JP2005123166A - スパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 突き出し量を大きくしたスパークプラグにおいて、接地電極本体や絶縁体が火炎核に接触することをできるだけ抑制し、火炎核の成長を接地電極本体や絶縁体が妨げることなく、着火性の優れたスパークプラグを提供することにある。
【解決手段】突き出し量tが0.3mm以上のスパークプラグであり、第1貴金属チップ41の先端面41aにおける他端側縁41bを含む軸線O方向に平行な仮想線s1と、他端側縁41bと接地電極本体4aの内周面45と接地電極本体4aの他端面44との交点4bとを直線で結ぶ仮想線s2との挟角の角度をθ1とし、中心電極3の先端面31aにおける他端側縁31bを含む軸線O方向に平行な仮想線s3と、他端側縁31bを含み絶縁体2と接する仮想線s4との挟角の角度をθ2としたとき、θ1+θ2≦93°である。
【選択図】 図1

Description

本発明は内燃機関の着火用に使用されるスパークプラグに関する。
自動車エンジン等の内燃機関の着火用に使用されるスパークプラグは、接地電極本体の先端(主体金具と接合される一端とは反対の他端)の近傍に第1貴金属チップを接合したタイプのものが多数提案されている。これは、スパークプラグの着火性向上のために、スパークプラグの発火部を燃焼室内部に突出させるようになっているため、発火部が高温に曝されるからである。
また最近では、エンジンの更なる高性能化の要求が高まりつつあり、スパークプラグにおいても、更なる着火性の向上が求められている。この着火性の向上のために、接地電極本体に接合された第1貴金属チップの中心電極と対向する先端面と接地電極本体の内周面との軸線方向の距離(以後、突き出し量ともいう)を大きくすることが有効である。これは、中心電極と接地電極(または第1貴金属チップ)とにより形成される火花放電ギャップ間にできた火炎核が、スワール等により成長しようとする。ところが、突き出し量が少ないと火炎核の成長する過程において、この火炎核が接地電極本体に接触し、成長を妨げる(以後、消炎作用ともいう)ことがある。よって、突き出し量が大きくなるように第1貴金属チップを接地電極本体に接合し、火炎核の成長を促進させた構造が多く採用されている。(特許文献1参照)
特開2001−345162
しかしながら、特許文献1のように突き出し量のみを大きくしたスパークプラグでも、さらに火炎核が成長した際に、接地電極本体や絶縁体に接触する構造となっているため、消炎作用が起こり、火炎核の成長を妨げることがある。これにより、着火性が十分に確保できない問題があった。
本発明の課題は、突き出し量を大きくしたスパークプラグにおいて、接地電極本体や絶縁体が火炎核に接触することをできるだけ抑制し、火炎核の成長を接地電極本体や絶縁体が妨げることなく、着火性の優れたスパークプラグを提供することにある。
本発明のスパークプラグは、軸線方向に軸孔を有する絶縁体と、該絶縁体の軸孔の先端側に配設される中心電極と、前記絶縁体の周囲を取り囲む主体金具と、一端が該主体金具に結合される接地電極本体と、該接地電極本体の他端部に、自身の先端面が前記中心電極と対向する第1貴金属チップとを有する接地電極と、を備えるスパークプラグにおいて、
前記第1貴金属チップの前記先端面と前記接地電極本体の内周面との軸線方向の距離tが0.3mm以上であり、前記接地電極本体の他端面の中心を通り、前記軸線を含む断面をとったときに、前記第1貴金属チップの先端面における他端側縁を含む軸線方向に平行な仮想線s1、前記第1貴金属チップの先端面における他端側縁と、前記接地電極本体の内周面と前記接地電極本体の他端面との交点とを直線で結ぶ仮想線s2とし、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度をθ1とし、前記断面をとったときに、前記中心電極の先端面における前記接地電極本体の他端側縁を含む軸線方向に平行な仮想線s3、前記中心電極の先端面における他端側縁を含み前記絶縁体と接する仮想線s4とし、仮想線s3と仮想線s4との挟角の角度をθ2としたとき、θ1+θ2≦93°
であることを特徴とする。
