JP2005120626A - コンクリート仕切板及びコンクリートの打ち分け方法 - Google Patents

コンクリート仕切板及びコンクリートの打ち分け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 二つの構造体の接合部において、強度の異なるコンクリートを安全かつ容易に打ち分けることができる技術を提供する。
【解決手段】 第一の構造体と接続する第二の構造体の断面を塞ぐように配置され、第一の構造体と第二の構造体とに異なる強度のコンクリートを打ち分けるコンクリート仕切板1であって、前記第二の構造体の断面と略同外形の枠部11と、この枠部11に囲まれた内部空間を塞ぐ網目部12を備えており、前記網目部12は、前記第二の構造体の剪断補強筋3aと略同形であり、前記構造体の断面方向に対応する前記枠部11の厚みは、前記剪断補強筋3aの径と第二の構造体のかぶり厚を合わせた厚みであることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、二つの構造体に設計基準強度の異なるコンクリートを打ち分けるための技術に関するものである。
従来より高層ラーメン構造においては、柱と梁とにはそれぞれ設計基準強度の異なるコンクリートを打設している。この場合のコンクリート打ち分けは、以下に述べる如く行う。図10に示すような仕切材を柱と梁を仕切るように梁断面にに形成した後コンクリートを打設し、柱と異なる強度のコンクリートを梁に打ち分けた。前記仕切材は、梁の断面と略同形のエキスパンドメタル101を梁のスターラップ102に固定して形成していた。このように形成された仕切材を用いることにより、打ち分けを要する梁断面の全面を仕切ることが出来るため、コンクリートを効果的に遮断することができ、強度の異なるコンクリートの混合を防ぐことが可能であった。しかし、前記仕切材のエキスパンドメタル101は、梁の断面と略同形であるため、梁のコンクリートを打設しても、エキスパンドメタル101の小口は梁の表面に露出するため、エキスパンドメタル101に錆が生じることがあった。
このような問題に鑑みて、図11に示す仕切材が用いられるようになった。この仕切材は、梁断面より小さくエキスパンドメタル201を形成した。このような仕切材を用いることにより、エキスパンドメタル201の小口が表面に露出することがなくなるため、錆の発生を防止することができた。
しかし、この仕切材を用いるとコンクリート打設の際に、打ち分けを要する梁断面の型枠とエキスパンドメタル201との隙間からコンクリートが流出してしまう恐れがあった。そのため、コンクリート打設の際には、型枠とエキスパンドメタル201の隙間を埋めるために目地棒、桟木等を型枠に取り付けていた。そして、コンクリート打設後に目地棒、桟木等を撤去し、撤去後の欠損部分を高強度モルタルで充填補修していた。すなわち、複数の作業を行わなければならず、手間を要していた。さらに、前記目地棒、桟木等を撤去し、撤去後の欠損部分を高強度モルタルで充填補修する作業は、構築した梁の側面、底面に対しての行うため、脚立、立ち馬等に登って、高所にて作業を行う必要があり、安全性の観点から改善が求められていた。
本発明は、このような問題に鑑みて成されたものであり、二つの構造体の接合部において、強度の異なるコンクリートを安全かつ容易に打ち分けることができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下のように構成されている。すなわち、第一の構造体と接続する第二の構造体の断面を塞ぐように配置され、第一の構造体と第二の構造体とに異なる強度のコンクリートを打ち分けるコンクリート仕切板であって、前記第二の構造体の断面と略同外形の枠部と、この枠部に囲まれた内部空間を塞ぐ網目部を備えており、前記網目部は、前記第二の構造体の剪断補強筋と略同形であり、前記構造体の断面方向に対応する前記枠部の厚みは、前記剪断補強筋の径と第二の構造体のかぶり厚を合わせた厚みであることを特徴とする。
本発明に係るコンクリート仕切板は、第一の構造体と第二の構造体との接合部において、第一の構造体と第二の構造体とに異なる強度のコンクリートを打ち分ける際に用いるものであり、この構造体とは、例えば、柱と梁、柱と床等である。このコンクリート仕切板は、前記枠部と、この枠部に囲まれ構造体の剪断補強筋と略同形の網目部とを備えており、コンクリートを打ち分ける網目部の周囲を枠部によって覆っているため、網目部の周りからコンクリート流出するのを防ぐことができる。従って、従来、型枠に取り付けていた目地棒、桟木等を用いずにコンクリートの流出を防ぎつつ、コンクリートを確実に打ち分けることが可能となる。また、前記目地棒、桟木等を設置してコンクリート打設作業を行った場合に行う目地棒、桟木等を撤去した後のコンクリート充填作業を省くことが出来るため、作業の効率を向上させることが可能となる。さらに、通常高所で行っていたコンクリート充填作業を省くことができるため、安全性も向上させることが可能である。尚、剪断補強筋とは、剪断力を補強するために配筋される鉄筋を指し、例えば、柱における帯筋、梁におけるスターラップを例示できる。
