JP2005124992A - 遊技機及びリール表示方法 - Google Patents

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和宏 島村
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Abstract

【課題】 従来のビデオスロットで表示される人工的に作られた画像に比べ、回転表示中の図柄残像におけるちらつきがなくなり、遊技者の目を疲れさせることなく長時間遊技に集中することができる遊技機及びリール表示方法を提供する。
【解決手段】 複数の回胴リールを備えた回転表示手段と、複数の回胴リールを撮像する画像取り込み手段とを有し、画像取り込み手段によって複数の回胴リールの回転動作を撮影し、撮影した実写画像を画像表示手段にて表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、回胴遊技機等の遊技機に関し、詳しくは回胴リール等の回転表示装置を有する遊技機及びリール表示方法に関する。
従来、ラスタビーム走査によりCRT等のディスプレイ上に形成された複数の擬似リールを擬似周回転させると共に、それらの擬似リールを乱数値に応じて個別に停止させるビデオスロットマシンが知られている。
従来技術例として、当たり状態の入賞ライン上にある各擬似リール内のキャラクタ像を動画表示して遊技者に知らせることができ、且つ簡単な映像制御によってその動画表示を実現できる「ビデオスロットマシン」がある(例えば、特許文献1参照)。また、CRT画面上に映し出す擬似リールに改変を加えることによって、多様なプレイを楽しむことができる「ビデオスロットマシン」がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−313660号公報 特開平7−313661号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2記載の発明のような従来のビデオスロットマシンで表示される擬似リールは、人工的に作られたコンピュータ画像であり、擬似リールが回転表示する際にリール図柄の残像によるちらつき感があるので、遊技者は長時間の遊技に集中できない上に目が疲れるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、リール等の回転表示装置の図柄及び回転表示をカメラ等の画像取り込み装置を用いて取り込み、その取り込んだ画像データを画像表示装置に実写表示として表示する遊技機及びリール表示方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数の回胴リールを備えた回転表示手段と、複数の回胴リールを撮像する画像取り込み手段とを有し、画像取り込み手段によって複数の回胴リールの回転動作を撮影し、撮影した実写画像を画像表示手段にて表示することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、画像取り込み手段は、撮影に必要な一定の距離をおいて回転表示手段と対向して配置されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、回転表示手段及び画像取り込み手段は、遊技機の筐体外に設置されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、回転表示手段と回転表示手段の動作を制御する主制御基板の接続は、無線又は有線のいずれか一方で行うことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、画像取り込み手段と画像表示手段の接続は、無線又は有線のいずれか一方で行うことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、回胴遊技機のリール表示方法であって、遊技時の回転表示手段手段の回転動作及び図柄を画像取り込み手段にて取り込み、取り込んだ実写画像を画像表示手段にリアルタイムで表示することを特徴とする。
本発明によれば、リール等の回転表示装置の図柄及び回転表示をカメラ等の画像取り込み装置を用いて取り込み、その取り込んだ画像データを画像表示装置に実写表示として表示するようにしたので、従来のビデオスロットで表示される、人工的に作られた画像に比べ、回転表示中の図柄残像におけるちらつきがなくなり、遊技者の目を疲れさせることないので遊技者は長時間遊技に集中することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態であるスロットマシンSMの外観斜視図である。
