JP2005121108A - 給水給湯用配管 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の目的は、保温性に優れ、しかも樹脂製内管の交換作業が容易な給水給湯用配管を提供することにある。
【解決手段】 本願発明の給水給湯用配管は、非発泡樹脂製内管と、該非発泡樹脂製内管の外側に被せられた非発泡樹脂製波付管と、該非発泡樹脂製波付管の外側に被せられた発泡樹脂製外管とを有するもので、特に前記非発泡性樹脂製内管の交換作業をより容易にすべく、前記発泡樹脂製外管から前記非発泡樹脂製波付管を引き抜く引抜力をP2、前記非発泡樹脂製波付管から前記非発泡樹脂製内管を引き抜く引抜力をP1としたとき、P2>P1にしたことも特徴としている。
【選択図】 図1
【解決手段】 本願発明の給水給湯用配管は、非発泡樹脂製内管と、該非発泡樹脂製内管の外側に被せられた非発泡樹脂製波付管と、該非発泡樹脂製波付管の外側に被せられた発泡樹脂製外管とを有するもので、特に前記非発泡性樹脂製内管の交換作業をより容易にすべく、前記発泡樹脂製外管から前記非発泡樹脂製波付管を引き抜く引抜力をP2、前記非発泡樹脂製波付管から前記非発泡樹脂製内管を引き抜く引抜力をP1としたとき、P2>P1にしたことも特徴としている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、住宅内の給水や給湯用に使用される配管に関するものである。
住宅やビル内で給水、あるいは給湯用の配管を行う場合、大きく分けて先分岐工法とヘッダー工法がある。
前者は、主給水管や主給湯管から管継手を用いて順次枝管を分岐させ、これら枝管の先をトイレや洗面所の水栓に繋げるようにしたものであり、後者は、主給水管や主給湯管からヘッダーを介して蛸足上に分岐させ、枝管を各水廻り設備、例えばトイレや洗面所、あるいはお風呂の各蛇口に1対1で繋げるようにしたものである。
前者は、主給水管や主給湯管から管継手を用いて順次枝管を分岐させ、これら枝管の先をトイレや洗面所の水栓に繋げるようにしたものであり、後者は、主給水管や主給湯管からヘッダーを介して蛸足上に分岐させ、枝管を各水廻り設備、例えばトイレや洗面所、あるいはお風呂の各蛇口に1対1で繋げるようにしたものである。
ところで前記両工法に採用される給水給湯用配管として、例えば架橋ポリエチレン製の樹脂製内管に発泡樹脂製の波付管を被覆した二重管タイプのものがある(特許文献1)。 因みにこの発泡樹脂製の波付管は、前記樹脂製内管の機械的保護と保温という2つの目的を有している。
また給水給湯用配管の所定箇所に、必要に応じて拡開可能な配管通過用スリット付きのカバーを被せたり(特許文献2)、あるいは樹脂製のシートを巻いたりする場合もある。
特に寒冷地において冬季給水管の凍結を防止するために、配管に発泡樹脂製のシートを巻き付けることはよく知られている。
特に寒冷地において冬季給水管の凍結を防止するために、配管に発泡樹脂製のシートを巻き付けることはよく知られている。
ところで前述したように特許文献1の図3に記載の給水給湯用配管は、樹脂製内管の外側に発泡樹脂製の波付管を被覆したものであるが、波付管を発泡樹脂で構成している関係上、あまり肉厚にはできない。なぜならばあまり肉厚にすると波の形状を維持し難いなど製造が困難になるからである。それ故、肉厚が薄いことから大きな保温効果を期待することはできない。
また最近では樹脂製内管の内面が長期間使用している間に汚れたり、あるいは樹脂製内管自体が経年劣化することから十数年〜数十年間隔でこの樹脂製内管を交換したい、という要求もある。
具体的には、交換作業費及び材料費両費用の低減、という観点から、外側の発泡樹脂製の波付管は布設状態のままにしておいて、内側の古い樹脂製内管のみ波付管から引出し、しかる後新しい樹脂製内管をこの波付管内に引き込みたい、というものである。
具体的には、交換作業費及び材料費両費用の低減、という観点から、外側の発泡樹脂製の波付管は布設状態のままにしておいて、内側の古い樹脂製内管のみ波付管から引出し、しかる後新しい樹脂製内管をこの波付管内に引き込みたい、というものである。
