JP2005123212A - 内部電源電位供給回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体装置の内部回路に電源電位供給源から所定の電位を供給する際に、内部回路の端子間に所定の電圧を印加することができる電源電位供給回路を提供する。
【解決手段】半導体装置の一部を構成し、内部回路に所定の電源電位を供給する電源電位供給回路であって、内部回路のうちの所定の内部回路23の第1端子23aに第1の電位を給電するとともに、第2端子23bに第2の電位を給電する一対の配線3,4と、第1端子から内部回路23に所定の電流を流入させ、第2端子23bから該電流を流出させる1対の電流源22,24と、1対の電流源それぞれに所定の信号を与え、所定の内部回路23を流れる電流を制御する電流制御手段20とを備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体装置の内部回路に所定の電源電位を供給する電源電位供給回路に関する。
従来、半導体装置には、その内部回路に外部電源から電力供給を受けるため、例えば電源用リード端子およびグランド用リード端子が設けられている。そして、内部回路の電極に金属膜等の配線を介して接続された電源用パッドおよびグランド用パッドと、それぞれのリード端子との間をボンディングワイヤなどで接続している。しかし、パッド、ボンディングワイヤ、およびリード端子には接触抵抗が存在する。また、電極などには寄生効果による寄生抵抗が存在するので、外部電源から供給された電圧は、それらの抵抗による電圧降下の影響を受け、半導体装置の内部回路が所定の電源電位を得られないことがある。そこで、外部電源からは半導体装置に必要な電圧よりも高めの電圧を供給する一方、半導体装置内部に電源電位供給回路を設けて、供給された電圧を所望の電圧に調整する方法が用いられる場合がある。
図1は、半導体装置に設けられた、内部回路に所定の電源電位を供給する電源電位供給回路を示す図である。
図1に示すように、電源電位供給回路は、電源電位供給源11が設置される電源供給部1と、電源の供給を受ける側に設置される被供給部2とからなる。電源供給部1は、電源電位供給源11と、アース12とを有する。被供給部2は、電源電位供給源11から基準電位を供給する配線5と、比較回路21と、外部電源VDDにソースが接続され、負荷(内部回路)23にドレインが接続された、例えばデプレッション型のPチャンネルMOSトランジスタ18とを有する。負荷23の第1端子Vr23aは、PチャンネルMOSトランジスタ18のドレインに接続され、負荷23の第2端子23bは、アース27に接地されている。
電源電位供給回路内の電源電位供給源11から基準電位を供給する配線5は、比較回路21の負側端子21aに接続され、電源電位供給源11から供給される基準電位の電圧が入力され、比較回路の正側端子21bは、負荷の第1端子23aに接続され、負荷23に印加される電圧が入力される。比較回路21の出力は、PチャンネルMOSトランジスタ18のゲートに入力され、ゲート22gの入力電圧が変化すると負荷23を流れる電流が変化するように構成されている。
この構成において、第1端子23aの電位が電源電位供給源11の電位よりも低い場合には、比較回路21の出力電圧が低下し、PチャンネルMOSトランジスタ18のゲート電圧が上昇するので、PチャンネルMOSトランジスタ18は強いON状態となり、負荷に流れる電流は増大し、第1端子23aの電位が上昇し電源電位供給源11の電位とバランスする。
逆に、第1端子23aの電位が内部電源電位供給源11の電位よりも高い場合には、比較回路21の出力電圧が高くなり、PチャンネルMOSトランジスタ18のゲート電位が低下するので、PチャンネルMOSトランジスタ18は弱いON状態となり、負荷23に流れる電流は減少し、第1端子23aの電位が低下し内部電源電位供給源11の電位とバランスする。
このように、負荷電流が変動しても負荷の第1端子23aの電位は、負帰還ループの働きにより内部電源電位供給源11の基準電位を保持する。
しかし、実際の半導体装置においては、電源電位供給源と内部回路とは、一定の距離をおいて配置されるのが一般的である。そこで、電源電位供給源のグランド電位GND1は、内部回路のグランド電位GND2と等しくならず、双方の間に電位差(GND2−GND1)が生じる。そこで、負帰還ループの働きにより電源電位供給源の電位と内部回路の第1端子の電位とを等しくしても、内部回路に印加される電圧を所定の電圧に保持することができないという問題がある。
これに対して、グランド配線を設け、グランド電位を等しくする方法が広く知られている。
図2は、共通のグランド配線が設けられた電源電位供給回路を示す図である。
図2に示す電源電位供給回路は、アース12に接続されたグランド配線6が負荷23の第2端子23bに接続されている。
これにより、グランド電位の電位差(GND2−GND1)を小さくして、負荷(内部回路)の第1端子23aの電位を電源電位供給源11の電位に近づけることができる。
しかしながら、この方法による場合には、負荷電流が大きいとき、あるいは電源電位供給源11と内部回路23との距離がある程度離れているときは、グランド配線6の配線抵抗による影響が無視できない。
一般に、導体の抵抗値;R、導体の導電率;σ、導体の長さ;L、導体の断面積;S
としたときに、R=L/(σ×S)という関係があるので、厚さ;0.34μm、幅;0.2μmの銅線により配線する場合には、配線抵抗は、1.0μm当たり0.271Ωとなる。
