JP2005117866A - リニアモータ、ステージ装置、露光装置、並びにデバイス製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 リニアモータ駆動時の発熱に起因する歪みの発生を防止できる。
【解決手段】 駆動軸周りに環状に巻かれ、該駆動軸方向に並ぶ複数の固定子コイル3と、固定子コイルの内側に設けた固定子ヨーク5と、固定子ヨーク5が固定される支持部材1と、固定子コイル3と固定子ヨーク5との間に設けられ、固定子コイル3と固定子ヨーク5とを電気的に絶縁する絶縁部材2と、固定子コイル3と相互作用して駆動軸方向に推力を発生する可動子とを備えたリニアモータにおいて、固定子ヨーク5及び絶縁部材2が駆動軸方向で分割され、各分割位置にギャップ6を有して配列されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 駆動軸周りに環状に巻かれ、該駆動軸方向に並ぶ複数の固定子コイル3と、固定子コイルの内側に設けた固定子ヨーク5と、固定子ヨーク5が固定される支持部材1と、固定子コイル3と固定子ヨーク5との間に設けられ、固定子コイル3と固定子ヨーク5とを電気的に絶縁する絶縁部材2と、固定子コイル3と相互作用して駆動軸方向に推力を発生する可動子とを備えたリニアモータにおいて、固定子ヨーク5及び絶縁部材2が駆動軸方向で分割され、各分割位置にギャップ6を有して配列されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、半導体リソグラフィ工程等の高精度な加工に用いられる移動装置に好適なリニアモータ、これを用いたステージ装置及び露光装置、並びにデバイス製造方法に関する。
図10は、半導体リソグラフィ工程等で使用される露光装置の概略の構成を示す図である。光源111より発せられ、原版112を通過した露光光は、投影光学系113によって所定倍率で縮小され基板114上に焦点を結ぶ。基板114は移動ステージ115に載置され、移動ステージ115を駆動することにより基板114の所定個所に原版112のパターンを露光することができる。このような移動ステージ115の駆動には高い移動精度と移動速度が要求され、近年ではその駆動機構にリニアモータを用いることが検討されている。
この種のリニアモータとして、例えば特許文献1に示されているような、永久磁石を複数配列した可動子を用いたリニアモータが提案されている。また、そのようなリニアモータに、駆動時の発熱を防止するための冷却機構を設けたものも提案されている。このようなリニアモータについて図8及び図9を参照して説明する。図8は、(a)リニアモータの外観と、(b)駆動軸に垂直な方向の断面を示す模式図であり、図9はリニアモータ固定子の駆動軸方向の断面を示す模式図である。
101は支持部材であり、固定子全体を支持する構造体である。102は絶縁部材であり、固定子コイル103と固定子ヨーク105が電気的にショートすることを防ぐとともに、固定子コイル103の位置決めの役割を果たしている。103は可動子の駆動軸方向に等間隔で並べられている複数もしくは多数の固定子コイルであり、略四辺形形状の角筒の環状コイルである。104はコイル冷却用の冷媒媒体を通すための冷却媒体流路であり、支持部材101内に形成されている。なお、冷却媒体流路104は、図示したように一本であっても良いし、複数であってもよい。
105は固定子ヨークであり、可動子が有する可動子磁石と対向して配置される。固定子ヨーク105は、可動子の動きを妨げる磁気ヒステリシスやうず電流の発生を防止するために、保磁力の低い軟鉄系部材、例えばパーマロイ鋼板や、ケイ素鋼板等を積層して形成される。固定子コイル103は、上記支持部材に接合された固定子ヨークに更に接合された絶縁部材に接合されている。
リニアモータ可動子は、いわゆるハルバッハ配列で駆動軸方向に配列された複数の永久磁石(可動子マグネット106)で構成される。すなわち、可動子マグネット106は、略角筒状の筒内部に2周期の略サイン波磁界を発生させるようにマグネット固定板107に取り付けられる。マグネット固定板107は4面よりなる筒状に連結され、マグネット固定板107の各面に可動子マグネット106が装着される。108は可動子腕であり、基板114を載置する基板ステージ等に連結される。これにより、可動子腕108に連結された基板ステージにアクチュエータの動力が伝わることになる。
