JP2020146603A - 選別装置 - Google Patents
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Abstract
Description
一方、手作業で、基板や電線等の小さな金属類まで可燃物と分離しておくのは膨大な手間がかかり現実的ではない。
しかしながら、基板、電線等の金属類と、ビニール、紐、紙等の可燃物は共に異形物に分類されるものであり、上記の分別装置ではこれらを選別することができない。
しかしながら、落下してくる集合物に対して、落下方向と交差する方向から風を当てているため、当該集合物に対して風力が当たるのはそれこそ一瞬である。そのため、選別の精度は格段に低い。しかも、その一瞬のために絶え間なく強力に送風することになるため、大掛かりな排気設備も必要となる。
また、本発明は、小型で簡単な構造にすることで製造コストを低く抑え、且つ使用の際のランニングコストも低く抑えることを可能にした選別装置の提供を、その目的とする。
また、本発明の選別装置は、小型で簡単な構造にすることで製造コストを低く抑え、且つ使用の際のランニングコストも低く抑えることが可能となっている。
なお、選別対象集合物は、上記家電製品を破砕したものに限定されるものではなく、選別の仕組みを上手く利用できるものであれば適用可能である。
図1、図2に示すように、この選別装置1は、特許文献1の分別装置のアイデアが利用されている。
符号3はハウジングを示し、このハウジング3は支持脚5、5、……により持ち上げ支持されている。このハウジング3の底部には排出ホッパ7、9が左右方向に間隔をあけて設けられており、ハウジング3の内部と連通している。更に、ハウジング3の左側面部にも貫通して排出口11が設けられており、ハウジング3の内部と連通している。
選別用ベルトコンベア13は、ベルト搬送面21が左右方向に延びるように配置されており、ベルト搬送面21に載せられた物が右方から左方に向かって搬送される。従って、ベルト搬送面21の右端側が搬送方向始端側、左端側が搬送方向終端側になっている。
ベルト搬送面21は、搬送方向終端側に向かって上り勾配に傾斜した姿勢で配置されているが、上記の支持部材25による伸縮動作により、傾斜角度は変更できるようになっている。
更に、素材の種類だけでなく、外周部の表面粗さを調整したり、ベルト搬送面21の傾斜角度を調整したりすることによっても調整できる。無端ベルト19の素材や表面粗さは、運び込まれる廃棄物一般に対応できるように選択されており、設置された現場で、運び込まれる廃棄物の種類に応じて、上記した傾斜角度の変更手段を利用して適切な傾斜角度に設定することになる。
選別対象集合物は廃棄された家電製品を粗破砕した破砕集合物Aになっている。
選別装置1を、供給用ベルトコンベア27、選別用ベルトコンベア13、送風ブロア33を稼働させて運転モードにした上で、破砕集合物Aが供給用ベルトコンベア27のベルト搬送面29に載せられて黒矢印に示す方向に搬送されていく。
そして、その搬送方向終端から順次落下する。落下したものは、選別用ベルトコンベア13のベルト搬送面21に衝突する。ベルト搬送面21に載せられたものは黒矢印に示す方向に搬送されていく。
これらはまとまって落下してくるので、ベルト搬送面21上に重なった状態で衝突することもある。一方、丸形物Bや扁平異形物Cは軽量異形物Dを下側にして重なった状態でベルト搬送面21に衝突しても、衝突のはずみで跳ね上がり易い。跳ね上がった後には再びベルト搬送面21に衝突することになるが、ベルト搬送面21が走行しているので、衝突位置は異なる。跳ね上がりは1回だけで終わるものもあれば、複数回繰り返すものもある。従って、重なりが解消され易くなっている。
送風ブロア33から吹き付けられる空気によって、ベルト搬送面21上には白矢印に示すように搬送方向終端側に向かう空気流Eが常時発生しているが、この空気流Eの風力は、丸形物Bや扁平異形物Cに対しては影響が弱く、それらの転がりや摩擦搬送には実質的な影響を与えない。
丸形物Bは搬送方向始端に至ると、飛び出さずにその直下に落下する。扁平異形物Cも搬送方向終端に至ると、殆ど飛び出さずにその直下に落下する。
ベルト搬送面21上に、丸形物Bや扁平異形物Cが載り、その搬送方向先方に軽量異形物Dが載っている場合があるが、空気流Eの上流側から見て丸形物Bや扁平異形物Cの陰に完全に隠れることは殆ど無く、その場合にもその当たった面の大きさに応じて舞い上がる。軽量異形物Dはベルト搬送面21上に止まった状態では空気流Eに常時当たるようになっているので、舞い上がりが低く、搬送方向終端に到達せずにその手前のベルト搬送面21に落下した場合には、再び容易に舞い上がる。
