JP2005124238A - 複合装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手を良好にできる複合装置の制御方法を提供することを目的としている。
【解決手段】複数の機器機能を備えるとともに、省電力機能を備えた複合装置の制御方法において、上記複数の機器機能のそれぞれについて、上記省電力機能の動作モードを設定できるようにした。したがって、各動作モードについて、より効果の高い省電力モードの種類を設定することができるので、複合装置の省電力動作の効果が高く、かつ、その操作性が良好になるという効果を得る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の機器機能を備えるとともに、省電力機能を備えた複合装置の制御方法に関する。
近年、電子写真式プリンタエンジンを備え、複写機機能、プリンタ機能およびファクシミリ機能を備えた複合装置が実用されている。また、この複合装置には、待機時の消費電力を削減するための省電力機能も備えられている(特許文献1参照)。
特開平6−6496号公報
ところで、省電力機能には、例えば、電子写真式プリンタエンジンの転写ユニットのヒータの温度を高温に保つ高温待機モード、ヒータの電源を完全にオフする低温待機モード、および、高温待機モードの設定温度よりも若干低い温度にヒータの温度を保つ予熱待機モードの3つのモードがあり、従来、複合装置について、省電力機能の動作モードは、高温待機モード、低温待機モード、および、予熱待機モードのいずれか1つが設定されていた。
このようにして、複合装置には、単一の省電力モードが設定されていたので、この複合装置が機能する装置モードによっては、通常の動作状態に復帰するまでに時間がかかりすぎ、ユーザが複合装置を利用できるまでに長い時間を要して、複合装置の使い勝手が悪くなるという問題を生じていた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、使い勝手を良好にできる複合装置の制御方法を提供することを目的としている。
本発明は、複数の機器機能を備えるとともに、省電力機能を備えた複合装置の制御方法において、上記複数の機器機能のそれぞれについて、上記省電力機能の動作モードを設定できるようにしたものである。
また、省電力動作状態から通常電力動作状態への復帰時間が最も短い第1の動作モードが設定されている場合、前記複数の機器機能が切り替えられた後の省電力モードへの切換えを、あらかじめ設定された時間を経過した後に行うようにしたものである。
また、省電力動作状態から通常電力動作状態への復帰時間が最も短い第1の動作モードが設定されている場合、あらかじめ設定された時間を経過した後に、省電力動作状態から通常電力動作状態への復帰時間がより長い第2の動作モードへ、上記省電力機能の動作モードを移行するようにしたものである。
また、いずれかの機器機能の動作が終了すると、あらかじめ定められた特定の初期機器機能へ装置動作を復帰する一方、終了した機器機能に設定されている前記省電力機能の動作モードが、上記初期機器機能に設定されている動作モードと一致しないときには、上記初期機器機能に復帰しないようにしたものである。
また、動作中の機器機能に、省電力動作状態から通常電力動作状態への復帰時間が最も短い第1の動作モードが設定されている場合には、あらかじめ設定された時間を経過した後に、省電力動作状態から通常電力動作状態への復帰時間がより長い第2の動作モードへ、上記省電力機能の動作モードを移行するようにしたものである。
したがって、本発明によれば、各動作モードについて、より効果の高い省電力モードの種類を設定することができるので、複合装置の省電力動作の効果が高く、かつ、その操作性が良好になるという効果を得る。
また、ユーザのコピー動作が終了した後には、高温待機モードの省電力動作が実行され、所定設定時間を経過した後に予熱モードへと移行されるので、ユーザが、その設定時間よりも短い間隔で再度この複合装置を用いて複写動作する場合、複合装置は迅速に動作可能な状態に復帰するので、非常に便利であるという効果を得る。
また、ホームポジションが設定されている場合、ある動作モードが終了した時点で、ホームポジションへと復帰したとき、ホームポジションに設定されている省電力モードと、実行終了した動作モードの省電力モードが異なる場合、ホームポジションへの移行を行わずに、実行終了した動作モードを維持するようにすると、より省電力機能の使い勝手が向上するという効果を得る。
また、実行終了した動作モードと、ホームポジションの省電力モードが一致しない場合、実行終了した動作モードの省電力モードを一定時間持続した後に、ホームポジションへと移行しているので、より省電力機能の使い勝手が向上するという効果を得る。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかる複合装置を示している。この複合装置は、電子写真式プリンタエンジンを備え、複写機機能、プリンタ機能およびファクシミリ機能を備えたものである。
