JP2005122757A - 車両の配車管理方法および車両の配車管理システム - Google Patents

車両の配車管理方法および車両の配車管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】運送会社と荷主との間を管理会社が一定の信頼に基づいて仲介し、しかも、管理会社が各地の運送会社との間でネットワークを用いて車両の配車管理ソフトを共用することで、管理会社と各運送会社とを有機的に結び付け、それにより、運送会社の車両を有効に活用し、車両の無駄な運行をできるだけ少なくし、効率のよい車両の配車を実現する。
【解決手段】管理会社(10)が、車両の配車管理ソフトを各地の運送会社(110)と共用する。配車管理ソフトは、各運送会社(110)が当該配車管理ソフトを用いて自社の車両の配車管理業務を遂行することで空車情報を自動的に生成する。各運送会社(110)の空車情報をネットワークを用いて管理会社(10)が共有することで、管理会社(10)が、荷主(210)からの依頼情報に対し最適の車両を選択して割り当てる。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えばトラック等の運送用車両に適用される車両の配車管理方法と、車両の配車管理システムに関するものである。
一般に、トラックを保有する運送会社と、荷主とは、常雇いの関係にない限り、仕事があるときだけ荷物を運んだり運ばれたりする関係である。
特開平11−031177号公報
しかしながら、このような従来のものは、運送会社からすると、仕事がなければトラックを遊ばせておくことになり、運行しない車両は売上にまったく寄与しないという問題があった。
また、荷主からすると、依頼する運送会社が信頼できるかどうか、ドライバは信頼できるかどうか不安があり、それまで依頼したことのない運送会社に気軽に依頼したり、初めてのドライバに細かい注意のいる依頼をすることは、なかなかできないという問題があった。
この発明の課題は、上記従来のもののもつ問題点を排除して、運送会社と荷主との間を管理会社が一定の信頼に基づいて仲介し、しかも、管理会社が各地の運送会社との間でネットワークを用いて車両の配車管理ソフトを共用することで、管理会社と各運送会社とが有機的に結び付けられ、それにより、運送会社の車両を有効に活用するとともに、車両の無駄な運行をできるだけ少なくし、効率のよい車両の配車を実現することのできる車両の配車管理方法および車両の配車管理システムを提供することにある。
この発明は上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、ネットワークを用いて車両の配車管理を行う方法であって、管理会社が、車両の配車管理ソフトを各地の運送会社と共用し、前記配車管理ソフトは、各運送会社が当該配車管理ソフトを用いて自社の車両の配車管理業務を遂行することで空車情報を自動的に生成し、各運送会社の前記空車情報をネットワークを用いて管理会社が共有することで、管理会社が、荷主からの依頼情報に対し最適の車両を選択して割り当てる車両の配車管理方法である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記各運送会社は、保有車両の情報およびドライバ情報を含めてあらかじめ会員登録し、前記荷主についてもあらかじめ登録する車両の配車管理方法である。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記配車管理ソフトは管理会社から各運送会社へネットワークを用いて配布する車両の配車管理方法である。
請求項4に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記各運送会社の空車情報は、空車開始時間・開始地および/または空車終了時間・終了地を含む車両の配車管理方法である。
請求項5に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記最適車両の割り当ては、前記依頼情報に含まれる荷積み時間に荷積み地周辺で空車状態にあり、かつ、荷積み地から荷卸し地まで運行するのに支障のない車両、または、前記依頼情報に含まれる荷卸し時間に荷卸し地周辺で空車状態にあり、かつ、荷積み地から荷卸し地まで運行するのに支障のない車両の中から、最も効率のよい車両を選択して割り当てる車両の配車管理方法である。
