JP2005130022A - 非可逆回路素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明が解決しようとする問題点は、コストが高い誘電体リングを無くすことにより、大幅にコストダウンできる非可逆回路素子を提供することである。
【解決手段】
本発明は、少なくともガーネット板50a、50bと、ガーネット板50a、50bに高周波磁界を印加する中心導体40と、ガーネット板50a、50bに直流磁界を印加する永久磁石30とを備えた非可逆回路素子80であって、
少なくとも3個の突起61a〜61cを有する金属板60で前記ガーネット板ガーネット板50a、50bの外周を係止する非可逆回路素子80である。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車電話、携帯電話等のマイクロ波帯の高周波部品として用いられる非可逆回路素子(例えばアイソレータ、サーキュレータ)に関する。
非可逆回路素子は、図8に示すように、少なくとも、フェリ磁性のガーネット板95a,95bと、ガーネット板95a,95bに高周波磁界を印加する中心導体96と、中心導体96に直流磁界を印加する永久磁石93とを備える(特許文献1参照)。
更に、永久磁石93の磁束密度分布を均一化する為に、永久磁石93の上下には上鉄板92a、下鉄板92bが配置され、上ガーネット板95aとの間にトリプレート構造を構成させる為に、アース板94が配置される。
また、アース板98は、下ガーネット板95bと下ケース91bとの間にギャップを生じないように磁気ヨークとして挿入される。
以上の部品を、上ケース91aと下ケース91bとで形成される空洞部に配設して非可逆回路素子90が構成される。
ガーネット板95a,95bが永久磁石93による直流磁界によって磁化されると、ガーネット板95a,95bのテンソル透磁率により、サーキュレータに非可逆な伝送特性が生じる。これは、ガーネット板95a,95bの高周波磁界の右回りの円偏波透磁率と、左回りの円偏波透磁率とが異なった値を示すようになること(磁気回転効果)に起因している。
電波を中心導体96のポート部96aから入力すると、2つの円偏波透磁率の差により、合成された偏波面が回転し、電波は循環して次のポート部96bに伝搬されて、サーキュレータとして動作する。
サーキュレータのポート部96cを、ダミー抵抗(図示せず)を介して接地すると、ポート部96aからの順方向の高周波信号はポート部96bに通過するが、反射などによるポート部96bからの逆方向の高周波信号はポート部96aに戻らず、ダミー抵抗において熱として散逸されて無害化される。
非可逆回路素子90は、右回りの円偏波透磁率と、左回りの円偏波透磁率との相違による磁気回転効果を利用しているから、ガーネット板95a,95bと、そられに高周波磁界を印加する中心導体96との位置合わせが重要である。両者に位置ずれがあると、磁気回転効果に非対称性を生じ、サーキュレータ、アイソレータ特性が低下する。即ち、ガーネット板95a,95bと中心導体96との位置合わせがずれると、サーキュレータとしての対称性が狂うため、損失、アイソレーション、VSWR、出力などの特性が悪化する。
従来の非可逆回路素子90において、ガーネット板95a,95bと中心導体96との位置合わせは、ガーネット板95a,95bが入る穴部99及び中心導体96のポート部96a〜96bが取り出される切り欠き部97a〜97cを有するフレーム97により行っていた。
フレーム97の材質は絶縁体であり、リフロー半田をする場合には耐熱性の良好な液晶ポリマーまたは高温プラスチックが、耐熱性をさほど要求されない場合にはポリエステル、ポリプロピレンなどが使用される。
米国特許6566972号公報 (Fig.6)
従来の非可逆回路素子90において、ガーネット板95a,95bと中心導体96との位置合わせは、ポリマーなどの絶縁体材料を用いていた。
しかし、このような絶縁体のフレームを使うと、複雑な形状のフレーム97を必要とし、かつ、アースをとる為のアース板98を別に設ける必要があった。
従って、本発明は、精度良くガーネット板と中心導体との位置決めをしながら、コストの安い非可逆回路素子の提供を目的とする。
〔手段1〕
本発明の〔手段1〕は、少なくともガーネット板と、ガーネット板に高周波磁界を印加する中心導体と、ガーネット板に直流磁界を印加する永久磁石とを備えた非可逆回路素子であって、少なくとも3個の突起を有する金属板で前記ガーネット板の外周を係止することを特徴とする非可逆回路素子である。
〔手段2〕
本発明の〔手段2〕は、前記金属板の突起部に抜き穴を設けた手段1記載の非可逆回路素子である。
〔手段3〕
本発明の〔手段3〕は、金属板に導電性の被覆層を設けた〔手段1〕または〔手段2〕記載の非可逆回路素子である。
