JP2018000596A - 暖房便座装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】暖房便座装置において、加熱ヒータの消費電力を抑制して省エネ性を向上すること。【解決手段】暖房便座装置1の制御装置60は、着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に切り替った場合または人体検出装置50の出力が第二オン信号から第二オフ信号に切り替った場合、温度センサ23の検出温度に基づいて、着座面Sのうち使用者が温冷感を最も感じる第一部位と少なくとも接触する第一領域Sa1の温度を、使用者に快適感を与える快適温度Thkより低い温度であって使用者に冷感を与えない第一温度Th1に調節し、かつ、着座面Sのうち第一領域Sa1以外の領域である第二領域Sa2の温度を第一温度Th1より低い第二温度Th2に調節するように加熱ヒータ22bを制御する温度制御部61を備えている。【選択図】図2
Description
本発明は、暖房便座装置関する。
暖房便座装置の一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。暖房便座装置は、特許文献1の図1に示すように、便座200、便座200の着座面を加熱するヒータ210、便座200の着座面の温度を検知する温度検知センサ220、便座200に使用者が着座したことを検知する着座検知センサ420、使用者の人体を検知する人体検知センサ430およびヒータ210への通電量を制御する制御部410を備えている。着座面は、便座200の外表面のうち、使用者が着座した場合に使用者の人体が接触する面である。
使用者が着座面に着座している場合、制御部410は、着座面の温度を設定温度とするようにヒータ210への通電量を制御する。また、使用者が着座面に着座していない場合、着座面の温度を設定温度より低い温度とするようにヒータ210への通電量を制御する。
上述した特許文献1の暖房便座装置においては、ヒータ210(加熱ヒータ)は、使用者が着座しているか、着座していないかに関わらず、着座面の全体を加熱している。しかしながら、使用者が着座面に着座する場合に使用者と接触する着座面の領域は、着座面の一部の領域である。すなわち、加熱ヒータは、着座面における使用者が接触しない領域も加熱している。一方、暖房便座装置においては、省エネの観点から消費電力をさらに低減させたいとの要請がある。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、暖房便座装置において、加熱ヒータの消費電力を抑制して省エネ性を向上することを目的とする。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、暖房便座装置において、加熱ヒータの消費電力を抑制して省エネ性を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る暖房便座装置は、使用者が上方から着座する着座面を有する本体部と、本体部における着座面の下方に設けられ、着座面を加熱する加熱ヒータと、本体部に設けられ、着座面の温度を検出する温度センサと、使用者が着座面に着座している場合に第一オン信号を出力し、使用者が着座面に着座していない場合に第一オフ信号を出力する着座検出装置、および使用者がトイレルームに入室している場合に第二オン信号を出力し、使用者がトイレルームに入室していない場合に第二オフ信号を出力する人体検出装置の少なくとも一方と、加熱ヒータを制御する制御装置と、を備え、着座面は、着座面に接触する使用者の人体の部位のうち、使用者が温冷感を最も感じる第一部位と少なくとも接触する第一領域と、第一領域以外の領域である第二領域と、を有し、温度センサは、第一領域および第二領域の少なくとも第一領域の温度を検出し、制御装置は、着座検出装置の出力が第一オン信号である場合または人体検出装置の出力が第二オン信号である場合、温度センサの検出温度に基づいて、第一領域の温度および第二領域の温度を使用者に快適感を与える快適温度に調節するように前記加熱ヒータを制御し、着座検出装置の出力が第一オン信号から第一オフ信号に切り替った場合または人体検出装置の出力が第二オン信号から第二オフ信号に切り替った場合、温度センサの検出温度に基づいて、第一領域の温度を快適温度より低い温度であって使用者に冷感を与えない第一温度に調節し、かつ、第二領域の温度を第一温度より低い第二温度に調節するように加熱ヒータを制御する温度制御部を備えている。
これによれば、使用者が着座面に着座している状態から使用者が着座面に着座していない状態になった場合、または使用者がトイレルーム内からトイレルーム外に移動した場合、制御装置の温度制御部は、温度センサの検出温度に基づいて、第一領域の温度を快適温度より低い温度であって使用者に冷感を与えない第一温度に調節し、かつ、第二領域の温度を第一温度より低い第二温度に調節するように加熱ヒータを制御する。よって、従来技術のように、使用者が着座面に着座しているか着座していないかに関わらず、着座面の全体を加熱している場合に比べて、加熱ヒータの消費電力を抑制することができる。したがって、暖房便座装置において、省エネ性を向上することができる。
<第一実施形態>
以下、本発明による暖房便座装置の第一実施形態について説明する。なお、本明細書においては説明の便宜上、図1における上側および下側をそれぞれ暖房便座装置1の上方および下方とし、同じく右下側および左上側をそれぞれ暖房便座装置1の前方および後方とし、同じく左下側および右上側を、それぞれ暖房便座装置1の左方および右方として説明する。
以下、本発明による暖房便座装置の第一実施形態について説明する。なお、本明細書においては説明の便宜上、図1における上側および下側をそれぞれ暖房便座装置1の上方および下方とし、同じく右下側および左上側をそれぞれ暖房便座装置1の前方および後方とし、同じく左下側および右上側を、それぞれ暖房便座装置1の左方および右方として説明する。
暖房便座装置1は、使用者が着座する着座面を、電熱によって暖房をすることができる便座である。暖房便座装置1は、図1に示すように、トイレルーム2に設置された腰掛式便器3に取り付けられている。暖房便座装置1は、取付部10、便座部20、便座部20を覆う便蓋部30、着座検出装置40、人体検出装置50、および、制御装置60を備えている。
取付部10は、中空の箱状に形成されている。取付部10は、腰掛式便器3に取り付けられている。取付部10は、便座部20および便蓋部30を回動可能に保持する。取付部10には着座検出装置40、人体検出装置50および制御装置60が収容されている。
便座部20は、使用者が着座するものである。便座部20は、図2および図3に示すように、本体部21、ヒータ部22、温度センサ23を備えている。
本体部21は、便座部20の平面視において環状に形成されている(図2参照)。本体部21は、肉厚をおよそ一定とする中空状に形成されている(図3参照)。肉厚は、本体部21を形成する側壁の厚みである。本体部21は、熱可塑性樹脂によって形成されている。
