JP2012010482A - 配線ダクトおよび同配線ダクト用の電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置面に平行な方向において小型化することのできる配線ダクトを提供する。
【解決手段】配線ダクトは、ハウジング10と、少なくとも電力用導線31,32をハウジング10内部に含む複数の導線とを備え、被設置面に接するための設置面11aがハウジング10の外周面に設けられ、電力用導線31,32の系路上の任意の位置において電気機器に電力供給可能な配線ダクトにおいて、複数の導線の全てが、設置面11aに対して垂直な方向に配列されている。
【選択図】図1
【解決手段】配線ダクトは、ハウジング10と、少なくとも電力用導線31,32をハウジング10内部に含む複数の導線とを備え、被設置面に接するための設置面11aがハウジング10の外周面に設けられ、電力用導線31,32の系路上の任意の位置において電気機器に電力供給可能な配線ダクトにおいて、複数の導線の全てが、設置面11aに対して垂直な方向に配列されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、少なくとも電力用導線を含む複数の導線を内部に備え、電力用導線の導線系路上の任意の位置において電気機器に電力供給可能な配線ダクトに関する。また、同配線ダクトに用いられる電気機器に関する。
被覆導線を用いた配線に比べて電気機器の設置自由度が高くなるため、導線経路上のいずれの位置からも電力供給が可能な配線ダクトを用いた配線が、店舗、工場、オフィスなどに用いられている。
ところで、配線ダクトは天井面や壁面等を被設置面として設置されるため、美観上優れたものであることが望まれる。美観を向上させるためには、配線ダクトを小型化することが有効である。
特許文献1には、被設置面に設置される配線ダクトの設置面の反対面に導体を設置面に平行に並べることにより薄型化を図った技術が開示されている。
しかし、配線ダクトは天井面や壁面に貼り付けるように設置するものであるため、設置面に垂直な方向(以下、「上下方向」という)の大きさよりも設置面に平行な方向の方が目立ちやすい。従って、美観上の観点からは、特許文献1の技術を用いて配線ダクトを薄型化することにより上下方向の小型化を行うよりも、設置面に平行な方向における小型化を行う方が効果が大きい。
本発明は、上記実情に鑑みて成されたものであり、設置面に平行な方向において小型化することのできる配線ダクトおよび同配線ダクト用の電気機器を提供することにある。
本発明の配線ダクトは、少なくとも電力用導線を含む複数の導線と、前記導線を内部に有するハウジングとを備え、前記ハウジングの外周面の1つである設置面が被設置面に設置されるものであり、前記電力用導線の系路上の任意の位置において電気機器に電力供給可能な配線ダクトにおいて、前記複数の導線の全てが、前記設置面に対して垂直な方向に配列されていることを特徴とする。
この配線ダクトにおいて、前記複数の導線の少なくとも1つに通信用導線が含まれることが好ましい。
この配線ダクトにおいて、前記電力用導線と前記通信用導線との間に電磁波を遮断する効果を有する遮断壁が更に設けられていることが好ましい。
この配線ダクトにおいて、前記電力用導線と前記通信用導線との間に電磁波を遮断する効果を有する遮断壁が更に設けられていることが好ましい。
本発明の電気機器は、導線の被接続面に接続される接点を備え、本発明の配線ダクトに接続される電気機器であって、前記接点が、電気機器本体に対して、設置面に平行な方向に直線的に移動することにより、前記接点が前記被接続面に接続される。
本発明によれば、設置面に平行な方向において小型化することのできる配線ダクトおよび同配線ダクト用の電気機器を提供することができる。
(第1実施形態)
図1〜3を用いて、本発明を具体化した配線ダクトおよび同配線ダクトに適合する電気機器の一実施形態であるプラグを以下に説明する。なお、以下の説明において、図1に示したように、配線ダクトが設置される被設置面の方向を上方、反対方向を下方とする。また、その他の方向についても、図1に示した方向および向き表示を使用する。
図1〜3を用いて、本発明を具体化した配線ダクトおよび同配線ダクトに適合する電気機器の一実施形態であるプラグを以下に説明する。なお、以下の説明において、図1に示したように、配線ダクトが設置される被設置面の方向を上方、反対方向を下方とする。また、その他の方向についても、図1に示した方向および向き表示を使用する。