図1に示すように、スロットマシンSMは、前面開口を有して箱状のキャビネットボックス2と、この前面開口を覆って開閉可能に取り付けられた前面扉(フロントマスク)3とからなる筐体1を有し、この筐体の各部に種々の遊技展開装置を配設して構成される。前面扉3は、キャビネットボックス2及び前面扉3の互いの左縁部に配設された上下のヒンジ機構(図示せず)により横開き可能に取り付けられ、常には右側縁に設けられた施錠装置4を利用してキャビネットボックス2に閉鎖施錠された状態で保持される。
前面扉3の外側表面には、メダル投入口5、スタートレバー11、回転表示装置である回胴リール装置200の各回胴リールR1、R2、R3(図3参照)に対応して設けられた停止ボタン12、13、14、左右の上部スピーカSL、SR等が取り付けられている。前面扉3の前面中央の中部パネルにはディスプレイ10が設備されており、各回胴リールR1、R2、R3の円筒外周面に沿って描かれた多数の絵柄のうち、所定の範囲(例えば、上下3つの絵柄の範囲)を遊技機正面から目視可能になっている。前面扉3の中央下部には、メダル払出口6が設けられているとともに、その下側に前方に突出する受け皿7が設けられており、ホッパ装置HPから払い出された遊技メダルが、このメダル払出口6を通って受け皿7に受け止められ貯留されるようになっている。
また、図2及び図7に示すように前面扉3の内部には、演出表示装置8の裏側にサブ制御基板400が取り付けられている。この基板は、遊技機に備えられたランプ、効果音や音楽等の音、及び演出画像の演出関係の制御を行う基板である。このサブ制御基板400には、演出用スピーカSR、SLと演出用ランプ15、16、17と演出表示装置8がそれぞれ所定の配線ケーブル(図示せず)を介して配線接続されており、サブ制御基板400に設けられている電気回路が、主制御基板300からの指示に従ってこれら演出用スピーカSR、SLと演出用ランプ15、16、17と演出表示装置8を駆動することにより、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出を行うようになっている。
筐体1の基本構成部材であるキャビネットボックス2は、装置重量の軽量化や部材コストの低廉性、部材加工の容易性等の見地から、一般にパーチクルボードや積層合板等の木材パネルが用いられており、定型板材を所定形状に切断及びルータ加工し、メタルブッシュ(鬼目ナット)の打ち込み等を行って天板、左右の側板、底板等を形成した上、箱状に作製されている。
また、図2に示すようにキャビネットボックス2の内部には、硬質プラスチックの収納ケース内に収納されたユニット構造である、主制御基板300がスロットマシンSMの動作を統括するために設けられている。この主制御基板300を中心として、サブ制御基板400、中央表示基板、電源装置基板、回胴装置基板、外部集中端子基板がそれぞれ所定のケーブルを介して配線接続されている(それぞれ図示せず)。
この主制御基板300には、半導体メモリROM及びマイクロプロセッサMPU(ともに図示せず)が搭載されており、マイクロプロセッサMPUが、半導体メモリROMに予め記憶されているシステムプログラムとスロットマシンゲーム用のプログラムを実行し、上記各基板を制御することによって、スロットマシンSMの動作状況とゲームの進行を統括管理している。具体的には、遊技機のメイン抽選、各リールの制御、入力スイッチ等の管理を行っている。
また、キャビネットボックス2内部の底面奥部には、電源基板が金属製の基板ケースに収容されて取り付けられており、電源基板のアース回路と基板ケースとが電気的に接続され、この電源基板のアース回路又は基板ケースと各遊技展開装置(例えば、スタートレバーや停止ボタン等の操作装置、回胴リール装置、ホッパ装置、電源基板、各種制御基板など)とがアース線やアース板金等を用いて電気的に接続されている。そして、スロットマシンを遊戯施設の遊技島に設置した時に、アース線の一端を基板ケースの背面側に設けられたマシン側アース端子に接続し、他端を遊技島の島側アース端子に接続することで電源基板やこれに接続された遊技展開装置が設置されるように構成されている。
以上説明したように、キャビネットボックス2に取り付けられた遊技展開装置及び前面扉3に取り付けられた遊技展開装置は、図示省略するワイヤーハーネス(電気配線)により相互に接続され、スロットマシンSMが遊技可能に構成される。
このように構成されたスロットマシンSMでは、遊技者がメダル投入口5に遊技メダルを投入し、ベットボタンB1、B2、B3のいずれかを押下し、スタートレバー11を操作すると、主制御基板300は、このスタートレバー11からの信号に基づいて起動指令信号を回胴リール装置200に出力し、3つの回胴リールR1、R2、R3を同時に回転起動させる。遊技者は回転しているリールを任意に選択し、対応する停止ボタン12、13、14を所望の順序およびタイミングで操作することができ、主制御基板300はこれらの停止ボタンからの操作信号に応じて停止指令信号を回胴リール装置200に出力し、対応する回胴リールR1、R2、R3の回転を制動停止させる。