同図において、システム制御部1は、この複合装置の各部の制御処理、ファクシミリ伝送制御手順処理、複写処理、および、プリンタ処理などを行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、この複合装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものである。
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、電子写真式プリンタエンジンを備え、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
網制御装置11は、この複合装置を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
外部インターフェース回路12は、パーソナルコンピュータ装置(図示略)と接続し、パーソナルコンピュータ装置との間で印字データなどの種々のデータをやりとりするとともに、パーソナルコンピュータ装置に対してプリンタ機能を提供するためのものであり、電源ユニット13は、プロッタ6の定着ユニット(図示略)のヒータ(図示略)に供給する電力を制御するとともに、この複合装置の各部へ電源を供給するためのものである。
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、外部インターフェース回路12、および、電源ユニット13は、内部バス14に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス14を介して行われている。
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
以上の構成で、この複合装置は、待機状態が一定時間経過すると、設定された省電力モードに移行するとともに、省電力モードを解除する何らかのイベント(例えば、ユーザ操作、着信検出、パーソナルコンピュータからの印刷要求受信など)が発生すると、省電力モードを解除して、動作状態へと移行する。
また、省電力モードは、プロッタ6の転写ユニットのヒータの温度を高温に保つ高温待機モード、ヒータの電源を完全にオフする低温待機モード、および、高温待機モードの設定温度よりも若干低い予熱温度にヒータの温度を保つ予熱待機モードの3つのモードがあり、複写機動作モード、ファクシミリ動作モード、および、プリンタ動作モードの各動作モードについて、あらかじめ予熱待機モードの種類が設定されている。
また、ヒータの温度を一定に制御するために、プロッタ6の内部には温度検出回路が内蔵されており、指定された予熱モードでヒータを駆動するように、プロッタ6が温度制御を実施する。
したがって、例えば、コピー動作モードに高温待機モードが設定され、ファクシミリ動作モードに低温待機モードが設定されている状態で、ユーザがコピー動作を選択した場合、複合装置は、それ以降、一連の動作が終了するまで、コピー動作モードの動作を実行する。
また、この場合、コピー動作モードに登録されている省電力モードが高温待機モードであるので、複合装置は、コピー動作モードが終了して一定時間待機状態が経過すると、高温待機モードの動作モードを内部に設定する。
それにより、ユーザのコピー動作が終了した後には、高温待機モードの省電力動作が実行されるので、再度ユーザが、この複合装置を用いて複写動作する場合、複合装置は迅速に動作可能な状態に復帰するので、非常に便利である。
また、ファクシミリ動作が指定されると、複合装置は、それ以降、一連の動作が終了するまで、ファクシミリ動作モードの動作を実行する。
また、この場合、ファクシミリ動作モードに登録されている省電力モードが低温待機モードであるので、複合装置は、ファクシミリ動作モードが終了して一定時間待機状態が経過すると、低温待機モードの動作モードを内部に設定する。
それにより、ファクシミリ動作が終了した後には、低温待機モードの省電力動作が実行されるので、ファクシミリ動作が継続する場合には、効率よく電力を削減することができ、省電力効果が大きくなる。
このようにして、本実施例では、各動作モードについて、より効果の高い省電力モードの種類を設定することができるので、複合装置の省電力動作の効果が高く、かつ、その操作性が良好になる。
図2は、複合装置が実行する省電力モードの動作の一例を示している。
まず、各動作モードにあらかじめ設定されている省電力モードを登録しておく(処理101)。この状態で、キー操作がされたことを監視しており(判断102のNOループ)、キー操作がされて、判断102の結果がYESになると、そのときに操作されたキー内容がコピーモードのものであるかどうかを調べ(判断103)、判断103の結果がYESになるときには、コピー動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理104)。
