JP2000245738A - 遠隔手術支援システム - Google Patents

遠隔手術支援システム

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JP2000245738A
JP2000245738A JP11051556A JP5155699A JP2000245738A JP 2000245738 A JP2000245738 A JP 2000245738A JP 11051556 A JP11051556 A JP 11051556A JP 5155699 A JP5155699 A JP 5155699A JP 2000245738 A JP2000245738 A JP 2000245738A
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signal
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Akinobu Uchikubo
明伸 内久保
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地側から手術具の状態及び/または患者
情報を容易に確認しながら遠隔地から手術の指示を行う
ことを可能とする遠隔手術支援システムを提供する。 【解決手段】 手術室5に配置された第1の信号伝送装
置27と遠隔地の遠隔制御室6に配置された第2の信号
伝送装置28と公衆回線4で接続され、手術室5内の患
者7に対し、内視鏡画像を生成する撮像素子を有する内
視鏡撮像装置10と、患者7に対し手術を行う手術具2
0とはこれらを制御するコントローラ24に接続され、
このコントローラ24による制御内容及び磁気カードリ
ーダ26で入力された患者データは第2の信号伝送装置
28に接続されたコントローラ32を経て表示装置33
に表示され、遠隔制御室6側で手術具20の状態及び患
者データを常時確認できるようして、手術の指示等の支
援を行い易くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遠隔的に手術を支援
する遠隔手術支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、手術は手術室の術者が患者に対し
て手術を行うが、例えば手術室の術者が過去に経験の少
ない手術を行うことが必要となる場合には、その手術に
詳しい遠隔地にいる術者(遠隔支援術者)と公衆回線で
接続して、手術中に遠隔支援術者による切除する部分の
指示等を受けられるような遠隔支援のもとに手術室の術
者が手術を行うようにすることにより、手術室の患者に
対して適切な手術を行うことができるように支援するシ
ステムが考えられる。
【0003】このように遠隔的に手術を支援する遠隔手
術支援システムの先行技術として特願平10−3180
19号がある。この先行技術では、マニュピレータを介
して手術具の動作を制御する手術を行う場合、遠隔支援
術者による手術具を制御する操作信号を手術室の術者に
もその操作信号の内容が分かるようにして、共同して行
う手術をスムーズに行うことができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術は、遠隔支援術者は手術室側の手術具の状態をモ
ニタすることが出来ないため、遠隔制御室側から手術室
側に手術具の操作を指示する場合、逐次手術具の状態を
口頭で確認するしかなかったので、手術が度々中断され
るため、よりスムーズに手術を行えるような環境に設定
できることが望まれる状況にある。
【0005】また、遠隔支援術者は患者のデータを確認
する手段がないため、別途患者情報を送る必要があっ
た。そのため、緊急の手術の場合、遠隔地で患者の情報
をタイムリに得られなかった。
【0006】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、通信回線を介して遠隔地側から手
術具の状態及び/または患者情報を容易に確認しながら
手術の指示等を行うことを可能とする遠隔手術支援シス
テムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】手術室と遠隔地の遠隔制
御室とを通信回線を介して接続して遠隔制御室側と交信
して手術を行う遠隔手術支援システムにおいて、手術具
を制御する第1の制御手段と、前記手術具の状態を前記
第1の制御手段から受信して変換する第1の信号伝送装
置と、前記第1の信号伝送装置から通信回線を介して受
信した信号を変換する第2の信号伝送装置と、前記第2
の信号伝送装置からの信号を受信する第2の制御手段
と、第2の制御手段の出力を表示する表示装置と、を設
