JP2005130641A - 通信ケーブルの管路内布設工法 - Google Patents

通信ケーブルの管路内布設工法 Download PDF

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【課題】 少ないバンド取付け装置及び少ない作業者によって取付けバンドを管路内に取付けることができ、需要変動に対して分岐チューブを簡単に、繰り返し増設できるようにした工法を提供する。
【解決手段】 さや管保持部(11,16) と分岐チューブ保持部(12,13,17)とを有する取付けバンド(10)をその弾性に抗して管内内径よりも収径した状態でバンド取付装置に離脱可能にセットし、複数のバンド取付装置にセットされた各取付けバンドのさや管保持部及び分岐チューブ保持部によび線(53,54)を通線し、管路(40)内に複数のバンド取付装置を走行させ又は牽引し、管路内の所定位置でバンド取付装置から取付けバンドを離脱させ、取付けバンドを管路内面に圧接させて保持し、さや管保持部のよび線によって複数の各さや管保持部にさや管を挿通させ、さや管に幹線通信ケーブルを通線して布設する。そして、複数の取付けバンドの分岐チューブ保持部のよび線は通線した状態で残す。
【選択図】 図7

Description

本発明は通信ケーブルの管路内敷設工法に関し、特に少ないバンド取付け装置及び少ない作業者によって取付けバンドを管路内に取付けることができ、又分岐チューブを簡単に増設できるようにした工法に関する。
最近、下水道や雨水等の管路に通信ケーブル、例えば光ファイバーケーブルを布設し、地域の家庭や事業所等に情報を提供する情報ネットワーク網を整備する計画が全国の各自治体で勧められている。
従来、既設の下水道等の管路に通信ケーブルを布設する場合、管路が作業員の入れないような小径であることが多いことから、バンド取付装置を管路内に入れて走行又は牽引し、エアーコンプレッサーからのエアーでバンド取付装置を遠隔操作して板ばね製の取付けバンドをバンド取付装置から離脱させ、取付けバンドを所定間隔ごとに管路内壁にその弾性を利用して圧接保持し、取付けバンドによって通信ケーブルを管路内壁に固定することが提案され(特許文献1、参照)、さらには通信ケーブルを保護するためには取付けバンドにさや管を取付け、さや管内に通信ケーブルを通線することが提案されていた(特許文献2、参照)。
特開2000−104325号公報 特開2003−180010号公報
しかし、上記特許文献2記載の工法では幹線通信ケーブルを収納して保護するさや管内に、分岐通信ケーブルを収納して保護する分岐チューブが一緒に内挿されていたので、幹線通信ケーブルと分岐通信ケーブルを同時に施工する必要があり、施工が煩雑であり、又施工後に分岐チューブを需要変動に対して増設することが困難であった。
また、上記特許文献2記載の工法では多数の取付けバンドを間隔をあけてさや管に取付けた状態で取付けバンドをバンド取付装置にセットし、取付けバンドを管路内面に圧接保持させるようにしていたので、施工の1スパンの全長にわたって一度に取付けバンドを取付ける必要があり、例えば1スパン50mの下水管の管路内に取付けバンドを2m間隔で取付ける場合には25台のバンド取付装置を必要とし、バンド取付装置を駆動するエアーコンプレッサーに大容量のものを必要とし、施工コストが高くなるばかりでなく、多数の作業者が必要になっていた。
さらに、上記特許文献2記載の工法ではさや管に取付けバンドを取付けた状態で作業を行っているので、作業を開始した後、作業の不具合が発生すると、修復作業が非常に難しいという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑み、少ないバンド取付け装置及び少ない作業者によって取付けバンドを管路内に取付けることができ、又分岐チューブを簡単に増設できるようにした通信ケーブルの管路内布設工法を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る通信ケーブルの管路内布設工法は、管路内に通信ケーブルを布設するにあたり、さや管を保持するためのさや管保持部と分岐チューブを保持するための分岐チューブ保持部