図1(a)〜(d)に示すように、配線ダクトのハウジング10は長手方向に伸びて設けられた開口部17を下方面に有する略角筒型を成している。具体的には、被設置面に固定される略長方形状の設置部11の2つの長辺から、2つの側壁部12,13が下方に伸びて設けられている。側壁部12の下方端と側壁部13の下方端とは接続されていないため、側壁部12の下方端と側壁部13の下方端との間が上述の開口部17となっている。また、ハウジング10の外周面のうち設置部11の上方面が、天井や壁などの被設置面に設置される設置面11aである。
一方の側壁部13の内周面には、長手方向に伸びて設けられた凹溝である絶縁部材固定部14とプラグ固定部15とが設けられている。絶縁部材固定部14には、絶縁部材20を介して電力用導線31,32が上下方向に配列して固定されている。すなわち、電力用導線31,32は、設置面11aに対して、垂直な方向に配列されている。この電力用導線31,32は長手方向に伸びて設けられた板状の金属導体である。電力用導線31,32の一方面は絶縁部材20に固定されている。また、他方面は反導線側に向けて露出した露出面31s,32sとなっている。この露出面31s,32sにプラグの接点を接続することにより、導線系路上の任意の位置においてプラグに電力供給が可能となるように、この配線ダクトは構成されている。
図2および図3に、この配線ダクトに接続されるプラグ50を示す。
図2(a)に示すように、プラグ50の上方端部が配線ダクトの開口部17に挿入できる形態となっている。また、図示していないが、他の電気機器に電力を供給するためのコンセントが下方端面に設けられている。また、プラグ50の外装51の短手方向における反導線側にはレバー65が突出している。このレバー65を長手方向に移動させることにより、プラグ50を配線ダクトに固定させることができる固定状態と、配線ダクトから導線プラグを着脱することができる着脱可能状態とを切り替えることができる。
図2(a)に示すように、プラグ50の上方端部が配線ダクトの開口部17に挿入できる形態となっている。また、図示していないが、他の電気機器に電力を供給するためのコンセントが下方端面に設けられている。また、プラグ50の外装51の短手方向における反導線側にはレバー65が突出している。このレバー65を長手方向に移動させることにより、プラグ50を配線ダクトに固定させることができる固定状態と、配線ダクトから導線プラグを着脱することができる着脱可能状態とを切り替えることができる。
図2(b)に示すように、プラグ50の外装51の短手方向における導線側には接点孔52および固定刃孔53が設けられている。前記固定状態において、接点孔52から接点が突出し、配線ダクトの導線と接続される。また同時に、固定刃孔53から固定刃が突出し、プラグ50を配線ダクトに固定する。一方、着脱可能状態においては、図に示されているように、接点および固定刃は外装内部に没入しているため、プラグ50の上方端部を配線ダクトの開口部へ挿入することが可能となる。
図3(a)〜(c)を用いてプラグ50の構造についてより詳細に説明する。図3(a)は外装51を取り外した状態における一部分解斜視図である。上下方向に伸びて設けられた回転軸60の上方端には、プラグ50を配線ダクトに固定するための固定刃61が備えられている。その下方には円筒カム62が設けられている。また、下端部はレバー65に接続されている。したがって、レバー65を切り替えると、回転軸60が、回転中心oを中心として回転する。
一方、長手方向に伸びて設けられたスライダ70は、長手方向の両端部に設けられた上下方向の貫通孔である軸孔74に、基部40から上方に伸びて設けられた摺接軸41が挿入されているため、上下方向にのみ移動可能となっている。長手方向の中心部には、上下方向の貫通孔である回転軸孔75が設けられている。更に、回転軸孔75の内周面には、回転軸60の円筒カム62と噛合するとともに円筒カム62の回転運動を直進運動に変換するためのカム受け部76が形成されている。そのため回転軸60が回転運動すると円筒カム62を介して、スライダ70が上下方向に移動する。
スライダ70の軸孔74と回転軸孔75の間には、栓刃押部72および栓刃押部73が設けられている。スライダ70が上方に移動した状態において、この栓刃押部72と接触する位置に、栓刃81が備えられている。同様に、スライダ70が上方に移動した状態において、栓刃押部73と接触する位置に、栓刃85が備えられている。
