JP2005128594A - 周辺機器の検証装置、機器仕様検証システム、検証方法、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

周辺機器の検証装置、機器仕様検証システム、検証方法、プログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来、周辺機器の評価方法において、機器仕様情報からテストデータを自動的に生成する方法はあったが、デジタル複合画像形成装置など様々なオプションが装着され且つ装備状況によって機器仕様が変化する場合に、様々なオプション装着時の機器仕様に合ったテストデータを効率良く作成したり評価したりする手段がなかった。
【解決手段】 取得したデバイスの装備情報を使って、機器仕様に合ったテストデータの自動生成を実現した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、周辺機器装置の機器仕様検証システムに関し、特に、機器構成によって機器仕様が異なるような周辺機器を検証するに際し、機器構成に適合した検証データを自動的に生成するための機器仕様検証システム、および、機器仕様検証方法に関する。
近年、周辺機器開発においては、同一の機器で様々な機器構成をとることにより、同一の機器で多様な機能を実現できるようにしている。例えば、プリンタを例に挙げると、同一のプリンタに対して、様々な給紙装置や排紙装置を組み合わせて装着可能とし、各種ユーザ環境に合わせた機能を実現できるようにしている。また、コピー、プリント、ファクシミリなど複数の機能を備えたマルチファンクション機(MFP)においては、同一のMFPに対して、コピー&プリントモデル、コピー&ファクシミリモデルなど、搭載する機能の組み合わせを選択できるようにしたものもある。
このように、同一の周辺機器で、様々な機器構成をとることにより複数の機能を実現していくことは、多様なユーザニーズに迅速に対応していくために、周辺機器開発において今後益々必要とされている。
一方、周辺機器開発の過程における機器仕様の評価という観点からみると、同一の周辺機器であっても、機器構成によって実現可能な機能や仕様が異なるため、単一の機器構成での評価だけでなく、組み合わせ可能な様々な機器構成での評価が必要となる。したがって、機器構成に応じた複数のテストデータを用意したり、また、これらのテストデータを用いて、機器構成に応じた評価を行なわなければならず、従来に比べて、評価工数や評価の複雑さが増し、評価効率の改善が望まれていた。
従来、対象物の機器仕様を検証するための検証データを効率良く生成するための方法としては、以下のような技術が考案されている。
特開平11−306046公報の「テストケース生成システム及びテストケース生成方法」において、機能仕様書で用いられる表形式の仕様データを項目ごと抽出してデータベース化し、この機能仕様データベースからの検索結果に基づいてテストケースを自動生成することにより、テストケース作成用の機能仕様データの変換、再エントリーを不要にし、予め蓄積された機能仕様データベースの各項目間の関連情報によって、機能仕様を十分に網羅したテストケースを生成する方法が開示されている。
しかしながら、評価対象物が上記説明したような様々な機器構成をとる周辺機器の場合、以下のような問題が生じていた。
例えば、プリンタAに対して、フィニッシャーXとフィニッシャーYが装着可能であって、それぞれのフィニッシャーが装着された際に、実現可能な機能が以下のように異なるとする。
フィニッシャーX装着時:ステイプル(ステイプル可能位置:左上/右上)、
フィニッシャーY装着時:ステイプル(ステイプル可能位置:上/右/左)、パンチ
この場合、プリンタAに対するステイプル機能のテストケースとしては、フィニッシャーX装着時は、ステイプル位置:左上/右上、フィニッシャーY装着時は、ステイプル位置:上/右/左、といったように、装着されるフィニッシャーによって必要なテストケースが異なる。また、フィニッシャーY装着時にはさらにパンチ機能のテストケースも必要となる。
これに対して、上記従来のテストケース生成方法を適用した場合、従来の方法では、同一の対象物の機器仕様が機器構成によって異なることまで特に考慮されていないので、例えば、プリンタAの機器仕様データとして上記フィニッシング機能仕様が入力された場合、ステイプル位置:左上/右上/上/右/左、パンチと、装着されるフィニッシャーに関係なく、全てのテストケースが生成されてしまうかも知れない。また、評価時も、実際に装着されているフィニッシャーに関わらず、全てのテストケースが実行されてしまうかも知れず、場合によっては無効なテストも行われてしまう。
従来の方法でこれらの問題を解決するためには、テストケース生成時に操作者が機器構成を意識してテストケースを生成するか、評価時に評価者が機器構成を意識して使用するテストケースを選択するしかならず、これらユーザ操作の介在により、結果として評価効率の改善は望めなかった。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、周辺機器を評価する仕組みにおいて、ユーザの負荷を軽減しつつミスのない確実な検証用のデータを生成できる仕組みを提供することを目的とする。
