JP2005124754A - 天井懸垂式x線管保持装置 - Google Patents

天井懸垂式x線管保持装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 装置の操作パネルとは独立して天井部のキャリッジ部を単独操作することができる天井懸垂式X線管保持装置を提供する。
【解決手段】 据付時などで操作パネル10がまだ配備されていない時、または、配備されていても故障などで制御不能の時などに、天井部9のキャリッジ部コントローラ7に接続されたスイッチ部8の切換スイッチ7aをONする。X線管装置1と共に取付けられた操作パネル部10のコントローラ3の操作機能が切り離されて、天井のキャリッジ部6および支柱5を、スイッチ部8の長手動ロック解除スイッチ8a、短手動ロック解除スイッチスイッチ8b、上下動ロック解除スイッチ8cで操作し、キャリッジ部6を長手動レール9a、短手動レール9b上で水平移動させ、支柱5を上下に伸縮する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、X線管装置を保持するX線管保持装置に係わり、特に、天井などから吊設されたX線管装置を、操作パネルに設けられた操作スイッチと操作ハンドルで前後左右に走行させ、上下移動させ、回動(旋回)及び回転させて撮影位置にセットする天井懸垂式X線管保持装置に関する。
天井走行式のX線管保持装置は、天井にレールを設け、これに懸架した台車から伸縮可能な支柱を吊設し、その下端に取付ブロックを介してX線管装置を取り付けたもので、左右・前後走行、上下移動、及び、X線管装置の回動(垂直軸回り)、回転(水平軸回り)などが可能であり、全て動作は電磁ロックにて固定される。また、左右、前後走行、及びX線管装置の回動、回転については、特定位置で精度よく停止するためにピンロックが併用されている。この天井走行式のX線管保持装置を用いれば、床に構造物が無いため、床面を有効に利用することができ、リーダ撮影台、ブッキー撮影台、X線透視撮影台等と組み合わせて診断することができる(例えば、特許文献1参照。)。
図3に、天井から懸垂され走行する天井懸垂式X線管保持装置の正面図を、図4に、側面図を示し、X線照射方向が床面方向に向けられた状態を示す。天井懸垂式X線管保持装置は、天井に固定されたX方向移動ガイド用の長手動レール9a上でX方向に移動(天井部動作)でき、その下部にY方向移動ガイド用の短手動レール9bを備え、その短手動レール9b上をY方向に移動(天井部動作)できるように、キャリッジ部6が取り付けられ、X−Y方向に移動することができる。そして、下部に上下に伸縮(天井部動作)する支柱5を備え、下端に取付ブロックを介してX線可動絞り2付きのX線管装置1と操作ハンドル4とコントローラ3を設けた操作パネル部10を懸垂する。
操作パネル部10にはコントローラ3およびX線管装置1のロック解除スイッチなどが設けられ、コントローラ3には、天井のキャリッジ部6の長手動ロック解除スイッチ3a、短手動ロック解除スイッチ3b、および支柱5の伸縮による上下動ロック解除スイッチ3cなどが設けられ、これらのスイッチを解除してから天井のキャリッジ部6の移動(天井部動作)、及び支柱5の伸縮(天井部動作)を行う。また、操作パネル部10のX線管装置1のロック解除スイッチを解除して、X線管装置1を取付けブロックを介して水平軸回りに回転(管球部動作)でき、また、垂直軸回りに回転(管球部動作)することができる。
操作パネル10は、両側に円形状の操作ハンドル4を備え、操作パネル部10の両側に、コントローラ3の長手動ロック解除スイッチ3a、短手動ロック解除スイッチ3b、および支柱5の伸縮による上下動ロック解除スイッチ3cと、X線管装置1のロック解除スイッチなどが配置されている。
