JP2005117539A - 一般家庭用電気機器の遠隔制御装置所在位置検出法 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般家庭用電気機器本体に付属する、遠隔制御(リモコン)装置等の本体付属品の所在位置を示す機能を非常に簡単で安価な構成で提供する。
【解決手段】一般家庭用電気機器本体は、通信媒体として電波または超音波信号を発信する機能を有し、前記本体を遠隔より操作する遠隔制御(リモコン)装置等の本体付属装置は、前記本体から発信された信号を受信・識別する機能を有し、さらに受信した信号が自身への信号と識別した前記本体付属装置は、自身の所在位置が明確になるように、前記一般家庭用電気機器本体を操作しようとしている人間が知覚することが可能な可聴音、可視光または機械的振動を発する機能を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、一般家庭用電気機器本体と、その本体を遠隔より操作する遠隔制御(リモコン)装置間の通信技術に関する。
近年一般消費者を購買対象とする家庭用電気機器において、上記家庭用電気機器本体を制御する機能が、本体から、本体を遠隔より操作する遠隔制御(リモコン)装置へ移ってきている。このような家庭用電気機器には、テレビ、ビデオレコーダ(ビデオデッキ)、空調装置(クーラー)、音響(オーディオ)機器、照明装置等があり、最近ではハードディスク/DVDレコーダなどが出始めている。
このような一般家庭用電気機器本体と、その本体を遠隔より操作する遠隔制御(リモコン)装置の通信は、通常リモコン装置から本体への片方向通信であり、通信媒体としては指向性が比較的強く、情報量を可聴音より多く送信可能な超音波が広く用いられている。
さて、この様な一般家庭用電気機器本体と、その本体を遠隔より操作する遠隔制御(リモコン)装置において、通信技術の近年の発達により本体の制御は殆ど通常本体付属品であるリモコン装置だけで実行され得るようになってきている。甚だしい場合には、本体自体に本体制御機能が殆ど付加されておらず、本体の完全制御はリモコン装置のみで可能な機器も往々に見かけられる。通常手の届きにくい所に設置されるクーラー等の空調装置には、特にその傾向が特に強い。その結果、リモコン装置を紛失すると本体制御が殆ど困難になる傾向が益々強まって来ている。
家庭用電気機器本体は通常一定の位置に設置され移動されることは殆どないが、本体付属品であるリモコン装置はその目的より通常頻繁に移動され、往々にしてその所在が不明になる。また視覚障害者が探し出すのが困難な結果にもなる。その結果、短期的には本体の制御が困難になり、しばしば甚だしい被害を受け、長期的には新しいリモコン装置を購入することもあり得、購買者に金銭的負担を与え、さらに資源の浪費を引き起こす。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、一般家庭用電気機器本体と、その本体を遠隔より操作するリモコン装置間の通信により、リモコン装置の現在位置を明確にする手段を提供する。
さらに家庭用電気機器本体または携帯電話機やPHSを利用し、前記本体専用のリモコン装置だけでなく、前記リモコン装置以外の所在位置が不明になりやすい前記本体専用の付属装置や、ある特定な重要物の所在位置を検出する機能を与える手段を提供する。
本発明に基づく一般家庭用電気機器本体は、通信媒体として電波または超音波信号を発する機能を有し、前記本体を遠隔より操作する遠隔制御(リモコン)装置は、前記本体から発信された信号を受信・識別する機能を有し、さらに受信した信号が自身への信号と識別した前記リモコン装置は、自身の所在位置が明確になるように、前記一般家庭用電気機器本体を操作しようとしている人間が知覚することが可能な可聴音、可視光または機械的振動を発する機能を有することを特徴とする。
本発明に基づく一般家庭用電気機器本体は、通信媒体として電波または超音波信号を発する機能を有し、遠隔制御(リモコン)装置以外の前記本体付属品、または前記本体に何等関係のない電気機器に取り付けられた前記本体専用の知覚信号発生器は、前記本体から発生された信号を受信・識別する機能を有し、さらに前記本体から発せられた信号を自身への信号と識別した場合、自身の所在位置が明確になるように、人間が知覚することが可能な可聴音、可視光または機械的振動を発する機能を有することを特徴とする。
本発明に基づく知覚信号発生装置は、携帯電話またはPHSから発信可能な電波を受信・識別する機能を有し、さらに受信した信号が自身への信号と識別した場合、自身の所在が明確になるように、人間が知覚することが可能な可聴音、可視光または機械的振動を発する機能を有することを特徴とする。
