JP2005125129A - 風力選別装置 - Google Patents

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Yasuhiro Sueoka
靖裕 末岡
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歩 山崎
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Abstract

【課題】 被選別物のうち、軽量物のコンベアへの張り付きを防止し、かつ重量物の軽量物側への同伴を防ぐことによって、軽量物および重量物の回収率を高め、軽量物と重量物との分離効率の向上を図ることが可能な風力選別装置を提供することにある。
【解決手段】 被選別物2の投入口5を有する風洞ハウジング1と、風洞ハウジング1の内部に配設されるベルトコンベア6と、投入口5に対してコンベア6の被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、コンベア6の被選別物搬送方向上流側へ向けて風洞ハウジング1の内部に風を送る送風機7と、風洞ハウジング1の下部側であってコンベア6の被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物を排出する回収口8,9とを備え、風洞ハウジング1内の風上部に位置する壁面に風向偏向板12〜15を配設し、該風向偏向板によって、送風機7から送られる風がコンベア6上に向かうように変化させている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、風力を利用して廃プラスチック品などの廃棄物等を重量物と軽量物とに選別し、これら廃棄物等のリサイクル性を向上させる風力選別装置に関するものである。
近年、資源の再生利用や環境保全等の観点から容器包装リサイクル法が制定され、再商品化時の前処理方法がプラスチックの性状により異なるため、都市ごみ等の中より分別収集されたプラスチックごみをフィルム、発泡トレイ、パックなどの軽量物と、硬質カップ、ボトルなどの重量物とに選別し、回収することが行われている。このようなプラスチックごみの選別方法には、例えば、送風機の風力やベルトコンベアなどを利用した風洞型の選別機が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−10088号公報
上記選別機においては、風洞ハウジング内に投入されたプラスチックごみが、送風機からの風力により吹き飛ばされ風の流れに随伴されるフィルムなどの軽量物と、ベルトコンベアにより風の流れの向きに対して逆方向へ搬送されるボトルなどの重量物とに選別分離され、それぞれの回収口に排出されて別々に回収されるようになっている。
しかしながら、上述した従来の選別機では、処理量増大を図るべく送風機からの風の速度を上げると、風速の増大に伴ってより一層吹き飛ばされることになる軽量物の回収率を向上させることは可能となるが、重量物も風に飛ばされてしまい、重量物の回収率を低下させるトレードオフの関係を招くことになる。また、フィルムなどの軽量物は、送風機からの風によってベルトコンベアの搬送面に張り付くことがあり、一旦フィルムなどの軽量物が搬送面に密着すると、通常の風向きの気流で風速を増加させただけでは容易に剥がれにくくなるので、軽量物が重量物側に混入して排出される場合がある。したがって、選別機の分離効率向上のためには、軽量物のコンベアへの張り付きを防止すると共に、重量物の軽量物側への同伴を防ぐ必要がある。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、被選別物のうち、軽量物のコンベアへの張り付きを防止し、かつ重量物の軽量物側への同伴を防ぐことによって、軽量物および重量物の回収率を高め、軽量物と重量物との分離効率の向上を図ることが可能な風力選別装置を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、請求項1の本発明では、上部側に被選別物を投入する投入口を有する風洞ハウジングと、該風洞ハウジングの内部にその長手方向に沿って配設されるコンベアと、前記投入口に対して前記コンベアの被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側へ向けて前記風洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、前記風洞ハウジングの下部側であって前記コンベアの被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物を排出する回収口とをそれぞれ備えた風力選別装置において、前記風洞ハウジング内の風上部に位置する壁面に風向偏向板を配設し、該風向偏向板によって、前記送風手段から送られる風が前記コンベア上に向かうように変化させている。
