JP2005123947A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子掲示板に投稿される投稿文と番組を同期させて表示可能な受信装置を提供する。
【解決手段】 受信装置1の掲示板閲覧部24は、現在放送中の番組に関する投稿文がアップロードされる電子掲示板サーバ2から、投稿文が記述された投稿文データを取得し、タイムシフト部22は、掲示板閲覧部24の投稿文データを取得する時間間隔である再取得間隔を基に番組を遅延させて再生するためのシフト時間を算出する。
受信装置1は、シフト時間に基づいて、記憶装置25に記録されている番組をシフト時間だけ遅延させて再生する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子掲示板に投稿される投稿文と番組を同期させて表示可能な受信装置に関する。
インテーネット上で公開されている電子掲示板の中には、番組の進行中に多数の視聴者がインターネット上の電子掲示板サーバが提供する電子掲示板に番組の進行内容に沿った書き込みを行う、いわゆる実況掲示板というものがある。
視聴者はテレビで番組を視聴しながら、インターネットに接続可能なパソコンなどの通信端末でメッセージを入力、投稿(アップロード)し、また、電子掲示板にアクセスすることで、掲示板に書き込まれたメッセージを取得し、閲覧している。この種の電子掲示板はメッセージの書き込みを行う視聴者のみならず、メッセージの閲覧を中心とする視聴者にも使われている。
ところで、視聴者が電子掲示板に対する書き込みに要する時間と、および視聴者が端末から電子掲示板サーバをアクセスして投稿文を取得する時間は、少なからず存在するものであり、そのため視聴者が端末で掲示板の最新の投稿文を取得するまでには必ず遅延が発生する。
そのため、視聴者が番組と投稿文を同時に見ようとした場合、視聴者の通信端末に掲示板の最新の投稿文が表示された頃には番組は先に進行してしまっており、現在視聴している番組と掲示板との表示内容の同期がとれなかった。視聴者の記憶に残っている場面であれば、投稿文がどの場面に該当するものであるかは推測可能であるが、視聴者が既に場面を見落としている場合には、書き込み内容が容易には理解できないなど、不便な部分が存在していた。
特開平11−88863号公報 特表2002−507344号公報 特開2002−112223号公報 特表2002−510439号公報 特表2003−502920号公報
解決しようとする問題点は、電子掲示板の表示とテレビ画面上の番組の同期がとれないことであり、電子掲示板に投稿される投稿文と番組を同期させて表示可能な受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、視聴者に提供される番組を受信し、現在放送中の番組を記憶装置に記録しつつ再生し、前記番組に関する投稿文がアップロードされる電子掲示板サーバから、前記番組に対する投稿文が記述された投稿文データを取得する受信装置であって、一旦前記投稿文データを取得し、再度前記投稿文データを取得するまでの時間間隔を記憶する記憶手段と、前記時間間隔から前記現在放送中の番組を遅延させて再生するための遅延時間を算出し、前記投稿文とを共に前記記憶装置に記録されている前記現在放送中の番組を前記遅延時間だけ遅延させて再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、視聴者は電子掲示板サーバに投稿されている投稿文の内容と現在放送中の番組の対応が容易に理解でき、番組と電子掲示板の双方の理解度が高まる。
本発明の実施形態について、図1〜図18を用いて説明する。
≪第1の実施形態:投稿文を表示するための専用の表示装置7aが接続可能で、かつコンテンツがアナログ放送で供給される場合の受信装置1≫
第1の実施形態について、図1〜図9を用いて説明する。第1の実施形態におけるシステム全体の構成は、図1に示すように、受信装置1、電子掲示板サーバ2、視聴者が利用する端末とから構成され、受信装置1aと通信端末3はインターネット、LAN等のネットワーク4を介して電子掲示板サーバ2に接続され,テレビジョンやディスプレイ等の表示装置7a,bが接続される。なお、有線通信、放送衛星、通信衛星、または地上波放送を送出する通信タワーを介して番組放送、動画等(以下、コンテンツと総称する)が供給されることとする。
受信装置1aは、図2に示すように、コンテンツ制御部11a、AV(Audio and Visual)選択部12a、操作情報受信部13、映像出力部14、および音声出力部15とから構成される。
コンテンツ制御部11aは、外部から供給されるコンテンツを受信する機能と、電子掲示板サーバ2に接続して、電子掲示板サーバ2に投稿されている投稿文を検索し、特定の文字列を含んで構成される投稿文データを取得する機能と、表示装置7bに投稿文を表示させる機能とを有する(詳細については後述)。
また、AV選択部12aは、コンテンツ制御部11が受信しているコンテンツか、タイムシフトされたコンテンツか、視聴者によって選択されたどちらか一方の映像信号と音声信号を生成する機能を有する(詳細については後述)。
また、操作情報受信部13は、リモートコントローラやキーボード等の入力装置16から送信される視聴者の操作内容を示す操作データを受信し、操作内容に応じて各種命令を各部へ供給する機能を有する。
映像出力部14は、AV選択部12aが生成した映像信号を表示装置7へ出力する機能を有し、また、音声出力部15は、AV選択部12aが生成した音声信号を表示装置7へ出力する機能を有する。
また、コンテンツ制御部11aは、図3に示すように、コンテンツ受信部21a、タイムシフト部22、再取得間隔保存部23、および掲示板閲覧部24aとから構成され、ハードディスク装置等の記憶装置25を備える。
コンテンツ受信部21aは、受信したコンテンツの受信映像データと受信音声データとをAV選択部12aに供給する機能と、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給されるコンテンツの供給命令に基づいてコンテンツを受信し、タイムシフト部22に対して受信したコンテンツの符号化AVデータを供給する機能とを有する(詳細については後述)。
