JP2005130943A - カプセル型医療装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 円筒状のコイル芯24に導線を数回程度巻回したものと、多数回巻回したものとで送信コイル25と受電コイル26とを同じコイル部材27上に形成し、かつこの受電コイル26の内側には磁性体筒体28を配置している。送信コイル25は撮像素子33による画像データを高い伝送レートで伝送するのに適した高周波用の送信アンテナとして機能し、受電コイル26はそのコイル断面積が大きく、かつ巻き線数も多く、低周波の交流磁界に対して交流電力を効率良く発生できる機能を持つようにしている。
【選択図】 図3
Description
例えば、特開2001ー224551号公報の従来例では、カプセル型医療装置の内部にフレキシブル基板の面上に形成した受電アンテナ(電力受信アンテナ)を収納したものを開示している。そして、この受電アンテナにより体外から送信される電力を受信してカプセル型医療装置の内部の電源として利用するようにしている。
また、カプセル型医療装置によりデータを送信する場合、データの伝送効率を考慮すると、生体での電磁波の減衰が大きくなるが、高い周波数の方が有利となる。
しかしながら従来例では、このような状況に十分に対応した構成ではなかった。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、送信アンテナ及び電力受信アンテナを備え、小型化できるカプセル型医療装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、データ伝送に適する送信アンテナと電力受信に適した電力受信アンテナとを備え、小型化できるカプセル型医療装置を提供することを目的とする。
送信アンテナと電力受信アンテナが同一のコイル部材からなることを特徴とする。
上記構成により、送信アンテナと電力受信アンテナとを同一のコイル部材で構成してカプセル型医療装置を小型化している。
本実施例の目的は、生体情報として、画像データのようにデータ量が大きいデータ伝送に適する送信アンテナと電力受信に適した電力受信アンテナとを備え、小型化できるカプセル型医療装置(より具体的にはカプセル型内視鏡)を提供することを目的とする。
この体外ユニット5には、画像データを保存するために、ハードディスク18(図2参照)が内蔵されている。このハードディスク18は、容量が例えば1GBのコンパクトフラッシュ(R)等でも良い。
つまり、図1(B)に示すように、この体外ユニット5は、表示システム6を構成するパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略記)7とUSBケーブル8等の通信を行う通信ケーブルで着脱自在に接続される。
そして、パソコン7により体外ユニット5に保存した画像を取り込み、内部のハードディスクに保存したり、表示するため等の処理を行い表示部9により保存した画像を表示できるようにしている。このパソコン7にはデータ入力操作等を行う操作盤としての例えばキーボード10が接続されている。
図1(A)に示すように、カプセル型医療装置3を飲み込んで内視鏡検査を行う場合には、患者2はシールド機能を持つシールドシャツ11を着て行う。
また、本実施例では、シールドシャツ11には、外側表面のシールド部分の内側に交流磁界を発生して、無線給電或いは無線送電するアンテナコイル(送電コイル)13a、13bが肩から側面側に(患者2の身長方向に対して)斜めに形成されると共に、中央部には例えば長方形状に巻回した無線送電或いは無線給電するアンテナコイル13cが正面側と背面側に対向するように形成されている。
また、この体外ユニット5は、例えば箱形状であり、前面には画像表示を行う表示装置としての例えば液晶モニタ14と、制御操作を行う操作部15とが設けてある。
図2に示すように、体外ユニット5の内部には、液晶モニタ14,操作部15の他に、アンテナ12に接続される通信回路(無線通信回路)16と、信号処理を行う信号処理回路17と、信号処理された画像データを記憶するハードディスク18と、アンテナコイル13a、13b、13cに出力する交流電力を発生する(発振回路及び電力増幅回路からなる)交流出力回路19と、通信回路16等を制御する制御回路20と、電源としての電池21とを備えている。