とを有する取付けバンドをその弾性に抗して管内内径よりも収径した状態でバンド取付装置に離脱可能にセットし、複数のバンド取付装置にセットされた各取付けバンドのさや管保持部及び分岐チューブ保持部によび線を通線し、管路内に複数のバンド取付装置を走行させ又は牽引し、管路内の所定位置でバンド取付装置から取付けバンドを離脱させ、取付けバンドをその弾性復元力によって管路内面に圧接させて保持し、複数の取付けバンドのさや管保持部に通線したよび線によって複数の各さや管保持部にさや管を挿通させ、さや管に幹線通信ケーブルを通線して布設する一方、複数の取付けバンドの分岐チューブ保持部のよび線を通線した状態で残すようにしたことを特徴とする。
本件発明の特徴の1つは取付けバンドにさや管保持部と分岐チューブ保持部を設け、さや管保持部及び分岐チューブ保持部によび線を通線した状態で取付けバンドを管路内に取付けた後、さや管保持部によび線を用いてさや管を挿通し、さや管に幹線通信ケーブルを通線する一方、分岐チューブ保持部によび線を残すようにした点にある。
これにより、幹線通信ケーブルの布設と分岐通信ケーブルを布設を別々に施工することができ、施工後に不具合が発生した場合にも修復が簡単にできる。
また、取付けバンドによび線を通線した状態で取付けバンドを管路内に取付けるようにしているので、管路の1スパンの一部、例えば隣接するマンホールの間において取付けバンドの取付け作業を行うことができる結果、少ないバンド取付装置、従って少ない作業者によって施工を行うことができる。
さらに、取付けバンドの分岐チューブ保持部によび線を通線した状態で残すようにしたので、分岐通信ケーブルを簡単に布設できるとともに、増設も必要に応じて容易に行うことができる。
分岐通信ケーブルを布設する場合、次のように行うことができる。即ち、幹線通信ケーブルから分岐させた分岐通信ケーブルを管路から分岐された取付管より取り出すにあたり、先端に引っ掛け環部を有する分岐チューブのその先端部に、上記複数の取付けバンドの分岐チューブ保持部に通線したよび線の中間の任意の部位を接続し、上記よび線を牽引し、分岐チューブ先端が取付管分岐部位に達したときに取出し治具で分岐チューブ先端部を掴み又は引っ掛け、分岐チューブを取付管に引き込み、分岐チューブを固定バンドで取付管内に固定し、分岐チューブに分岐通信ケーブルを通線して布設する一方、分岐チューブ先端からよび線を外して元の通線状態に戻すようにする。
また、分岐通信ケーブルを増設する場合も同様の工法で行うことができる。下水管内に流れる汚物等を考慮すると、分岐チューブ保持部のよび線は両端を引っ張って例えばマンホール内の適切な部位に取付け、ピーンと張った状態にしておくのがよい。
取出し治具は分岐チューブ先端部を掴み又は引っ掛けることができればどのような方式でもよく、例えば複数の爪体を相互に対向させてその上端部位を回動可能に連結して複数の爪体を拡開・縮閉可能となし、この複数の爪体によって分岐チューブ先端部を掴む方式でもよいが、掴み損ねが懸念される。そこで、分岐チューブの先端に引っ掛け環を接続し、取出し治具の捕捉部、例え略J字状のフックによって引っ掛け環を引っ掛け、分岐チューブを取付管に引き込むようにするのがよい。
また、取出し治具によって分岐チューブ先端部を掴み又は引っ掛ける場合、作業者が取付管を覗き込んで作業を行ってもよいが、取付管が小径の場合には正確な作業が困難である。そこで、取出し治具の先端に設けたモニターカメラでモニターしながら、取出し治具で分岐チューブ先端部を掴み又は引っ掛けるようにするのがよい。
上述の工法によって施工された通信ケーブルの管路内布設構造も斬新である。即ち、本発明に係る通信ケーブルの管路内布設構造は、管路内に幹線通信ケーブル及び分岐通信ケーブルを布設した構造において、上記管路内には複数の取付けバンドが所定の間隔をあけてその弾性復元力によって圧接保持され、上記取付けバンドにはさや管保持部とその左右の分岐チューブ保持部とが設けられ、上記複数の取付けバンドのさや管保持部にはさや管が挿通され、該さや管内には上記幹線通信ケーブルが通線されて布設されている一方、上記取付けバンドの分岐チューブ保持部には分岐チューブが挿通され、該分岐チューブには上記分岐通信ケーブルが通線され、上記分岐チューブ及び分岐通信ケーブルは上記管路から分岐された取付管に引き込まれて固定バンドによって固定され、上記複数の取付けバンドの分岐チューブ保持部には分岐チューブを挿通させるためのよび線が通線されていることを特徴とする。