本発明の非可逆回路素子は、コストが高い絶縁体フレームを無くしてコストを下げ、しかもアース板と一体化することにより大幅にコストダウンできる。
図1に本発明に係る非可逆回路素子の一例を示す。少なくとも、フェリ磁性のガーネット板50a,50bと、ガーネット板50a,50bに高周波磁界を印加する中心導体40と、中心導体40に直流磁界を印加する永久磁石30とを備える。
更に、永久磁石30の磁束密度分布を均一化する為に永久磁石30の上下には上鉄板20a、下鉄板20bが配置され、上ガーネット板50aとの間にトリプレート構造を形成する為に、アース板35が配置される。
従来の非可逆回路素子(図8参照)に於けるフレーム97及びアース板98は、本発明で用いた金属板60で置換できる。金属板60は、上ガーネット板50a、中心導体40、下ガーネット板50bの位置決めのみならず、従来のアース板98を兼用して、本発明では省略できる。
以上の部品を、上ケース10aと下ケース10bとで形成される空洞部に収納して非可逆回路素子80が構成される。
なお、図1に例示した非可逆回路素子80は、中心導体40を上ガーネット板50aと下ガーネット板50bとで挟む、所謂トリプレート構造のものであるが、それに限定されるものではなく、ガーネット板を1枚にした構造のものも本発明に包含される。
図1に例示したトリプレート構造の非可逆回路素子の組立について説明する。
まず、下ガーネット板50b、中心導体40、及び上ガーネット板50aを保持する為の少なくとも3つの突起61a〜61cを有する金属板60を治具にセットする。
ついで、金属板60の中央部に下ガーネット板50b、中心導体40、及び上ガーネット板50aの順に載置すると、ガーネット板50b、中心導体40、及びガーネット板50aが突起61a〜61cにしっかりと保持されて位置決めされる。従って、本発明によると、下ガーネット板50b、中心導体40、及び上ガーネット板50aの位置決めが良好である。
更に、アース板35、次いで上鉄板20a、下鉄板20bで挟まれた永久磁石30を載置し、上ケース10aと下ケース10bとで形成される空洞部に収納する。
金属板60の材質について説明する。金属板60は、例えば、純鉄、Fe−Co合金などの鉄合金、JIS−G3140b「冷間圧延鋼鈑及び鋼帯」に規定されたいわゆるSPCC材(冷間圧延鋼鈑)、40a合金(Fe−40a%Ni)などが挙げられる。
板材を打ち抜き、曲げ加工した後、表面処理を施す。導電性の良い銀などによるメッキ処理を施すと更に好ましい。メッキ処理の硫化による変色防止用として脂肪酸有機化合物などを用いた変色防止処理を行うこともできる。
金属板60には、ガーネット板50a、50bを係止して保持するための突起61a〜61cが切り起こして形成されている。突起61a〜61cの間に下ガーネット板50b、中心導体40、上ガーネット板50aを挿入するだけで、下ガーネット板50b、中心導体40、上ガーネット板50aは、突起61a〜61cにガイドされて所定の位置に容易に位置決めされ、位置ズレが生じることがない。
金属板60の厚みは、好ましくは0.1〜0.3mm程度である。0.1mm未満だと強度が弱く位置決め精度が出しにくく、0.3mmを超えると打抜いて曲げ加工する際に精度を出しにくい。
なお、ガーネット板50a、50bの位置決め用の突起61a〜61cを、金属板60ではなく中心導体40に設けることも考えられなくは無い。しかし、その場合には、ホットライン(高電位線)である中心導体40に突起61a〜61cを設けることなり、突起61a〜61cの先端とケースなどの導電体との間で放電を起こす恐れが大きくなり好ましくない。
また、金属板60の中央部は、ガーネット板50a,50bの外径と略同一径の円板になっている。従って、ガーネット板50bと全面に亘って良好な接触が得られる。
金属板60の中央部に穴を形成して、穴の周縁部にガーネット板50a、50bの位置決め用の突起61a〜61cを形成する構成も考えられなくは無い。しかし、その場合には、突起61a〜61cを有する金属板60を打ち抜きなどで形成するコストが高くなる。
本発明では、金属板60の外縁部に突起61a〜61cを形成するので、打ち抜きなどで形成するコストが安くて済む。
金属板60に銀メッキなどの導電性の被覆を形成するのが望ましい。SPCC、鉄板などの金属板60に銀メッキなどを施すと、表面の電気抵抗が低下して表皮効果による遮へい効果が高まり、挿入損失も減少する。高周波電流は、表皮効果により金属板表面からある程度の深さに流れるため、銀メッキの厚みはその程度とすることにより導体損失を抑えられる。
例えば、表皮効果は、2GHzで約1.5μm、損失にすると0.05dB程度/0.2dB=25%程度の影響がある。
導電性被覆の材質は銀に限定されるものではなく、例えば金、錫、ニッケル、あるいはそれらの合金を必要に応じて選択できる。