けることにより、遠隔地側の術者は手術具の状態をモニ
タでき、手術の指示等の支援情報の提供をタイムリに行
うことを可能とし、スムーズな手術を行い易くする。
【0008】また、前記第2の制御手段に支援情報を入
力する第2の入力手段と、前記第2の制御手段より出力
された前記支援情報を、前記第2の信号伝送装置及び前
記第1の信号伝送装置を介し入力して表示する第2の表
示装置と、を設けることにより、遠隔地側の術者は、手
技に対する支援情報を第2の入力手段から第2の制御手
段に入力し、入力された前記支援情報は前記第2の信号
伝送装置及び前記第1の信号伝送装置を介して第2の表
示装置に表示され、手術室側の術者は、この表示された
支援情報を参照しつつ、手技を遂行することができる。
【0009】また、手術室と遠隔地の遠隔制御室とを通
信回線を介して接続して遠隔制御室側と交信して手術を
行う遠隔手術支援システムにおいて、手術具を制御する
第1の制御手段と、前記第1の制御手段に制御内容を入
力する入力手段と、前記入力手段で入力した制御信号及
び/または患者情報を前記第1の制御手段から受信して
変換する第1の信号伝送装置と、前記第1の信号伝送装
置から通信回線を介して受信した信号を変換する第2の
信号伝送装置と、前記第2の信号伝送装置からの信号を
受信する第2の制御手段と、第2の制御手段の出力を表
示する表示装置と、を設けることにより、遠隔地側の術
者は手術具の状態及び/または患者情報を確認でき、手
術の指示等の支援情報の提供をタイムリに行うことを可
能とし、スムーズな手術を行い易くする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の遠隔手術
支援システムの全体の概略の構成を示し、図2は図1の
より詳細な構成を示し、図3は遠隔支援装置側の第2の
コントローラの構成を示し、図4は表示装置の表示画面
に表示される内容を示す。
【0011】本実施の形態は手術室と遠隔地の遠隔制御
室とを通信回線を介して接続して手術室の術者は遠隔制
御室側からの支援情報の提供を受けて手術を行う遠隔手
術支援システムである。
【0012】図1或いは図2に示すように本発明の第1
の実施の形態の遠隔手術支援システム1は手術装置部2
と、この手術装置部2に対して遠隔地にある遠隔支援装
置部3とが公衆回線4で接続して構成されており、手術
装置部2及び遠隔支援装置部3はそれぞれ手術室5と遠
隔制御室(遠隔支援装置室)6に配置されている。
【0013】手術室5内に配置された手術装置部2は患
者7の体腔内を観察する内視鏡撮像装置10と、内視鏡
撮像装置10の観察下で患者7に対する治療のための手
術を行う手術装置(手術具)20とを有する。
【0014】より具体的には、図2に示すように患者7
の例えば腹部には治療の手術を行う手術具本体8と、こ
の手術具本体8による手術の状態等を観察するための光
学式の内視鏡9とが刺入される。 手術具本体8は電気
メス等の切開或いは凝固等の処置等を行う装置であり、
この手術具本体8はコード等を介して手術具本体8に駆
動電源を供給し、切開或いは凝固のモードに応じて出力
値の設定を可変設定する機能を備えた電源部11と接続
され、手術具本体8と電源部(処置具によっては制御
部)11とで手術具20が構成されている。
【0015】また、内視鏡9は例えば硬性の挿入部12
を有する硬性内視鏡で、挿入部12の後端側に設けられ
た接眼部13には撮像素子として例えば電荷結合素子
(CCDと略記)14を内蔵したテレビカメラ15が装
着されおり、内視鏡画像を撮像する手段を形成してい
る。
【0016】内視鏡9のライトガイドケーブル16は光
源装置17に接続され、光源装置17内部の図示しない
ランプの照明光をライトガイドケーブル16内のライト
ガイド及び内視鏡9内のライトガイドを介して伝送し、
挿入部12の先端側の照明窓に固定されたライトガイド
先端面から伝送した照明光を出射し、体腔内臓器等の被
写体側を照明する。
【0017】照明窓に隣接する観察窓には図示しない対
物レンズが取り付けられ、被写体の光学像を結像する。
この光学像は挿入部12内に配置された光学像伝送手段
としての例えばリレーレンズ系により後方側に伝送さ
れ、接眼部13の図示しない接眼レンズを介して拡大観
察することができる。
【0018】この接眼部13に着脱自在で装着されるテ
レビカメラ15の結像レンズ18を介してCCD14に
伝送された光学像が結像される。このCCD14は信号
ケーブル19を介してカメラコントロールユニット(以
下、CCUと略記)21と接続され、CCD14で光電
変換された信号に対して信号処理を行い標準的な映像信
号を生成する内視鏡撮像装置20を構成している。
【0019】このCCU14から映像信号は第1モニタ