請求項2の本発明では、請求項1の発明において、前記風向偏向板が、前記風洞ハウジング内の上部壁面から風下に向かって下り傾斜の角度で設けられた傾斜板を備えている。
請求項3の本発明では、請求項2の発明において、前記傾斜板が、前記風洞ハウジング内の2箇所に設けられており、風上側傾斜板は前記コンベアの被選別物搬送方向下流側端の上方位置に配置され、風下側傾斜板は前記投入口の風上側端の下方位置に配置されている。
請求項4の本発明では、請求項1の発明において、前記風向偏向板が、前記風洞ハウジング内の片側側壁面に設けられた側部偏向板を備えており、該側部偏向板は、上部側が下部側よりも反対側の側壁面へ向かって大きく突出し、かつ風下に向かって反対側の側壁面へ小さく突出する傾斜角度で配置されている。
請求項5の本発明では、請求項1の発明において、前記風向偏向板が、前記送風手段のファン出口付近に設けられた前部偏向板を備えており、該前部偏向板は、前記風洞ハウジング内で幅方向に沿って間隔を開けながら配置される複数の縦板によって形成されている。
請求項6の本発明では、請求項1の発明において、前記風向偏向板が、前記風洞ハウジング内の上部壁面から風下に向かって下り傾斜の角度で設けられた傾斜板と、前記風洞ハウジング内の片側側壁面に設けられ、上部側が下部側よりも反対側の側壁面へ向かって大きく突出し、かつ風下に向かって反対側の側壁面へ小さく突出する傾斜角度で配置された側部偏向板と、前記送風手段のファン出口付近に設けられ、前記風洞ハウジング内で幅方向に沿って間隔を開けながら配置される複数の縦板によって形成された前部偏向板とから構成されている。
請求項7の本発明では、請求項1〜6の発明において、前記風洞ハウジング内の風上部に、前記風洞ハウジング内のコンベア上に向けて側壁面から圧縮空気を吹き付けるエアブロー装置が配設されている。
請求項8の本発明では、上部側に被選別物を投入する投入口を有する風洞ハウジングと、該風洞ハウジングの内部にその長手方向に沿って配設されるコンベアと、前記投入口に対して前記コンベアの被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側へ向けて前記風洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、前記風洞ハウジングの下部側であって前記コンベアの被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物を排出する回収口とをそれぞれ備えた風力選別装置において、前記風洞ハウジング内の風下端部で、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側の上方位置に堰板を配設し、該堰板を、下端が上端に対して風上側に位置すべく傾斜して設置している。
請求項9の本発明では、請求項8の発明において、前記堰板が、高さ調整および角度調整可能に設置されていると共に、櫛歯状に形成されており、前記堰板の下方には、前記堰板の下端と前記コンベアとの間に噛み込まれた被選別物を前記堰板の櫛歯状の隙間より掻き上げる複数の回転体が配設されている。
請求項10の本発明では、上部側に被選別物を投入する投入口を有する風洞ハウジングと、該風洞ハウジングの内部にその長手方向に沿って配設されるコンベアと、前記投入口に対して前記コンベアの被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側へ向けて前記風洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、前記風洞ハウジングの下部側であって前記コンベアの被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物を排出する回収口とをそれぞれ備えた風力選別装置において、前記風洞ハウジング内の下部に幅方向端部の高さ位置を調整する高さ調整手段を設け、該高さ調整手段によって、前記コンベアを被選別物搬送方向と直交する横方向に傾斜させて配置している。
