JP2005130904A - 浴槽 - Google Patents
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Abstract
【課題】 背もたれ部の湯面上に露出する部分に肌が接した場合でも冷感を感じることのない浴槽を提供する。
【解決手段】 浴槽1の側面1bで構成される背もたれ部2と、背もたれ部2を加熱する加熱手段3と、浴槽1内の湯面位置Wを検出する湯面位置検出手段4と、検出した湯面位置Wに基づいて加熱手段3での加熱領域を決定する加熱領域決定手段5とを備えて浴槽1を構成する。また、更に、湯面位置Wが下限基準位置Aを下回る場合に加熱手段3での加熱を停止する加熱停止手段5を備えて浴槽1を構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 浴槽1の側面1bで構成される背もたれ部2と、背もたれ部2を加熱する加熱手段3と、浴槽1内の湯面位置Wを検出する湯面位置検出手段4と、検出した湯面位置Wに基づいて加熱手段3での加熱領域を決定する加熱領域決定手段5とを備えて浴槽1を構成する。また、更に、湯面位置Wが下限基準位置Aを下回る場合に加熱手段3での加熱を停止する加熱停止手段5を備えて浴槽1を構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、入浴用の浴槽に関するものである。
特に冬場の入浴時において、浴槽の側面(背もたれ部)に背もたれた際に、当該背もたれ部の湯面上に露出する部分に肌が接して冷感を感じることがある。
従来の浴槽では、例えば、保温ヒーターで浴槽内の湯を保温するものはあったが(例えば、引用文献1を参照。)、背もたれ部の冷感対策がなされたものはなかった。
特開平7−235367号公報
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、背もたれ部の湯面上に露出する部分に肌が接した場合でも冷感を感じることのない浴槽を提供することを目的とする。
この課題を解決するため、浴槽の側面で構成される背もたれ部と、背もたれ部を加熱する加熱手段とを備えて浴槽を構成する(請求項1)。これによれば、背もたれ部を加熱手段で加熱することができ、背もたれ部の湯面上に露出する部分に肌が接した場合でも冷感を感じることがない。
また、浴槽内の湯面位置を検出する湯面位置検出手段と、検出した湯面位置に基づいて加熱手段での加熱領域を決定する加熱領域決定手段とを備えて上記浴槽を構成する(請求項2)。これによれば、湯面位置検出手段で浴槽内の湯面を検出し、検出した湯面に基いて加熱領域を決定するので、湯面位置に応じた適正領域を加熱することができ、上記効果を効率的に達成することができる。
また、加熱領域決定手段は略湯面位置以上となる領域を加熱領域として決定するように上記浴槽を構成する(請求項3)。これによれば、湯面位置検出手段で浴槽内の湯面を検出し、略湯面位置以上となる領域を加熱領域として決定するので、略湯面位置以上となる実質的に加熱が必要な部分のみを選択的に加熱することができ、上記効果を効率的に達成することができる。
また、加熱領域決定手段は予め設定された複数の加熱領域単位の内、湯面位置が位置する加熱領域単位及びその上方に位置する加熱領域単位を加熱領域として決定するように上記浴槽を構成する(請求項4)。これによれば、湯面位置検出手段で浴槽内の湯面を検出し、湯面位置が位置する加熱領域単位及びその上方に位置する加熱領域単位を加熱領域として決定するので、実質的に加熱が必要な部分のみを選択的に加熱することができ、上記効果を効率的に達成することができる。
更に、湯面位置が予め設定された下限基準位置を下回る場合に加熱手段での加熱を停止する加熱停止手段を備えて上記浴槽を構成する(請求項5)。これによれば、湯面位置が下限基準位置を下回る場合に自動的に加熱を停止することができ、入浴に必要な最下限の湯面位置を下限基準位置として設定しておけば、入浴時以外に自動的に加熱を停止することができる。
本発明の浴槽によれば、背もたれ部を加熱手段で加熱するので、背もたれ部の湯面上に露出する部分に肌が接した場合でも冷感を感じることがない。
本実施形態に係る浴槽は、浴槽内の湯面位置に対応させて、背もたれ部を加熱できるようにしたものである。
以下、本実施形態に係る浴槽について図1及び2を参照して詳細に説明する。図1は、実施形態に係る浴槽を説明する概念側面図であり、図2は同浴槽を説明する概念正面図である。