なお、図2において、アンテナ12は、本実施例では受信のみに使用するが、実施例3においては、送信にも使用する。このため、実施例3では通信回路16も受信のみでなく、送信にも使用される。
次に図3を参照して、本実施例のカプセル型医療装置3の構成を説明する。図3(A)はカプセル型医療装置3の内部構造を縦断面図で示し、図3(B)は、図3(A)のA−A断面を示し、図3(C)はカプセル型医療装置3の電気系の構成を示す。
つまり、この一体成形樹脂23の内側には、円筒形状のコイル芯24の円筒外周面に、導線を巻回して送信に用いられる送信コイル25と体外からの交流電力を受信する電力受信アンテナとしての受電コイル26とを形成したコイル部材27が配置されている。
また、このコイル芯24の円筒内周面には、パーマロイ等の強磁性体材料からなり、磁界を集束する機能、つまり透磁率の高い磁性体筒体28が配置されている。
また、この円筒状のコイル芯24の軸に沿って長方形の板形状の基板29が配置され、この基板29には電子部品30が実装され、図3(C)に示すような所定の機能を持つ回路が形成される。
このLED基板31aの背面には、撮像素子33の前面がフリップチップ実装される。また、この撮像素子33は、その背面に設けた電極パッドが基板29に半田付けにより電気的に接続されている。
また、この基板29における他方の端部には、略円板形状で蓄電手段としての機能を持つ大容量のコンデンサ34が配置され、基板29と電気的に接続されている。
本実施例では、上記コイル部材27は、共通のコイル芯24の円筒外周面に導線を一方の端部側から、その中央を越えて他方の端部寄りまで巻回して受電コイル26が形成され、さらに少し間隔を開けて同じ導線を少ない回数同様に巻回して送信コイル25が形成されている。そして、受電コイル26の一端と送信コイル25の一端は共通の端子35或いは中間電極(図3(C))となっている。
そして、本実施例では両方の機能を単一のコイル部材27により形成することにより、カプセル型医療装置3を小型化して実現している。
なお、コイル芯24の内側に配置される磁性体筒体28は、受電コイル26の内側部分のみに配置されており、受電コイル26から少し離れて形成されている送信コイル25には殆ど影響を及ぼさないようにしている。
LED31及び撮像素子33はこれらを駆動すると共に、撮像素子33の出力信号に対する信号処理も行う信号処理&制御回路37に接続されている。また、この信号処理&制御回路37は、撮像素子33で撮像された画像信号をA/D変換して圧縮した画像データに変換して、送信回路38に送る。この送信回路38は、画像データを高周波で変調し、さらにアンプ39で増幅した後、ハイパスフィルタ(HPFと略記)40を経て送信コイル25に送り、この送信コイル25から高周波の電波として放射される。
また、受電コイル26の両端は、給電回路(充電回路)41を構成するダイオードブリッジ42に接続され、このダイオードブリッジ42で整流された整流出力は、レギュレータ回路43に入力され、レギュレータ回路43により平滑化及び昇圧されて所定の直流電圧に変換された後、コンデンサ34に供給される。
なお、送信コイル25と受電コイル26とは、端子35において共通となっているので、送信回路39からアンプ39を介して増幅した送信信号を端子35を経て送信コイル25に送る際、受電コイル26により受電され、給電回路41に供給される交流磁界の周波数の信号がノイズとなって送信回路39側に悪影響を及ぼさないようにこの周波数の信号の侵入を阻止するハイパスフィルタ40を介挿している。そして、送信回路38側に、給電回路41に供給される(送信信号に比較すると遙かに、より具体的には1/100程度以下の)低い周波数の信号が入力するのを除去するようにしている。
上記コンデンサ34に蓄積された直流電力は、基板29に実装された電子部品30により形成される信号処理&制御回路37等の各回路に動作用に供給される。
図1(A)に示すように患者2は、シールドシャツ11を着て、体外ユニット5を装着してカプセル型医療装置3を口部から飲み込む。この場合、前もってアンテナコイル13a〜13cに交流磁界を印加し、カプセル型医療装置3の受電コイル26により受電して、給電回路41により直流電力に変換してコンデンサ34を充電する。そして、このコンデンサ34に蓄積された直流電力により、カプセル型医療装置3の各回路を動作させ、正常に動作することを確認してから患者2は、カプセル型医療装置3を飲み込む。
