JP2003236474A - 風力選別装置 - Google Patents

風力選別装置

Info

Publication number
JP2003236474A
JP2003236474A JP2002037528A JP2002037528A JP2003236474A JP 2003236474 A JP2003236474 A JP 2003236474A JP 2002037528 A JP2002037528 A JP 2002037528A JP 2002037528 A JP2002037528 A JP 2002037528A JP 2003236474 A JP2003236474 A JP 2003236474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind
sorted
wind tunnel
tunnel housing
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002037528A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sueoka
靖裕 末岡
Takeshi Amari
猛 甘利
Ayumi Yamazaki
歩 山崎
Shinsuke Tsuchiya
信介 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002037528A priority Critical patent/JP2003236474A/ja
Publication of JP2003236474A publication Critical patent/JP2003236474A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物の混入量が多い被選別物でも、異物、重
量物および軽量物に迅速かつ高精度に選別分離すること
が可能な風力選別装置を提供することにある。 【解決手段】 被選別物3,5を投入する投入口8,9
を有する風洞ハウジング10,11と、該ハウジング内
に配設されるベルトコンベア12,13と、投入口8,
9に対してコンベア12,13の搬送方向Aの下流側位
置に配設され、コンベア12,13の搬送方向Aの上流
側へ向けて風を送る送風機14,15と、コンベア1
2,13の搬送方向Aの上下流側位置に配設され、選別
された被選別物を排出する排出口16〜19とを備えた
風力選別機1,2を2段にわたって配置し、1段目の風
力選別機1で被選別物3中の異物4を分離し、2段目の
風力選別機2で異物4が除去されている被選別物5を重
量物6と軽量物7とに分離するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風力を利用して廃
プラスチック品などの廃棄物等を異物、重量物および軽
量物に選別し、これら廃棄物等のリサイクル性を向上さ
せる風力選別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、資源の再生利用や環境保全等の観
点から容器包装リサイクル法が制定され、都市ごみ等の
中より分別収集されたプラスチックごみをフィルム、発
泡トレイ、パックなどの軽量物と、硬質カップ、ボトル
などの重量物とに選別し、分離回収することが行われて
いる。このようなプラスチックごみの選別方法には、例
えば、送風機の風力やベルトコンベアなどを利用した風
洞型の選別機が使用されている(特開平11−1008
8号)。すなわち、この選別機においては、風洞ハウジ
ング内に投入されたプラスチックごみを、送風機からの
風の流れに随伴されるフィルムなどの軽量物と、ベルト
コンベアにより風の流れに対して逆方向へ搬送されるボ
トルなどの重量物とに選別分離し、それぞれの排出口よ
り別々に回収するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の選別機では、廃プラスチックごみとして分別収
集されたごみがフィルム、トレイ、ボトル等を主体と
し、傘、靴、鞄等の異物の混入の少ない場合の選別精度
は良好であるが、例えば、異物の混入量が多い不燃ごみ
として排出されたプラスチックと異物の混合ごみに対し
ては異物が分離の障害となり、選別精度が低下するとい
う問題があった。そのため、このようなプラスチックと
異物の混合ごみに対しては、作業者による手選別作業が
頻繁に必要となり、作業性の向上を図ることが困難であ
った。
【0004】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、異物の混入量が多い被選別物
でも、異物、重量物および軽量物に迅速かつ高精度に選
別分離することが可能な風力選別装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、上部側に被選
別物を投入する投入口を有する風洞ハウジングと、該風
洞ハウジングの内部にその長手方向に沿って配設される
搬送手段と、前記投入口に対して前記搬送手段の被選別