本発明のスパークプラグは、第1貴金属チップの先端面と接地電極本体の内周面との軸線方向の距離tが0.3mm以上とするように構成されている。このように、第1貴金属チップの接地電極本体からの突き出し量が大きくなることで、中心電極と第1貴金属チップとにより形成される火花放電ギャップ間にできた火炎核が、スワール等により成長する際に、火炎核が接地電極本体に接触する可能性が低くなり、火炎核の成長を促進することで、着火性が向上する。第1貴金属チップの先端面と接地電極本体の内周面との軸線方向の距離tが0.3mm未満となると、上記のように、火炎核が接地電極本体に接触することを有効に抑制することができない。また、第1貴金属チップの先端面と接地電極本体の内周面との軸線方向の距離tは1.5mm以下とするのが好ましい。第1貴金属チップの先端面と接地電極本体の内周面との軸線方向の距離tが1.5mmを越えると、第1貴金属チップの熱容量が大きくなり、第1貴金属チップの耐久性が低下する。
なお、接地電極本体の内周面とは、接地電極における中心電極と対向する側の面のことである。
さらに、本発明のスパークプラグは、接地電極本体の他端面の中心を通り、軸線を含む断面をとったときに、第1貴金属チップの先端面(中心電極との対向面)における他端側縁を含む軸線方向に平行な仮想線s1、第1貴金属チップの先端面における他端側縁と、接地電極本体の内周面と接地電極本体の他端面との交点とを直線で結ぶ仮想線s2とし、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度をθ1とし、断面をとったときに、中心電極の先端面(接地電極との対向面)における接地電極本体の他端側縁を含む軸線方向に平行な仮想線s3、中心電極の先端面における他端側縁を含み絶縁体と接する仮想線s4とし、仮想線s3と仮想線s4との挟角の角度をθ2としたとき、θ1+θ2≦93°とするように構成されている。
上記のように突き出し量を大きくしたスパークプラグであっても、さらに火炎核が成長した際に、接地電極本体や絶縁体に接触する構造となっているため、消炎作用が起こり、火炎核の成長を妨げることがある。ところが本発明のように、軸線を含む断面をとったときに、第1貴金属チップの先端面における他端側縁を含む軸線方向に平行な仮想線s1、第1貴金属チップの先端面における他端側縁と、接地電極本体の内周面と接地電極本体の他端面との交点とを直線で結ぶ仮想線s2とし、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度をθ1とし、断面をとったときに、中心電極の先端面における接地電極本体の他端側縁を含む軸線方向に平行な仮想線s3、中心電極の先端面における他端側縁を含み絶縁体と接する仮想線s4とし、仮想線s3と仮想線s4との挟角の角度をθ2としたとき、θ1+θ2≦93°とすることで、第1貴金属チップの先端面における他端側縁よりも他端部側に位置する接地電極本体の接触面や、中心電極の先端面における他端側縁よりも他端部側に位置する絶縁体の接触面が少なくなり、更に火炎核が成長した際に、接地電極本体や絶縁体に接触する可能性を低くすることができ、火炎核を効率よく成長させることができる。よって、着火性がさらに向上する。なお、θ1+θ2が93°を越えると、上記のような、火炎核を効率よく成長させることができない。また、θ1、θ2が0°以上であることは言うまでもない。また、θ1+θ2が85°以下、更には、50°以下となることが好ましい。なお、挟角とは仮想線s1と仮想線s2の間に挟まれた角のことであり、本発明においては、鋭角となる角を指す。さらに、θ2は35°以上が好ましい。θ2を35°以上とすることで、絶縁体の肉厚が十分に確保され、絶縁体が貫通することを抑制することができる。
また、本発明のスパークプラグは、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度θ1が45°以下であることが好ましい。着火性をより向上させるためには、エンジンの燃焼室内部への火炎核の成長をより有効に促進させる必要がある。通常、接地電極は中心電極よりも燃焼室の内部側に取り付けられるため、接地電極本体と火炎核とが接触することをより抑制することで、着火性がさらに向上する。よって、θ1を45°以下とすることで、火炎核が成長した際に、接地電極本体に接触する可能性をさらに低くすることができ、火炎核をさらに効率よく成長させることができる。よって、着火性がさらに向上する。なお、θ1が45°を越えると、上記のような、火炎核を効率よく成長させることができない。
