JP2005130208A - 特定領域監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複雑な設定が不要で、比較的簡易な処理、構成で、監視する端末を小型化できる構成でありながら、特定領域内における被監視者の位置情報も含めて取得するように監視することができるようにする。
【解決手段】 監視装置3は、ワイヤレスタイプでありかつ、ピンバッチサイズの超小型装置である。カメラによる画像情報と、マイクによる音声情報とを取得することができる。また、各スレーブ装置2からの電波の強さを元に一番近いスレーブ装置を検出し、現在の位置情報(最も近い位置にあるスレーブ装置2の情報)を取得できる。さらに、スピーカによりユーザ端末1から送信されてきた音声を出力する機能もある。
【選択図】 図1
【解決手段】 監視装置3は、ワイヤレスタイプでありかつ、ピンバッチサイズの超小型装置である。カメラによる画像情報と、マイクによる音声情報とを取得することができる。また、各スレーブ装置2からの電波の強さを元に一番近いスレーブ装置を検出し、現在の位置情報(最も近い位置にあるスレーブ装置2の情報)を取得できる。さらに、スピーカによりユーザ端末1から送信されてきた音声を出力する機能もある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線通信を用いることにより、監視する人がその場にいなくても監視を行うことができるようにするための特定領域監視システムに関する。
従来より、親が子供に対して目を離した時の事故というのは後を絶たない。このため、家でも親が一人で子供の面倒を見ている時は常に子供の動きに注意しなくてはならず、他の仕事をできなくなってしまうことが多い。
また近年、こうしたことは子供に限ったことではなく、老人介護や障害者介護等についても発生する虞があり、例えば痴呆症で家の中を徘徊している老人を探すといったことも起こりうる。
こうした場合に、子供の面倒を見る親や介護者などがずっと拘束されてしまうと、時間的、精神的負担が大きくなってしまう。
また近年、こうしたことは子供に限ったことではなく、老人介護や障害者介護等についても発生する虞があり、例えば痴呆症で家の中を徘徊している老人を探すといったことも起こりうる。
こうした場合に、子供の面倒を見る親や介護者などがずっと拘束されてしまうと、時間的、精神的負担が大きくなってしまう。
こうした問題に対し、監視する人がその場にいなくても監視を行うシステムとして、例えば特許文献1のものは、カメラを備えたインターネット接続端末による映像情報及び監視情報により、サーバ上の専用ホームページを更新し、他のインターネット接続端末からインターネットを介してその専用ホームページを閲覧することにより、監視・制御を行うものである。
また、特許文献2のものは、監視手段によって得られる画像情報を供給する特定領域の監視システムにおいて、管理コンピュータは、多数登録されている識別子、ID等に対して管理を行う利用者データベースを備え、公衆通信回線網を介して順次送信されてくる監視情報を受け付け、蓄積し、利用者からアクセスを受けると識別子、ID等により認証を行い、閲覧権限のある監視端末側IDを検索し、検索された監視情報を送信するというものである。
特開2001−352538号公報
特開2002−158802号公報
しかしながら、上述した特許文献1のものは、監視を行う端末がカメラを備えたインターネット接続端末であるため、設定が必要であり、構成、動作が複雑になってしまいやすい虞があった。
また、被監視者の位置を認識することまで考慮されたものではない。
また、被監視者の位置を認識することまで考慮されたものではない。
また、上述した特許文献2のものは、管理コンピュータによる利用者データベースの管理が必要でありシステム構成や管理の処理が複雑化してしまう虞があった。
また、被監視者の位置を認識することまで考慮されたものではない。