また、本体部21は、着座面Sを有している。着座面Sは、本体部21の外表面のうち、使用者が上方から着座する部位である。着座面Sは、本体部21の外表面における上側の部位である。着座面Sは、使用者が上方から着座した場合に使用者の人体が接触可能な範囲に設定されている。着座面Sは、第一領域Sa1および第二領域Sa2を有している。
第一領域Sa1は、着座面Sに接触する使用者の人体の部位のうち、使用者が温冷感を最も感じる第一部位と少なくとも接触する着座面Sの領域である。第一部位は、使用者の大腿部である。第一領域Sa1は、前第一領域Sa1aおよび後第一領域Sa1bを有している。
前第一領域Sa1aは、着座面Sの前側かつ左右方向両側にそれぞれ設けられている。前第一領域Sa1aは、使用者が両足を閉じた状態で着座面Sに着座する場合において、第一部位が接触する領域である。また、使用者が両足を閉じた状態で着座する場合において、使用者の人体のうち第一部位が、着座面Sのうち前第一領域Sa1aに、最初に接触する。
後第一領域Sa1bは、着座面Sにおける前後方向中央部かつ左右方向両側にそれぞれ設けられている。後第一領域Sa1bは、使用者が両足を開いた状態であるか両足を閉じた状態であるかに関わらず、着座面Sに着座する場合において、少なくとも第一部位が接触する領域である。また、使用者が足を開いた状態で着座する場合において、使用者の人体のうち第一部位が、着座面Sのうち後第一領域Sa1bに、最初に接触する。
なお、使用者が両足を閉じた状態において、使用者の着座位置が着座面Sに対して前側寄りである(浅い)場合、着座面Sに対して後側寄りである(深い)場合に比べて、後第一領域Sa1bにおいては、使用者の第一部位の接触範囲が少なくなり、かつ、使用者の臀部の接触範囲が多くなる。一方、使用者が両足を開いた状態においては、使用者の着座位置が着座面Sの前寄りである場合か着座面Sの後寄りである場合かに関わらず、使用者の第一部位が後第一領域Sa1bに接触し、かつ、使用者の第一部位が前第一領域Sa1aに接触しない。
第二領域Sa2は、着座面Sのうち第一領域Sa1以外の領域である。第二領域Sa2の後側は、主として使用者の臀部が接触する。着座面S、第一領域Sa1(前第一領域Sa1a,後第一領域Sa1b)、および、第二領域Sa2は、実験等によって実測されて設定されている。
ヒータ部22は、着座面Sを加熱するものである。ヒータ部22は、図3に示すように、本体部21の上側壁21aの内面に配置されている。ヒータ部22は、本体部21の上側壁21aを加熱することにより、着座面Sを加熱する。ヒータ部22は、熱拡散部22aおよび加熱ヒータ22bを備えている。
熱拡散部22aは、加熱ヒータ22bからの熱を上側壁21aの内面に拡散させて、上側壁21aを介して着座面Sに伝熱させるものである。熱拡散部22aは、例えばアルミ箔である。熱拡散部22aは、上側壁21aの内面における上側壁21aを挟んで着座面Sと対向する部位に、一方面(上面)を接触するように配置されている。熱拡散部22aの一方面と上側壁21aの内面とが、例えば接着剤によって固定されている。
加熱ヒータ22bは、本体部21における着座面Sの下方に設けられ、着座面Sを加熱するものである。加熱ヒータ22bは、コード状の発熱体によって構成されたコードヒータである。加熱ヒータ22bは、通電されることにより発熱する。
加熱ヒータ22bは、具体的には、発熱部22b1および絶縁被覆22b2を備えている。発熱部22b1は、例えばガラス繊維からなる線芯(図示なし)に電熱用合金線(図示なし)が螺旋状に巻付けられたものである。ポリ塩化ビニル樹脂等の絶縁被覆22b2は、絶縁性を有し、発熱体の外周を覆うものである。
加熱ヒータ22bは、熱拡散部22aの他方面(下面)に配置されている。加熱ヒータ22bは、着座面Sから下方に、およそ上側壁21aの肉厚だけ離れて配置されている。加熱ヒータ22bは、絶縁被覆22b2が熱拡散部22aに溶着されて固定される。熱拡散部22aおよび加熱ヒータ22bによって構成されるヒータ部22は、面状発熱体である。
加熱ヒータ22bは、第一加熱ヒータ22cおよび第二加熱ヒータ22dを備えている。各加熱ヒータ22c,22dは、長さのみが互いに異なるように設定されている。すなわち、各加熱ヒータ22c,22dの単位長さあたりの消費電力は同じである。各加熱ヒータ22c,22dの消費電力は、比較的低い消費電力に設定されている。各加熱ヒータ22c,22dの消費電力の合計は、例えば、30〜100ワットである。各加熱ヒータ22c,22dの各々の両端には、電力が供給される電線(図示なし)がそれぞれ接続される接続部22c1,22d1がそれぞれ設けられている(図2参照)。
第一加熱ヒータ22cは、第一領域Sa1を加熱するものである。第一加熱ヒータ22cは、本第一実施形態において、第二領域Sa2と比較して、第一領域Sa1を主に加熱する。第一加熱ヒータ22cは、図2の長破線にて示すように配置されている。第一加熱ヒータ22cは、具体的には、図2の着座面Sの平面視において、着座面Sの右上側の位置から時計回りに着座面Sを一周するように配置されている。
また、第一加熱ヒータ22cは、第一領域Sa1にて、蛇行するように配置されている。すなわち、第一加熱ヒータ22cは、第二領域Sa2の単位面積あたりの長さより、第一領域Sa1の単位面積あたりの長さの方が長い。これにより、第一加熱ヒータ22cによって、第一領域Sa1の単位面積あたりに与えられる熱量(単位時間あたりの熱量)の方が、第二領域Sa2の単位面積あたりに与えられる熱量より多くなる。
第二加熱ヒータ22dは、第二領域Sa2を加熱するものである。第二加熱ヒータ22dは、本第一実施形態において、第一領域Sa1と比較して、第二領域Sa2を主に加熱する。第二加熱ヒータ22dは、図2の短破線にて示すように配置されている。第二加熱ヒータ22dは、図2の着座面Sの平面視において、着座面Sの右上側の位置から時計回りに着座面Sを一周するように配置されている。
また、第二加熱ヒータ22dは、第二領域Sa2にて蛇行するように配置されている。すなわち、第二加熱ヒータ22dは、第一領域Sa1の単位面積あたりの長さより、第二領域Sa2の単位面積あたりの長さの方が長い。これにより、第二加熱ヒータ22dによって、第二領域Sa2の単位面積あたりに与えられる熱量の方が、第一領域Sa1の単位面積あたりに与えられる熱量より多くなる。
さらに、第二加熱ヒータ22dは、第二領域Sa2にて、第一加熱ヒータ22cより小さい曲率にて蛇行するように配置されている。すなわち、第一領域Sa1の単位面積あたりの第一加熱ヒータ22cの長さが、第二領域Sa2の単位面積あたりの第二加熱ヒータ22dの長さより長くなるように設定されている。これにより、第一加熱ヒータ22cによって第一領域Sa1の単位面積あたりに与えられる熱量の方が、第二加熱ヒータ22dによって第二領域Sa2の単位面積あたりに与えられる熱量より多くなる。