物搬送方向下流側の位置に配設され、前記搬送手段の被
選別物搬送方向上流側へ向けて前記風洞ハウジングの内
部に風を送る送風手段と、前記風洞ハウジングの下部側
であって前記搬送手段の被選別物搬送方向上下流側の位
置に配設され、選別された被選別物を排出する排出口と
をそれぞれ備えた風力選別機を2段にわたって配置し、
1段目の風力選別機で前記風洞ハウジング内に投入され
た被選別物中の異物を分離し、2段目の風力選別機で前
記風洞ハウジング内に投入されかつ異物が除去されてい
る被選別物を重量物と軽量物とに分離するように構成し
ている。
【0006】また、本発明において、前記1段目の風力
選別機が前記2段目の風力選別機の上方に配置され、前
記1段目の風力選別機の風洞ハウジングに設けられた前
記搬送手段の被選別物搬送方向上流側の排出口が前記2
段目の風力選別機の風洞ハウジングに設けられた投入口
と連通していることが好ましい。さらに、本発明におい
て、前記1段目の風力選別機と前記2段目の風力選別機
との間には、前記1段目の風力選別機の排出口から排出
されかつ異物が除去されている被選別物を前記2段目の
風力選別機の投入口まで搬送する段間搬送手段が配設さ
れていることが好ましい。そして、本発明において、前
記1段目の風力選別機の風洞ハウジング内では前記送風
手段によって送られる風の流速が8〜10m/sに設定
され、前記2段目の風力選別機の風洞ハウジング内では
前記送風手段によって送られる風の流速が5〜7m/s
に設定されていることが好ましい。さらに、本発明にお
いて、前記各風力選別機の送風方向下流側に位置する被
選別物分離領域の通気部には、最軽量物と気体とを分離
する分離機構が配置されていることが好ましい。
【0007】また、他の本発明においては、上部側に被
選別物を投入する投入口を有し、内部がその長手方向に
沿って風洞断面積の異なる領域に区画されている風洞ハ
ウジングと、該風洞ハウジングの内部で風洞断面積の異
なる領域に対応して配設される第1および第2搬送手段
と、前記投入口に対して前記第1搬送手段の被選別物搬
送方向下流側の位置に配設され、前記第1および第2搬
送手段の被選別物搬送方向上流側へ向けて前記風洞ハウ
ジングの内部に風を送る送風手段と、前記風洞ハウジン
グの下部側であって前記第1搬送手段の被選別物搬送方
向下流側の位置に配設され、選別された被選別物を排出
する第1の排出口と、前記風洞ハウジングの下部側であ
って前記第2搬送手段の被選別物搬送方向上下流側の位
置に配設され、被選別物を排出する第2および第3の排
出口とを備え、前記第1搬送手段が配設された風洞断面
積の小さい領域で前記風洞ハウジング内に投入された被
選別物中の異物を分離し、前記第2搬送手段が配設され
た風洞断面積の大きい領域で異物が除去されている被選
別物を重量物と軽量物とに分離するように構成してい
る。そして、本発明において、風洞ハウジングの送風方
向下流側に位置する被選別物分離領域の通気部には、最
軽量物と気体とを分離する分離機構が配置されているこ
とが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明における風力選別装
置を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。ここ
で、図1は本発明の実施形態に係る風力選別装置の概念
図である。
【0009】本実施形態の風力選別装置は、図1に示す
如く、別体の風力選別機1,2を上下流の2段にわたっ
て配置することにより構成されており、1段目の風力選
別機1で後述の風洞ハウジング内に投入された被選別物
3中の異物4を分離し、2段目の風力選別機2で後述の
風洞ハウジング内に投入されかつ異物4が除去されてい
る被選別物5を重量物6と軽量物7とに分離するように
なっている。
【0010】このため、上記風力選別機1,2は、上部
側に被選別物3,5を投入する第1および第2の投入口
8,9を有する第1および第2の風洞ハウジング10,
11と、各風洞ハウジング10,11の内部にその長手
方向に沿って配設される第1および第2のベルトコンベ
ア(搬送手段)12,13と、風洞ハウジング10,1
1の内部に風を送る第1および第2の送風機(送風手
段)14,15と、各風洞ハウジング10,11の下部
側であって第1および第2のベルトコンベア12,13
の被選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別さ
れた被選別物4〜7を排出する第1〜第4の排出口16
〜19とをそれぞれ備えている。しかも、1段目の風力
選別機1は、2段目の風力選別機2の上方に配置されて
おり、第1の風洞ハウジング10に設けられた第2の排
出口17{第1のベルトコンベア12の被選別物搬送方
向(矢印A方向)上流側の排出口}が真上の位置で第2
の風洞ハウジング11に設けられた第2の投入口9と連
通している。なお、第1および第2の投入口8,9は、
第1および第2の風洞ハウジング10,11の長手方向
の中間部分に設けられている。
【0011】上記第1および第2のベルトコンベア1
2,13は、第1および第2の投入口8,9の下方位置