特開2003−116260号
以上のような構造のリニアモータを駆動すると、冷却媒体流露104が設けられてはいるものの、固定子コイル105によるある程度の発熱は避けることができない。上述したような、駆動軸周りに環状に巻いた固定子コイル103と支持部材101の間に固定子ヨーク105と絶縁部材102を有するリニアモータ固定子において、固定子ヨーク105の線膨張係数と当該固定子ヨーク105に接着された絶縁部材102の線膨張係数は異なる。このため、モータ駆動時における固定子コイルの発熱と上記線膨張係数差に起因して固定子ヨーク105と絶縁部材102にバイメタル変形が生じてしまう。
例えば、上述のリニアモータにおいて、支持部材101(アルミ(Al))、固定子ヨーク105(珪素鋼)と、そのヨークに接着された絶縁部材102がモータ駆動時に発生する熱歪みによりバイメタル変形を起こす。そして、このようなバイメタル変形による、支持部材101と固定子ヨーク105における歪みの発生が問題となっている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、リニアモータ駆動時の発熱に起因する歪みの発生を防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明によるリニアモータは以下の構成を備える。即ち、
駆動軸周りに環状に巻かれ、該駆動軸方向に並ぶ複数の固定子コイルと、
前記固定子コイルの内側に設けた固定子ヨークと、
前記固定子ヨークが固定される支持部材と、
前記固定子コイルと前記固定子ヨークとの間に設けられ、該固定子コイルと該固定子ヨークとを電気的に絶縁する絶縁部材と、
前記固定子コイルと相互作用して前記駆動軸方向に推力を発生する可動子磁石とを備えたリニアモータであって、
前記固定子ヨーク及び前記絶縁部材が前記駆動軸方向で分割され、各分割位置にギャップを有して配列されていることを特徴とする。
駆動軸周りに環状に巻かれ、該駆動軸方向に並ぶ複数の固定子コイルと、
前記固定子コイルの内側に設けた固定子ヨークと、
前記固定子ヨークが固定される支持部材と、
前記固定子コイルと前記固定子ヨークとの間に設けられ、該固定子コイルと該固定子ヨークとを電気的に絶縁する絶縁部材と、
前記固定子コイルと相互作用して前記駆動軸方向に推力を発生する可動子磁石とを備えたリニアモータであって、
前記固定子ヨーク及び前記絶縁部材が前記駆動軸方向で分割され、各分割位置にギャップを有して配列されていることを特徴とする。
以上の構成によれば、リニアモータ駆動時の発熱に起因する歪みの発生を防止することができる。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態のリニアモータは、その固定子に環状コイル、特に直線部を有する角筒型のコイルを持つリニアモータであり、温度上昇に伴ってバイメタル変形が発生する固定子ヨークと絶縁部材を等間隔もしくは非等間隔に分割し、その変形量を抑える。これにより、支持部材(Al)に対して一定の熱歪量に抑えることができ、推力を安定させることを可能とする。
第1実施形態のリニアモータは、その固定子に環状コイル、特に直線部を有する角筒型のコイルを持つリニアモータであり、温度上昇に伴ってバイメタル変形が発生する固定子ヨークと絶縁部材を等間隔もしくは非等間隔に分割し、その変形量を抑える。これにより、支持部材(Al)に対して一定の熱歪量に抑えることができ、推力を安定させることを可能とする。
以下に第1実施形態を説明する。図1は、(a)第1実施形態によるリニアモータ固定子の外観と、(b)リニアモータ固定子の駆動軸に垂直な方向の断面を示す模式図である。また、図2は、(a)第1実施形態によるリニアモータ固定子の固定子コイルを除いた状態の外観と、(b)リニアモータ固定子の駆動軸方向の断面を示す図である。なお、図2(a)ではギャップを明瞭に示すべくギャップ部分を強調して描いているが、環状コイルの間隔は(b)に示されるように全て等間隔である。
本実施形態のリニアモータの外観および構成は図8及び図9により説明したリニアモータと同様であり、図1及び図2に示されるように、支持部材1(図8の101に対応する)、絶縁部材2(図8の102に対応する)、固定子コイル3(図8の103に対応する)、冷却媒体流路4(図8の104に対応する)、固定子ヨーク5(図8の105に対応する)を具備する。なお、リニアモータ可動子は上述の従来例のものと同一であるので図示及び説明を省略する。