回転していたリールR1、R2、R3が全て停止すると、主制御基板300により入賞図柄の判定、すなわち当たりかはずれかの判定が行われる。主制御基板300は停止後にディスプレイ10に表示されている図柄について、投入した遊技メダルの枚数に応じた有効ライン(上・中・下3本の水平ライン及び左・右2本の斜めライン)上での入賞図柄の判定を行う。そして、有効ライン上の図柄の組み合わせが予め設定された入賞図柄の組み合わせに該当するときには、その入賞状態に応じた払出指令信号がホッパ装置HPに出力され、ホッパ装置HPから所定枚数の遊技メダルが払い出される。また、このとき上部スピーカSR、SL及び下部スピーカ(図示せず)から入賞に応じた効果音が発生される。
一方、入賞図柄の判定結果、有効ライン上の図柄の組み合わせが予め設定された入賞図柄の組み合わせに該当しなかったときには、遊技メダルの払い出しは行われず、投入した遊技メダルがホッパ装置HPのメダル貯留部(図示せず)に収容される。このように、スロットマシンSMで遊技を行う遊技者は、表示された図柄が予め定められた組み合わせに該当しなかったときには投入した遊技メダルを失うが、表示された図柄が予め定められた組み合わせに該当したときには投入した枚数以上の遊技メダルを獲得しうることとなり、遊技メダルを増やすという興趣を楽しむことができる。
以上のように構成され出荷されたスロットマシンSMは、遊戯施設に搬入されて遊技島に設置される。遊技島に設置されたスロットマシンの正面図を図9に示す。
遊技島40は、基本的に左右に水平に延びて配設され複数台のスロットマシンを支持可能なテーブル状の島棚板41と、この島棚板41の上方にスロットマシンの高さ寸法に合わせて島棚板と平行に延びる島上板(図示せず)、島棚板41の下部に左右に延びて張り渡された幕板42を主体とし、島棚板と島上板とをつなぐ枠板によってスロットマシンの外周を取りまく枠状に形成される。隣接するスロットマシンの間及び上部には化粧面板が張られて島上板と枠板とが目隠しされるとともに、隣接するスロットマシン間にはメダル貸し機44が配置され、スロットマシンの上方にはフィーバーランプと称される報知ランプ43が設けられている。
ここで、図3を参照して本発明の実施例に係るリール撮像部500について説明する。図3はリール撮像部500を拡大した外観を示す斜視図である。
図3に示すように、リール撮像部500は、回胴リール装置200と画像取り込み装置100とから構成される。回胴リール装置200はメインリール装置であり、筐体内の主制御基板300により回転動作等を制御される。主制御基板300とは図示しない所定のケーブルにより電気的に接続されている。
画像取り込み装置100は、回胴リール装置200を撮影するための撮像装置であり、動画を撮像可能とするビデオカメラである。図3に示すように、撮影に必要な一定の距離を確保して回胴リール装置200に対向して配置される。そして、回胴リール装置200の回転動作又は停止動作を撮影し、撮影した各回胴リールR1、R2、R3の画像を画像データとしてディスプレイ10に送り、リアルタイムで画面表示する。この画像取り込み装置100は、ディスプレイ10と所定のケーブル19で電気的に接続されている。なお、ディスプレイ10はCRT又はLCDのどちらであってもよい。
次に上記リール撮像部500の設置場所について説明する。回胴リール装置200は従来の回胴リール装置と同等の大きさのものであり、撮影距離をおいて画像取り込み装置100とともに筐体内に設置することはその大きさの点から筐体内のスペース確保が難しいため、筐体外に設置する。図9に示すように遊技島40の上方又は下方のいずれかに設置されるのが望ましい。
リール撮像部500を遊技島40の上方に設置する場合は、遊技島40の島上板の任意の場所を上下に貫通して形成される通路(図示せず)を設け、一方、リール撮像部500を遊技島40の下方に設置する場合も同じように、遊技島40の島棚板41の任意の場所を上下に貫通して形成される通路(図示せず)を設け、この通路に接続ケーブルを通すことによって、回胴リール装置200及び画像取り込み装置100とスロットマシンSMとを接続する。なお、本実施例では所定のケーブルを用いて回胴リール装置200と主制御基板300、画像取り込み装置100とディスプレイ10とをそれぞれ接続したが、無線ワイヤレスを用いて接続する通信タイプにしてもよい。
以上のように構成された本実施例のスロットマシンSMは、リール撮像部500において遊技時の回胴リール装置200の回転動作及び図柄を画像取り込み装置100にて画像データとして取り込み、リアルタイムでディスプレイ10にリールの実写画像を表示する。遊技者は従来のスロットマシンの遊技と同様に中パネル部のディスプレイを見て遊技をする。