また、被監視者の位置を認識することまで考慮されたものではない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複雑な設定が不要で、比較的簡易な処理、構成で、監視する端末を小型化できる構成でありながら、特定領域内における被監視者の位置情報も含めて取得するように監視することができる特定領域監視システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の特定領域監視システムは、撮像手段を備えた監視装置と、表示手段を備えた表示端末と、複数のスレーブ装置とを備え、監視装置と、表示端末と、スレーブ装置とが、ブルートゥースによる無線通信を行うブルートゥース無線通信手段を備えてブルートゥースによる無線通信網を形成する機能を有した特定領域監視システムであって、監視装置は、撮像手段による画像情報をブルートゥースによる無線通信網を介して表示端末に送信すると同時に、最も近い位置にあるスレーブ装置が複数のスレーブ装置の何れであるかを各スレーブ装置からの電波の強さを元に検出し、最も近い位置にあるスレーブ装置が何れであるかを位置情報としてブルートゥースによる無線通信網を介して表示端末に送信し、表示端末は、監視装置から画像情報および位置情報の送信を受けると、表示手段により表示することを特徴とする。
上記した監視装置は、音声取得手段を備え、画像情報および位置情報を表示端末に送信する時に音声取得手段が取得した音声情報もブルートゥースによる無線通信網を介して送信し、上記した表示端末は、音声出力手段を備え、監視装置から画像情報、位置情報および音声情報の送信を受けると、表示手段により画像情報および位置情報を表示すると共に、音声出力手段により音声情報を出力することが好ましい。
上記した表示端末は、音声取得手段を備え、監視装置から情報の送信を受けている時に音声取得手段が取得した表示端末側音声情報をブルートゥースによる無線通信網を介して監視装置に送信し、上記した監視装置は、音声出力手段を備え、表示端末から表示端末側音声情報の送信を受けると、音声出力手段により出力することが好ましい。
ネットワークを介して接続された管理サーバと、特定領域サーバとを備え、特定領域サーバは、ブルートゥースによる無線通信を行うブルートゥース無線通信手段を備え、ブルートゥースによる無線通信網による無線通信が可能であるように配設され、管理サーバは、特定領域サーバからネットワークを介して、監視装置からの情報を受信するよう構成されることが好ましい。
上記した管理サーバは、監視装置の現在位置まで行くことができる業者の業者サーバにネットワークを介して接続され、管理サーバから監視装置の現在位置への出向要求が入力されると、該出向要求がネットワークを介して業者サーバに送信されることが好ましい。
上記した監視装置と、特定領域サーバとを複数備えると共に、管理サーバに接続されたオペレータ端末を備え、オペレータ端末は、管理サーバに送信された複数の監視装置からの画像情報を一覧表示できることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、複雑な設定が不要で、比較的簡易な処理、構成で、監視する端末を小型化できる構成でありながら、特定領域内における被監視者の位置情報も含めて取得するように監視することができる。
次に、本発明に係る特定領域監視システムを、図面を用いて詳細に説明する。
本発明は、監視したい人物等(被監視者;例えば子供や老人、身障者、ペットなど)が監視者の目の届かないところにいる場合であっても、その被監視者の行動や居場所が瞬時に確認できるシステムである。
本発明の第1の実施形態としての特定領域監視システムは、図1に示すように、あらゆる電化製品(電気器具)をスレーブ装置としてブルートゥースで繋ぐと共に、被監視者に監視装置を装着する。監視者はユーザ端末を用いることで、被監視者の画像、音声、現在の位置情報を監視することができる。
本発明の第1の実施形態としての特定領域監視システムは、図1に示すように、あらゆる電化製品(電気器具)をスレーブ装置としてブルートゥースで繋ぐと共に、被監視者に監視装置を装着する。監視者はユーザ端末を用いることで、被監視者の画像、音声、現在の位置情報を監視することができる。
本実施形態としての特定領域監視システムは、図1に示すように、ユーザ端末1と、スレーブ装置2(2−1,2−2,…)と、監視装置3とを備え、このユーザ端末1と、各スレーブ装置2(2−1,2−2,…)と、監視装置3とが、ブルートゥース網(ブルートゥースによる無線通信網)で繋がれて無線通信可能であるように構成されている。
