JP2005123316A - 配線レール - Google Patents
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Abstract
【課題】 レイアウト変更時に表示装置の位置を変更する作業が容易且つ安価に行える配線レールを提供することを目的とする。
【解決手段】 物品の収納位置等を表示する表示ユニット11が装着される配線レール1であって、少なくとも2本以上の導電ケーブル4a,4bが互いに並行に延設された基板部2を備え、前記導電ケーブル4a,4bを介して外部から駆動電力または制御信号が伝達される接続端子を有する前記表示ユニット11が、前記接続端子を前記導電ケーブル4a,4bに電気的に接触させた状態で前記基板部2の長手方向にスライド自在に装着される配線レール1において、前記導電ケーブル4a,4bは、その一部を前記基板部2に沿って延びるスリット状の開口から露出させて該基板部2に埋め込まれていることを解決手段とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 物品の収納位置等を表示する表示ユニット11が装着される配線レール1であって、少なくとも2本以上の導電ケーブル4a,4bが互いに並行に延設された基板部2を備え、前記導電ケーブル4a,4bを介して外部から駆動電力または制御信号が伝達される接続端子を有する前記表示ユニット11が、前記接続端子を前記導電ケーブル4a,4bに電気的に接触させた状態で前記基板部2の長手方向にスライド自在に装着される配線レール1において、前記導電ケーブル4a,4bは、その一部を前記基板部2に沿って延びるスリット状の開口から露出させて該基板部2に埋め込まれていることを解決手段とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、物品の収納位置等を表示する表示装置が装着される配線レールに関し、詳しくは、物品を保管する倉庫の収納棚等に取付けられる配線レールであって、物品の収納位置等を表示する表示装置が装着される配線レールに関する。
物品の収納位置等を表示する表示装置と、物品を保管する倉庫の収納棚等に取付けられ、前記表示装置がスライド自在に装着される配線レールとが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この表示装置では、図9に示すように、表示装置51の前面に設けられたランプ55の点滅によって物品の収納位置の指示が行われ、また、その表示部50によって物品の数量等が表示され、物品のピッキング(仕分け)作業の効率化が図られている。また、配線レール41の基板部には、表示装置51と、該表示装置51を一括管理する制御コンピューターとを電気的に接続する導電線44が敷設されている。また、配線レール41において表示装置51が装着されていない領域には、作業者の手指による接触や大気中の塵埃から導電線44を保護するため、配線レール41を隠蔽するレールカバー42が取付けられている。
そして、作業現場において、収納棚25の各収納部の位置や範囲を変更するレイアウト変更時には、表示装置51の位置を変更するとともに、このレールカバー42をカッターを用いて任意の長さに切断し、収納棚25の各収納部の寸法等に適合させる。
特開平10−177353号公報
しかしながら、この配線レール41では、配線レール41を隠蔽するレールカバー42は基本的に使い捨てであるため、その補充と廃棄に費用を要し、また、このようなレールカバー42を用いることから、表示装置51の位置を変更する作業にそれなりの熟練性を要する。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、配線レールを隠蔽するレールカバー等を用いないでも配線レールに敷設された導電線が作業者の手指による接触や大気中の塵埃から保護され、レイアウト変更時に表示装置の位置を変更する作業が容易且つ安価に行える配線レールを提供することにある。
本発明に係る配線レールは、物品の収納位置等を表示する表示装置が装着される配線レールであって、少なくとも2本以上の導電線が互いに並行に延設された基板部を備え、前記導電線を介して外部から駆動電力または制御信号が伝達される接続端子を有する前記表示装置が、前記接続端子を前記導電線に電気的に接触させた状態で前記基板部の長手方向にスライド自在に装着される配線レールにおいて、前記導電線は、その一部を前記基板部に沿って延びるスリット状の開口から露出させて該基板部に埋め込まれていることを特徴とする。
上記構成によれば、配線レールを隠蔽するレールカバー等の補助部材を用いないでも作業者の手指による接触や大気中の塵埃から導電線が保護されるようになり、レイアウト変更時に表示装置の位置を基板部の長手方向にスライドさせることのみで変更することができる。