したがって、例えば長さが1mmの配線に1mAの電流が流れれば、電圧降下は271mVになる。これは、低電圧動作回路の電源電圧1.2Vの22.6%に相当し、負荷の第1端子の電位と電源電位供給源の基準電位とは乖離してしまう。
そこで、半導体装置にグランド電位をセンスするハイ・インピーダンスのグランド電位センス配線および電源電位をセンスするハイ・インピーダンスの電源電位センス配線と、グランド電位制御回路および電源電位制御回路とを設け、接触抵抗や寄生効果による抵抗などによる電位降下を補償しているものがある(特許文献1参照)。
特開平10−56071号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、半導体装置にグランド電位センス用リード端子や電源電位センス用リード端子を新たに設ける必要がある上、グランド電位をセンスする配線や電源電位をセンスする配線も必要となるなど、半導体装置のサイズに影響を及ぼす。さらに、電位制御回路を新たに設ける必要がありことから、コストの増大化を招く。
本発明は上記事情に鑑み、半導体装置の内部回路に電源電位供給源から所定の電位を供給する際に、グランド電位が相違することによる影響やグランド配線の電圧降下による影響を受けることなく、内部回路の端子間に所定の電圧を印加することができる電源電位供給回路を提供することを目的にする。
上記の目的を達成する本発明の電源電位供給回路は、半導体装置の一部を構成し、内部回路に所定の電源電位を供給する電源電位供給回路であって、
上記内部回路のうちの所定の内部回路の第1端子に第1の電位を給電するとともに、第2端子に第2の電位を給電する一対の配線と、
上記第1端子から上記所定の内部回路に所定の電流を流入させ、上記第2端子から該電流を流出させる1対の電流源と、
上記1対の電流源それぞれに所定の信号を与え、上記所定の内部回路を流れる電流を制御する電流制御手段と、を備えたことを特徴とする
このように、一対の配線によって電源電位の供給を受ける内部回路に一対の電流源を接続し、電流制御手段によって負帰還がかかるように制御しながら内部回路の電流を調整するので、グランド電位や寄生抵抗などによる影響を受けることなく、内部回路に所定の電圧を印加することができる。
本発明の電源電位供給回路によれば、グランド電位に影響されることなく、簡単な回路により内部回路の印加電圧を一定に保持するとともに、少なくとも一方の配線に流れる電流がゼロになるので配線幅を細くして、半導体装置のサイズ、あるいはチップのサイズを縮小することができる。
以下に、本発明の電源電位供給回路の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図3は、本発明の電源電位供給回路の第1の実施形態を示す概略回路図である。
図3に示すように半導体装置には、内部回路(以下、「負荷」と称する。)23と、負荷の第1端子23aおよび負荷の第2端子23bそれぞれに所定の電位を供給する電源電位供給回路とを有する。電源電位供給回路は、電源電位供給源11が設置される電源供給部1と、電源の供給を受ける側に設置される被供給部2とからなる。電源供給部1は、電源電位供給源11と、アース12とを有する。被供給部2は、電源電位供給源11から負荷23に第1の電位(第1基準電位)を供給する第1基準配線3、および第2の電位(ここではグランド電位)を供給する第2基準配線(ここではグランド配線)4と、外部電源VDDおよび負荷の第1端子23aに接続され、負荷23に電流を流入させる第1電流源22、および負荷の第2端子23bおよびアース27に接続され、負荷23から電流を流出させる第2電流源24からなる1対の電流源と、オペアンプを用いた比較回路21および比較回路21の出力電圧を一対の電流源22,24それぞれに入力させて、一対の電流源22,24それぞれの電流を制御する電流制御手段20と、を備えている。なお、電源電位供給源11と第2基準配線4との接続点は、接地されている。
電流制御手段20の比較回路21には、負側端子21aに第1基準配線3の第1基準電位Vrefが入力され、正側端子21bに負荷の第1端子23aの電位Vrが入力される。そして、比較回路21の出力電圧は、第1の電流源22および第2の電流源24からなる1対の電流源にそれぞれ入力される。
ここで、本実施形態の電流制御手段20は、比較回路の正側端子21bの電位が負側端子21aの電位よりも高いと、一対の電流源22,24に流れる電流が減少するように構成されており、それによって負荷の第1端子23aの電位は低下し、負側端子21aの電位とバランスする。逆に、正側端子21bの電位が負側端子21aの電位よりも低いと、一対の電流源22,24に流れる電流が増加するように構成されており、それによって負荷の第1端子23aの電位は上昇し、負側端子21aの電位とバランスする。
したがって、1対の電流源22,24を流れる電流は、比較回路21の出力電圧によって制御され、比較回路21の出力電圧が変化すると、一対の電流源22,24に流れる電流がそれぞれ変化する。この電流変化は、負荷の第1端子23aの電位変化をもたらすので、変化後の電位が比較回路の正側端子21bに入力され、比較回路の負側端子21aの電位と正側端子21bの電位とがバランスするように負帰還ループが形成される。
また、一対の電流源22,24を構成する第1の電流源22から負荷23に流入する電流と、第2の電流源24から流出する電流とはともに電流制御手段20を構成する比較回路21の出力電圧によって同時に制御されており、第1の電流源22を流れる電流と第2の電流源24を流れる電流とはほぼ等しくなるように調整され、第2基準配線(グランド配線)4とアース12との接続点の電位と負荷の第2端子23bの電位とはほぼ等しいので、第2基準配線(グランド配線)4を流れる電流はゼロとなり、第2基準配線(グランド配線)4の電位はほぼ均一となる。