でほぼ水平に設けられており、その両端が対応する排出
口16,17,18,19に臨む長さにそれぞれ形成さ
れている。また、各ベルトコンベア12,13には、搬
送面に被選別物転動防止用の桟20を有する無端ベルト
21が取付けられており、図示しない電動機でプーリを
回転させることによって、無端ベルト21が被選別物搬
送方向(矢印A方向)へ循環駆動するように構成されて
いる。
【0012】上記第1および第2の送風機14,15
は、図示しない電動機で回転する回転翼を備えており、
この回転翼の回転により外部から空気を取り入れ、第1
および第2のベルトコンベア12,13の上方領域にお
いて、風洞ハウジング10,11の一端側から第1およ
び第2のベルトコンベア12,13の被選別物搬送方向
上流側へ向けて(矢印B方向)、風を送るように構成さ
れている。このため、第1および第2の送風機14,1
5は、第1および第2の風洞ハウジング10,11の一
端側上部であって、第1および第2の投入口8,9に対
して第1および第2のベルトコンベア12,13の被選
別物搬送方向(矢印A方向)下流側の位置に配設されて
いる。すなわち、第1および第2のベルトコンベア1
2,13の搬送方向と第1および第2の送風機14,1
5の送風方向とは、互いに逆方向となるように設定され
ている。一方、第1および第2の風洞ハウジング10,
11の他端側で、各風力選別機1,2の送風方向下流側
(送風機14,15と反対側)に位置する被選別物分離
領域の通気部には、最軽量物と空気とを分離する第1お
よび第2の分離機構22,23が配置されている。しか
も、これら分離機構22,23よりも更に下流側に位置
する風洞ハウジング10,11には、当該風洞ハウジン
グ10,11内を通過した空気を外部へ排出する排気口
24,25が設けられている。
【0013】1段目の風力選別機1の風速条件は、被選
別物3中のプラスチックごみ(フィルム類およびボトル
類)の大半が第2の排出口17側(軽量側)に同伴され
ると共に、異物(傘、靴、鞄等)4の大半が第1のベル
トコンベア12に留まり第1の排出口16側(重量側)
に排出可能な条件に設定されている。具体的には、第1
の風洞ハウジング10内で、第1の送風機14によって
送られる風の流速が8〜10m/sに設定されている。
また、2段目の風力選別機2には、異物4が分離除去さ
れ、かつ軽量側に移送された被選別物5たるプラスチッ
ク主体のごみが第2の投入口9を介して供給されるた
め、その風速条件は、ボトル等の重量物6とフィルム、
トレイ等の軽量物7とに高精度に分離可能な条件に設定
されている。具体的には、第2の風洞ハウジング11内
で、第2の送風機15によって送られる風の流速が5〜
7m/sに設定されている。
【0014】本発明の実施形態に係る風力選別装置によ
り廃プラスチックごみとして分別収集された被選別物3
を選別するには、まず、1段目および2段目の風力選別
機1,2を作動させておく。すなわち、図示しない電動
機により第1および第2のベルトコンベア12,13の
無端ベルト21を矢印Aの被選別物搬送方向へ循環駆動
させる。また、図示しない電動機により第1および第2
の送風機14,15の回転翼を回転させ、被選別物搬送
方向上流側(矢印B方向)へ向けて第1および第2の風
洞ハウジング10,11の内部に最適風速条件の風を送
る。この状態で、被選別物3を第1の投入口8から第1
の風洞ハウジング10内に投入すると、被選別物3の中
で異物4を除くプラスチック主体のごみは、第1の送風
機14からの矢印B方向の風を受けて被選別物搬送方向
上流側に運ばれ、被選別物5として第2の排出口17に
落下する。一方、被選別物3の中で異物4は、第1の風
洞ハウジング10内を落下し、第1のベルトコンベア1
2の無端ベルト21の搬送面上に載る。そして、異物4
は、無端ベルト21の循環移動に伴って、第1の排出口
16まで矢印A方向へ搬送され、第1の排出口16に落
下して排出される。
【0015】次いで、被選別物3の中から異物4が分離
され、第2の排出口17から排出された被選別物5は、
落下して第2の投入口9から第2の風洞ハウジング11
内に投入される。すると、被選別物5の中でボトル等の
重量物6を除くフィルム等の軽量物7は、第2の送風機
15からの矢印B方向の風を受けて被選別物搬送方向上
流側に運ばれ、軽量物7として第4の排出口19に落下
して排出される。一方、被選別物5の中で重量物6は、
第2の風洞ハウジング11内を落下し、第2のベルトコ
ンベア13の無端ベルト21の搬送面上に載る。そし
て、重量物6は、無端ベルト21の循環移動に伴って、
第3の排出口18まで矢印A方向へ搬送され、第3の排
出口18に落下して排出される。
【0016】このように、本発明の実施形態に係る風力
選別装置においては、1段目の選別機1で被選別物3の
中から異物4の大半が第1のベルトコンベア12および
送風機14により選別分離されるため、2段目の選別機
2では異物4の障害が無くなり、被選別物5の中のプラ
スチック類を第2のベルトコンベア13および送風機1
5によりボトル等の重量物6とフィルム等の軽量物7と
に高精度に選別分離することができる。また、本発明の