また、判断103の結果がNOになるときには、そのときに操作されたキー内容がプリンタモードのものであるかどうかを調べ(判断105)、判断105の結果がYESになるときには、プリンタ動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理106)。
また、そのときに操作されたキー内容がファクシミリモードの場合であり、判断103の結果がNOになるときには、ファクシミリ動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理107)。
次に、このようにした読み出した省電力モードの内容が高温待機モードであるかどうか調べ(判断108)、判断108の結果がYESになるときには、ヒータを高温状態で待機させる(処理109)。
また、判断108の結果がNOになるときには、読み出した省電力モードの内容が低温待機モードであるかどうか調べ(判断110)、判断110の結果がYESになるときには、ヒータへの電力を遮断し、ヒータを低温状態で待機させる(処理111)。
また、判断110の結果がNOになるときには、読み出した省電力モードの内容が予熱待機モードであるので、ヒータを予熱状態で待機させる(処理112)。
そして、このようにして、省電力モードの設定が終了すると、処理101へ戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
ところで、上述した実施例では、各動作モードについて、省電力モードの種類を設定できるようにしているが、さらに、高温待機モードから他の待機モードへの以降時間を登録すると、省電力モードの使い勝手をより向上することができる。
例えば、コピー動作モードについて、省電力モードに高温待機モード、移行時間に240分がそれぞれ設定され、また、プリンタ動作モードについて、省電力モードに高温待機モード、移行時間に30分がそれぞれ設定されている場合は、次のような動作となる。
すなわち、ユーザがコピー動作を選択した場合、複合装置は、それ以降、一連の動作が終了するまで、コピー動作モードの動作を実行する。そして、コピー動作モードに登録されている省電力モードが高温待機モードであるので、複合装置は、コピー動作モードが終了して一定時間待機状態が経過すると、高温待機モードの動作モードを内部に設定するとともに、経過時間の計時を開始する。
複合装置は、この計時時間が、コピー動作に設定されている240分を経過すると、その時点で、予熱待機モードへと移行する。
したがって、ユーザのコピー動作が終了した後には、高温待機モードの省電力動作が実行され、240分を経過した後に予熱モードへと移行されるので、ユーザが、240分よりも短い間隔で再度この複合装置を用いて複写動作する場合、複合装置は迅速に動作可能な状態に復帰するので、非常に便利である。
それとともに、ユーザの操作が240分を超えてされない場合、複合装置は予熱待機モードへと移行するので、省電力効果が大きくなり、便利である。
図3および図4は、この場合に、複合装置が実行する省電力モードの動作の他の例を示している。
まず、各動作モードにあらかじめ設定されている省電力モードおよび移行時間を登録しておく(処理201)。この状態で、キー操作がされたことを監視しており(判断202)、キー操作がされて、判断202の結果がYESになると、そのときに操作されたキー内容がコピーモードのものであるかどうかを調べ(判断203)、判断203の結果がYESになるときには、コピー動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理204)。
また、判断203の結果がNOになるときには、そのときに操作されたキー内容がプリンタモードのものであるかどうかを調べ(判断205)、判断205の結果がYESになるときには、プリンタ動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理206)。
また、そのときに操作されたキー内容がファクシミリモードの場合であり、判断203の結果がNOになるときには、ファクシミリ動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理207)。
次に、このようにした読み出した省電力モードの内容で、ヒータ制御を開始する(処理208)。次いで、読み出した省電力モードの内容が高温待機モードであるかどうか調べ(判断209)、判断209の結果がYESになるときには、ヒータを高温状態で待機させる(処理210)、現在時刻を読み出して省電力モードの移行時刻として記憶する(処理211)。