また、タイムシフト部22は、投稿文を電子掲示板サーバ2から取得する時間間隔(以降、再取得間隔と称す)と基に、コンテンツを遅延(タイムシフト)させて再生するためのシフト時間を所定の演算式で算出する機能を有する。また、タイムシフト部22は、受信したコンテンツの符号化AVデータを記憶装置25に記録しつつ、算出したシフト時間だけ遅延させて符号化AVデータを記憶装置25から取得し、遅延符号化データとしてAV選択部12aに供給する機能を有する。
このシフト時間は、視聴者が自由に設定することが可能であり、視聴者が入力装置16を用いて入力したシフト時間は、操作情報受信部13からタイムシフト部22に供給される。
また、再取得間隔保存部23は、再取得間隔が記述された再取得間隔データを記憶し、タイムシフト部22に再取得間隔データを供給する機能を有する。この再取得間隔は、視聴者が自由に設定することが可能であり、視聴者が入力装置16を用いて入力した再取得間隔は、操作情報受信部13から再取得間隔保存部23に供給される。
また、掲示板閲覧部24aは、ネットワーク4を介して電子掲示板サーバ2との接続を確立し、電子掲示板サーバ2に投稿されている投稿文が記述されたHTMLファイルである投稿文データを要求する機能と、電子掲示板サーバ2から受信した投稿文データを表示装置7aに供給する機能を有する。また、掲示板閲覧部24aは、投稿文の自動再取得を行うか否かを記憶する機能を有する。
コンテンツがアナログ放送にて供給される場合、コンテンツ受信部21aは、図4に示すように、アナログ放送チューナ部31、映像符号化処理部32、音声符号化処理部33、およびマルチプレクサ34とから構成され、アナログ放送信号が供給されると、映像データ、音声データ、および符号化AVデータを出力する。
アナログ放送チューナ部31は、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給されるコンテンツ選択命令に従って、アナログ放送波からコンテンツ選択命令で指定された特定のコンテンツを受信し、映像信号と音声信号に分離する機能を有する。
映像符号化処理部32は、アナログ放送チューナ部31によって分離された映像信号をデジタル信号に変換して受信映像データを生成する機能を有する。
音声符号化処理部33は、アナログ放送チューナ部31によって分離された音声信号をデジタル信号に変換して受信音声データを生成する機能を有する。
マルチプレクサ34は、映像符号化処理部32によって生成された受信映像データと、音声符号化処理部33によって生成された受信音声データとを、MPEG−2(Moving Picture Experts Group)等の所定の符号化アルゴリズムに従って再符号化、圧縮し、受信映像データを再符号化した符号化映像データと、受信音声データを再符号化した符号化音声データとを多重化して符号化AVデータを生成する機能を有する。
また、コンテンツがアナログ放送にて供給される場合、AV選択部12aは、図5に示すように、デマルチプレクサ41a、映像復号処理部42a、音声復号処理部43a、映像選択部44a、および音声選択部45aとから構成され、映像データ、タイムシフトされた遅延符号化AVデータ、音声データが供給されると、映像信号と音声信号を出力する。
デマルチプレクサ41aは、遅延符号化AVデータを遅延符号化映像データと遅延符号化音声データに分離する機能を有する。
映像復号処理部42aは、デマルチプレクサ41aによって分離された遅延符号化映像データを復号し、遅延映像データを生成する機能を有し、音声復号処理部43aは、デマルチプレクサ41aによって分離された遅延符号化音声データを復号し、遅延音声データを生成する機能を有する。
また、映像選択部44aは、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給される出力命令に従って、選択された遅延映像データまたは受信映像データを基に、映像信号を生成する機能を有し、音声選択部45aは、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給される出力命令に従って、選択された遅延音声データまたは受信音声データを基に、音声信号を生成する機能を有する。
また、表示装置7aは、コンテンツ制御部11aと接続され、電子掲示板サーバ2に投稿されている投稿部を表示し、表示装置7bは、映像出力部14および音声出力部15と接続され、コンテンツを表示する。
電子掲示板サーバ2は、視聴者から投稿される投稿文を、例えば図6に示すようなデータ項目を有する形式で記録し、投稿された投稿文を電子掲示板として公開するためのHTMLファイル(投稿文データ)を生成する機能を有する。なお、図6の投稿文は、一例としてXML形式で表記されたものが示されているが、特にこれに限定するものではなく、通信端末3と電子掲示板サーバ2間の通信は、XMLではなくHTMLでも良いし、通信端末3のアプリケーションが本発明に対応した専用のものであれば、独自のフォーマットでも良い。また、電子掲示板サーバ2内に投稿文を記録する際のそのデータの記録方式は、図6に示すXML形式ではなく、独自のデータベースフォーマットであっても良い。
図6に示す投稿文を記録するデータは、掲示板の題目を区別する情報として放送局、番組、放送日、放送時刻のデータ項目を有し、さらに個々の投稿文を記録するため投稿番号、投稿時刻、発言者、投稿文のデータ項目を有している。また投稿文を電子掲示板として公開するためのHTMLファイルも掲示板の題目を区別する情報として放送局、番組、放送日、放送時刻のデータが記述され、さらに個々の投稿文を記録するため投稿番号、投稿時刻、発言者、投稿文のデータが記述される。
通信端末3は、キーボードやマウス等の入力装置を備え、またネットワーク4に接続する通信装置を備える。また、通信端末3は、Webブラウザ等の通信機能を有するアプリケーションソフトを実行可能であり、視聴者は、このアプリケーションソフトを利用して電子掲示板サーバ2に対して投稿文を投稿(アップロード)する。
視聴者は番組を視聴しながら、通信端末3から電子掲示板サーバ2への投稿を行うが、番組の進行に追従して可能な限り素早い投稿であることが望ましい。そのためには、使用頻度の高い文字列やシーンチェンジを示すような文字列は予め単語登録しておく。