請求項11の本発明では、上部側に被選別物を投入する投入口を有する風洞ハウジングと、該風洞ハウジングの内部にその長手方向に沿って配設されるコンベアと、前記投入口に対して前記コンベアの被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側へ向けて前記風洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、前記風洞ハウジングの下部側であって前記コンベアの被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物を排出する回収口とをそれぞれ備えた風力選別装置において、前記風洞ハウジング内の風上部に位置する壁面に風向偏向板を配設し、該風向偏向板によって、前記送風手段から送られる風が前記コンベア上に向かうように変化させ、前記風洞ハウジング内の風下端部で、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側の上方位置に堰板を配設し、該堰板を、下端が上端に対して風上側に位置すべく傾斜して設置すると共に、前記風洞ハウジング内の下部に幅方向端部の高さ位置を調整する高さ調整手段を設け、該高さ調整手段によって、前記コンベアを被選別物搬送方向と直交する横方向に傾斜させて配置している。
請求項12の本発明では、請求項11の発明において、前記風洞ハウジング内の風上部に、前記風洞ハウジング内のコンベア上に向けて側壁面から圧縮空気を吹き付けるエアブロー装置が配設されている。
請求項1の発明では、風洞ハウジング内の風上部に位置する壁面に風向偏向板を配設し、該風向偏向板によって、送風手段から送られる風がコンベア上に向かうように変化させているので、風速を増大させなくても、コンベア上に張り付いたまま被選別物の重量物回収口に搬送される軽量物をめくり上げることができ、軽量物と重量物との分離効率向上を図ることができる。
請求項2の発明では、風向偏向板が風洞ハウジング内の上部壁面から風下に向かって下り傾斜の角度で設けられた傾斜板を備えているので、送風手段から送られる風をコンベア上に確実に向けることができる。しかも、請求項3の発明では、傾斜板が風洞ハウジング内の2箇所に設けられており、風上側傾斜板はコンベアの被選別物搬送方向下流側端の上方位置に配置され、風下側傾斜板は投入口の風上側端の下方位置に配置されているので、送風手段から送られる風をコンベア上へ向けてより一層確実にかつ効果的に向けることができる。また、風下側傾斜板は投入口からの選別空気の噴出しを防止する効果がある。
請求項4の発明では、風向偏向板が風洞ハウジング内の片側側壁面に設けられた側部偏向板を備えており、該側部偏向板は、上部側が下部側よりも反対側の側壁面へ向かって大きく突出し、かつ風下に向かって反対側の側壁面へ小さく突出する傾斜角度で配置されているので、送風手段から送られる風をコンベア上に確実に向けることができる。また、請求項5の発明では、風向偏向板が送風手段のファン出口付近に設けられた前部偏向板を備えており、該前部偏向板は、風洞ハウジング内で幅方向に沿って間隔を開けながら配置される複数の縦板によって形成されているので、送風手段から送られる風をコンベア幅方向に強弱をつけることが可能であり、風洞内に生じる偏流を防止することができる。
請求項6の発明では、風向偏向板が風洞ハウジング内の上部壁面から風下に向かって下り傾斜の角度で設けられた傾斜板と、風洞ハウジング内の片側側壁面に設けられ、上部側が下部側よりも反対側の側壁面へ向かって大きく突出し、かつ風下に向かって反対側の側壁面へ小さく突出する傾斜角度で配置された側部偏向板と、送風手段のファン出口付近に設けられ、風洞ハウジング内で幅方向に沿って間隔を開けながら配置される複数の縦板によって形成された前部偏向板とから構成されているので、送風手段から送られる風をコンベア上へ向けてより一層確実にかつ効果的に向けることができ、被選別物の軽量物回収率を上げることができる。
請求項7の発明では、風洞ハウジング内の風上部に、風洞ハウジング内のコンベア上に向けて側壁面から圧縮空気を吹き付けるエアブロー装置が配設されているので、吹き付けた圧縮空気によりコンベア上に張り付いた被選別物の軽量物を確実にめくり上げ、軽量物側回収口に搬送することができる。
請求項8の発明では、風洞ハウジング内の風下端部で、コンベアの被選別物搬送方向上流側の上方位置に堰板を配設し、該堰板を、下端が上端に対して風上側に位置すべく傾斜して設置しているので、送風手段から送られる風により飛ばされた被選別物の重量物が堰板にて軽量物側回収口に搬送されるのを防止することができる。
請求項9の発明では、堰板が高さ調整および角度調整可能に設置されていると共に、櫛歯状に形成されており、堰板の下方には、堰板の下端とコンベアとの間に噛み込まれた被選別物を堰板の櫛歯状の隙間より掻き上げる複数の回転体が配設されているので、被選別物の堰板およびコンベア間への噛み込みを防止できる。