実施形態に係る風力選別装置では、1段目の風力選別機
1が2段目の風力選別機2の上方に配置され、第1の風
洞ハウジング10に設けられた第2の排出口17が真上
の位置で第2の風洞ハウジング11に設けられた第2の
投入口9と連通しているため、装置全体の平面面積占有
率を抑制することが可能となり、設備のコンパクト化を
図ることができる。
【0017】図2は本発明の他の実施形態に係る風力選
別装置の概念図を示している。本実施形態の風力選別装
置が上記実施形態と異なるのは、図2に示す如く、1段
目の風力選別機1と2段目の風力選別機2との間に、1
段目の風力選別機1の第2の排出口17から排出されか
つ異物4が除去されている被選別物5を2段目の風力選
別機2の第2の投入口9まで搬送する第3のベルトコン
ベア(段間搬送手段)26が配設されている点である。
このため、第3のベルトコンベア26は、第2の排出口
17の真下側に位置する一端部が低く、第2の投入口9
の真上側に位置する他端部が高くなるように傾斜して配
置されており、図示しない電動機でプーリを回転させる
ことによって、無端ベルト27が被選別物搬送方向(矢
印C方向)へ循環駆動するように構成されている。その
他の構成は、上記実施形態と同様である。本発明の他の
実施形態に係る風力選別装置においては、1段目の風力
選別機1と2段目の風力選別機2との間に第3のベルト
コンベア26が介在しているため、上記実施形態と同様
の効果が得られると共に、装置全体の高さ方向の寸法を
抑制することが可能となり、設備のコンパクト化を図る
ことができる。
【0018】図3は他の本発明の実施形態に係る風力選
別装置の概念図を示している。なお、上記発明の実施形
態と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。本
実施形態の風力選別装置は、図3に示す如く、2段の風
力選別機を一体化したシステムに構成されており、内部
がその長手方向に沿って直列に接続され、かつ風洞断面
積の異なる大小2つの領域に区画されている風洞ハウジ
ング31を備え、送風方向上流側の風洞断面積の小さい
上流領域32で風洞ハウジング31内に投入された被選
別物3の異物4を分離し、送風方向下流側の風洞断面積
の大きい下流領域33で風洞ハウジング31内に投入さ
れかつ異物4が除去されている被選別物5を重量物6と
軽量物7とに分離するようになっている。
【0019】このため、上記風力選別装置は、上部側に
被選別物3を投入する投入口34を有する既述の風洞ハ
ウジング31と、この風洞ハウジング31の内部で風洞
断面積の異なる上下流領域32,33に対応して配設さ
れる第1および第2のベルトコンベア(搬送手段)1
2,13と、風洞ハウジング31の内部に風を送る送風
機(送風手段)35と、風洞ハウジング31の下部側で
あって第1のベルトコンベア12の被選別物搬送方向下
流側の位置に配設され、選別された被選別物の異物4を
排出する第1の排出口36と、風洞ハウジング31の下
部側であって第2のベルトコンベア13の被選別物搬送
方向上下流側の位置に配設され、被選別物の重量物6お
よび軽量物7を排出する第2および第3の排出口37,
38とをそれぞれ備えている。なお、投入口34は、風
洞ハウジング31の上流領域32側に設けられている。
【0020】上記第1のベルトコンベア12は、風洞ハ
ウジング31の上流領域32の下方位置でほぼ水平に設
けられており、その両端が対応する第1の排出口36お
よび第2の排出口37に臨む長さに形成されている。ま
た、第2のベルトコンベア13は、風洞ハウジング31
の下流領域33の下方位置でほぼ水平に設けられてお
り、その両端が対応する第2の排出口37および第3の
排出口38に臨む長さに形成されている。しかも、下流
領域33は、上流領域32よりも風洞断面積が大きく設
定されていることから、第2のベルトコンベア13の高
さは、風洞ハウジング31の上部に対して第1のベルト
コンベア12よりも下方に位置している。各ベルトコン
ベア12,13には、上記発明の実施形態と同様の無端
ベルト21が取付けられており、図示しない電動機でプ
ーリを回転させることによって、無端ベルト21が被選
別物搬送方向(矢印A方向)へ循環駆動するように構成
されている。
【0021】上記送風機35は、図示しない電動機で回
転する回転翼を備えており、この回転翼の回転により外
部から空気を取り入れ、第1および第2のベルトコンベ
ア12,13の上方領域、すなわち上流領域32および
下流領域33において、風洞ハウジング31の一端側か
ら第1および第2のベルトコンベア12,13の被選別
物搬送方向上流側へ向けて(矢印B方向)、風を送るよ
うに構成されている。このため、送風機35は、風洞ハ
ウジング31の一端側上部であって、投入口34に対し
て第1のベルトコンベア12の被選別物搬送方向(矢印
A方向)下流側の位置に配設されている。すなわち、第
1および第2のベルトコンベア12,13の搬送方向と
送風機35の送風方向とは、互いに逆方向となるように
設定されている。一方、風洞ハウジング31の他端側
で、下流領域33よりも更に下流側(送風機35と反対