導電性の被覆を形成する方法は、メッキに限定されるものではなく、金属ペーストの印刷法でも良い。
図2は、本発明に係る非可逆回路素子80に用いる金属板60の別実施例の平面図を示す。3つの突起61a〜61cのコーナ中央部に抜き穴62a〜62cを設けて、ガーネット板50a、50bの対応するコーナ部における割れ、欠けを防止する工夫をした。
位置決め爪64a〜64fは、下ケースの内壁に当接させて金属板60の位置決めをしている。
廻り止め63a、63bは、下ケース10bの壁部に対応する切欠きに挿入されて、電位を持つホットラインである中心導体40が廻って、下ケース10bに接触してショートするのを防止している。
突起61a〜61cの形成位置及び数は、120度の角度間隔を有する3つの突起が一般的であるが、それに限るものではなく、ガーネット板50a、50bを載置した状態で位置ズレが起こらない位置に所要数を設けることができる。
突起61a〜61cの形状は、強度等を考慮して適宜設定することもできる。また突起61a〜61cの曲げ角度はガーネット板50a、50bを金属板60に係止し易いように、金属板60の底面に対して角度θを90度以上の適当な角度に設定できる。
図3(A)は、本発明に係る非可逆回路素子80に用いる突起61a〜61cを有する金属板60の一実施例の側面図を、図3(B)は抜き穴62a〜62cを設けた別実施例の側面図を示す。
ガーネット板50a、50bのコーナ部に適切な面取りが有る場合や、突起61a〜61cの折り曲げによるコーナ部がガーネット板50a、50bのコーナ部にぶつからない場合には、図4(A)に示す形状で十分である。
そうでない場合、図3(B)のように、3つの突起61a〜61cのコーナ中央部に抜き穴62a〜62cを設けると、金属板60のコーナ部が逃げるので、突起61a〜61cの折り曲げによるコーナ部に金属板60のコーナ部がぶつからない。抜き穴62a〜62cがないと、金属板60の曲げのコーナ部にガーネット板50a、50bのコーナ部が載るとコア割れを起こすことがある。
ガーネット板50a、50bの外周寸法にはバラツキがある。従って、位置決め用の突起61a〜61cにバネ性を付与したり、テーパをつけたりしてもよい。
図4は、本発明に係る非可逆回路素子に用いる金属板について、突起の実施例を示す断面図である。図4(A)は突起を直線的に立設した実施例を示す断面図、図4(B)は突起にバネ性を付与した実施例を示す断面図である。但し、図4(A)に示すように突起を直線的に立設した場合でも、金属板の底面に対して90度を超えるテーパを付ければ、バネ性が大きくなる。
なお、図4ではガーネット板50が1枚の場合を例示したが、トリプレート構造の場合には、下ガーネット板50b、中心導体40、上ガーネット板50aの組立体が突起61a〜61cに保持される。
図5は、金属板60に下ガーネット板50bに載置して位置決めし、更に、下ケース10bに挿入した状態を示す。突起61a〜61cの三点支持によりガーネット板50a、50bが中心部に正確に位置決めできる。
図6は、図5に示す状態に、更に3つのポート部40a〜40cを有する中心導体を載置した状態を示す平面図である。
これに、図1で説明した上鉄板20a、下鉄板20bで挟持された永久磁石30を載置し、上ケース10aにより蓋をして本発明に係る非可逆回路素子80が構成される。
この場合には、ポート部40aを入力ポート、ポート部40bを出力ポートとし、ポート部40cにダミー抵抗71を半田付けしてアイソレータを構成している。
抜き穴62a〜62cは、ガーネット板50a、50bの割れ、欠けを防止するだけでなく、金属板60の突起61a〜61cの高さが大きくなる場合には、永久磁石30の磁束漏れを防止できる効果もある。トリプレート構造の非可逆回路素子の場合には、ガーネット板を2枚50a、50b用いる為、高さが大きくなるので、この効果は大きい。図7を用いて以下に説明する。
図7(A)は金属板60の抜き穴62a〜62cが無い場合、図7(B)は金属板60の抜き穴62a〜62cが有る場合の、永久磁石30から供給された静磁界の磁束の流れを模式的に示した断面図である。永久磁石30から発生する磁束は、ガーネット板50a、50bに供給され、下ケース10bから上ケース10aに流れて永久磁石30に戻る閉磁気回路を構成する。
図7(A)に示す場合、永久磁石30の端部付近の磁束は、近くに配置される金属板60の立設された側壁へ流れ易く漏れ磁束φgとなってガーネット板50a、50bに有効に利用されないことがある。
他方、図7(B)に示す場合、金属板60の抜き穴62a〜62cが有る場合には、抜き穴62a〜62cにおける空隙での磁気抵抗が大きいため、永久磁石30の端部付近の磁束は、むしろ磁気抵抗のより小さなガーネット板50a、50bの方に磁束φeとして流れて有効に利用されるからである。金属板60が永久磁石30の近くに配置される場合には、抜き穴62a〜62cの有る効果が大きい。