また、本発明のスパークプラグは、前記中心電極は、自身の先端に円柱形状の第2貴金属チップを有し、第1貴金属チップは、その先端面における直径が第2貴金属チップの先端面における直径よりも大きく、かつ、0.8mm以下である円柱形状を有することが好ましい。一般的に、中心電極側の発火部も接地電極側と同様に高温に曝されるため、中心電極の先端にも円柱状の第2貴金属チップを有しているスパークプラグが知られている。このとき、第1貴金属チップ及び第2貴金属チップの直径をそれぞれ0.8mm以下とすることで、有効にスパークプラグの着火性を向上させることができる。第1貴金属チップ及び第2貴金属チップのいずれか一方の直径が0.8mmを越えると、着火性が低下することがある。
ところで、第1貴金属チップ及び第2貴金属チップが設けられたスパークプラグを内燃機関に取り付けた際、第2貴金属チップよりも第1貴金属チップのほうが消耗しやすくなる。これは、前述したように接地電極が中心電極よりも燃焼室の内部側に取り付けられるため、第1貴金属チップがより燃焼室内に突き出ている。よって、第1貴金属チップが燃焼室内から受けた熱をエンジンヘッド等に放熱しにくくなるためであると考えられる。そこで、本発明では、第1貴金属チップの直径を第2貴金属チップ直径よりも大きくしている。これにより、第1貴金属チップの耐消耗性も十分に良好にすることができる。
さらに、本発明のスパークプラグは、中心電極が先端に向かうほど縮径するテーパ部を有し、断面をとったときに、接地電極本体の内周面と接地電極本体の他端面との交点がテーパ部に対向することが好ましい。これにより、第1貴金属チップの先端面における他端側縁よりも他端部側に位置する接地電極本体の接触面をさらに少なくすることができ、火炎核を効率よく成長させることができる。よって、スパークプラグの着火性がさらに向上する。
ところで、第1貴金属チップと接地電極本体とを接合する場合、有効な接合方法の1つとしてレーザ溶接が考えられる。このとき、本発明のスパークプラグは、第1貴金属チップと接地電極本体との間に溶融部を有し、溶融部は、第1貴金属チップと接地電極本体の他端面との最短距離D1が0.25mm以上となる状態で、第1貴金属チップを接地電極本体にレーザ溶接して形成することが好ましい。これにより、レーザ溶接によって形成される溶融部の形成スペースが第1貴金属チップと接地電極本体の他端面との間に十分に確保された状態でレーザ溶接できるので、第1貴金属チップと接地電極本体とを強固に接合できる。レーザ溶接による形成される溶融部が第1貴金属チップと接地電極本体の他端面との最短距離D1で0.25mm未満となると、接地電極本体に対して貴金属チップが強固に接合できない虞がある。
さらに、本発明のスパークプラグは、溶融部が接地電極本体の他端面まで形成されてなることが好ましい。限られた溶融部の形成スペースである第1貴金属チップと接地電極本体の他端面との間を最大限有効活用して溶融部を形成することにより、第1貴金属チップと接地電極本体との接合強度を最大限増すことができる。その一方、第1貴金属チップの先端面における他端側縁よりも他端部側に位置する接地電極本体の接触面をできる限り少なくすることができ、火炎核を効率よく成長させることができる。
上記したように、火炎核が接地電極本体に接触する可能性をできる限り小さくするためには、第1貴金属チップと接地電極本体の他端面との最短距離D1をできるだけ小さくすることが好ましいが、その結果、溶融部の形成スペースが制限される。すなわち、溶融部の長さは、第1貴金属チップと接地電極本体の他端面との間においては、最短距離D1を超えることができない。この結果、接地電極本体の第1貴金属チップよりも他端側においては十分な接合強度が得られない恐れがある。そこで、本発明のスパークプラグは、接地電極本体の内周面を見たときに、溶融部のうち接地電極本体の一端に最も近い部位と第1貴金属チップとの最短距離をD2としたときに、D2>D1であることが好ましい。つまり、接地電極の第1貴金属チップよりも一端側(すなわち、主体金具側)においては、溶融部の長さが接地電極の第1貴金属チップよりも他端側のような制限を受けないため、第1貴金属チップと接地電極本体の他端面との最短距離D1よりも長い幅の溶融部を形成することが可能となる。その結果、限られた溶融部の形成スペース内においても第1貴金属チップと接地電極本体との接合強度を全体として向上することができる。