22に出力され、CCD14で撮像した体腔内臓器及び
これを手術する手術具本体8の先端側等の内視鏡画像を
表示する。また、CCU21及び電源部11はこれらの
制御等を行う(第1の)コントローラ24と接続されて
いる。このコントローラ24は制御の指示入力を行う例
えばタッチパネル25と、患者データの入力等を行う例
えば磁気カードリーダ26とも接続されている。
【0020】そして、例えばタッチパネル25を操作し
てコントローラ24を介してCCU21による色調の変
更等の制御を行うことができるし、手術具本体8の出力
制御等も行うことができる。手術具本体8が例えば電気
メスの場合には電気メスによる切開、凝固等を行う出力
レベルの設定制御を行うことができる。また、処置具2
0が気腹器の場合には設定圧等の値を可変設定制御する
ことができる。
【0021】また、磁気カードリーダ26により磁気カ
ードに記録された患者データを読みとり、患者データを
コントローラ24に入力し、このコントローラ24を介
してCCU21に出力し、内視鏡画像に患者データの重
畳表示を行うようにすることもできるようにしている。
【0022】また、CCU21及び手術室5内に設けた
コントローラ24は(第1の)信号伝送装置27と接続
されている。そして、CCU21から出力され、第1モ
ニタ22に表示される内視鏡画像の映像信号を信号伝送
装置27により総合デジタル通信網(ISDN)等の公
衆回線4により伝送可能な信号に変換して該公衆回線4
を経て遠隔制御室6側の(第2の)信号伝送装置28に
伝送することができるようにしている。
【0023】また、遠隔制御室6側の信号伝送装置28
から公衆回線4を経て信号伝送装置27に送られた信号
を映像信号に変換し、この信号伝送装置27に接続され
た第2モニタ29に出力し、信号伝送装置28側からの
画像情報等を第2モニタ29に表示できるようにしてい
る。
【0024】また、コントローラ24からの制御信号或
いは患者データ等を信号伝送装置27により公衆回線4
により伝送可能な信号に変換して該公衆回線4を経て遠
隔制御室6側の信号伝送装置28に伝送することもでき
る。なお、コントローラ24には図示しないキードード
等も接続され、キーボードからコントローラ24を介し
て信号伝送装置28側の遠隔支援術者側に文字情報等を
送信できるようにしている。
【0025】一方、遠隔制御室6内の遠隔支援装置3は
信号伝送装置28に第3モニタ31が接続されており、
この第3モニタ31には手術室5側の例えばCCU21
から送られた内視鏡画像が表示される。
【0026】また、この信号伝送装置28は(第2の)
コントローラ32と接続され、このコントローラ32に
は第4モニタとなる表示装置33が接続されている。ま
た、このコントローラ32には、例えばタッチパネル、
或いはキーボード34等の入力手段が接続されている。
また、図示しないマウス等のポインティングデバイスも
接続されている。
【0027】このコントローラ32は手術室5側のCC
U21から信号伝送装置27、28を介して送られる内
視鏡画像を静止画として取り込む(キャプチャする)と
共に、第1のコントローラ24から信号伝送装置27、
28を介して送られる患者情報等が入力され、これらを
スーパインポーズ等して表示装置33で表示すると共
に、キーボード34等の入力手段で例えば手術室5側の
術者に対し、手術する際の指示情報等の支援情報を提供
するために(例えば切除すべき位置のマーキングによる
表示、切除の際に気を付けるべき動脈の位置等)の表示
入力を行い、この表示入力の画像を表示装置33にオー
バレイ表示する。
【0028】また、表示装置33にオーバレイ表示され
る画像情報等は信号伝送装置28、27を介して手術室
5内の第2モニタ29に送信され、この第2モニタ29
の表示面にその内容が表示されるようにする。そして、
手術室5の術者は遠隔支援術者による支援情報が表示さ
れた第2モニタ29に表示された画像を観察して、手術
を行うことことにより、適切な手術を行うことができる
ようにしている。
【0029】図3はコントローラ32の構成を示す。こ
のコントローラ32は制御動作を行う中央演算処理装置
(CPUと略記)40、このCPU40の動作プログラ
ム及び画像等を格納するハードディスク(HDDと略
記)41、画像の一時格納及び作業エリア等に用いられ
るメモリ42、信号伝送装置28を介して入出力を行う
入出力インタフェース(I/Oと略記)43、映像信号
(ビデオ信号)のキャプチャ動作及び重畳表示動作を行
うビデオキャプチャ制御部44と、例えばキーボード3
4と接続されるキードードインタフェース(キーボード
I/Fと略記)45とから構成され、これらはバスを介
して互いに接続されている。