したがって、比較回路の負側端子21aの電位と正側端子21bの電位とをバランスさせれば、負荷23に印加される電圧と電源電位供給源11から供給される電圧とを等しくすることができる。
このように、負帰還ループにより、電源電位供給源11から電源を供給する第1基準配線3の電位と負荷の第1端子23aの電位とを等しくし、電流制御手段20により負荷の第2端子23bの電位と電源電位供給源11のグランド電位とを等しくすることにより、グランド電位分布の如何にかかわらず負荷23に所望の電圧を印加することができる。また、第2基準配線(グランド配線)4を流れる電流がほぼゼロになることから配線幅を細くできるので、チップサイズの縮小を図ることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態と比べると、電源電位供給源のグランド端子が接地されていない点は相違するが、それ以外の点は共通する。したがって、同一の構成要素には同一の符号を付し、相違点について説明する。
図4は、本発明の電源電位供給回路の第2の実施形態を一例として示す概略回路図である。
図4に示すように半導体装置には、負荷23と、負荷の第1端子23aおよび第2端子23bそれぞれに所定の電位を供給する電源電位供給回路とを有する。電源電位供給回路には、電源電位供給源11と、電源電位供給源11から負荷23に第1基準電位を供給する第1基準配線3、および第2基準電位を供給する第2基準配線4と、外部電源VDDおよび負荷の第1端子23aに接続され、負荷23に電流を流入させる第1電流源22、および負荷の第2端子23bおよびアース27に接続され、負荷23から電流を流出させる第2電流源24からなる1対の電流源と、オペアンプを用いた比較回路21および比較回路21の出力電圧を一対の電流源22,24それぞれに入力させて、一対の電流源22,24それぞれの電流を制御する電流制御手段20と、を備えている。
本実施形態においても、1対の電流源22,24を流れる電流は、比較回路21の出力電圧によって制御され、比較回路21の出力電圧が変化すると、一対の電流源22,24に流れる電流がそれぞれ変化する。この電流変化は、負荷の第1端子23aの電位変化をもたらすので、変化後の電位が比較回路の正側端子21bに入力され、比較回路の負側端子21aの電位と正側端子21bの電位とがバランスするように負帰還ループが形成される。
また、一対の電流源を構成する第1の電流源22から負荷に流入する電流と、第2の電流源24から流出する電流とはともに電流制御手段20を構成する比較回路21の出力電圧によって同時に制御されており、第1の電流源22を流れる電流と第2の電流源24を流れる電流とはほぼ等しいので、第2基準配線4を流れる電流はゼロとなり、第2基準配線4上の電位は均一となる。
このように、負帰還ループにより、電源電位供給源11から電源を供給する第1基準配線3の電位と負荷の第1端子23aの電位とを等しくし、電流制御手段20により負荷の第2端子23bの電位と電源電位供給源11の第2の基準配線4の電位とを等しくすることにより、電源電位供給源11から供給される第1基準電位と第2基準電位との差分の電圧を負荷23に印加することができる。
また、第2基準配線4が接地されておらず、一対の電流源22,24に流れる電流を1方向にすることができる上、グランド電位による影響がないので、簡単な回路構成で負荷に所望の電位を精度よく印加することができる。
図5は、本発明の電源電位供給回路の第2の実施形態を他の例として示す概略回路図である。
図5に示す他の例の電源供給回路は、図4に一例として示した電源供給回路に比べて、電源電圧供給源11から第2基準電位が供給される第2基準配線4と、第1基準電位が供給される第1基準配線3およびその第1基準配線3に接続された電流制御手段50とをレバースして電源電圧供給源11に接続する点が相違する。したがって、内部回路(以下。「負荷」と称する。)53には、第2基準電位と第1基準電位との差分の電圧が印加される。
また、本例の電流制御手段50は、図4で説明した電流制御手段20とは逆の作用をするように構成されており、比較回路の正側端子51bの電位が負側端子51aの電位よりも高いと、一対の電流源52,54に流れる電流が増加し、それによって負荷の第2端子53bの電位は低下し、負側端子51aの電位とバランスする。逆に、正側端子51bの電位が負側端子51aの電位よりも低いと、一対の電流源52,54に流れる電流が減少し、それによって負荷の第2端子53bの電位は上昇し、負側端子51aの電位とバランスする。
したがって、1対の電流源52,54を流れる電流は、比較回路51の出力電圧によって制御され、比較回路51の出力電圧が変化すると、一対の電流源52,54に流れる電流がそれぞれ変化する。この電流変化は、負荷の第1端子53aの電位変化をもたらすので、変化後の電位が比較回路の正側端子51bに入力され、比較回路の負側端子51aの電位と正側端子51bの電位とがバランスするように負帰還ループが形成される。
また、一対の電流源を構成する第1の電流源53から負荷に流入する電流と、第2の電流源52から流出する電流はともに電流制御手段50を構成する比較回路51の出力電圧によって同時に制御されており、第1の電流源54を流れる電流と第2の電流源52を流れる電流とがほぼ等しいので、第2基準配線4を流れる電流はゼロとなり、第2基準配線4上の電位は均一となる。
