JP2005129240A - ワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電線群のグロメットを取り付けるための部分の各電線間の防水性を十分なものとすることが可能なワイヤハーネスの製造方法を提供する。
【解決手段】 一面側に止水剤を線状に塗布したシートの前記一面側を、前記止水剤が電線群とほぼ直交するようにして電線群にあてがう第一工程S1と、シートをあてがった電線群の上から前記止水剤に重ねるようにして止水剤を線状に塗布した後、前記シートを電線群に巻き付ける第二工程S2と、前記止水剤を前記各電線間の隙間及び前記電線群と前記シートの一面側との間に浸透させて壁を形成して該壁と前記シートの一面側とを構成要素としてカップ状部を形成する第三工程S3と、該カップ状部に止水剤を充填してこれを硬化させて線間防水部を形成する第四工程S4と、を含んで成る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスを構成する各電線間の隙間に止水剤を充填して防水構造とした線間防水部を有するワイヤハーネスの製造方法に関する。
例えば、自動車の電気配線に用いられるワイヤハーネスを、エンジンルームと車室とを仕切るパネルを通して配線する場合などにおいては、前記パネルに形成された貫通孔に装着されたグロメットにワイヤハーネスを構成する電線群を挿通し、車室側への浸水を防止している。
前記グロメットと該グロメットが装着された前記パネルの貫通孔との間は、車室側への浸水を防止するため、シールされているが、グロメットとグロメットに挿通した電線群との間、及び、グロメットに挿通した各電線の間に隙間があると、その隙間から車室側への浸水が起こることから、これらの間についてもシールが行われている
電線群のグロメットを取り付ける部分を防水構造とするための方法として、次のようなものが知られている。すなわち、先ず電線群の所定の位置にグロメットを取り付け、次にグロメットのハーネス挿通穴と電線群との隙間に未固化状態の止水剤を充填し、所定時間放置して充填剤を硬化させることにより、電線群とグロメットとの間及び各電線間の隙間を、硬化した充填材で埋めた防水構造を得るというものである。
しかしながら、このような方法では、止水剤が低粘度でないと電線間の隙間に浸透しづらく、逆に低粘度であると硬化するまでに電線間の隙間から流れ出すおそれがあるので、完全な防水は望めない。そこで、一般に、粘度の低い二液ウレタン等(二液性エポキシ、二液性シリコン等)を用い、電線群の所定位置にグロメットを取り付けた後、該グロメットに二液性ウレタン等を混合しながら充填し、充填後に乾燥硬化させている。
しかし、二液性ウレタン等の二液を混合させて使用するために、手間がかかるとともに、一度に混合した液剤は空気中で簡単に硬化してしまうため、取り扱いが非常に難しい。また、二液を混合させる設備が大掛かりで、ワイヤハーネスの組み立てライン上で作業できず、別工程を設けて止水剤を充填しなければならないという問題点があった。
そこで、これらの問題点を解決するため、電線群のグロメットを取り付ける部分を防水構造とするための方法として、種々のものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−224960号公報
上記特許文献1に記載の発明にあっては、ワイヤハーネス組み立て時に該ワイヤハーネスを構成する電線群を配索板上に布線する際、電線間の防水を施す部分の電線群を隣接させて1列に並列させ、該並列した電線群に対して、止水剤を電線間に浸透するように塗布し、次いで、該止水剤を塗布した部分に、弾性を有する独立発泡形状の発泡材シートを被せて断面円形に丸めて、グロメットの内部に通すようになっている。グロメットに電線群を通すときには、グロメットの縮径部を拡げ機によって押し広げて電線群を通すようになっているが、拡げ機を抜き出すとグロメットの収縮力が前記縮径部の電線群に負荷されるようになっている。
しかしながら、ワイヤハーネスを構成する電線群を1列に整列させ、その電線群に止水剤を塗布するだけでは、電線間の隙間への止水剤の浸透が不十分となるおそれがあり、前記のようにグロメットが収縮して電線群に縮径方向への外力が加わらないと十分な止水剤の浸透が図られないおそれがある。
ここで、グロメットの収縮力は一定ではなく、これが弱い場合には、電線間の隙間への止水剤の浸透が不十分となるおそれがある。また、グロメットの収縮力が十分なものであったとしても、かかる外力により、電線間の隙間の止水剤が電線長手方向に流れ出すことから、止水剤の量が不十分であった場合には止水剤が硬化した後の電線間のシールが不十分となるおそれもある。この場合、止水剤の量を電線長手方向に流れ出すことを想定して多めの量とすることも考えられるが、前記のようにグロメットの収縮力は一定ではなく、適当な量を把握することは困難であるとともに、止水剤の量を多くすればその分だけコスト高となってしまう。
