JP2005122541A - 設備管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 管理対象設備のメンテナンスを確実に効率良く実施することを可能とし、サービス提供の充実化を図ることのできる設備管理システムを提供する。
【解決手段】 管理対象設備からの信号を収集して該管理対象設備の稼働状況を監視する監視センタにおいて、上記管理対象設備のメンテナンスの必要性を検出したとき、その旨の情報をメンテナンス作業者が携帯している携帯端末に通知し、この携帯端末からの応答を受けてメンテナンス作業者の現在位置の情報を取得する。そして取得した現在位置と管理対象設備の設置場所の情報とから当該管理対象設備へのメンテナンス作業者の到着予定時刻を算出し、到着予定時刻とメンテナンス作業者の情報とを管理対象設備側の設備管理用端末に通知する。
【選択図】 図1
【解決手段】 管理対象設備からの信号を収集して該管理対象設備の稼働状況を監視する監視センタにおいて、上記管理対象設備のメンテナンスの必要性を検出したとき、その旨の情報をメンテナンス作業者が携帯している携帯端末に通知し、この携帯端末からの応答を受けてメンテナンス作業者の現在位置の情報を取得する。そして取得した現在位置と管理対象設備の設置場所の情報とから当該管理対象設備へのメンテナンス作業者の到着予定時刻を算出し、到着予定時刻とメンテナンス作業者の情報とを管理対象設備側の設備管理用端末に通知する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばボイラや冷却水系、上下水処理系、更には排水処理系等の管理対象設備の稼動状態を監視し、そのメンテナンスの必要が生じたときにメンテナンス作業員、および管理対象設備側にその旨を通知して迅速に対応することのできる設備管理システムに関する。
各種の設備機器の信頼性・安全性・経済性を確保する上での保全業務に求められる要件は数多くあり、これらの要件をシステム化して上記保全業務の合理化・省力化を図ることが強く望まれている。そこで従来においては、専ら、各種設備機器のメーカ等が提供する遠隔監視サービスやメンテナンスサービス等の保守管理サービスを導入し、設備の効率的な運転や無人化運転を実現している。
ちなみに上記保守管理サービスは、遠隔地や無人施設における管理対象設備の温度や圧力等の運転状況、更には設備機器の故障の情報等をユーザに代わって収集し、その稼働状況を監視するものである。更には管理対象設備のメンテナンスが必要となったときには、例えばメンテナンス作業員を派遣して故障の発生原因を調査したり、その復旧作業を実施する等のサービスを行うものである。
このようなサービスを提供するシステムは、例えば管理対象設備の運転状態に応じた信号を出力するモニタ装置と、このモニタ装置からの信号を受信して上記管理対象設備の運転状況を監視する監視センタと、メンテナンス作業員が携帯して上記監視センタとの間で情報通信する携帯端末とからなる。そして監視センタは、管理対象設備の故障や異常状態が検出されたとき、その旨の情報を管理対象設備側の管理者および前記携帯端末にそれぞれ通知し、一方、メンテナンス作業員は上記監視センタから指示された情報(管理対象設備とメンテナンス内容を特定する情報)に従ってメンテナンスが必要な管理対象設備に赴くように構築される(例えば特許文献1を参照)。
特開2001−228915号公報
しかしながら監視センタにおいて管理対象設備のメンテナンスの必要性を判断し、その旨の情報を前述した管理対象設備側の管理者およびメンテナンス作業員が携帯する携帯端末にそれぞれ通知しても、必ずしもそのときにメンテナンス作業員が待機状態にあるとは限らない。例えば別の場所でメンテナンス作業を実施しているような場合、通知された指示に対して速やかに行動することができないことが多い。また監視センタからの通知に対して即時的に気付かなかったり、応答することができない場合もある。