温度センサ23は、本体部21に設けられ、着座面Sの温度を検出するものである。温度センサ23は、熱拡散部22aの他方面に配置されている。温度センサ23は、上側壁21aの内面の温度を検出することにより、着座面Sの温度を間接的に検出する。温度センサ23は、第一温度センサ23aおよび第二温度センサ23bを備えている。
第一温度センサ23aは、第一領域Sa1の温度を検出する。第一温度センサ23aは、具体的には、右方の後第一領域Sa1bのおよそ中央部の温度を検出する。第二温度センサ23bは、具体的には、第二領域Sa2の温度を検出する。第二温度センサ23bは、具体的には、第二領域Sa2の左後端部の温度を検出する。各温度センサ23a,23bによって検出された温度は、制御装置60に送信される。
着座検出装置40は、使用者が着座面Sに着座しているか否かを検出するものである。着座検出装置40は、使用者が着座面Sに着座している場合に第一オン信号を出力し、使用者が着座面Sに着座していない場合に第一オフ信号を出力する。着座検出装置40は、対象物との距離を検出する赤外線方式の距離センサである。着座検出装置40は、取付部10の内側の上部に配置されている(図1参照)。
使用者が着座面Sに着座した場合、使用者と着座検出装置40との距離が比較的短くなる。これにより、着座検出装置40の検出結果が第一所定距離以下であるとき、着座検出装置40は、第一オン信号を制御装置60に出力する。一方、使用者が便座部20に着座していないことにより、着座検出装置40の検出結果が第一所定距離より長いとき、着座検出装置40は、第一オフ信号を制御装置60に出力する。第一所定距離は、実験等により実測されて予め導出されている。
人体検出装置50は、使用者がトイレルーム2に入室しているか否かを検出するものである。人体検出装置50は、使用者が暖房便座装置1の周囲に位置しているか否かを検出する。人体検出装置50は、対象物との距離を検出する赤外線方式の距離センサである。人体検出装置50は、取付部10の内側における上端部の左側部に配置されている(図1参照)。
使用者がトイレルーム2に入室した場合、使用者と人体検出装置50との距離が比較的短くなる。これにより、人体検出装置50の検出結果が第二所定距離以下であるとき、人体検出装置50は、第二オン信号を制御装置60に出力する。一方、使用者がトイレルーム2に入室していないことにより、人体検出装置50の検出結果が第二所定距離より長いとき、人体検出装置50は、第二オフ信号を制御装置60に出力する。第二所定距離は、第一所定距離より長い距離に設定されている。第二所定距離は、実験等により実測されて予め導出されている。
制御装置60は、暖房便座装置1を統括制御するものである。制御装置60は、各加熱ヒータ22c,22dを制御する。制御装置60は、図4に示すように、温度制御部61を備えている。温度制御部61は、具体的には、各温度センサ23a,23bの検出温度に基づいて、各領域Sa1,Sa2の温度を目標温度に調節するように各加熱ヒータ22c,22dをオンオフ制御するものである。
温度制御部61は、具体的には、着座検出装置40の出力が第一オン信号である場合、各領域Sa1,Sa2の目標温度を快適温度Thkに設定する。快適温度Thkは、着座面Sに着座した使用者が快適に感じる温度である。快適温度Thkは、およそ37〜42℃である。よって、この場合、温度制御部61は、第一温度センサ23aの検出温度および第二温度センサ23bの検出温度に基づいて、第一領域Sa1の温度および第二領域Sa2の温度を快適温度Thkに調節するように第一加熱ヒータ22cおよび第二加熱ヒータ22dをそれぞれオンオフ制御する。
換言すれば、温度制御部61は、着座検出装置40の出力が第一オン信号である場合、第一温度センサ23aの検出温度および第二温度センサ23bの検出温度を相当快適温度とするように、第一加熱ヒータ22cおよび第二加熱ヒータ22dをそれぞれオンオフ制御する。相当快適温度は、各領域Sa1,Sa2の温度が快適温度Thkである場合における各温度センサ23a,23bが設置された部位の温度である。
また、温度制御部61は、着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に切り替った場合、第一領域Sa1の目標温度を第一温度Th1に、かつ、第二領域Sa2の目標温度を第二温度Th2に設定する。第一温度Th1は、快適温度Thkより低い温度であって、使用者に冷感を与えない温度である。第一温度Th1は、具体的には、およそ26〜30℃である。第二温度Th2は、第一温度Th1より低い温度である。第二温度Th2は、およそ15〜22℃に設定されている。よって、この場合、第一温度センサ23aの検出温度に基づいて第一領域Sa1の温度を第一温度Th1に調節するように第一加熱ヒータ22cをオンオフ制御し、かつ、第二温度センサ23bの検出温度に基づいて第二領域Sa2の温度を第二温度Th2に調節するように第二加熱ヒータ22dをオンオフ制御する。
換言すれば、温度制御部61は、着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に切り替った場合、第一温度センサ23aの検出温度を相当第一温度とするように、第一加熱ヒータ22cをオンオフ制御し、かつ、第二温度センサ23bの検出温度を相当第二温度とするように、第二加熱ヒータ22dをオンオフ制御する。相当第一温度は、第一領域Sa1の温度が第一温度Th1である場合における第一温度センサ23aが設置された部位の温度である。相当第二温度は、第二領域Sa2の温度が第二温度Th2である場合における第二温度センサ23bが設置された部位の温度である。
なお、各加熱ヒータ22c,22dは、上述したように、比較的低い消費電力に設定されているため、各加熱ヒータ22c,22dがオフ(非通電状態)からオン(通電状態)に切り替った時における着座面Sの単位時間あたりの温度上昇が比較的小さい。よって、例えば、着座面Sの温度が第一温度Th1以下である場合において、使用者がトイレルーム2に入室した時に各加熱ヒータ22c,22dが連続してオンした場合においても、使用者が着座面Sに着座する時までに着座面Sの温度を快適温度Thkにすることができない。
これに対して、本第一実施形態においては、人体検出装置50の出力に関わらず、着座検出装置40の出力が第一オフ信号である場合、使用者が着座面Sに着座した場合に第一部位が接触する第一領域Sa1の温度を第一温度Th1にて、かつ第二領域Sa2の温度を第二温度Th2にて推移させる。これにより、使用者が着座していない場合における着座面S(主として第二領域Sa2)の温度を抑制し、かつ、使用者が着座面Sに着座した場合に冷感を感じさせないように、各領域Sa1,Sa2の目標温度および各領域Sa1,Sa2の範囲が上述したように設定されている。