また、判断209の結果がNOになるときには、読み出した省電力モードの内容が低温待機モードであるかどうか調べ(判断212)、判断212の結果がYESになるときには、ヒータへの電力を遮断し、ヒータを低温状態で待機させる(処理213)。
また、判断212の結果がNOになるときには、読み出した省電力モードの内容が予熱待機モードであるので、ヒータを予熱状態で待機させる(処理214)。
そして、このようにして、省電力モードの設定が終了すると、処理201へ戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
また、キー操作がされていない状態で、判断202の結果がYESになると、そのときの省電力モードが高温待機モードであるかを調べ(判断215)、判断215の結果がYESになるときには、省電力モードへの移行時刻が保存されているかどうかを調べ(判断216)、判断216の結果がYESになるときには、その保存されている移行時刻を読み出し(処理217)、時計回路4から得た現在時刻と、読み出した移行時刻から経過時間を算出する(処理218)。
次いで、そのときの動作モードについて記憶されている移行時間よりも、処理218で算出した経過時間が長くなっており、予熱待機モードへの移行条件が成立しているかどうかを調べる(判断219)。判断219の結果がYESになるときには、省電力モードを予熱待機モードへ移行して(処理220)、処理201へ戻る。
また、判断215の結果がNOになるとき、判断216の結果がNOになるとき、または、判断219の結果がNOになるときには、そのときの省電力モードを維持した状態で、その時点で処理201へと戻る。
さて、上述した実施例では、高温待機モードから予熱待機モードへの移行時間を登録しているが、移行時間経過後の移行先省電力モードの内容も登録するようにすると、さらに使い勝手が良好となる。
例えば、コピー動作モードについて、省電力モードに高温待機モード、移行時間に240分、移行先の省電力モードに予熱待機モードがそれぞれ設定され、また、プリンタ動作モードについて、省電力モードに高温待機モード、移行時間に30分、移行先の省電力モードに低温待機モードがそれぞれ設定されている場合は、次のような動作となる。
すなわち、ユーザがコピー動作を選択した場合、複合装置は、それ以降、一連の動作が終了するまで、コピー動作モードの動作を実行する。そして、コピー動作モードに登録されている省電力モードが高温待機モードであるので、複合装置は、コピー動作モードが終了して一定時間待機状態が経過すると、高温待機モードの動作モードを内部に設定するとともに、経過時間の計時を開始する。
複合装置は、この計時時間が、コピー動作に設定されている240分を経過すると、その時点で、予熱待機モードへと移行する。
したがって、ユーザのコピー動作が終了した後には、高温待機モードの省電力動作が実行され、240分を経過した後に予熱モードへと移行されるので、ユーザが、240分よりも短い間隔で再度この複合装置を用いて複写動作する場合、複合装置は迅速に動作可能な状態に復帰するので、非常に便利である。
それとともに、ユーザの操作が240分を超えてされない場合、複合装置は予熱待機モードへと移行するので、省電力効果が大きくなり、便利である。
図5および図6は、この場合に、複合装置が実行する省電力モードの動作の他の例を示している。
まず、各動作モードにあらかじめ設定されている省電力モード、移行時間、および、移行後の省電力モードを登録しておく(処理301)。この状態で、キー操作がされたことを監視しており(判断302)、キー操作がされて、判断302の結果がYESになると、そのときに操作されたキー内容がコピーモードのものであるかどうかを調べ(判断303)、判断303の結果がYESになるときには、コピー動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理304)。
また、判断303の結果がNOになるときには、そのときに操作されたキー内容がプリンタモードのものであるかどうかを調べ(判断305)、判断305の結果がYESになるときには、プリンタ動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理306)。
また、そのときに操作されたキー内容がファクシミリモードの場合であり、判断303の結果がNOになるときには、ファクシミリ動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理307)。
次に、このようにした読み出した省電力モードの内容で、ヒータ制御を開始する(処理308)。次いで、読み出した省電力モードの内容が高温待機モードであるかどうか調べ(判断309)、判断309の結果がYESになるときには、ヒータを高温状態で待機させる(処理310)、現在時刻を読み出して省電力モードの移行時刻として記憶する(処理311)。