【0030】第2の信号伝送装置28からの制御信号等
の通信は、I/O 43を介して行われる。このコント
ローラ32の動作プログラムは、HDD41に格納され
ている。例えば、手術室5側で、タッチパネル25等か
ら手術具20の動作を制御する設定等を第1のコントロ
ーラ24を介して行うと、その制御内容が信号伝送装置
27、28を経てコントローラ32内のI/O43から
メモリ42等に格納される。また、患者情報も同様にコ
ントローラ32内のI/O43からメモリ42等に格納
される。
【0031】また、ビデオキャプチャ制御部44は信号
伝送装置28と接続され、入力されたビデオ信号をA/
D変換するA/D変換器46と、ビデオ信号をD/A変
換して出力するD/A変換器47とを有する。
【0032】これらA/D変換器46及びD/A変換器
47はオーバレイ制御を行うオーバレイ制御部48と接
続され、このオーバレイ制御部48は内部にビデオメモ
リを持ちオーバレイ表示の制御及びデータの送受等を行
う制御回路49に接続されている。また、この制御回路
49はバスに接続されている。
【0033】本実施の形態では信号伝送装置28による
画像通信は、ビデオキャプチャ制御部44を構成するA
/D変換器46及びD/A変換器47を介して行われ
る。A/D変換器46から入力された映像信号はオーバ
レイ制御部48で制御回路49の制御に従って画像変換
される。
【0034】オーバレイ制御部48の出力は、D/A変
換器47を介して信号伝送装置28に送信される。この
信号伝送装置28とコントローラ32との通信は、HD
D41に格納されたプログラムに従い、CPU40が制
御する。
【0035】また、HDD41にはビデオキャプチャ制
御部44を介して取り込んだ画像を格納することができ
る。また、HDD41に格納された画像は、キーボード
34からの画像選択により、CPU40はその選択され
た画像の縮小画像(サムネイル画像)をビデオキャプチ
ャ制御部44側に出力し、オーバレイ制御部48を介し
て(第1の信号伝送装置27側から送られた)映像信号
に重畳することもできる。また、D/A変換器47から
の映像信号は表示装置33にも出力され、この表示装置
33には例えば図4に示す表示を行うことができるよう
にしている。
【0036】この表示装置33の表示エリア33aは、
画面表示エリア50、サムネイル表示エリア51、手術
具状態表示エリア52、患者情報表示エリア53、コメ
ント表示エリア54とからなる。
【0037】サムネイル表示エリア51は、表示エリア
33aのツールバーに表示される画像選択ボタン(図示
略9を操作し、画像ウインドウを表示し、所望の項目
(患者名、手技名等9を選択することにより、該選択し
た項目に関連する複数の画像を表示するエリアである。
【0038】画面表示エリア50には、内視鏡撮像手段
を構成するCCU21からの映像信号及び前記サムネイ
ル表示エリア51から選択された画像が表示される。
【0039】サムネイル表示エリア51には第2のコン
トローラ32に蓄積した画像データの縮小画面や動画、
及びCCU21からの内視鏡画像に対応する映像信号を
静止画で縮小した画像(サムネイル画像)が表示され
る。
【0040】手術具状態表示エリア52には、 第1の
コントローラ24から送信された手術具本体8及びCC
U21等の状態が表示されている。患者情報表示エリア
53には、第1のコントローラ24から患者情報が表示
される。
【0041】また、図3の手術具状態表示エリア52と
患者情報表示エリア53との間のコメント表示エリア5
4には手術装置2側から送信したコメントを表示する。
なお、ISDNで画像、音声、信号を送信するための規
格に関し、従来、画像、音声、データを公衆回線で送信
する方式としてH320規格などが制定されている。
【0042】このような構成の本実施の形態の作用を説
明する。図1或いは図2に示すように手術装置部2と遠
隔支援装置部3とをISDN等の公衆回線4で接続し、
各電源を投入する。また、第1のコントローラ24には
磁気カードリーダ26から患者7の名前等の患者情報を
入力する。
【0043】内視鏡9をライトガイドケーブル16を介
して光源装置17に接続し、照明光が供給されるように
すると共に、内視鏡9の接眼部13にテレビカメラ15
を装着しこのテレビカメラ15の信号ケーブル19をC
CU21に接続し、CCD14で撮像された内視鏡画像
が第1モニタ22に表示されるようにする。
【0044】また、患者7の腹部にはまず、気腹器を図
示しないトラカールを介して刺入し、腹部内を気腹す
る。そして、内視鏡9の挿入部12をトラカールを介し
て刺入し、腹部内の患部の画像が第1モニタ22に表示
されるようにする。また、患者7の腹部には手術しよう