側)に位置する被選別物分離領域の通気部には、最軽量
物と空気とを分離する分離機構39が配置されている。
しかも、この分離機構39よりも更に下流側に位置する
風洞ハウジング31には、当該風洞ハウジング31内を
通過した空気を外部へ排出する排気口40が設けられて
いる。
【0022】また、上流領域32および下流領域33の
風洞断面積の寸法は、上流領域32が上記発明の実施形
態に係る1段目の風力選別機1の第1の送風機14によ
って送られる風の流速となるように設定され、下流領域
33が上記発明の実施形態に係る2段目の風力選別機2
の第2の送風機15によって送られる風の流速となるよ
うに設定されている。
【0023】本発明の実施形態に係る風力選別装置によ
り廃プラスチックごみとして分別収集された被選別物3
を選別するには、まず、図示しない電動機により第1お
よび第2のベルトコンベア12,13の無端ベルト21
を矢印Aの被選別物搬送方向へ循環駆動させる。また、
図示しない電動機により送風機35の回転翼を回転さ
せ、被選別物搬送方向上流側(矢印B方向)へ向けて風
洞ハウジング31の内部に最適風速条件の風を送る。こ
の状態で、被選別物3を投入口34から風洞ハウジング
31内に投入すると、被選別物3の中で異物4を除くプ
ラスチック主体のごみは、送風機35からの矢印B方向
の風を受けて、上流領域32から下流領域33へ向かっ
て運ばれ、第2のベルトコンベア13の無端ベルト21
の搬送面上に落下する。一方、被選別物3の中で異物4
は、風洞ハウジング31の上流領域32内を落下し、第
1のベルトコンベア12の無端ベルト21の搬送面上に
載る。そして、異物4は、無端ベルト21の循環移動に
伴って、第1の排出口36まで矢印A方向へ搬送され、
第1の排出口36に落下して排出される。
【0024】次いで、被選別物3の中から異物4が分離
されたプラスチック主体のごみは、第2のベルトコンベ
ア13の無端ベルト21の搬送面上に落下すると、被選
別物の中でボトル等の重量物6を除くフィルム等の軽量
物7は、送風機35からの矢印B方向の風を受けて被選
別物搬送方向上流側に運ばれ、軽量物7として第3の排
出口38に落下して排出される。一方、被選別物の中で
重量物6は、風洞ハウジング31の下流領域33内を落
下し、第2のベルトコンベア13の無端ベルト21の搬
送面上に載る。そして、重量物6は、無端ベルト21の
循環移動に伴って、第2の排出口37まで矢印A方向へ
搬送され、第3の排出口37に落下して排出される。
【0025】このように、本発明の実施形態に係る風力
選別装置では、風洞ハウジング31において風洞断面積
の小さい上流領域32で被選別物3の中から異物4の大
半が第1のベルトコンベア12および送風機35により
選別分離されるため、風洞ハウジング31において風洞
断面積の大きい下流領域33では異物4の障害が無くな
り、被選別物の中のプラスチック類を第2のベルトコン
ベア13および送風機35によりボトル等の重量物6と
フィルム等の軽量物7とに高精度に選別分離することが
できる。また、本発明の実施形態に係る風力選別装置で
は、1つの風洞ハウジング31を設け、1台の送風機3
5を使用すれば良いため、装置全体のコストダウンを図
ることができる。
【0026】以上、本発明の実施形態につき述べたが、
本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能
である。例えば、本発明の風力選別装置は、廃プラスチ
ックごみを選別する以外に、分離可能な各種品物が混在
したものを選別する場合に適用できる。
【0027】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る風力選別装置
は、上部側に被選別物を投入する投入口を有する風洞ハ
ウジングと、該風洞ハウジングの内部にその長手方向に
沿って配設される搬送手段と、前記投入口に対して前記
搬送手段の被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、
前記搬送手段の被選別物搬送方向上流側へ向けて前記風
洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、前記風洞ハ
ウジングの下部側であって前記搬送手段の被選別物搬送
方向上下流側の位置に配設され、選別された被選別物を
排出する排出口とをそれぞれ備えた風力選別機を2段に
わたって配置し、1段目の風力選別機で前記風洞ハウジ
ング内に投入された被選別物中の異物を分離し、2段目
の風力選別機で前記風洞ハウジング内に投入されかつ異
物が除去されている被選別物を重量物と軽量物とに分離
するように構成しているので、異物の混入量が多い被選
別物でも、異物、重量物および軽量物に迅速かつ高精度
に選別分離することができ、廃プラスチックごみ等に対
するリサイクル性の向上を図ることができる。
【0028】また、他の本発明に係る風力選別装置は、
上部側に被選別物を投入する投入口を有し、内部がその
長手方向に沿って風洞断面積の異なる領域に区画されて
いる風洞ハウジングと、該風洞ハウジングの内部で風洞