この栓刃81および栓刃85は上下方向に伸びて設けられるとともに、短手方向に弾性を有する板バネ構造の導電性部材である。栓刃81の上方端には接点82が備えられている。また、栓刃85の上方端には接点86が備えられている。栓刃81および栓刃85の下方端は不図示のコンセントに設けられた2つの差込口にそれぞれ電気的に接続されている。更に、栓刃押部72と栓刃81との接触を確実するための斜部83が、スライダ70の移動により栓刃押部72と接触する部分に設けられている。同様に、栓刃押部73と栓刃85との接触を確実するための斜部88が、スライダ70の移動により栓刃押部73と接触する部分に設けられている。
図3(b)に示すように、着脱可能状態において、スライダ70は上下方向において下方に位置しているため、栓刃押部72は斜部83に接触しておらず、栓刃押部73は斜部88に接触していない。そのため、栓刃81および栓刃85のいずれにもスライダ70からの応力はかけられていない。従って、栓刃81および栓刃85が有する弾性力により接点82および接点86はいずれも接点孔52よりも反導線側に位置している。この状態で配線ダクトの開口部17からプラグの上部が配線ダクト内に挿入されていても、接点82は電力用導線31と電気的に接続されることはない。また、電力用導線32は接点86と電気的に接続されることはない。更に、回転軸60に備えられた固定刃61も外装51の内部に収納されているため、プラグ50が配線ダクトに固定されることもない。従って、配線ダクトの開口部17にプラグ50の上端部を自由に出し入れすることができる。
脱着可能状態から固定状態への移行はレバー65の移動のみで行うことができる。レバー65を移動させることにより、レバー65に連動して回転軸60が回転する。この回転が円筒カム62とカム受け部76とによって直線運動に変換され、スライダ70を上方に移動させる。
図3(c)に示すように、上方に移動したスライダ70の栓刃押部72が栓刃81を短手方向において導線側に押すため、接点82が導線側に移動し、接点孔52から導線側に突出する。同様に、上方に移動したスライダ70の栓刃押部73が栓刃85を短手方向において導線側に押すため、接点86が導線側に移動するとともに、接点孔52から導線側に突出する。また、回転軸60が回転することに伴い、回転軸60の上端部に備えられた固定刃61も回転により導線側に移動するとともに、固定刃孔53から導線側に突出する。
図4に示すように、固定状態においては、接点82が電力用導線31の露出面31sに接触するとともに接点86が電力用導線32の露出面32sに接触するため、プラグ50は配線ダクトと電気的に接続される。このように接点82および接点86はいずれもプラグ本体に対して、設置面11aに平行な方向に直線的に移動することにより、露出面31sおよび露出面32sに接続される。一方、固定刃孔53から突出した固定刃61が凹溝であるプラグ固定部15に噛合されるため、プラグ50が配線ダクトに固定される。
上記実施形態の配線ダクトおよびプラグによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、電力用導線31および電力用導線32が設置面11aに対して垂直な方向に配列されている。従って、電力用導線31および電力用導線32が短手方向に対向して設置されていた従来に比して、設置面11aに平行な方向、すなわち、短手方向において配線ダクトを小型化することができる。
(1)上記実施形態では、電力用導線31および電力用導線32が設置面11aに対して垂直な方向に配列されている。従って、電力用導線31および電力用導線32が短手方向に対向して設置されていた従来に比して、設置面11aに平行な方向、すなわち、短手方向において配線ダクトを小型化することができる。
(2)上記実施形態では、プラグ50は配線ダクトに対応したプラグであるため、開口部17に挿入される上端部を、設置面11aに平行な方向、すなわち、短手方向において小型化することができる。
(第2実施形態)