操作者がX線管装置1の前方に位置する操作パネル部10の操作ハンドル4を握り、操作パネル部10のコントローラ3に設けられた操作スイッチ(長手動ロック解除スイッチ3a、短手動ロック解除スイッチ3b、上下動ロック解除スイッチ3c)を選択することで、X、Y、Z方向の電磁ロックが解除され、キャリッジ部6から懸垂された支柱5を、長手動レール9a(固定レール)、短手動レール9b(移動レール)上でX−Y方向に移動させ、懸垂部の支柱5を上下に伸縮することができ、X線管装置1を自由にX、Y、Z方向に移動させ、撮影位置にセットすることができる。そして、支柱5の垂直軸に対して取付ブロックを介してX線管装置1を回動(垂直軸回転)できる機能のロック解除スイッチを操作し、回転し固定する。また、X線管装置1の取付軸を中心にして回転(水平軸回転)できる機能のロック解除スイッチを操作し、X線管装置1を水平軸回りに回転させ固定する。上記の操作によりX線管装置1のX線放射口に取付けられたX線可動絞り2を被検者の撮影部位に向けることができる。
特開平6−165773号公報 (第6頁、第6図)
従来の天井懸垂式X線管保持装置は以上のように構成されているが、天井走行水平面内での移動、上下移動(以上を天井部動作)、及び、水平軸回転、垂直軸回転(以上を管球部動作)により、X線管装置1の位置決めおよび角度付けが、操作パネル10の操作スイッチで行われ、そして、天井部動作は天井部9にあるキャリッジ部6内に設けられた制御系キャリッジと呼ばれる部分で制御され、X線管装置1は操作パネル10にあるパネル部で制御されている。天井部動作については、操作スイッチの情報は、操作パネル部10のコントローラ3からキャリッジ部6へ伝達されて行われる。
しかしながら、天井懸垂式X線管保持装置においては、操作パネル10が配備されていない状態(組み立て途中や装置据付時など)、あるいは操作パネル部10の制御不能状態(故障、トラブルなど)の場合、ロック機構を解除することができないため、装置を動作させることができず、装置組み立て時や、緊急時に作業能率を落としたり、撮影の継続ができなかったりするという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、装置据付時などで操作パネルがまだ配備されていない時、または、配備されていても故障などで制御不能の時などに天井部動作のロック解除をすることができる天井懸垂式X線管保持装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の天井懸垂式X線管保持装置は、天井に配設されたレールに沿い水平移動するキャリッジ部と、そのキャリッジ部から伸縮自在に懸垂された支柱と、その支柱の下方部に取付ブロックを介して前記支柱の周囲に回動可能に取り付けられ、かつ取付ブロックに対して水平軸を介して回転可能に取り付けられたX線管装置と、前記キャリッジ部の移動機構の作動制御用及び前記支柱の伸縮機構の作動制御用の操作スイッチが設けられ、キャリッジ部及び支柱の動作を制御するコントローラと、前記X線管装置の回動機構の作動制御用及び回転機構の作動制御用の操作スイッチを併設し操作ハンドルをX線管装置に一体的に取付けた操作パネル部とを備え、前記各操作スイッチと操作ハンドルの操作でX線管装置を上下・左右・前後に移動させ、支柱に対して回動操作と回転操作を行わせX線照射をあらゆる方向にできるようにした天井懸垂式X線管保持装置において、前記キャリッジ部にキャリッジ部の移動機構の作動制御用および支柱の伸縮機構の作動制御用の操作スイッチが取り付けられたキャリッジ部コントローラと、このキャリッジ部コントローラに指示を送る入力機構とを設け、キャリッジ部を分散制御できるようにしたものである。
本発明の天井懸垂式X線管保持装置は上記のように構成されており、天井に設けられたキャリッジ部にコントローラと同じ機能(操作スイッチによってキャリッジ部の移動機構の作動制御及び支柱の伸縮機構の作動制御)を有するキャリッジ部コントローラを設ける。そして、そのキャリッジ部コントローラにスイッチ部の読み取り口を設け、キャリッジ部単独で天井部動作をさせるモードを装備する。通常は操作パネル部からの指示によりキャリッジ部は天井部動作の制御を行うが、キャリッジ部の制御系単独動作の切換スイッチが入力されたモードに入った時は、操作パネルが無くても天井部動作はキャリッジ部に接続されているスイッチ部により動作させる。このモード時には、スイッチを押すと、天井部長手動、短手動、上下動のロック解除を任意に行うことができる。