このように、負帰還ループにより、電源電位供給源11から電源を供給する第1基準配線3の電位と負荷の第2端子53bの電位とが等しくなり、しかも電流制御手段50により負荷の第1端子53aの電位と電源電位供給源11の第1基準電位とが等しくなることにより、電源電位供給源11から供給される電圧(第2基準電位と第1基準電位との差分の電圧)が負荷に印加される。
図6は、本発明の電源電位供給回路の第2の実施形態を別の他の例として示す概略回路図である。
図6に示す他の例の電源供給回路は、図5に他の例として示した電源供給回路に比べて、第2基準配線4に外部電源(VDD1)15を接続している点が相違し、それ以外の点は共通する。
本例においても、図5で説明したのと同様に、一対の電流源を構成する第1の電流源54から負荷に流入する電流と、第2の電流源52から流出する電流とはともに電流制御手段50を構成する比較回路51の出力電圧によって同時に制御されており、第1の電流源54を流れる電流と第2の電流源52を流れる電流とはほぼ等しいので、第2基準配線4を流れる電流をゼロにすることができる。したがって、電源電位供給源11から電源を供給する第1の基準配線3の電位と負荷の第2端子53bの電位とを等しくし、電流制御手段50により負荷の第1端子53aの電位と外部電源15の電位とを等しくすることにより、外部電源15の電位と第1基準配線3の電位との差分の電圧を負荷に印加することができる。
図7および図8は、本実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の具体例を示す概略回路図であり、図7は、図4に一例として示した電源電位供給回路の一対の電流源の具体例であり、図8は、図5に他の例として示した電源電位供給回路の一対の電流源の具体例である。
図7に示すように、一対の電流源のうち、第1の電流源は、デプレッション型のPチャンネルMOSトランジスタ25により形成され、第2の電流源は、デプレッション型のNチャンネルMOSトランジスタ26により形成されている。PチャンネルMOSトランジスタ25のドレインには外部電源(VDD)30が接続され、ソースには、負荷の第1端子23aが接続されている。また、NチャンネルMOSトランジスタ26のドレインには、負荷の第2端子23bが接続され、ソースは、アース27に接地されている。オペアンプからなる比較回路21の出力電圧は、PチャンネルMOSトランジスタ25のゲートに印加され、さらに電圧変換回路27により異極性の所定電圧に変換され、NチャンネルMOSトランジスタ26のゲートに印加される。
このような構成により、PチャンネルMOSトランジスタ25のソースとドレイン間を流れる電流とNチャンネルMOSトランジスタ26のソースとドレイン間を流れる電流とを等しくして、第2基準配線4に流れる電流をゼロにすることができる。そして、PチャンネルMOSトランジスタ25およびNチャンネルMOSトランジスタ26それぞれを流れる電流を、それぞれのゲートに印加される電圧、すなわち比較回路21の出力電圧を変化させることにより制御することができる。
ただし、それぞれのトランジスタは、少なくとも電流が流れる状態になければならないので、比較回路の出力電位は、外部電源30の電圧とPチャンネルMOSトランジスタの25反転電圧との差分電圧より低く、また第2基準電位4は、NチャンネルMOSトランジスタ26の反転電圧より高くなければならない。
図8に示すように、一対の電流源のうち、第1の電流源は、デプレッション型のPチャンネルMOSトランジスタ56により形成され、第2の電流源は、デプレッション型のNチャンネルMOSトランジスタ55により形成されている。PチャンネルMOSトランジスタ56のドレインには外部電源30が接続され、ソースには、負荷の第1端子53aが接続されている。また、NチャンネルMOSトランジスタ55のドレインには、負荷の第2端子53bが接続され、ソースは、アース27に接地されている。オペアンプからなる比較回路51の出力電圧は、NチャンネルMOSトランジスタ55のゲートに印加され、さらに電圧変換回路57により異極性の所定電圧に変換され、PチャンネルMOSトランジスタ56のゲートに印加される。
このような構成をとることにより、PチャンネルMOSトランジスタ56のソースとドレイン間を流れる電流とNチャンネルMOSトランジスタ55のソースとドレイン間を流れる電流とを等しくして、第2基準配線4に流れる電流をゼロにすることができる。そして、PチャンネルMOSトランジスタ56およびNチャンネルMOSトランジスタ55それぞれを流れる電流を、ゲートに印加される電圧、すなわち比較回路51の出力電圧を変化させることにより制御することができる。
ただし、それぞれのトランジスタは、少なくとも電流が流れる状態になければならないので、比較回路51の出力電位は、負荷の第2端子53bの電位とNチャンネルMOSトランジスタ55の反転電位との差分電圧より低く、また外部電源30の電位と第2基準配線4の電位との差分の電圧は、PチャンネルMOSトランジスタの反転電圧より高くなければならない。
図9および図10は、本実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の他の具体例を示す概略回路図であり、図9は、図4に一例として示した電源電位供給回路の一対の電流源の他の具体例であり、図10は、図5に他の例として示した電源電位供給回路の一対の電流源の他の具体例である。