断面積の異なる領域に対応して配設される第1および第
2搬送手段と、前記投入口に対して前記第1搬送手段の
被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、前記第1お
よび第2搬送手段の被選別物搬送方向上流側へ向けて前
記風洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、前記風
洞ハウジングの下部側であって前記第1搬送手段の被選
別物搬送方向下流側の位置に配設され、選別された被選
別物を排出する第1の排出口と、前記風洞ハウジングの
下部側であって前記第2搬送手段の被選別物搬送方向上
下流側の位置に配設され、被選別物を排出する第2およ
び第3の排出口とを備え、前記第1搬送手段が配設され
た風洞断面積の小さい領域で前記風洞ハウジング内に投
入された被選別物中の異物を分離し、前記第2搬送手段
が配設された風洞断面積の大きい領域で異物が除去され
ている被選別物を重量物と軽量物とに分離するように構
成しているので、上記発明と同様の効果が得られる上、
設備コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る風力選別装置を示す概
念図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る風力選別装置を示
す概念図である。
【図3】他の本発明の実施形態に係る風力選別装置を示
す概念図である。
【符号の説明】
1 1段目の風力選別装置 2 2段目の風力選別装置 3 被選別物 4 異物 5 被選別物 6 重量物 7 軽量物 8 第1の投入口 9 第2の投入口 10 第1の風洞ハウジング 11 第2の風洞ハウジング 12 第1のベルトコンベア 13 第2のベルトコンベア 14 第1の送風機 15 第2の送風機 16 第1の排出口 17 第2の排出口 18 第3の排出口 19 第4の排出口 20 桟 21 無端ベルト 22,23 分離機構 24,25 排気口 26 第3のベルトコンベア 27 無端ベルト 31 風洞ハウジング 32 上流領域 33 下流領域 34 投入口 35 送風機 36 第1の排出口 37 第2の排出口 38 第3の排出口 39 分離機構 40 排気口
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 5/00 B29B 17/02 ZAB B29B 17/02 ZAB B09B 5/00 Q (72)発明者 山崎 歩 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 土屋 信介 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 4D004 AA07 BA06 CA08 CB47 DA03 DA12 4D021 FA03 FA12 GA08 GA14 GA16 GA27 GB02 HA10 4F301 AA11 AA21 AD05 BF03 BF09 BF31

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部側に被選別物を投入する投入口を有
    する風洞ハウジングと、該風洞ハウジングの内部にその
    長手方向に沿って配設される搬送手段と、前記投入口に
    対して前記搬送手段の被選別物搬送方向下流側の位置に
    配設され、前記搬送手段の被選別物搬送方向上流側へ向
    けて前記風洞ハウジングの内部に風を送る送風手段と、
    前記風洞ハウジングの下部側であって前記搬送手段の被
    選別物搬送方向上下流側の位置に配設され、選別された
    被選別物を排出する排出口とをそれぞれ備えた風力選別
    機を2段にわたって配置し、1段目の風力選別機で前記
    風洞ハウジング内に投入された被選別物中の異物を分離
    し、2段目の風力選別機で前記風洞ハウジング内に投入
    されかつ異物が除去されている被選別物を重量物と軽量
    物とに分離するように構成したことを特徴とする風力選
    別装置。
  2. 【請求項2】 前記1段目の風力選別機が前記2段目の
    風力選別機の上方に配置され、前記1段目の風力選別機
    の風洞ハウジングに設けられた前記搬送手段の被選別物
    搬送方向上流側の排出口が前記2段目の風力選別機の風
    洞ハウジングに設けられた投入口と連通していることを
    特徴とする請求項1に記載の風力選別装置。
  3. 【請求項3】 前記1段目の風力選別機と前記2段目の
    風力選別機との間には、前記1段目の風力選別機の排出
    口から排出されかつ異物が除去されている被選別物を前
    記2段目の風力選別機の投入口まで搬送する段間搬送手
    段が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
    風力選別装置。
  4. 【請求項4】 前記1段目の風力選別機の風洞ハウジン
    グ内では前記送風手段によって送られる風の流速が8〜