本実施形態のリニアモータ固定子の断面を示す図2(b)と上記従来例によるリニアモータ固定子の断面を示す図9との比較から明らかなように、本実施形態のリニアモータ固定子はギャップ6を有し、絶縁部材2及び固定子ヨーク5を駆動軸方向に分割していることを特徴とする。
本実施形態のリニアモータ固定子の断面を示す図2(b)と上記従来例によるリニアモータ固定子の断面を示す図9との比較から明らかなように、本実施形態のリニアモータ固定子はギャップ6を有し、絶縁部材2及び固定子ヨーク5を駆動軸方向に分割していることを特徴とする。
例えば、図2の例では、固定子ヨーク5及び絶縁部材2を3つに分割しているので、夫々の熱による歪み量も1/3となる。このように、上記構成によれば、駆動時のコイルの発熱による剛体の変形、つまり、線膨張係数による固定子ヨーク5と絶縁部材2との間のバイメタル変形、及び、歪みの発生が減少され、絶縁部材2の割れやはがれを抑えることが可能となる。
なお、固定子ヨーク5及び絶縁部材2の分割位置(ギャップ間の固定子コイルの数)は図示のものに限られないことはいうまでもない。また、全て同一の間隔でギャップ6を設ける必要もない。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、固定子ヨークと絶縁部材を全て同一位置で分割していた。第2実施形態では、固定子ヨークと絶縁部材の分割位置を部分的に一致させ、絶縁部材を固定子ヨークよりも細かく分割する。すなわち、固定子ヨークの全ての分割位置は絶縁部材における分割位置と一致するが、絶縁部材には固定子ヨークの分割位置と一致しない位置にも分割位置を存在させる。
上記第1実施形態では、固定子ヨークと絶縁部材を全て同一位置で分割していた。第2実施形態では、固定子ヨークと絶縁部材の分割位置を部分的に一致させ、絶縁部材を固定子ヨークよりも細かく分割する。すなわち、固定子ヨークの全ての分割位置は絶縁部材における分割位置と一致するが、絶縁部材には固定子ヨークの分割位置と一致しない位置にも分割位置を存在させる。
図3は第2実施形態による固定子ヨークの駆動軸方向の断面を示す図である。図3において図1、2と同じ符号は同一の構成要素を示す。第2実施形態においては、第1実施形態よりも細かく絶縁部材を駆動軸方向に分割する。特に第2実施形態では、絶縁部材2を全ての固定子コイル間で分割し、ギャップ6を設けて配置している。この構成によれば、絶縁部材の熱による歪み、膨張の影響をさらに低減することができる。 その他は第1実施形態と同様である。
<第3実施形態>
図4に第3実施形態を示す。第3実施形態では、ギャップ間の固定子コイルの数を1とする。すなわち、全ての固定子コイル間において、固定子ヨーク5と絶縁部材7を分割し、ギャップを設ける。第3実施形態によれば、固定子ヨークの変形が低減され、固定子全体の変形をさらに抑えることができる。その他は実施形態1と同様である。
図4に第3実施形態を示す。第3実施形態では、ギャップ間の固定子コイルの数を1とする。すなわち、全ての固定子コイル間において、固定子ヨーク5と絶縁部材7を分割し、ギャップを設ける。第3実施形態によれば、固定子ヨークの変形が低減され、固定子全体の変形をさらに抑えることができる。その他は実施形態1と同様である。
<第4実施形態>
第4実施形態では、更に支持部材1を駆動軸方向に分割し、支持部材の熱変形による影響をも低減する。図5に第4実施形態を示す。図5において図1〜図4と同じ符号は同一の構成要素を示す。
第4実施形態では、更に支持部材1を駆動軸方向に分割し、支持部材の熱変形による影響をも低減する。図5に第4実施形態を示す。図5において図1〜図4と同じ符号は同一の構成要素を示す。
第4実施形態では、第1実施形態の構成において、固定子ヨーク5及び絶縁部材7の分割位置で支持部材1を分割する。分割された支持部材1は、連結部材14によって連結、固定されており、これにより冷却媒体流路4を確保し、モジュール化されている。これにより、固定子が長尺になった場合でも支持部材1の変形を抑えることが可能となる。この結果、支持部材1の形状が安定し、固定子全体の変形を抑えることができる。なお、冷却媒体流路に冷却管を用いてもよい。また、連結部材14は、例えば金属製のパイプで形成し、これが各支持部材1を駆動軸方向に貫通して、各支持部材1を図示の状態に保持するようにしても良いし、セラミックス材料等で形成されたリング状のスペーサを連結部材14とし、これを各支持部材1の間に挟み込み、接着により支持部材1と連結部材14それぞれを固定するようにしても良い。その他は第1実施形態と同様である。