更に詳細には、周辺機器の機器仕様と機器構成をビット列で表した機器構成情報とを入力して評価対象の周辺機器の機器構成に合った機器仕様情報を生成し、これを用いて検証データの生成、及び、検証を実行することにより、機器構成によって機器仕様が異なるような周辺機器であっても、効率良く機器仕様を検証することが可能な機器仕様検証の仕組みを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の検証装置は、周辺機器の機器情報を入力し解析する解析手段と、前記解析手段の解析に基づき検証データを生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
或いは、本発明の機器仕様検証システムは、周辺機器の機器仕様を表す機器仕様情報を入力する機器仕様情報入力部と、前記周辺機器の機器構成状況をビット列で表した機器構成情報を入力する機器構成情報入力部と、前記入力した機器仕様情報と機器構成情報とを解析し評価対象の周辺機器の機器構成に合った機器仕様情報を生成する機器仕様情報生成部と、検証範囲を入力する検証範囲入力部と、前記検証範囲入力部で入力した検証範囲と前記機器仕様情報生成部で生成した機器仕様情報から検証データを生成する検証データ生成手段とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、周辺機器の機器仕様情報と機器構成をビット列で表した機器構成情報とを入力して、機器構成に合った機器仕様情報を生成し、これを基に検証データの生成、および、検証を実行するようにしたので、機器構成によって機器仕様が異なるような周辺機器を評価する場合であっても、検証データの生成や、検証を効率良く行なうことができる。
また、機器構成情報を評価対象の周辺機器から取得することにより、さらに評価効率を向上させるとともに、実際の機器構成に合った検証を行なうことができる。
(第1の実施形態)
以下に、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
[システム構成]
図1は、本実施形態における機器仕様検証システムの構成を示すブロック図である。図示するとおり、機器仕様検証システムは、機器仕様検証装置1と評価対象の周辺機器2からなり、機器仕様検証装置1は、機器仕様情報入力部11と、機器構成情報入力部12と、機器仕様情報解析部13と、検証範囲入力部15と、検証データ生成部16と、検証データ送信部18と、検証実行部19からなる。
機器仕様情報入力部11は、評価対象の周辺機器2の機器仕様情報3を入力し、機器仕様情報解析部13に出力する。
機器構成情報入力部12は、評価対象の周辺機器2の機器構成情報4を入力し、機器仕様情報解析13部に出力する。
機器仕様情報解析部13は、入力された機器仕様情報3と機器構成情報4とを解析し、評価対象の周辺機器2の機器構成に合った検証用機器仕様情報14を生成する。
検証範囲入力部5は、検証範囲5を入力し、検証データ生成部16に出力する。
検証データ生成部16は、前記検証用機器仕様情報14と、検証範囲5から検証データ17を生成する。
検証データ送信部18は、前記検証データ17を評価対象の周辺機器2に送信する。
検証実行部19は、前記検証データの送信に対する周辺機器2からの応答データを受信し、受信した結果を検証用機器仕様情報14と比較し検証を行なう。また、検証結果6を出力する。
[機器仕様情報]
図2は、本実施形態で用いられる機器仕様情報3の構成を示す。なお、本実施形態では、機器仕様は、周辺機器2を制御するためのプロトコル仕様を表したものとする。
図示するとおり、機器仕様情報3は、大きく仕様情報31とインスタンス32からなる。仕様情報31とは、機器仕様情報自体について表したものであり、インスタンス32とは、プリントやコピーなど機能単位でまとめられた機器仕様の実体であり、機器がサポートしている機能分存在する。
各インスタンス32は、さらに、該インスタンスでサポートしている属性33とオペレーション34から構成されている。各インスタンスの機能は、これらサポートしている属性33とオペレーション34の組み合わせで実現される。
例えば、「プリント機能」というインスタンスにおいて、「用紙サイズ」「両面」「部数」といった項目が属性として定義され、「値を設定する」「値を取得する」といった項目がオペレーションとして定義されていて、「用紙サイズ」属性に対して「値を設定する」オペレーションを投入することにより、プリント機能において「用紙サイズ」を設定することができる。
図3は、機器仕様情報3を構成している各要素の内容を示す。
●仕様情報31は、以下よりなる。
「仕様記述バージョン」この機器仕様情報がどのような記述ルールで記述されているかを示す。例えば、機器仕様情報がXMLで記述されている場合、DTDバージョンがこれに該当する。「機器仕様ID+バージョン」該機器仕様情報が、どの機器の仕様を表しているかを示す機器仕様IDと、そのバージョンを示す。