このような状況にも拘わらず、故障・異常発生等のメンテナンスが必要な旨の情報を受け取った管理対象設備の管理者(ユーザ)においては、一般的にその通知と共に速やかにメインテナンス作業員が派遣されてくるものと思い込むことが多い。これ故、管理対象設備の管理者(ユーザ)とメンテナンス作業員との間で行き違いが生じ、メンテナンス作業者が管理対象設備の設置場所へ到着するのが予想以上に遅くなったり、折角、メンテナンス作業員が管理対象設備の設置場所に赴いても、速やかにメンテナンス作業を開始することができないことがある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、メンテナンスの通知を受けた管理対象設備の管理者(ユーザ)とメンテナンス作業員との間でメンテナンス対応時刻やメンテナンス作業員の情報等を共有することで管理対象設備のメンテナンスを確実に、しかも効率良く実施し、そのサービス提供の充実化を図ることのできる設備管理システムを提供することにある。
上述した目的を達成するべく本発明に係る設備管理システムは、
(a) 管理対象設備の稼働状況に応じた信号、例えば運転状態を示す各種センサの信号や設備の故障・異常を示す信号等を送信するモニタ装置と、
(b) このモニタ装置から送信された信号を受信して前記管理対象設備の稼働状況を監視する設備監視機能を備えた監視センタと、
(c) 前記管理対象設備に付随して設けられて上記監視センタからの監視情報を受信するユーザ側の設備管理用端末と、
(d) 前記管理対象設備の作業員が携帯して前記監視センタとの間で情報通信するPDAや携帯電話等の携帯端末と
を備えて構築されるものであって、
特に前記監視センタは、
(e) 前記管理対象設備のメンテナンスが必要な状態を検出したとき、その旨の情報を前記携帯端末に通知すると共に、この情報を通知した携帯端末から少なくとも該携帯端末を携帯した作業員の現在位置の情報を取得して前記管理対象設備への作業員の到着予定情報を前記設備管理用端末に通知する手段
を備えたことを特徴としている(請求項1)。
(a) 管理対象設備の稼働状況に応じた信号、例えば運転状態を示す各種センサの信号や設備の故障・異常を示す信号等を送信するモニタ装置と、
(b) このモニタ装置から送信された信号を受信して前記管理対象設備の稼働状況を監視する設備監視機能を備えた監視センタと、
(c) 前記管理対象設備に付随して設けられて上記監視センタからの監視情報を受信するユーザ側の設備管理用端末と、
(d) 前記管理対象設備の作業員が携帯して前記監視センタとの間で情報通信するPDAや携帯電話等の携帯端末と
を備えて構築されるものであって、
特に前記監視センタは、
(e) 前記管理対象設備のメンテナンスが必要な状態を検出したとき、その旨の情報を前記携帯端末に通知すると共に、この情報を通知した携帯端末から少なくとも該携帯端末を携帯した作業員の現在位置の情報を取得して前記管理対象設備への作業員の到着予定情報を前記設備管理用端末に通知する手段
を備えたことを特徴としている(請求項1)。
即ち、本発明に係る設備管理システムは、管理対象設備に付随して設けられたユーザ側の設備管理用端末に、上記管理対象設備のメンテナンスが必要となった旨の情報と共に、そのメンテナンスに赴く作業員の現場(管理対象設備)への到着予定に関する情報を通知することで、メンテナンスの実施スケジュールをユーザ側とメンテナンス作業員側とで共有し、これによってメンテナンスの効率的な実施を可能としてサービス提供の充実化を図ることを特徴としている。
好ましくは前記監視センタから携帯端末に通知する情報は、メンテナンスを必要とする管理対象設備を特定するID情報(設備の所在地やユーザ名等)とそのメンテナンス内容を示す情報とからなり、また前記携帯端末から取得する作業員の現在位置の情報は、該携帯端末から得られるGPS情報、該携帯端末との間の情報通信を司るアンテナ基地局から得られる携帯端末の位置情報、若しくは携帯端末から入力される現在地または出先を特定する情報からなる(請求項2)。
また前記設備管理用端末に通知する到着予定情報は、前記作業員の現在位置の情報と前記管理対象設備の場所(目標位置)とから算出される移動所要時間を見込んだ作業員の到着予定時刻と、メンテナンスに赴く作業員を特定する情報とからなる(請求項3)。
このように構築された設備管理システムによれば、管理対象設備に設けられたモニタ装置から該管理対象設備の異常や故障が通知されたとき、或いはモニタ装置から通知される管理対象設備の稼動状況を示す信号から監視センタが上記管理対象設備の異常や故障を検出したとき、基本的には監視センタは上記管理対象設備のメンテナンスを必要とする旨の情報を前記管理対象機器に付随した設けられたユーザ側の設備管理用端末、およびメンテナンス作業員が携帯する携帯端末にそれぞれ通知する。