一般家庭用電気機器本体において、前記一般家庭用電気機器本体を遠隔より操作する遠隔制御(リモコン)装置等の前記本体の付属装置は、しばしばその所在位置が不明になる。その結果、短期的には本体の制御が困難になり、しばしば甚だしい被害を受け、長期的には新しいリモコン装置を購入することもあり得、購買者に金銭的負担を与え、さらに資源の浪費等の様々な不利益を引き起こす。
このような場合、一般家庭用電気機器本体に付属している簡単な機能を実行することで、付属装置が人間に知覚可能な可聴音を発生するため、その所在位置が視覚障害者にも簡単に確認されるため、上記不利益を無くしたバリアフリーな一般家庭用電気機器が非常に簡単な構成で実現できる。
さらに前記付属装置が人間に知覚可能な可視光を発生する機能を与えることで、前記付属装置の所在位置が聴覚障害者にも簡単に確認されるため、上記不利益を無くしたバリアフリーな一般家庭用電気機器が非常に簡単な構成で実現できる。
これにも増して、一般家庭用電気機器本体に付属している簡単な機能を実行することで、前記本体の例えば遠隔制御(リモコン)装置等の付属装置が人間に知覚可能な可聴音や、可視光、または機械的振動を発生し、その所在位置が容易に確認されるため、前記本体付属品の所在位置をしばしば忘れたり、前記本体周りの環境を前記付属品が見つけることが出来ないような状態にしてある本体操作者も、非常に簡単な構成の本発明で最も利益を受けることが出来る。
また本発明が適用される以前の一般家庭用電気機器本体の付属品に、本発明が提供する知覚信号発生装置を装着することで、携帯電話やPHSからの電波信号により、前記知覚信号発生装置が人間に知覚可能な信号を発信するため、その所在位置が簡単に確認されるため、上記不利益を無くした、バリアフリーで、環境に配慮したシステムを非常に簡単な構成で提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に基づく一般家庭用電気機器本体と、その本体に付属する付属装置の複合システムを示す一例である。この図1では、1の一般家庭用電気機器本体としてテレビが選ばれており、本体に付属する2の付属装置としては本体を遠隔より操作する遠隔制御(リモコン)装置が選ばれている。
図中、3は従来の最低限のテレビ制御を実行する操作部であり、4は本発明に必要な第1の素子である押しボタン式スイッチを示し、5は電波6を発信するための電波発信素子(アンテナ)である。一般家庭用電気機器本体に関して外部に現れる、本発明が要求する素子は上記2つのみである。
図中、7は従来のリモコン装置に付加された電波受信素子(アンテナ)であり、8も同様に従来のリモコン装置に付加された可聴音発生装置(スピーカ)である。一般家庭用電気機器本体に付属したリモコン装置に関して外部に現れる、本発明が要求する素子は上記2つのみである。
いま、リモコン装置の所在位置が不明になったとき、4が示すスイッチをオンにしたとする。そうすると、家庭用電気機器本体はリモコン装置に識別される電波を発生する。一方、リモコン装置は継続的に電波を受信しており、ある電波を受信しこれが自身への信号であると識別すると、スピーカを駆動し可聴音を発生する。これによりリモコン装置の所在位置を明確にすることが可能になる。この可聴音はユーザがリモコン側か、本体側のスイッチを切るまで継続する。
家庭用電気機器本体、及び本体付属リモコン装置の上記機能を実現する本発明の内部構成を示すものが図2である。図2中、1は家庭用電気機器本体、2はリモコン装置、それぞれの内部の本発明に関わる部分のみの構成図を示す。
この図で、押しボタン式スイッチ4をオンにすると、本体内部電源9からの識別信号発生器10、電波発信駆動部11へ電力が供給される。通常時、10及び11へ電力を供給しないのは、漏れ電流による電力の浪費を防ぐためである。電力を供給された識別信号発生器は、本体付属品であるリモコン装置で識別可能な識別信号を発生し、発生された信号は電波発信駆動部で必要な電力を持つ信号へ増幅され、電波発信素子5へ伝達され、アンテナを介して電波6として発信される。
一方、本体付属装置であるリモコン装置は、電波受信素子(アンテナ)7を通して常に電波を受信しており、受信電波識別部14で電波をチューニングし、受信電波が自身に発せられたものかを識別している。電波が自身へ発せられたものと判断した場合は、電気信号を発し、付属装置リモートスイッチ13をオンにする。このスイッチがオンになると付属装置電源12より、可聴音駆動装置15へ電力が供給される。通常時、15へ電力を供給しないのは、漏れ電流による電力の浪費を防ぐためである。電力を供給された可聴音駆動装置は必要な周波数や振幅、さらには波形を持つ電気的音声信号を形成し、可聴音発生装置(スピーカ)8を介し音声信号として発信する。