●インスタンス32は、以下よりなる。
「インスタンスID」インスタンス自体を識別する情報を示す。「Configurationによる存在の有無」機器構成情報(Configuration)により、該インスタンスが存在するか否かを示す。
●属性33は、以下よりなる。
「属性ID」属性自体を識別する情報を示す。「Configurationによる存在の有無」機器構成情報(Configuration)により、該属性が存在するか否かを示す。「初期値」該属性の初期値を示す。「値域」該属性の取りうる値の範囲を示す。「対応可能オペレーション」該属性に対して使用可能なオペレーションを示す。
●オペレーション34は、以下よりなる。
「オペレーションID」オペレーション自体を識別する情報を示す。「Configurationによる存在の有無」機器構成情報(Configuration)により、該オペレーションが存在するか否かを示す。「送信、返信パラメータの値域」該オペレーションの送信、返信パラメータの取りうる値の範囲を示す。「返信ステータスコード」該オペレーションに対する機器の返信ステータスコードのリストを示す。
[機器構成情報]
次に、機器構成情報(Configuration)について説明する。
周辺機器は、同じ機器であってもオプション装着状況や機能モデルの設定など、機器構成状況によって実現可能な機能が変化する場合がある。機器構成情報は、この機器構成情報をビット列で表したものである。
図4は、機器構成情報(Configuration)の例を示した図であり、この例ではConfigurationは、64ビット長の整数型で定義され、第2ビットが1の場合は、オプションAの装着を表し、第3ビットが1の場合は、オプションBの装着を表している。
さらに、Configurationは、ConfigMask要素とConfigVal属性により、仕様が成立するConfigurationを表す。ConfigMaskは、Configurationへのマスクであり、ConfigValは、ConfigMaskにより取り出されたビット値そのものである。
図5は、図4に示すConfigurationの下位4ビットを用いて、オプションAとオプションBの装着の有無をConfigMaskとConfigValの組み合わせで表した表を示す。
例えば、「オプションBが装着されている場合にのみ仕様が成立する」という条件は、ConfigMask=0100、ConfigVal=0100で表すことができる。
上述の機器仕様情報3は、このConfigurationを用いて、機器構成に応じて追加される仕様や、変化する仕様について表現することができる。
次に、Configurationを用いて表された機器仕様情報の例とその解析処理について説明する。
[機器仕様情報の解析]
図6は、Configurationに応じて仕様が追加される例として、属性が追加される場合の属性情報の定義例を示す。
図示するとおり、属性1(属性ID=1)は、ConfigMask=1、ConfigVal=1のときに追加されることを示し、属性2(属性ID=2)は、ConfigMask=2、ConfigVal=2のときに追加されることを示し、属性3(属性ID=3)は、ConfigMask=0、ConfigVal=0、すなわち機器構成情報に関わらず常に存在することを示している。
図7は、機器仕様情報解析部13において、図6に示す属性情報と所定のConfigurationが入力された場合の属性情報の解析処理を示す。
まず、入力されたConfigurationとConfigMask=1との論理積を演算し(S701)、演算した結果が1である場合には、属性1が存在すると解釈する(S702)。続いてConfigurationとConfigMask=2とのビット論理積を演算し(S703)、演算した結果が2である場合には、属性2が存在すると解釈する(S704)。最後に属性3が存在すると解釈する(S705)。
以上の処理により、例えば、同じプリンタAに対して、フィニッシャーXが装着された場合は、「ステイプル」という属性が追加され、フィニッシャーYが装着された場合は、「パンチ」という属性が追加される、といったように、機器構成に応じて属性が追加されることを認識することができる。
次に、Configurationに応じて仕様が変化する場合について説明する。
図8は、Configurationに応じて仕様が変化する例として、属性の取り得る値の範囲(値域)が変化する場合の値域の定義例を示す。
図示するとおり、Configuration1(ConfigMask=3、ConfigVal=1)の場合は、値域(Range)=1、2であることを示し、Configuration2(ConfigMask=3、ConfigVal=0)の場合は、値域(Range)=1、2、3であることを示し、DefaultConfiguration(ConfigMask=0、ConfigVal=0)の場合は、値域(Range)=1であることを示している。