図1及び2に示すように、浴槽1は、当該浴槽1の側面1bで構成される背もたれ部2と、背もたれ部2を加熱する複数のヒータ3a,3b,3cと、浴槽1の湯面位置を検出する水位センサ4と、水位センサ4の検出結果に基いてヒータ3を制御する制御装置5とを備えて構成される。
背もたれ部2は、入浴時に背もたれとして用いられるもので、略長方形に形成された底面1aの一方の短辺から立ち上がる側面1bで構成される。ここで側面1bは他の側面1c〜eに比べて小さい傾斜角を有して形成されており、従って背もたれ部2は緩やかな傾斜面となり、腰をより伸ばした状態での入浴を可能にしている。
ヒータ3a,3b,3cは、本発明の加熱手段として機能し、背もたれ部2を加熱するもので、例えば、電熱ヒータや半導体ヒータ等で構成される。ヒータ3a,3b,3cは、背もたれ部2(側面1b)の裏面側に鉛直方向に並べて配置される。そして、ヒータ3a、ヒータ3b、ヒータ3cの単独での加熱領域は、それぞれ加熱領域単位Ta、加熱領域単位Tb、加熱領域単位Tcを構成する。また、加熱領域単位Taの下限を基準水位La、加熱領域単位Tbの下限を基準水位Lb、加熱領域単位Tcの下限を基準水位Lcとし、基準水位Laを本発明の下限基準位置として設定している。
水位センサ4は、本発明の湯面位置検出手段として機能し、浴槽1内の湯面位置Wを検出するもので、例えば水圧を利用して水位を検出するタイプの水位センサで構成される。
制御装置5は、本発明の加熱領域決定手段及び加熱停止手段として機能し、水位センサ4で検出した湯面位置に基いて加熱領域を決定すると共に、湯面水位が基準水位La(下限基準位置)を下回る場合にヒータ3での加熱を停止するものである。
制御装置5は、本発明の加熱領域決定手段及び加熱停止手段として機能し、水位センサ4で検出した湯面位置に基いて加熱領域を決定すると共に、湯面水位が基準水位La(下限基準位置)を下回る場合にヒータ3での加熱を停止するものである。
制御装置5は、スイッチ部5aと、演算部5bとで構成される。スイッチ部5aは、スイッチSW1,SW2,SW3を有しており、このスイッチSW1,SW2,SW3の『開』『閉』によりヒータ3a,3b,3cの稼動状態を切り替えるものである。また、演算部5bは、水位センサ4で検出した湯面位置に基いて加熱領域及び湯面水位が基準水位La(下限基準位置)を下回る否かを決定し、これに基いてスイッチ部5aを制御する。
次に、制御装置5を用いた制御方法について図3を参照して説明する。図3は、制御装置5での制御手順を示すフローチャートである。
図3に示すように、先ず、制御装置5は、水位センサ4で浴槽1内の湯面位置Wを検出する(ステップS1)。
次いで、制御装置5は、検出した湯面位置Wが基準水位Lcより高いかを判断する(ステップS2)。
ステップS2において、湯面位置Wが基準水位Lcより高いと判断した場合(ステップS2:Yes)は、制御装置5は、加熱領域Tを「加熱領域単位Tc」と決定し(ステップS3)、スイッチSW1を『開』、スイッチSW2を『開』、スイッチSW3を『閉』してヒータ3cのみを稼動させ、上記決定した加熱領域Tを加熱させる(ステップS4)。
一方、ステップ2において、湯面位置Wが基準水位Lc未満であると判断した場合(ステップS2:No)は、制御装置5は、湯面位置Wが基準水位Lbより高いかを判断する(ステップS5)。
ステップS5において、湯面位置Wが基準水位Lbより高いと判断した場合(ステップS5:Yes)は、制御装置5は、加熱領域Tを「加熱領域単位Tb+加熱領域単位Tc」と決定し(ステップS6)、スイッチSW1を『開』、スイッチSW2を『閉』、スイッチSW3を『閉』してヒータ3b及びヒータ3cを稼動させ、上記決定した加熱領域Tを加熱させる(ステップS7)。
一方、ステップ5において、湯面位置Wが基準水位Lb未満であると判断した場合(ステップS5:No)は、制御装置5は、湯面位置Wが基準水位Laより高いかを判断する(ステップS8)。
ステップS8において、湯面位置Wが基準水位Laより高いと判断した場合(ステップS8:Yes)は、制御装置5は、加熱領域Tを「加熱領域単位Ta+加熱領域単位Tb+加熱領域単位Tc」と決定する(ステップS9)。そして、スイッチSW1を『閉』、スイッチSW2を『閉』、スイッチSW3を『閉』してヒータ3A、ヒータ3b及びヒータ3cを稼動させ、上記決定した加熱領域Tを加熱させる(ステップS10)。
一方、ステップS8において、湯面位置Wが基準水位La未満であると判断した場合(ステップS8:No)は、制御装置5は、湯が入っていないと判断してスイッチSW3を『開』して全てのヒータ3A,3b,3cの稼動を停止する(ステップS11)。