請求項10の発明では、風洞ハウジング内の下部に幅方向端部の高さ位置を調整する高さ調整手段を設け、該高さ調整手段によって、コンベアを被選別物搬送方向と直交する横方向に傾斜させて配置しているので、コンベアによって搬送される被選別物の重量物に対し、送風手段から送られる風の影響を少なくすることが可能となり、重量物の回収率を向上させることができる。
請求項11の発明では、風洞ハウジング内の風上部に位置する壁面に風向偏向板を配設し、該風向偏向板によって、送風手段から送られる風が前記コンベア上に向かうように変化させ、風洞ハウジング内の風下端部で、コンベアの被選別物搬送方向上流側の上方位置に堰板を配設し、該堰板を、下端が上端に対して風上側に位置すべく傾斜して設置すると共に、風洞ハウジング内の下部に幅方向端部の高さ位置を調整する高さ調整手段を設け、該高さ調整手段によって、コンベアを被選別物搬送方向と直交する横方向に傾斜させて配置しているので、被選別物における軽量物と重量物との高い分離効率を確保した状態で、処理量の増大を図ることができる。
請求項12の発明では、風洞ハウジング内の風上部に、風洞ハウジング内のコンベア上に向けて側壁面から圧縮空気を吹き付けるエアブロー装置が配設されているので、吹き付けた圧縮空気によりコンベア上に張り付いた被選別物の軽量物を確実にめくり上げ、軽量物側回収口に搬送することができる。
以下、本発明に係る風力選別装置を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る風力選別装置を示す概念的側面図、図2は本発明の第1実施形態に係る風力選別装置を示す概念的平面図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4は図3におけるB部詳細図である。
本発明の第1実施形態に係る風力選別装置では、図1および図2に示す如く、風洞型の選別機によって構成されている。そして、この風力選別装置は、ほぼ筒形状に形成された風洞ハウジング1を備えており、該風洞ハウジング1内に投入された廃プラスチックごみ等の被選別物2を後述のベルトコンベアおよび送風機によって、重量物3と軽量物4とに分離するようになっている。
このため、本実施形態の風力選別装置は、上部側に被選別物2を投入する投入口5を有する風洞ハウジング1と、風洞ハウジング1の内部にその長手方向に沿って配設されるベルトコンベア6と、風洞ハウジング1の内部に風を送る送風機(送風手段)7と、風洞ハウジング1の下部側であってベルトコンベア6の被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物3,4を排出する第1および第2の回収口8,9とをそれぞれ備えている。なお、投入口5は、風洞ハウジング1の長手方向の中間部分に設けられている。
ベルトコンベア6は、図1および図3に示す如く、被選別物2のうちで、ボトルなどの重量物3を第1の回収口8まで搬送するものであり、搬送面となる無端ベルトが一対のプーリ間に掛け渡されている。しかも、ベルトコンベア6は、図示しない電動機でプーリを回転させることによって、無端ベルトが被選別物搬送方向(図1中の矢印A方向)へ循環駆動するように構成されている。
また、ベルトコンベア6は、送風機から送られる風の影響を受けにくくするために、風洞ハウジング1の一段下がった最下部に配置されており、その両端が対応する第1の回収口8と第2の回収口9に臨む長さに形成されている。そして、ベルトコンベア6の被選別物搬送方向上流側の上方位置には、風により飛ばされた重量物3が軽量物側の第2の回収口9に排出されるのを防ぐ堰板10が配設されている。
送風機7は、図示しない電動機で回転するファン(回転翼)を備えており、該ファンの回転により外部から空気を取り入れ、ベルトコンベア6の上方領域で、風洞ハウジング1の一端側からベルトコンベア6の被選別物搬送方向上流側へ向けて(図1中の矢印B方向)、最適風速条件の風を送るように構成されている。このため、送風機7は、風洞ハウジング1の一端側上部であって、投入口5に対してベルトコンベア6の被選別物搬送方向(図1中の矢印A方向)下流側の位置に配設されている。すなわち、ベルトコンベア6の被選別物搬送方向と送風機7の送風方向とは、互いに逆方向となるように設定されている。
また、風洞ハウジング1の他端側で、送風機7と反対側に位置する被選別物分離領域の通気部には、最軽量物と空気とを分離しながら、送風機7からの風によって飛ばされた最軽量物を下方へ搬送するメッシュコンベア11が配設されており、該メッシュコンベア11は、送風方向に対して傾斜配置されている。