次に、上述した温度制御部61によるオンオフ制御が実行された場合における暖房便座装置1の動作について、図5を用いて説明する。なお、使用者がトイレルーム2外に位置し、かつ、トイレルーム2内の温度が第二温度Th2より低い状態にて説明する。
使用者がトイレルーム2外に位置する場合、着座検出装置40の出力が第一オフ信号および人体検出装置50の出力が第二オフ信号であるため、第一領域Sa1の目標温度が第一温度Th1に、かつ、第二領域Sa2の目標温度が第二温度Th2に設定されている。よって、温度制御部61のオンオフ制御によって、第一領域Sa1の温度が第一温度Th1にて、かつ、第二領域Sa2の温度が第二温度Th2にて推移する。
そして、使用者がトイレルーム2に入室した時(時刻t1)、人体検出装置50の出力が第二オフ信号から第二オン信号に切り替る。続けて、使用者が着座面Sに着座した時(時刻t2)、着座検出装置40の出力が第一オフ信号から第一オン信号に切り替るため、温度制御部61によって、第一領域Sa1の目標温度および第二領域Sa2の目標温度がそれぞれ快適温度Thkとなる。
使用者が着座面Sに着座したこの時、温冷感を最も感じる部位である第一部位が第一領域Sa1に最初に接触する。この時、第一領域Sa1が第一温度Th1にて推移しているため、第一領域Sa1において、使用者に冷感が生じない。続けて、使用者の人体が第二領域Sa2に接触する。このとき、第二領域Sa2の温度が第一温度Th1より低い第二温度Th2であるが、使用者が最初に着座面Sに接触した第一部位に冷感が生じなかったため、使用者に不快感が生じない。
そして、使用者が着座面Sに着座したこの時(時刻t2)から、各領域Sa1,Sa2の目標温度が変更されたため、温度制御部61のオンオフ制御によって、各加熱ヒータ22c,22dが連続してオンする。これにより、第一領域Sa1の温度が第一温度Th1から快適温度Thkに向かって上昇するとともに、第二領域Sa2の温度が第二温度Th2から快適温度Thkに向かって上昇する。この時、上述したように、第一加熱ヒータ22cによって第一領域Sa1の単位面積あたりに与えられる熱量の方が第二加熱ヒータ22dによって第二領域Sa2の単位面積あたりに与えられる熱量より多いため、第一領域Sa1の温度の上昇速度が第二領域Sa2の温度の上昇速度より大きい。
使用者が着座面Sに継続して着座し続けることにより、第一領域Sa1の温度が快適温度Thkに到達し(時刻t3)、第二領域Sa2の温度が快適温度Thkに到達する(時刻t4)。その後、使用者が着座面Sから立ち上がった時(時刻t5)、着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に切り替る。これにより、温度制御部61によって、第一領域Sa1の目標温度が第一温度Th1に、かつ、第二領域Sa2の目標温度が第二温度Th2に変更される。
そして、この使用者が着座面Sから立ち上がったこの時から、各領域Sa1,Sa2の目標温度が変更されたため、温度制御部61のオンオフ制御によって各加熱ヒータ22c,22dが連続してオフとなる。これにより、第一領域Sa1の温度が快適温度Thkから第一温度Th1に向かって下降するとともに、第二領域Sa2の温度が快適温度Thkから第二温度Th2に向かって降下する。この時、着座面Sの放熱量が一様であるため、各領域Sa1,Sa2の温度が下降する速度はおよそ同じである。
また、温度制御部61のオンオフ制御によって、第一領域Sa1の温度が第一温度Th1となった時(時刻t6)から、第一領域Sa1の温度が第一温度Th1にて推移し、かつ、第二領域Sa2の温度が第二温度Th2となった時(時刻t7)から、第二領域Sa2の温度が第二温度Th2にて推移する。
なお、トイレルーム2内の温度(以下、室内温度とする。)が第二温度Th2より高く、かつ、第一温度Th1より低い場合において着座検出装置40の出力が第一オフ信号であるとき、温度制御部61のオンオフ制御によって、第二加熱ヒータ22dが継続してオフ状態となる。よって、このとき、第二領域Sa2の温度は、およそ室内温度にて推移する。
本第一実施形態によれば、暖房便座装置1は、使用者が上方から着座する着座面Sを有する本体部21と、本体部21における着座面Sの下方に設けられ、着座面Sを加熱する加熱ヒータ22bと、本体部21に設けられ、着座面Sの温度を検出する温度センサ23と、使用者が着座面Sに着座している場合に第一オン信号を出力し、使用者が着座面Sに着座していない場合に第一オフ信号を出力する着座検出装置40および使用者がトイレルーム2に入室している場合に第二オン信号を出力し、使用者がトイレルーム2に入室していない場合に第二オフ信号を出力する人体検出装置50の両方と、加熱ヒータ22bを制御する制御装置60と、を備えている。着座面Sは、着座面Sに接触する使用者の人体の部位のうち、使用者が温冷感を最も感じる第一部位と少なくとも接触する第一領域Sa1と、第一領域Sa1以外の領域である第二領域Sa2と、を有している。
加熱ヒータ22bは、第一領域Sa1を加熱する第一加熱ヒータ22cおよび第二領域Sa2を加熱する第二加熱ヒータ22dを備えている。温度センサ23は、第一領域Sa1の温度を検出する第一温度センサ23aおよび第二領域Sa2の温度を検出する第二温度センサ23bを備えている。温度制御部61は、着座検出装置40の出力が第一オン信号である場合、第一温度センサ23aの検出温度および第二温度センサ23bの検出温度に基づいて、第一領域Sa1の温度および第二領域Sa2の温度を快適温度Thkに調節するように第一加熱ヒータ22cおよび第二加熱ヒータ22dをそれぞれ制御し、着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に切り替った場合、第一温度センサ23aの検出温度に基づいて第一領域Sa1の温度を第一温度Th1に調節するように第一加熱ヒータ22cを制御し、かつ、第二温度センサ23bの検出温度に基づいて第二領域Sa2の温度を第二温度Th2に調節するように第二加熱ヒータ22dを制御する。
これによれば、使用者が着座面Sに着座している状態から使用者が着座面Sに着座していない状態になった場合、制御装置60の温度制御部61は、温度センサ23の検出温度に基づいて、第一領域Sa1の温度を快適温度Thkより低い温度であって使用者に冷感を与えない第一温度Th1に調節し、かつ、第二領域Sa2の温度を第一温度Th1より低い第二温度Th2に調節するように加熱ヒータ22bを制御する。よって、従来技術のように、使用者が着座面Sに着座しているか、着座していないかに関わらず、着座面Sの全体を加熱している場合に比べて、加熱ヒータ22bの消費電力を抑制することができる。したがって、暖房便座装置1において、省エネ性を向上することができる。
そして、制御装置60は、第一加熱ヒータ22cによって第一領域Sa1の温度を調節し、かつ、第二加熱ヒータ22dによって第二領域Sa2の温度を調節するため、各領域Sa1,Sa2の温度を確実に調節することができる。よって、使用者が着座面Sに着座している状態から使用者が着座面Sに着座していない状態になった場合において、第一加熱ヒータ22cおよび第二加熱ヒータ22dの消費電力を確実に低減することができる。