本発明は、電線群のグロメットを取り付けるための部分の各電線間の防水性を十分なものとすることが可能なワイヤハーネスの製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、図1に示すように、ワイヤハーネスを構成する各電線間の隙間に止水剤を充填して防水構造とした線間防水部を有するワイヤハーネスの製造方法であって、一面側に止水剤を線状に塗布したシートの前記一面側を、前記線間防水部となる箇所の電線群に、前記線状に塗布した止水剤が前記電線群とほぼ直交するようにしてあてがう第一工程S1と、該シートをあてがった電線群の上から前記線状に塗布した止水剤に重ねるようにして止水剤を線状に塗布した後、前記シートを前記一面側を内側にして前記電線群に巻き付ける第二工程S2と、前記電線群に巻き付けた前記シートの電線群長手方向の一端側を前記電線群にテープによって巻き止めするとともに、前記止水剤を前記各電線間の隙間及び前記電線群と前記シートの一面側との間に浸透させて壁を形成して該壁と前記シートの一面側とを構成要素として前記シートの電線群長手方向の他端側の開放部を開口部とするカップ状部を形成する第三工程S3と、該カップ状部に前記シートの電線群長手方向の他端側の開放部から止水剤を充填した後、前記シートの電線群長手方向の他端側を前記電線群にテープによって巻き止めして前記開放部を閉塞するとともに前記カップ状部に充填した止水剤を硬化させて前記線間防水部を形成する第四工程S4と、を含んで成ることを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、前記シートの一面側に塗布した前記止水剤及び該シートの一面側に塗布した止水剤に重ねるようにして塗布した前記止水剤を、シアノアクリレート系の止水剤とし、該シアノアクリレート系の止水剤にアニオン重合硬化促進剤を加えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、前記カップ状部に充填する止水剤をシアノアクリレート系の止水剤とし、該シアノアクリレート系の止水剤にアニオン重合硬化促進剤を加えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明に係るワイヤハーネスの製造方法によれば、前記カップ状部に止水剤を充填してこれを溜めることができるので、止水剤が各電線間の隙間に十分に浸透する。これにより、適量の止水剤をカップ状部に充填してこれを硬化させることにより、線間防水部の各電線間の防水性を十分なものとすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記壁を形成する前記シートの一面側に塗布した止水剤及び該シートの一面側に塗布した止水剤に重ねるようにして塗布した前記止水剤が、アニオン重合で硬化するシアノアクリレート系の止水剤であり、かかるシアノアクリレート系の止水剤に、アニオン重合硬化促進剤を加えることにより、瞬間的に止水剤を硬化させることができるので、製造時間の短縮に繋がる。また、このように短い時間で確実に止水剤を硬化させることができるので、壁を形成する止水剤の硬化が不十分で、カップ状部に溜めた止水剤が壁から漏れ出すことを効果的に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、カップ状部に溜めた止水剤が、アニオン重合で硬化するシアノアクリレート系の止水剤であり、かかる止水剤に、アニオン重合硬化促進剤を加えることにより、瞬間的に止水剤を硬化させることができる。これにより、製造時間の短縮を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例について詳細に説明する。
図2〜図11は本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図である。
本例のワイヤハーネスの製造方法は、以下のような第一工程〜第四工程を含んで成るものである。
先ず、第一工程について詳しく説明する。図2において、符号1はワイヤハーネスを構成する電線群、符号2はワイヤハーネス製造時に電線群1を所定の形態に配索する際に用いる配索板(図示省略)上に設けられ、電線群1を受ける電線群受け治具である。第一工程にあっては、電線群1を構成する各電線3を並列させたものが数層(図においては2層)形成されるようにして電線群受け治具2で電線群1を保持させる。なお、電線3は、径の太い電力線やこれよりも径の細い信号線であり、これらが混在して電線群1が構成されている。
次に、このような状態で電線群受け治具2で保持されている電線群1に、図3に示すシート4を、図4に示すようにしてあてがう。シート4をあてがう箇所は、各電線3間の隙間に止水剤を充填して防水構造を形成してグロメットを取り付けるための部分である。シート4は、平面視長方形形状の独立気泡の発泡材シートであり、かかるシート4の一面側4aには、該シート4の幅方向の略中央部に、シート4の長手方向に沿って止水剤5が線状に塗布されている。止水剤5は、シアノアクリレート系の止水剤(シアノアクリレート系の接着剤)である。シート4を電線群1にあてがう際には、その一面側4aを線状に塗布した止水剤5が電線群1とほぼ直交するようにして電線群1にあてがう。