図9は、機器仕様情報解析部において、図8に示す値域情報と所定のConfigurationが入力された場合の値域情報の解析処理を示す。
まず、入力されたConfigurationとConfigMask=3との論理積を演算し(S901)、演算した結果が1である場合には、値域(Range)=1、2であると解釈する(S902)。続いてConfigurationとConfigMask=3とのビット論理積を演算し(S903)、演算した結果が2である場合には、値域(Range)=1、2、3であると解釈する(S904)。上記以外の場合は、値域(Range)=1であると解釈する(S905)。
以上の処理により、例えば、同じプリンタAに対して、フィニッシャーXが装着された場合は、「ステイプル」という属性に対して、1、2という値が指定可能で、フィニッシャーYが装着された場合は、「ステイプル」という属性に対して、1、2、3という値が指定可能、といたように、機器構成に応じて属性の取り得る値の範囲が変化することを認識することができる。
[機器仕様検証システムの具体例]
次に、上述の機器仕様情報3および機器構成情報を用いて、周辺機器の機器仕様を検証する機器仕様検証システムの具体的な構成例について説明する。
図10は、本実施形態における機器仕様検証システムの具体的な構成例を示す。
図示するとおり、機器仕様検証装置1はホストコンピュータ1で構成され、ホストコンピュータ上のプログラムによって機器仕様検証が行なわれる。
ホストコンピュータ1と評価対象の周辺機器2とはネットワークインターフェース等の双方向インターフェースによって接続されている。
機器仕様情報3は、XML等の言語で記述されたファイル形式で前記プログラムに供給される。
機器構成情報4および検証範囲5は、ユーザが前記ホストコンピュータ1に接続するディスプレイ上に表示された操作画面にしたがって、キーボード(不図示)から入力することにより供給される。
検証した結果は、検証結果ファイル6として出力される。
図11、図12は、本実施形態における機器仕様検証システムの処理の流れを示すフローチャートである。また、図13、図14は、機器仕様検証時にホストコンピュータ1に接続するディスプレイ上に表示される操作画面の例を示す図である。以下、これらの図を用いて説明する。
機器仕様検証システムが起動すると、ディスプレイ上に画面1301を表示し、ユーザに機器仕様ファイルの選択を促す(S1101)。画面1301の例では、予めホストコンピュータに「PrinterA」「MFP B」「Sacnner C」という3機種の機器仕様ファイルが供給されていて、ユーザがこの中から「MFP B」を選択したことを示している。
画面1301でユーザが機器仕様ファイルを選択して「OK」ボタンを押下すると、次に画面1302を表示し、ユーザに機器構成情報(Configuration)の入力を促す(S1102)。
Configurationは、図4に示すように64ビット長の整数型で定義された値で、ユーザが評価対象の周辺機器2のオプション装着状況に応じて各ビットの0、1を選択し、結果得られた16進の値を入力する。
画面1302でユーザが機器構成情報を入力して「OK」ボタンを押下すると、機器仕様情報解析部13において検証用機器仕様情報14の生成が行なわれる。
図16に機器仕様情報解析部13において検証用機器仕様情報14を生成するまでの処理の流れを示す。
機器仕様情報解析部13は、機器仕様情報入力部11から入力された機器仕様情報3(画面1301で選択された機器仕様ファイル)を参照し、まず、機器仕様情報3に記述された仕様情報31をチェックし、仕様記述バージョンや機器仕様ID等を認識する(S1601)。
次に、機器仕様情報3を上から順に解析し、インスタンス32の解析(S1602)、属性33の解析(S1603)、オペレーション34の解析(S1604)と解析を進める。
なお、それぞれの解析の際には、上述の[機器仕様情報の解析]で説明したように、機器構成情報入力部12から入力された機器構成情報4(画面1302で入力されたConfiguration)を用いて解析を行なう。これにより、Configurationによる仕様の追加や、Configurationによる仕様の変化を反映した評価対象の周辺機器2に合った検証用機器仕様情報14を得ることができる。
再び図11のフローに戻って説明する。
ステップS1103で検証用機器仕様情報14を生成し終えると、画面1303を表示し、ユーザに検証範囲5の入力を促す(S1104)。
画面1303の例では、検証の種類として「属性値の取得」が選択され、さらに、検証対象のインスタンスとして「Print」「Scan」が選択されていることを示している。
画面1303でユーザが検証範囲5を選択して「実行」ボタンを押下すると、検証データ生成部において検証データ17の生成が行なわれる。