カプセル型医療装置3信号処理&制御回路37は、照明手段としてのLED31を間欠的に発光させるように駆動制御し、また撮像素子33に駆動信号を印加する。撮像素子333はLED31により照明された体腔内の部位を撮像し、駆動信号が印加されることにより光電変換した信号電荷を撮像信号として出力する。
この電波は、アンテナ12により受信され、通信回路16により復調された後、信号処理回路17に送られ、圧縮された画像データをハードディスク18に格納すると共に、伸張処理し、さらに映像信号に変換処理して液晶モニタ14に出力し、液晶モニタ14の表示面には撮像素子33で撮像した画像が表示される。
本実施例では、外部から交流磁界を低い周波数で印加することにより、体内のカプセル型医療装置3には殆ど減衰することなくその交流磁界を印加することができ、効率良く受電コイル26により交流電力を発生させることができる。このように外部から交流電力を効率良く給電できるようにしているので、カプセル型医療装置3を長時間体内で生体情報を送信させる動作を行わせることができる。
以上説明したように、本実施例によれば、単一のコイル部材27に送信コイル25と受電コイル26とを形成すると共に、カプセル型医療装置3の外径に近いサイズでかつ、受電コイル26は、カプセル型医療装置3の長手方向に沿って巻線数が多くなるように長い円筒形状に形成しているので、この受電コイル26により誘起される交流起電力を大きくできる。
また、本実施例では、送信コイル25の巻線数が少なく、情報量が大きい画像データを送信するレートを大きくできる(アンテナコイル13a〜13cによる交流磁界の周波数やその周波数の交流磁界に感度を有する受電コイル26に比べてはるかに高い)高周波の信号を送信するのに適したアンテナとなる。
このように周波数帯域が異なる送信コイル25と受電コイル26とを単一のコイル部材27により構成しているので、小型のカプセル型医療装置3を実現できる。
画像データのように情報量が大きい場合のデータを無線送信するには、転送レートを大きくできるようにするためには、高い周波数が有利となるが、その周波数を電力供給にも利用すると生体組織での減衰が大きく効率よく電力伝送ができない。
これに対して、本実施例の構成を採用することにより、省スケースでこれらを考慮した適切な機能を備え、小型化できるカプセル型医療装置3を実現できる。
図4は変形例のカプセル型医療装置3Bの電気系の構成を示す。本変形例は、図3(C)の構成において、例えばレギュレータ回路43に入力される直流電圧を、例えば信号処理&制御回路37に設けた電圧モニタ部37aにより検出するようにしている。
また、信号処理&制御回路37は、この電圧モニタ部37aを用いて、レギュレータ回路43に入力される直流電圧をモニタして、受電コイル26によりレギュレータ回路43側に給電が行われている時は送信を停止するように送信回路38を制御し、給電が停止している時に送信を行うように送信回路38を制御する。
本変形例では、このような制御動作を行うことにより、送信を行う時には、その信号にとってノイズとなる交流磁界の発生を停止するので、このカプセル型医療装置3Bによれば品質の良い画像データの送信が可能となる。その他は図3のカプセル型医療装置3と同じ効果を有する。
つまり、図6(A)に示すように本実施例のカプセル型医療装置3Cは、図3(A)に示すカプセル型医療装置3において、コイル芯24の代わりに円筒形状でプリントパターン52a及び52b(図7(A)参照)により形成された送信コイル25及び受電コイル26を有するフレキシブル基板51が採用されている。
また、このフレキシブル基板51は、円筒形状に成形される前には、図7(A)に示すように長方形ないしは正方形の薄板形状であり、このフレキシブル基板51の表面と裏面には、送信コイル25及び受電コイル26を形成するための平行な直線状に多数のプリントパターン52a及び52bが設けてある。
同様に裏面のプリントパターン52bの一端は、このプリントパターン52bの配列ピッチと同じピッチで配列された電極パッド53bにそれぞれ接続され、他端はスルーホール54bを介して表側の電極パッド53aに接続されている。
このように円筒形状にして電気的に接続すると、1つのコイルが形成されるが、本実施例では図7(B)に示すようにコイルの端部寄りに3つの電極パッド55a、55b、55cを設けて送信コイル25と受電コイル26とが形成できるようにしている。