ユーザ端末1は、例えばパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、専用端末などであり、表示手段と、操作入力手段と、マイク(音声取得手段)と、スピーカ(音声出力手段)と、ブルートゥースによる無線通信を行うブルートゥース無線通信手段とを備え、ブルートゥースによる無線通信網を形成する機能を有している。このことにより、ブルートゥース網を介して送信されてくる監視装置3からの画像と音声と位置情報とを出力できる機能を持つ。
図2に示す例では、監視装置3が受信している食卓の画像情報と、「食べちゃえ」という音声情報とが、ユーザ端末1から出力されている。
図2に示す例では、監視装置3が受信している食卓の画像情報と、「食べちゃえ」という音声情報とが、ユーザ端末1から出力されている。
また、ユーザ端末1は、マイクを内蔵することで、ブルートゥース網を介して監視装置3に対して音声情報を送信することができる。
図2に示す例では、監視装置3が受信した上記の「食べちゃえ」という音声情報に対して、ユーザ端末1を持っているユーザが「食べちゃ駄目」という音声情報をユーザ端末1のマイクに向かって話すことにより、ユーザ端末1がその音声情報(表示端末側音声情報)を取得して監視装置3から出力させている。
図2に示す例では、監視装置3が受信した上記の「食べちゃえ」という音声情報に対して、ユーザ端末1を持っているユーザが「食べちゃ駄目」という音声情報をユーザ端末1のマイクに向かって話すことにより、ユーザ端末1がその音声情報(表示端末側音声情報)を取得して監視装置3から出力させている。
スレーブ装置2(2−1,2−2,…)は、ブルートゥースによる無線通信を行うブルートゥース無線通信手段を備え、ブルートゥースによる無線通信網を形成する機能を有した電気器具であり、例えば照明、テレビ、冷蔵庫といった各種の家電製品など、任意の電気器具をこのスレーブ装置2として適用することができる。
このスレーブ装置2により構成されるブルートゥース網は、監視装置3からの画像、音声、位置情報をユーザ端末1に送信する機能と、ユーザ端末1からの音声情報を監視装置3に送信する機能とがある。
このスレーブ装置2により構成されるブルートゥース網は、監視装置3からの画像、音声、位置情報をユーザ端末1に送信する機能と、ユーザ端末1からの音声情報を監視装置3に送信する機能とがある。
監視装置3は、ワイヤレスタイプでありかつ、ピンバッチサイズの超小型装置である。CCDカメラやピンホールカメラなどのカメラ(撮像手段)と、マイク(音声取得手段)と、スピーカ(音声出力手段)と、ブルートゥースによる無線通信を行うブルートゥース無線通信手段とを備え、カメラによる画像情報と、マイクによる音声情報とを取得することができる。
また、各スレーブ装置2からの電波の強さを元に一番近いスレーブ装置を割り出し(検出し)、現在の位置情報(最も近い位置にあるスレーブ装置2の情報)を取得できる。さらに、スピーカによりユーザ端末1から送信されてきた音声を出力する機能もある。
また、各スレーブ装置2からの電波の強さを元に一番近いスレーブ装置を割り出し(検出し)、現在の位置情報(最も近い位置にあるスレーブ装置2の情報)を取得できる。さらに、スピーカによりユーザ端末1から送信されてきた音声を出力する機能もある。
次に、本実施形態としての特定領域監視システムの動作について、図3を参照して詳細に説明する。
まずシステムの設置において、監視者はあらゆるスレーブ装置2をブルートゥースで繋ぐ。その際、スレーブ装置2のID情報をユーザ端末1に記憶させておく。監視装置3はスレーブ装置2の電波状況を確認し、電波が一番強いスレーブ装置2を監視装置3の位置情報として取得する。その位置情報をユーザ端末1に送信することで、ユーザ端末1は監視装置3の現在位置を特定できる。
また、ユーザがスレーブ装置2の設置位置を変更した場合には、ユーザ端末1に記憶させてあるそのスレーブ装置2の位置情報を更新することで、正確な位置情報を得ることができる。
まずシステムの設置において、監視者はあらゆるスレーブ装置2をブルートゥースで繋ぐ。その際、スレーブ装置2のID情報をユーザ端末1に記憶させておく。監視装置3はスレーブ装置2の電波状況を確認し、電波が一番強いスレーブ装置2を監視装置3の位置情報として取得する。その位置情報をユーザ端末1に送信することで、ユーザ端末1は監視装置3の現在位置を特定できる。
また、ユーザがスレーブ装置2の設置位置を変更した場合には、ユーザ端末1に記憶させてあるそのスレーブ装置2の位置情報を更新することで、正確な位置情報を得ることができる。