図9に示すように、一対の電流源のうち、第1の電流源は、デプレッション型のPチャンネルMOSトランジスタ25により形成され、第2の電流源は、デプレッション型のNチャンネルMOSトランジスタ26により形成されている。PチャンネルMOSトランジスタ25のドレインには外部電源(VDD)30が接続され、ソースには、負荷の第1端子23aが接続されている。また、NチャンネルMOSトランジスタ26のドレインには、負荷の第2端子23bが接続され、ソースは、アース27に接地されている。
また、本具体例において、PチャンネルMOSトランジスタ25と同じチャンネルを有する、ソースが外部電源に接続された第1MOSトランジスタ(PチャンネルMOSトランジスタ)28、およびNチャンネルMOSトランジスタ26と同じチャンネルを有し、ソースが第1MOSトランジスタ28のドレインに接続された第2MOSトランジスタ(NチャンネルMOSトランジスタ)29とを備えている。そして、NチャンネルMOSトランジスタ26と第2MOSトランジスタ29とはカレントミラーを形成している。また、オペアンプからなる比較回路21の出力電圧は、PチャンネルMOSトランジスタ25のゲートに印加され、さらに第1MOSトランジスタ28のゲートに印加されるように構成されている。
したがって、この比較回路の出力電圧を調整することにより、PチャンネルMOSトランジスタ25のソースとドレイン間に流れる電流と同量の電流を外部電源31から第1MOSトランジスタ28のソースとドレイン間に流れるようにすることにより、NチャンネルMOSトランジスタ26のソースとドレイン間に流れる電流とPチャンネルMOSトランジスタ25のソースとドレイン間に流れる電流とを等しくすることができる。
このような構成をとることによっても、第2基準配線4に流れる電流をゼロにすることができるので、電源電位供給源11から供給される電圧と負荷に印加される電圧とを等しくすることができる。
図10に示す一対の電流源は、図9に示した一対の電流源とほぼ同じ構成を有するが、電源電圧供給源11から第2基準電位が供給される第2基準配線4と、第1基準電位が供給される第1基準配線3およびその第1基準配線3に接続された比較回路51とがレバースされて電源電圧供給源11に接続されている点が相違する。したがって、負荷53には、第2基準電位と第1基準電位との差分の電圧が印加される。
また、本例の、比較回路51の正側端子51bの電位が負側端子51aの電位よりも高いと、一対の電流源55,56に流れる電流が増加し、逆に、正側端子51bの電位が負側端子51aの電位よりも低いと、一対の電流源55,56に流れる電流が減少し、それによって負荷の第2端子53bの電位と負側端子51aの電位とがバランスする。
したがって、1対の電流源55,56を流れる電流は、比較回路51の出力電圧によって制御され、比較回路51の出力電圧が変化すると、一対の電流源55,56に流れる電流がそれぞれ変化する。この電流変化は、負荷の第1端子53aの電位変化をもたらすので、変化後の電位が比較回路の正側端子51bに入力され、比較回路の負側端子51aの電位と正側端子51bの電位とがバランスするように負帰還ループが形成される。さらに、カレントミラー回路56,59により一対の電流源55,56を流れる電流はそれぞれ等しいので、第2基準配線4には電流が流れない。
このような構成をとることによっても、第2基準配線4に流れる電流をゼロにすることができるので、電源電位供給源11から供給される電圧と負荷53に印加される電圧とを等しくすることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、第2の実施形態に比べて、電源電位供給源から精度の高い電圧を供給される内部回路とは別に、比較的大きな電流を要する別の内部回路を備えており、その別の内部回路の電流源を電流制御手段で制御することにより、電源電位供給源から供給される電圧とほぼ等しい電圧を外部電源から供給する点が相違する。
図11は、本発明の電源電位供給回路の第3の実施形態の一例を示す概略回路図である。
第3の実施形態の電源電位供給回路は、図4に示した第2の実施形態の電源電位供給回路に比べて、外部電源から半導体装置に備える別の内部回路(負荷)に、電流制御手段により制御された電流を供給する点は相違するがそれ以外の点は共通する。したがって、同一の構成要素には同一の符号を付し、相違点について説明する。
図11に示すように、半導体装置は、内部回路(以下、「第1負荷」と称する。)43と、比較的大容量の電流を必要とする別の内部回路(以下、「第2負荷」と称する。)61と、第1負荷の第1端子43aおよび第2端子43bそれぞれに所定の電位を供給する電源電位供給回路とを有する。
第2負荷61は、第1負荷43と同等の、もしくは相似の別の内部回路であり、第3の電流源60を介して外部電源32から電流が流入され、その電流はアース63に流出させるように構成されている。
電源電位供給回路には、電源電位供給源11と、電源電位供給源11から第1負荷43に第1基準電位を供給する第1基準配線3、および第2基準電位を供給する第2基準配線4と、外部電源30および第1負荷の第1端子43aに接続され、第1負荷43に電流を流入させる第1の電流源22、および第1負荷の第2端子43bおよびアース27に接続され、第1負荷43から電流を流出させる第2の電流源24からなる1対の電流源と、オペアンプを用いた比較回路21および比較回路21の出力電圧を一対の電流源22,24それぞれに入力させて、一対の電流源22,24それぞれの電流を制御する電流制御手段20とを備えている。
本実施形態の電流制御手段20は、比較回路21の出力電圧を、第1の電流源22、第2の電流源24、および第3の電流源60に入力し、それぞれの電流源22,24,60を流れる電流を制御している。