また、第一加熱ヒータ22cおよび第二加熱ヒータ22dは、コード状の発熱体によって構成されている。第一領域Sa1の単位面積あたりの第一加熱ヒータ22cの長さは、第二領域Sa2の単位面積あたりの第二加熱ヒータ22dの長さより長くなるように設定されている。
これによれば、第一加熱ヒータ22cおよび第二加熱ヒータ22dは、共にコード状の発熱体によって設けられている。さらに、各加熱ヒータ22c,22dの消費電力が比較的低い消費電力に設定されている。よって、各加熱ヒータ22c,22dの低コスト化を図ることができる。また、第一領域Sa1の単位面積あたりの第一加熱ヒータ22cの長さが第二領域Sa2の単位面積あたりの第二加熱ヒータ22dの長さより長くなるように設定されているため、第一領域Sa1の単位面積あたりの第一加熱ヒータ22cの長さが第二領域Sa2の単位面積あたりの第二加熱ヒータ22dの長さと同じ長さに設定されている場合に比べて、第一領域Sa1の温度の調節を低い消費電力にて行うことができる。したがって、暖房便座装置1の低コスト化および省エネ性向上の両立を図ることができる。
<第一実施形態の第一変形例>
次に、本発明の第一実施形態の第一変形例に係る暖房便座装置について、主として上述した第一実施形態と異なる部分について説明する。上述した第一実施形態においては加熱ヒータ22bおよび温度センサ23をそれぞれ二つ備えているが、本第一変形例においては、図6に示すように、加熱ヒータ122bおよび温度センサ123がそれぞれ一つにて構成されている。
次に、本発明の第一実施形態の第一変形例に係る暖房便座装置について、主として上述した第一実施形態と異なる部分について説明する。上述した第一実施形態においては加熱ヒータ22bおよび温度センサ23をそれぞれ二つ備えているが、本第一変形例においては、図6に示すように、加熱ヒータ122bおよび温度センサ123がそれぞれ一つにて構成されている。
加熱ヒータ122bは、図6の着座面Sの平面視において、着座面Sの右上の位置から時計回りに着座面Sを一周するように配置されている。また、加熱ヒータ122bは、第一領域Sa1より第二領域Sa2の方が小さい曲率にて蛇行するように配置されている。すなわち、加熱ヒータ122bは、第一領域Sa1の単位面積あたりの長さの方が、第二領域Sa2の単位面積あたりの長さより長くなるように配置されている。これにより、上述した第一実施形態と同様に、第一領域Sa1の単位面積あたりに与えられる熱量の方が、第二領域Sa2の単位面積あたりに与えられる熱量より多くなる。
温度センサ123は、第一領域Sa1の温度を検出する。温度センサ123は、右方の後第一領域Sa1bのおよそ前後方向中央部に配置されている。着座検出装置40の出力が第一オン信号である場合、温度制御部61によって、温度センサ123の検出温度に基づいて、第一領域Sa1の温度が快適温度Thkに調節されるようにオンオフ制御される。一方、着座検出装置40の出力が第一オフ信号である場合、温度制御部61によって、温度センサ123の検出温度に基づいて、第一領域Sa1の温度が第一温度Th1に調節されるようにオンオフ制御される。
第一領域Sa1の温度が快適温度Thkにて推移している場合に第二領域Sa2の温度が快適温度Thkにて推移するように、かつ、第一領域Sa1の温度が第一温度Th1にて推移している場合に第二領域Sa2の温度が第二温度Th2にて推移するように、加熱ヒータ122bの配置が設定されている。
<第一実施形態の第二変形例>
次に、本発明の第一実施形態の第二変形例に係る暖房便座装置について、主として上述した第一実施形態と異なる部分について説明する。本第二変形例においては、上述した第一実施形態の各領域Sa1,Sa2および加熱ヒータ22bに代えて、第一領域Sa11、第二領域Sa12および加熱ヒータ222bを備えている。
次に、本発明の第一実施形態の第二変形例に係る暖房便座装置について、主として上述した第一実施形態と異なる部分について説明する。本第二変形例においては、上述した第一実施形態の各領域Sa1,Sa2および加熱ヒータ22bに代えて、第一領域Sa11、第二領域Sa12および加熱ヒータ222bを備えている。
第一領域Sa11は、図7に示す着座面Sの平面視において、環状に形成されている。第二領域Sa12は、着座面Sの平面視において、着座面Sにおける第一領域Sa11の内側の部位と外側の部位に分かれる。これにより、使用者が着座面Sに着座した場合、着座面Sに対する使用者が着座する位置および両足の開き具合に関わらず、使用者の第一部位が第一領域Sa11に接触する。
加熱ヒータ222bは、第一加熱ヒータ222cおよび第二加熱ヒータ222dを備えている。第一加熱ヒータ222cは、着座面Sの平面視において、着座面Sの右上側の位置から時計回りに着座面Sを一周するように、かつ蛇行するように、第一領域Sa11のみに配置されている。本第二変形例においては、第一加熱ヒータ222cは、第一領域Sa11のみを加熱する。
第二加熱ヒータ222dは、着座面Sの平面視において、着座面Sの右上側の位置から第一領域Sa11の内側の部位を反時計回りに一周した後、第一領域Sa11の外側の部位を時計回りに一周するように、かつ、第一領域Sa11の内側および外側において蛇行せずに第二領域Sa12に配置されている。これにより、第一加熱ヒータ222cによって第一領域Sa11の単位面積あたりに与えられる熱量の方が、第二加熱ヒータ222dによって第二領域Sa12の単位面積あたりに与えられる熱量より多くなる。
なお、第一温度センサ223は、第一温度センサ223aが第一領域Sa11の右側かつ前後方向中央部に配置され、第二温度センサ223bが第二領域Sa12の左後端部に配置されている。
第一実施形態およびその各変形例によれば、温度センサ23,123,223は、第一領域Sa1,Sa11および第二領域Sa2,Sa12の少なくとも第一領域Sa1,Sa11の温度を検出する。制御装置60は、着座検出装置40の出力が第一オン信号である場合、温度センサ23,123,223の検出温度に基づいて、第一領域Sa1,Sa11の温度および第二領域Sa2,Sa12の温度を使用者に快適感を与える快適温度Thkに調節するように加熱ヒータ22b,122b,222bを制御し、着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に切り替った場合、温度センサ23,123,223の検出温度に基づいて、第一領域Sa1,Sa11の温度を快適温度Thkより低い温度であって使用者に冷感を与えない第一温度Th1に調節し、かつ第二領域Sa2,Sa12の温度を第一温度Th1より低い第二温度Th2に調節するように加熱ヒータ22b,122b,222bを制御する温度制御部61を備えている。
<第二実施形態>