一方、本発明の第1実施形態に係る風力選別装置では、風洞ハウジング1内の風上部(送風機7側寄り)に位置する壁面に風向偏向板が配設されており、送風機7から送られる風が当該風向偏向板に当たって方向を変化させ、ベルトコンベア6上に向かうように構成されている。このため、本実施形態の風向偏向板は、図1〜図3に示す如く、傾斜板12,13と、側部偏向板14と、前部偏向板15とから構成されている。しかし、風向偏向板としては、傾斜板12,13、側部偏向板14および前部偏向板15のうち、少なくとも1つを備えていれば、風向を変化させてベルトコンベア6上に張り付いた軽量物4をめくり上げることが可能である。
傾斜板12,13は、風洞ハウジング1内の上部壁面1aから風下(矢印B方向)に向かって下り傾斜の角度で、風洞ハウジング1の長手方向へ間隔を置いて2箇所に設けられ、風洞ハウジング1内の全幅にわたって配置されている。風上側傾斜板12は、例えば、長さL1が約300mmの寸法で形成され、傾斜角度λ1が約45°で設置される板状体が用いられ、ベルトコンベア6の被選別物搬送方向下流側端の上方位置に配置されている。また、風下側傾斜板13は、例えば、長さL2が約300mmの寸法で形成され、傾斜角度λ2が約30°で設置される板状体が用いられ、投入口5の風上側端の下方位置に配置されている。傾斜板12,13の長さLおよび傾斜角度λは、風洞ハウジング1の長さ、送風機7の出力、投入口5の大きさなどの条件により任意に設定されるものであり、特に傾斜角度λが45°以上および30°以下であると、ベルトコンベア6上に送る風の方向を変化させる風量が少なくなることから、傾斜角度λは約30〜45°の範囲が好ましい。
また、側部偏向板14は、風上側傾斜板12の配設位置と対応する風洞ハウジング1内の片側側壁面1bのみに設けられ、風洞ハウジング1内の上下方向の全高にわたって配置されている。そして、側部偏向板14は、上部側が下部側よりも反対側の側壁面1cへ向かって大きく突出しており、かつ風下(矢印B方向)に向かって反対側の側壁面1cへ小さく突出する傾斜角度で配置されている。なお、側部偏向板14の長さおよび傾斜角度も、傾斜板12,13と同様、風洞ハウジング1の長さ、送風機7の出力、投入口5の大きさなどの条件により任意に設定されるものである。
さらに、前部偏向板15は、送風機7のファン出口付近で傾斜板12よりも風上側に設けられ、風洞ハウジング1内のほぼ全幅および全高にわたって配置されている。そして、前部偏向板15は、風洞ハウジング1内で幅方向に沿って間隔を開けながら配置される複数の縦板15aによって形成されている。これら縦板15aは、角度が変えられるよう縦軸回りに回動可能に設けられており、送風機7から送られる風の向きが風洞ハウジング1の幅方向で偏向できるように構成されている。
また、本実施形態の風洞ハウジング1内の風上部には、風洞ハウジング1内のベルトコンベア6上に向けて片側側壁面1bから圧縮空気を間欠的に噴出させて吹き付けるエアブロー装置16が配設されている。このエアブロー装置16は、圧縮空気供給源であるポンプ17と、圧縮空気を送給する配管18と、片側側壁面1bの下部に設けられ圧縮空気を噴出させるノズル19などを備えている。
本発明の第1実施形態に係る風力選別装置により廃プラスチックごみとして分別収集された被選別物2を選別するには、まず、図示しない電動機によりベルトコンベア6の無端ベルトを図1中の矢印Aの被選別物搬送方向へ循環駆動させる。また、図示しない電動機により送風機7のファンを回転させ、被選別物搬送方向上流側(矢印B方向)へ向けて風洞ハウジング1の内部に最適風速条件の風を送る。
この状態で、プラスチックごみである被選別物2を投入口5から風洞ハウジング1内に投入すると、被選別物2の中でフィルム類などは、送風機7からの矢印B方向の風を受けて被選別物搬送方向上流側に運ばれ、軽量物4として第2の回収口9に落下して排出される。この際、軽量物4の中で平板状のトレイ類やポリ袋などが風洞ハウジング1内の途中で落下したり、飛ばされてベルトコンベア6の無端ベルトの搬送面上に載って張り付いたとしても、送風機7からの矢印B方向の風の一部が、風向偏向板を構成する傾斜板12,13、側部偏向板14および前部偏向板15に当たって風向を変化させられ、図1中の矢印Baで示すようにベルトコンベア6上に送られることになるから、ベルトコンベア6の無端ベルトの搬送面上に張り付いた軽量物4がめくり上げられ、風力によって他の軽量物4と共に第2の回収口9に運ばれて排出され、最終的に回収されることになる。しかも、図4に示すように、エアブロー装置16のノズル19から圧縮空気がベルトコンベア6の無端ベルトの搬送面上に向けて吹き付けられているから、軽量物4が第2の回収口9側に搬送されて、重量物3と一緒に回収されることは少ない。