なお、受信装置1−電子掲示板サーバ2間の諸データの送受信は、HTTPやFTP等のファイル転送プロトコルの規約に基づいて行われることとし、諸データは所定のファイル形式またはメッセージヘッダに挿入されて送受信される。また、通信端末3−電子掲示板サーバ2間の諸データの送受信についても、同様にファイル転送プロトコルの規約に基づいて行われることとし、諸データは所定のファイル形式またはメッセージヘッダに挿入されて送受信される。
また、記憶装置25については、ランダムアクセス可能な記憶装置25であることが望ましく、ハードディスク装置以外にも記録型のDVDドライブ装置(記録メディアを含む)等でも良い。
次に、第1の実施形態における受信装置1の動作について説明する。
通常、視聴者が受信装置1を用いてコンテンツを視聴する際は、まず、操作情報受信部13からのコンテンツの受信命令に従って、コンテンツ受信部21aがコンテンツを受信する。AV選択部12aは、コンテンツ受信部21aによって受信されたコンテンツを表示装置7bが再生可能な映像信号と音声信号とに分離変換し、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号を出力することによって、視聴者はコンテンツを視聴することが可能となる。
具体的には、コンテンツ受信部21aのアナログ放送チューナ部31は、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給されるコンテンツ選択命令に従って、アナログ放送波からコンテンツ選択命令で指定された特定のコンテンツを受信し、映像信号と音声信号に分離し、それぞれを映像符号化処理部32と音声符号化処理部33とに供給する。
映像符号化処理部32は、アナログ放送チューナ部31によって分離された映像信号をデジタル信号に変換して受信映像データを生成し、音声符号化処理部33は、アナログ放送チューナ部31によって分離された音声信号をデジタル信号に変換して受信音声データを生成し、それぞれAV選択部12aに供給する。
AV選択部12aの映像選択部44aは、操作情報受信部13から供給される出力命令に従って、受信映像データから映像信号を生成し、同様にAV選択部12aの音声選択部45aは、受信音声データから音声信号を生成する。そして、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号をそれぞれ出力することによって、コンテンツが表示装置7bに出力され、視聴者は視聴することが可能となる。
また、通常の視聴を行いつつ、記憶装置25に記録することも可能である。その場合は、操作情報受信部13からのコンテンツの記録命令に従って、コンテンツ受信部21aがAV選択部12aとタイムシフト部22にコンテンツを供給し、タイムシフト部22がそのコンテンツを記憶装置25に記録する。
また、記憶装置25に一旦記録したコンテンツを通常視聴する際は、操作情報受信部13からのコンテンツの再生命令に従って、タイムシフト部22が記憶装置25から再生を指定されたコンテンツを取得、AV選択部12aへ供給する。AV選択部12aは、上記と同様の手順で記憶装置25から取得されたコンテンツを映像信号と音声信号とに分離変換し、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号をそれぞれ出力することによって、視聴者はコンテンツを視聴することが可能となる。
また、視聴者が記憶装置25に記録されているコンテンツを電子掲示板上の投稿文と同期させて視聴することも可能である。その際には、まず、受信装置1は、投稿文を取得しさらにコンテンツを遅延させて再生するためのシフト時間を算出する必要がある。以下、図7および図9のフローチャートに基づいて、第1の実施形態におけるコンテンツと投稿文を同期させて表示するための処理について説明する。
まず、図7のフローチャートに基づいて、投稿文を取得する処理について説明する。
受信装置1aが起動されると、受信装置1aの掲示板閲覧部24aは、再取得間隔保存部23から再取得間隔データを取得し、電子掲示板サーバ2に接続して、投稿文の一覧データを取得する(ステップS01)。
視聴者が表示装置7aに表示された投稿文の一覧から特定の投稿文を選択すると(ステップS02)、操作情報受信部13から供給される取得命令に従って、掲示板閲覧部24aは、電子掲示板サーバ2から選択された投稿文の投稿文データを取得し(ステップS03)、表示装置7aに表示する(ステップS04)。
一方、視聴者は、掲示板閲覧部24aに対して、予め電子掲示板サーバ2に所定の時間間隔で投稿文を自動再取得するかどうかを設定することが可能である。掲示板閲覧部24aは、投稿文の自動再取得を行うと設定されているかどうか判定し(ステップS05)、自動再取得を行うと設定されていると判定した場合は、掲示板閲覧部24aは、最後に投稿文を取得した時刻から再取得間隔が経過したかどうか判定する(ステップS06)。再取得間隔が経過した時には、掲示板閲覧部24aは、電子掲示板サーバ2から投稿文データを取得(ステップS07)、表示装置7aに表示し(ステップS08)、ステップS05からの処理を繰り返す。
また、ステップS05で、自動再取得が設定されていないと判定した場合は、掲示板閲覧部24aは処理を完了する。
掲示板閲覧部24aによって表示装置7aに表示される投稿文の表示例を図8に示す。図8には、スレッド名として「○○テレビ」と、各投稿文が表示されている。投稿文が自動再取得された場合には、常に最新の発言が表示されるよう、画面全体が一度に書き換わるか、画面が自動スクロールされて入れ替わる。また、視聴者が入力装置16を用いて画面上の投稿文を過去に遡って表示させてもよい。また、視聴者が選択中の投稿文はハイライト表示され、現在の選択場所の状態が判別可能になっている。
次に、図9のフローチャートに基づいて、投稿文とコンテンツを同期させて表示させる処理について説明する。
受信装置1aが起動されると、受信装置1aのタイムシフト部22は、再取得間隔保存部23から再取得間隔データを取得する(ステップS11)。
次に、タイムシフト部22は下記の条件に従ってシフト時間を算出する(ステップS12)。
条件:再取得間隔≦シフト時間≦再取得間隔×2
受信装置1aが起動された直後は、タイムシフト部22は、次の演算式に従ってシフト時間の初期値を設定する。
[数1]