次に、本発明の第二実施形態に係る暖房便座装置について、主として上述した第一実施形態と異なる部分について、図8および図9を用いて説明する。本第二実施形態においては、上述した第一実施形態の加熱ヒータ22bおよび温度センサ23に代えて、一つの加熱ヒータ322bおよび一つの温度センサ323を備えている。
次に、本発明の第二実施形態に係る暖房便座装置について、主として上述した第一実施形態と異なる部分について、図8および図9を用いて説明する。本第二実施形態においては、上述した第一実施形態の加熱ヒータ22bおよび温度センサ23に代えて、一つの加熱ヒータ322bおよび一つの温度センサ323を備えている。
本第二実施形態の加熱ヒータ322bは、図8の着座面Sの平面視において、着座面Sの右上側の位置から時計回りに着座面Sを一周するように配置されている。また、加熱ヒータ322bは、第一領域Sa1の単位面積あたりの長さと、第二領域Sa2の単位面積あたりの長さとが等しくなるように蛇行して配置されている。これにより、第一領域Sa1の単位面積あたりに与えられる熱量と、第二領域Sa2の単位面積あたりに与えられる熱量とが等しくなる。
また、本第二実施形態の本体部321は、第一領域Sa1の単位面積あたりの熱容量を、第二領域Sa2の単位面積あたりの熱容量より小さくするように設けられている。加熱ヒータ322bが本体部321(上側壁321a)を加熱することにより着座面Sを加熱しているため、各領域Sa1,Sa2の熱容量は、本体部321の材料や肉厚によって定まる。
本第二実施形態において、本体部321は、第一領域Sa1と加熱ヒータ322bとの間の距離を、第二領域Sa2と加熱ヒータ322bとの間の距離より短くなるように設けられている。すなわち、本体部321において、図9に示すように、第一領域Sa1を配置された上側壁321aの肉厚が、第二領域Sa2を配置された上側壁321aの肉厚より薄くなるように形成されている。これにより、加熱ヒータ322bが第一領域Sa1および第二領域Sa2の各々に等しい熱量を与えた場合においても、第二領域Sa2の上昇温度より第一領域Sa1の上昇温度が大きくなる。
温度センサ323は、第一領域Sa1の温度を検出する。温度センサ323は、右方の後第一領域Sa1bのおよそ前後方向中央部に配置されている。着座検出装置40の出力が第一オン信号である場合、温度制御部61によって、温度センサ323の検出温度に基づいて、第一領域Sa1の温度が快適温度Thkに調節されるようにオンオフ制御される。一方、着座検出装置40の出力が第一オフ信号である場合、温度制御部61によって、温度センサ323の検出温度に基づいて、第一領域Sa1の温度が第一温度Th1に調節されるようにオンオフ制御される。
第一領域Sa1の温度が快適温度Thkにて推移している場合に第二領域Sa2の温度が快適温度Thkにて推移するように、かつ、第一領域Sa1の温度が第一温度Th1にて推移している場合に第二領域Sa2の温度が第二温度Th2にて推移するように、本体部321の肉厚および加熱ヒータ322bの配置が設定されている。
本第二実施形態によれば、本体部321は、第一領域Sa1の単位面積あたりの熱容量を、第二領域Sa2の単位面積あたりの熱容量より小さくするように設けられている。
これによれば、第一領域Sa1の単位面積あたりの熱容量が第二領域Sa2の単位面積あたりの熱容量より小さいため、第一領域Sa1の単位面積あたりの熱容量が第二領域Sa2の単位面積あたりの熱容量と同じである場合に比べて、第一領域Sa1の温度の調節を低い消費電力にて行うことができる。
これによれば、第一領域Sa1の単位面積あたりの熱容量が第二領域Sa2の単位面積あたりの熱容量より小さいため、第一領域Sa1の単位面積あたりの熱容量が第二領域Sa2の単位面積あたりの熱容量と同じである場合に比べて、第一領域Sa1の温度の調節を低い消費電力にて行うことができる。
また、本体部321は、熱可塑性樹脂材料製であるとともに、第一領域Sa1と加熱ヒータ322bとの間の距離を、第二領域Sa2と加熱ヒータ322bとの間の距離より短くなるように設けられている。
これによれば、第一領域Sa1の単位面積あたりの熱容量を第二領域Sa2の単位面積あたりの熱容量より小さくする本体部321の形状を、比較的簡便に形成することができる。
これによれば、第一領域Sa1の単位面積あたりの熱容量を第二領域Sa2の単位面積あたりの熱容量より小さくする本体部321の形状を、比較的簡便に形成することができる。
<第二実施形態の第一変形例>
次に上述した第二実施形態の第一変形例について説明する。上述した第二実施形態においては、本体部321の全部が熱可塑性樹脂製であるとともに、本体部321は、第一領域Sa1と加熱ヒータ322bとの間の距離を、第二領域Sa2と加熱ヒータ322bとの間の距離より短くなるように設けられている。
次に上述した第二実施形態の第一変形例について説明する。上述した第二実施形態においては、本体部321の全部が熱可塑性樹脂製であるとともに、本体部321は、第一領域Sa1と加熱ヒータ322bとの間の距離を、第二領域Sa2と加熱ヒータ322bとの間の距離より短くなるように設けられている。
これに対して、本第一変形例においては、第一領域Sa1の単位面積あたりの熱容量が第二領域Sa2の単位面積あたりの熱容量より小さくなるように、本体部421において、第一領域Sa1と加熱ヒータ322bとの間の材料と、第二領域Sa2と加熱ヒータ322bとの間の材料とが異なるように設けられている。具体的には、本体部421において、図10に示すように、第一領域Sa1を配置された小熱容量部位421aの材料はアルミニウムであり、小熱容量部位421a以外の部位(第二領域Sa2を配置された部位)の材料は、アルミニウムより単位体積あたりの熱容量が大きい熱可塑性樹脂である。
<第二実施形態の第二変形例>
次に、上述した第二実施形態の第二変形例について説明する。本第二変形例においては、図11に示すように、上述した第二実施形態に対して、各領域Sa1,Sa2の範囲が異なっている。本第二変形例における各領域Sa21,Sa22の範囲は、上述した第一実施形態の第二変形例の各領域Sa11,Sa12の範囲と同様に設定されている。
次に、上述した第二実施形態の第二変形例について説明する。本第二変形例においては、図11に示すように、上述した第二実施形態に対して、各領域Sa1,Sa2の範囲が異なっている。本第二変形例における各領域Sa21,Sa22の範囲は、上述した第一実施形態の第二変形例の各領域Sa11,Sa12の範囲と同様に設定されている。
また、各領域Sa21,Sa22の範囲は、第一領域Sa21の単位面積あたりの加熱ヒータ322bの長さと、第二領域Sa22の単位面積あたりの加熱ヒータ322bの長さとが等しくなるように設定されている。これにより、第一領域Sa21の単位面積あたりに与えられる熱量と、第二領域Sa22の単位面積あたりに与えられる熱量とが等しくなる。
