に対して適切な手術を行うことができるように支援するシステムが考えられる。
このように遠隔的に手術を支援するシステムの先行技術として特開2000−270318号公報がある。
一方、上述したように内視鏡観察下での外科手術は、直接処置部位を視認できず、モニタ等に内視鏡画像を表示させて各種処置が実施されるため、熟練を要する高度医療処置分野の手術となり、これら手術中の内視鏡画像が適宜記録し、記録した内視鏡画像を手術後に再生することで、手術の進捗、手技等の検証・確認を行い、手技等の向上を図っている。
特開2000−270318号公報
しかしながら、現状では上述したように、手術の度に内視鏡画像を記録し、手術後に再生するが、高度医療処置分野の内視鏡観察下での外科手術の様子を記録した画像を単に再生するだけで、記録画像を有効に利用することが考慮されていないといった問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、記録した医療画像を有効利用することのできる手術支援システムを提供することを目的としている。
本発明の手術支援システムは、術画像を構成する複数のステップ画像を手術ステップ毎に分類してステップ画像群のデータベースを構築・記憶するステップ画像記憶手段と、前記手術ステップ毎の前記ステップ画像群より入力手段からの入力情報に基づく前記ステップ画像を抽出するステップ画像抽出手段と、前記ステップ画像抽出手段が抽出した前記ステップ画像を前記手術ステップに応じて関連付けて前記手術画像に対応するシミュレーション動画像を生成するシミュレーション動画像生成手段とを備えて構成される。
本発明によれば、記録した医療画像を有効利用することができるという効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について述べる。
図1ないし図15は本発明の実施例1に係わり、図1は内視鏡手術システムの全体の概略の構成図、図2は図1の内視鏡手術システムのより詳細な構成図、図3は図1のデータベース記憶装置35に構築されるステップ画像データベースを説明する第1の図、図4は図1のデータベース記憶装置35に構築されるステップ画像データベースを説明する第2の図、図5は図1の支援室のコントローラの構成を示すブロック図、図6は図5の支援室のコントローラの作用を説明するフローチャート、図7は図6の処理で第4モニタに表示される「手術部位一覧」ウインドウを示す図、図8は図6の処理で第4モニタに表示される「手術一覧」ウインドウを示す図、図9は図6の処理で第4モニタに表示される「手術ステップ一覧」ウインドウを示す図、図10は図6の処理で第4モニタに表示される「サムネイル画像」ウインドウを示す図、図11は図6の処理で第4モニタに表示される「選択確認」ウインドウを示す図、図12は図6の処理で第4モニタに表示される「動画再生」ウインドウを示す図、図13は図1の内視鏡手術システムの変形例の全体の概略の構成図、図14は図13の支援室のコントローラの付加構成を示すブロック図、図15は図14の支援室のコントローラの作用を説明する図である。
図1或いは図2に示すように、本実施例の内視鏡手術システム1は、内視鏡観察の下で手術を行う内視鏡手術装置部(以下、単に手術装置部と略記)2と、この手術装置部2に対して離れた位置にある支援装置部3とが院内LAN4で接続して構成されており、手術装置部2及び支援装置部3は、例えば病院内のそれぞれ手術室5と支援室6に配置されている。
なお、図1及び図2においては説明の簡略化のため院内LAN4に接続されている手術室5と支援室6は1つづつとなっているが、院内LAN4に複数の手術室5と支援室6が接続可能であることは言うまでもない。
手術室5内に配置された手術装置部2は患者7の体腔内を観察する内視鏡撮像装置10と、内視鏡撮像装置10の観察下で患者7に対する治療のための手術を行う複数の手術装置20と、患者7の生体情報(バイタルサインデータ)を計測する患者モニタリング装置50とを有する。
より具体的には、図2に示すように患者7の例えば腹部には治療の手術を行う手術装置20の処置具と、この手術装置20の処置具による手術の状態等を観察するための光学式の内視鏡9とが刺入される。
手術装置20は、例えば電気メスによる切開或いは凝固等の処置等を行う電気メス装置20a、腹腔内を拡張する気腹器20bあるいは超音波により結石等を粉砕する超音波処置装置20cである。
また、内視鏡9は例えば硬性の挿入部12を有する硬性内視鏡で、挿入部12の後端側に設けられた接眼部13には撮像素子として例えば電荷結合素子(CCDと略記)14を内蔵したテレビカメラ15が装着されており、内視鏡画像を撮像する手段を形成している。