次に、第二工程では、図5に示すように、前記のようにしてシート4をあてがった電線群1の上から一面側4aに線状に塗布した止水剤5と重ねるようにして止水剤6を線状に塗布する。止水剤6もシアノアクリレート系の止水剤(シアノアクリレート系の接着剤)である。ここで、シート4の一面側4aに塗布される止水剤5の量、及び止水剤5に重ねるようにして塗布される止水剤6の量は、後述のようにシート4をその一面側4aを内側にして電線群1に巻き付けたとき各電線3間の隙間及び電線群1とシート4の一面側4aとの間に十分に浸透できる量とする。
そして、図6に示すように、シート4を一面側4aを内側にしてその長手方向の一端側と他端側とが重なり合うようにして電線群1に巻き付け、電線群1を断面円形状に形成する。
次に、第三工程では、前記図6に示す状態から、図7に示すように、電線群1に巻き付けたシート4の幅方向(電線群1の長手方向)の一端側にテープ7を巻回してシート4の幅方向の一端側を電線群1に巻き止めする。
また、シート4の一面側4aに塗布した止水剤5及び該止水剤5に重ねるようにして塗布した止水剤6を、断面円形状に形成した電線群1の各電線3間の隙間及び電線群1とシート4の一面側4aとの間に浸透させて壁8を形成する。このとき、各電線3間及び電線群1とシート4の一面側4aとの間の隙間に浸透した止水剤5,6は混ざり合った状態となり壁8が形成されている。この壁8は、止水剤5,6が未硬化の状態であっても、硬化した状態であってもよい。そして、このようにして形成された壁8とシート4の一面側4aとを構成要素とし、テープ7を巻き付けた一端側とは反対側(電線群1の長手方向の他端側)の開放部9を開口部とするカップ状部10が形成される(壁8はカップ状部10における底部の役割を果たす)。
次に、第四工程では、図8に示すように、カップ状部10に開放部9から止水剤11を充填する。止水剤11は、具体的にはシアノアクリレート系の止水剤(シアノアクリレート系の接着剤)である。カップ状部10への止水剤11の充填量は、止水剤11が各電線3間の隙間及び電線群1とシート4の一面側4aとの間に十分に浸透できる量とする。
カップ状部10への開放部9からの止水剤11の充填は、壁8を形成する止水剤5,6が硬化する前であっても、壁8を形成する止水剤5,6が硬化した後であってもよい。
壁8を形成する止水剤5,6が未硬化の状態である場合にカップ状部10に止水剤11を充填する場合には、止水剤5,6の硬化を促進させるための効果促進剤を、シート4の幅方向の一端側(テープで巻き止めした側)のテープ7による巻き止め部近傍の電線群1に塗布することが好ましい。硬化促進剤としては、シアノアクリレート系の止水剤はアニオン重合で硬化するため、アニオン重合硬化促進剤を使用する。硬化促進剤の好ましい塗布方法として、水又はこれと水溶性有機溶剤からなる浸透性の溶媒と共にスプレーする方法がある。この方法によれば、硬化促進剤が電線群1の外部ばかりではなく、電線群1の内部に浸透して、内部の電線表面にまで硬化促進剤を容易に塗布することができる。そして、このようにして硬化促進剤を塗布した後に、カップ状部10に止水剤11を充填すると、シート4の幅方向(電線群1の長手方向)の略中央部に位置していた止水剤5,6が(図8参照)、重みによって、図9に示すように下方(テープ7による巻き止め部)へ移動し、硬化促進剤が塗布された部位に到達すると、止水剤5,6に硬化促進剤が加えられることとなり、止水剤5,6は直ちに硬化する。
なお、壁8を形成する止水剤5,6が未硬化の状態でカップ状部10に止水剤11を充填する場合、上述のように硬化促進剤を塗布することは、止水剤5,6を硬化させる時間を短縮することができる点で好ましいが、必ずしも硬化促進剤を塗布する必要はない。
前記のようにカップ状部10に止水剤11を充填した後、図10又は図11に示すように、シート4の幅方向(電線群1の長手方向)の他端側にテープ12を巻回してシート4の幅方向の他端側を巻き止めして開放部9を閉塞するとともに、カップ状部10に充填した止水剤11を硬化させる。なお、開放部9を閉塞する前にカップ状部10にアニオン重合硬化促進剤を加えてカップ状部10に充填した止水剤11を瞬間的に硬化させてもよい。以上により、各電線3間の隙間に止水剤を充填して防水構造とした線間防水部13が形成される。なお、図10は壁8を形成する止水剤5,6が硬化した後にカップ状部10に止水剤11を充填した場合に形成された線間防水部13を示す図であり、図11は壁8を形成する止水剤5,6が未硬化の状態でカップ状部10に止水剤11を充填し、止水剤5,6が重みで下方(テープ7による巻き止め部)へ移動した場合に形成された線間防水部13を示す図である。
以上のようにして形成された線間防水部13に、例えば前記特許文献1に示されるような既知構成の図示しないグロメットを挿通して該グロメットを取り付ける。
なお、カップ状部10に充填する止水剤11の量は、グロメットを取り付ける部分(線間防水部13)の各電線3間の防水性を十分なものとすることができる量であればよく、必ずしも図に示すようにカップ状部10の全体に充填する必要はない。
