JP2005119436A - 車両用部品取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部入力などで軟質樹脂部材が変形した場合でも部品が外れて表面側へ飛出すことのないようにする。
【解決手段】 車室内に設けられた軟質樹脂部材7に部品12を取付ける車両用部品取付構造であって、軟質樹脂部材7に部品取付孔15を形成すると共に、部品取付孔15の裏面側縁部に不連続な棚部16を形成し、部品12に部品取付孔15とほぼ合致して棚部16に着座可能なフランジ17を設け、軟質樹脂部材7裏面側の棚部16の不連続部分にリブ19を突設し、部品12のリブ19と対応する側面にボス20を突出形成し、更に、裏面側から部品12とリブ19に嵌着可能で、且つ、ボス20に裏面側からネジ止め可能なほぼリング状のブラケットを設けるようにしている。
【選択図】 図8

Description

この発明は、車両用部品取付構造に関するものである。
自動車等の車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。インストルメントパネルは、通常、硬質樹脂部材で形成されている。このインストルメントパネルには、デフグリルなどのエア吹出口部材が取付けられている(例えば、特許文献1参照)。硬質樹脂部材でできたインストルメントパネルに対するエア吹出口部材の取付構造としては、以下のようなものが考えられる。即ち、図11に示すように、インストルメントパネルaに部品取付孔bを形成すると共に、この部品取付孔bの裏面側縁部に周方向に連続する棚部cを形成し、エア吹出口部材dに部品取付孔bとほぼ合致して棚部cに着座可能なフランジeを設けると共に、エア吹出口部材dに棚部cの裏面へ係止可能な爪部fを設けて、エア吹出口部材dをインストルメントパネルaの表面側から部品取付孔bへ挿入し、フランジeを棚部cに着座させると共に、爪部fを棚部cの裏面へ係止させるようにする。
一方、インストルメントパネルの助手席側の部分には、助手席用のエアバッグ装置が取付けられる。この助手席用のエアバッグ装置には、インストルメントパネルに形成された取付開口に取付けられるエアバッグリッド部材と、このエアバッグリッド部材を開裂して車室内へエアバッグ本体を膨出させるようにしたエアバッグモジュールとを備えたものがある。ここで、エアバッグリッド部材はエラストマーなどの軟質樹脂部材で形成されている。
特開平08−040216号公報
しかしながら、上記車両用部品取付構造では、以下のような問題があった。
即ち、エア吹出口部材は、通常、インストルメントパネルのエアバッグリッド部材とは異なる位置に取付けられているが、車両の設計上、エアバッグリッド部材にエア吹出口部材を取付ける必要が生じた場合、エアバッグリッド部材は軟質樹脂部材でできているため、表面側から部品取付孔へ挿入して爪部を係止させて取付ける構造のままだと、エアバッグ本体展開による外部入力などがエアバッグリッド部材に作用してエアバッグリッド部材が変形した時に、エア吹出口部材がエアバッグリッド部材から外れて表面側(車室内)へ飛出すおそれがある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、車室内に設けられた軟質樹脂部材に部品を取付ける車両用部品取付構造において、前記軟質樹脂部材に部品取付孔を形成すると共に、該部品取付孔の裏面側縁部に不連続な棚部を形成し、前記部品に前記部品取付孔とほぼ合致して前記棚部に着座可能なフランジを設け、前記軟質樹脂部材裏面側の前記棚部の不連続部分にリブを突設し、前記部品の前記リブと対応する側面にボスを突出形成し、更に、裏面側から前記部品と前記リブに嵌着可能で、且つ、前記ボスに裏面側からネジ止め可能なほぼリング状のブラケットを設けた車両用部品取付構造を特徴としている。