本発明の天井懸垂式X線管保持装置は上記のように構成されており、天井部のキャリッジ部単独で天井部動作をさせるモードを装備しており、このモードを使用することで、装置組み立てや調整時に作業者が天井に上がって作業をする場合、キャリッジ部の移動が容易にでき、作業効率が向上する。例えば、キャリッジ部が邪魔になって取付けられなかったネジをレール部に付ける作業や、切片の位置検出を行うフォトセンサの感度調整を、天井部を動かしながら一人で行うことができる。この機能が無ければ、X線管装置と操作パネル部が取付いているから、下で操作する者と天井で作業する者の二人の作業者でこれらの作業を行わなければならない。
また、健康診断などの撮影時に操作パネル部に何らかの障害が発生して、操作不能になっても、天井部のみ動作させることが可能なので、X線管装置の角度を変えずにすむ撮影ならば、そのまま継続して撮影を進めることができる。
本発明の天井懸垂式X線管保持装置は、本装置を据付または調整する時、また、使用時に操作パネル部が故障かトラブルが発生した時に、分散制御により天井部のキャリッジ部単独で天井部動作をさせることを実現した。
図1は、本発明の天井懸垂式X線管保持装置の全体の正面図を示し、図2は、側面図を示し、X線照射方向が床面方向に向けられた状態を示す。
本発明の天井懸垂式X線管保持装置は、天井のX−Y方向に設けられた長手動レール(固定レール)9a及び短手動レール(移動レール)9b上を水平面内で移動するキャリッジ部6と、そのキャリッジ部6から伸縮自在に懸垂された支柱5と、その支柱5の下方部に取付ブロックを介して支柱5の周囲に回動可能に取り付け、かつ取付ブロックに対して水平軸を介して回転可能に取り付けられたX線管装置1と、キャリッジ部6の水平面移動の長手動ロック解除スイッチ3a、短手動ロック解除スイッチ3b、支柱5の伸縮の上下動ロック解除スイッチ3cの操作スイッチを設けキャリッジ部6及び支柱5の動作を制御するコントローラ3と、コントローラ3とX線管装置1の回動及び回転ロック解除用の操作スイッチを備えるとともに操作ハンドル4をX線管装置1に一体的に取付けた操作パネル部10と、キャリッジ部6に設けられコントローラ3と同じ制御機能を有するキャリッジ部コントローラ7と、コントローラ3の機能を切り離しキャリッジ部コントローラ7単独でキャリッジ部6を分散制御するための切換スイッチ7aと、キャリッジ部コントローラ7に接続されキャリッジ部6の水平移動の長手動ロック解除スイッチ8a、短手動ロック解除スイッチ8b及び支柱5の上下動ロック解除スイッチ8cを備えたスイッチ部8とから構成される。
本天井懸垂式X線管保持装置は、従来の装置と異なるところは、従来の装置は、図3に示すように、操作パネル部10に設けられたコントローラ3の操作スイッチ(長手動ロック解除スイッチ3a、短手動ロック解除スイッチ3b、上下動ロック解除スイッチ3c)によってキャリッジ部6の移動及び支柱5の上下動をロックし操作時に解除していたが、本装置では、天井部動作の操作パネル部10からの制御を切り離す切換スイッチ7aが、天井部9側に設けられ、操作パネル部10に設けられた操作スイッチと同じ機能の操作スイッチ(長手動ロック解除スイッチ8a、短手動ロック解除スイッチ8b、上下動ロック解除スイッチ8c)を備えたキャリッジ部コントローラ7を、キャリッジ部6に設け、切換スイッチ7aで天井部の制御系をコントローラ3からキャリッジ部コントローラ7に切換えて分散制御できるようにし、スイッチ部8単独でキャリッジ部6及び支柱5を動作させることができる。
次に、本天井懸垂式X線管保持装置の各部構成について説明する。
キャリッジ部6は、天井のX−Y方向に設けられた長手動レール(固定レール)9a及び短手動レール(移動レール)9b上を水平面内で移動するもので、通常、コントローラ3の操作スイッチ(長手動ロック解除スイッチ3a、短手動ロック解除スイッチ3b)で制御されるが、装置据付時などで操作パネルがまだ配備されていない時、または、配備されていても故障などで制御不能の時などに、切換スイッチ7aを切換えることにより、キャリッジ部コントローラ7のスイッチ部8の操作スイッチ(長手動ロック解除スイッチ8a、短手動ロック解除スイッチ8b)単独で制御できる。