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図10は本発明に係る通信ケーブルの管路内布設工法の好ましい実施形態を示す。図1は本例の工法において用いられる取付けバンド10の1例を示す。図1において、取付けバンド10はステンレスばね鋼を用いて円弧状に製作され、その円弧は通信ケーブルを布設すべき管路20の内径よりも少し大きな直径の円形の3/4程度の寸法及び形状に設定され、又取付けバンド10の両端部位にはバンド取付装置30のフック34を引っ掛けるフック穴14が形成されている。
この取付けバンド10の内面には略U字状をなすステンレス鋼製の本管用サドル(さや管保持部)11の両端部分が取付けビス又は溶接によって各々固定され、その幅方向左右の両側にはステンレス鋼製のパイプ固定サドル12が両端部が重なり合うように折り曲げられ、その両端の重ね合わせ部分が取付けビス又は溶接によって共固定され、この固定サドル12には合成樹脂製の分岐チューブ収納パイプ13が挿入されて保持されている。
そして、上述の本管用サドル11はさや管20を保持するためのさや管保持部を、固定サドル12及び分岐チューブ収納パイプ13は分岐チューブ21を保持するための分岐チューブ保持部を構成している。
図2及び図3は本例の工法において用いられるバンド取付装置の1例を示す。図2及び図3において、略船底形状のフレーム31の前部及び後部の左右両側には走行用ローラ32が各々設けられ、これらの走行用ローラ32は通信ケーブルを布設すべき管路40の内壁の両側部位に接触し、フレーム31を管路40内に浮かせた状態で支持するようになっている。
このフレーム31の左右両側部分には前後方向のほぼ中央に一対のバンドサポート33が前後方向に取付けバンド10の幅よりも少しだけ大きな間隔をあけて設けられ、バンドサポート33の間には斜め下向きのフック34が突設され、又フック34の下面にはパッド35が設けられている。また、フレーム31の前後両端面にはロープ連結用のアイボルト36が取付けられ、このアイボルト36の両側には空気圧用カプラ37が設けられている。なお、このバンド取付装置30には特開2003−180010号公報に開示された装置を用いたが、他の構造や方式の装置を用いることもできる。
次に、通信ケーブルの下水道の管路への布設工法について図4ないし図10を用いて説明する。通常、下水道の管路40には図4に示されるように所定の距離、例えば10m〜13mごとにマンホール42が設けられており、隣接するマンホール42の間の途中には取付管41が適当な間隔をあけて設けられている。
幹線通信ケーブル50を敷設する場合、まず複数台、図4の例では3台のバンド取付装置30を所定の間隔をあけて牽引ロープ60で連結するとともに、各バンド取付装置30の空気圧用カプラ37の間をエアーチューブ61で接続するとともに、最後尾のバンド取付装置30の空気圧用カプラ37にはエアーコンプレッサー62から延びるエアーチューブ61を接続する。
また、各バンド取付装置30には取付けバンド10をその弾性に抗して径を収縮させた状態でバンドサポート33の間に差し込み、フック34に取付けバンド10のフック穴14を引っ掛け、バンド取付装置30に搭載したエアーシリンダ(図示せず)を作動させて、フック34を下降させるとともにパッド35をばね力によって押し上げ、フック34とパッド35との間に取付けバンド10の両端部分を挟持し、取付けバンド10をバンド取付装置30に取付ける。
次に、複数のバンド取付装置30に取付けた各取付けバンド10の本管用サドル11及び分岐チューブ収納パイプ13によび線63、64を通線し、その状態でバンド取付装置30をマンホール42から管路40内に引き込み、管路40内においてバンド取付装置30を牽引ロープ60で牽引する。