請求項2に記載された発明では、前記軟質樹脂部材がエアバッグリッド部材であり、前記部品がエアバッグリッド部材に設けられるエア吹出口部材である請求項1記載の車両用部品取付構造を特徴としている。
請求項1の発明によれば、前記軟質樹脂部材に部品取付孔を形成すると共に、該部品取付孔の裏面側縁部に不連続な棚部を形成し、前記部品に前記部品取付孔とほぼ合致して前記棚部に着座可能なフランジを設け、前記軟質樹脂部材裏面側の前記棚部の不連続部分にリブを突設し、前記部品の前記リブと対応する側面にボスを突出形成し、更に、裏面側から前記部品と前記リブに嵌着可能で、且つ、前記ボスに裏面側からネジ止め可能なほぼリング状のブラケットを設けたことにより、部品の取付けを裏面側から全て行うことができるので、一方向作業による取付けが可能となると共に、外部入力などで軟質樹脂部材が変形した場合でも部品が外れて表面側へ飛出すことのないようにすることができる。
請求項2の発明によれば、前記軟質樹脂部材をエアバッグリッド部材とし、前記部品をエアバッグリッド部材に設けられるエア吹出口部材とした場合には、エアバッグ本体展開による外部入力などがエアバッグリッド部材に作用してエアバッグリッド部材が変形しても、エア吹出口部材が外れて車室内へ飛出すことを防止できる。
外部入力などで軟質樹脂部材が変形した場合でも部品が外れて表面側へ飛出すことのないようにするという目的を、軟質樹脂部材に部品取付孔を形成すると共に、部品取付孔の裏面側縁部に不連続な棚部を形成し、部品に部品取付孔とほぼ合致して棚部に着座可能なフランジを設け、軟質樹脂部材裏面側の棚部の不連続部分にリブを突設し、部品のリブと対応する側面にボスを突出形成し、更に、裏面側から部品とリブに嵌着可能で、且つ、ボスに裏面側からネジ止め可能なほぼリング状のブラケットを設ける、という手段で実現した。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1〜図10は、この発明の実施例を示すものである。
まず、構成を説明すると、自動車等の車両には、車室内の前部に図1に示すようなインストルメントパネル1が設けられている。
このインストルメントパネル1の助手席側の部分には、助手席用のエアバッグ装置2が取付けられる。この助手席用のエアバッグ装置2には、インストルメントパネル1に形成された取付開口3を塞ぐように取付けられるエアバッグリッド部材4と、このエアバッグリッド部材4の裏面側に形成された開裂線5を開裂して車室内へエアバッグ本体を膨出させるようにしたエアバッグモジュール6とを備えたものがある。ここで、エアバッグリッド部材4はエラストマーなどの軟質樹脂部材7によって構成されている。エアバッグリッド部材4は、取付爪8とネジ9とでインストルメントパネル1に取付けられている。
そして、軟質樹脂部材7であるエアバッグリッド部材4に対して、エア吹出口部材11などの部品12を取付けるようにする。ここで、エア吹出口部材11は、ほぼ円筒状を呈している。エア吹出口部材11の出口付近にはルーバーが設けられている。
そして、この実施例のものでは、図2に示すように、軟質樹脂部材7に部品取付孔15を形成すると共に、部品取付孔15の裏面側縁部に不連続な棚部16を形成する。また、図3に示すように、部品12に部品取付孔15とほぼ合致して棚部16に着座可能なフランジ17を設ける。ここで、部品取付孔15は、ほぼ円形状を呈している。棚部16は、所要の不連続部を有して周方向に3分割されている。周方向に3分割としたのは、支持安定性を考慮したためである。なお、棚部16に対し不連続部を大きくして、棚部16を係止片状にしても良い。