図5を用いて、本発明を具体化した配線ダクトの第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態の配線ダクトのハウジングの形状や導線の数および位置を変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図5を用いて、本発明を具体化した配線ダクトの第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態の配線ダクトのハウジングの形状や導線の数および位置を変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図5に示すように、配線ダクトのハウジングは長手方向に伸びて設けられた開口部117を下方面に有する略角筒型を成している。具体的には、被設置面に固定される略長方形状の設置部111の2つの長辺から、2つの側壁部112および113が下方に延びるように設けられている。側壁部112および113の下方端は接続されていないため、側壁部112および113の間が上述の開口部117となっている。
一方の側壁部113の内周面には下方より順に、長手方向に伸びて設けられた凹溝であるプラグ固定部115と、絶縁部材固定部114aと、絶縁部材固定部114bとが設けられている。また、絶縁部材固定部114aと絶縁部材固定部114bとの間には、電磁波を遮断する効果を有する遮断壁116が設けられている。
絶縁部材固定部114aには絶縁部材120aを介して電力用導線131および132が上下方向に配列して固定されている。また、絶縁部材固定部114bには絶縁部材120bを介して通信用導線133および134が上下方向に配列して固定されている。すなわち、配線ダクトは導線として電力用導線131,132と、通信用導線133,134とを備えている。また、これら複数の導線の全てが、配線ダクトが設置される設置面111aに対して、垂直な方向に配列されている。具体的には、通信用導線133,134は、長手方向に伸びて設けられた板状の金属導体である。電力用導線131,132、並びに、通信用導線133,134の一方面は、絶縁部材120a、並びに、絶縁部材120bにそれぞれ固定されている。また、他方面が内方に向けて露出した露出面131s,132s、並びに、露出面133s,134sとなっている。この露出面133s,134sにプラグの接点を接続することにより、導線系路上の任意の位置において通信信号の送受信が可能な構成となっている。
従って、第2実施形態によれば、第1実施形態に記載した(1)および(2)の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(3)第2実施形態では、導線として通信用導線133,134を備えるため、電力と同時に通信信号を電気機器に供給できる。特に、パソコンなど電力供給と通信信号の送受信とをともに必要とする電気機器を接続する場合であっても、必要なケーブル数を少なくすることができる。
(3)第2実施形態では、導線として通信用導線133,134を備えるため、電力と同時に通信信号を電気機器に供給できる。特に、パソコンなど電力供給と通信信号の送受信とをともに必要とする電気機器を接続する場合であっても、必要なケーブル数を少なくすることができる。
(4)また、設置面111aに対して垂直な方向に全ての導線が配置されている。従って、電力用導線131,132と通信用導線133,134とをともに備えていても、設置面111aに平行な方向、すなわち、配線ダクトの短手方向の大きさを第1実施形態に示した配線ダクトと同等にすることができる。
(5)電力用導線131,132を原因とする誘導ノイズが通信用導線133,134に発生することを抑制するための遮断壁116が、電力用導線131,132と通信用導線133,134との間に備えられる。従って、電力用導線131,132から発する誘導磁界を原因とするノイズが通信用導線133,134に発生することを抑制することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・第1実施形態においては、電力用導線31,32に接続される電力供給用のプラグ50を例示したが、通信用導線に接続される通信用プラグであってもよい。その場合には、下方面にUSBコンセント、LANコンセント等の通信用コンセントを有する。また、電力用導線および通信用導線の両方に接続される電力・通信両用プラグであってもよい。この場合は、電力用コンセントおよび通信用コンセントをともに有する。また、この電力・通信両用プラグは例えば、第2の実施の形態で示した配線ダクトに用いられる。