第2の実施形態において説明したように、負帰還ループにより、電源電位供給源11から電源を供給する第1の基準配線3の電位と第1負荷の第1端子43aの電位とを等しくし、電流制御手段20による電流制御により第1負荷の第2端子43bの電位と電源電位供給源11の第2基準配線4の電位とが等しくなり、電源電位供給源11から第1基準電位と第2基準電位との差分の電圧が第1負荷43に印加されている安定した状態においては、第1の電流源22に流れる電流と第2の電流源24に流れる電流とは等しい。したがって、いま、第2負荷61が第1負荷43と同等であるときに、比較回路21の出力電圧に基づいて第3の電流源60に流れる電流が第1の電流源22に流れる電流と等しくなるように調整しておけば、第3の直流源60との接続点における第2負荷61の電位を、第1負荷の第1端子43aの電位と等しくすることができる。また、第2負荷61の大きさを第1負荷43のn倍にすれば、第3の電流源60との接続点における第2負荷61の電位を、第1負荷の第1端子43aの電位のn倍にすることができる。
このような構成により、第1負荷43の電圧を正確に保持し、さらに比較的大きな電流を要する第2負荷61についても、概ね所定の電圧を維持しつつ所定の電流を確保することができる。
図12は、本発明の電源電位供給回路の第3の実施形態の他の例を示す概略回路図である。
図12に示す第3の実施形態の他の例の電源電位供給回路は、図11に示した電源電位供給回路と比べて、電源電圧供給源11から第2基準電位が供給される第2基準配線4と、第1基準電位が供給される第1基準配線3およびその第1基準配線3に接続された電流制御手段50とがレバースされて電源電圧供給源11に接続されている点が相違する。しかし、第2負荷61が設けられている点を除けば、図5で説明したものと同じであり、さらに第2負荷61を流れる電流を電流制御手段50により制御する点は図11で説明したのと同じであることから重複する説明を省略する。
図13および図14は、第3の実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の具体例を示す概略回路図であり、図13は、図11に一例として示した電源電位供給回路の一対の電流源の具体例であり、図14は、図12に他の例として示した電源電位供給回路の一対の電流源の具体例である。
図13に示すように、半導体装置は、第1負荷43と、比較的大容量の電流を必要とする第2負荷61と、第1負荷の第1端子43aおよび第2端子43bそれぞれに所定の電位を供給する電源電位供給回路とを有する。
第2負荷61は、第1負荷43と同等の、もしくは相似の別の内部回路であり、デプレッション型のPチャンネルMOSトランジスタ65を介して外部電源32から電流が流入され、その電流はアース63に流出させるように構成されている。
本例の電源電位供給回路には、電源電位供給源11と、電源電位供給源11から第1負荷43に第1基準電位を供給する第1基準配線3、および第2基準電位を供給する第2基準配線4と、外部電源30および第1負荷の第1端子43aに接続され、第1負荷43に電流を流入させるデプレッション型のPチャンネルMOSトランジスタ25、および第1負荷の第2端子43bおよびアース27に接続され、第1負荷43から電流を流出させるデプレッション型のNチャンネルMOSトランジスタ26からなる1対の電流源と、オペアンプを用いた比較回路21とを備えている。
1対の電流源を形成する、PチャンネルMOSトランジスタ25のドレインには外部電源30が接続され、ソースには、負荷の第1端子43aが接続されている。また、NチャンネルMOSトランジスタ26のドレインには、負荷の第2端子43bが接続され、ソースは、接地されている。比較回路21の出力電圧は、PチャンネルMOSトランジスタ25のゲートに印加され、さらに電圧変換回路27により異極性の所定電圧に変換され、NチャンネルMOSトランジスタ26のゲートに印加される。
本実施形態の比較回路21の出力電圧は、さらに第2負荷61に電流を流入させるPチャンネルMOSトランジスタ65のゲートにも入力され、第2負荷61に流れる電流を制御している。
このような構成をとることにより、一対の電流源を形成するPチャンネルMOSトランジスタ25のソースとドレイン間を流れる電流とNチャンネルMOSトランジスタ26のソースとドレイン間を流れる電流とを等しくして、第2基準配線4に流れる電流をゼロにすることができる。そして、PチャンネルMOSトランジスタ25およびNチャンネルMOSトランジスタ26それぞれを流れる電流を、ゲートに印加される電圧、すなわち比較回路21の出力電圧により制御することができる。そして、電源電位供給源11から第1基準電位と第2基準電位との差分の電圧が第1負荷43に印加されている安定した状態においては、一対の電流源26、26それぞれに流れる電流は等しい。したがって、いま、第2負荷61が第1負荷43と同等であるときに、比較回路21の出力電圧に基づいて第2負荷61の電流を調整するPチャンネルMOSトランジスタ65に流れる電流が第1負荷43に流れる電流と等しくなるように調整することができる。
図14に示すように、半導体装置は、第1負荷43と、比較的大容量の電流を必要とする第2負荷61と、第1負荷の第1端子43aおよび第2端子43bそれぞれに所定の電位を供給する電源電位供給回路とを有する。
第2負荷61は、第1負荷43と同等の、もしくは相似の別の内部回路であり、デプレッション型のNチャンネルMOSトランジスタ62を介して外部電源32から電流が流入され、その電流をアース63に流出させるように構成されている。