つまり、図7(B)に示すようにコイルの両端に接続されるように2つの電極パッド55a、55bを設けると共に、コイルの端に近い電極パッド53aにプリントパターン56を介して接続した(共通電極パッドとしての)電極パッド55cを設けている。
また、図6(B)は本実施例のカプセル型医療装置3Cの電気系の構成を示す。図6(B)に示す構成は、図4において、コイル部材27の代わりに、フレキシブル基板51により形成されたコイル部材27Bを採用した構成となっている。その他は同じ構成である。
本実施例によれば、実施例1よりもより省スペースで送信コイル25と受電コイル26を有するコイル部材27Bを実現できる。
つまり、本変形例における円筒形状に成形する前の展開したフレキシブル基板51は、図9(A)に示すように送信コイル25を形成するプリントパターン61と、受電コイル26を形成するプリントパターン62とが(円筒にした場合の)軸方向に分離して形成されている。なお、プリントパターン61と62は、(ここでは符号を付けていないが図7に示した)プリントパターン52a、52bにより形成されている。
そして、プリントパターン61と62の各端部は、それぞれ電極パッド63aと63bに接続されている。
その他の構成は、図7と同様の構成であり、図6の場合とほぼ同様の効果を有する。 図10は第2変形例におけるコイル部材27Dを示す。図10(A)はコイル部材27Dを平面状に展開した平面図を示し、図10(B)はその厚み方向の構造を示す断面図を示し、図10(C)は円筒状に折り曲げて対向する電極パッドを接続してコイル部材27Dを形成する様子を示す。
この場合、中間層となる導電層73は、図10(A)で点線によりその外形を示すように両側の電極パッド53b及び53aの半分程度までを覆うように近似的に全面に及ぶ如くに設けている。但し、スルーホール54a、54bが形成される部分は、短絡しないように導電膜が形成されていない。
また、この図10(A)に示すようにプリントパターン72により構成される送信コイル25の両端は、電極パッド75a、75bとなる。また、プリントパターン74により構成される受電コイル26の両端は、電極パッド76a、76bとなる。
本変形例によれば、全面に近い導電層73を設けてグランドに利用することにより、導電層73の内側に配置される撮像して送信する回路系の動作を安定化したり、外部からのノイズに対してシールドし、その影響を軽減化することができる。その他は図6の場合とほぼ同様の効果を有する。
図11は第3変形例におけるコイル部材27Eを示す。このコイル部材27Eは、円筒形状のコイル芯81の外側に、導線を多数巻回して受電コイル26を構成し、その外側に銅箔を円筒状に巻き付けて導電層82を形成し、さらにその外側に導線を巻回して送信コイル25を形成している。そして、導電層82を第2変形例のようにシールド等に利用できるようにしている。
このコイル部材27Eを用いた場合の効果は、第2変形例とほぼ同様となる。
図10(A)においては、多層のフレキシブル基板71における第1層には第3層と同様に平行なライン状にプリントパターン72を設けて送信コイル25を形成するようにしていたが、本変形例においては第1層に例えば長方形状にプリントパターン86を設けて送信コイル25を形成するようにしている。
この送受信回路91は、信号処理&制御回路37に接続され、この送受信回路91には信号処理&制御回路37から送信する画像データが入力されると共に、体外ユニット5側からの制御信号が入力されると、その制御信号を復調して信号処理&制御回路37に出力する。
また、本実施例では、コンデンサ34の電圧をモニタする第2電圧モニタ部37bを設け、この第2電圧モニタ部37bの検出信号を信号処理&制御回路37の内部のCPUに出力する。
一方、体外ユニット5では、通信回路16(図2参照)を介して、その送信指示信号の情報を受信すると、その内部の制御回路20(図2参照)に送り、制御回路20は、送信指示信号を受けると、交流出力回路19を動作させ、送電動作を開始する。
図14は本実施例における代表的な動作例を示す。図14(A)は第2電圧モニタ部37bに入力される入力電圧を示し、その入力電圧がE1以下になると、図14(B)に示すように、CPUは、送電指示信号を発生する。この送電指示信号は、送受信回路91、送受信コイル25Bを介して無線で送信される。なお、通常の画像データを送信している場合には、その画像データの前又は後に送電指示信号に対応するコードを付加して送信する。体外ユニット5側では画像データの他に、この送電指示信号に対応するコードが付加されているか否かを制御回路20が判別する。