とする電気メス等の手術具本体8をトラカールを介して
刺入する。
【0045】第1モニタ22に表示される内視鏡画像の
色調を変更したい場合には、タッチパネル25を操作し
て第1のコントローラ24からCCU21に制御信号を
送り、色調を変更することができる。
【0046】CCU21から第1モニタ22に出力され
る内視鏡画像の映像信号は第1の信号伝送装置27から
公衆回線4を介して第2の信号伝送装置28側に伝送さ
れ、第3モニタ31に表示される。
【0047】この映像信号は第2のコントローラ32に
入力可能に接続されており、遠隔支援術者はこの第3モ
ニタ31に表示される内視鏡画像において、例えば手術
する際の切除部位を示すに適当な画像になった場合、キ
ーボード34から取り込み指示を行うことにより、コン
トローラ32のビデオキャプチャ制御部44を介してそ
の内視鏡画像(静止画)が取り込まれ、このコントロー
ラ32に接続された表示装置33には図4に示すように
画面表示エリア50には取り込まれた内視鏡画像が表示
される。
【0048】また、このコントローラ32には磁気カー
ドリーダ26による患者情報が第1のコントローラ24
から信号伝送装置27、28を介してそのI/O43か
ら入力されて、このコントローラ32内の例えばメモリ
42等に格納される。そしてその患者情報は表示装置3
3には図4に示すように患者情報表示エリア53に患者
情報が常時表示される。
【0049】また、遠隔支援術者は手術室5側から送ら
れた内視鏡画像及び患者情報等を表示装置33にオーバ
レイ表示して、手術具本体8で患部を切除しようとする
場合の切除すべき位置を静止画状態に設定して、図示し
ないマウスとかキーボード34等から入力してその静止
画上でマークしたり、その切除する部分の付近に注意す
べき動脈がある場合にはその部分を切除する場合とは異
なる色でマークする等して支援情報の表示を行う。
【0050】また、例えば電気メスを使用して切開する
場合の出力値と凝固させる場合の出力の設定値等を手術
室5の術者がタッチパネル25から行う。すると、その
手術具20に対する出力設定を含む制御内容は第1のコ
ントローラ24から第2のコントローラ32のI/O4
3に送られて例えばメモリ42等に格納されると共に、
図4に示すように手術具状態表示エリア52には、手術
具20に対する制御情報(設定情報)が表示される。な
お、図4では手術具状態表示エリア52には、気腹器の
設定情報も表示されている。つまり、複数の手術具の制
御情報を表示できるようにしている。
【0051】また、手術室5の術者がタッチパネル25
から電気メスの出力値の変更等の設定を行うとその変更
された内容が第2のコントローラ32のI/O43に送
られ、手術具状態表示エリア52には更新された内容が
表示される。つまり、手術具20の制御内容(設定内
容)が殆どリアルタイムで表示装置33に表示され、遠
隔支援術者は手術具20の状態を殆どリアルタイムで確
認することができる。
【0052】また、手術室5の術者から手術する場合に
気づいたコメント等がある場合には、キーボード等から
入力することにより、図4に示すようにコメント表示エ
リア54にはそのコメントが表示される。このコメント
に対し、遠隔支援術者による回答が望まれる場合にはそ
れに回答を付けて手術室5側に送り、手術室5の術者は
第2モニタ29を参照する等して回答を確認することも
できる。
【0053】また、遠隔支援術者はビデオキャプチャ制
御部44によりキャプチャした内視鏡画像を記録するこ
とができ、例えばキーボード34から記録の指示入力を
行うと、HDD41にはその静止画の画像が記録され
る。
【0054】また、HDD41に蓄積した内視鏡画像を
縮小して図4に示すサムネイル表示エリア51には表示
選択した縮小画面を表示することができる。
【0055】また、内視鏡画像以外にも、患者7に対す
るX線画像等を第1のコントローラ24から遠隔支援室
6の第2コントローラ32に送信して、HDD41に蓄
積した画像の縮小画像も表示することができる。
【0056】そして、遠隔支援術者はこれらの画像等を
表示装置33を参照してその患者7に対して手術する場
合に、的確な診断を下すことができ、その診断に沿って
手術する場合の支援情報を手術室5側に提供することが
できる。
【0057】表示装置33にオーバレイ表示された画像
情報は信号伝送装置28,27を介して第2モニタ29
に表示される。従って、手術室5の術者はこの第2モニ
タ29に表示された支援情報を含む内容を参照して手術
を行うことにより、手術室5の術者は適切な手術を行う
ことができる。
【0058】本実施の形態によれば、遠隔支援術者は第
3のモニタ31で手術中の画像を殆どリアルタイムで観
察でき、かつ表示装置33を参照することにより、手術