また、本発明のスパークプラグは、接地電極本体の側面と接地電極本体の他端面との間の角部に斜面を有し、接地電極の内周面を見たときに、斜面と第1貴金属チップとの最短距離D3とし、接地電極本体の他端面と第1貴金属チップのとの最短距離D1としたときに、D3<D1であることが好ましい。このように、D3<D1となる斜面を接地電極本体に設けることで、第1貴金属チップ周辺の接地電極本体の接触面を更に減少させることができ、火炎核と接地電極本体との接触可能性をより効果的に低減することができる。
ところで、第1貴金属チップと接地電極本体とを接合する場合、有効な接合方法の1つとしてレーザ溶接が考えられる。このとき、本発明のスパークプラグは、第1貴金属チップと接地電極本体との間に溶融部を有し、溶融部は、第1貴金属チップと斜面との最短距離D3が0.25mm以上となる状態で、第1貴金属チップを接地電極本体にレーザ溶接して形成することが好ましい。これにより、レーザ溶接によって形成される溶融部の形成スペースが第1貴金属チップと接地電極の斜面との間に十分に確保された状態でレーザ溶接できるので、第1貴金属チップと接地電極本体とを強固に接合できる。
さらに、本発明のスパークプラグは、溶融部が斜面まで形成されてなることが好ましい。限られた溶融部の形成スペースである第1貴金属チップと斜面との間を最大限有効活用して溶融部を形成することにより、第1貴金属チップと接地電極本体との接合強度を最大限増すことができるからである。その一方、第1貴金属チップの先端面における他端側縁よりも他端部側に位置する接地電極本体の接触面をできる限り少なくすることができ、火炎核を効率よく成長させることができる。
上記したように、火炎核が接地電極本体に接触する可能性をできる限り小さくするためには、第1貴金属チップと接地電極本体の斜面との最短距離D3をできるだけ小さくすることが好ましいが、その結果、溶融部の形成スペースが制限される。すなわち、溶融部の長さは、第1貴金属チップと斜面との間においては、最短距離D3を超えることができない。この結果、接地電極本体の第1貴金属チップと斜面との間においては十分な接合強度が得られない恐れがある。そこで、本発明のスパークプラグは、接地電極の内周面を見たときに、溶融部のうち接地電極本体の一端に最も近い部位と第1貴金属チップとの最短距離をD2とし、D2>D3であることが好ましい。つまり、接地電極の第1貴金属チップよりも一端側(すなわち、主体金具側)においては、溶融部の長さが接地電極本体の第1貴金属チップと斜面との間のような制限を受けないため、第1貴金属チップと接地電極本体の斜面との最短距離D3よりも長い幅の溶融部を形成することが可能となる。その結果、限られた溶融部の形成スペース内においても第1貴金属チップと接地電極本体との接合強度を全体として向上することができる。
以下、本発明のいくつかの実施の形態を図面を用いて説明する。図1〜図3に示す本発明の実施形態1の抵抗体入りスパークプラグ100は、筒状の主体金具1、先端部が突出するようにその主体金具1に嵌め込まれた絶縁体2、第2貴金属チップ31を突出させた状態で絶縁体2の内側に設けられた中心電極3、その一端(接地電極本体の接合面42)が主体金具1に接合され、他端(接地電極本体の接合面と反対側の端面44)近くの内周面45に第1貴金属チップ41が接合された接地電極4等を備えている。接地電極4は、第1貴金属チップ41の先端面が第2貴金属チップ31の先端面と対向するように曲げられている。そして、第2貴金属チップ31と第1貴金属チップ41との間が火花ギャップgとなっている。
主体金具1は炭素鋼等で形成され、図1に示すように、その外周面には、スパークプラグ100を図示しないエンジンブロックに取付けるためのねじ部12が形成されている。また、絶縁体2は、例えばアルミナあるいは窒化アルミニウム等のセラミック焼結体により構成され、その内部には自身の軸方向に沿って中心電極3を嵌め込むための貫通孔6を有している。貫通孔6の一方の端部側に端子金具8が挿入・固定され、同じく他方の端部側に中心電極3が挿入・固定されている。また、該貫通孔6内において端子金具8と中心電極3との間に抵抗体15が配置されている。この抵抗体15の両端部は、導電性ガラスシール層16、17を介して中心電極3と端子金具13とにそれぞれ電気的に接続されている。
中心電極3は、INCONEL600(INCO社の登録商標)等のNi合金である。そして、中心電極3は、先端側が縮径されるとともにその先端面が平坦に構成され、ここに上記円板状の貴金属チップ重ね合わせ、さらにその接合面外縁部に沿ってレーザ溶接、電子ビーム溶接、抵抗溶接等により固着することにより第2貴金属チップ31が形成される。上記第2貴金属チップ31は、Pt、Ir及びWを主成分とする金属にて構成される。具体的には、Pt−Ir、Pt−Rh等のPt合金や、Ir−5wt%Pt、Ir−20wt%Rh等のIr合金が挙げられる。