以下に、本実施形態としての特定領域監視システムを、親が家庭内で子供を監視する用途に適用した場合の実施形態について説明する。
すなわち、監視者が親であり、被監視者が子供である場合の動作例について説明する。
すなわち、監視者が親であり、被監視者が子供である場合の動作例について説明する。
監視者である親は、まずユーザ端末1からブルートゥース網を介して、図3に示すように、監視装置3に画像、音声、位置情報の送信開始要求を発信する。この要求に応答して、監視装置3がブルートゥース網を介して、ユーザ端末1に画像、音声、位置情報の送信を開始する。
子供が付けている監視装置3は、画像、音声、位置情報の送信開始要求を受信した後、画像、音声、位置情報を常時ユーザ端末1に対して送信する。位置情報としては、スレーブ装置2のから電波の強さによって、最も近い位置にあるスレーブ装置2が登録されている複数のスレーブ装置の中のどれであるかを取得することで、現在の位置情報として用いられる。
こうして監視装置3からユーザ端末1への画像、音声、位置情報の送信が行われている間、親は必要に応じて、ユーザ端末1に付属しているマイクから、音声を監視装置3に送信することができる。
また、ユーザ端末1では、例えば図2に示すように、監視装置3から送信された画像、音声、位置情報を表示する。ユーザ端末1のディスプレイ(表示手段)では、定期的に子供が持つ監視装置3の位置情報が更新される。
また、ユーザ端末1では、例えば図2に示すように、監視装置3から送信された画像、音声、位置情報を表示する。ユーザ端末1のディスプレイ(表示手段)では、定期的に子供が持つ監視装置3の位置情報が更新される。
親が画像、音声、位置情報の送信を停止させる場合、ユーザ端末1から画像、音声、位置情報の送信停止要求を送信し、監視装置3が受信すると、その監視装置3は画像、音声、位置情報の送信を停止する。
以上のように、本発明の第1の実施形態としての特定領域監視システムによれば、以下の効果が得られる。
第1の効果は、監視者が被監視者の行動や居場所を瞬時に確認できることにある。その理由は、監視装置3がユーザ端末1に画像、音声、位置情報を送信するからである。
第2の効果は、監視者が被監視者に指示、助言ができることにある。その理由は、ユーザ端末1にマイクが内蔵されており、そこから音声を監視装置3に送信できるからである。
第3の効果は、監視者が監視以外の仕事をすることもできるようになることである。その理由は、被監視者の行動を常に確認できるので、監視者がその場にいなくてもよくなるからである。
第1の効果は、監視者が被監視者の行動や居場所を瞬時に確認できることにある。その理由は、監視装置3がユーザ端末1に画像、音声、位置情報を送信するからである。
第2の効果は、監視者が被監視者に指示、助言ができることにある。その理由は、ユーザ端末1にマイクが内蔵されており、そこから音声を監視装置3に送信できるからである。
第3の効果は、監視者が監視以外の仕事をすることもできるようになることである。その理由は、被監視者の行動を常に確認できるので、監視者がその場にいなくてもよくなるからである。
また、ユーザ端末1が、ブルートゥース網から送られてきた情報を自動的に認識して見分けるため、どの装置との情報のやりとり(画像情報の取得や音声情報の送受信)を行うかを、例えばユーザ端末IDに監視装置IDを関連付けた管理テーブルを用いるなどして認証、検索するといった集中管理を行う必要がなく、簡単な構成、動作により、家庭内などの特定領域の監視を行うことができる。
換言すれば、集中管理を行う管理コンピュータなど大がかりな機器を必要とせず、簡単な構成、動作により、家庭内などの特定領域の監視を行うことができる。
換言すれば、集中管理を行う管理コンピュータなど大がかりな機器を必要とせず、簡単な構成、動作により、家庭内などの特定領域の監視を行うことができる。
また、監視装置3の位置情報も、スレーブ装置2からの電波の強さを監視装置3が検知することにより、簡単な構成、動作により取得することができる。
また、無線通信にブルートゥースを用いることにより、複雑な設定が不要で、比較的簡易な処理、構成で監視を行うことができるため、監視端末3を小型・軽量に設計しやすくすることができる。
また、無線通信にブルートゥースを用いることにより、複雑な設定が不要で、比較的簡易な処理、構成で監視を行うことができるため、監視端末3を小型・軽量に設計しやすくすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図4〜図7を参照して説明する。