室5の手術具20の状態を殆どリアルタイムで常時確認
することができると共に、患者情報も確認することがで
きるので、通常の手術はもとより、緊急の手術を行う場
合にも、手術具20の状態及び患者情報を常時把握でき
るので、適切な手術を行うための支援情報を手術室5の
術者に速やかに提供でき、従って手術室5の術者はこれ
を参照して細かい手術等の場合にも、スムーズかつ迅速
な手術を行うことが可能となる。
【0059】なお、光学式の内視鏡9としてはリレーレ
ンズ系で光学像の伝送を行うものに限らず、ファイババ
ンドルで光学像の伝送を行うイメージガイドを採用した
ものでも良い。なお、図示してないが、手術室5の術者
と遠隔制御室6の遠隔支援術者とは音声信号の送受も行
うことができる。
【0060】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態を図5を参照して説明する。図5は本発明の第2
の実施の形態の遠隔手術支援システム61を示す。本実
施の形態は第1の実施の形態において、手術装置部2に
おける内視鏡撮像装置10における光学式の内視鏡9及
びテレビカメラ15の代わりに、撮像素子を内蔵した電
子内視鏡62が採用されている。
【0061】この電子内視鏡62は挿入部63と、この
挿入部63の後端に設けられた操作部64とこの操作部
64から延出されたユニバーサルコード65とを有し、
ユニバーサルコード65の端部のコネクタ66を光源装
置17に接続することにより、光源装置17から照明光
が供給される。また、挿入部63の先端部には図示しな
い撮像素子が配置され、この撮像素子はコネクタ66に
接続される信号線67を介してCCU21に接続され
る。
【0062】また、第2モニタ29に出力される映像信
号は画像記録装置69にも入力されるようになってお
り、タッチパネル25からコントローラ24を介して記
録指示入力を行うことにより、記録を所望とする画像を
記録することができるようにしている。
【0063】そして、手術室5側ではこの手術の際の遠
隔支援術者による支援情報等を含む情報を手術後の治療
の資料として参考にしたり、その後同様な手術を行う際
の貴重な資料として利用できるようにしている。
【0064】また、本実施の形態では第1の実施の形態
における手術装置2と遠隔支援装置3とを接続する通信
回線として公衆回線4の代わりにLAN(Local Area N
etwork)70が採用されている。その他の構成は第1の
実施の形態と同様である。
【0065】本実施の形態の作用効果は第1の実施の形
態とほぼ同様である。なお、遠隔支援術者が患者の状態
を診断するために内視鏡画像の他に、X線画像等を必要
とする場合、その画像情報を手術室5側のコントローラ
24から遠隔制御室6側のコントローラ32(内のHD
D41)に転送するようにしても良い。また、LAN7
0の代わりに、WAN(Wide Area Network)を採用し
ても良い。
【0066】なお、上述の実施の形態において、遠隔支
援術者側からも電気メスの出力値の設定等、手術具に対
する動作制御の入力を行えるようにしても良い。つま
り、遠隔支援術者が設定した方が簡単かつ的確な値に設
定できるような状況では、遠隔支援術者側側からキーボ
ード34或いはタッチパネル等によりコントローラ32
を介して手術室5側のコントローラ24に制御信号を送
り、その制御信号で手術具の動作を制御するようにして
も良い。
【0067】また、上述の各実施の形態において、第1
モニタ22にはCCU21から出力される内視鏡画像が
表示されると説明したが、コントローラ24から処置具
の制御内容及び患者情報も入力され、これらが内視鏡画
像にスーパインポーズ表示できるように良い。
【0068】なお、上述の各実施の形態では、患者情報
の入力手段を磁気カードリーダ26を採用しているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、ICカード、
光カードなど、他の情報記録媒体でも良い。
【0069】また、手術具としては、電気メス或いは気
腹器等の他に超音波手術具その他の場合等にも適用でき
る。また、上述じた各実施の形態等を部分的等で組み合
わせて構成される実施の形態等も本発明に属する。
【0070】[付記] 1.手術室と遠隔地の遠隔制御室とを通信回線を介して
接続して遠隔制御室側と交信して手術を行う遠隔手術支
援システムにおいて、手術具を制御する第1の制御手段
と、前記手術具の状態を前記第1の制御手段から受信し
て変換する第1の信号伝送装置と、前記第1の信号伝送
装置から通信回線を介して受信した信号を変換する第2
の信号伝送装置と、前記第2の信号伝送装置からの信号
を受信する第2の制御手段と、第2の制御手段の出力を