本例は、図13に示した具体例と比べて、電源電圧供給源11から第2基準電位が供給される第2基準配線4と、第1基準電位が供給される第1基準配線3およびその第1基準配線3に接続された比較回路51とがレバースされて電源電圧供給源11に接続されている点が相違する。しかし、第2負荷61の電流はNチャンネルMOSトランジスタ62により調整され、比較回路51の出力電圧がNチャンネルMOSトランジスタ62のゲートに入力される点を除けば、図13で説明したものと同じであることから重複する説明を省略する。
図15および図16は、第3の実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の他の具体例を示す概略回路図であり、図15は、図11に一例として示した電源電位供給回路の一対の電流源の他の具体例であり、図16は、図12に他の例として示した電源電位供給回路の一対の電流源の他の具体例である。
図15に示すように、半導体装置は、第1負荷43と、比較的大容量の電流を必要とする第2負荷31と、第1負荷の第1端子43aおよび第2端子43bそれぞれに所定の電位を供給する電源電位供給回路とを有する。
第2負荷31は、第1負荷43と同等の、もしくは相似の別の内部回路であり、デプレッション型のPチャンネルMOSトランジスタ33を介して外部電源32から電流が流入され、その電流はアース63に流出させるように構成されている。
本例の電源電位供給回路の一対の電流源のうち、第1の電流源は、デプレッション型のPチャンネルMOSトランジスタ25により形成され、第2の電流源は、デプレッション型のNチャンネルMOSトランジスタ26により形成されている。PチャンネルMOSトランジスタ25のドレインには外部電源30が接続され、ソースには、第1負荷の第1端子43aが接続されている。また、NチャンネルMOSトランジスタ26のドレインには、第1負荷の第2端子43bが接続され、ソースは、接地されている。
また、本例において、一対の電流源を形成するPチャンネルMOSトランジスタ25と同じチャンネルを有する、ソースが外部電源31に接続された第1MOSトランジスタ(PチャンネルMOSトランジスタ)28、およびNチャンネルMOSトランジスタ26と同じチャンネルを有し、第1MOSトランジスタのドレインにソースが接続された第2MOSトランジスタ(NチャンネルMOSトランジスタ)29とを備えている。
そして、NチャンネルMOSトランジスタ26と第2MOSトランジスタ29とはカレントミラーを形成している。また、オペアンプからなる比較回路21の出力電圧は、PチャンネルMOSトランジスタ25のゲートに印加され、さらに第1MOSトランジスタ28のゲートに印加されるように構成されている。
したがって、この比較回路の出力電圧を調整することにより、PチャンネルMOSトランジスタ25のソースとドレイン間に流れる電流と同量の電流を外部電源31から第1MOSトランジスタ28のソースとドレイン間に流し、NチャンネルMOSトランジスタ26のソースとドレイン間に流れる電流とPチャンネルMOSトランジスタ25のソースとドレイン間に流れる電流とが等しくなるようにすることにより、第2基準配線4に流れる電流をゼロにすることができる。したがって、電源電位供給源11から供給される電圧と第1負荷43に印加される電圧とを等しくすることができる。
また、第2負荷31が第1負荷43と同等であるときに、比較回路21の調整された出力電圧によりPチャンネルMOSトランジスタ33に流れる電流を制御することにより、第2負荷31に流れる電流を第1負荷43に流れる電流と等しくなるように調整することができるので、第2負荷31の電位を第1基準配線3の電位に等しくすることができる。また、第2負荷31の大きさを第1負荷43のn倍にすれば、第2負荷31の電位を、第1負荷の第1端子43aの電位のn倍にすることができる。
このような構成により、一方の内部回路の電圧を正確に保持し、さらに比較的大きな電流を要する別の内部回路についても、概ね所定の電圧を維持しつつ所定の電流を確保することができる。
図16に示すように、半導体装置は、第1負荷43と、比較的大容量の電流を必要とする第2負荷61と、第1負荷の第1端子43aおよび第2端子43bそれぞれに所定の電位を供給する電源電位供給回路とを有する。
第2負荷61は、第1負荷43と同等の、もしくは相似の別の内部回路であり、デプレッション型のNチャンネルMOSトランジスタ62を介して外部電源32から電流が流入され、その電流をアース63に流出させるように構成されている。
本例は、図15に示した具体例と比べて、電源電圧供給源11から第2基準電位が供給される第2基準配線4と、第1基準電位が供給される第1基準配線3およびその第1基準配線3に接続された比較回路51とがレバースされて電源電圧供給源11に接続されている点が相違する。しかし、第2負荷61の電流はNチャンネルMOSトランジスタ62により調整され、比較回路51の出力電圧がNチャンネルMOSトランジスタ62のゲートに入力される点を除けば、図15で説明したものと同じであることから重複する説明を省略する。