図17に検証データ生成部16において検証データを生成するまでの処理の流れを示す。検証データ生成部16は、機器仕様情報解析部13で生成された検証用機器仕様情報14と、検証範囲入力部15から入力された検証範囲5(画面1303で選択された検証範囲)を基に、まず検証する「インスタンス」を確定する(S1701)。これは、検証用機器仕様情報に列挙されたインスタンス32の中から検証範囲で選択されたインスタンスのみを抽出する。
次に、S1701で確定したインスタンスに含まれる属性を抽出して検証する「属性」を確定する(S1702)。
次に、S1703で確定した「属性」がサポートしているオペレーションの中から、「属性値の取得」を行なうためのオペレーションを抽出し、使用する「オペレーション」を確定する(S1703)。
以上の処理により検証する「属性」と「オペレーション」が確定すると、これらの「属性」と「オペレーション」を組み合わせた一連の検証データ17が生成される。
再び図11のフローに戻って説明する。
ステップS1105で検証データ17を生成し終えると、生成した検証データ17を検証データ送信部18において評価対象の周辺機器2に送信する(S1106)。
続いて、周辺機器2から応答データを受信すると、検証実行部19で検証用機器仕様情報14を参照して受信した応答データを検証し、検証結果ファイル6を出力する(S1107)。
検証は、例えば「属性値の取得」の場合、受信した値と検証用機器仕様情報14に記述されている値の範囲(値域)とを比較し、受信した値が検証用機器仕様情報14に記述された範囲内の場合にはOK、範囲外の場合にはNGといったように行なわれる。
図15に検証結果ファイル6の例を示す。検証結果ファイル6には、テスト名、インスタンス名および、検証した属性名とそれぞれの結果が記録されている。また、結果NGの場合はさらに、その原因を示す結果詳細が記録されている。
検証結果ファイル6を生成すると、続いて、この検証結果ファイル6を基に、画面1304に示すような検証終了の画面を表示する(S1108)。画面1304の例では、「属性値の取得」の検証でPrintとScanのインスタンスの検証が終了し、「結果」の欄に、それぞれの検証結果(OK数/検証数)を表示している。
ユーザは、画面1304で検証結果を確認した後、検証を終了する場合は「終了」ボタンを、検証を継続する場合は、「再検証」ボタンを押下する。
「終了」ボタンが押下された場合は、画面1304を閉じ一連の検証処理を終える。「再検証」ボタンが押下された場合は、ステップS1104に移行し、画面1303を表示してユーザから検証範囲が入力されるのを待機する。
以上説明したように、評価対象の周辺機器の機器構成情報を入力するだけで、該周辺機器の機器仕様に合った検証データを自動的に生成し検証することができるので、評価対象の周辺機器に様々なオプションが装着され仕様が変わるような場合であっても、効率良く機器仕様を検証することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、機器構成情報をユーザが入力する形態としたので、ユーザが機器構成を正しく認識していない場合や、入力ミスにより機器構成情報が実際の機器構成と一致していなかった場合、正しい検証が行なわれないという問題が生じる。そこで、第2の実施形態では、機器構成情報を評価対象の周辺機器から取得することによりこれを解決する形態とした。
図18は、本実施形態における機器仕様検証システムの構成図を示す。
図示するとおり、第1の実施形態における機器仕様検証システムとの違いは、機器構成情報4を周辺機器2で保持しているという点と、この機器構成情報4を機器構成情報入力部12’が周辺機器2から取得するという点である。
機器構成情報4を周辺機器2で保持することにより、周辺機器側で実際の構成状況にあった機器構成情報を生成することができるので、機器構成情報のミスマッチという問題は生じない。
また、第1の実施形態では、図11のステップS1102において、機器構成情報を入力するための画面1302を表示していたが、本実施形態では、この画面の代わりに図19に示す画面1901を表示し、周辺機器2から機器仕様情報4を取得する画面を表示する。
画面1901でユーザが「取得」ボタンを押下すると、機器構成情報入力部12’は、周辺機器2から機器構成情報4を取得し、取得した機器構成情報4を聞き仕様情報解析部13に出力する。
以上の処理により、さらにユーザ操作を簡略化し、且つ、機器構成状況に合った機器仕様の検証を行なうことができる。
なお、上記第1、第2の実施形態では、検証データの生成、検証データの送信、検証実行と、一連の処理を連続で処理する形態としたが、それぞれ独立して処理するようにしても良い。
例えば、検証データ生成部16生成した検証データ17をファイル化しておき、検証データ送信部18で、任意の検証データ17を選択して送信するような形態にすれば、検証データの生成と検証とを別々に実施することができ、さらに利便性の高い機器仕様検証システムを提供することができる。
[他の実施形態]