表示する表示装置とからなることを特徴とする遠隔手術
支援システム。
【0071】2.付記1における前記第2の制御手段に
支援情報を入力する第2の入力手段と、前記第2の制御
手段より出力された前記支援情報を、前記第2の信号伝
送装置及び前記第1の信号伝送装置を介し入力して表示
する第2の表示装置と、を有することを特徴とする遠隔
手術支援システム。
【0072】3.手術室と遠隔地の遠隔制御室とを通信
回線を介して接続して遠隔制御室側と交信して手術を行
う遠隔手術支援システムにおいて、手術具を制御する第
1の制御手段と、前記第1の制御手段に制御内容を入力
する入力手段と、前記入力手段で入力した制御信号及び
/または患者情報を前記第1の制御手段から受信して変
換する第1の信号伝送装置と、前記第1の信号伝送装置
から通信回線を介して受信した信号を変換する第2の信
号伝送装置と、前記第2の信号伝送装置からの信号を受
信する第2の制御手段と、第2の制御手段の出力を表示
する表示装置とからなることを特徴とする遠隔手術支援
システム。
【0073】4.手術室と遠隔地の遠隔制御室とを通信
回線を介して接続して遠隔制御室側と交信して手術を行
う遠隔手術支援システムにおいて、体腔内を撮像する内
視鏡撮像手段と、前記内視鏡撮像手段と手術具を制御す
る第1の制御手段と、前記第1の制御手段に制御内容を
入力する入力手段と、前記入力手段で入力した制御信号
を前記第1の制御手段から受信して変換する第1の信号
伝送装置と、前記第1の信号伝送装置から通信回線を介
して受信した信号を変換する第2の信号伝送装置と、前
記第2の信号伝送装置からの信号を受信する第2の制御
手段と、第2の制御手段の出力を表示する表示装置とか
らなることを特徴とする遠隔手術支援システム。
【0074】5.付記4における内視鏡撮像手段は、内
視鏡の挿入部に設けた固体撮像装置を含むものであるこ
とを特徴とする遠隔手術支援システム。 6.付記4における内視鏡撮像手段は、光学像伝送手段
で体腔内を観察する光学式の内視鏡の接眼部に設けた固
体撮像素子を備えたテレビカメラを有することとを特徴
とする遠隔手術支援システム。
【0075】7.付記5又は付記6の内視鏡の挿入部に
設けた固体撮像装置または固体撮像素子を備えたテレビ
カメラからの情報を表示するモニタを有することを特徴
とする遠隔手術支援システム。 8.付記3及び付記4の通信回線は公衆回線であること
を特徴とする遠隔手術支援システム。
【0076】9.付記3及び付記4の通信回線はLAN
であることを特徴とする遠隔手術支援システム。 10.付記3における第1の制御手段は、体腔内を撮像
する撮像手段を制御するものであることを特徴とする遠
隔手術支援システム。
【0077】11.付記3における第1の制御手段は、
内視鏡手術用装置を制御するものであることを特徴とす
る遠隔手術支援システム。 12.付記3における第1の制御手段に患者情報を入力
する入力手段を設けたことを特徴とする遠隔手術支援シ
ステム。 13.付記11における入力手段はカードリーダである
ことを特徴とする遠隔手術支援システム。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、手
術室と遠隔地の遠隔制御室とを通信回線を介して接続し
て遠隔制御室側と交信して手術を行う遠隔手術支援シス
テムにおいて、手術具を制御する第1の制御手段と、前
記手術具の状態を前記第1の制御手段から受信して変換
する第1の信号伝送装置と、前記第1の信号伝送装置か
ら通信回線を介して受信した信号を変換する第2の信号
伝送装置と、前記第2の信号伝送装置からの信号を受信
する第2の制御手段と、第2の制御手段の出力を表示す
る表示装置と、を設けているので、遠隔地側の術者は手
術具の状態をモニタでき、手術の指示等の支援情報の提
供をタイムリに行うことを可能とし、スムーズな手術を
行い易くできる。
【0079】また、前記第2の制御手段に支援情報を入
力する第2の入力手段と、前記第2の制御手段より出力
された前記支援情報を、前記第2の信号伝送装置及び前
記第1の信号伝送装置を介し入力して表示する第2の表
示装置と、を設けることにより、遠隔地側の術者は、手
技に対する支援情報を第2の入力手段から第2の制御手
段に入力し、入力された前記支援情報は前記第2の信号
伝送装置及び前記第1の信号伝送装置を介して第2の表
示装置に表示され、手術室側の術者は、この表示された
支援情報を参照しつつ、手技を遂行することができる。
【0080】また、手術室と遠隔地の遠隔制御室とを通
信回線を介して接続して遠隔制御室側と交信して手術を
行う遠隔手術支援システムにおいて、手術具を制御する
第1の制御手段と、前記入力手段で入力した制御信号及