この際、管理装置は、上記携帯端末から該携帯端末を携帯するメンテナンス作業員の現在位置を取得し、メンテナンス作業員の現在位置と上記メンテナンスを必要とする管理対象設備の設置場所の情報からメンテナンス作業員が管理対象設備の設置場所に到着し得る時刻等を算出し、この到着予定の情報を前記ユーザ側の設備管理用端末に通知するので、ユーザ側とメンテナンス作業員との間でメンテナンス作業予定を共有することが可能となる。従ってユーザ側とメンテナンス作業員との間で行き違いを生じることなくメンテナンス作業を効率的に実行することが可能となり、サービス提供の充実化を図ることが可能となる。
また上述した如くメンテナンス作業員が携帯する携帯端末から該メンテナンス作業員の現在地情報を取得すれば、例えばメンテナンスが必要な管理対象設備に逸早く駆けつけることのできる作業員を容易に特定することができる。従って複数のメンテナンス作業員に適切な指示を与えることができると共に、管理対象設備に対する迅速できめの細かいサービスを提供することが可能となる等の効果も奏せられる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る設備管理システムについて説明する。
図1はこのシステムの全体的な概略構成図で、10,20は管理対象設備11(11a,11b,11c,…),21(21a,21b,21c,…)を備えたユーザ(A社,B社)であり、30は上記ユーザ(管理対象設備)10,20に対するメンテナンスサービスを行う監視センタ(メンテナンスデータセンタ)である。上記管理対象設備11,21は、例えばボイラ系や冷却水系、更には上下水処理系、排水処理系等からなり、これらの各管理対象設備の稼働状況を示す情報は、各設備に設けられたモニタ装置にてそれぞれ検出されて前記監視センタ30に定期的に送信される。
図1はこのシステムの全体的な概略構成図で、10,20は管理対象設備11(11a,11b,11c,…),21(21a,21b,21c,…)を備えたユーザ(A社,B社)であり、30は上記ユーザ(管理対象設備)10,20に対するメンテナンスサービスを行う監視センタ(メンテナンスデータセンタ)である。上記管理対象設備11,21は、例えばボイラ系や冷却水系、更には上下水処理系、排水処理系等からなり、これらの各管理対象設備の稼働状況を示す情報は、各設備に設けられたモニタ装置にてそれぞれ検出されて前記監視センタ30に定期的に送信される。
ちなみに管理対象設備11,21が上述した水処理設備である場合、その稼動状態を示す情報は各種センサにより検出される水量や水位、温度、薬注量等の設備運転状況を示す情報のみならず、水中の電気伝導率や特定塩濃度、BOD(生物化学的酸素要求量)、COD(化学的酸素要求量)、添加薬品濃度等の水質に関する情報からなる。尚、管理対象設備が水処理設備以外のものである場合には、その設備の仕様(種別)に応じた情報であれば良い。
またこのような稼働状況を示す情報の通信に用いられる公衆回線や専用回線40は、各種の電話回線網やパケット通信網、光ファイバ網、インターネット回線網等からなり、送信データ容量や管理対象設備の設置条件(通信回線の敷設環境)等によって選択される。例えば送信データ容量が比較的少なく、公衆電話回線を引き込むことが困難な場合には、パケット通信網として代表的なDoPa網(商品名)を利用すれば良く、また多くの管理対象設備が散在しているような場合には、各設備から公衆回線の接続ポイントまでを特定省電力無線通信を利用して情報通信することも望ましい。
一方、上述した各管理対象設備からその稼動状態を示す情報を収集する監視センタ30はデータサーバ31を備え、基本的には各管理対象設備から受信した情報を蓄積すると共に、その情報を解析して各管理対象設備の運転状況を監視している。そして監視センタ30では、各管理対象設備の運転リポートを定期的に作成すると共に、異常や不具合が発生しないか否かをモニタし、更には管理対象設備から通知される故障情報を受信してメンテナンスの必要が生じた管理対象設備を検出し、当該管理対象設備に対するメンテナンスの実施を指令するものとなっている。