なお、ステップS4、ステップS7、ステップS10及びステップS11の処理を行なった後は、ステップS1に戻って上記一連の処理を繰り返す。
以上のように、浴槽1は、制御装置5により、予め設定された複数の加熱領域単位Ta,Tb,Tcの内、湯面位置Wが位置する加熱領域単位及びその上方に位置する加熱領域単位を加熱領域Tとして決定するので、実質的に加熱が必要な部分となる背もたれ部2の湯面上に露出する部分を効率良く加熱することができ、当該湯面上に露出する部分に肌が接した場合でも冷感を感じることがない。更に、浴槽1は、制御手段5により、湯面位置Wが基準水位La(下限基準位置)を下回る場合にヒータ3a,3b,3cでの加熱を停止するので、入浴時以外に自動的にヒータ3a,3b,3cの稼動を停止することができる。
以上の実施形態では、背もたれ部2を、略長方形に形成された底面1aの一方の短辺から立ち上がる側面1bで構成した場合を説明したが、これに限られず、例えば底面1aの他方の短辺から立ち上がる側面1cをも背もたれ部2としてもよい。この場合、入浴者は2面で構成された背もたれ部2の内の何れか一方を選択して背もたれとして利用することとなる。更に、全ての側面1b〜1eを背もたれ部2としてもよい。
また、以上の実施形態では、3台のヒータ3a,3b,3cにより3つの加熱領域単位Ta,Tb,Tcを設定する場合を示したが、これに限られず、例えば6台のヒータにより6つの加熱領域単位を設定してもよく、また、6台のヒータにより3つの加熱領域単位を設定してもよい。
更に、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、様々に変形又は変更することが可能である。
1 浴槽
2 背もたれ部
3(3a,3b,3c) ヒータ
4 水位センサ
5 制御装置
W 湯面位置
2 背もたれ部
3(3a,3b,3c) ヒータ
4 水位センサ
5 制御装置
W 湯面位置
Claims (5)
- 浴槽の側面で構成される背もたれ部と、背もたれ部を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする浴槽。
- 浴槽内の湯面位置を検出する湯面位置検出手段と、検出した湯面位置に基づいて加熱手段での加熱領域を決定する加熱領域決定手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の浴槽。
- 加熱領域決定手段は略湯面位置以上となる領域を加熱領域として決定することを特徴とする請求項2に記載の浴槽。
- 加熱領域決定手段は予め設定された複数の加熱領域単位の内、湯面位置が位置する加熱領域単位及びその上方に位置する加熱領域単位を加熱領域として決定することを特徴とする請求項3に記載の浴槽。
- 湯面位置が予め設定された下限基準位置を下回る場合に加熱手段での加熱を停止する加熱停止手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003367265A JP2005130904A (ja) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | 浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003367265A JP2005130904A (ja) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | 浴槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005130904A true JP2005130904A (ja) | 2005-05-26 |
Family
ID=34645319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003367265A Pending JP2005130904A (ja) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | 浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005130904A (ja) |
-
2003
- 2003-10-28 JP JP2003367265A patent/JP2005130904A/ja active Pending
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