また、本体部521は、第一領域Sa21の単位面積あたりの熱容量を、第二領域Sa22の単位面積あたりの熱容量より小さくするように設けられている。本体部521は、本第二変形例においては、熱可塑性樹脂材料製であるとともに、第一領域Sa21と加熱ヒータ322bとの間の距離を、第二領域Sa22と加熱ヒータ322bとの間の距離より短くなるように設けられている。
<他の変形例>
なお、上述した実施形態において、暖房便座装置の一例を示したが、本発明はこれに限定されず、他の構成を採用することもできる。例えば、上述した各実施形態および各変形例において、暖房便座装置1は、取付部10の内部に、人体の局部の洗浄を行う洗浄装置を備えるようにしても良い。この場合、暖房便座装置1は、人体の局部を洗浄する温水洗浄便座装置として機能する。
また、上述した各実施形態および各変形例において、暖房便座装置1は、着座検出装置40および人体検出装置50の両方を備えているが、これに代えて、着座検出装置40および人体検出装置50のうち着座検出装置40のみを備えるようにしても良い。
なお、上述した実施形態において、暖房便座装置の一例を示したが、本発明はこれに限定されず、他の構成を採用することもできる。例えば、上述した各実施形態および各変形例において、暖房便座装置1は、取付部10の内部に、人体の局部の洗浄を行う洗浄装置を備えるようにしても良い。この場合、暖房便座装置1は、人体の局部を洗浄する温水洗浄便座装置として機能する。
また、上述した各実施形態および各変形例において、暖房便座装置1は、着座検出装置40および人体検出装置50の両方を備えているが、これに代えて、着座検出装置40および人体検出装置50のうち着座検出装置40のみを備えるようにしても良い。
また、上述した各実施形態および各変形例において、暖房便座装置1は、着座検出装置40および人体検出装置50の両方を備えているが、これに代えて、着座検出装置40および人体検出装置50のうち人体検出装置50のみを備えるようにしても良い。この場合、温度制御部61は、着座検出装置40の出力に代えて、人体検出装置50の出力に基づいて、各領域Sa1,Sa11,Sa21,Sa2,Sa12,Sa22の目標温度を設定する。
すなわち、この場合、制御装置60の温度制御部61は、人体検出装置50の出力が第二オン信号である場合、温度センサ23,123,223,323の検出温度に基づいて、第一領域Sa1,Sa11,Sa21の温度および第二領域Sa2,Sa12,Sa22の温度を使用者に快適感を与える快適温度Thkに調節するように加熱ヒータ22b,122b,222b,322bを制御し、人体検出装置50の出力が第二オン信号から第二オフ信号に切り替った場合、温度センサ23,123,223,323の検出温度に基づいて、第一領域Sa1,Sa11,Sa21の温度を快適温度Thkより低い温度であって使用者に冷感を与えない第一温度Th1に調節し、かつ第二領域Sa2,Sa12,Sa22の温度を第一温度Th1より低い第二温度Th2に調節するように加熱ヒータ22b,122b,222b,322bを制御する。
また、上述した各実施形態および各変形例において、加熱ヒータ22b,122b,222b,322bは、消費電力を比較的低くするように設けられているが、これに代えて、加熱ヒータ22b,122b,222b,322bの消費電力を比較的高く設けるようにしても良い。また、上述した第一実施形態およびその第二変形例において、第一加熱ヒータ22c,222cの消費電力と第二加熱ヒータ22d,222dとの消費電力とを異なるように設定しても良い。
また、上述した第一実施形態において、第一加熱ヒータ22cは、第二領域Sa2より第一領域Sa1を主として加熱しているが、これに代えて、第一加熱ヒータ22cを第一領域Sa1のみを加熱するように複数配置しても良い。また、第二加熱ヒータ22dは、第一領域Sa1より第二領域Sa2を主として加熱しているが、これに代えて、第二加熱ヒータ22dを第二領域Sa2のみを加熱するように複数配置しても良い。
また、上述した各実施形態および各変形例において、使用者が着座面Sに着座することにより着座検出装置40の出力が第一オフ信号から第一オン信号に切り替わった場合、温度制御部61が第二領域Sa2,Sa12,Sa22の目標温度を快適温度Thkに変更しているが、これに代えて、第二領域Sa2,Sa12,Sa22の目標温度を第一温度Th1に変更するようにしても良い。
また、上述した各実施形態および各変形例において、使用者がトイレルーム2に入室した後に着座検出装置40の出力が第一オフ信号から第一オン信号に切り替わった時に、温度制御部61が各領域Sa1,Sa11,Sa21,Sa2,Sa12,Sa22の目標温度を変更している。これに対して、使用者がトイレルーム2に入室した後に人体検出装置50の出力が第二オフ信号から第二オン信号に切り替わった時に、温度制御部61が第一領域Sa1,Sa11,Sa21の目標温度および第二領域Sa2,Sa12,Sa22の目標温度の一方または両方を変更するようにしても良い。例えば、図12に示すように、人体検出装置50の出力が第二オフ信号から第二オン信号に切り替わった時(時刻t11)に第二領域Sa2の目標温度を快適温度Thkに変更するようにしても良い。この場合、第二領域Sa2の温度を早期に快適温度Thkとすることができる。
すなわち、この場合、制御装置60の温度制御部61は、着座検出装置40の出力が第一オン信号である場合または人体検出装置50の出力が第二オン信号である場合、温度センサ23,123,223,323の検出温度に基づいて、第一領域Sa1,Sa11,Sa21の温度および第二領域Sa2,Sa12,Sa22の温度を使用者に快適感を与える快適温度Thkに調節するように加熱ヒータ22b,122b,222b,322bを制御し、着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に切り替った場合または人体検出装置50の出力が第二オン信号から第二オフ信号に切り替った場合、温度センサ23,123,223,323の検出温度に基づいて、第一領域Sa1,Sa11,Sa21の温度を快適温度Thkより低い温度であって使用者に冷感を与えない第一温度Th1に調節し、かつ第二領域Sa2,Sa12,Sa22の温度を第一温度Th1より低い第二温度Th2に調節するように加熱ヒータ22b,122b,222b,322bを制御する。
また、この場合、第一実施形態およびその第二変形例においては、温度制御部61は、着座検出装置40の出力が第一オン信号である場合、または人体検出装置50の出力が第二オン信号である場合、第一温度センサ23a,223aの検出温度および第二温度センサ23b,223bの検出温度に基づいて、第一領域Sa1,Sa11の温度および第二領域Sa2,Sa12の温度を快適温度Thkに調節するように第一加熱ヒータ22c,222cおよび第二加熱ヒータ22d,222dをそれぞれ制御し、着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に切り替った場合または人体検出装置50の出力が第二オン信号から第二オフ信号に切り替った場合、第一温度センサ23a,223aの検出温度に基づいて第一領域Sa1,Sa11の温度を第一温度Th1に調節するように第一加熱ヒータ22c,222cを制御し、かつ、第二温度センサ23b,223dの検出温度に基づいて第二領域Sa2,Sa12の温度を第二温度Th2に調節するように第二加熱ヒータ22d,222dを制御する。