なお、体外ユニット5の操作部15の操作により、図14(C)のように送電動作を行わせる代わりに図14(D)に示すように間欠的に送電動作を開始させるようにしても良い。この場合、送電動作の停止時に、画像データの送信を行うことができる。
そして、送電動作により、コンデンサ34に充電される電圧が上昇して、電圧E2以上になると、送電指示信号をオフにし、送電動作は停止する。
本実施例によれば、カプセル型医療装置3E内部の給電手段のエネルギ状態をモニタし、給電が必要に近いエネルギ状態になるとその状態を検出して外部に検出信号を送信し、外部の装置はその信号を受けて給電のための交流磁界を発生するようにしているので、エネルギ送電及び送電されるエネルギの受電を適切に行うことができる。
また、2次電池等の電気エネルギ状態の情報を、画像データと共に外部に送信し、外部の体外ユニット5側により、給電を行うか否かの判断をして、交流磁界の発生や停止を制御するようにしても良い。
なお、上述した各実施例を部分的に組み合わせる等して構成される実施例等も本発明に属する。
1.外部にデータの送信を行い、且つ外部から電力供給を受けるカプセル型医療装置において、
送信アンテナと、電力受信アンテナが一体に設けられたことを特徴とするカプセル型医療装置。
2.付記1において、前記送信アンテナと前記受信アンテナが同一基板上に配置されたことを特徴とする。
3.付記2において、前記基板が、フレキシブル基板を略円筒形状に形成されていることを特徴とする。
4.付記1〜3において、前記電力受信アンテナをコイル状に形成し、その外側に、導電性部材で構成されたシールド層を形成し、さらにその外側に送信用アンテナを配置したことを特徴とする。
6.付記5において、前記コイル部材はフレキシブル基板上に形成される。
7.付記5において、前記送信手段と給電回路が異なる周波数で駆動されることを特徴とする。
8.付記5において、前記送信手段と給電手段が異なる時間に駆動されることを特徴とする。
9.付記5において、前記コイル部材が中間電極を有し、中間電極に送信手段が接続されていることを特徴とする。
11.付記5において、前記送信手段と前記コイル部材の間に前記給電手段からの周波数帯の信号を除去するフィルタが設けられていることを特徴とする。
12.請求項1において、さらに給電回路に蓄積される蓄積電力をモニタするモニタ手段を有する。
前記電力受信アンテナにより受信された交流電力を直流電力に変換する変換手段と、
変換された直流電力を蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段に蓄積される蓄積電力をモニタするモニタ手段と、
を備えたことを特徴とするカプセル型医療装置。
14.付記13において、前記モニタ手段により検出された検出情報を送信する送信手段を有する。
15.付記13において、前記モニタ手段により検出される検出信号に基づいて体外から送電するための信号を送信する送信手段を有する。
2…患者
3…カプセル型医療装置
4…アンテナユニット
5…体外ユニット
6…表示システム
12…アンテナ
13a〜13c…アンテナコイル(送電コイル)
14…液晶モニタ
16…通信回路
19…交流出力回路
23…一体成形樹脂
24…コイル芯
25…送信コイル
26…受電コイル
27…コイル部材
28…磁性体筒体
29…基板
31…LED
32…対物光学系
33…撮像素子
34…コンデンサ
37…信号処理&制御回路
38…送信回路
41…給電回路
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (3)
- 体内に挿入され、生体情報を体外に送信するカプセル型医療装置において、
送信アンテナと電力受信アンテナが同一のコイル部材からなることを特徴とするカプセル型医療装置。 - 前記コイル部材は、カプセル型医療装置から信号を送信する送信手段と、カプセル型医療装置への給電回路が接続されていることを特徴とする請求項1記載のカプセル型医療装置。
- 前記コイル部材はフレキシブル基板上に形成されることを特徴とする請求項1記載のカプセル型医療装置。
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