そして、軽量異形物Dは空気流Eを受けて飛び出し軌道を辿って落下する。扁平異形物Cも、搬送方向終端から落下するが、比重差により、空気流Eの影響を受けないので、軽量異形物Dの落下位置よりも手前になる。
C1は、ベルト搬送面29から落下中の扁平異形物を示し、C2は、ベルト搬送面21に軽量異形物Dを押し潰しながら衝突した後に僅かに跳ね上がった状態の扁平異形物を示し、C3は、ベルト搬送面21上に止まった状態の扁平異形物を示し、C4は、ベルト搬送面21から落下中の扁平異形物を示す。
D1は、ベルト搬送面21上で丸形物B2や扁平異形物C2に押し潰された軽量異形物を示す。丸形物B2や扁平異形物C2は跳ね上がった後に搬送方向後側に落下するので、軽量異形物D1の上から外れる。D2は、ベルト搬送面21上で扁平異形物C3上に載った軽量異形物を示す。D3は、舞い上がった軽量異形物を示し、D4は、ベルト搬送面21の先方で落ちていく途中の軽量異形物を示す。
すなわち、特許文献1のアイデアだけでは難しかった扁平異形物Cと軽量異形物Dの自動的な選別が可能となっている。
従って、選別対象集合物が廃棄された家電製品の場合には、金属類と可燃物とに都合よく選別される。
図4は、破砕集合物Aを示す写真であり、図5は、丸形物Bの選別状態を示す写真であり、図6は、扁平異形物Cの選別状態を示す写真であり、図7は、軽量異形物Dの選別状態を示す写真である。
このように、ベルト搬送面21が搬送方向終端側に向かって上り勾配に傾斜した姿勢になった選別用ベルトコンベア13に風力選別機能を備えさせることで、転がり易さによる選別機能を損なわずに、風力選別機能が格段に都合良く働く。しかも、風量が従来の風力選別機に比べて格段に少なくて済むので、特別な排気処理が不要となっている。
従って、製造コストや、使用の際のランニングコストを低く抑えることが可能となっている。
例えば、選別装置に振動篩機を内蔵させ、供給用ベルトコンベアに載せる前に、破砕集合物を篩分けして、砂状のものを予め選別しておくことで、丸形物と分けてそれぞれ回収することができる。
11…排出口 13…選別用ベルトコンベア 15、17…プーリ
19…無端ベルト 21…ベルト搬送面 23…軸受 25…支持部材
27…供給用ベルトコンベア 29…ベルト搬送面 31…投入ホッパ
33…送風ブロア 35…ダクト 37…空気噴射ノズル 39…送風口
A…破砕集合物 B…丸形物 C…扁平異形物 D…軽量異形物
E…空気流
Claims (6)
- ベルト搬送面が搬送方向終端側に向かって上り勾配に傾斜した姿勢になったベルトコンベアと、前記ベルト搬送面に選別対象集合物を落下させる落下手段と、前記ベルト搬送面上を搬送方向に沿って吹き付ける送風手段を備え、
前記選別対象集合物が前記ベルト搬送面に落下して衝突すると、前記ベルト搬送面からの転がり易さと舞い上がり易さの違いにより、搬送方向始端側に向かって転がり落ちていく丸形物と、摩擦搬送されていく扁平異形物と、吹き上げられる軽量異形物とに選別されることを特徴とする選別装置。 - 請求項1に記載した選別装置において、
ベルト搬送面が弾性を有しており、跳ね上がり易さの違いにより、選別対象集合物の落下地点が分離されることを特徴とする選別装置。 - 請求項1または2に記載した選別装置において、
ベルト搬送面の傾斜角度を変更する角度変更手段を有することを特徴とする選別装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載した選別装置において、
送風手段の送風口がベルト搬送面の搬送方向始端側に配置され、搬送方向終端側を向いていることを特徴とする選別装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載した選別装置において、
落下手段は別体のベルト搬送面が水平姿勢になったベルトコンベアで構成されていることを特徴とする選別装置。 - 請求項1から5のいずれかに記載した選別装置において、
廃棄された家電製品を破砕したものを選別対象集合物とし、金属類を扁平異形物とし、可燃物を軽量異形物として選別することを特徴とする選別装置。
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KR20220065222A (ko) * | 2020-11-13 | 2022-05-20 | 김현규 | 풍력분별장치 |
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2019
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