請求項6に係る発明は、インターネットを用いて車両の配車管理を行う方法であって、管理会社が、保有車両の情報およびドライバ情報を含めてあらかじめ会員登録した各地の運送会社に、車両の配車管理ソフトをダウンロードさせることで当該配車管理ソフトを共用し、前記配車管理ソフトは、各運送会社が当該配車管理ソフトを用いて自社の車両の配車管理業務を遂行することで、各運送会社が保有する車両の空車開始時間・開始地および/または空車終了時間・終了地を含む空車情報を自動的に生成し、各運送会社の前記空車情報を管理会社へアップロードさせることで、管理会社が各運送会社の空車情報を共有し、あらかじめ登録した各地の荷主からの依頼情報に基づき、管理会社が前記配車管理ソフトを用いて各運送会社の前記空車情報を検索し、前記依頼情報に含まれる荷積み時間に荷積み地周辺で空車状態にあり、かつ、荷積み地から荷卸し地まで運行するのに支障のない車両、または、前記依頼情報に含まれる荷卸し時間に荷卸し地周辺で空車状態にあり、かつ、荷積み地から荷卸し地まで運行するのに支障のない車両の中から、管理会社が最も効率のよい車両を選択して割り当てる車両の配車管理方法である。
請求項7に係る発明は、ネットワークを用いて車両の配車管理を行うシステムであって、管理会社がネットワークを用いて各地の運送会社に配布することで、管理会社と各地の運送会社とが共用する車両の配車管理ソフトを備え、前記配車管理ソフトは、各運送会社が当該配車管理ソフトを用いて自社の車両の配車管理業務を遂行することで空車情報を自動的に生成する機能を有し、それにより、各運送会社の前記空車情報をネットワークを用いて共有する管理会社が、荷主からの依頼情報に対し最適の車両を選択して割り当てる車両の配車管理システムである。
この発明は以上のように、管理会社が、車両の配車管理ソフトを各地の運送会社と共用し、配車管理ソフトは、各運送会社が当該配車管理ソフトを用いて自社の車両の配車管理業務を遂行することで空車情報を自動的に生成し、各運送会社の空車情報をネットワークを用いて管理会社が共有することで、管理会社が、荷主からの依頼情報に対し最適の車両を選択して割り当てるように構成したので、運送会社と荷主との間を管理会社が一定の信頼に基づいて仲介し、しかも、管理会社が各地の運送会社との間でネットワークを用いて車両の配車管理ソフトを共用することで、管理会社と各運送会社とが有機的に結び付けられ、それにより、運送会社の車両を有効に活用するとともに、車両の無駄な運行をできるだけ少なくし、効率のよい車両の配車を実現することができる効果がある。
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明による車両の配車管理システムの一実施の形態を示すブロック図であり、この車両の配車管理システム1は、インターネット等のネットワークを用いて車両の配車管理を行うものであって、管理会社10と、運送会社110と、荷主210とで構成される。
管理会社10は、車両の配車管理ソフトを開発し所有していて、その配車管理ソフトを、会員となる各運送会社110にインターネットを用いてダウンロードさせることで配布し、それにより、管理会社10と各会員運送会社110とは、車両の配車管理ソフトを共用するようになっている。
管理会社10の配車管理ソフトをインストールしたサーバは、マスタ登録モジュール11、配車モジュール12(12a、12b)、状態遷移モジュール13、空車生成モジュール14および依頼登録モジュール15を備えている。
また、管理会社10のサーバは、運送会社110の所在地その他の情報を登録した会員運送会社マスタデータベース(DB)21、荷主210の所在地その他の情報を登録した登録荷主マスタデータベース(DB)22、会員運送会社110が保有する車両の形式その他の情報を登録した車両マスタデータベース(DB)23、会員運送会社110に所属するドライバの経験その他の情報を登録したドライバマスタデータベース(DB)24、配車情報データベース(DB)25、空車情報データベース(DB)26および依頼情報データベース(DB)27を備え、さらに、同期モジュール31を備えている。
運送会社110の配車管理ソフトをダウンロードしたクライアントは、マスタ登録モジュール111、配車モジュール112、状態遷移モジュール113および空車生成モジュール114を備えている。