また、判断309の結果がNOになるときには、読み出した省電力モードの内容が低温待機モードであるかどうか調べ(判断312)、判断312の結果がYESになるときには、ヒータへの電力を遮断し、ヒータを低温状態で待機させる(処理313)。
また、判断312の結果がNOになるときには、読み出した省電力モードの内容が予熱待機モードであるので、ヒータを予熱状態で待機させる(処理314)。
そして、このようにして、省電力モードの設定が終了すると、処理301へ戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
また、キー操作がされていない状態で、判断302の結果がNOになるときには、そのときの省電力モードが高温待機モードであるかを調べ(判断315)、判断315の結果がYESになるときには、省電力モードへの移行時刻が保存されているかどうかを調べ(判断316)、判断316の結果がYESになるときには、その保存されている移行時刻を読み出し(処理317)、時計回路4から得た現在時刻と、読み出した移行時刻に基づいて経過時間を算出する(処理318)。
次いで、そのときの動作モードについて記憶されている移行時間よりも、処理318で算出した経過時間が長くなっており、次の省電力モードへの移行条件が成立しているかどうかを調べる(判断319)。
判断319の結果がYESになるときには、そのときの動作モードについて記憶されている移行先モードを読み出し(処理320)、その移行先モードが低温待機モードの場合には(判断321の結果がYES)、ヒータへの電力を遮断し、ヒータを低温状態で待機させ(処理322)、その移行先モードが予熱モードの場合には(判断321の結果がNO)、ヒータを予熱状態で待機させる(処理323)。このようにして、省電力モードの移行を終了すると、処理301へ戻る。
また、判断315の結果がNOになるとき、判断316の結果がNOになるとき、または、判断319の結果がNOになるときには、そのときの省電力モードを維持した状態で、その時点で処理301へと戻る。
ところで、複合装置には、1つのユーザ操作に応じた動作を終了すると、特定の動作モード(例えば、コピー動作モード)へ、動作モードを復帰する設定がされる場合がある。この復帰先の動作モードは、ホームポジション(初期機器機能)と呼ばれる。
このようなホームポジションが設定されている場合、ある動作モードが終了した時点で、ホームポジションへと復帰したとき、ホームポジションに設定されている省電力モードと、実行終了した動作モードの省電力モードが異なる場合、ホームポジションへの移行を行わずに、実行終了した動作モードを維持するようにすると、より省電力機能の使い勝手が向上する。
図7および図8は、この場合に、複合装置が実行する省電力モードの動作の一例を示している。
まず、各動作モードにあらかじめ設定されている省電力モード、および、ホームポジションの動作モードを登録しておく(処理401)。この状態で、キー操作がされたことを監視しており(判断402のNOループ)、キー操作がされて、判断402の結果がYESになると、そのときに操作されたキーがスタートキーであるかどうかを調べる(判断403)。
判断403の結果がYESになるときには、そのときに操作された動作モードがコピーモードであるかどうかを調べ(判断404)、判断404の結果がYESになるときには、コピー動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理405)。
また、判断404の結果がNOになるときには、そのときに操作された動作モードがプリンタモードのものであるかどうかを調べ(判断406)、判断406の結果がYESになるときには、プリンタ動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理407)。
また、そのときに操作されたキー内容がファクシミリモードの場合であり、判断404の結果がNOになるときには、ファクシミリ動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理408)。
次に、このようにした読み出した省電力モードの内容が高温待機モードであるかどうか調べ(判断409)、判断409の結果がYESになるときには、ヒータを高温状態で待機させる(処理410)。
また、判断409の結果がNOになるときには、読み出した省電力モードの内容が低温待機モードであるかどうか調べ(判断411)、判断411の結果がYESになるときには、ヒータへの電力を遮断し、ヒータを低温状態で待機させる(処理412)。
また、判断411の結果がNOになるときには、読み出した省電力モードの内容が予熱待機モードであるので、ヒータを予熱状態で待機させる(処理413)。
そして、このようにして、省電力モードの設定が終了すると、処理401へ戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