内視鏡9のライトガイドケーブル16は光源装置17に接続され、光源装置17内部の図示しないランプの照明光をライトガイドケーブル16内のライトガイド及び内視鏡9内のライトガイドを介して伝送し、挿入部12の先端側の照明窓に固定されたライトガイド先端面から伝送した照明光を出射し、体腔内臓器等の被写体側を照明する。
照明窓に隣接する観察窓には図示しない対物レンズが取り付けられ、被写体の光学像を結像する。この光学像は挿入部12内に配置された光学像伝送手段としての例えばリレーレンズ系により後方側に伝送され、接眼部13の図示しない接眼レンズを介して拡大観察することができる。
この接眼部13に着脱自在で装着されるテレビカメラ15の結像レンズ18を介してCCD14に伝送された光学像が結像される。このCCD14は信号ケーブル19を介してカメラコントロールユニット(以下、CCUと略記)21と接続され、CCD14で光電変換された信号に対して信号処理を行い標準的な映像信号を生成する内視鏡撮像装置20を構成している。
このCCU14から映像信号が第1モニタ22及びVTR23に出力され、CCD14で撮像した体腔内臓器及びこれを手術する手術装置20の処置具先端側等の内視鏡画像を表示し、VTR23に内視鏡画像を録画する。
また、CCU21及び手術装置20はこれらの制御等を行う(第1の)コントローラ24と接続されている。コントローラ24と、光源装置17、VTR23、CCU21及び各手術装置20とのデータの送受は、一般的なシリアル通信プロトコル、例えばRS−232C,IEEE1394等により、コントローラ24に設けられたコネクタに手術装置20からのそれぞれのケーブルを接続することで行われる。
このコントローラ24は制御の指示入力を行う例えばタッチパネル等からなる入力装置25と、患者情報(姓名、年齢、性別、患者ID等)、手技情報(手技日時、手技名、担当医名等)の入力等を行う例えばRF−IDチップあるいは磁気カードを読み込むIDリーダ26とも接続されている。コントローラ24と入力装置25及びIDリーダ26とのデータの送受は例えばUSBプロトコルにより行われる。
そして、例えば入力装置25を操作してコントローラ24を介してCCU21による色調の変更等の制御を行うことができるし、手術装置20の出力制御等も行うことができる。手術装置20が例えば電気メス20aの場合には電気メスによる切開、凝固等を行う出力レベルの設定制御を行うことができる。また、手術装置20が例えば気腹器20bの場合には設定圧等の値を可変設定制御することができる。手術装置20が例えば超音波処置装置20cの場合には超音波出力レベルの設定制御を行うことができる。
また、IDリーダ26によりRF−IDチップあるいは磁気カードに記録された患者データを読みとり、患者データをコントローラ24に入力し、このコントローラ24を介してCCU21に出力し、内視鏡画像に患者データの重畳表示を行う選択をすると、内視鏡画像に患者データの重畳表示することもできるようにしている。さらにコントローラ24は患者モニタリング装置50からの患者7の生体情報(バイタルサインデータ)を読み出すことができ、読み出した患者7の生体情報(バイタルサインデータ)を内視鏡画像に重畳表示することが可能となっている。
コントローラ24と患者モニタリング装置50とのデータの送受は、一般的なシリアル通信プロトコル、例えばRS−232C等により、コントローラ24に設けられたコネクタに患者モニタリング装置50からのケーブルを接続することで行われる。
また、CCU21及び手術室5内に設けたコントローラ24は信号伝送装置27と接続されている。そして、CCU21から出力され、モニタ22に表示される内視鏡画像の映像信号をコントローラ24を介して信号伝送装置27に出力し、信号伝送装置27により伝送可能な信号に変換して院内LAN線4を経て支援室6側の信号伝送装置28に伝送することができるようにしている。院内LAN4の通信プロトコルは、例えばTCP/IPであって大規模通信容量の専用の回線(光ファイバ回線)により通信を行う。
また、支援室6側の信号伝送装置28から院内LAN4を経て信号伝送装置27に送られた信号を映像信号に変換し、この信号伝送装置27に接続された第2モニタ29に出力し、信号伝送装置28側からの画像情報等を第2モニタ29に表示できるようにしている。
また、コントローラ24からの制御信号或いは患者データ等を信号伝送装置27により伝送可能な信号に変換して院内LANを経て支援室6側の信号伝送装置28に伝送することもできる。