支柱5は、キャリッジ部6から懸垂され、上下に伸縮するもので、通常、コントローラ3の操作スイッチ(上下動ロック解除スイッチ3c)で制御されるが、装置据付時などで操作パネルがまだ配備されていない時、または、配備されていても故障などで制御不能の時などに、切換スイッチ7aを切換えることにより、キャリッジ部コントローラ7のスイッチ部8の操作スイッチ(上下動ロック解除スイッチ8c)単独で制御される。
X線管装置1は、支柱5の下方部に取付ブロックを介して取付けられ、X線可動絞り2が取付けられ、操作ハンドル4を握り、操作パネル部10の操作スイッチでロック解除して、支柱5の周囲に回動(旋回)でき、かつ取付ブロックに対して水平軸を介して回転できる。
コントローラ3は、キャリッジ部6の水平面移動の長手動ロック解除スイッチ3a、短手動ロック解除スイッチ3b、支柱5の伸縮の上下動ロック解除スイッチ3cを設け、操作パネル部10に組み込まれ、その操作スイッチを押すことにより、キャリッジ部6の長手動及び短手動のロックが解除され、また、支柱5の上下動ロックが解除され、キャリッジ部6及び支柱5を移動させることができる。
操作パネル部10は、操作スイッチを備えるとともに操作ハンドル4をX線管装置1に一体的に取付けコントローラ3を有するもので、キャリッジ部6の移動及び支柱5の上下動に対する制御用の操作スイッチ(長手動ロック解除スイッチ3a、短手動ロック解除スイッチ3b、上下動ロック解除スイッチ3c)と、X線管装置1の支柱5回りの垂直軸回動の制御用のスイッチ(X線管装置1の垂直軸回りの特定角度回転の解除及び自動ロック)および取付ブロックに対する水平軸回転の制御用のスイッチ(X線管装置1の水平軸周りの解除ロック)が設けられている。
キャリッジ部コントローラ7は、天井部9の制御系を有し、キャリッジ部6に設けられる。コントローラ3と同じ制御機能を有するスイッチ部8(長手動ロック解除スイッチ8a、短手動ロック解除スイッチ8b、上下動ロック解除スイッチ8c)が接続され、切換スイッチ7aの切換によってキャリッジ部コントローラ7の天井部9の制御系が単独に制御される。
切換スイッチ7aは、スイッチ部8に設けられ、装置据付時などで操作パネルがまだ配備されていない時、または、配備されていても故障などで制御不能の時などに、切換えることによりコントローラ3の機能を切り離し、キャリッジ部コントローラ7単独でキャリッジ部6をスイッチ部8で分散制御することができる。
スイッチ部8は、キャリッジ部コントローラ7に接続され、キャリッジ部6の水平移動の操作スイッチ(長手動ロック解除スイッチ8a、短手動ロック解除スイッチ8b)および支柱5の上下動の操作スイッチ(上下動ロック解除スイッチ8c)を備えている。これらの操作スイッチは、コントローラ3の操作スイッチと同じ機能を有する。
次に、本天井懸垂式X線管保持装置の操作について説明する。
本天井懸垂式X線管保持装置は、検査室に立位式撮影台(ブッキースタンド)や水平式撮影台(撮影テーブル)及び透視撮影台などが据付けられ、X線管装置1と組合せられて、正面撮影、胸部撮影、側面撮影、斜位撮影などが行われる。ここでは、本装置を立位式撮影台と組合せて用いられたケースについて説明する。
まず、本装置の組立てや調整時に作業者が天井に上がって作業をすることがある。この場合にキャリッジ部コントローラ7のスイッチ部8の切換スイッチ(モード切替スイッチ)7aを切換えて、キャリッジ部6の移動及び支柱5の伸縮を、スイッチ部8の操作スイッチ(長手動ロック解除スイッチ8a、短手動ロック解除スイッチ8b、上下動ロック解除スイッチ8c)で操作し、天井部の据付調整作業を行い、完了すれば切換スイッチ(モード切替スイッチ)7aを元に戻し、操作パネル部10で操作して正常な天井動作を行うことを確認する。
そして、受像部(フイルムカセッテをセットしたブッキー撮影装置)がスタンドに設けられた立位式撮影台に、被検者を立位撮影台側に向けて立たせ、操作者は操作パネル部10の操作ハンドル4を握り、操作スイッチ(長手動ロック解除スイッチ3a、短手動ロック解除スイッチ3b、上下動ロック解除スイッチ3c)を選択して押し、天井のキャリッジ部6を走行させ、支柱5を伸縮させ、取付ブロックに取付けられたX線管装置1を被検者から所定の距離離れた同じ高さに位置させる。そして、操作スイッチ(X線管装置1の垂直軸回りの特定角度回転の解除及び自動ロックスイッチ、X線管装置1の水平軸周りの解除ロックスイッチ)を押し、X線管装置1を縦にして、X線可動絞り2を被検者の撮影部位方向に向け、照準装置によって位置決めをし、この作業を繰り返して正確に照準する。そしてX線照射を行い、撮影を終了する。