この第2の実施形態は、上述した第1の実施形態としての特定領域監視システムにおける監視装置3からの画像、音声、位置情報を、ネットワークを介して監視センターなどにより集中的に監視できるようにすることで、監視しようとする監視者が特定領域のブルートゥース網の外に出た場合であっても、監視センターなどによる監視を続けられるようにしたものである。
この第2の実施形態は、上述した第1の実施形態としての特定領域監視システムにおける監視装置3からの画像、音声、位置情報を、ネットワークを介して監視センターなどにより集中的に監視できるようにすることで、監視しようとする監視者が特定領域のブルートゥース網の外に出た場合であっても、監視センターなどによる監視を続けられるようにしたものである。
この第2の実施形態としての特定領域監視システムでは、上述した第1の実施形態におけるブルートゥース網にホームサーバ4をさらに設置することで、このブルートゥース網をインターネットに接続させている。
また、このブルートゥース網による監視装置3からの画像、音声、位置情報を、インターネットを介して取得する監視サーバ5を備え、この監視サーバ5により監視センターで集中管理できるシステムとなっている。
また、このブルートゥース網による監視装置3からの画像、音声、位置情報を、インターネットを介して取得する監視サーバ5を備え、この監視サーバ5により監視センターで集中管理できるシステムとなっている。
この監視センターで監視を行う監視オペレータが被監視者の危険を察知した場合、図5に示すように、監視している家に近いあらかじめ契約している地域のタクシー会社や宅配サービス会社といった、24時間態勢で監視装置3がある場所まで行くことができる業者の業者サーバ6にネットワークを介して連絡することにより、その業者を監視している家まで行かせて状況を確認させることができる。
この第2の実施形態としての特定領域監視システムは、図4、図5に示すように、第1の実施形態におけるユーザ端末1と、ブルートゥース網で繋がれたスレーブ装置2と、監視装置3とに加えて、ブルートゥースによる通信が可能であると共にインターネットに接続することもできるホームサーバ4を監視対象である各特定領域に対して備え、それらホームサーバ4(4−1,4−2,…)とインターネットを介して接続された監視センターの管理サーバ5と、監視している地域のタクシー会社や宅配サービス会社などの業者サーバ6とを備える。
ホームサーバ4は、ブルートゥースによる無線通信を行うブルートゥース無線通信手段を備えてブルートゥースによる無線通信網との間で通信を行うことができると共に、インターネットに接続するネットワーク通信手段を備え、ブルートゥース網をインターネットに接続させる機能を有するサーバである。
監視装置3が受信した画像、音声、位置情報は、ホームサーバ4を介してインターネットに接続し、監視センターの管理サーバ5へ送信することができる。また、監視センターの管理サーバ5からの音声を監視装置3へ送信することもできる。
監視装置3が受信した画像、音声、位置情報は、ホームサーバ4を介してインターネットに接続し、監視センターの管理サーバ5へ送信することができる。また、監視センターの管理サーバ5からの音声を監視装置3へ送信することもできる。
監視センターの管理サーバ5は、上述した第1の実施形態におけるユーザ端末1と同様の機能を、複数の監視装置3に対して集中的に行うことができるシステムを備えると共に、業者サーバ6に連絡する機能を備える。
インターネットを介して送られてきた複数の監視装置3の画像、音声、位置情報を監視することと、監視センターの管理サーバ5からの音声を送信する機能がある。被監視者に危険が及んだ場合は、監視オペレータが地域のタクシーや宅配所の業者サーバ6に連絡をし、同時に監視依頼をした人のユーザ端末1にも連絡をする。
インターネットを介して送られてきた複数の監視装置3の画像、音声、位置情報を監視することと、監視センターの管理サーバ5からの音声を送信する機能がある。被監視者に危険が及んだ場合は、監視オペレータが地域のタクシーや宅配所の業者サーバ6に連絡をし、同時に監視依頼をした人のユーザ端末1にも連絡をする。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図5を参照すると、監視者が外出等で上述した第1の実施形態におけるブルートゥース網の範囲外に出る場合、ユーザ端末1を用いて監視センターの管理サーバ5に監視依頼を発信する。