しかしながら外管が発泡樹脂製の波付管であると、非発泡樹脂製の波付管に比してその機械的強度はかなり劣る。
そのため、例えば、内側の古い樹脂製内管を引き抜く場合、樹脂製内管外面と発泡樹脂製の波付管内面の摩擦で波付管が引き延ばされ、最悪の場合破れる恐れがある。さらに問題なのは、仮にうまく樹脂製内管を引き抜いたとしても、今度新しい樹脂製内管を挿入する際に、樹脂製内管の先端が波付管の谷部に引っ掛かって、やはり波付管をその長手方向に引き伸ばして、最悪の場合、これも破ってしまう恐れがある。仮に破れない場合でも、波付管を引っ張ったことにより波付管が端末の固定部から外れる恐れもある。
そのため、例えば、内側の古い樹脂製内管を引き抜く場合、樹脂製内管外面と発泡樹脂製の波付管内面の摩擦で波付管が引き延ばされ、最悪の場合破れる恐れがある。さらに問題なのは、仮にうまく樹脂製内管を引き抜いたとしても、今度新しい樹脂製内管を挿入する際に、樹脂製内管の先端が波付管の谷部に引っ掛かって、やはり波付管をその長手方向に引き伸ばして、最悪の場合、これも破ってしまう恐れがある。仮に破れない場合でも、波付管を引っ張ったことにより波付管が端末の固定部から外れる恐れもある。
また特許文献2に記載の方法では、給水給湯用配管の必要箇所にのみ、必要に応じて、例えば発泡樹脂製のスリット付きカバーを被せることができる、という利点はあるものの、給水給湯用配管の長手方向全体にこの種のスリット付きシートを被せようとすると装着作業が容易でない、という問題がある。
また前述のように樹脂製内管のみ交換しようとすれば、特に新しい樹脂製内管を引き込もうとすると、樹脂製内管の先端がスリット部分から外に飛び出す等の問題があり、樹脂製内管の交換が実質不可能である。
また前述のように樹脂製内管のみ交換しようとすれば、特に新しい樹脂製内管を引き込もうとすると、樹脂製内管の先端がスリット部分から外に飛び出す等の問題があり、樹脂製内管の交換が実質不可能である。
また単なる発泡樹脂製のシートを樹脂製内管上に巻き付けたり、あるいは前記特許文献1に記載の二重管上に巻き付ける方法では、保温性の確保は可能かも知れないが、前記特許文献2に記載のものより、巻き付け作業がより困難になる。具体的にはシートを巻き付けた後、このシートが開かないようにシート巻き付け後紐等で外側を縛る必要があるからである。
加えてこの方法では樹脂製内管を交換すべく、古い樹脂製内管を抜き取ると、残った発泡樹脂製のシートが紐で縛った部分で変形し、新たに樹脂製内管を引き込もうとしても、その変形部分の挿入抵抗が大きくなり過ぎて、やはり実質的に引き込み作業ができない、という問題がある。
加えてこの方法では樹脂製内管を交換すべく、古い樹脂製内管を抜き取ると、残った発泡樹脂製のシートが紐で縛った部分で変形し、新たに樹脂製内管を引き込もうとしても、その変形部分の挿入抵抗が大きくなり過ぎて、やはり実質的に引き込み作業ができない、という問題がある。
そこで本願発明の目的は、保温性に優れ、しかも樹脂製内管の交換作業が容易な給水給湯用配管を提供することにある。
前記目的を達成すべく本願請求項1記載の給水給湯用配管は、非発泡樹脂製内管と、該非発泡樹脂製内管の外側に被せられた非発泡樹脂製波付管と、該非発泡樹脂製波付管の外側に被せられた発泡樹脂製外管とを有することを特徴とするものである。
このようにしてなる本願請求項1記載の給水給湯用配管によれば、非発泡樹脂製波付管の外側に設けた発泡樹脂製外管は波付管ではないため、その肉厚を所望厚さに製造することが容易である。それ故所望の保温特性を有する給水給湯用配管を容易に製造することができる。
加えて内側の非発泡樹脂製内管を交換する場合、この非発泡樹脂製内管の外側の非発泡樹脂製波付管は非発泡樹脂製であるため機械的強度が大きい。その結果、非発泡樹脂製内管の交換時に非発泡樹脂製内管の外面と非発泡樹脂製波付管内面の摩擦や非発泡樹脂製内管の先端が非発泡樹脂製波付管内面の谷部に引っ掛かること等で非発泡樹脂製波付管が延びる恐れもより小さくできる。