シフト時間=再取得間隔×1.5・・・・・(1)
シフト時間が算出されると、遅延再生可能な状態になり、受信装置1aは、視聴者の操作に応じて遅延再生を行う(ステップS13)。
視聴者が、入力装置16を用いて記憶装置25に記録されているコンテンツを電子掲示板上の投稿文と同期させて視聴することを受信装置1aに指示すると、操作情報受信部13はコンテンツ受信部21に対して受信したコンテンツの符号化AVデータをタイムシフト部22に供給する供給命令を、同時に、タイムシフト部22に対してコンテンツ受信部21aから供給される符号化AVデータを記憶装置25に記録する記録命令を供給する。
また、記憶装置25に記録している符号化AVデータをシフト時間だけ遅延して再生するため、操作情報受信部13は、タイムシフト部22に対してシフト時間だけ遅延して取得する遅延取得命令を供給し、AV選択部12aに対して遅延されたコンテンツを表示装置7に表示させるための出力命令を供給する。
AV選択部12aのデマルチプレクサ41aは、タイムシフト部22から遅延符号化データが供給されると、遅延符号化AVデータを遅延符号化映像データと遅延符号化音声データに分離し、映像復号処理部42aは、デマルチプレクサ41aによって分離された遅延符号化映像データを復号し、遅延映像データを生成、音声復号処理部43aは、デマルチプレクサ41aによって分離された遅延符号化音声データを復号し、遅延音声データを生成する。
映像選択部44aは、操作情報受信部13からの出力命令に従って、遅延映像データから映像信号を生成し、音声選択部45aは、操作情報受信部13からの出力命令に従って、遅延音声データから音声信号を生成する。
映像出力部14がAV選択部12aによって生成された映像信号を表示装置7bへ出力し、また、音声出力部15がAV選択部12aによって生成された音声信号を表示装置7bへ出力し、さらには、掲示板閲覧部24aによって掲示板の投稿文は表示装置7aに表示されているので、表示装置7aの投稿文と、表示装置7bのコンテンツが、ほぼ遅延なく同期に近い状態で表示される。
≪第2の実施形態:投稿文を表示するための専用の表示装置7が接続可能で、かつコンテンツがアナログ放送以外で供給される場合の受信装置1≫
コンテンツがアナログ放送以外にて供給される場合、コンテンツがデジタル放送にて供給される場合は、受信装置1bは、図2に示すように、コンテンツ制御部11b、AV(Audio and Visual)選択部b、操作情報受信部13、映像出力部14、および音声出力部15とから構成される。
コンテンツ制御部11bは、図3に示すように、コンテンツ受信部21b、タイムシフト部22、再取得間隔保存部23、および掲示板閲覧部24aとから構成され、ハードディスク装置等の記憶装置25を備える
また、コンテンツ受信部21bは、図10に示すように、デジタル放送チューナ部51を備え、デジタル放送信号が供給されると、符号化AVデータを出力する。
具体的には、デジタル放送チューナ部51は、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給されるコンテンツ選択命令に従って、デジタル放送波からコンテンツ選択命令で指定された特定のコンテンツを受信し、MPEG−2等の所定の符号化アルゴリズムに従って再符号化、圧縮して符号化AVデータを生成する機能を有する。
また、ケーブルテレビのように有線通信にてコンテンツが供給される場合、コンテンツ受信部21bは、図11に示すように、コンテンツ取得部52、および方式変換部53とから構成され、配信データが供給されると、符号化AVデータを出力する。
コンテンツ取得部52は、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給されるコンテンツ選択命令に従って、有線通信網からコンテンツ選択命令で指定された特定のコンテンツを取得し、
方式変換部53は、コンテンツ取得部52によって取得されたコンテンツを、MPEG−2等の所定の符号化アルゴリズムに従って符号化、圧縮して符号化AVデータを生成する機能を有する。
また、コンテンツがアナログ放送以外にて供給される場合、AV選択部12bは、図12に示すように、第1デマルチプレクサ61b、第2デマルチプレクサ62b、映像選択部44b、音声選択部45b、映像復号処理部42b、および音声復号処理部43bとから構成され、符号化AVデータ、タイムシフトされた遅延符号化AVデータ、音声データが供給されると、映像信号と音声信号を出力する。
第1デマルチプレクサ61bは、符号化AVデータを符号化映像データと符号化音声データに分離する機能を有する。
第2デマルチプレクサ62bは、遅延符号化AVデータを遅延符号化映像データと遅延符号化音声データに分離する機能を有する。
映像選択部44bは、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給される出力命令に従って、選択された遅延符号化映像データまたは符号化映像データを選択、出力する機能を有する。
音声選択部45bは、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給される出力命令に従って、選択された遅延符号化音声データまたは符号化音声データを選択、出力する機能を有する。
映像復号処理部42bは、映像選択部44bで選択された遅延符号化映像データまたは符号化映像データを基に、映像信号を生成する機能を有する。
音声復号処理部43bは、音声選択部45bで選択された遅延符号化音声データまたは符号化音声データを基に、音声信号を生成する機能を有する。
次に、第2の実施形態における受信装置1bの動作について説明する。なお、投稿文を取得する処理、投稿文とコンテンツを同期させて表示させる処理のうちシフト時間を算出するまでの処理については、第1の実施形態を同じなので、詳細な説明を省略する。
通常、視聴者が受信装置1bを用いてコンテンツを視聴する際は、まず、操作情報受信部13からのコンテンツの受信命令に従って、コンテンツ受信部21bがコンテンツを受信する。AV選択部12bは、コンテンツ受信部21bによって受信されたコンテンツを表示装置7bが再生可能な映像信号と音声信号とに分離変換し、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号を出力することによって、視聴者はコンテンツを視聴することが可能となる。