半導体装置に内蔵され、内部回路に所定の電源電位を供給する電源電位供給回路を示す図である。 共通のグランド配線が設けられた電源電位供給回路を示す図である。 本発明の電源電位供給回路の第1の実施形態を示す概略回路図である。 本発明の電源電位供給回路の第2の実施形態を一例として示す概略回路図である。 本発明の電源電位供給回路の第2の実施形態を他の例として示す概略回路図である。 本発明の電源電位供給回路の第2の実施形態を別の他の例として示す概略回路図である。 本実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の具体例を示す概略回路図である。 本実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の具体例を示す概略回路図である。 本実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の他の具体例を示す概略回路図である。 本実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の他の具体例を示す概略回路図である。 本発明の電源電位供給回路の第3の実施形態の一例を示す概略回路図である。 本発明の電源電位供給回路の第3の実施形態の他の例を示す概略回路図である。 本実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の具体例を示す概略回路図である。 本実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の具体例を示す概略回路図である。 第3の実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の他の具体例を示す概略回路図である。 第3の実施形態の電源電位供給回路の一対の電流源の他の具体例を示す概略回路図である。
符号の説明
1 電源供給部
2 被供給部
3 第1基準配線
4 第2基準配線
5 配線
6 グランド配線
11 電源電位供給部
12、27、63 アース
15、30〜32 外部電源
18、25、28、33、56、59、65 PチャンネルMOSトランジスタ
20、50 電流制御手段
21、51 比較回路
21a、51a 負側端子
21b、51b 正側端子
22、54 第1の電流源
23、53 負荷
23a、43a、53a 第1端子
23b、43b、53b 第2端子
24、52 第2の電流源
26、29、55、58、62 NチャンネルMOSトランジスタ
27、57 電圧変換回路
31、61 第2負荷
43 第1負荷

Claims (8)

  1. 半導体装置の一部を構成し、内部回路に所定の電源電位を供給する電源電位供給回路であって、
    前記内部回路のうちの所定の内部回路の第1端子に第1の電位を給電するとともに、第2端子に第2の電位を給電する一対の配線と、
    前記第1端子から前記所定の内部回路に所定の電流を流入させ、前記第2端子から該電流を流出させる1対の電流源と、
    前記1対の電流源それぞれに所定の信号を与え、前記所定の内部回路を流れる電流を制御する電流制御手段と、を備えたことを特徴とする電源電位供給回路。
  2. 前記電流制御手段は、前記一対の配線により給電される電圧と前記所定の内部回路に印加される電圧とを比較し、比較結果に応じた電圧を出力する比較回路を有し、該比較回路から出力された該電圧に基づいて前記所定の内部回路を流れる電流を制御することを特徴とする請求項1記載の電源電位供給回路。
  3. 前記一対の配線のうちの一方は、グランド電位を給電するものであることを特徴とする請求項1記載の電源電位供給回路。
  4. 前記第1端子に第1の電位を給電する配線は、外部電源に接続されたものであることを特徴とする請求項1記載の電源電位供給回路。
  5. 前記所定の内部回路と同等の、もしくは相似の別の内部回路と、該別の内部回路に電流を流入させる第3の電流源とを備え、
    前記電流制御手段は、前記第3の電流源に前記所定の信号を与え、前記別の内部回路に流れる電流をさらに制御することを特徴とする請求項1記載の電源電位供給回路。
  6. 前記1対の電流源それぞれは、互いに異なる型の不純物が添加されたチャンネルを有するそれぞれのMOSトランジスタにより形成され、該それぞれのMOSトランジスタのうちの一方のゲートに前記比較回路から出力された前記電圧が印加されるものであって、
    前記1対の電流源それぞれは、前記一方のゲートに入力された前記電圧を所定の電圧に変換して前記それぞれのMOSトランジスタのうちの他方のゲートに印加する電圧変換回路を備えたこと特徴とする請求項2記載の電源電位供給回路。
  7. 前記1対の電流源それぞれは、
    PチャンネルMOSトランジスタとNチャンネルMOSトランジスタとの対と、
    前記PチャンネルMOSトランジスタと同じチャンネルを有する、ソースが外部電源に接続された第1MOSトランジスタ、および前記NチャンネルMOSトランジスタと同じチャンネルを有するとともに、ソースが該第1MOSトランジスタのドレインに接続され、該NチャンネルMOSトランジスタとカレントミラーを形成する第2MOSトランジスタとを備え、
    前記電流制御手段は、前記比較回路から出力された前記電圧に基づいて前記PチャンネルMOSトランジスタのソースとドレイン間に流れる電流、および前記第1MOSトランジスタのソースとドレイン間に流れる電流を制御することを特徴とする請求項2記載の電源電位供給回路。
  8. 前記所定の内部回路と同等の、もしくは相似の別の内部回路と、前記一方のゲートを有するMOSトランジスタと同じチャンネルを有するMOSトランジスタを前記別の内部回路に電流を流入させる第3の電流源として備え、
    前記電流制御手段は、前記比較回路から出力される電圧を前記第3の電流源を形成するMOSトランジスタのゲートにも印加して前記別の内部回路を流れる電流をさらに制御することを特徴とする請求項6又は7記載の電源電位供給回路。
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