接地電極4の一端(接合面42)は、主体金具1の先端面に対して溶接等により固着・一体化されている。一方、接地電極本体4aの他端(接合面とは反対側の端面44)近傍(他端部)には、第1貴金属チップ41が接合されており、中心電極先端面(具体的には貴金属チップ31)に対向している。第1貴金属チップ41は、円板状乃至円柱状の貴金属チップを接地電極4の所定位置に設け、レーザ溶接により固着することで第1貴金属チップ41が形成される。なお、レーザ溶接の他、電子ビーム溶接、抵抗溶接等により固着することも可能である。接地電極本体4aは、INCONEL600である。第1貴金属チップ41は、Pt、Ir及びWを主成分とする金属にて構成される。具体的には、Pt−20wt%Ni、Pt−20wt%Rh等のPt合金や、Ir−5wt%Pt、Ir−20wt%Rh等のIr合金が挙げられる。
そして、第1貴金属チップ41は、直径がφ0.6mm、接地電極本体4aからの突き出し量tが0.8mmとなっている。このように、第1貴金属チップ41の接地電極本体4aからの突き出し量tが0.3mm以上となることで、第2貴金属チップ31と第1貴金属チップ41とにより形成される火花放電ギャップg間にできた火炎核が、スワール等により成長する際に、火炎核が接地電極本体4aに接触する可能性が低くなり、火炎核の成長を促進することで、着火性が向上する。
さらに、第2貴金属チップ31は、直径がφ0.55mmとなっている。このように、第1貴金属チップ41及び第2貴金属チップ31の直径をそれぞれ0.8mm以下とすることで、有効にスパークプラグの着火性を向上させることができる。そのうえ、第1貴金属チップ41の直径を第2貴金属チップ31の直径よりも大きくしているので第1貴金属チップ41の耐消耗性も十分に良好にすることができる。
さらに、第1貴金属チップ41の先端面41aにおける他端側縁41bを含む軸線方向に平行な仮想線s1、他端側縁41bと、接地電極本体4aの内周面45と接地電極本体4aの他端面44との交点とを直線で結ぶ仮想線s2との挟角が20°となっている。また、第2貴金属チップ31の先端面31aにおける他端側縁31bを含む軸線方向に平行な仮想線s3、他端側縁31bを含み絶縁体2と接する仮想線s4との挟角が45°となっている。このように、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度をθ1と仮想線s3と仮想線s4との挟角の角度をθ2としたとき、θ1+θ2≦93°とすることで、第1貴金属チップ41の先端面41aにおける他端側縁41bよりも他端部側に位置する接地電極本体4aの接触面や、第2貴金属チップ31の先端面31aにおける他端側縁31bよりも他端部側に位置する絶縁体2の接触面が少なくなり、更に火炎核が成長した際に、接地電極本体4aや絶縁体2に接触する可能性を低くすることができ、火炎核を効率よく成長させることができる。よって、着火性がさらに向上する。
さらに、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度θ1が45°以下とすることで、通常、中心電極3よりも燃焼室の内部側に取り付けられる接地電極4の接地電極本体4aと火炎核とが接触することをより抑制し、火炎核をさらに効率よく成長させることができ、着火性がさらに向上する。
さらに、図2に示されるように、接地電極本体4aの内周面45と接地電極本体4aの他端面44との交点4bが中心電極3のテーパ部32に対向している。これにより、第1貴金属チップ41の先端面41aにおける他端側縁41bよりも他端部側に位置する接地電極本体4aの接触面をさらに少なくすることができ、火炎核を効率よく成長させることができる。よって、スパークプラグの着火性がさらに向上する。
また、図3に示されるように、第1貴金属チップ41と接地電極本体4aの先端面44との最短距離D1は、約0.29mmなっている。このように、第1貴金属チップ41と接地電極本体4aの他端面44との最短距離D1が0.25mm以上となることで、レーザ溶接によって形成される溶融部43の形成スペースが第1貴金属チップ41と接地電極本体4aの他端面44との間に十分に確保された状態となり、第1貴金属チップ41と接地電極本体4aとを強固に接合できる。