また、運送会社110のクライアントは、保有する車両の形式その他の情報を登録した車両マスタデータベース(DB)123、所属するドライバの経験その他の情報を登録したドライバマスタデータベース(DB)124、配車情報データベース(DB)125および空車情報データベース(DB)126を備え、さらに、同期モジュール131を備えている。
一方、荷主210のクライアントは、会員運送会社110のクライアントと同様に配車管理ソフトをダウンロードすることもできるが、必ずしも配車管理ソフトそのものをダウンロードしない場合もあり、いずれの場合も、依頼登録モジュール215と、依頼情報データベース(DB)227と、同期モジュール231とを備えている。
次に、上記の実施の形態の作用について、図2〜図4に示すフローチャートを用いて説明する。
図2に示すように、運送会社110のオペレータがクライアントを操作して、自社扱いの運行車両の荷積み時間/荷卸し時間を入力し(ステップS11)、続いて、その運行車両の荷積み地/荷卸し地を入力する(ステップS12)。
すると、配車モジュール112が、運行車両の配車情報(時間・地)を配車情報データベース(DB)125に保存する(ステップS13)。
そして、空き時間があらかじめ設定された時間(例えば2時間)以上ある場合は(ステップS14のYES)、空車生成モジュール114が、その車両の空車開始時間・開始地/空車終了時間・終了地を生成して空車情報データベース(DB)126に保存する(ステップS15)。
その後、同期モジュール131がサーバの同期モジュール31と同期をとって、その車両の配車情報/空車情報をサーバへ送信する(ステップS16)。
これを受けてサーバは、送信された配車情報/空車情報を配車情報データベース(DB)25/空車情報データベース(DB)26に保存する(ステップS10)。
一方、運送会社110のオペレータは、すべての運行車両の登録を終了するまで(ステップS17)、ステップS11に戻って、つぎの運行車両について同様の登録を行う。
図3に示すように、荷主210のオペレータがクライアントを操作して、車両運行の依頼の内容を入力する(ステップS21)。
すると、依頼登録モジュール215が、その依頼情報を依頼情報データベース(DB)227に保存する(ステップS22)。
その後、同期モジュール231がサーバの同期モジュール31と同期をとって、その依頼情報をサーバへ送信する(ステップS23)。
これを受けてサーバは、送信された依頼情報を依頼情報データベース(DB)27に保存する(ステップS20)。
一方、荷主210のオペレータは、すべての依頼情報の登録を終了するまで(ステップS24)、ステップS21に戻って、つぎの車両運行の依頼について同様の登録を行う。
図4に示すように、管理会社10のオペレータが図示しない管理会社用クライアントを操作して、依頼情報データベース(DB)27中の未決の依頼情報について荷積み地/荷卸し地を地図上で指示する(ステップS31)。
すると、配車モジュール12bが空車情報データベース(DB)26を検索し、所定時間に荷積み地周辺にいて荷卸し地まで運行可能な空車を探す(ステップS32)。
該当空車の有無の判定に基づき(ステップS33)、該当空車が1台だけの場合は、オペレータがその空車を運行車両として決定する(ステップS34)。
また、該当空車が2台以上ある場合は、オペレータが最適空車を選択したうえ(ステップS35)、その選択した空車を運行車両として決定する(ステップS34)。例えば、荷積み地から遠くにいる空車と、近くにいる空車とがある場合は、近くにいる空車を選択する。また、例えば、その依頼が1日のうちの限られた時間であり、その日予定の入っていない空車と、その依頼の時間と重ならない時間に予定の入っている空車とがある場合は、車両の無駄な運行をできるだけ減らすため、重ならない時間に予定の入っている空車を選択する。その他、合理性のある適宜の判定基準にしたがって最適の空車を選択し、選択したその空車を運行車両として決定する。
また、該当空車が1台もない場合は、オペレータが検索条件を適宜緩めたうえ(ステップS36)、再度空車情報データベース(DB)26を検索して、所定時間に荷積み地周辺にいて荷卸し地まで運行可能な空車を探す(ステップS32)。例えば、依頼情報が2トン車であるのに対し、空車情報が3トン車であるが料金については依頼情報を満足しているような場合は、その3トン車を依頼情報に該当する空車として決定する。