・第1実施形態においては、電力用導線31,32に接続される電力供給用のプラグ50を例示したが、通信用導線に接続される通信用プラグであってもよい。その場合には、下方面にUSBコンセント、LANコンセント等の通信用コンセントを有する。また、電力用導線および通信用導線の両方に接続される電力・通信両用プラグであってもよい。この場合は、電力用コンセントおよび通信用コンセントをともに有する。また、この電力・通信両用プラグは例えば、第2の実施の形態で示した配線ダクトに用いられる。
・第1実施形態においては、電気機器としてプラグ50を例示したが、電気機器本体に対して、設置面に平行な方向に接点が直線的に移動することにより接点が被接続面に接続される電気機器であれば、他の電気機器であっても良い。例えば、照明器具等であっても良い。
・第2実施形態において、全ての導線は設置面111aに対して垂直な方向、すなわち上下方向に一直線上に配列されているが、例えば、図6に示すように、多少の位置ずれがあっても全体として上下方向に並んでいればよい。すなわち、特許請求の範囲および本明細書における「垂直な方向に配列」とは、「完全に垂直な方向に配列」されている場合と、「完全に垂直な方向に配列」とはいえないまでも、設置面111aに平行な方向において配線ダクトを小型化する効果を具備する程度に配列されている場合とを含むものとする。
・同様に、第1実施形態において、電力用導線31,32は設置面11aに対して垂直な方向、すなわち上下方向に一直線上に配列されているが、多少の位置ずれがあっても全体として上下方向に並んでいればよい。
・第2実施形態において、電力用導線131および132を原因とする誘導ノイズが通信用導線133,134に発生することを抑制するための遮断壁116が設けられている。しかし、他の方法で誘導ノイズが通信用導線133,134に発生することを抑制できるのであれば、遮断壁116を割愛しても良い。例えば、配線ダクトの上下方向の大きさが問題とならない場合は、電力用導線131,132と、通信用導線133,134との間の距離を大きくとることによって、上記ノイズを抑制しても良い。また、通信用導線133,134の経路上にコアを設ける等、外的にノイズを抑制しても良い。
・第2実施形態において、配線ダクトは電力用導線131,132と通信用導線133,134とをそれぞれ1組ずつ備えているが、他の構成であっても良い。例えば、通信用導線133,134に換えて電圧や位相の異なる電流を流すための電力用導線を更に備えても良い。また、電力用導線131,132および通信用導線133,134に加えて、規格の異なる通信方法用の通信用導線を更に備えていても良いし、電圧や位相の異なる電流を流すための電力用導線を更に備えても良い。これらの場合であっても全ての導線は設置面111aに対して垂直な方向に配置することによって、設置面111aに平行な方向において配線ダクトを小型化する効果を具備する。すなわち、導線の数によらず、設置面に平行な方向において配線ダクトの大きさは一定であるため、導線数に関わらず配線ダクトが設置される被設置面の面積を一定とすることができる。
10…ハウジング、11a,111a…設置面、31,32,131,132…電力用導線(導線)、133,134…通信用導線(導線)、31s,32s,133s,134s…露出面(被接続面)、50…プラグ(電気機器)、82,86…接点、116…遮断壁。
Claims (4)
- 少なくとも電力用導線を含む複数の導線と、
前記導線を内部に有するハウジングとを備え、
前記ハウジングの外周面の1つである設置面が被設置面に設置されるものであり、
前記電力用導線の系路上の任意の位置において電気機器に電力供給可能な配線ダクトにおいて、
前記複数の導線の全てが、前記設置面に対して垂直な方向に配列されていることを特徴とする配線ダクト。 - 前記複数の導線の少なくとも1つに通信用導線が含まれる請求項1に記載の配線ダクト。
- 前記電力用導線と前記通信用導線との間に電磁波を遮断する効果を有する遮断壁が設けられている請求項2に記載の配線ダクト。
- 導線の被接続面に接続される接点を備え、請求項1〜3のいずれか一項に記載の配線ダクトに接続される電気機器であって、
前記接点が、電気機器本体に対して、前記設置面に平行な方向に直線的に移動することにより、前記被接続面に接続される電気機器。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130510 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140107 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140507 |