加えて内側の非発泡樹脂製内管を交換する場合、この非発泡樹脂製内管の外側の非発泡樹脂製波付管は非発泡樹脂製であるため機械的強度が大きい。その結果、非発泡樹脂製内管の交換時に非発泡樹脂製内管の外面と非発泡樹脂製波付管内面の摩擦や非発泡樹脂製内管の先端が非発泡樹脂製波付管内面の谷部に引っ掛かること等で非発泡樹脂製波付管が延びる恐れもより小さくできる。
また本願請求項2記載の給水給湯用配管は、請求項1記載の給水給湯用配管において、前記発泡樹脂製外管から前記非発泡樹脂製波付管を引き抜く引抜力をP2、前記非発泡樹脂製波付管から前記非発泡樹脂製内管を引き抜く引抜力をP1としたとき、P2>P1であることを特徴とするものである。
このようにしてなる本願請求項2記載の給水給湯用配管によれば、前記発泡樹脂製外管から前記非発泡樹脂製波付管を引き抜く引抜力P2と、前記非発泡樹脂製波付管から前記非発泡樹脂製内管を引き抜く引抜力P1の関係が、P2>P1であることから、3重管の一番内側の非発泡樹脂製内管を引き抜く際、一番外側の発泡樹脂製外管から中間の非発泡樹脂製波付管をも引き出すことなく、すなわち、安定して内側の非発泡樹脂製内管のみを非発泡樹脂製波付管から引き抜くことができるようになり、非発泡樹脂製内管の交換作業がよりやり易くなる。
以上のように本願発明によれば、保温性に優れ、しかも内側の非発泡樹脂製内管の交換が容易な給水給湯用配管を提供することができる。
以下に本願発明の給水給湯用配管の一実施例を図1を用いて詳細に説明する。尚、図1は給水給湯用配管の縦断面図の一部を示している。
図1に示すように本願発明の給水給湯用配管は、例えば架橋ポリエチレンあるいはポリブデン等からなる非発泡樹脂製内管1の外側に多少のクリアランスを設けて、例えばこれも架橋ポリエチレンあるいはポリブデン等からなる非発泡樹脂製波付管2を被せ、さらにこの非発泡樹脂製波付管2の外側に発泡樹脂製外管3を設けたものである。因みにこの発泡樹脂製外管3も、例えばポリエチレン樹脂等を発泡させたものである。
ところで本願発明において、単に非発泡樹脂製内管とか発泡樹脂製外管というように、あえて波付管と呼ばない場合には、波の付いていない、すなわち直管を意味するものとする。
さて前記本願発明の給水給湯用配管の寸法の一例を示すと、非発泡樹脂製内管1の外径は17mm、非発泡樹脂製波付管2の内径は17.5mm、外径は23.5mm、そして発泡樹脂製外管3の内径は25mm、外径は46mmである。
このようにした結果、発泡樹脂製外管3から非発泡樹脂製波付管2を引き抜く引抜力をP2とし、非発泡樹脂製波付管2から非発泡樹脂製内管1を引き抜く引抜力をP1としたとき、P2>P1の関係が保持された。
このようにした結果、発泡樹脂製外管3から非発泡樹脂製波付管2を引き抜く引抜力をP2とし、非発泡樹脂製波付管2から非発泡樹脂製内管1を引き抜く引抜力をP1としたとき、P2>P1の関係が保持された。
ところで前述したように各樹脂管1、2及び3間にP2>P1の関係を持たせる方法の一つに以下の方法がある。
この方法は、非発泡樹脂製内管1と非発泡樹脂製波付管2との間を緩い引抜力にしておいて、あとは単純に内側の非発泡樹脂性波付管2の外径と、これに被せる発泡樹脂製外管3の内径との間のクリアランスを調整することである。
但し、この種の配管には、低価格にするためあまり高い加工精度は求められていない。それ故、非発泡樹脂製波付管2の外径精度もそれほど高くないし、ましてや発泡樹脂製外管3の成形精度も、後述するその加工方法から考えて高い精度を求めることは困難である。そのような場合には、以下の3つの方法が有効である。
この方法は、非発泡樹脂製内管1と非発泡樹脂製波付管2との間を緩い引抜力にしておいて、あとは単純に内側の非発泡樹脂性波付管2の外径と、これに被せる発泡樹脂製外管3の内径との間のクリアランスを調整することである。
但し、この種の配管には、低価格にするためあまり高い加工精度は求められていない。それ故、非発泡樹脂製波付管2の外径精度もそれほど高くないし、ましてや発泡樹脂製外管3の成形精度も、後述するその加工方法から考えて高い精度を求めることは困難である。そのような場合には、以下の3つの方法が有効である。