    10m/sに設定され、前記2段目の風力選別機の風洞
    ハウジング内では前記送風手段によって送られる風の流
    速が5〜7m/sに設定されていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の風力選別装置。
  5. 【請求項5】 前記各風力選別機の送風方向下流側に位
    置する被選別物分離領域の通気部には、最軽量物と気体
    とを分離する分離機構が配置されていることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の風力選別装置。
  6. 【請求項6】 上部側に被選別物を投入する投入口を有
    し、内部がその長手方向に沿って風洞断面積の異なる領
    域に区画されている風洞ハウジングと、該風洞ハウジン
    グの内部で風洞断面積の異なる領域に対応して配設され
    る第1および第2搬送手段と、前記投入口に対して前記
    第1搬送手段の被選別物搬送方向下流側の位置に配設さ
    れ、前記第1および第2搬送手段の被選別物搬送方向上
    流側へ向けて前記風洞ハウジングの内部に風を送る送風
    手段と、前記風洞ハウジングの下部側であって前記第1
    搬送手段の被選別物搬送方向下流側の位置に配設され、
    選別された被選別物を排出する第1の排出口と、前記風
    洞ハウジングの下部側であって前記第2搬送手段の被選
    別物搬送方向上下流側の位置に配設され、被選別物を排
    出する第2および第3の排出口とを備え、前記第1搬送
    手段が配設された風洞断面積の小さい領域で前記風洞ハ
    ウジング内に投入された被選別物中の異物を分離し、前
    記第2搬送手段が配設された風洞断面積の大きい領域で
    異物が除去されている被選別物を重量物と軽量物とに分
    離するように構成したことを特徴とする風力選別装置。
  7. 【請求項7】 前記風洞ハウジングの送風方向下流側に
    位置する被選別物分離領域の通気部には、最軽量物と気
    体とを分離する分離機構が配置されていることを特徴と
    する請求項6に記載の風力選別装置。
JP2002037528A 2002-02-15 2002-02-15 風力選別装置 Withdrawn JP2003236474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002037528A JP2003236474A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 風力選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002037528A JP2003236474A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 風力選別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003236474A true JP2003236474A (ja) 2003-08-26

Family

ID=27779085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002037528A Withdrawn JP2003236474A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 風力選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003236474A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015340A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Sharp Corp プラスチック系混合物の再資源化方法、ならびにプラスチック原料およびプラスチック成形体
JP2019171342A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 Jx金属株式会社 電子・電気機器部品屑の処理方法
JP2019171343A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 Jx金属株式会社 電子・電気機器部品屑の処理方法
CN112387590A (zh) * 2020-11-03 2021-02-23 河南黎明重工科技股份有限公司 模控筛
CN113399090A (zh) * 2021-06-23 2021-09-17 西安墙体材料研究设计院有限公司 一种建筑垃圾资源化再生利用分类分级方法
US11554388B2 (en) 2018-03-16 2023-01-17 Jx Nippon Mining & Metals Copporation Method for processing electronic and electrical device component scrap