よって、本発明の実施例1によれば、任意の場所に設置した回転表示装置の図柄及び回転表示をカメラ等の画像取り込み装置に取り込み、取り込んだ画像データを画像表示装置に実写表示として表示するようにしたので、従来のビデオスロットで表示される、人工的に作られた画像に比べ、回転表示中の図柄残像におけるちらつき感がなくなり、遊技者の目を疲れさせることないので遊技者は長時間遊技に集中することができる。
また、従来決まった場所に設けるしかなかった回転表示装置を筐体外の任意の場所に設置できるので、筐体の設計の自由度が上がり、さらには筐体外に回転表示装置を設けることによって筐体全体をコンパクトに設計することができる。
次に、図2及び図3を参照して本発明の実施例2であるリール撮像部500について説明する。
実施例1と同様に、図3に示すリール撮像部500は回胴リール装置200と画像取り込み装置100とから構成される。回胴リール装置200はメインリール装置であり、筐体内の主制御基板300により回転動作等を制御されるものであるが、本実施例では大きさの点で従来のメインリール装置に比べてかなり小型の構造をしたミニリール装置とする。このようにメインリールを小型化することにより、図5に示すようにキャビネットボックス2において、従来の大型のメインリール装置を設置したキャビネットボックス23の大きさ(点線で示す部分)に比べ、本発明のスロットマシンSMはキャビネットボックス2の奥行きをなくすことができ、筐体のスリム化を実現できる。なお、この回胴リール装置200と主制御基板300とは図示しない所定のケーブル19により電気的に接続されている。
実施例1と同様に、画像取り込み装置100は回胴リール装置200を撮影するための撮像装置であり、動画を撮像可能とするビデオカメラである。図3に示すように、撮影に必要な一定の距離を確保して回胴リール装置200に対向して配置される。そして、回胴リール装置200の回転動作又は停止動作を撮影し、撮影したリールの実物大の映像を画像データとして、拡大表示処理を行うサブ制御基板400に送る。また、画像取り込み装置100とサブ制御基板400とは所定のケーブル23で電気的に接続されている。なお、本実施例では有線接続としたが、画像取り込み装置100とサブ制御基板400とを無線で接続してもよい。
次に画像データの拡大処理について図4を参照して説明する。
遊技中に回胴リール装置200の各リールが回転している時において、ビデオカメラ等の画像取り込み装置100で取り込まれた画像データは、サブ制御基板400のサブ制御部20に送られる。なお、遊技中に各リールが回転していない時には、サブ制御基板400のサブ制御部20がデモ画面等の画像演出表示の切り替え制御を行う。
ここで、サブ制御部20の画像切り替え処理について図10を参照して説明する。サブ制御部20では、まず、遊技機において現在遊技が行われている最中か否かを判断し、遊技が行われている場合(S11/YES)、又はスタートレバーや停止ボタン等の操作部からの入力がある場合(S13/NO)は、カメラ100から取り込まれた画像データをVDP回路21にそのまま通す。遊技が行われていない場合は(S11/NO)、操作部の未入力時間を監視する(S12)。そして、一定時間操作部からの入力がない場合(S13/YES)、サブ制御基板400からデモ画像データの読込を開始し(S14)、ディスプレイ10の画像表示を読み込んだデモ画面に切り替える(S15)。
また、上記切り替えと逆の場合である、サブ制御部20のリール画面への復帰処理について図11を参照して説明する。まず、遊技機のディスプレイ10において、現在デモ画面が表示されている最中か否かを判断し、デモ表示が行われている場合(S21/YES)、ベットボタンB1〜B3の入力、又はメダル投入口5からメダルの投入があるかを監視する(S22)。そして、ベットボタンの入力、又はメダルの投入があった場合(S23/YES)は、ディスプレイ10のデモ画像表示をキャンセルし、遊技のためのリール画面に切り替える(S24)。
画像取り込み装置100で取り込まれた画像データはサブ制御部20を経て、VDP回路21で横640ドット×縦480ドットの表示解像度であるVGA(Video Graphics array)データに変換され、スケーリングボード22に送られる。スケーリングボード22では、受け取ったVGAデータについて映像拡大及び補正処理が行われ、横1024ドット×縦768ドットの表示解像度であるXGA(eXtended Graphics array)データに変換され、スロットマシンSMの液晶表示装置(LCD)600に送られる。そして、拡大処理された画像データはディスプレイ10に表示される。このように、画像の拡大処理については一般にPC等で使用されている既存の技術を用いる。なお、本実施例では液晶表示装置(LCD)を用いたがCRTでもよい。