バンド取付装置30が所定の位置に達すると、牽引を停止し、エアーコンプレッサー62からのエアーによって複数の各バンド取付装置30のエアーシリンダを作動させると、取付けバンド10及びフック34が上昇するとともに、パッド35が下降し、これによって取付けバンド10は管路40の内面頂部に押しつけられ、その弾性復元力によって径を拡大するとともに、そのフック穴14からフック34が抜け、取付けバンド10はバンド取付装置30から離れて管路40の内面に圧接されて保持される。
こうして多数の取付けバンド10が管路40内にセットされると、図6に示されるように、本管用サドル11のよび線52にさや管20を接続し、よび線52でさや管20を牽引し、本管用サドル11にさや管20を通す。後は、通常の方法によってさや管20によび線を通線し、よび線によって幹線通信ケーブルを牽引して通線する。
分岐通信ケーブルを敷設する場合、図8に示されるように、分岐チューブ21の先端に複数の引っ掛けリング(引っ掛け環)23を接続するとともに、分岐チューブ収納パイプ13に通線されたよび線64の中間の任意の部位を例えばフック等を用いて接続する。
また、分岐チューブ21を引き込むべき取付管41内に取出し治具50をセットする。この取出し治具50の先端にはJ字状のフック(捕捉部)51が取付けられるとともに、モニターカメラ52が設けられ、モニターカメラ52の信号は信号線53を経てモニター54に送信されてモニター54上に表示されるようになっている。
そして、モニター54の画面を見ながら、分岐チューブ収納パイプ13に通線されたよび線64を他方より引っ張り、分岐チューブ21の先端部位が引き込むべき取付管41の分岐部位入口まで達すると、取出し治具50のJ字状のフック51で引っ掛けリング23を引っ掛け、取出し治具50を取付管41の出口から引き出すと、分岐チューブ21の先端部分が取付管41の出口から引き出されるので、よび線54を分岐チューブ21の先端から取り外すと、分岐チューブ21を取付管41に引き込むことができる。
取付管41内に引き込まれた分岐チューブ21はステンレスばね鋼製の固定バンド70によって取付管41内面に固定する。この固定バンド70は図10に示されるように円弧状をなし、その円弧は取付管41の内径よりも少しだけ大きい直径を有する円形のほぼ3/4程度の寸法及び形状に設定され、その内面にはほぼU字状の保持サドル71が固定されており、保持サドル71と固定バンド70との間で分岐チューブ21が挿通されて保持されている。
次に、取付管42に引き込んだ分岐チューブ21によび線を通し、このよび線によって分岐通信ケーブルを牽引して通線すればよい。
また、分岐チューブ21の先端から取り外されたよび線54はその両端を引っ張って管路40内に引き戻し、元の分岐チューブ収納パイプ13に通線された状態に戻しておく。これにより、次に、分岐チューブ21を引き込む必要が生じた時には上記と同様の作業を行うことによって分岐チューブ21及び分岐ケーブルを任意の取付管41に引き込むことができる。
なお、図5及び図6では隣接するマンホール42の間に多数の取付けバンド10を間隔をあけて取付けているが、取付けバンド10は必ずしもこのように多数設ける必要はないものである。
図11は第2の実施形態において用いられる取付けバンドを示す、図において図1と同一符号は同一又は相当部分を示し、取付けバンド10はステンレスばね鋼を用いて円弧状に製作され、その円弧は通信ケーブルを布設すべき管路の内径よりも少しだけ大きな直径の円形の3/4程度の寸法及び形状に設定され、又取付けバンド10の両端部位にはバンド取付装置のフックを引っ掛けるフック穴14が形成されている。
この取付けバンド10の頂部は台形状の底辺を除く三辺の形状に凹設されてさや管保持部16が形成され、又さや管保持部16の底辺には略く字状をなすプレートが固定されて取付けバンド10とプレートとの間には分岐チューブ収納パイプ13が挿入されて保持されている分岐チューブ保持部17が形成され、分岐チューブ保持部17にはよび線54が通線されている。
本例においても第1の実施形態と同様の作業によって幹線通信ケーブル及び分岐通信ケーブルを布設することができる。