具体的には、図10に示すコンテンツ受信部21bであれば、コンテンツ受信部21bのデジタル放送チューナ部51は、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給されるコンテンツ選択命令に従って、デジタル放送波からコンテンツ選択命令で指定された特定のコンテンツを受信、コンテンツの符号化AVデータを取得し、AV選択部12bに供給する。
また、図11に示すコンテンツ受信部21bであれば、コンテンツ取得部52は、操作情報受信部13から供給されるコンテンツ選択命令に従って、有線通信網からコンテンツ選択命令で指定された特定のコンテンツを取得し、方式変換部53は、コンテンツ取得部52によって取得されたコンテンツを、MPEG−2等の所定の符号化アルゴリズムに従って符号化、圧縮して符号化AVデータを生成し、AV選択部12bに供給する。
AV選択部12bの第1デマルチプレクサ61bは、符号化AVデータが供給されると、符号化AVデータを符号化映像データと符号化音声データに分離し、それぞれ映像選択部44bと音声選択部45bに供給する。映像選択部44bと音声選択部45bは操作情報受信部13から供給される出力命令に従って、符号化映像データと符号化音声データとをそれぞれ映像復号処理部42bと音声復号処理部43bに供給する。
映像復号処理部42bは、符号化映像データから映像信号を生成し、同様に音声復号処理部43bは、符号化音声データから音声信号を生成する。そして、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号をそれぞれ出力することによって、コンテンツが表示装置7bに出力され、視聴者は視聴することが可能となる。
また、通常の視聴を行いつつ、記憶装置25に記録することも可能である。その場合は、操作情報受信部13からのコンテンツの記録命令に従って、コンテンツ受信部21bがAV選択部12bとタイムシフト部22にコンテンツを供給し、タイムシフト部22がそのコンテンツを記憶装置25に記録する。
また、記憶装置25に一旦記録したコンテンツを通常視聴する際は、操作情報受信部13からのコンテンツの再生命令に従って、タイムシフト部22が記憶装置25から再生を指定されたコンテンツを取得、AV選択部12bへ供給する。AV選択部12bは、上記と同様の手順で記憶装置25から取得されたコンテンツの符号化AVデータを映像信号と音声信号とに分離変換し、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号をそれぞれ出力することによって、視聴者はコンテンツを視聴することが可能となる。
また、視聴者が記憶装置25に記録されているコンテンツを電子掲示板上の投稿文と同期させて視聴することも可能である。第1の実施形態と同様の手順でシフト時間が算出されると、遅延再生可能な状態になり、受信装置1bは、視聴者の操作に応じて遅延再生を行う。
視聴者が、入力装置16を用いて記憶装置25に記録されているコンテンツを電子掲示板上の投稿文と同期させて視聴することを受信装置1bに指示すると、操作情報受信部13はコンテンツ受信部21bに対して受信したコンテンツの符号化AVデータをタイムシフト部22に供給する供給命令を、同時に、タイムシフト部22に対してコンテンツ受信部21bから供給される符号化AVデータを記憶装置25に記録する記録命令を供給する。
また、記憶装置25に記録している符号化AVデータをシフト時間だけ遅延して再生するため、操作情報受信部13は、タイムシフト部22に対してシフト時間だけ遅延して取得する遅延取得命令を供給し、AV選択部12bに対して遅延されたコンテンツを表示装置7に表示させるための出力命令を供給する。
AV選択部12bの第2デマルチプレクサ62bは、タイムシフト部22から遅延符号化データが供給されると、遅延符号化AVデータを遅延符号化映像データと遅延符号化音声データに分離し、映像選択部44bは、操作情報受信部13からの出力命令に従って、遅延符号化映像データを出力、音声選択部45bは、操作情報受信部13からの出力命令に従って、遅延符号化音声データを出力する。
映像復号処理部42bは、映像選択部44bで選択された遅延符号化映像データを基に、映像信号を生成し、音声復号処理部43bは、音声選択部45bで選択された遅延符号化音声データを基に、音声信号を生成する。
映像出力部14がAV選択部12bによって生成された映像信号を表示装置7bへ出力し、また、音声出力部15がAV選択部12bによって生成された音声信号を表示装置7bへ出力し、さらには、掲示板閲覧部24によって掲示板の投稿文は表示装置7aに表示されているので、表示装置7aの投稿文と、表示装置7bのコンテンツが、ほぼ遅延なく同期に近い状態で表示される。
≪第3の実施形態:投稿文とコンテンツを1つの表示装置7で表示し、かつコンテンツがアナログ放送で供給される場合の受信装置1≫
第3の実施形態について、図13〜図17を用いて説明する。第1の実施形態、または第2の実施形態と同じ構成要件については同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
第3の実施形態におけるシステム全体の構成は、図13に示すように、受信装置1c、電子掲示板サーバ2、視聴者が利用する端末とから構成され、受信装置1cと通信端末3はインターネット、LAN等のネットワーク4を介して電子掲示板サーバ2に接続され,テレビジョン等の表示装置7が接続される。なお、有線通信、放送衛星、通信衛星、または地上波放送を送出する通信タワーを介して番組放送、動画等(以下、コンテンツと総称する)が供給されることとする。
受信装置1cは、図14に示すように、コンテンツ制御部11c、AV合成部71a、操作情報受信部13、映像出力部14、および音声出力部15とから構成される。
コンテンツ制御部11cは、外部から供給されるコンテンツを受信する機能と、電子掲示板サーバ2に接続して、電子掲示板サーバ2に投稿されている投稿文を検索し、特定の文字列を含んで構成される投稿文データを取得する機能とを有する(詳細については後述)。