なお、コントローラ24には図示しないキーボード等も接続され、キーボードからコントローラ24を介して信号伝送装置28側の遠隔支援術者側に文字情報等を送信できるようにしている。さらに、コントローラ24は、図示はしないが、術者の頭部に装着可能なハンズフリーにより音声入力する音声入力機器からの音声信号を音声認識機能によりデータとして取り込むことが出来るようになっている。
一方、支援室6内の支援装置部3では信号伝送装置28に第3モニタ31が接続されており、この第3モニタ31には手術室5側の例えばCCU21から送られた内視鏡画像が表示される。
また、この信号伝送装置28は(第2の)コントローラ32と接続され、このコントローラ32には第4モニタ33が接続されている。また、このコントローラ32には、例えばタッチパネル、或いはキーボード等の入力装置34が接続されている。また、図示しないマウス等のポインティングデバイスも接続されている。
このコントローラ32は手術室5側のCCU21から信号伝送装置27、28を介して送られる内視鏡画像を静止画として取り込む(キャプチャする)と共に、コントローラ24から信号伝送装置27、28を介して送られる患者情報等が入力され、これらをスーパインポーズ等して第4モニタ33で表示すると共に、入力装置34で例えば手術室5側の術者に対し、手術する際の指示情報等の支援情報を提供するために例えば切除すべき位置のマーキングによる表示、切除の際に気を付けるべき動脈の位置等の表示入力を行い、この表示入力の画像を第4モニタ33にオーバレイ表示する。
また、第4モニタ33にオーバレイ表示される画像情報等は信号伝送装置28、27を介して手術室5内の第2モニタ29に送信され、この第2モニタ29の表示面にその内容が表示されるようにする。そして、手術室5の術者は支援室6の支援術者による支援情報が表示された第2モニタ29に表示される画像を観察して、手術を行うことことにより、適切な手術を行うことができるようにしている。
また、コントローラ32は、入力装置34からの指示に従って、CCU21から送られた内視鏡画像データを処理して手術ステップに基づくステップ画像データベースを画像記憶手段としてのデータベース記憶装置35に構築するようになっている。
実際の手術は、図3に示すように、手術毎に複数の手術ステップを経て行われる。すなわち、手術対象の手術部位(胃、肝臓等)、手技(癌切除等)等が決まると、必要な手術ステップ(腹腔内送気ステップ、脂肪切除ステップ、止血ステップ、患部切除ステップ、止血ステップ等)が決定される。
コントローラ32の処理により、入力装置34を操作することで、1回の手術の内視鏡画像データが、図4に示すように複数のステップに分類してステップ画像データベースとしてデータベース記憶装置35に記憶される。ステップ画像データベースは、ヘッダに患者情報(姓名、年齢、性別、患者ID等)、手技情報(手技日時、手技名、担当医名等)を記録することにより管理している。
図4においては、手術が行われる度に上述したように内視鏡画像を複数のステップ画像に分解しステップ動画像(の記憶領域のアドレス)を記憶した状態を示しており、m個の手術工程からなる手術がn回行われた際の、ある部位のある手技に対するデータ群の構造を示している。このような構造のデータ群が部位及び手技毎に複数、データベース記憶装置35に格納され、ステップ画像データベースが構築されている。
コントローラ32は、図5に示すように、内視鏡画像データに手術ステップ名に応じたステップを識別するための識別データを付加するデータ付加回路51と、データ付加回路51により識別データが付加された内視鏡画像データに手術ステップ毎の手術装置20の設定値データを付加する設定値付加回路52と、識別データ及び設定値データが付加された内視鏡画像データを各手術ステップ別にデータベース記憶装置35に記憶させるデータ格納回路53と、入力装置34から入力された手術名に基づく手術を構成する手術ステップを内部メモリ(図示せず)より抽出し手術ステップに応じた内視鏡画像データをデータベース記憶装置35から読み出す画像抽出手段としてのデータ読出回路54と、読み出された内視鏡画像データを手術を構成する手術ステップ順に並べ手術シミュレーション画像データを生成するシミュレーション動画像生成手段としてのシミュレーション画像生成回路55と、手術シミュレーション画像データを支援室6の第4モニタ33及び手術室5の第2モニタ29に出力するシミュレーション画像出力回路56と、データ付加回路51からの識別データに基づき手術シミュレーション画像データより対応する手術ステップの設定値データを抽出する設定値抽出回路57と、設定値抽出回路57が抽出した設定値データと手術室5からの設定値データとを比較するデータ比較回路58と、比較結果に基づいて警告を発する警告回路60と、制御バス61で各回路に接続し各回路を制御する制御回路59を備えて構成される。