依頼後は、監視装置3はホームサーバ4を介してインターネットに接続されることとなる。ここで、監視装置3にはIDが付与されており、監視装置3から管理サーバ5に情報を送信する際には、画像、音声、位置情報の他に監視装置IDを送信する。
図5を参照すると、監視者が外出等で上述した第1の実施形態におけるブルートゥース網の範囲外に出る場合、ユーザ端末1を用いて監視センターの管理サーバ5に監視依頼を発信する。
依頼後は、監視装置3はホームサーバ4を介してインターネットに接続されることとなる。ここで、監視装置3にはIDが付与されており、監視装置3から管理サーバ5に情報を送信する際には、画像、音声、位置情報の他に監視装置IDを送信する。
管理センターの管理サーバ5は、複数台の監視装置3からの画像を一度にモニタできる中央モニタ装置を持っている。中央モニタ装置には各監視装置3が作動している場所で緊急状態が発生した場合、監視オペレータの操作により赤い点滅ランプがつくようになっている。
また、中央モニタ装置の前では、監視オペレーターが管理サーバ5から送られてくる画像を、図6に示すような監視オペレータ端末51のモニタ装置で確認している。監視オペレータ端末51は管理サーバ5に接続され、この監視オペレータ端末51のモニタ装置は、監視装置IDと画像と位置情報がデフォルトで表示され、監視オペレーターが注目したい監視装置3を選ぶと、図7に示すような画面に切り替わり、スピーカから音声が出力される。
被監視者に危険が迫ったと監視オペレータが判断した場合など、監視オペレータが注目したい監視装置3をクリックすると、図7に示すように画像、音声、位置情報の他に、監視装置IDと監視装置3がある場所と、監視装置3の地域のタクシー会社又は宅配サービスセンターの電話番号とが表示される。
監視オペレーターは、被監視者に危険が迫ったと判断した場合、こうした表示される情報を元に地域の会社の業者サーバ6に連絡(出向要求)を発信し、タクシーまたはトラックを監視している特定領域まで急行させる。それと同時に監視者のユーザ端末1に連絡を発信する。
監視オペレーターは、被監視者に危険が迫ったと判断した場合、こうした表示される情報を元に地域の会社の業者サーバ6に連絡(出向要求)を発信し、タクシーまたはトラックを監視している特定領域まで急行させる。それと同時に監視者のユーザ端末1に連絡を発信する。
以上のように、本発明の第2の実施形態としての特定領域監視システムによれば、上述した第1の実施形態により得られる効果に加え、さらに外出した場合においても監視装置3による被監視者の監視を管理サーバ5を有する監視センターにさせることができ、被監視者に何らかの危険や問題が生じた際に、地域のタクシー会社や宅配サービスセンターといった24時間態勢で動くことができる予め契約した業者を監視装置3のある場所(現在位置)に行かせることができる。
また、この予め契約する業者は、例えば犯罪対策といった高度な訓練を積んだ専門スタッフを備えている必要がないため、本発明の第2の実施形態としての特定領域監視システムによれば、比較的低コストで外出先から監視、安全対策を行うことができる。
1 ユーザ端末(表示端末)
2(2−1,2−2,…) スレーブ装置
3 監視装置
4 ホームサーバ(特定領域サーバ)
5 管理サーバ
51 監視オペレータ端末(オペレータ端末)
6 業者サーバ
2(2−1,2−2,…) スレーブ装置
3 監視装置
4 ホームサーバ(特定領域サーバ)
5 管理サーバ
51 監視オペレータ端末(オペレータ端末)
6 業者サーバ
Claims (6)
- 撮像手段を備えた監視装置と、表示手段を備えた表示端末と、複数のスレーブ装置とを備え、前記監視装置と、前記表示端末と、前記スレーブ装置とが、ブルートゥースによる無線通信を行うブルートゥース無線通信手段を備えてブルートゥースによる無線通信網を形成する機能を有した特定領域監視システムであって、
前記監視装置は、前記撮像手段による画像情報を前記ブルートゥースによる無線通信網を介して前記表示端末に送信すると同時に、
最も近い位置にあるスレーブ装置が前記複数のスレーブ装置の何れであるかを各スレーブ装置からの電波の強さを元に検出し、最も近い位置にあるスレーブ装置が何れであるかを位置情報として前記ブルートゥースによる無線通信網を介して前記表示端末に送信し、