AV合成部71aは、コンテンツ制御部11が受信しているコンテンツ、タイムシフトされたコンテンツを、視聴者によって選択された表示形式で表示するための映像信号と音声信号を生成する機能を有する(詳細については後述)。
また、コンテンツ制御部11cは、図15に示すように、コンテンツ受信部21a、タイムシフト部22、再取得間隔保存部23、および掲示板閲覧部24cとから構成され、ハードディスク装置等の記憶装置25を備える。
また、掲示板閲覧部24cは、ネットワーク4を介して電子掲示板サーバ2との接続を確立し、電子掲示板サーバ2に投稿されている投稿文が記述されたHTMLファイルである投稿文データを要求する機能と、投稿文の自動再取得を行うか否かを記憶とする機能を有する。また、掲示板閲覧部24cは、受信した投稿文データをAV合成部71aに供給する機能を有する。
また、コンテンツがアナログ放送にて供給される場合、AV合成部71aは、図16に示すように、デマルチプレクサ41a、映像復号処理部42a、音声復号処理部43a、映像合成部81a、および音声選択部45aとから構成され、映像データ、タイムシフトされた遅延符号化AVデータ、音声データが供給されると、映像信号と音声信号を出力する。
映像合成部81aは、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給される出力画面設定命令に従って、遅延映像データ、受信映像データ、投稿文データを基に、視聴者所望の表示形態で映像を表示するための映像信号を生成する機能を有する。この出力画面設定命令とは、タイムシフトした映像や投稿文等をどのような表示形態で表示するか設定するデータを含む命令である。
次に、第3の実施形態における受信装置1cの動作について説明する。なお、投稿文を取得する処理、投稿文とコンテンツを同期させて表示させる処理のうちシフト時間を算出するまでの処理については、第1の実施形態を同じなので、詳細な説明を省略する。
通常、視聴者が受信装置1cを用いてコンテンツを視聴する際は、まず、操作情報受信部13からのコンテンツの受信命令に従って、コンテンツ受信部21aがコンテンツを受信する。AV合成部71aは、コンテンツ受信部21aによって受信されたコンテンツを表示装置7が再生可能な映像信号と音声信号とに分離変換し、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号を出力することによって、視聴者はコンテンツを視聴することが可能となる。
具体的には、コンテンツ受信部21aのアナログ放送チューナ部31は、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給されるコンテンツ選択命令に従って、アナログ放送波からコンテンツ選択命令で指定された特定のコンテンツを受信し、映像信号と音声信号に分離し、それぞれを映像符号化処理部32と音声符号化処理部33とに供給する。
映像符号化処理部32は、アナログ放送チューナ部31によって分離された映像信号をデジタル信号に変換して受信映像データを生成し、音声符号化処理部33は、アナログ放送チューナ部31によって分離された音声信号をデジタル信号に変換して受信音声データを生成し、それぞれAV合成部71aに供給する。
AV合成部71aの映像合成部81aは、操作情報受信部13から供給される出力画面設定命令に従って、受信映像データから映像信号を生成し、同様にAV合成部71aの音声選択部45aは、操作情報受信部13から供給される出力命令に従って、受信音声データから音声信号を生成する。そして、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号をそれぞれ出力することによって、コンテンツが表示装置7bに出力され、視聴者は視聴することが可能となる。
また、通常の視聴を行いつつ、記憶装置25に記録することも可能である。その場合は、操作情報受信部13からのコンテンツの記録命令に従って、コンテンツ受信部21aがAV合成部71aとタイムシフト部22にコンテンツを供給し、タイムシフト部22がそのコンテンツを記憶装置25に記録する。
また、記憶装置25に一旦記録したコンテンツを通常視聴する際は、操作情報受信部13からのコンテンツの再生命令に従って、タイムシフト部22が記憶装置25から再生を指定されたコンテンツを取得、AV合成部71aへ供給する。AV合成部71aは、上記と同様の手順で記憶装置25から取得されたコンテンツを映像信号と音声信号とに分離変換し、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号をそれぞれ出力することによって、視聴者はコンテンツを視聴することが可能となる。
また、視聴者が記憶装置25に記録されているコンテンツを電子掲示板上の投稿文と同期させて視聴することも可能である。第1の実施形態と同様の手順でシフト時間が算出されると、遅延再生可能な状態になり、受信装置1cは、視聴者の操作に応じて遅延再生を行う。
視聴者が、入力装置16を用いて記憶装置25に記録されているコンテンツを電子掲示板上の投稿文と同期させて視聴することを受信装置1cに指示すると、操作情報受信部13はコンテンツ受信部21aに対して受信したコンテンツの符号化AVデータをタイムシフト部22に供給する供給命令を、同時に、タイムシフト部22に対してコンテンツ受信部21aから供給される符号化AVデータを記憶装置25に記録する記録命令を供給する。
また、記憶装置25に記録している符号化AVデータをシフト時間だけ遅延して再生するため、操作情報受信部13は、タイムシフト部22に対してシフト時間だけ遅延して取得する遅延取得命令を供給し、AV合成部71aに対して遅延されたコンテンツを表示装置7に表示させるための出力命令を供給する。
AV合成部71aのデマルチプレクサ41aは、タイムシフト部22から遅延符号化データが供給されると、遅延符号化AVデータを遅延符号化映像データと遅延符号化音声データに分離し、映像復号処理部42aは、デマルチプレクサ41aによって分離された遅延符号化映像データを復号し、遅延映像データを生成、音声復号処理部43aは、デマルチプレクサ41aによって分離された遅延符号化音声データを復号し、遅延音声データを生成する。
映像合成部81aは、操作情報受信部13からの出力画面設定命令に従って、遅延映像データ、受信映像データ、および投稿文データから映像信号を生成し、音声選択部45aは、操作情報受信部13からの出力命令に従って、遅延音声データ、または受信音声データから音声信号を生成する。