以上のように構成されたリール撮像部500は、図2に示すように、キャビネットボックス2内部の中央に形成されている棚板18上に設置される。なお、本実施例では筐体内にリール撮像部500を設置したが、実施例1のように筐体外、例えば遊技島の上方又は下方等に配設してもよい(図9参照)。
以上のように構成された本実施例のスロットマシンSMは、遊技時の回胴リール装置200の回転動作及び図柄を画像取り込み装置100にて画像データとして取り込み、サブ制御基板400での拡大表示処理を経た後、リアルタイムでディスプレイ10にリールの実写画像を表示する。遊技者は従来のスロットマシンの遊技と同様に、中パネル部のディスプレイ10に表示された実写画像を見ながら遊技を行う。
よって、本発明の実施例2によれば、小型化された回転表示装置の表示をビデオカメラ等の画像取り込み装置で一旦取り込み、拡大表示処理ののち画像表示装置により表示画像を遊技者に表示するので、ドラム状の回転体を用いたスロットマシンにおいても遊技機筐体の設計自由度が上がり、さらには筐体のコンパクト化を図ることができる。
また、遊技者に表示される画像は実写であるため従来のビデオスロットで表示されている人工的に作られた画像に比べ、回転表示時の図柄残像におけるちらつき感がなく、遊技者は目が疲れることなく長時間遊技に集中することができる。
また、回転表示装置を拡大表示することで縦25mm、横35mm以下であっても遊技者は回転するリールの図柄を概ね識別することができる。
また、回転表示装置及びそれを撮影する画像取り込み装置を筐体外に設置することができるので、さらに遊技機筐体の設計自由度が上がり、さらには筐体のコンパクト化を図ることができる。
次に、本発明の実施例3として、上記リール撮像部500を収容する箱状収容部材について図6を参照して説明する。
リール撮像部の回胴リール装置200と画像取り込み装置100は、図6に示すように、撮影に必要な一定の距離を保ったままお互いに対向して箱状収容部材700に収容される。箱状収容部材700はブラックボックス構造(密閉構造)であり、上部に開口部が設けられ、その開口部を密閉するための開閉可能な扉部が形成されている。この扉部内側には回胴リール装置200を制御するための主制御基板300が取り付けられる。そして、回胴リール装置200と主制御基板300は所定のケーブル又は無線通信で接続される。また、箱状収容部材700の側面には、ケーブルを通すための配線口34が形成されており、画像取り込み装置100のケーブル19は、この配線口34からサブ制御基板400に接続される。なお、無線接続の場合は配線口34を設けなくてもよい。
また、箱状収容部材700は、扉部の内側に密閉時に用いる留め具32が取り付けられており、密閉時の留め具32に対応する位置に留め口33が側面に設けられており、開閉可能な構造となっている。
次に、図7を参照して上記箱状収容部材700の設置について説明する。
図7に示すように、リール撮像部を有する箱状収容部材700は、キャビネットボックス2内部の中央に形成されている棚板18上に設置される。棚板18は、従来においてメインリールである大型の回転表示装置が設置される場所である。なお、本実施例では筐体内にリール撮像部を有する箱状収容部材700を配設したが、実施例1及び2と同様に筐体外(例えば、図9に示す遊技島の上方又は下方等)に設置してもよい。
次に、図8を参照して本実施例の別形態について説明する。図8は、キャビネットボックス2内の棚板18上に箱状収容部材700を設置した場合を拡大して示した略側断面図である。
本実施例の別形態として、画像取り込み装置100を箱状収容部材700の外に設置してもよい。この時、画像取り込み装置100は、撮影のために必要な一定の距離をおいて設置する。画像取り込み装置100で回胴リール装置200を撮像する時は、箱状収容部材700の側面に形成された、図6に示す配線口34と同様のレンズ大の穴、又はレンズ大の穴を透明部材で覆った透過窓を通して撮影する。画像取り込み装置100は棚板18に固着してもよいし、着脱可能にしてもよい。
また、箱状収容部材700自体も棚板18に着脱可能とする。図8(a)に示すように、箱状収容部材700の底面の左右外縁部に突起部31を形成、若しくは取り付ける。一方、棚板18上には突起部31と嵌合するための差込部30を突起部31に対応するように形成、若しくは取り付ける。このような構造にすることで、セキュリティ性を確保しながら、且つ、より簡単に回転表示装置を交換できる。また、ブラックボックス化することによって箱状収容部材内は暗くなるので、図8に示すように箱状収容部材700内に1乃至複数の光源装置45を備えてもよい。この光源装置45により、内部の明度を上げることができるので、より鮮明に回胴リール装置200を撮影できる上に、箱状収容部材内の確認作業や部材交換時等に作業がしやすくなる。