また、操作されたキーがスタートキーであり、判断403の結果がYESになるときには、そのときに要求された動作モードの動作を、その動作が終了するまで実行する(処理414、判断415のNOループ)。
要求動作が終了すると、そのときに実行した動作がホームポジションと同一であるかどうかを調べ(判断416)、判断416の結果がNOになるときには、そのときに実行した動作に登録されている省電力モードの内容が、ホームポジションに登録されている動作に登録されている省電力モードの内容と同一であるかどうかを調べ(判断417)、判断417の結果がNOになるときには、現在実行中の動作モードの開始が指令された旨をあらわすイベントを発生し(処理418)、その動作モードを実行するために、判断404へと移行する。
また、判断416の結果がYESになるとき、または、判断417の結果がYESになるときには、ホームポジションに登録された動作モードの開始が指令された旨をあらわすイベントを発生し(処理419)、その動作モードを実行するために、判断404へと移行する。
ところで、上述した実施例では、実行終了した動作モードと、ホームポジションの省電力モードが一致しない場合、ホームポジションへの移行を禁止しているが、ホームポジションへの移行を行うようにすることもできる。ただし、その場合、実行終了した動作モードの省電力モードを一定時間持続した後に、ホームポジションへと移行するようにするとよい。
図9、図10、および、図11は、この場合に、複合装置が実行する省電力モードの動作の一例を示している。
まず、各動作モードにあらかじめ設定されている省電力モード、移行時間、移行先モード、および、ホームポジションの動作モードを登録しておく(処理501)。この状態で、キー操作がされたことを監視しており(判断502のNOループ)、キー操作がされて、判断502の結果がYESになると、そのときに操作されたキーがスタートキーであるかどうかを調べる(判断503)。
判断503の結果がYESになるときには、そのときに操作された動作モードがコピーモードであるかどうかを調べ(判断504)、判断504の結果がYESになるときには、コピー動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理505)。
また、判断504の結果がNOになるときには、そのときに操作された動作モードがプリンタモードのものであるかどうかを調べ(判断506)、判断506の結果がYESになるときには、プリンタ動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理507)。
また、そのときに操作されたキー内容がファクシミリモードの場合であり、判断504の結果がNOになるときには、ファクシミリ動作モードに登録されている省電力モードの内容を読み出す(処理508)。
次に、このようにした読み出した省電力モードの内容で、ヒータ制御を開始する(処理509)。次いで、読み出した省電力モードの内容が高温待機モードであるかどうか調べ(判断510)、判断510の結果がYESになるときには、ヒータを高温状態で待機させる(処理511)。
また、判断510の結果がNOになるときには、読み出した省電力モードの内容が低温待機モードであるかどうか調べ(判断512)、判断512の結果がYESになるときには、ヒータへの電力を遮断し、ヒータを低温状態で待機させる(処理513)。
また、判断512の結果がNOになるときには、読み出した省電力モードの内容が予熱待機モードであるので、ヒータを予熱状態で待機させる(処理514)。
そして、このようにして、省電力モードの設定が終了すると、処理501へ戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
また、操作されたキーがスタートキーであり、判断503の結果がYESになるときには、そのときに要求された動作モードの動作を、その動作が終了するまで実行する(処理515、判断516のNOループ)。
要求動作が終了すると、そのときに実行した動作がホームポジションと同一であるかどうかを調べ(判断517)、判断517の結果がNOになるときには、そのときに実行した動作に登録されている省電力モードの内容が、ホームポジションに登録されている動作に登録されている省電力モードの内容と同一であるかどうかを調べ(判断518)、判断518の結果がNOになるときには、時計回路4より現在時刻を読み出して保存し(処理520)、ホームポジションに登録された動作モードの開始が指令された旨をあらわすイベントを発生し(処理521)、その動作モードを実行するために、判断504へと移行する。