前記表示装置に設けられた一対の被係合部と係合する一対の係合部が前記基板部の両縁に相対向して延設され、該係合部は前記基板部を基準として非対称に設けられていることが好ましい。
上記好ましい構成によれば、例えば、基板部の両縁に延設された一対の係合部の内、基板部の上部に設けられた係合部の基板部からの高さを下部に設けられた係合部の高さより高くしておけば、基板部の上部の係合部を目印にすることで、配線レールを適正な方向で収納棚に容易に装着することができる。また、表示装置に設けられた被係合部と係合する係合部を目印にすることで、配線レールに目印とするための別の部位を設ける必要がなく、配線レールのスリム化と省スペース化に寄与することができる。
以上のように、本発明に係る配線レールによれば、配線レールを隠蔽するレールカバー等を用いないでも配線レールに敷設された導電線が作業者の手指による接触や大気中の塵埃から保護され、レイアウト変更時に表示装置の位置を変更する作業が容易且つ安価に行えるようになる。
以下、本発明に係る配線レールの一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1(a)は、本実施の形態の配線レールを示す斜視図であり、図1(b)は、該配線レールに表示装置(表示ユニット)が装着された状態を示す斜視図である。図2(a)は、本実施の形態の配線レールに表示ユニットが装着された状態を示す正面図であり、図2(b)は、図2(a)に示す配線レールおよび表示ユニットの平面図であり、図2(c)は、図2(a)に示す配線レールおよび表示ユニットの底面図である。また、図3は、図2(a)に示す配線レールおよび表示ユニットの側面図である。図4(a)は、図2(a)のA−A線における配線レールの断面図であり、図4(b)は、図2(a)のA−A線における配線レールおよび表示ユニットの断面図である。
本実施の形態の配線レールは、物品を保管する倉庫等において、物品のピッキング(仕分け)作業を効率化するために、収納棚等に取付けられる形態のものであり、装着される表示ユニットが物品の収納位置等を表示する形態のものである。この配線レールにおいては、その長手方向に沿って基板部2が設けられ、該基板部2の両縁に一対の係合部3a,3bが相対向して延設されている。そして、該係合部3a,3bは基板部2を基準として非対称に設けられている。また、基板部2には、その長手方向に沿って駆動電力または制御信号を伝達する導電ケーブルが少なくとも2本以上互いに並行に延設されている。
なお、図1(a)乃至図4(b)に示す配線レール1においては、基板部2の両縁に一対の係合部3a,3bが相対向するとともに、基板部2と一体的にその長手方向に延設されている。この係合部3a,3bの各縁端には、内側に相対向するように係止部5a,5bが延設されている。なお、係合部3aは、係合部3bよりも基板部2からの高さが高くなるように、且つ装着された表示ユニット11の上面のほぼ半分の面積の領域を覆うように設けられている。また、基板部2および係合部3a,3bは、例えばパイプカッターやラチェットカッター等のカッターで切断できるとともに、電気絶縁性に優れ、弾性を有する塩化ビニル樹脂等の合成樹脂材料から形成されている。
また、前記基板部2には、その長手方向に沿って一対の導電ケーブル4a,4aと一対の導電ケーブル4b,4bとが互いに並行に敷設されている。これら導電ケーブルの断面はいずれも円形状であり、それぞれ図示しない制御コンピューターと電気的に接続され、基板部2の上部に配された導電ケーブル4a,4aは、装着された表示ユニット11に駆動電力を伝達し(一方が+で他方が−)、下部に配された導電ケーブル4b,4bは、表示ユニット11に制御信号を伝達するように構成されている。これら導電ケーブル4a,4aと導電ケーブル4b,4bとの間には、通電時に他方の一対の導電ケーブルとの干渉を回避するために間隔が設けられている。
本実施の形態において、前記した導電ケーブルは、それぞれの一部を基板部2に沿って延びるスリット状の開口から露出させて該基板部2に埋め込まれている。詳しくは、図4(a)を参照して、導電ケーブル4a,4aおよび導電ケーブル4b,4bは、それぞれ基板部2によってその外周の7/12乃至11/12の面積の領域を被われた状態で、基板部2に形成されたスリット状の開口Aから外周の1/12乃至5/12の面積の領域を露出させて該開口Aに沿って形成された断面円形状の空洞部分に収納されている。更に開口Aから斜め下方に向かって拡開した拡開部が形成されており、該拡開部は、基板部2の表面で開口Bを形成している。前述したように、基板部2は弾性を有する材料で形成されているため、各導電ケーブルは、先ず前記拡開部に沿わせて導電ケーブルを配し、次に開口Aを拡げつつ前記空洞部分内に該導電ケーブルを収納することで、配線レール1の基板部2に敷設することができる。