映像出力部14がAV合成部71aによって生成された映像信号を表示装置7へ出力し、また、音声出力部15がAV合成部71aによって生成された音声信号を表示装置7へ出力するので、投稿文とコンテンツが、ほぼ遅延なく同期に近い状態で表示される。
図17に、第3の実施形態におけるコンテンツと投稿文、およびタイムシフトさせたコンテンツの表示例を示す。図17中、(R)で示されている画面領域は、受信装置1がリアルタイムで受信しているコンテンツが表示され、(T)で示されている画面領域は、タイムシフトされたコンテンツが表示される。また、(B)で示されている画面領域は、図8に示す投稿文が表示される。
なお、図17には5つの表示形態が示されているが、これに限定されるものではない。
≪第4の実施形態:投稿文とコンテンツを1つの表示装置7で表示し、かつコンテンツがアナログ放送以外で供給される場合の受信装置1≫
第4の実施形態について、図13〜図18を用いて説明する。第1の実施形態、第2の実施形態、および第3の実施形態と同じ構成要件については同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
第4の実施形態におけるシステム全体の構成は、図13に示すように、受信装置1d、電子掲示板サーバ2、視聴者が利用する端末とから構成され、受信装置1dと通信端末3はインターネット、LAN等のネットワーク4を介して電子掲示板サーバ2に接続され,テレビジョン等の表示装置7が接続される。なお、有線通信、放送衛星、通信衛星、または地上波放送を送出する通信タワーを介して番組放送、動画等(以下、コンテンツと総称する)が供給されることとする。
受信装置1dは、図14に示すように、コンテンツ制御部11d、AV合成部71b、操作情報受信部13、映像出力部14、および音声出力部15とから構成される。
コンテンツ制御部11dは、図15に示すように、コンテンツ受信部21b、タイムシフト部22、再取得間隔保存部23、および掲示板閲覧部24cとから構成され、ハードディスク装置等の記憶装置25を備える
また、コンテンツ受信部21bは、図10に示すように、デジタル放送チューナ部51を備え、デジタル放送信号が供給されると、符号化AVデータを出力する。
具体的には、デジタル放送チューナ部51は、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給されるコンテンツ選択命令に従って、デジタル放送波からコンテンツ選択命令で指定された特定のコンテンツを受信し、MPEG−2等の所定の符号化アルゴリズムに従って再符号化、圧縮して符号化AVデータを生成する機能を有する。
また、ケーブルテレビのように有線通信にてコンテンツが供給される場合、コンテンツ受信部21bは、図11に示すように、コンテンツ取得部52、および方式変換部53とから構成され、配信データが供給されると、符号化AVデータを出力する。
また、コンテンツがアナログ放送以外にて供給される場合、AV合成部71bは、図18に示すように、第1デマルチプレクサ61b、第2デマルチプレクサ62b、音声選択部45b、音声復号処理部43b、第1映像復号処理部91、第2映像復号処理部92、および映像合成部81とから構成され、符号化AVデータ、タイムシフトされた遅延符号化AVデータ、音声データが供給されると、映像信号と音声信号を出力する。
第1映像復号処理部91は、第1デマルチプレクサ61bで分離された符号化映像データを基に、受信映像データを生成する機能を有する。
第2映像復号処理部92は、第2デマルチプレクサ62bで分離された遅延符号化映像データを基に、遅延映像データを生成する機能を有する。
次に、第4の実施形態における受信装置1dの動作について説明する。なお、投稿文を取得する処理、投稿文とコンテンツを同期させて表示させる処理のうちシフト時間を算出するまでの処理については、第1の実施形態を同じなので、詳細な説明を省略する。
通常、視聴者が受信装置1dを用いてコンテンツを視聴する際は、まず、操作情報受信部13からのコンテンツの受信命令に従って、コンテンツ受信部21bがコンテンツを受信する。AV合成部71bは、コンテンツ受信部21bによって受信されたコンテンツを表示装置7が再生可能な映像信号と音声信号とに分離変換し、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号を出力することによって、視聴者はコンテンツを視聴することが可能となる。
具体的には、図10に示すコンテンツ受信部21bであれば、コンテンツ受信部21bのデジタル放送チューナ部51は、視聴者が入力装置16を操作することによって操作情報受信部13から供給されるコンテンツ選択命令に従って、デジタル放送波からコンテンツ選択命令で指定された特定のコンテンツを受信、コンテンツの符号化AVデータを取得し、AV合成部71bに供給する。
また、図11に示すコンテンツ受信部21bであれば、コンテンツ取得部52は、操作情報受信部13から供給されるコンテンツ選択命令に従って、有線通信網からコンテンツ選択命令で指定された特定のコンテンツを取得し、方式変換部53は、コンテンツ取得部52によって取得されたコンテンツを、MPEG−2等の所定の符号化アルゴリズムに従って符号化、圧縮して符号化AVデータを生成し、AV合成部71bに供給する。
AV合成部71bの第1デマルチプレクサ61bは、符号化AVデータが供給されると、符号化AVデータを符号化映像データと符号化音声データに分離し、それぞれ第1映像復号処理部91と音声選択部45bに供給する。第1映像復号処理部91は符号化映像データを基に受信映像データを生成、映像合成部81bに供給し、音声選択部45bは操作情報受信部13から供給される出力命令に従って、符号化音声データを音声復号処理部43bに供給する。
映像合成部81bは、操作情報受信部13からの出力画面設定命令に従って、受信映像データから映像信号を生成し、音声復号処理部43bは、符号化音声データから音声信号を生成する。そして、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号をそれぞれ出力することによって、コンテンツが表示装置7に出力され、視聴者は視聴することが可能となる。