さらに、溶融部43は、接地電極本体4aの他端面44まで延びて形成されている。よって、限られた溶融部43の形成スペースである第1貴金属チップ41と接地電極本体4aの他端面44との間を最大限有効活用して溶融部43を形成することにより、第1貴金属チップ41と接地電極本体4aとの接合強度を最大限増すことができる。
また、溶融部43のうち接地電極本体4aの一端41に最も近い部位P1と第1貴金属チップ41との最短距離D2が約1.0mmとなっている。このように、最短距離D2が、第1貴金属チップ41と接地電極本体4aの先端面44との最短距離D1よりも大きい、つまり、D2>D1であることで、限られた溶融部43の形成スペース内においても第1貴金属チップ41と接地電極本体4aとの接合強度を全体として向上することができる。このような効果を十分に得るために、本実施例では、D2はD1の2倍以上とされている。
次に、本発明の実施形態2について図4を用いて説明する。なお、この実施形態2のスパークプラグ200は、上述した実施形態1のスパークプラグ100と比較して、接地電極本体4aの形状が主に異なるものである。従って、実施形態1のスパークプラグ100と異なる部分を中心に説明し、同様の部分については、説明を省略又は簡略化する。
実施形態2のスパークプラグ200も同様に、筒状の主体金具1、先端部が突出するようにその主体金具1に嵌め込まれた絶縁体2、第2貴金属チップ31を突出させた状態で絶縁体2の内側に設けられた中心電極3、第2貴金属チップ31(中心電極3)の先端面と対向するように配置された接地電極204等を備えている。この接地電極204の接地電極本体204aは、INCONEL600である。そして、図4に示されるように、接地電極204の他端部には、第1貴金属チップ241が備えられている。この第1貴金属チップ241は、円板状の貴金属チップを接地電極本体204aの所定位置に設け、レーザ溶接により固着することで第1貴金属チップ241が形成される。なお、レーザ溶接の他、電子ビーム溶接、抵抗溶接等により固着することも可能である。上記第1貴金属チップ241は、Pt、Ir及びWを主成分とする金属にて構成される。具体的には、Pt−20wt%Ni、Pt−20wt%Rh等のPt合金や、Ir−5wt%Pt、Ir−20wt%Rh等のIr合金が挙げられる。
さらに、接地地電極本体204aは、接地電極本体204aの側面247と接地電極本体204aの他端面244との間の角部(実施形態1の角部46に相当)に斜面(面取り)246を有している。そして、斜面246と第1貴金属チップ241との最短距離D3が約0.27mmとなっている。一方、接地電極本体204aの他端面244と貴金属チップ241との最短距離D1は約0.29mmとなっている。このように、D3<D1となる斜面246を接地電極本体204aに設けることで、第1貴金属チップ241周辺の接地電極本体204aの接触面を更に減少させることができ、火炎核と接地電極本体204aとの接触可能性をより効果的に低減することができる。
さらに、第1貴金属チップ241と斜面246との最短距離D3が0.25mm以上となることで、レーザ溶接によって形成される溶融部243の形成スペースが第1貴金属チップ241と斜面246との間に十分に確保された状態となり、第1貴金属チップ241と接地電極本体204aとを強固に接合できる。
さらに、溶融部243は、斜面246まで形成されている。よって、限られた溶融部243の形成スペースである第1貴金属チップ241と斜面246の間を最大限有効活用して溶融部243を形成することにより、第1貴金属チップ241と接地電極本体204aとの接合強度を最大限増すことができる。
また、溶融部243のうち接地電極本体204aの一端(図示せず)に最も近い部位P1と第1貴金属チップ241との最短距離D2が1.0mmとなっている。このように、最短距離D2が、斜面246と第1貴金属チップ241との最短距離D3よりも大きい、つまり、D2>D3であることで、限られた溶融部243の形成スペース内においても第1貴金属チップ241と接地電極本体204aとの接合強度を全体として向上することができる。このような効果を十分に得るために、D2はD3の2倍以上とされている。
本発明の効果を確認するために、以下の各種実験を行った。
図1、図2に示す形状のスパークプラグの各種試験品を以下のように用意した。まず、絶縁体2の材質として焼結アルミナセラミックを、中心電極3中心電極本体3aとしてINCONEL600、第2貴金属チップ31の材質として、Ir−20wt%Rh、第1貴金属チップ41の材質としてPt−20wt%Niを、それぞれ選定した。なお、第1貴金属チップ41の高さtを0.8mm、直径をφ0.6mmの円柱状とした。