そして、このように、各導電ケーブルは、その一部を基板部2に沿って延びるスリット状の開口Aから露出させて該基板部2に埋め込まれているため、配線レール1を隠蔽するレールカバー等の補助部材を用いないでも作業者の手指による接触や大気中の塵埃から保護される。このような効果が得られることは、本実施の形態のように各導電ケーブルの断面を円形状とした場合に限らず、その他断面が楕円形状、半円形状、多角形状等であっても各導電ケーブルが、その一部を基板部2に沿って延びるスリット状の開口Aから露出させて該基板部2に埋め込まれている限り、同様である。
本実施の形態において、前記配線レール1には、前記導電ケーブルを介して外部から駆動電力または制御信号が伝達される接続端子を有する表示ユニット11が、基板部2の長手方向にスライド自在に装着されている。
詳しくは、図2(a)を参照して、前記表示ユニット11の前面には、物品の収納位置を指示するために点滅する左右一対の照光ランプ15,15と、該照光ランプ15,15に挟まれた状態で、物品の数量等を表示する表示部10とが設けられている。なお、照光ランプ15,15は、それぞれ上下の略中央部分を欠いた形状となっており、該欠損領域に表示部10の表示の種類(物品の数量、収納棚の識別番号等)を切換えるための上下一対のファンクションキー17,17が配置されている。
また、図4(b)を参照して、前記表示部10の裏面には、該表示部10、照光ランプ15,15およびファンクションキー17,17がそれぞれ電気的に接続された回路基板13が取付けられ、該回路基板13の裏面より、一対の接続端子14a,14aと一対の接続端子14b,14bとが、それぞれ配線レール1の導電ケーブル4a,4aと導電ケーブル4b,4bとに相対向する位置で回路基板13に電気的に接続されて突設されている。また、配線レール1は、その基板部2と収納棚の枠部18とをネジ19で貫通させて該収納棚の前面に直接取付けられている。
更に、図2(b)および図2(c)を参照して、前記表示ユニット11の前面は、中心部より左右幅方向に向かってなだらかに傾斜する円弧形状になっており、表示部10および照光ランプ15,15の状態が、表示ユニット11と正対した側からのみならず、斜め前方側からも視認できるようになっている。また、表示部10および照光ランプ15,15の上下部には、それぞれ円弧形状の天板12aと地板12bがその円弧部分を表示部10の前面形状に沿わせるように配設されており、該天板12aおよび地板12bの後方端部には、それぞれ配線レール1の係合部3a,3bと係合する一対の被係合部16a,16bが突設されている。
そして、図3および図4(b)を参照して、前記表示ユニット11は、接続端子14a,14aと接続端子14b,14bとをそれぞれ基板部2の開口Aを通して配線レール1の導電ケーブル4a,4aと導電ケーブル4b,4bとに電気的に接触させるとともに、該表示ユニット11の被係合部16a,16bを、その各前部縁端を配線レール1の係止部5a,5bによって係止させた状態でそれぞれ係合部3a,3bに係合させることにより、配線レール1の前面にスライド自在且つ着脱可能に装着されている。また、この表示ユニット11の各接続端子と配線レール1の各導電ケーブルとの電気的な接触により、前記した制御コンピューターと表示ユニット11とが電気的に接続され、制御コンピューターから表示部10の表示状態および照光ランプ15,15の点滅状態を制御する制御信号と、表示ユニット11を駆動するための駆動電力とが表示ユニット11に伝達される。
なお、図4(b)に示すように、表示ユニット11の地板12bは、被係合部16bが表示ユニット11の本体に対して進退するように、折り返し構造に形成されているので、係合部3bと被係合部16bとの係合強さは、係合部3aと被係合部16aとの係合強さより緩くなされ、その係合強さの緩い側より、表示ユニット11が配線レール1から着脱可能となっている。
また、前記基板部2の一対の係合部3a,3bは、基板部2を基準として非対称に設けられているため、詳しくは、基板部2の一対の係合部3a,3bの内、基板部2の上部に設けられた係合部3aの基板部2からの高さを下部に設けられた係合部3bの高さより高くしているため、この係合部3aを目印にすることで、配線レール1を適正な方向で収納棚に装着することができる。
更に、前記表示部10は、照光ランプ15,15の点灯をON/OFFするスイッチの役割を兼ねており、これら図面に示すように表示部10および照光ランプ15,15の表面が面一となっている状態で、スイッチはONとなっており、表示部10および照光ランプ15,15に通電されるようになっている。この状態から、表示部10を指で押すと該表示部10が一時的に後退してスイッチがOFFとなり、表示部10および照光ランプ15,15への通電が停止される。この後、表示部10は自動的に前進して元の状態に復帰し、再び通電可能な状態となる。