そして、オペレータが所定の空車を運行車両として決定すると(ステップS34)、配車モジュール12bがその車両の配車情報(時間・地)を配車情報データベース(DB)25に保存し、空車情報データベース(DB)26を更新する(ステップS37)。
その後、同期モジュール31が該当する運送会社110のクライアントの同期モジュール131と同期をとって、その車両の配車情報/空車情報をそのクライアントへ送信する(ステップS38)。
これを受けて該当する運送会社110のクライアントは、送信された配車情報/空車情報で配車情報データベース(DB)125/空車情報データベース(DB)126を更新する(ステップS30)。
一方、管理会社10のオペレータは、すべての依頼情報の配車を終了するまで(ステップS39)、ステップS31に戻って、つぎの未決の依頼情報について同様の配車管理を行う。
次に、上記の実施の形態の作用について、図5〜図11に示す操作画面を用いてさらに説明する。
運送会社110のオペレータによる運行車両の荷積み時間/荷卸し時間および荷積み地/荷卸し地の入力は、つぎのようにして行う。
すなわち、図5の運行管理画面に示すように、車両番号「4021」、ドライバ名「西田」の車両については、まず、マウスをドラッグして9:00の位置から14:00の位置まで線を引くことで、荷積み時間(9:00)および荷卸し時間(14:00)が入力される。但し、このときはまだ、荷積み地を示す「車庫」の文字および荷卸し地を示す「東京都世田谷区」の文字は、いずれも表示されない。
荷積み時間/荷卸し時間が入力されると、自動的に図6の地図画面に切り替わるから、マウスをドラッグして、車庫のある板橋区から行き先の世田谷区まで矢印を引くことで、荷積み地(板橋区の車庫)および荷卸し地(世田谷区)が入力される。
すると、自動的に図5の運行管理画面に切り替わり、荷積み時間(9:00)の位置に荷積み地を示す「車庫」の文字が表示され、また、荷卸し時間(14:00)の位置に荷卸し地を示す「東京都世田谷区」の文字が表示される。
続いて、図5の運行管理画面で、マウスをドラッグして18:00の位置から22:00の位置まで線を引くことで、荷積み時間(18:00)および荷卸し時間(22:00)が入力され、自動的に切り替わる図6の地図画面で、マウスをドラッグして相模原市から車庫のある板橋区まで矢印を引く(図示省略)ことで、荷積み地(相模原市)および荷卸し地(板橋区の車庫)が入力され、自動的に切り替わる図5の運行管理画面で、荷積み地を示す「神奈川県相模原市」の文字および荷卸し地を示す「車庫」の文字が表示される。
このように、運行車両の荷積み時間/荷卸し時間および荷積み地/荷卸し地は、マウス操作だけで入力することが可能である。
そして、この車両の場合、最初の荷卸し時間(14:00)からつぎの荷積み時間(18:00)までに4時間あるから、空車生成モジュール114が、空車開始時間(14:00)・開始地(東京都世田谷区)および空車終了時間(18:00)・終了地(神奈川県相模原市)を生成し、図7に示すように、その車両の運行管理画面に「空車」の文字を表示する。
また、荷主210のオペレータによる車両運行の依頼内容の入力は、つぎのようにして行う。
すなわち、図8の依頼作成画面に示すように、車両の積載量(例えば4トン車)、種類(例えばウイング車)、金額、台数その他の依頼条件を指定するとともに、荷積み時間(例えば9:00)/荷卸し時間(例えば14:00)および荷積み地(例えば東京都板橋区)/荷卸し地(例えば東京都世田谷区)を入力する。この荷積み時間/荷卸し時間および荷積み地/荷卸し地の入力は、図5の運行管理画面および図6の地図画面を用いて説明した上記の運送会社110のオペレータの場合と同様にして行う。
さらに、管理会社10のオペレータによる未決の依頼情報についての荷積み地(例えば神奈川県川崎市)/荷卸し地(例えば埼玉県三郷市)の地図上での指示は、つぎのようにして行う。
すなわち、図9の地図画面に示すように、マウスをドラッグして、川崎市から行き先の三郷市まで矢印を引くことで、荷積み地(神奈川県川崎市)および荷卸し地(埼玉県三郷市)が入力される。
すると、自動的に図10の該当空車リスト併記画面に切り替わり、荷積み地(神奈川県川崎市)から荷卸し地(埼玉県三郷市)までの利用に適した空車が一覧表示される。すなわち、図10の最初の車両は、空車開始地が神奈川県厚木市で空車終了地が埼玉県三郷市であり、また、2番目の車両は、空車開始地が神奈川県川崎市で空車終了地が茨城県那珂郡である。