一方、被選別物2の中でボトル類の重量物3は、風洞ハウジング1内を落下し、ベルトコンベア6の無端ベルトの搬送面上に載る。そして、重量物3は、ベルトコンベア6の無端ベルトの循環移動に伴って、第1の回収口8まで矢印A方向へ搬送され、第1の回収口8から落下して排出され、最終的に回収されることになる。この際、ボトル類などの重量物3が風を受けてベルトコンベア6の無端ベルト上を転がり、被選別物搬送方向上流側に運ばれても、堰板10に当たって第2の回収口9側に落下して軽量物4と一緒に回収されることは少ない。
このように、本発明の第1実施形態に係る風力選別装置においては、傾斜板12,13、側部偏向板14および前部偏向板15から構成される風向偏向板やエアブロー装置16を風洞ハウジング1内の風上部に設けているため、処理量増大を目指して送風機7による風速を上げても、風向偏向板による風向変化の風力やエアブロー装置16で吹き付けた圧縮空気によって、ベルトコンベア6の無端ベルトの搬送面上に張り付いたまま第1の回収口8側に搬送される軽量物4をめくり上げることが可能となり、廃プラスチックごみをベルトコンベア6および送風機7によりボトル等の重量物3とフィルム等の軽量物4とに高精度に選別でき、分離効率向上を図ることができる。
図5および図6は本発明の第2実施形態に係る風力選別装置の概念図を示しており、上記第1実施形態と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第2実施形態に係る風力選別装置が上記第1実施形態と異なるのは、図5および図6に示す如く、風洞ハウジング1内の風下端部で、ベルトコンベア6の被選別物搬送方向上流側の上方位置に途中で屈曲した断面略への字状の堰板20を配設し、この堰板20の前面壁20aを、下端が上端に対して風上側に位置すべく傾斜して設置している点である。また、堰板20は、被選別物2の性状などに対応できるよう、高さ調整および角度調整可能に設置されていると共に、前面壁20aが幅方向に複数の隙間21を有する櫛歯状に形成されている。しかも、堰板20の下方には、前面壁20aの下端とベルトコンベア6の無端ベルトとの間に噛み込まれた被選別物2中の軽量物4を前面壁20aの櫛歯状の隙間21より掻き上げる複数の回転体22が配設されている。これら回転体22は、幅方向へ沿って設置したシャフト23に偏心した状態で取付けられており、シャフト23の回転に伴って回転体22は、図5の矢印Cで示す如く、回転しながら上下動するように構成されている。
このように、本発明の第2実施形態に係る風力選別装置においては、風洞ハウジング1内の風下端部で、ベルトコンベア6の被選別物搬送方向上流側の上方位置に高さ調整および角度調整可能な堰板20を設け、堰板20の傾斜配置した前面壁20aを櫛歯状に形成すると共に、櫛歯状の隙間21より掻き上げる複数の回転体22を配設しているため、送風機7からの風を受けて風下に運ばれた重量物3を堰板20によって軽量物4と一緒に第2の回収口9に回収されるのを防止し、再度ベルトコンベア6により第1の回収口8まで搬送できる上、堰板20の前面壁20aとベルトコンベア6の無端ベルトとの間に噛み込まれた軽量物4を回転体22によって掻き上げ、風力により運ばれた他の軽量物4と一緒に第2の回収口9に回収することができる。
図7および図8は本発明の第3実施形態に係る風力選別装置の概念図を示しており、上記第1実施形態と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第3実施形態に係る風力選別装置が上記第1実施形態と異なるのは、図7および図8に示す如く、風洞ハウジング1内の下部に幅方向端部の高さ位置を調整する高さ調整手段24を設け、この高さ調整手段24によって、ベルトコンベア6を被選別物搬送方向と直交する横方向に傾斜させて設置している点である。すなわち、ベルトコンベア6は、幅方向において、一端側の高さH1が他端側の高さH2よりも高く、傾斜面となるように設定されており、これによってボトルなどの重量物3を風洞ハウジング1の側壁面に沿った向きに並べ、送風機7からの風向(図8中の矢印B方向)に対して投影面積の少ない状態で、重量物3が第1の回収口8に搬送されるようになっている。なお、ベルトコンベア6は、高さ調整手段24によって、幅方向の中央部を高くかつ左右両端部を低くした傾斜面となるように設定してもよい。この場合には、ボトルなどの重量物3が風洞ハウジング1の左右両側壁面に沿った向きに並べられることになる。