そして、図2におけるθ1、θ2の角度を表1のように設定したスパークプラグ100を、排気量2000cc、6気筒のDOHC型ガソリンエンジンに取り付け、アイドリング(エンジン回転数700rpm)にて着火性の試験を行った。本試験では、上記エンジン条件でHCスパイクが3分間あたり10回発生した時のA/Fの値を着火限界と判断し、調査した。なお、本試験は、エンジンが失火すると、HC(ハイドロカーボン)が発生することが知られており、このことより、所定の回数が発生した時のA/Fを着火限界と考えることができる。A/Fが18以上のものを◎、A/Fが17.5以上18未満のものを○、A/Fが17以上17.5未満のものを△、17未満のものを×とした。結果も表1に示す。
表1によると、資料A(θ1+θ2が50°)、資料B(θ1+θ2が65°)、資料C(θ1+θ2が80°)、資料D(θ1+θ2が85°)、資料E(θ1+θ2が90°)、資料F(θ1+θ2が93°)については、A/Fが17以上であった。それに対して、資料G(θ1+θ2が95°)、資料H(θ1+θ2が105°)については、A/Fが17未満であった。このように、θ1+θ2を93°以下とすることで、着火性が良好となる。さらに、資料A、資料B、資料C、資料Dについては、A/Fが17.5以上となった。このようにθ1+θ2を85°以下とすることで、さらに着火性が良好となる。その上、資料Aについては、A/Fが18以上となった。このようにθ1+θ2が50℃以下となることで、更に効率的に着火性が良好となる。
次に、実施例1と同様に図1、図2に示す形状のスパークプラグの各種試験品を用意した。具体的には、絶縁体2の材質として焼結アルミナセラミックを、中心電極3の中心電極本体3aとしてINCONEL600、第2貴金属チップ31の材質として、Ir−20wt%Rh、第1貴金属チップ41の材質としてPt−20wt%Niを、それぞれ選定した。なお、第1貴金属チップ41の高さtを0.8mm、直径をφ0.6mmの円柱状とした。
そして、図2におけるθ1、θ2の角度を表2のように設定したスパークプラグ100を、上記実施例1と同様に、排気量2000cc、6気筒のDOHC型ガソリンエンジンに取り付け、アイドリング(エンジン回転数700rpm)にて着火性の試験を行った。本試験では、上記エンジン条件でHCスパイクが3分間あたり10回発生した時のA/Fの値を着火限界と判断し、調査した。A/Fが18以上のものを◎、A/Fが17.5以上18未満のものを○、結果も表2に示す。
表2によると、資料I(θ1が40°、θ2が45°)、資料J(θ1が45°、θ2が40°)A/Fが18以上であった。それに対して、資料C(θ1が50°、θ2が35°)A/Fが17.5以上18未満であった。このように、θ1を45°以下とすることで更に効率的に着火性が良好となる。
なお、本発明においては、上述した具体的な実施形態に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施形態とすることができる。例えば、本発明のスパークプラグ100において、中心電極3に第2貴金属チップ31を設けたがこれに限られず、第2貴金属チップ31が設けられていない中心電極3であってもよい。
また、本発明のスパークプラグ100は、中心電極3または接地電極4は電極本体のみであるが、これに限らず、中心電極3の電極本体が表面に形成され、内部に金属芯が挿入されている、または接地電極4の電極本体が表面に形成され、内部に金属芯が挿入されていてもよい。そして、この場合の金属芯の材質は、Cu、Ag等の単体または合金から形成されている。
本発明のスパークプラグの実施形態1を示す正面断面図。 図1の要部を示す正面断面図。 図1の接地電極本体4aの内周面45を見た正面図。 本発明のスパークプラグの実施形態2の接地電極本体204aの内周面245を見た正面図。
符号の説明
1 主体金具
2 絶縁体
3 中心電極
4 接地電極
6 貫通孔
31 第2貴金属チップ
41、241 第1貴金属チップ
100、200 スパークプラグ

Claims (11)

  1. 軸線方向に軸孔を有する絶縁体と、
    該絶縁体の軸孔の先端側に配設される中心電極と、
    前記絶縁体の周囲を取り囲む主体金具と、