以下、具体例を例示した図面を参照して本発明に係る非可逆回路素子を説明する。
図1は、本発明に係る非可逆回路素子80の一実施形態の展開斜視図である。非可逆回路素子80としての基本構造は、ガーネット板50a、50bと、ガーネット板50a、50bに高周波磁界を印加する中心導体40と、ガーネット板50a、50bに直流磁界を印加する永久磁石30とである。この基本構造が上ケース10aと下ケース10bで形成される容器の中に収納される。上鉄板20a、下鉄板20bは永久磁石30の発生する直流磁界を均一化する。それにより均一な磁界がガーネット板50a、50bに印加できる。
中心導体40は120度の角度間隔を有する3つのポートを具備した導体板であり、高周波電流が入出力して非可逆回路動作をする。
図1において、ガーネット板50a、50bは突起61a〜61cを有する金属板60に保持される。ガーネット板50a、50bの材質としてSPCC材を用いた。厚みは、0.15mmである。
図2(A)は、金属板60の別実施例を示す。SPCC材を打抜いて120度の角度間隔で3つの突起61a〜61cを立設した。この実施例では、3つの突起61a〜61cのコーナ中央部に抜き穴62a〜62cを設けてガーネット板50a、50bの対応するコーナ部における割れ、欠けを防止する工夫をした。
この実施例では、図2(A)に示すように、位置決め爪64a〜64fを下ケースの内壁に当接させて位置決めしている。
図2(A)に示した廻り止め63a、63bは、下ケース10bの壁部に対応する切欠きに挿入されて、電位を持つホットラインである中心導体40が下ケース10bに接触してショートするのを防止している。
以上の実施例では、ガーネット板50a、50bは円板の場合を例にとって説明したが、円板に限定されるものではなく、矩形、長方形、三角形、六角形などの任意の形状であっても良い。
また、実施例では、2枚のガーネット板50a、50bが中心導体40を挟んで用いられるトリプレート構造を用いて説明したが、本発明は、それに限定されるものではなく、1枚のガーネット板のみの場合にも適用できる。
トリプレート構造にした場合、中心導体40を流れる電流による高周波磁界が上下2枚のガーネット板50a、50bに作用するので、インダクタンスが増加し、帯域幅や挿入損失が改善される。電磁界の放射損失を少なくすることができる。従って、基地局用の非可逆回路素子などハイパワーな用途ではトリプレート構造を採用することが多い。また、遮へい効果も大となり、外部の電磁界の影響を受け難くなる。
部品点数を減らしてコストの安い非可逆回路素子を提供できるから、移動体通信機器、移動体通信の基地局などを低コストにすることが出来る。
本発明に係る非可逆回路素子の一実施例を示す展開図である。 本発明に係る非可逆回路素子に用いる金属板の一実施例を示す平面図である。 本発明に係る非可逆回路素子に用いる金属板の2つの実施例を示す側面図である。図3(A)は抜き穴が無い場合の側面図、図3(B)は抜き穴が有る場合の側面図である。 本発明に係る非可逆回路素子に用いる金属板について、突起の実施例を示す断面図である。図4(A)は突起を直線的に立設した実施例を示す断面図、図4(B)は突起にバネ性を付与した実施例を示す断面図である。 本発明に係る非可逆回路素子において、下ケースの内部に金属板、ガーネット板を載置した一実施例を示す平面図である。 本発明に係る非可逆回路素子の組立の途中を示した平面図である。 本発明に係る非可逆回路素子の磁気回路の断面図であり、図6(A)は金属板に抜き穴が無い場合の断面図、図6(B)は金属板に抜き穴が有る場合の断面図である。 従来の非可逆回路素子の展開図である。
符号の説明
10a 上ケース
10b 下ケース
20a 上鉄板
20b 下鉄板
30 永久磁石
35 アース板
40 中心導体
40a〜40c 中心導体のポート部
50 ガーネット板
50a 上ガーネット板
50b 下ガーネット板
60 金属板
61a〜61c 突起
62a〜62c 抜き穴
63a、63b 廻り止め
64a〜64f 位置決め爪
71 ダミー抵抗
80 非可逆回路素子

Claims (3)

  1. 少なくともガーネット板と、該ガーネット板に高周波磁界を印加する中心導体と、該中心導体に直流磁界を印加する永久磁石とを備えた非可逆回路素子であって、
    少なくとも3個の突起を有する金属板で前記ガーネット板の外周を係止することを特徴とする非可逆回路素子。
  2. 前記金属板の突起部に抜き穴を設けた請求項1記載の非可逆回路素子。
  3. 前記金属板に導電性の被覆層を設けた請求項1または2記載の非可逆回路素子。
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