US11944116B1 (en) 2023-02-13 2024-04-02 China Tobacco Yunnan Industrial Co., Ltd. Device and method for removing unwanted objects from cut tobacco in a cut tobacco production line

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015340A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Sharp Corp プラスチック系混合物の再資源化方法、ならびにプラスチック原料およびプラスチック成形体
US11554388B2 (en) 2018-03-16 2023-01-17 Jx Nippon Mining & Metals Copporation Method for processing electronic and electrical device component scrap
JP2019171342A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 Jx金属株式会社 電子・電気機器部品屑の処理方法
JP2019171343A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 Jx金属株式会社 電子・電気機器部品屑の処理方法
JP7029333B2 (ja) 2018-03-29 2022-03-03 Jx金属株式会社 電子・電気機器部品屑の処理方法
JP7123600B2 (ja) 2018-03-29 2022-08-23 Jx金属株式会社 電子・電気機器部品屑の処理方法
CN112387590A (zh) * 2020-11-03 2021-02-23 河南黎明重工科技股份有限公司 模控筛
CN113399090A (zh) * 2021-06-23 2021-09-17 西安墙体材料研究设计院有限公司 一种建筑垃圾资源化再生利用分类分级方法
CN113399090B (zh) * 2021-06-23 2022-05-24 西安墙体材料研究设计院有限公司 一种建筑垃圾资源化再生利用分类分级方法
US11944116B1 (en) 2023-02-13 2024-04-02 China Tobacco Yunnan Industrial Co., Ltd. Device and method for removing unwanted objects from cut tobacco in a cut tobacco production line

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5116486A (en) Apparatus and method for separating recyclable waste
EP1167246B1 (en) Dual entry - double helix spiral chute
US5234109A (en) Apparatus and method for separating recyclable waste
JPH0768241A (ja) 固体廃棄物分別処理システム
JP2001225017A (ja) 風力選別機
JP2003236474A (ja) 風力選別装置
JP4315953B2 (ja) 混合廃棄物処理装置
KR20020048412A (ko) 상이한 크기의 조각을 위한 분류장치
KR102115223B1 (ko) 경량 플라스틱 폐기물 선별장치
JPH08252537A (ja) 分離装置
KR100314687B1 (ko) 재활용쓰레기 선별 시스템
US6427845B1 (en) Apparatus for separating plastic bags from cans and/or bottles
JP2003236473A (ja) 風力選別装置
JP6821278B1 (ja) 分離装置
CA1283080C (en) Sorting installation for valuable substances, particularly dry garbage
JPS58183521A (ja) 搬送仕分け装置
US20070012545A1 (en) Separator and method of use
JP3429945B2 (ja) 分別・輸送装置
JP2020146603A (ja) 選別装置
JP2005118703A (ja) 風力選別装置
JP2905198B1 (ja) 風力選別機
JP2509056B2 (ja) 固体廃棄物分別処理システムの分別処理装置
JP2003080173A (ja) 廃棄物搬送シュート
JP3163476U (ja) 重量物と軽量物とを分離する分離装置
JP2678561B2 (ja) 選別機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510