(作用)
本実施例のコントローラ32では以下のようにシミュレーション動画像を生成する。すなわち、図6に示すように、ステップS1にて制御回路59は図7に示すような「手術部位一覧」ウインドウ101を第4モニタ33に表示する。そして、ステップS2にて「手術部位一覧」ウインドウ101上での入力装置34による手術部位の選択がなされると、ステップS3にて制御回路59は図8に示すような「手術一覧」ウインドウ102を第4モニタ33に表示する。そして、ステップS4にて「手術一覧」ウインドウ102上での入力装置34による手術の選択がなされると、ステップS5にて制御回路59は図9に示すような「手術ステップ一覧」ウインドウ103を第4モニタ33に表示する。
そして、ステップS6にて「手術ステップ一覧」ウインドウ103上での入力装置34による手術ステップの選択がなされたかどうか判断し、「OK」ボタン104が押下され手術ステップの選択があるとステップS7に進み、手術ステップの選択がなされず、ステップS8にて「手術ステップ一覧」ウインドウ103の「中止」ボタン105が選択されると処理を終了し、「キャンセル」ボタン106が選択されるとステップS4に戻る。
ステップS7では、データ読出回路54によりデータベース記憶装置35より選択した手術ステップに対応するステップ画像の先頭フレームの静止画像データを読み出し、制御回路59は図10に示すようなステップ画像の静止画像データのサムネイル画像からなる「サムネイル画像」ウインドウ107を第4モニタ33に表示し、ステップS9にてステップ画像のサムネイル画像の選択がなされるとステップS9に進み、ステップS10にて制御回路59は図11に示すような「選択確認」ウインドウ108を第4モニタ33に表示する。
このステップS10では、「選択確認」ウインドウ108で選択したステップ画像のサムネイル画像が手術ステップ毎に順番に表示され、「選択確認」ウインドウ108上で「次ステップ」ボタン109が押下されて次の手術ステップの選択がなされるとステップS6に戻り、「選択確認」ウインドウ108上で「再生」ボタン110が押下されるとステップS11に進む。
ステップS11では、制御回路59は図12に示すような「動画再生」ウインドウ111を第4モニタ33に表示し、「選択確認」ウインドウ108で表示したステップ画像のサムネイル画像の順に従って、シミュレーション画像生成回路55により「動画再生」ウインドウ111上で手術ステップ画像をシミュレーション動画像として再生する。
そして、ステップS12にて制御回路59は「動画再生」ウインドウ111上で「追加」ボタン112あるいは「変更」ボタン113の押下があり修正があるかどうか判断し、「追加」ボタン112あるいは「変更」ボタン113の押下があるとステップS6に戻り、「OK」ボタン114が押下され修正がない場合には処理を終了する。
この処理によりステップ画像によるシミュレーション動画像が生成される。このシミュレーション動画像は、支援室6の第4モニタ33及び手術室5の第2モニタ29にて表示される。
(効果)
このように本実施例のコントローラ32は、手術室5から内視鏡画像データを識別コードを付加して手術ステップ毎に格納してデータベース記憶装置35内にステップ別に管理された画像データのデータベースを構築する。そして、このデータベースに格納された過去のステップ単位の内視鏡画像を、術前に手術名を入力することで、手術が実際行われる手順毎に並べてシミュレーション動画像を生成し、このシミュレーション動画像を用いて手術の流れを監視することが可能となる。
また、シミュレーション動画像により実際の手技前の手術スタッフ等の打ち合わせ資料、あるいは医学生等への教育教材として使用したり、さらには手術時間が概略把握できるために手術室の予約情報等に活用することが可能であって、手術の際の記録画像を有効に利用することができる。
また、術中に入力される機器の設定データと、ステップ名情報に基づいて設定値抽出回路57が抽出した設定値データとを手術装置20毎に比較し、比較した結果設定データが所定値以上、最適設定データと異なる場合警告を発し、手術室5内の術者に設定値の最適化を指示することで、手術の進捗状況に応じた適切な支援、助言を可能とする。