そして、軟質樹脂部材7裏面側の棚部16の不連続部分にリブ19を突設し、部品12のリブ19と対応する側面にボス20を突出形成する。更に、図4に示すように、裏面側から部品12とリブ19に嵌着(外嵌)可能で、且つ、ボス20に裏面側からネジ止め(ネジ22、図9参照)可能な、ほぼリング状(ループ状あるいは無端状)のブラケット21を設ける。
ここで、リブ19は、部品取付孔15とほぼ同心状に3箇所設置されている。リブ19は、棚部16よりも外側の位置に形成するのが、ボス20を形成する上で好ましい。ボス20は、リブ19が3箇所あるのに対し2箇所のみ設けられている。しかし、ボス20を3箇所としても良い。ボス20はフランジ17の縁部よりも外周側へ突出されて、部品取付孔15の縁部に係止され、或いは、部品取付孔15に対して抜け止めとされ得るようになっている。ブラケット21は、部品12に外嵌可能な孔25を有すると共にネジ孔26を有する後端面と、リブ19および部品12の側面に対応する凹凸を有する側面と、を有するほぼL字状断面を有している。
なお、軟質樹脂部材7はエアバッグリッド部材4であり、部品12はエアバッグリッド部材4に設けられるエア吹出口部材11であるとして説明したが、これに限るものではない。
次に、この実施例の作用について説明する。
軟質樹脂部材7であるエアバッグリッド部材4に対し、以下の手順で、エア吹出口部材11などの部品12を取付ける。
即ち、図5に示すように、部品取付孔15に対し、棚部16を避けるよう斜めにしてエア吹出口部材11を裏面側から挿入する。次に、図6に示すように、棚部16の弾性変形を利用してエア吹出口部材11を部品取付孔15へ押込んで、図7、図8に示すように、棚部16にフランジ17を着座させる。これにより、同時に、部品取付孔15の縁部に裏面側からボス20が係止された状態となる。或いは、部品取付孔15に対してボス20がエア吹出口部材11の表面側への抜け止めとなる。
最後に、図9、図10に示すように、エア吹出口部材11に対し裏面側からブラケット21を嵌着し、ネジ22でブラケット21をエア吹出口部材11のボス20に固定する。これにより、ボス20とブラケット21との側部とでリブ19を挟持した状態となる。
このように、この実施例によれば、軟質樹脂部材7に部品取付孔15を形成すると共に、部品取付孔15の裏面側縁部に不連続な棚部16を形成し、部品12に部品取付孔15とほぼ合致して棚部16に着座可能なフランジ17を設け、軟質樹脂部材7裏面側の棚部16の不連続部分にリブ19を突設し、部品12のリブ19と対応する側面にボス20を突出形成し、更に、裏面側から部品12とリブ19に嵌着可能で、且つ、ボス20に裏面側からネジ止め可能なほぼリング状のブラケット21を設けたことにより、部品12の取付けを裏面側から全て行うことができるので、一方向作業による取付けが可能となると共に、外部入力などで軟質樹脂部材7が変形した場合でも部品12が外れて表面側へ飛出すことのないようにすることができる。
また、軟質樹脂部材7をエアバッグリッド部材4とし、部品12をエアバッグリッド部材4に設けられるエア吹出口部材11とした場合には、エアバッグ本体展開による外部入力などがエアバッグリッド部材4に作用してエアバッグリッド部材4が変形しても、エア吹出口部材11が外れて車室内へ飛出すことを防止できる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
本発明の実施例の斜視図である。 図1のエアバッグリッド部材を裏面側からみた斜視図である。 エア吹出口部材の斜視図である。 ブラケットの斜視図である。 エアバッグリッド部材に対するエア吹出口部材の取付工程を示す、図2のA−A線に沿った側方断面図である。 図5に続く取付工程図である。 図6に続く取付工程図である。 図7の状態における裏面側からみた斜視図である。 図8に続く取付工程図である。 図7の状態における図2のB−B線に沿った側方断面図である。 従来例の分解斜視図である。
符号の説明
4 エアバッグリッド部材
7 軟質樹脂部材
11 エア吹出口部材
12 部品
15 部品取付孔
16 棚部
17 フランジ
19 リブ
20 ボス
21 ブラケット

Claims (2)

  1. 車室内に設けられた軟質樹脂部材に部品を取付ける車両用部品取付構造において、
    前記軟質樹脂部材に部品取付孔を形成すると共に、該部品取付孔の裏面側縁部に不連続な棚部を形成し、前記部品に前記部品取付孔とほぼ合致して前記棚部に着座可能なフランジを設け、
    前記軟質樹脂部材裏面側の前記棚部の不連続部分にリブを突設し、前記部品の前記リブと対応する側面にボスを突出形成し、更に、裏面側から前記部品と前記リブに嵌着可能で、且つ、前記ボスに裏面側からネジ止め可能なほぼリング状のブラケットを設けたことを特徴とする車両用部品取付構造。
  2. 前記軟質樹脂部材がエアバッグリッド部材であり、前記部品がエアバッグリッド部材に設けられるエア吹出口部材であることを特徴とする請求項1記載の車両用部品取付構造。

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