前述したように、配線レール1の係合部3aは、表示ユニット11の上面に位置する天板12aのほぼ半分の面積の領域を覆うように設けられているため、表示ユニット11に人体の一部や荷物等が直接当りにくく、表示ユニット11が損傷から保護されている。また、表示部10は,スイッチがONとOFFのいずれの状態においても、天板12aと地板12bによって遮蔽されており、ピッキング作業時に表示部10に人体の一部や荷物等が当りにくく、スイッチの誤操作が防止されるようになっている。
上記した構成からなる配線レール1を用い、倉庫等に設置された収納棚に配線レール1および表示ユニット11を取付ける方法について図5を参照しながら説明する。ここで、図5は、本実施の形態における配線レール1と表示ユニット11とが収納棚25に取付けられた状態を示す正面図である。
先ず、予め導電ケーブルを敷設しておいた配線レール1を、収納棚25の幅方向の長さにパイプカッターやラチェットカッター等のカッターで切断し、この配線レール1の基板部2の裏面を収納棚25の枠部に当接させてネジ、接着剤、両面粘着テープ等を用いて取付ける。
次に、表示ユニット11を一括管理する制御コンピューター等と接続されたエンドキャップ26を配線レール1の端部に挿着し、配線レール1の導電ケーブルと制御コンピューターとを電気的に接続する。
続いて、収納する物品に応じて所定の幅で仕切られた各収納部のほぼ中央部に表示ユニット11が位置するように、表示ユニット11の係合部16a,16bを配線レール1の係合部3a,3b(図4(b)参照)に係合させることにより、表示ユニット11を配線レール1の前面に取付けるとともに、表示部10の各接続端子を配線レール1の各導電ケーブルにそれぞれ電気的に接触させ、表示ユニット11と前記した制御コンピューターとを電気的に接続することにより、取付けが完了する。
このように、配線レールを隠蔽するレールカバー等の補助部材が不要であるので、収納棚の各収納部の位置や範囲を変更するレイアウト変更時には、従来のように収納棚の各収納部の寸法等に適合するようにレールカバー等を切断する必要がなく、表示ユニット11の位置を配線レール1の基板部2の長手方向にスライドさせることのみで変更することができる。
以上説明したように、本実施の形態の配線レール1によれば、配線レール1に敷設された導電ケーブル4a,4bが、その一部を基板部2に沿って延びるスリット状の開口Aから露出させて該基板部2に埋め込まれているため、配線レールを隠蔽するレールカバー等の補助部材を用いないでも作業者の手指による接触や大気中の塵埃から導電ケーブルが保護されるようになり、レイアウト変更時に表示装置の位置を変更する作業が容易且つ安価に行えるようになる。
また、前記表示ユニット11に設けられた一対の被係合部16a,16bと係合する一対の係合部3a,3bが基板部2の両縁に相対向して延設され、該係合部3a,3bの内、基板部2の上部に設けられた係合部3aの基板部2からの高さを下部に設けられた係合部3bの高さより高くしているため、この係合部3aを目印にすることで、配線レール1を適正な状態で収納棚に装着することができる。また、表示ユニット11に設けられた被係合部16aと係合する係合部3aを目印にすることで、配線レール1に目印とするための別の部位を設ける必要がなく、配線レール1のスリム化と省スペース化に寄与することができる。
尚、本実施の形態の配線レール1では、駆動電力と制御信号とをそれぞれ一対の導電ケーブル4a,4aと一対の導電ケーブル4b,4bによって個別に伝達させるようにしたが、配線レール1に敷設する導電ケーブルを2本のみとし、該2本の導電ケーブルによって、例えば、伝達のタイミングを変える等して駆動電力および制御信号を伝達させてもよく、導電ケーブルの本数は特に限定されるものではない。
また、本実施の形態の配線レール1では、基板部2の一対の係合部3a,3bの内、基板部2の上部に設けられた係合部3aの基板部2からの高さを下部に設けられた係合部3bの高さより高くしたが、係合部3bの基板部2からの高さを上部に設けられた係合部3aの高さより高くしてもよい。要するに、基板部2の一対の係合部3a,3bが、基板部2を基準として非対称であって、一方の係合部を目印として、配線レール1を適正な方向で収納棚に容易に装着できるように構成されていればよい。
また、本実施の形態の表示ユニット11では、表示部10および照光ランプ15,15の表面が面一となっている状態で、スイッチはONとなっており、この状態から、表示部10を指で押すと該表示部10が一時的に後退してスイッチがOFFとなるように構成したが、例えば、図6に示すように、照光ランプ15,15の表面に対して表示部10が後退した状態で、スイッチがONとなるようにし、この状態から、表示部10を指で押して更に該表示部10を後退させた状態でスイッチがOFFとなるように構成してもよい。これにより、天板12aと地板12bによる表示部10の遮蔽の度合いが高まり、ピッキング作業時に表示部10に人体の一部や荷物等が更に当りにくくなり、スイッチの誤操作がより効果的に防止されるようになる。