なお、図13に示すように、院内LAN4にCT検査室に設けられているCT装置200が接続された内視鏡手術システム1においては、コントローラ32に図14に示すような構成を付加してもよい。図14の付加構成においては、手術に応じた手術手順が手術手順指定部201により指定されると、部位算出部202が指定された手順に関連する生体部位を算出し、算出された部位の3次元データを3次元データ取り込み部203によりCT装置200から読み出し、仮想内視鏡画像生成部204に出力する。
仮想内視鏡画像生成部204では、3次元データに基づき部位の仮想内視鏡画像データを生成すると共に、手術手順指定部201により指定された手順に基づき仮想的な内視鏡シミュレーション動画像を生成し、画像合成部を205介して第4モニタ33及び手術室5の第2モニタ29に出力する。
これによりシミュレーション画像を用いて手術の流れを手術スタッフに周知させることが可能となる。
また、手術室において実際に手技が行われてライブの内視鏡画像が支援室6に伝送されると、コントローラ32では、ライブ内視鏡画像取り込み部206でライブの内視鏡画像を取り込み、画像合成部205でライブの内視鏡画像と内視鏡シミュレーション動画像を合成して図15に示すような画像を第4モニタ33に出力する。この内視鏡シミュレーション動画像と術中のライブの内視鏡画像とを比較することで、手術の進捗状況に応じた適切な支援、助言が可能となる。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明の実施例1に係る内視鏡手術システムの全体の概略の構成図 図1の内視鏡手術システムのより詳細な構成図 図1のデータベース記憶装置35に構築されるステップ画像データベースを説明する第1の図 図1のデータベース記憶装置35に構築されるステップ画像データベースを説明する第2の図 図1の支援室のコントローラの構成を示すブロック図 図5の支援室のコントローラの作用を説明するフローチャート 図6の処理で第4モニタに表示される「手術部位一覧」ウインドウを示す図 図6の処理で第4モニタに表示される「手術一覧」ウインドウを示す図 図6の処理で第4モニタに表示される「手術ステップ一覧」ウインドウを示す図 図6の処理で第4モニタに表示される「サムネイル画像」ウインドウを示す図 図6の処理で第4モニタに表示される「選択確認」ウインドウを示す図 図6の処理で第4モニタに表示される「動画再生」ウインドウを示す図 図1の内視鏡手術システムの変形例の全体の概略の構成図 図13の支援室のコントローラの付加構成を示すブロック図 図14の支援室のコントローラの作用を説明する図
符号の説明
1…遠隔支援内視鏡システム
2…手術装置部
3…遠隔支援装置部
4…院内LAN
5…手術室
6…支援室
7…患者
8…手術具本体
9…内視鏡
10…内視鏡撮像装置
12…挿入部
14…CCD
15…テレビカメラ
17…光源装置
20…手術装置
21…CCU
22…第1モニタ
24…(第1の)コントローラ
25,34…入力装置
26…IDリーダ
27…(第1の)信号伝送装置
28…(第2の)信号伝送装置
29…第2モニタ
31…第3モニタ
32…(第2の)コントローラ
33…第4モニタ
35…データベース記憶装置
50…患者モニタリング装置
51…データ付加回路
52…設定値付加回路
53…データ格納回路
54…データ読出回路
55…シミュレーション画像生成回路
56…シミュレーション画像出力回路
57…設定値抽出回路
58…データ比較回路
59…制御回路
60…警告回路
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (2)

  1. 手術画像を構成する複数のステップ画像を手術ステップ毎に分類してステップ画像群のデータベースを構築・記憶するステップ画像記憶手段と、
    前記手術ステップ毎の前記ステップ画像群より入力手段からの入力情報に基づく前記ステップ画像を抽出するステップ画像抽出手段と、
    前記ステップ画像抽出手段が抽出した前記ステップ画像を前記手術ステップに応じて関連付けて前記手術画像に対応するシミュレーション動画像を生成するシミュレーション動画像生成手段と
    を備えたことを特徴とする手術支援システム。
  2. 前記入力手段からの前記入力情報は、手術部位情報及び手術名情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の手術支援システム。
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