このメンテナンスの実施の指令は、何処の管理対象設備(設備を特定する情報)にどのようなメンテナンスが必要となったかを示す情報(メンテナンス内容)からなり、例えばインターネット網50を介してメンテナンス作業者Pが携帯するノート型パーソナルコンピュータやPDA(パーソナル・ディジタル・アシスタンツ)、携帯電話等の携帯端末60に通知されると共に、メンテナンス作業者Pが待機する各地区のメンテナンス拠点61にも通知される。尚、上記情報は、後述するメンテナンスの実施予定の情報と共にメンテナンスが必要となったユーザ(管理対象設備)10,20に設けられたユーザ側の設備管理用端末(例えばパーソナルコンピュータ)12にも通知される。
この際、監視センタ30では、上記指令を与えた携帯端末60からの応答を待ち、一定時間を経過しても応答がない場合には、所定の手順に従って次のメンテナンス作業者Pを選択して該作業者Pが携帯する携帯端末60に対して同様な指令を通知する。そして監視センタ30は、応答のあった携帯端末60から当該携帯端末60を携帯するメンテナンス作業者Pの現在位置情報を取得し、この現在位置と予めデータベース等に登録されている前記管理対象設備11(21)の場所(住所)の情報とからそのメンテナンス作業者Pがユーザ(管理対象設備)10(20)まで移動するに要する所要時間を計算し、作業現場(管理対象設備)への到着予定時間を算出する。
尚、到着予定時間があまりにも遅れるような場合には、例えば前記メンテナンス拠点61に待機する別のメンテナンス作業者Pがユーザ(管理対象設備)10(20)まで赴くに必要な時間を計算し、逸早く作業現場(管理対象設備)に到着し得る作業者Pを特定する。また現在位置からメンテナンス先までの移動所要時間を計算するに際しては、カーナビゲーションにおける最適経路探索の手法を用いたり、更にはVICS情報等を利用して道路混雑状況を判断しながら最短時間を求めるようにすることが望ましい。
ちなみに携帯端末60から取得する現在位置の情報は、携帯端末60を介して作業者Pが入力する現在位置(出先)の住所や、その出先を特定する情報(ユーザ名やそのID情報)であっても良く、或いは前記携帯端末60やカーナビゲーション・システムが取得するGPS(グローバル・ポジショニング・システム)からの位置情報であっても良い。更には携帯端末60との間の情報通信を司るアンテナ基地局から得られる携帯端末60の位置情報を、そのプロバイダ(ISP)から求めるようにしても良い。
このようにしてメンテナンスが必要となった管理対象設備11(21)を有するユーザ10(20)に最も早く到着し得るメンテナンス作業者Pが特定されたならば、監視センタ30はその作業者Pが携帯する携帯端末60を介して正式にメンテナンスの派遣指令を与える。必要に応じて管理対象設備10(20)に移動するに必要な道路地図情報も提示する。同時に監視センタ30は、前記設備管理用端末12に対して当該作業者Pの情報(例えば作業者Pの氏名やID情報、更にはその顔写真)と共に、その到着予定時刻の情報を通知する。これによってユーザ10(20)側においては、何時・誰がメンテナンスに出向いてくるのかを知ることが可能となる。
この結果、管理対象設備のメンテナンスが必要となった旨を一方的に通知する従来のシステムに比較して、情報の一方通行を回避することができ、ユーザ10(20)側と管理サービスの提供側であるメンテナンス作業者Pとの間でメンテナンスに対する共通の認識を持つことができるので、管理対象設備のメンテナンスを迅速に、しかも円滑に進めることが可能となる。
尚、前述した如く管理対象設備11(21)に派遣するメンテナンス作業者Pを特定する場合には、例えば上記管理対象設備11(21)に対するメインのメンテナンス作業者Pと同一地域をメンテナンス拠点としている他のメンテナンス作業者Pを、予め地理的条件等に応じて順位付けしておき、これらのメンテナンス作業者Pを順番に指定するようにすれば良い。或いは複数のメンテナンス作業者Pの現在位置情報を常時モニタしておき、メンテナンスの必要が生じた管理対象設備11(21)に最も近くにいるメンテナンス作業者Pから順に優先的に指定することも可能である。また管理対象設備毎にその管理対象設備のメンテナンスの経験のあるメンテナンス作業者Pを登録しておき、その履歴情報に従ってメンテナンス作業者Pを順序付けたり、メンテナンス作業者Pの対応能力に応じて順序付けしておくことも可能である。