しかし、これらの操作の途中で操作パネル部10に何らかの障害が発生して、操作不能になった場合、X線管装置1の角度を変えずにすむ撮影ならば、キャリッジ部6のスイッチ部8の切換スイッチ(モード切替スイッチ)7aを切換えて、キャリッジ部6の移動及び支柱5の伸縮を、スイッチ部8の操作スイッチ(長手動ロック解除スイッチ8a、短手動ロック解除スイッチ8b、上下動ロック解除スイッチ8c)で操作することができる。
キャリッジ部6と操作パネル部10に、それぞれコントローラ3とキャリッジ部コントローラ7を設けて、分散制御を可能にし、操作パネル部10で装置を操作するすべてのスイッチ状態を読み取り、X線管装置1の操作の場合、操作パネル部10でロック機構を制御し、天井部9の操作の場合、情報をキャリッジ部6のキャリッジ部コントローラ7に送り、天井部9を制御している。
本発明の装置は、キャリッジ部6に天井部の操作用のスイッチ部8からの信号を読み取れる入力口を設け、天井部9の単独動作を達成している。
本実施例ではキャリッジ部コントローラ7に、モード切替用の切換スイッチ7aと天井部9の操作用のスイッチ部8を取り込めるように、読み取りポートを準備している。通常は、キャリッジ部6のコントローラは操作パネル部10からの指令で制御されるが、モード切替用の切換スイッチ7aの入力が入ると、新しく設けた天井部9のスイッチ部8をモニタする。スイッチ部8の操作スイッチが入力されると、その対応する軸のロックを解除し、天井部9の動作を可能にする。
本発明の天井懸垂式X線管保持装置の実施方法を示した正面図である。(実施例1) 本発明の天井懸垂式X線管保持装置の実施方法を示した側面図である。(実施例1) 従来の天井懸垂式X線管保持装置を示した正面図である。 従来の天井懸垂式X線管保持装置を示した側面図である。
符号の説明
1 X線管装置
2 X線可動絞り
3 コントローラ
3a 長手動ロック解除スイッチ
3b 短手動ロック解除スイッチ
3c 上下動ロック解除スイッチ
4 操作ハンドル
5 支柱
6 キャリッジ部
7 キャリッジ部コントローラ
7a 切換スイッチ
8 スイッチ部
8a 長手動ロック解除スイッチ
8b 短手動ロック解除スイッチ
8c 上下動ロック解除スイッチ
9 天井部
9a 長手動レール
9b 短手動レール
10 操作パネル

Claims (1)

  1. 天井に配設されたレールに沿い水平移動するキャリッジ部と、そのキャリッジ部から伸縮自在に懸垂された支柱と、その支柱の下方部に取付ブロックを介して前記支柱の周囲に回動可能に取り付けられ、かつ取付ブロックに対して水平軸を介して回転可能に取り付けられたX線管装置と、前記キャリッジ部の移動機構の作動制御用及び前記支柱の伸縮機構の作動制御用の操作スイッチが設けられ、キャリッジ部及び支柱の動作を制御するコントローラと、前記X線管装置の回動機構の作動制御用及び回転機構の作動制御用の操作スイッチを併設し操作ハンドルをX線管装置に一体的に取付けた操作パネル部とを備え、前記各操作スイッチと操作ハンドルの操作でX線管装置を上下・左右・前後に移動させ、支柱に対して回動操作と回転操作を行わせX線照射をあらゆる方向にできるようにした天井懸垂式X線管保持装置において、前記キャリッジ部にキャリッジ部の移動機構の作動制御用および支柱の伸縮機構の作動制御用の操作スイッチが取り付けられたキャリッジ部コントローラと、このキャリッジ部コントローラに指示を送る入力機構とを設け、キャリッジ部を分散制御できるようにしたことを特徴とする天井懸垂式X線管保持装置。
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CN103371838A (zh) * 2012-04-27 2013-10-30 Ge医疗系统环球技术有限公司 X射线设备及其升降结构

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