前記網目部とは、メタルラスを含むエキスパンドメタル等、板を打ち抜いたり、穴をあけたりして製作した網目状の板部である。一般的に、強度等の観点から金属製が主流であり、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム、銅、チタン、ニッケル等の非鉄金属板およびその合金板製が例示できる。本発明の網目部としては、特に、強度、扱いやすさ等からエキスパンドメタルを好適に用いることができる。このエキスパンドメタルとは、金属板を特殊な機械によって千鳥状に切れ目を入れると同時に押し広げ、菱形あるいは亀甲形の網目状に加工したものである。
前記枠部とは、前記網目部の外周を囲むように構築されたコンクリートであり、その構造体の断面方向に対応する厚みは、前記剪断補強筋の径とかぶり厚を合わせた厚みである。このように形成されていることにより、コンクリート打設時におけるコンクリートの流出を確実に防ぐことが出来ると共に、網目部及び剪断補強筋と強固に接合することが可能となる。また、この枠部によって前記網目部はその外周を覆われているため、錆等によって網目部が痛むのを防ぐことができる。
本発明に係るコンクリート仕切板は、柱と接続する梁断面を塞ぐように配置され、柱と梁とに強度の異なるコンクリートを打ち分けるコンクリート仕切板であって、梁に配置されたスターラップと略同形状の網目部と、その外周を覆うコンクリート製の枠部と、を備えており、前記枠部は、その外周面が梁の外周面と同一面であり、前記梁断面方向に対応する前記枠部の厚みは前記スターラップの径と梁のかぶり厚さを合わせた厚みであることを特徴としても良い。
前記コンクリート仕切板を用いることにより、梁と柱の接合部において、強度の異なるコンクリートを安全かつ容易に打ち分けることができる。さらに、前記枠部の外周面が前記梁材の外周面と同一面であることにより、コンクリート仕切板が梁の一部を兼ねることができ好適である。
また、本発明は、第一の構造体と、この第一の構造体に接続する第二の構造体とを構築し、その接続部において第一の構造体と第二の構造体とに異なる強度のコンクリートを打ち分けるコンクリートの打ち分け方法であって、前記第一の構造体と接合される第二の構造体の剪断補強鉄筋を配筋する工程と、前記第一の構造体と接続される第二の構造体の長手方向に直交する断面において、前記剪断補強鉄筋を網目部材で覆う工程と、前記網目部材の外周に前記剪断補強筋の径と第二の構造体のかぶり厚さを合わせた厚みのコンクリートを打ち込む工程と、を備えていることを特徴としても良い。
本発明に係るコンクリート打ち分け方法によれば、接合部における剪断補強鉄筋を網目
部材で覆い、この網目部材の外周にコンクリートを配しているため、コンクリートを打ち込む際に、網目部材の外周からコンクリートが流出するのを防ぎつつ、二つの構造体に異なる強度のコンクリートを確実に打ち分けることが出来る。また、前記網目部材の外周に剪断補強筋の径と第二の構造体のかぶり厚さを合わせた厚みのコンクリートを打ち込んでいるため、剪断補強筋とこの剪断補強筋に覆わせた網目部材とをコンクリートによって確実に固定することができる。
さらに、前記コンクリート打ち分け方法は、梁の断面にコンクリート仕切板を配置し、柱と梁とに異なる強度のコンクリートを打ち分けるコンクリートの打ち分け方法であって、前記梁のスターラップを配筋する工程と、柱との接合部の梁断面におけるスターラップにこのスターラップと略同形のエキスパンドメタルを固定する工程と、前記梁のコンクリート打ち込み用型枠を梁側部に構築する工程と、このエキスパンドメタルの外周に梁のかぶり厚と前記スターラップの径を合わせた厚さのコンクリートを打込む工程と、を備えることを特徴としても良い。
前記コンクリート打ち分け方法によれば、前記エキスパンドメタルとその外周のコンクリートによって、確実に柱と梁に異なる強度のコンクリートを打ち込むことができる。さらに、前記エキスパンドメタルの外周のコンクリートの外周面は、前記梁側部に配置されたコンクリート打ち込み用の型枠において形成することにより、構築される梁の外周面と同一面となる。すなわち、コンクリートを打ち分けるために形成した網目部材の外周のコンクリートが、梁の一部を兼ねるため、梁のコンクリートを打設した後、目地棒、桟木等のような撤去作業、及び、この撤去作業に伴うコンクリートの充填作業を省くことが可能となり、作業の効率を向上させることができる。