本発明に係る通信ケーブルの管路内布設工法の好ましい実施形態において用いられる取付けパンドを示す図である。 上記実施形態において用いられるバンド取付装置の1例を示す正面図である。 上記バンド取付装置を示す平面図である。 上記実施形態の工法において取付けバンドをセットした状態を模式的に示す側面図である。 図4の平面図である。 上記実施形態においてさや管を通した状態を示す平面図である。 上記実施形態において分岐チューブを取付管に引き込む作業状態を模式的に示す側面図である。 上記実施形態において分岐チューブ先端に引っ掛けリング及びよび線を接続した状態を示す図である。 上記実施形態において分岐チューブを取付管に引き込んだ状態を模式的に示す側面図である。 上記実施形態において分岐チューブの固定バンドを示す図である。 第2の実施形態における取付けバンドを示す図である。
符号の説明
10 取付けバンド
11 本管用サドル(さや管保持部)
12 パイプ固定サドル(分岐チューブ保持部)
13 分岐チューブ収納パイプ(分岐チューブ保持部)
16 さや管保持部
17 分岐チューブ保持部
20 さや管
21 分岐チューブ
30 バンド取付装置
40 管路
41 取付管
42 マンホール
63、64 よび線

Claims (5)

  1. 管路内に通信ケーブルを布設するにあたり、
    さや管を保持するためのさや管保持部と分岐チューブを保持するための分岐チューブ保持部とを有する取付けバンドをその弾性に抗して管内内径よりも収径した状態でバンド取付装置に離脱可能にセットし、
    複数のバンド取付装置にセットされた各取付けバンドのさや管保持部及び分岐チューブ保持部によび線を通線し、
    管路内に複数のバンド取付装置を走行させ又は牽引し、管路内の所定位置でバンド取付装置から取付けバンドを離脱させ、取付けバンドをその弾性復元力によって管路内面に圧接させて保持し、
    複数の取付けバンドのさや管保持部に通線したよび線によって複数の各さや管保持部にさや管を挿通させ、さや管に幹線通信ケーブルを通線して布設する一方、複数の取付けバンドの分岐チューブ保持部のよび線を通線した状態で残し、需要変動に対して、繰り返し増設布設することを特徴とする通信ケーブルの管路内布設工法。
  2. 幹線通信ケーブルから分岐させた分岐通信ケーブルを管路から分岐された取付管より取り出すにあたり、
    先端に引っ掛け環部を有する分岐チューブの先端部に、上記複数の取付けバンドの分岐チューブ保持部に通線したよび線の中間の任意の部位を接続し、
    上記よび線を牽引し、分岐チューブ先端が取付管分岐部位に達したときに取出し治具で分岐チューブ先端部を掴み又は引っ掛け、分岐チューブを取付管に引き込み、
    分岐チューブを固定バンドで取付管内に固定し、分岐チューブに分岐通信ケーブルを通線して布設する一方、分岐チューブ先端からよび線を外して元の通線状態に戻すようにした請求項1記載の通信ケーブルの管路内布設工法。
  3. 分岐チューブの先端に引っ掛け環を接続し、取出し治具の捕捉部によって引っ掛け環を引っ掛け、分岐チューブを取付管に引き込むようにした請求項2記載の通信ケーブルの管路内布設工法。
  4. 取出し治具の先端に設けたモニターカメラでモニターしながら、取出し治具で分岐チューブ先端部を掴み又は引っ掛けるようにした請求項2又は3記載の通信ケーブルの管路内布設工法。
  5. 管路内に幹線通信ケーブル及び分岐通信ケーブルを布設した構造において、
    上記管路内には複数の取付けバンドが所定の間隔をあけてその弾性復元力によって圧接保持され、上記取付けバンドにはさや管保持部とその左右の分岐チューブ保持部とが設けられ、
    上記複数の取付けバンドのさや管保持部にはさや管が挿通され、該さや管内には上記幹線通信ケーブルが通線されて布設されている一方、
    上記取付けバンドの分岐チューブ保持部には分岐チューブが挿通され、該分岐チューブには上記分岐通信ケーブルが通線され、上記分岐チューブ及び分岐通信ケーブルは上記管路から分岐された取付管に引き込まれて固定バンドによって固定され、上記複数の取付けバンドの分岐チューブ保持部には分岐チューブを挿通させるためのよび線が通線されて、何度でも需要変動に対して、繰り返し増設布設することを特徴とする通信ケーブルの管路内布設構造。
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