前記表示端末は、前記監視装置から前記画像情報および前記位置情報の送信を受けると、前記表示手段により表示することを特徴とする特定領域監視システム。 - 前記監視装置は、音声取得手段を備え、前記画像情報および前記位置情報を前記表示端末に送信する時に前記音声取得手段が取得した音声情報も前記ブルートゥースによる無線通信網を介して送信し、
前記表示端末は、音声出力手段を備え、前記監視装置から前記画像情報、前記位置情報および前記音声情報の送信を受けると、前記表示手段により前記画像情報および前記位置情報を表示すると共に、前記音声出力手段により前記音声情報を出力することを特徴とする特定領域監視システム。 - 前記表示端末は、音声取得手段を備え、前記監視装置から情報の送信を受けている時に前記音声取得手段が取得した表示端末側音声情報を前記ブルートゥースによる無線通信網を介して前記監視装置に送信し、
前記監視装置は、音声出力手段を備え、前記表示端末から前記表示端末側音声情報の送信を受けると、前記音声出力手段により出力することを特徴とする請求項1又は2記載の特定領域監視システム。 - ネットワークを介して接続された管理サーバと、特定領域サーバとを備え、
前記特定領域サーバは、ブルートゥースによる無線通信を行うブルートゥース無線通信手段を備え、前記ブルートゥースによる無線通信網による無線通信が可能であるように配設され、
前記管理サーバは、前記特定領域サーバから前記ネットワークを介して、前記監視装置からの情報を受信するよう構成されたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の特定領域監視システム。 - 前記管理サーバは、前記監視装置の現在位置まで行くことができる業者の業者サーバにネットワークを介して接続され、
前記管理サーバから前記監視装置の現在位置への出向要求が入力されると、該出向要求がネットワークを介して前記業者サーバに送信されることを特徴とする請求項4記載の特定領域監視システム。 - 前記監視装置と、前記特定領域サーバとを複数備えると共に、
前記管理サーバに接続されたオペレータ端末を備え、
前記オペレータ端末は、前記管理サーバに送信された複数の前記監視装置からの画像情報を一覧表示できることを特徴とする請求項4または5記載の特定領域監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003363737A JP2005130208A (ja) | 2003-10-23 | 2003-10-23 | 特定領域監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2005130208A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014055779A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Zenrin Datacom Co Ltd | お使い支援システム、保護者用端末装置、子供用携帯端末装置、お使い支援方法およびお使い支援プログラム |
-
2003
- 2003-10-23 JP JP2003363737A patent/JP2005130208A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014055779A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Zenrin Datacom Co Ltd | お使い支援システム、保護者用端末装置、子供用携帯端末装置、お使い支援方法およびお使い支援プログラム |
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Legal Events
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Effective date: 20060711 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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