このように、本発明の第3実施形態に係る風力選別装置においては、高さ調整手段24によって、ベルトコンベア6を被選別物搬送方向と直交する横方向に傾斜させて設置しているため、ベルトコンベア6の無端ベルトの搬送面上に落下した重量物3が幅方向の一端側から他端側に向かって転がり、図7および図8に示すように、その長手方向が風洞ハウジング1の側壁面に沿った向きに並べられることになり、送風機7からの風を受けて重量物3が鎖線で示す如く転がって風下に運ばれ、軽量物4と一緒に第2の回収口9に回収されるのを防止し、ベルトコンベア6により第1の回収口8まで搬送できる上、重量物3の回収率向上を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施形態の風力選別装置では、第1実施形態の風向偏向板12〜15やエアブロー装置16、第2実施形態の堰板20や回転体22、第3実施形態の高さ調整手段24をそれぞれ別個に設けているが、これらを任意に組み合わせたり、あるいは、すべてを具備するように設置することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る風力選別装置を示す概念的側面図である。 本発明の第1実施形態に係る風力選別装置を示す概念的平面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図3におけるB部詳細図である。 本発明の第2実施形態に係る風力選別装置を示すもので、ベルトコンベアの被選別物搬送方向上流側付近の概念的側面図である。 本発明の第2実施形態に係る風力選別装置を示すもので、ベルトコンベアの被選別物搬送方向上流側付近の概念的平面図である。 本発明の第3実施形態に係る風力選別装置を示すもので、ベルトコンベアの概念的正面図である。 本発明の第3実施形態に係る風力選別装置を示すもので、ベルトコンベアの概念的平面図である。
符号の説明
1 風洞ハウジング
2 被選別物
3 重量物
4 軽量物
5 投入口
6 ベルトコンベア
7 送風機
8 第1の回収口
9 第2の回収口
10 堰板
11 メッシュコンベア
12,13 傾斜板
14 側部偏向板
15 前部偏向板
16 エアブロー装置
17 ポンプ
18 配管
19 ノズル
20 堰板
21 隙間
22 回転体
23 シャフト
24 高さ調整手段

Claims (12)

  1. 上部側に被選別物を投入する投入口を有する風洞ハウジングと、該風洞ハウジングの内部にその長手方向に沿って配設されるコンベアと、前記投入口に対して前記コンベアの被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側へ向けて前記風洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、前記風洞ハウジングの下部側であって前記コンベアの被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物を排出する回収口とをそれぞれ備えた風力選別装置において、
    前記風洞ハウジング内の風上部に位置する壁面に風向偏向板を配設し、該風向偏向板によって、前記送風手段から送られる風が前記コンベア上に向かうように変化させたことを特徴とする風力選別装置。
  2. 前記風向偏向板は、前記風洞ハウジング内の上部壁面から風下に向かって下り傾斜の角度で設けられた傾斜板を備えていることを特徴とする請求項1に記載の風力選別装置。
  3. 前記傾斜板は、前記風洞ハウジング内の2箇所に設けられており、風上側傾斜板は前記コンベアの被選別物搬送方向下流側端の上方位置に配置され、風下側傾斜板は前記投入口の風上側端の下方位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の風力選別装置。
  4. 前記風向偏向板は、前記風洞ハウジング内の片側側壁面に設けられた側部偏向板を備えており、該側部偏向板は、上部側が下部側よりも反対側の側壁面へ向かって大きく突出し、かつ風下に向かって反対側の側壁面へ小さく突出する傾斜角度で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の風力選別装置。
  5. 前記風向偏向板は、前記送風手段のファン出口付近に設けられた前部偏向板を備えており、該前部偏向板は、前記風洞ハウジング内で幅方向に沿って間隔を開けながら配置される複数の縦板によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の風力選別装置。
  6. 前記風向偏向板は、前記風洞ハウジング内の上部壁面から風下に向かって下り傾斜の角度で設けられた傾斜板と、前記風洞ハウジング内の片側側壁面に設けられ、上部側が下部側よりも反対側の側壁面へ向かって大きく突出し、かつ風下に向かって反対側の側壁面へ小さく突出する傾斜角度で配置された側部偏向板と、前記送風手段のファン出口付近に設けられ、前記風洞ハウジング内で幅方向に沿って間隔を開けながら配置される複数の縦板によって形成された前部偏向板とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の風力選別装置。