また、図4(b)に示すように、本実施の形態の配線レール1は、その基板部2と収納棚の枠部18とをネジ19で貫通させて収納棚に直接取付けられるようにし、且つ装着された表示ユニット11の表示部10が水平方向を向くように構成したが、例えば、図7(a)に示すように、基板部21を有し、該基板部21の両縁に一対の係合部20a,20bが相対向して延設され、基板部21の所定位置に補助係合部20cが延設された補助レール20を用い、その基板部21と収納棚の枠部18とをネジ19で貫通させて該補助レール20をその前面が水平方向を向くように収納棚に直接取付け、更に配線レール1の背面に設けられた一対の被係合部7a,7bを、それぞれ補助レール20の係合部20a、補助係合部20cに係合させるとともに、配線レール1の係合部3bを補助レール20の係合部20bに係合させることにより、補助レール20に配線レール1をその前面が斜め下方を向くように装着することができる。これにより、表示ユニット11を、その表示部10が斜め下方を向くように配線レール1に装着することが可能となり、表示ユニット11を収納棚の上方領域(頭上より高い領域)に取付ける際に視認性を高めることができる。
また、例えば、図7(b)に示すように、補助係合部20cの基板部21に設けられた位置が異なる補助レール20を用い、配線レール1の背面に設けられた一対の被係合部7a,7bを、それぞれ補助レール20の補助係合部20c、係合部20bに係合させるとともに、配線レール1の係合部3aを補助レール20の係合部20aに係合させることにより、補助レール20に配線レール1をその前面が斜め上方を向くように装着することもできる。これにより、表示ユニット11を、その表示部10が斜め下方を向くように配線レール1に装着することが可能となり、表示ユニット11を収納棚の下方領域(足元近傍の領域)に取付ける際に視認性を高めることができる。
また、図8に示すように、基板部23を有し、該基板部23の両縁に一対の遮蔽壁24a,24bが相対向して延設され、基板部23の所定位置に一対の係合部22a,22bが延設された補助レール22を用い、配線レール1の背面に設けられた一対の被係合部7a,7bを、それぞれ補助レール22の係合部22a,22bに係合させた状態で、配線レール1の基板部2と、補助レール22の基板部23と、収納棚の枠部18とをネジ19で貫通させて、該配線レール1と補助レール22とを収納棚に直接取付けることにより、配線レール1が補助レール22の遮蔽壁24a,24bによって遮蔽された状態とすることができる。これにより、配線レール1に装着された表示ユニット11に、人体の一部や荷物等が直接当たる可能性が皆無となり、表示ユニット11が損傷からほぼ完全に保護されるとともに、表示部10にも人体の一部や荷物等が当たる可能性が皆無となり、スイッチの誤操作を更に効果的に防止することができる。
更に、本発明に係る配線レール1は、上記したようなピッキング作業用の表示ユニット11のみならず、それ以外の各種の表示ユニット、または表示ユニット以外の発光ユニット、電気分岐ユニット、その他の電気部材についても、これら電気部材に配線レールの係合部3a,3bと係合する被係合部を設けるとともに、導電ケーブルと電気的に接触し得る接続端子を設けることにより、表示ユニット11と同様にして、配線レール1に装着されるとともに、制御コンピューターと電気的に接続されるように構成してもよい。
1…配線レール、2…基板部、3a,3b…係合部、4a,4b…導電ケーブル(導電線)、11…表示ユニット(表示装置)、14a,14b…接続端子、A…スリット状の開口
Claims (2)
- 物品の収納位置等を表示する表示装置が装着される配線レールであって、少なくとも2本以上の導電線が互いに並行に延設された基板部を備え、前記導電線を介して外部から駆動電力または制御信号が伝達される接続端子を有する前記表示装置が、前記接続端子を前記導電線に電気的に接触させた状態で前記基板部の長手方向にスライド自在に装着される配線レールにおいて、前記導電線は、その一部を前記基板部に沿って延びるスリット状の開口から露出させて該基板部に埋め込まれていることを特徴とする配線レール。
- 前記表示装置に設けられた一対の被係合部と係合する一対の係合部が前記基板部の両縁から相対向して延設され、該係合部は前記基板部を基準として非対称に設けられている請求項1に記載の配線レール。
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