<第5実施形態>
図6に第5実施形態を示す。図6において図1〜図5と同じ符号は同一の構成要素を示す。
図6に第5実施形態を示す。図6において図1〜図5と同じ符号は同一の構成要素を示す。
第5実施形態では、第2実施形態の構成において、固定子ヨーク5の分割位置で支持部材1を分割する。その他は第4実施形態と同様である。
<第6実施形態>
図6に第6実施形態を示す。図6において図1〜図5と同じ符号は同一の構成要素を示す。
図6に第6実施形態を示す。図6において図1〜図5と同じ符号は同一の構成要素を示す。
第6実施形態では、第3実施形態の構成において、固定子ヨーク5及び絶縁部材2の分割位置で支持部材1を分割する。その他は第5実施形態と同様である。
なお、上述した各実施形態のリニアモータを図10で説明したような露光装置のステージ装置等の駆動に利用可能であることは当業者には明らかであろう。
以上各実施形態により説明したように、固定子ヨーク5及び絶縁部材2を駆動軸方向に分割することにより、或いは更に支持部材1も駆動軸方向に分割することにより、駆動時のコイルの発熱による剛体の変形、つまり、線膨張係数による固定子ヨーク5と支持部材1の間、固定子ヨーク5と絶縁部材2との間のバイメタル問題による変形、及び、歪みの発生を減少することができる。これにより、絶縁スペーサ(絶縁部材)の割れ、はがれを抑えることが可能となる。また、高効率の環状コイルリニアモータを提供できる。
例えば、絶縁部材2としての絶縁スペーサに窒化アルミニウム、固定子ヨーク5に珪素鋼、支持部材1にアルミニウムを用いた場合で、固定子の長さを1000mm、コイルが発熱し、50℃になったとすると、リニアモータ端での膨張は、窒化アルミニウムが0.225mm、珪素鋼が0.6mm、アルミニウムが1.16mmとなる。この時、第4実施形態(図5)で示したように、それぞれの部材を3つに等分割したとすると、各々の膨張量も1/3となる。よって、歪みも1/3に低減することが可能となる。
なお、上述の実施形態によれば、絶縁部材の分割数≧固定子ヨークの分割数≧支持部材の分割数であり、支持部材の全ての分割位置は固定子ヨークの分割位置と一致しており、固定子ヨークの全ての分割位置は絶縁部材の分割位置と一致する。この条件を満足する範囲で、固定子ヨーク5、絶縁部材2、支持部材1の分割位置については種々のバリエーションが考えられることはいうまでもない。
また、上記各実施形態では、可動側に永久磁石を設けた、いわゆるムービングマグネットタイプのリニアモータを示したが、可動側にコイルを設けたムービングコイルタイプのリニアモータとしても構成可能である。また、上記実施形態では角筒型のリニアモータを示したが、円筒型のリニアモータでもよい。
図11は、本発明に係る露光装置を利用した半導体デバイスの製造プロセスのフローを示す図である。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク作製)では設計した回路パターンに基づいてマスクを作製する。
一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記のマスクとウエハを用いて、上記の露光装置によりリソグラフィ技術を利用してウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ5によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、ステップ7でこれを出荷する。
上記ステップ4のウエハプロセスは以下のステップを有する。ウエハの表面を酸化させる酸化ステップ、ウエハ表面に絶縁膜を成膜するCVDステップ、ウエハ上に電極を蒸着によって形成する電極形成ステップ、ウエハにイオンを打ち込むイオン打ち込みステップ、ウエハに感光剤を塗布するレジスト処理ステップ、上記の露光装置によって回路パターンをレジスト処理ステップ後のウエハに転写する露光ステップ、露光ステップで露光したウエハを現像する現像ステップ、現像ステップで現像したレジスト像以外の部分を削り取るエッチングステップ、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除くレジスト剥離ステップ。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