本発明によれば、二つの構造体の接合部において、強度の異なるコンクリートを安全かつ容易に打ち分けることが可能となる。さらに、本発明によれば異なる強度のコンクリートを打ち分ける従来の作業と比較して容易であるため、作業のの効率を向上させることも可能となる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態はマンション工事であり、柱と梁、及び、柱と床の接合部において、各々の構造体毎異なる強度のコンクリートを打ち込む作業である。本実施の形態では、図1に示すコンクリート仕切板1を予め工場で施工して、柱と梁とで異なる強度のコンクリートを打ち分けた。
このコンクリート仕切板1は、枠部として外周に配されたコンクリート枠11と、このコンクリート枠11の内部に配された網目部としてのエキスパンドメタル12と、を有している。前記コンクリート枠11の外周面は、構築すべき梁幅、梁せいと同一面である。このコンクリート枠11の梁断面方向に対応する厚みAはスターラップ3aの径とかぶり厚さを合わせた厚みである。また、梁の長手方向におけるコンクリート枠の厚みBはスターラップピッチからスターラップ3aの径を引いて二倍した厚みである。このようにコンクリート枠11を形成することにより、エキスパンドメタル12自体のかぶり厚さもスターラップ3aとほぼ同様に確保することが可能となり、エキスパンドメタル12の錆の発生を防止することができる。また、コンクリート枠11の外周面が構築すべき梁の外周面と同一面であることにより、コンクリート仕切板1が梁の断面を確実に塞ぐことができるため、異なる強度のコンクリートを確実に打ち分けることができる。さらに、このコンクリート枠11の外周面が梁の外周面と同一面であり、梁のコンクリート打設後コンクリート仕切板1の周りにコンクリートを打設しなくても、コンクリート仕切板1を梁の一部とすることが可能となる。さらに、本実施の形態では、コンクリート仕切板1の梁せい中間
部分に補強材13を配置した。この補強材13を配置することにより、コンクリート仕切板1の強度を向上させることができた。尚、コンクリート仕切板1は、梁の一部を兼ねるため構築すべき梁の強度以上に構築することが要される。
次いで、図2に示すのは、柱5と床の接合部に配置し、柱と床に異なる強度のコンクリートを構築するコンクリート仕切枠2である。このコンクリート仕切枠2は、前記コンクリート仕切板1と異なりエキスパンドメタル12を備えず、コンクリート枠21のみで構成されている。このコンクリート仕切枠2は、梁のフープ筋4aに固定されており、その外周面は柱5の外周面と同一である。また、その柱の断面方向に対応する厚みCは、かぶり厚さとフープ筋4aの径を合わせた厚みであり、その柱の長手方向における厚みDはスラブ厚さである。このように構成されていることにより、コンクリートを打設し周辺の型枠を取り除いた後、柱5と床に新たなコンクリート充填作業を行わずに柱の一部に兼ねることが可能となる。尚、このコンクリート仕切枠2は、柱の一部を兼ねるため、柱の強度以上に構築することが要される。
このように構成されたコンクリート仕切板1及びコンクリート仕切枠2を用いて、柱、梁、及び床の構築に際し、それぞれ異なる強度のコンクリートを打ち込む作業を詳細に説明する。図3から図8は、本実施の形態の工程概略図である。まず、予め柱鉄筋4を配筋して工場で製作したプレキャスト柱5を所定の位置に配置する(図3参照)。尚、本実施の形態においては、予め工場で製作したプレキャスト柱を用いたが、現場の状況等に応じて現場にて製作しても良く、これに限られず適宜に製作方法を選択することが望ましい。次いで、構築すべき梁の型枠6を設置する。このとき、梁の継手部分(斜線部分)の側型枠は空けた状態で設置する(図4参照)。
次いで、プレキャスト柱5にコーナー型枠7を設置する(図5参照)。梁の型枠6の上部にスパンクリート8を敷設する(図6参照)。このスパンクリート8とは、縦方向に数個の中空孔をもち、プレストレス鋼棒によってプレストレスを与えられたコンクリート板である。このスパンクリート8を敷設することにより、強度、防水性、耐火性、遮音性が向上するとともに、梁鉄筋3を配筋する際の脚元を確保することが可能となる。