上述した各実施形態および各変形例において、使用者が着座面Sから離れたことにより着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に切り替わった時に、温度制御部61が各領域Sa1,Sa11,Sa21,Sa2,Sa12,Sa22の目標温度を変更している。これに対して、使用者が着座面Sから離れた後に着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に、または人体検出装置50の出力が第二オン信号から第二オフ信号に切り替わった時に、温度制御部61が第一領域Sa1,Sa11,Sa21の目標温度および第二領域Sa2,Sa12,Sa22の目標温度の一方または両方を変更するようにしても良い。さらに、着座検出装置40の出力が第一オン信号から第一オフ信号に、または人体検出装置50の出力が第二オン信号から第二オフ信号に切り替わった時から所定時間(例えば1分間)経過した時に、温度制御部61が第一領域Sa1,Sa11,Sa21の目標温度および第二領域Sa2,Sa12,Sa22の目標温度の一方または両方を変更するようにしても良い。
また、第一実施形態およびその各変形例において、本体部21が肉厚をおよそ一定に設けられているため、第一領域Sa1,Sa11の単位面積あたりの熱容量と、第二領域Sa2,Sa12の単位面積あたりの熱容量とがおよそ同じである。これに対して、上述した第二実施形態およびその各変形例のように、本体部21において、第一領域Sa1,Sa11の単位面積あたりの熱容量を、第二領域Sa2,Sa12の単位面積あたりの熱容量より小さくするようにしても良い。
また、上述した各実施形態および各変形例において、人体検出装置50は、赤外線方式の距離センサであるが、これに代えて、使用者の人体の発する赤外線を検出する焦電センサ、または、マイクロ波を用いたドップラーセンサを用いるようにしても良い。
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本体部21,321,421,521の材料および形状、各領域Sa1,Sa11,Sa21,Sa2,Sa12,Sa22の個数および範囲、加熱ヒータ22b,122b,222b,322bの配置、並びに、快適温度Thk、第一温度Th1および第二温度Th2の温度範囲を変更するようにしても良い。
1…暖房便座装置、20…便座部、21…本体部、21a…上側壁、22b…加熱ヒータ、22c…第一加熱ヒータ、22d…第二加熱ヒータ、23…温度センサ、23a…第一温度センサ、23b…第二温度センサ、40…着座検出装置、50…人体検出装置、60…制御装置、61…温度制御部、S…着座面、Sa1…第一領域、Sa2…第二領域、Th1…第一温度、Th2…第二温度、Thk…快適温度。
Claims (5)
- 使用者が上方から着座する着座面を有する本体部と、
前記本体部における前記着座面の下方に設けられ、前記着座面を加熱する加熱ヒータと、
前記本体部に設けられ、前記着座面の温度を検出する温度センサと、
前記使用者が前記着座面に着座している場合に第一オン信号を出力し、前記使用者が前記着座面に着座していない場合に第一オフ信号を出力する着座検出装置、および前記使用者がトイレルームに入室している場合に第二オン信号を出力し、前記使用者が前記トイレルームに入室していない場合に第二オフ信号を出力する人体検出装置の少なくとも一方と、
前記加熱ヒータを制御する制御装置と、を備え、
前記着座面は、前記着座面に接触する前記使用者の人体の部位のうち、前記使用者が温冷感を最も感じる第一部位と少なくとも接触する第一領域と、前記第一領域以外の領域である第二領域と、を有し、
前記温度センサは、前記第一領域および前記第二領域の少なくとも前記第一領域の温度を検出し、
前記制御装置は、
前記着座検出装置の出力が前記第一オン信号である場合または前記人体検出装置の出力が前記第二オン信号である場合、前記温度センサの検出温度に基づいて、前記第一領域の温度および前記第二領域の温度を前記使用者に快適感を与える快適温度に調節するように前記加熱ヒータを制御し、
前記着座検出装置の出力が前記第一オン信号から前記第一オフ信号に切り替った場合または前記人体検出装置の出力が前記第二オン信号から前記第二オフ信号に切り替った場合、前記温度センサの検出温度に基づいて、前記第一領域の温度を前記快適温度より低い温度であって前記使用者に冷感を与えない第一温度に調節し、かつ、前記第二領域の温度を前記第一温度より低い第二温度に調節するように前記加熱ヒータを制御する温度制御部を備えている暖房便座装置。 - 前記加熱ヒータは、前記第一領域を加熱する第一加熱ヒータおよび前記第二領域を加熱する第二加熱ヒータを備え、
前記温度センサは、前記第一領域の温度を検出する第一温度センサおよび前記第二領域の温度を検出する第二温度センサを備え、
前記温度制御部は、
前記着座検出装置の出力が前記第一オン信号である場合または前記人体検出装置の出力が前記第二オン信号である場合、前記第一温度センサの検出温度および前記第二温度センサの検出温度に基づいて、前記第一領域の温度および前記第二領域の温度を前記快適温度に調節するように前記第一加熱ヒータおよび前記第二加熱ヒータをそれぞれ制御し、
前記着座検出装置の出力が前記第一オン信号から前記第一オフ信号に切り替った場合または前記人体検出装置の出力が前記第二オン信号から前記第二オフ信号に切り替った場合、前記第一温度センサの検出温度に基づいて前記第一領域の温度を前記第一温度に調節するように前記第一加熱ヒータを制御し、かつ、前記第二温度センサの検出温度に基づいて前記第二領域の温度を前記第二温度に調節するように前記第二加熱ヒータを制御する請求項1に記載の暖房便座装置。 - 前記第一加熱ヒータおよび前記第二加熱ヒータは、コード状の発熱体によって構成され、
前記第一領域の単位面積あたりの前記第一加熱ヒータの長さは、前記第二領域の単位面積あたりの前記第二加熱ヒータの長さより長くなるように設定されている請求項2に記載の暖房便座装置。 - 前記本体部は、前記第一領域の単位面積あたりの熱容量を、前記第二領域の単位面積あたりの熱容量より小さくするように設けられている請求項1に記載の暖房便座装置。
- 前記本体部は、熱可塑性樹脂材料製であるとともに、前記第一領域と前記加熱ヒータとの間の距離を、前記第二領域と前記加熱ヒータとの間の距離より短くなるように設けられている請求項4に記載の暖房便座装置。
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