本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(本実施形態では上述の各シーケンス図やフローチャートに対応したプログラム)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の範囲に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
機器仕様検証システムの構成を示すブロック図である。 機器仕様情報の構成を示す図である。 機器仕様情報を構成している各要素の内容を示す表である。 機器構成情報の例を示す図である。 機器構成情報を用いたオプション装着状況の表現の例を示す表である。 Configurationに応じて属性が追加される場合の属性情報の定義例を示す図である。 属性情報の解析処理を示すフローチャートである。 Configurationに応じて仕様が変化する場合の値域情報の定義例を示す図である。 値域情報の解析処理を示すフローチャートである。 機器仕様検証システムの構成例を示す図である。 機器仕様検証システムの処理の流れを示す第1のフローチャートである。 機器仕様検証システムの処理の流れを示す第2のフローチャートである。 第1の実施形態において表示される操作画面の例を示す第1の図である。 第1の実施形態において表示される操作画面の例を示す第2の図である。 検証結果ファイルの例を示す図である。 検証用機器仕様情報の生成処理を示すフローチャートである。 検証データの生成処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における機器仕様検証システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態において表示される操作画面の例を示す図である。
符号の説明
1 機器仕様検証装置
2 周辺機器
3 機器仕様情報
4 機器構成情報
5 検証範囲
6 検証結果
11 機器仕様情報入力部
12、12’ 機器構成情報入力部
13 機器仕様情報解析部
14 検証用機器仕様情報
15 検証範囲入力部
16 検証データ生成部
17 検証データ
18 検証データ送信部
19 検証実行部
31 仕様情報
32 インスタンス
33 属性
34 オペレーション

Claims (7)

  1. 周辺機器の機器情報を入力し解析する解析手段と、
    前記解析手段の解析に基づき検証データを生成する生成手段と、
    を有することを特徴とする検証装置。
  2. 周辺機器の機器仕様を検証する機器仕様検証システムであって、
    周辺機器の機器仕様を表す機器仕様情報を入力する機器仕様情報入力部と、
    前記周辺機器の機器構成状況をビット列で表した機器構成情報を入力する機器構成情報入力部と、
    前記入力した機器仕様情報と機器構成情報とを解析し、評価対象の周辺機器の機器構成に合った機器仕様情報を生成する機器仕様情報生成部と、
    検証範囲を入力する検証範囲入力部と、
    前記検証範囲入力部で入力した検証範囲と前記機器仕様情報生成部で生成した機器仕様情報から検証データを生成する検証データ生成手段とを備えたことを特徴とする周辺機器の機器仕様検証システム。
  3. 前記検証データ生成手段で生成された検証データを評価対象の周辺機器に送信する送信手段と、
    前記周辺機器から受信した応答データと、前記機器仕様情報生成部で生成した機器仕様情報とを比較して機器仕様を検証する検証手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の機器仕様検証システム。
  4. 前記機器構成情報入力部は、検証対象の周辺機器から機器構成情報を取得することを特徴とする請求項2又は3に記載の機器仕様検証システム。
  5. 周辺機器の機器情報を入力し解析する解析ステップと、
    前記解析ステップにおける解析に基づき検証データを生成する生成ステップと、
    を有することを特徴とする検証方法。
  6. 請求項5に記載の検証方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを格納したコンピュータ可読の記憶媒体。
JP2003360151A 2003-10-21 2003-10-21 周辺機器の検証装置、機器仕様検証システム、検証方法、プログラム、並びに記憶媒体 Withdrawn JP2005128594A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011175358A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、動作テスト実行システム、動作テスト実行方法、プログラム及び記録媒体
JP2012174092A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Fujitsu Ltd 試験プログラムおよび試験方法

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