そして、例えば図2に監視センタ30での概略的な処理手順を示すように、管理対象設備からの異常データを受信したとき[ステップS1]、先ず主担当者(メンテナンス作業者P)に対して当該管理対象設備のメンテナンスが必要となった旨を通知し[ステップS2]、その担当者からの応答を待つ。そして担当者からの応答があった場合には[ステップS3]、前述したように担当者の現在位置情報を取得して上記管理対象設備への到着予定時刻を求め[ステップS4]、担当者の情報と共にユーザ10(20)の設備管理用端末12に送信するようにすれば良い。また所定時間を経過しても担当者からの応答が得られない場合には[ステップS3]、前述した如く順序付けした次の担当者を選定し[ステップS6]、前述した情報を次担当者に転送して当該担当者からの応答を待つようにすれば良い[ステップS7]。
かくして上述した如く構築された設備管理システムによれば、概略的には図3にその流れを示すように、管理対象設備の異常動作を示すデータが監視センタ30において検出された場合、これに伴ってメンテナンス作業者Pに対して自動的にメンテナンス指令が発せられる。そしてその応答結果に応じて前述したようにメンテナンスが必要な管理対象設備を有するユーザに対して、メンテナンス作業者の情報と現場への到着予定の情報とが通知されることになる。従ってきめの細かいメンテナンスサービスを提供することが可能となる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えばメンテナンスを必要とする管理対象設備へのメンテナンス作業者Pの到着予定時刻を算出するに際して、監視センタ30からの通知を受けたメンテナンス作業者Pが別の設備に対するメンテナンスを実施している場合には、そのメンテナンスに要する時間の情報を同時に応答することで、このメンテナンス時間を見込んで次の管理対象設備への到着予定時刻を求めるようにすれば良い。
またメンテナンスが必要となった管理対象設備の情報と、そのメンテナンス内容を示す情報とを複数のメンテナンス作業者Pがそれぞれ携帯する携帯端末60に一斉に通知し、この通知に応答したメンテナンス作業者Pの中の上記管理対象設備に最も早く出向くことのできるメンテナンス作業者Pを選択することも可能である。更にはメンテナンスの内容に応じて、そのメンテナンスに必要な作業時間の情報をユーザ10,20に提示することも有用である。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
10,20 ユーザ
11,21 管理対象設備
12 設備管理用端末
30 監視センタ
31 データサーバ
40 パケット通信網
50 インターネット網
60 携帯端末
61 メンテナンス拠点
P メンテナンス作業者
11,21 管理対象設備
12 設備管理用端末
30 監視センタ
31 データサーバ
40 パケット通信網
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61 メンテナンス拠点
P メンテナンス作業者
Claims (3)
- 管理対象設備の稼働状況に応じた信号を送信するモニタ装置と、
このモニタ装置から送信された信号を受信して前記管理対象設備の稼働状況を監視する監視センタと、
前記管理対象設備に付随して設けられて上記監視センタからの監視情報を受信する設備管理用端末と、
前記管理対象設備の作業員が携帯して前記監視センタとの間で情報通信する携帯端末と
を備えて構築される設備管理システムであって、
前記監視センタは、前記管理対象設備のメンテナンスが必要な状態を検出したとき、その旨の情報を前記携帯端末に通知すると共に、この情報を通知した携帯端末から少なくとも該携帯端末を携帯した作業員の現在位置の情報を取得して前記管理対象設備への作業員の到着予定情報を前記設備管理用端末に通知する手段を備えることを特徴とする設備管理システム。 - 前記監視センタから携帯端末に通知する情報は、メンテナンスを必要とする管理対象設備を特定するID情報とそのメンテナンス内容を示す情報とからなり、
前記携帯端末から取得する作業員の現在位置の情報は、該携帯端末から得られるGPS情報、該携帯端末との間の情報通信を司るアンテナ基地局からの位置情報、若しくは携帯端末から入力される現在地または出先を特定する情報からなる請求項1に記載の設備管理システム。 - 前記設備管理用端末に通知する到着予定情報は、前記作業員の現在位置の情報と前記管理対象設備の場所とから算出される移動所要時間を見込んだ作業員の到着予定時刻と、メンテナンスに赴く作業員を特定する情報とからなる請求項1に記載の設備管理システム。
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