一つ目の方法としては、非発泡樹脂製波付管2の外側に発泡樹脂製外管3を被せる場合、通常、所定幅で長尺の発泡樹脂シートを用意しておき、これを前方へと一定速度で送り出される前記非発泡樹脂製波付管2に縦添えし、かつ非発泡樹脂製波付管2を覆うように円形状にフォーミングし、その合わせ目をバーナーで連続的に加熱したり、あるいは合わせ目に熱風を連続的に吹き付けて溶融し、接着する方法が一般的であるが、この際バーナーや熱風の温度を高めに設定して、管の長手方向に連続的にあるいは間歇的に発泡樹脂製外管3の内面の一部と非発泡樹脂製波付管2の外面の一部を熱融着する方法がある。
尚、この場合の非発泡樹脂製波付管2と発泡樹脂製外管3間の接着力は、加熱温度や加熱時間、あるいは熱融着する間隔を調整することで適宜調整することができる。
尚、この場合の非発泡樹脂製波付管2と発泡樹脂製外管3間の接着力は、加熱温度や加熱時間、あるいは熱融着する間隔を調整することで適宜調整することができる。
二つ目の方法は、非発泡樹脂製波付管2の上部に直線的に接着剤を塗布し、この非発泡樹脂製波付管2上に前述のように発泡樹脂製シートを被せ、円形状にフォーミングし、その合わせ目を熱融着する際、同時に前記非発泡樹脂製波付管2上に塗布した接着剤で非発泡樹脂製波付管2の外面と発泡樹脂製外管3の内面とを接着する方法である。この場合も接着剤の塗布量や、接着剤を長手方向に連続的に塗布するか、間歇的に塗布するか、あるいは間歇的に塗布する場合の間隔を調整することで両管2、3間の接着力、ひいては引抜力P2を調整することができる。
三つ目の方法は、前記2つの方法と同様に非発泡樹脂製波付管2上に発泡樹脂シートを被せ、これを円形状に成形し、その合わせ目を熱融着して発泡樹脂製外管3を形成するが、ここで使用する発泡樹脂製シートの内面の粗さを調整することにより、できあがった発泡樹脂製外管3の内面と非発泡樹脂製波付管2の外面間の摩擦力を調整する方法である。このように発泡樹脂製外管3の内面の粗さを調節することで引抜力P2を調整することもできる。
非発泡樹脂製波付管2と発泡樹脂製外管3との引抜力P2の調整は、前述した方法を適宜組み合わせる等して行えばよい。
尚、非発泡樹脂製波付管2の外側に発泡樹脂製シートを縦添えし、その合わせ目を接着させる方法として、前記例ではバーナーや熱風を用いているが、単に合わせ目に接着剤を塗布し接着するなどしてもよいことはいうまでもない。
尚、非発泡樹脂製波付管2の外側に発泡樹脂製シートを縦添えし、その合わせ目を接着させる方法として、前記例ではバーナーや熱風を用いているが、単に合わせ目に接着剤を塗布し接着するなどしてもよいことはいうまでもない。
ところで温度や湿度の変化によって、例えば寒冷地にあって、この給水給湯用配管が冷却されると、必然的に発泡樹脂製外管3の方が内側の非発泡樹脂製内管1や非発泡樹脂製波付管2より大きく収縮し、端末の固定部から外れようとするが、前述したように非発泡樹脂製波付管2の外面と発泡樹脂製外管3の内面を一部接着させたり、両者間の摩擦力を大きくしておくと、これを防止でき好ましい。
尚、内側の非発泡樹脂製内管1と非発泡樹脂製波付管2についてはその寸法に関して既に規格化されており、両者の引抜力P1を調整する余地はほとんどない。それ故、通常はP2を調整することでP2>P1の関係を維持するようにする。
尚、内側の非発泡樹脂製内管1と非発泡樹脂製波付管2についてはその寸法に関して既に規格化されており、両者の引抜力P1を調整する余地はほとんどない。それ故、通常はP2を調整することでP2>P1の関係を維持するようにする。
このようにしてなる本願発明の給水給湯用配管は、一番外側の発泡樹脂製外管3は波付管ではないため、その肉厚の調整は容易である。換言すると所望の厚さのものを容易に製造することができる。それ故、布設する気象条件、特に冬季の温度条件に合わせた厚さの発泡樹脂製外管3を非発泡樹脂製波付管2に被せることができる。すなわち所望の保温特性を有する発泡樹脂製外管3を非発泡樹脂製波付管2に被せることができる。