また、通常の視聴を行いつつ、記憶装置25に記録することも可能である。その場合は、操作情報受信部13からのコンテンツの記録命令に従って、コンテンツ受信部21bがAV合成部71bとタイムシフト部22にコンテンツを供給し、タイムシフト部22がそのコンテンツを記憶装置25に記録する。
また、記憶装置25に一旦記録したコンテンツを通常視聴する際は、操作情報受信部13からのコンテンツの再生命令に従って、タイムシフト部22が記憶装置25から再生を指定されたコンテンツを取得、AV合成部71bへ供給する。AV合成部71bは、上記と同様の手順で記憶装置25から取得されたコンテンツの符号化AVデータを映像信号と音声信号とに分離変換し、映像出力部14がその映像信号を、音声出力部15がその音声信号をそれぞれ出力することによって、視聴者はコンテンツを視聴することが可能となる。
また、視聴者が記憶装置25に記録されているコンテンツを電子掲示板上の投稿文と同期させて視聴することも可能である。第1の実施形態と同様の手順でシフト時間が算出されると、遅延再生可能な状態になり、受信装置1dは、視聴者の操作に応じて遅延再生を行う。
視聴者が、入力装置16を用いて記憶装置25に記録されているコンテンツを電子掲示板上の投稿文と同期させて視聴することを受信装置1dに指示すると、操作情報受信部13はコンテンツ受信部21に対して受信したコンテンツの符号化AVデータをタイムシフト部22に供給する供給命令を、同時に、タイムシフト部22に対してコンテンツ受信部21bから供給される符号化AVデータを記憶装置25に記録する記録命令を供給する。
また、記憶装置25に記録している符号化AVデータをシフト時間だけ遅延して再生するため、操作情報受信部13は、タイムシフト部22に対してシフト時間だけ遅延して取得する遅延取得命令を供給し、AV合成部71bに対して遅延されたコンテンツを表示装置7に表示させるための出力命令を供給する。
AV合成部71bの第2デマルチプレクサ62は、タイムシフト部22から遅延符号化データが供給されると、遅延符号化AVデータを遅延符号化映像データと遅延符号化音声データに分離し、第2映像復号処理部92は遅延符号化映像データを基に遅延映像データを生成、映像合成部81bに供給し、音声選択部45bは、操作情報受信部13からの出力命令に従って、遅延符号化音声データ、または符号化音声データを出力する。
映像合成部81bは、操作情報受信部13からの出力画面設定命令に従って、遅延映像データ、受信映像データ、および投稿文データから映像信号を生成し、音声復号処理部43bは、遅延符号化音声データ、または符号化音声データから音声信号を生成する。
映像出力部14がAV合成部71aによって生成された映像信号を表示装置7へ出力し、また、音声出力部15がAV合成部71aによって生成された音声信号を表示装置7へ出力するので、投稿文とコンテンツが、ほぼ遅延なく同期に近い状態で表示される。
図17に、第4の実施形態におけるコンテンツと投稿文、およびタイムシフトさせたコンテンツの表示例を示す。第3の実施形態と同様に、様々な画面構成でコンテンツと投稿文、およびタイムシフトさせたコンテンツが表示される。
第1,2の実施形態におけるシステム全体の構成を示す図である。 第1,2の実施形態における受信装置の機能構成図である。 第1,2の実施形態におけるコンテンツ制御部の機能構成図である。 第1,3の実施形態にけるコンテンツ受信部aの機能構成図である。 第1の実施形態におけるAV選択部aの機能構成図である。 電子掲示板サーバに投稿される投稿文を記録したデータを示す図である。 電子掲示板サーバから投稿文を取得する処理を示すフローチャートである。 表示装置に出力された投稿文の例を示す図である。 タイムシフトさせてコンテンツを表示する処理を示すフローチャートである。 第2,4の実施形態にけるコンテンツ受信部bの機能構成図である。 第2,4の実施形態にけるコンテンツ受信部cの機能構成図である。 第2の実施形態におけるAV選択部aの機能構成図である。 第3,4の実施形態におけるシステム全体の構成を示す図である。 第3,4の実施形態における受信装置の機能構成図である。 第3,4の実施形態におけるコンテンツ制御部の機能構成図である。 第3の実施形態におけるAV合成部aの機能構成図である。 第4の実施形態におけるAV合成部bの機能構成図である。 第3,4の実施形態におけるコンテンツの表示例を示す図である。
符号の説明
1a,b,c,d 受信装置
2 電子掲示板サーバ
3 通信端末
4 ネットワーク
7a,b 表示装置(TV,ディスプレイ)
11a,b,c,d コンテンツ制御部
12a,b AV選択部
13 操作情報受信部
14 映像出力部
15 音声出力部
16 入力装置
21a,b コンテンツ受信部
22 タイムシフト部
23 再取得間隔保存部
24a,c 掲示板閲覧部
25 記憶装置
31 アナログ放送チューナ部
32 映像符号化処理部
33 音声符号化処理部
34 マルチプレクサ
41a デマルチプレクサ
42a,b 映像復号処理部
43a,b 音声復号処理部
44a,b 映像選択部
45a,b 音声選択部
51 デジタル放送チューナ部
52 コンテンツ取得部
53 方式変換部
61b 第1デマルチプレクサ
62b 第2デマルチプレクサ
71a,b AV合成部
81a,b 映像合成部
91 第1映像復号処理部
92 第2映像復号処理部

Claims (1)

  1. 視聴者に提供される番組を受信し、現在放送中の番組を記憶装置に記録しつつ再生し、前記番組に関する投稿文がアップロードされる電子掲示板サーバから、前記番組に対する投稿文が記述された投稿文データを取得する受信装置であって、
    一旦前記投稿文データを取得し、再度前記投稿文データを取得するまでの時間間隔を記憶する記憶手段と、
    前記時間間隔から前記現在放送中の番組を遅延させて再生するための遅延時間を算出し、前記投稿文とを共に前記記憶装置に記録されている前記現在放送中の番組を前記遅延時間だけ遅延させて再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
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