Claims (11)
- 駆動軸周りに環状に巻かれ、該駆動軸方向に並ぶ複数の固定子コイル(3)と、
前記固定子コイルの内側に設けた固定子ヨーク(5)と、
前記固定子ヨークが固定される支持部材(1)と、
前記固定子コイルと前記固定子ヨークとの間に設けられ、該固定子コイルと該固定子ヨークとを電気的に絶縁する絶縁部材(2)と、
前記固定子コイルと相互作用して前記駆動軸方向に推力を発生する可動子磁石(106)とを備えたリニアモータであって、
前記固定子ヨーク及び前記絶縁部材が前記駆動軸方向で分割され、各分割位置にギャップを有して配列されている(Fig.2-7)ことを特徴とするリニアモータ。 - 前記固定子ヨークと前記絶縁部材の分割位置が少なくとも部分的に一致しており、
各分割位置が前記駆動軸方向に隣接する固定子コイルの間に設けられる(Fig.2-7)ことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。 - 前記固定子ヨークと前記絶縁部材の分割位置が全て一致しており、前記分割位置が所定数の固定子コイル毎に設けられる(Fig.2,4,5,7)ことを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。
- 前記絶縁部材の分割数が前記固定子ヨークの分割数よりも多い(Fig.3,6)ことを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。
- 前記絶縁部材は各固定子コイル間で分割され、前記固定子ヨークは2以上の所定数毎の固定子コイル間で分割されることを特徴とする請求項4に記載のリニアモータ。
- 前記支持部材が、前記固定子ヨークの分割位置において分割され、連結部材で連結されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のリニアモータ。
- 前記分割位置が等間隔に配置されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のリニアモータ。
- 前記固定子コイルは直線部を有する環状コイルであり、
前記可動子磁石は複数の平面磁石列で構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のリニアモータ。 - 請求項1乃至8のいずれかに記載のリニアモータを備え、該リニアモータによって駆動されるステージ装置。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載のリニアモータを備え、該リニアモータによって駆動されるステージ装置を備えた露光装置。
- 請求項10の露光装置によってデバイスを製造する工程を有するデバイス製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003352543A JP2005117866A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | リニアモータ、ステージ装置、露光装置、並びにデバイス製造方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009267406A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Asml Netherlands Bv | リソグラフィ装置およびデバイス製造方法 |
ITBS20090110A1 (it) * | 2009-06-18 | 2010-12-19 | Gimatic Spa | Motore elettrico lineare |
KR20110025104A (ko) * | 2009-09-01 | 2011-03-09 | 에스엠시 가부시키가이샤 | 전자 액추에이터 |
CN102931769A (zh) * | 2011-08-12 | 2013-02-13 | 大银微系统股份有限公司 | 无铁芯线圈的流体冷却机构 |
-
2003
- 2003-10-10 JP JP2003352543A patent/JP2005117866A/ja not_active Withdrawn
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