  7. 前記風洞ハウジング内の風上部には、前記風洞ハウジング内のコンベア上に向けて側壁面から圧縮空気を吹き付けるエアブロー装置が配設されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の風力選別装置。
  8. 上部側に被選別物を投入する投入口を有する風洞ハウジングと、該風洞ハウジングの内部にその長手方向に沿って配設されるコンベアと、前記投入口に対して前記コンベアの被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側へ向けて前記風洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、前記風洞ハウジングの下部側であって前記コンベアの被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物を排出する回収口とをそれぞれ備えた風力選別装置において、
    前記風洞ハウジング内の風下端部で、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側の上方位置に堰板を配設し、該堰板を、下端が上端に対して風上側に位置すべく傾斜して設置したことを特徴とする風力選別装置。
  9. 前記堰板は、高さ調整および角度調整可能に設置されていると共に、櫛歯状に形成されており、前記堰板の下方には、前記堰板の下端と前記コンベアとの間に噛み込まれた被選別物を前記堰板の櫛歯状の隙間より掻き上げる複数の回転体が配設されていることを特徴とする請求項8に記載の風力選別装置。
  10. 上部側に被選別物を投入する投入口を有する風洞ハウジングと、該風洞ハウジングの内部にその長手方向に沿って配設されるコンベアと、前記投入口に対して前記コンベアの被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側へ向けて前記風洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、前記風洞ハウジングの下部側であって前記コンベアの被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物を排出する回収口とをそれぞれ備えた風力選別装置において、
    前記風洞ハウジング内の下部に幅方向端部の高さ位置を調整する高さ調整手段を設け、該高さ調整手段によって、前記コンベアを被選別物搬送方向と直交する横方向に傾斜させて配置したことを特徴とする風力選別装置。
  11. 上部側に被選別物を投入する投入口を有する風洞ハウジングと、該風洞ハウジングの内部にその長手方向に沿って配設されるコンベアと、前記投入口に対して前記コンベアの被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側へ向けて前記風洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、前記風洞ハウジングの下部側であって前記コンベアの被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物を排出する回収口とをそれぞれ備えた風力選別装置において、
    前記風洞ハウジング内の風上部に位置する壁面に風向偏向板を配設し、該風向偏向板によって、前記送風手段から送られる風が前記コンベア上に向かうように変化させ、前記風洞ハウジング内の風下端部で、前記コンベアの被選別物搬送方向上流側の上方位置に堰板を配設し、該堰板を、下端が上端に対して風上側に位置すべく傾斜して設置すると共に、前記風洞ハウジング内の下部に幅方向端部の高さ位置を調整する高さ調整手段を設け、該高さ調整手段によって、前記コンベアを被選別物搬送方向と直交する横方向に傾斜させて配置したことを特徴とする風力選別装置。
  12. 前記風洞ハウジング内の風上部には、前記風洞ハウジング内のコンベア上に向けて側壁面から圧縮空気を吹き付けるエアブロー装置が配設されていることを特徴とする請求項11に記載の風力選別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103878119A (zh) * 2014-03-26 2014-06-25 乳山市金果花生制品有限公司 花生果风选机

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