また、判断517の結果がYESになるとき、または、判断518の結果がYESになるとき、または、判断519の結果がNOになるときには、処理521へ移行し、ホームポジションに登録された動作モードの開始が指令された旨をあらわすイベントを発生し、その動作モードを実行するために、判断504へと移行する。
また、キー操作がされていない状態であり、判断502の結果がNOになるときには、そのときの省電力モードが高温待機モードであるかを調べ(判断523)、判断523の結果がYESになるときには、省電力モードへの移行時刻が保存されているかどうかを調べ(判断524)、判断524の結果がYESになるときには、その保存されている移行時刻を読み出し(処理525)、時計回路4から得た現在時刻と、読み出した移行時刻から経過時間を算出する(処理526)。
次いで、そのときの動作モードについて記憶されている移行時間よりも、処理526で算出した経過時間が長くなっており、次の省電力モードへの移行条件が成立しているかどうかを調べる(判断527)。
判断527の結果がYESになるときには、そのときの動作モードについて記憶されている移行先モードを読み出し(処理528)、その移行先モードが低温待機モードの場合には(判断529の結果がYES)、ヒータへの電力を遮断し、ヒータを低温状態で待機させ(処理530)、その移行先モードが予熱モードの場合には(判断529の結果がNO)、ヒータを予熱状態で待機させる(処理531)。このようにして、省電力モードの移行を終了すると、処理301へ戻る。
また、判断523の結果がNOになるとき、判断524の結果がNOになるとき、または、判断527の結果がNOになるときには、そのときの省電力モードを維持した状態で、その時点で処理501へと戻る。
なお、上述した実施例では、複合装置として、複写装置、プリンタ装置、および、ファクシミリ装置を備えているものについて説明したが、それ以外の複合装置についても、本発明を同様にして適用することができる。
また、上述した実施例では、プロッタのヒータの温度制御により、省電力動作を実現しているが、それ以外の要素の電力制御により、省電力動作を行うことができる。例えば、表示系などの電力制御により、省電力動作を行うことができる。
本発明の一実施例にかかる複合装置を示したブロック図。 複合装置が実行する省電力モードの動作の一例を示したフローチャート。 複合装置が実行する省電力モードの動作の他の例の一部を示したフローチャート。 複合装置が実行する省電力モードの動作の他の例の他の部分を示したフローチャート。 複合装置が実行する省電力モードの動作のさらに他の例の一部を示したフローチャート。 複合装置が実行する省電力モードの動作のさらに他の例の他の部分を示したフローチャート。 複合装置が実行する省電力モードの動作のまたさらに他の例の一部を示したフローチャート。 複合装置が実行する省電力モードの動作のまたさらに他の例の他の部分を示したフローチャート。 複合装置が実行する省電力モードの動作の別な例の一部を示したフローチャート。 複合装置が実行する省電力モードの動作の別な例の他の部分を示したフローチャート。 複合装置が実行する省電力モードの動作の別な例の残りの部分を示したフローチャート。
符号の説明
1 システム制御部

Claims (5)

  1. 複数の機器機能を備えるとともに、省電力機能を備えた複合装置の制御方法において、
    上記複数の機器機能のそれぞれについて、上記省電力機能の動作モードを設定できることを特徴とする複合装置の制御方法。
  2. 省電力動作状態から通常電力動作状態への復帰時間が最も短い第1の動作モードが設定されている場合、前記複数の機器機能が切り替えられた後の省電力モードへの切換えを、あらかじめ設定された時間を経過した後に行うことを特徴とする請求項1記載の複合装置の制御方法。
  3. 省電力動作状態から通常電力動作状態への復帰時間が最も短い第1の動作モードが設定されている場合、あらかじめ設定された時間を経過した後に、省電力動作状態から通常電力動作状態への復帰時間がより長い第2の動作モードへ、上記省電力機能の動作モードを移行することを特徴とする請求項1記載の複合装置の制御方法。
  4. いずれかの機器機能の動作が終了すると、あらかじめ定められた特定の初期機器機能へ装置動作を復帰する一方、終了した機器機能に設定されている前記省電力機能の動作モードが、上記初期機器機能に設定されている動作モードと一致しないときには、上記初期機器機能に復帰しないことを特徴とする請求項1記載の複合装置の制御方法。
  5. 動作中の機器機能に、省電力動作状態から通常電力動作状態への復帰時間が最も短い第1の動作モードが設定されている場合には、あらかじめ設定された時間を経過した後に、省電力動作状態から通常電力動作状態への復帰時間がより長い第2の動作モードへ、上記省電力機能の動作モードを移行することを特徴とする請求項4記載の複合装置の制御方法。
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