そして、図10の該当空車リスト併記画面に表示された空車リストの中から、管理会社10のオペレータが、空車開始時間/空車終了時間を含む各車両の詳細情報を参照して最適と判断した空車を指定すると、その車両を保有する運送会社110に運行指示が伝えられて、運行管理画面が更新される。
すなわち、図11の運行管理画面に示すように、空車開始地が東京都大田区で空車開始時間(12:00)以降予定が入っていない車両番号「1234」、ドライバ名「永野」の車両が指定された場合は、その車両の運行管理画面に、荷主210の依頼情報に基づく荷積み時間(例えば14:00)/荷卸し時間(例えば18:00)および荷積み地(例えば神奈川県川崎市)/荷卸し地(例えば埼玉県三郷市)が表示される。これと同時に、管理会社10からその運送会社110に対し、ファクシミリまたはeメールで依頼通知が行われる。
この依頼通知(運行指示)に応じて運送会社110が運行する確認を管理会社10に通知すると、管理会社10がその旨を対応する荷主210に伝える。そして、その運送会社110から運行の終了報告を受け付けると、管理会社10がその旨を荷主210に通知して終了することとなる。
なお、上記の実施の形態では、運送会社110のオペレータがクライアントを操作して、自社扱いの運行車両の荷積み時間/荷卸し時間および荷積み地/荷卸し地を入力したが、これに限定するものでなく、例えば、運送会社110に代わって、管理会社10のオペレータが図示しないクライアントを用いて入力することができる。その場合は、管理会社10のサーバの配車モジュール12aが、運行車両の配車情報(時間・地)を配車情報データベース(DB)25に保存するとともに、空き時間があらかじめ設定された時間(例えば2時間)以上ある場合は、空車生成モジュール14が、その車両の空車開始時間・開始地/空車終了時間・終了地を生成して空車情報データベース(DB)26に保存する(ステップS15)。そして、配車情報データベース(DB)25に保存した配車情報および空車情報データベース(DB)26に保存した空車情報を、該当する運送会社110へ送信して配車情報データベース(DB)125および空車情報データベース(DB)126に保存することができる。
すなわち、運送会社110にクライアントを操作するオペレータがいなくても、例えばファクシミリを使って、自社扱いの運行車両の荷積み時間/荷卸し時間および荷積み地/荷卸し地を管理会社10に伝えることで、運送会社110に代わって管理会社10が入力操作を行い、入力された配車情報および生成された空車情報を運送会社110のクライアントに保存することが可能である。
また、上記の実施の形態では、荷主210のオペレータがクライアントを操作して車両運行の依頼の内容を入力したが、これに限定するものでなく、例えば、荷主210に代わって、管理会社10のオペレータが図示しないクライアントを用いて入力することができる。その場合は、管理会社10のサーバの依頼登録モジュール15が、その依頼情報を依頼情報データベース(DB)27に保存する。そして、依頼情報データベース(DB)27に保存した依頼情報を、該当する荷主210へ送信して依頼情報データベース(DB)227に保存することができる。
すなわち、荷主210にクライアントを操作するオペレータがいなくても、例えばファクシミリを使って、自社の依頼情報を管理会社10に伝えることで、荷主210に代わって管理会社10が入力操作を行い、入力された依頼情報を荷主210のクライアントに保存することが可能である。
車両の配車管理システムの一実施の形態を示すブロック図である。 運送会社による運行登録動作を示すフローチャートである。 荷主による依頼登録動作を示すフローチャートである。 管理会社による配車管理動作を示すフローチャートである。 運行車両の荷積み時間/荷卸し時間の入力画面を示す説明図である。 運行車両の荷積み地/荷卸し地の入力画面を示す説明図である。 車両の空車開始時間・開始地/空車終了時間・終了地の表示画面を示す説明図である。 車両運行の依頼の入力画面を示す説明図である。 依頼情報の荷積み地/荷卸し地の入力画面を示す説明図である。 入力した依頼情報に該当する空車リストを示す説明図である。 管理会社が配車した運行管理画面を示す説明図である。
符号の説明
1 車両の配車管理システム
10 管理会社(サーバ)
11 マスタ登録モジュール
12 配車モジュール
13 状態遷移モジュール