以上説明した工程を含む本例のワイヤハーネスの製造方法によれば、前記カップ状部10に止水剤11を充填してこれを溜めることができるので、止水剤11が各電線3間の隙間に十分に浸透する。これにより、適量の止水剤11をカップ状部10に充填してこれを硬化させることにより、線間防水部13の各電線3間の防水性を十分なものとすることができる。
また、壁8を形成するシアノアクリレート系の止水剤である止水剤5,6にアニオン重合硬化促進剤を加えた場合には、瞬間的に止水剤5,6を硬化させることができるので、製造時間の短縮に繋がる。また、このように短い時間で確実に止水剤5,6を硬化させることができるので、壁8を形成する止水剤5,6の硬化が不十分で、カップ状部10に溜めた止水剤11が壁8から漏れ出すことを効果的に防止することができる。
また、カップ状部10に充填した止水剤11を硬化させる際に、アニオン重合硬化促進剤を加えれば、瞬時に止水剤11が硬化するので、製造時間の短縮に繋がる。
なお、シート4として独立気泡の発泡材シートを使用しているので、シート4は厚さ方向に変形自在であり、線間防水部13と該線間防水部13に取り付けたグロメットとの間を確実にシールすることが可能である。
本発明の製造工程図。 本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図。 本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図。 本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図。 本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図。 本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図。 本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図。 本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図。 本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図。 本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図。 本発明の実施の形態の一例に係るワイヤハーネスの製造方法の製造過程を示す図。
符号の説明
1 電線群
2 電線群受け治具
3 電線
4 シート
4a 一面側
5 止水剤
6 止水剤
7 テープ
8 壁
9 開放部
10 カップ状部
11 止水剤
12 テープ
13 線間防水部

Claims (3)

  1. ワイヤハーネスを構成する各電線間の隙間に止水剤を充填して防水構造とした線間防水部を有するワイヤハーネスの製造方法であって、
    一面側に止水剤を線状に塗布したシートの前記一面側を、前記線間防水部となる箇所の電線群に、前記線状に塗布した止水剤が前記電線群とほぼ直交するようにしてあてがう第一工程と、
    該シートをあてがった電線群の上から前記線状に塗布した止水剤に重ねるようにして止水剤を線状に塗布した後、前記シートを前記一面側を内側にして前記電線群に巻き付ける第二工程と、
    前記電線群に巻き付けた前記シートの電線群長手方向の一端側を前記電線群にテープによって巻き止めするとともに、前記止水剤を前記各電線間の隙間及び前記電線群と前記シートの一面側との間に浸透させて壁を形成して該壁と前記シートの一面側とを構成要素として前記シートの電線群長手方向の他端側の開放部を開口部とするカップ状部を形成する第三工程と、
    該カップ状部に前記シートの電線群長手方向の他端側の開放部から止水剤を充填した後、前記シートの電線群長手方向の他端側を前記電線群にテープによって巻き止めして前記開放部を閉塞するとともに前記カップ状部に充填した止水剤を硬化させて前記線間防水部を形成する第四工程と、を含んで成る
    ことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
  2. 前記シートの一面側に塗布した前記止水剤及び該シートの一面側に塗布した止水剤に重ねるようにして塗布した前記止水剤を、シアノアクリレート系の止水剤とし、該シアノアクリレート系の止水剤にアニオン重合硬化促進剤を加えることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの製造方法。
  3. 前記カップ状部に充填する止水剤をシアノアクリレート系の止水剤とし、該シアノアクリレート系の止水剤にアニオン重合硬化促進剤を加えることを特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤハーネスの製造方法。
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