よって、本発明の実施例3によれば、小型化された回転表示装置の表示をビデオカメラ等の画像取り込み装置で一旦取り込み、拡大表示処理ののち画像表示装置により表示画像を遊技者に表示した上に、画像取り込み装置、回転表示装置、及び主制御基板を密閉構造の箱状収容部材に収容することにより、遊技内容の交換に係る部材の大きさ、重さを小さく、軽くでき、交換部材運搬、交換作業の効率、手間がかからなくなる。
また、箱状収容部材をブラックボックス化することにより、従来のスロットマシンに比べセキュリティ性を向上させることができる。
以上、本発明の実施例においてスロットマシンを用いて説明したが、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能であり、スロットマシン以外の遊技機や弾球遊技機に用いても良い。
本発明の実施例であるスロットマシンの外観を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係るスロットマシンの内部を示す正面図である。 本発明の実施例に係る回転表示装置及び画像取り込み装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施例に係る画像拡大処理を示すブロック図である。 本発明の実施例であるスロットマシンの外観及び内部を示す側断面図 である。 本発明の実施例3に係る箱状収容部材の外観を示す斜視図であ る。 本発明の実施例3に係るスロットマシンの内部を示す正面図である。 本発明の実施例3に係る箱状収容部材の外観を示す側断面図である。 本発明の実施例に係る遊技機島の外観を示す正面図である。 本発明の実施例に係るサブ制御部の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係るサブ制御部の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
SM スロットマシン
1 筐体
2 キャビネットボックス
3 前面扉(フロントドア)
4 施錠装置
5 メダル投入口
6 メダル払出口
7 受け皿
8 演出表示装置
9 下パネル部
10 ディスプレイ
11 スタートレバー
12、13、14 停止ボタン
15、16、17 演出用ランプ
18 棚板
19 ケーブル
20 サブ制御部
21 VDP回路
22 スケーリングボード
23 従来のキャビネットボックス
30 差込部
31 突起部
32 留め具
33 留め口
34 配線口
40 遊技島
41 島棚板
42 幕板
43 報知ランプ
44 メダル貸し機
45 光源装置
100 画像取り込み装置(ビデオカメラ)
200 回胴リール装置
300 主制御基板
400 サブ制御基板
500 リール撮像部
600 液晶表示装置(LCD)
700 箱状収容部材(ブラックボックス)
SL、SR 放音部(スピーカ)
B1、B2、B3 ベットボタン
R1、R2、R3 回胴リール
HP ホッパ装置
PWU 電源装置

Claims (6)

  1. 複数の回胴リールを備えた回転表示手段と、
    前記複数の回胴リールを撮像する画像取り込み手段とを有し、
    前記画像取り込み手段によって前記複数の回胴リールの回転動作を撮影し、撮影した実写画像を画像表示手段にて表示することを特徴とする遊技機。
  2. 前記画像取り込み手段は、撮影に必要な一定の距離をおいて前記回転表示手段と対向して配置されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記回転表示手段及び前記画像取り込み手段は、前記遊技機の筐体外に設置されることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記回転表示手段と該回転表示手段の動作を制御する主制御基板の接続は、無線又は有線のいずれか一方で行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 前記画像取り込み手段と前記画像表示手段の接続は、無線又は有線のいずれか一方で行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技機。
  6. 回胴遊技機のリール表示方法であって、
    遊技時の回転表示手段手段の回転動作及び図柄を画像取り込み手段にて取り込み、取り込んだ実写画像を画像表示手段にリアルタイムで表示することを特徴とするリール表示方法。
JP2003366388A 2003-10-27 2003-10-27 遊技機及びリール表示方法 Pending JP2005124992A (ja)

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