また中間に位置する非発泡樹脂製波付管2は非発泡樹脂から構成されているため、従来の発泡樹脂からなる波付管に比して格段にその機械的強度は大きくなる。それ故、この非発泡樹脂製波付管2から非発泡樹脂製内管1を引き抜く際、両者間の摩擦で非発泡樹脂製波付管2が引っ張られて延び、その端末が固定部から外れたり、延び過ぎて破れたりする恐れも少なくなる。
尚、非発泡樹脂製波付管2の内面が波付きになっているため、この中に挿入される非発泡樹脂製内管1との接触面積は、非発泡樹脂製波付管2が直管である場合に比してかなり小さい。そのため非発泡樹脂製内管1を非発泡樹脂製波付管2から引き抜く場合も、引き込む場合も接触摩擦が小さいので、引き抜き、引き込み作業がより容易に行える。
尚、非発泡樹脂製波付管2の内面が波付きになっているため、この中に挿入される非発泡樹脂製内管1との接触面積は、非発泡樹脂製波付管2が直管である場合に比してかなり小さい。そのため非発泡樹脂製内管1を非発泡樹脂製波付管2から引き抜く場合も、引き込む場合も接触摩擦が小さいので、引き抜き、引き込み作業がより容易に行える。
また非発泡樹脂製内管1と非発泡樹脂製波付管2とが共に非発泡樹脂から構成されていることから両者の接触面、すなわち非発泡樹脂製内管1の外面と非発泡樹脂製波付管2の内面の接触面の摩擦も、非発泡樹脂製波付管2が発泡樹脂からなる従来の場合に比して小さくなり、この点からも従来の発泡樹脂からなる波付管から非発泡樹脂製内管を引き抜いたり、あるいは引き込んだりする場合よりも一連の交換作業が容易になる。
また発泡樹脂製外管3から非発泡樹脂製波付管2を引き抜く引抜力をP2とし、非発泡樹脂製波付管2から非発泡樹脂製内管1を引き抜く引抜力をP1としたとき、P2>P1の関係が保持されることにより、非発泡樹脂製内管1を非発泡樹脂製波付管2から抜き取る際、非発泡樹脂製波付管2が非発泡樹脂製内管1と共に発泡樹脂製外管3から抜け出てしまう恐れが少なく、作業がやり易くなる。
前述した実施例では非発泡樹脂製波付管2内に、非発泡樹脂製内管1をなんら介在物を用いることなく挿入しているが、例えば樹脂テープを長手方向に連続して非発泡樹脂製内管1に縦添えした状態で収納しておけば、この樹脂テープが非発泡樹脂製内管1と非発泡樹脂製波付管2間のクリアランスを小さくするため、例えばウォーターハンマーが起こった際の消音に役立つ。またこの樹脂テープの一端に非発泡樹脂製内管1の端末を繋いで、他端からこの樹脂テープを引っ張れば非発泡樹脂製内管1を非発泡樹脂製波付管2に引き込む作業が容易になる、という利点もある。
1 非発泡樹脂製内管
2 非発泡樹脂製波付管
3 発泡樹脂製外管
2 非発泡樹脂製波付管
3 発泡樹脂製外管
Claims (2)
- 非発泡樹脂製内管と、該非発泡樹脂製内管の外側に被せられた非発泡樹脂製波付管と、該非発泡樹脂製波付管の外側に被せられた発泡樹脂製外管とを有することを特徴とする給水給湯用配管。
- 前記発泡樹脂製外管から前記非発泡樹脂製波付管を引き抜く引抜力をP2、前記非発泡樹脂製波付管から前記非発泡樹脂製内管を引き抜く引抜力をP1としたとき、P2>P1であることを特徴とする請求項1記載の給水給湯用配管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003355756A JP2005121108A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | 給水給湯用配管 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112902331A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-06-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | 软水器、加湿器底座及加湿器 |
-
2003
- 2003-10-16 JP JP2003355756A patent/JP2005121108A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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