次いで、予め地組しておいた梁鉄筋3を設置する(図7参照)。図9は、地組した梁鉄筋3の斜視図である。この図に示すように、接続すべきプレキャスト柱5を囲むように四枚のコンクリート仕切板1が接続されている。このコンクリート仕切板1は、梁鉄筋3を組みたてた後、プレキャスト柱5との接合部に配筋されたスターラップ3aにエキスパンドメタル12を固定して、スターラップ3aの径とかぶり厚を合わせた厚さのコンクリートをエキスパンドメタル12の外周に巻き付けて施工した(図8参照)。このようにして組み立てた梁鉄筋を梁型枠6内に配置した後、梁継手部分を施工する。そして、梁型枠6を返して、型枠6を本締めをする。そして、梁のコンクリートを打設する。また、図示しないが、次いで床を構築する際には、図2に示すコンクリート仕切枠2をプレキャスト柱5にセットして、柱と強度の異なる床のコンクリートを打設する。
このように、本実施の形態によれば、柱と梁で強度の異なるコンクリートを安全かつ容易に打ち分けることができた。さらに、コンクリート打設後のエキスパンドメタルからの錆の発生を防ぎ、コンクリート強度の打ち分けを一体化して実施できた。また、予め梁鉄筋を地組する際にコンクリート仕切板1を組み込むため、エキスパンドメタルの残骸材、コンクリート破片等の発生を防ぐことができた。
本実施の形態に係るコンクリート仕切板の斜視図である。 本実施の形態に係るコンクリート仕切枠の斜視図である。 本実施の形態に係るマンション工事の工程概略図である。 本実施の形態に係るマンション工事の工程概略図である。 本実施の形態に係るマンション工事の工程概略図である。 本実施の形態に係るマンション工事の工程概略図である。 本実施の形態に係るマンション工事の工程概略図である。 本実施の形態に係るマンション工事の工程概略図である。 本実施の形態に係る地組した梁鉄筋の斜視図である。 従来の仕切板の一実施例である。 従来の仕切板の一実施例である。
符号の説明
1 コンクリート仕切板
11 コンクリート枠
12 エキスパンドメタル
13 補強材
2 コンクリート仕切枠
21 コンクリート枠
3 梁鉄筋
3a スターラップ
4 柱鉄筋
4a フープ筋
5 プレキャスト柱
6 梁型枠
7 コーナー型枠
8 スパンクリート
101 エキスパンドメタル
102 スターラップ
201 エキスパンドメタル

Claims (4)

  1. 第一の構造体と接続する第二の構造体の断面を塞ぐように配置され、第一の構造体と第二の構造体とに異なる強度のコンクリートを打ち分けるコンクリート仕切板であって、
    前記第二の構造体の断面と略同外形の枠部と、この枠部に囲まれた内部空間を塞ぐ網目部を備えており、
    前記網目部は、前記第二の構造体の剪断補強筋と略同形であり、前記構造体の断面方向に対する前記枠部の厚みは、前記剪断補強筋の径と第二の構造体のかぶり厚を合わせた厚みであることを特徴とするコンクリート仕切板。
  2. 柱と接続する梁断面を塞ぐように配置され、柱と梁に強度の異なるコンクリートを打ち分けるコンクリート仕切板であって、
    梁に配置されたスターラップと略同形状の網目部と、その外周を覆うコンクリート製の枠部と、を備えており、
    前記枠部の外周面は、梁の外周面と同一面であり、前記梁断面方向に対応する前記枠部の厚みは、前記スターラップの径と梁のかぶり厚さを合わせた厚みであることを特徴とするコンクリート仕切板。
  3. 第一の構造体と、この第一の構造体に接続される第二の構造体とを構築し、その接続部において第一の構造体と第二の構造体とに異なる強度のコンクリートを打ち分けるコンクリートの打ち分け方法であって、
    前記第一の構造体と接合される第二の構造体の剪断補強鉄筋を配筋する工程と、
    前記第一の構造体と接続される第二の構造体の長手方向に直交する断面において、前記剪断補強鉄筋を網目部材で覆う工程と、
    前記第二の構造体の長手方向に直交する断面において、網目部材の外周に前記剪断補強筋の径と第二の構造体のかぶり厚さを合わせた厚みのコンクリートを打ち込む工程と、を備えていることを特徴とするコンクリートの打ち分け方法。
  4. 梁の断面にコンクリート仕切板を配置し、柱と梁とに異なる強度のコンクリートを打ち分けるコンクリートの打ち分け方法であって、
    前記梁のスターラップを配筋する工程と、
    柱との接合部の梁断面におけるスターラップにこのスターラップと略同形のエキスパンドメタルを固定する工程と、
    前記梁のコンクリート打ち込み用型枠を梁側部に構築する工程と、
    このエキスパンドメタルの外周に梁のかぶり厚と前記スターラップの径を合わせた厚さのコンクリートを打ち込む工程と、を備えることを特徴とするコンクリートの打ち分け方法。
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