び/または患者情報を前記第1の制御手段から受信して
変換する第1の信号伝送装置と、前記第1の信号伝送装
置から通信回線を介して受信した信号を変換する第2の
信号伝送装置と、前記第2の信号伝送装置からの信号を
受信する第2の制御手段と、第2の制御手段の出力を表
示する表示装置と、を設けているので、遠隔地側の術者
は手術具の状態及び/または患者情報をモニタでき、手
術の指示等の支援情報の提供をタイムリに行うことを可
能とし、スムーズな手術を行い易くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の遠隔手術支援シス
テムの全体の概略の構成図。
【図2】図1のより詳細な構成図。
【図3】遠隔支援装置側の第2のコントローラの構成を
示すブロック図。
【図4】表示装置の表示画面に表示される内容を示す
図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の遠隔手術支援シス
テムの全体の構成図。
【符号の説明】
1…遠隔支援システム 2…手術装置部 3…遠隔支援装置部 4…公衆回線 5…手術室 6…遠隔制御室 7…患者 8…手術具 9…内視鏡 10…内視鏡撮像装置 11…手術具制御部 12…挿入部 14…CCD 15…テレビカメラ 17…光源装置 20…手術具 21…CCU 22…第1モニタ 24…(第1の)コントローラ 25…タッチパネル 26…磁気カードリーダ 27…(第1の)信号伝送装置 28…(第2の)信号伝送装置 29…第2モニタ 31…第3モニタ 32…(第2の)コントローラ 40…CPU 41…ハードディスク(HDD) 43…I/O 44…ビデオキャプチャ制御部 46…A/D変換器 47…D/A変換器 48…オーバレイ制御部 49…制御回路 50…画像表示エリア 51…サムネイル表示エリア 52…手術具状態表示エリア 53…患者情報表示エリア 54…コメント表示エリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手術室と遠隔地の遠隔制御室とを通信回
    線を介して接続して遠隔制御室側と交信して手術を行う
    遠隔手術支援システムにおいて、 手術具を制御する第1の制御手段と、 前記手術具の状態を前記第1の制御手段から受信して変
    換する第1の信号伝送装置と、 前記第1の信号伝送装置から通信回線を介して受信した
    信号を変換する第2の信号伝送装置と、 前記第2の信号伝送装置からの信号を受信する第2の制
    御手段と、 第2の制御手段の出力を表示する表示装置とからなるこ
    とを特徴とする遠隔手術支援システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の制御手段に支援情報を入力す
    る第2の入力手段と、 前記第2の制御手段より出力された前記支援情報を、前
    記第2の信号伝送装置及び前記第1の信号伝送装置を介
    し入力して表示する第2の表示装置と、 を有することを特徴とする請求項1記載の遠隔手術支援
    システム。
  3. 【請求項3】 手術室と遠隔地の遠隔制御室とを通信回
    線を介して接続して遠隔制御室側と交信して手術を行う
    遠隔手術支援システムにおいて、 手術具を制御する第1の制御手段と、 前記第1の制御手段に制御内容を入力する入力手段と、 前記入力手段で入力した制御信号及び/または患者情報
    を前記第1の制御手段から受信して変換する第1の信号
    伝送装置と、 前記第1の信号伝送装置から通信回線を介して受信した
    信号を変換する第2の信号伝送装置と、 前記第2の信号伝送装置からの信号を受信する第2の制
    御手段と、 第2の制御手段の出力を表示する表示装置とからなるこ
    とを特徴とする遠隔手術支援システム。
  4. 【請求項4】 手術室と遠隔地の遠隔制御室とを通信回
    線を介して接続して遠隔制御室側と交信して手術を行う
    遠隔手術支援システムにおいて、 体腔内を撮像する内視鏡撮像手段と、 前記内視鏡撮像手段と手術具を制御する第1の制御手段
    と、 前記第1の制御手段に制御内容を入力する入力手段と、 前記入力手段で入力した制御信号を前記第1の制御手段
    から受信して変換する第1の信号伝送装置と、 前記第1の信号伝送装置から通信回線を介して受信した
    信号を変換する第2の信号伝送装置と、 前記第2の信号伝送装置からの信号を受信する第2の制
    御手段と、 第2の制御手段の出力を表示する表示装置とからなるこ
    とを特徴とする遠隔手術支援システム。
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