    一端が該主体金具に結合される接地電極本体と、該接地電極本体の他端部に、自身の先端面が前記中心電極と対向する第1貴金属チップとを有する接地電極と、を備えるスパークプラグにおいて、
    前記第1貴金属チップの前記先端面と前記接地電極本体の内周面との軸線方向の距離tが0.3mm以上であり、
    前記接地電極本体の他端面の中心を通り、前記軸線を含む断面をとったときに、前記第1貴金属チップの先端面における他端側縁を含む軸線方向に平行な仮想線s1、前記第1貴金属チップの先端面における他端側縁と、前記接地電極本体の内周面と前記接地電極本体の他端面との交点とを直線で結ぶ仮想線s2とし、仮想線s1と仮想線s2との挟角の角度をθ1とし、
    前記断面をとったときに、前記中心電極の先端面における前記接地電極本体の他端側縁を含む軸線方向に平行な仮想線s3、前記中心電極の先端面における他端側縁を含み前記絶縁体と接する仮想線s4とし、仮想線s3と仮想線s4との挟角の角度をθ2としたとき、
    θ1+θ2≦93°
    であることを特徴とするスパークプラグ。
  2. 請求項1に記載のスパークプラグにおいて、
    前記仮想線s1と前記仮想線s2との挟角の前記角度θ1は、
    θ1≦45°
    であることを特徴とするスパークプラグ。
  3. 請求項1または2に記載のスパークプラグにおいて、
    前記中心電極は、自身の先端に円柱形状の第2貴金属チップを有し、
    前記第1貴金属チップは、その先端面における直径が前記第2貴金属チップの先端面における直径よりも大きく、かつ、0.8mm以下である円柱形状を有することを特徴とするスパークプラグ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスパークプラグにおいて、
    前記中心電極は、先端に向かうほど縮径するテーパ部を有し、
    前記断面をとったときに、前記接地電極本体の内周面と前記接地電極本体の他端面との交点が前記テーパ部に対向することを特徴とするスパークプラグ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のスパークプラグにおいて、
    前記第1貴金属チップと前記接地電極本体との間に溶融部を有し、
    前記溶融部は、前記第1貴金属チップと前記接地電極本体の他端面との最短距離D1が0.25mm以上となる状態で、前記第1貴金属チップを前記接地電極本体にレーザ溶接して形成することを特徴とするスパークプラグ。
  6. 請求項5に記載のスパークプラグにおいて、
    前記溶融部は、前記接地電極本体の他端面まで形成されてなることを特徴とするスパークプラグ。
  7. 請求項5または6に記載のスパークプラグおいて、
    前記接地電極の内周面を見たときに、前記溶融部のうち前記接地電極本体の一端に最も近い部位と前記貴金属チップとの最短距離をD2とし、
    D2>D1であることを特徴とするスパークプラグ。
  8. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスパークプラグにおいて、
    前記接地電極本体の側面と前記接地電極本体の他端面との間の角部に斜面を有し、
    前記接地電極本体の内周面を見たときに、前記第1貴金属チップと前記斜面との最短距離D3とし、前記接地電極本体の他端面と前記第1貴金属チップとの最短距離D1としたときに、
    D3<D1であることを特徴とするスパークプラグ。
  9. 請求項8に記載のスパークプラグにおいて、
    前記第1貴金属チップと前記接地電極本体との間に溶融部を有し、
    前記溶融部は、前記第1貴金属チップと前記斜面との最短距離D3が0.25mm以上となる状態で、前記第1貴金属チップを前記接地電極本体にレーザ溶接して形成することを特徴とするスパークプラグ。
  10. 請求項9に記載のスパークプラグにおいて、
    前記溶融部は、前記斜面まで形成されてなることを特徴とするスパークプラグ。
  11. 請求項8乃至10のいずれかに記載のスパークプラグおいて、
    前記接地電極本体の内周面を見たときに、前記溶融部のうち前記接地電極本体の一端に最も近い部位と前記貴金属チップとの最短距離をD2とし、
    D2>D3であることを特徴とするスパークプラグ。
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