14 空車生成モジュール
15 依頼登録モジュール
21 会員運送会社マスタデータベース(DB)
22 登録荷主マスタデータベース(DB)
23 車両マスタデータベース(DB)
24 ドライバマスタデータベース(DB)
25 配車情報データベース(DB)
26 空車情報データベース(DB)
27 依頼情報データベース(DB)
31 同期モジュール
110 運送会社(クライアント)
111 マスタ登録モジュール
112 配車モジュール
113 状態遷移モジュール
114 空車生成モジュール
123 車両マスタデータベース(DB)
124 ドライバマスタデータベース(DB)
125 配車情報データベース(DB)
126 空車情報データベース(DB)
131 同期モジュール
210 荷主(クライアント)
215 依頼登録モジュール
227 依頼情報データベース(DB)
231 同期モジュール

Claims (7)

  1. ネットワークを用いて車両の配車管理を行う方法であって、
    管理会社が、車両の配車管理ソフトを各地の運送会社と共用し、
    前記配車管理ソフトは、各運送会社が当該配車管理ソフトを用いて自社の車両の配車管理業務を遂行することで空車情報を自動的に生成し、
    各運送会社の前記空車情報をネットワークを用いて管理会社が共有することで、管理会社が、荷主からの依頼情報に対し最適の車両を選択して割り当てる、
    ことを特徴とする車両の配車管理方法。
  2. 前記各運送会社は、保有車両の情報およびドライバ情報を含めてあらかじめ会員登録し、前記荷主についてもあらかじめ登録することを特徴とする請求項1記載の車両の配車管理方法。
  3. 前記配車管理ソフトは管理会社から各運送会社へネットワークを用いて配布することを特徴とする請求項1記載の車両の配車管理方法。
  4. 前記各運送会社の空車情報は、空車開始時間・開始地および/または空車終了時間・終了地を含むことを特徴とする請求項1記載の車両の配車管理方法。
  5. 前記最適車両の割り当ては、前記依頼情報に含まれる荷積み時間に荷積み地周辺で空車状態にあり、かつ、荷積み地から荷卸し地まで運行するのに支障のない車両、または、前記依頼情報に含まれる荷卸し時間に荷卸し地周辺で空車状態にあり、かつ、荷積み地から荷卸し地まで運行するのに支障のない車両の中から、最も効率のよい車両を選択して割り当てることを特徴とする請求項1記載の車両の配車管理方法。
  6. インターネットを用いて車両の配車管理を行う方法であって、
    管理会社が、保有車両の情報およびドライバ情報を含めてあらかじめ会員登録した各地の運送会社に、車両の配車管理ソフトをダウンロードさせることで当該配車管理ソフトを共用し、
    前記配車管理ソフトは、各運送会社が当該配車管理ソフトを用いて自社の車両の配車管理業務を遂行することで、各運送会社が保有する車両の空車開始時間・開始地および/または空車終了時間・終了地を含む空車情報を自動的に生成し、
    各運送会社の前記空車情報を管理会社へアップロードさせることで、管理会社が各運送会社の空車情報を共有し、
    あらかじめ登録した各地の荷主からの依頼情報に基づき、管理会社が前記配車管理ソフトを用いて各運送会社の前記空車情報を検索し、
    前記依頼情報に含まれる荷積み時間に荷積み地周辺で空車状態にあり、かつ、荷積み地から荷卸し地まで運行するのに支障のない車両、または、前記依頼情報に含まれる荷卸し時間に荷卸し地周辺で空車状態にあり、かつ、荷積み地から荷卸し地まで運行するのに支障のない車両の中から、管理会社が最も効率のよい車両を選択して割り当てる、
    ことを特徴とする車両の配車管理方法。
  7. ネットワークを用いて車両の配車管理を行うシステムであって、
    管理会社がネットワークを用いて各地の運送会社に配布することで、管理会社と各地の運送会社とが共用する車両の配車管理ソフトを備え、
    前記配車管理ソフトは、各運送会社が当該配車管理ソフトを用いて自社の車両の配車管理業務を遂行することで空車情報を自動的に生成する機能を有し、
    それにより、各運送会社の前記空車情報をネットワークを用いて共有する管理会社が、荷主からの依頼情報に対し最適の車両を選択して割り当てる、
    ことを特徴とする車両の配車管理システム。
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