上記音信信号は、図2中には銘記していない付属の音声信号切りスイッチを切り替えることにより付属装置リモートスイッチをオフにし、音声信号発生を中止でき、本体から継続して発信されている付属品への信号の識別は中止するような機構を持たせる。さらに本体4の押しボタン式スイッチをオフにし、識別電波の受信が中断された場合にも付属装置リモートスイッチをオフにし、音声信号発生を中止できるような機構も持たせる。
本実施例では付属装置が発する人体が知覚出来る信号を可聴音としているが、聴覚障害者が認識できるように光であっても構わない。この光は駆動部で充電・放電を繰り返して発信するスパーク光であっても良い。さらに機械的振動であっても本発明の目的は達せられる。
本体がテレビの場合、その付属品であるリモコン装置から本体への通信媒体としては通常超音波が使用されるのに対して、本実施例では本体からリモコン装置への信号に電波を使用している。これは、超音波は指向性が強く、また物質への透過率、反射率等で電波に劣るからである。これより、いま現在の所在位置が不明な付属品の位置検出には不向きであるかとが分かる。しかし、感度は悪くなるが使用出来ないことはないので、本体からリモコン装置への信号媒体を電波から超音波に置き換えることも可能である。
本実施例では一般家庭用電気機器本体をテレビとしているが、これをビデオレコーダ(ビデオデッキ)、空調装置(クーラー)、音響(オーディオ)機器、照明装置等、ハードディスク/DVDレコーダ、またはパーソナル・コンピュータとしても良い。
さらに本実施例の特殊な用途として、本体を自動車等の輸送機器制御装置、付属装置を上記キー、さらに本体をパーソナル・コンピュータ、付属装置を無線マウスにするなどの応用例も考えられる。
実施例1では一般家庭用電気機器本体と、その本体に付属する付属装置双方に本発明が必要とする改良を加えることで本発明の機能が整えられる。しかし、本発明が必要とする改良を本体に加えられていない付属品や、どの装置の付属品でも無く、それ自体が小型の電気機器本体の所在位置検出には、本発明の機能を使用することが出来ない。
実施例2では、本発明が必要とする改良を加えられた一般家庭用電気機器本体を利用して、その付属品とすべき小型の「知覚信号発生装置」を提供し、その「知覚信号発生装置」を上記付属装置や、小型の電気機器本体に装着することで、上記問題を解決する手段を与える。
図3は実施例2としての本発明に基づく一般家庭用電気機器本体と、その本体に付属する「知覚信号発生装置」の複合システムを示す一例である。この実施例では1を一般家庭用電気機器本体として、その具体例を特に指定しない。16は内部電源を持つ「知覚信号発生装置」で、17は内部電源を持たない「知覚信号発生装置」であり、どちらも本体としての一般家庭用電気器の付属装置、または単独で購入が可能な一般家庭用電気器の備品と位置づける。
この図で押しボタン式スイッチ4をオンにすると、本体内部電源9からの識別信号発生器10、電波発信駆動部11へ電力が供給される。通常時、10及び11へ電力を供給しないのは、漏れ電流による電力の浪費を防ぐためである。電力を供給された識別信号発生器は、本体付属品であるリモコン装置で識別可能な識別信号を発生し、発生された信号は電波発信駆動部で必要な電力を持つ信号へ増幅され、電波発信素子5へ伝達され、アンテナを介して電波6として発信される。
一方、本体付属装置である「知覚信号発生装置」は、電波受信素子(アンテナ)7を通して常に電波を受信しており、受信電波識別部14で電波をチューニングし、受信電波が自身に発せられたものかを識別している。電波が自身へ発せられたものと判断した場合は、電気信号を発し、付属装置リモートスイッチ13をオンにする。このスイッチがオンになると、内部電源16を持つ「知覚信号発生装置」では18の知覚信号発生装置内部電源より、内部電源17を持たない「知覚信号発生装置」では外部電源より可聴音駆動装置15へ電力が供給される。
通常時、15へ電力を供給しないのは漏れ電流による電力の浪費を防ぐためである。電力を供給された可聴音駆動装置は、必要な周波数や振幅、さらには波形を持つ電気的音声信号を形成し、可聴音発生装置(スピーカ)8を介して音声信号として発信する。
本実施例が示す「知覚信号発生装置」は、その最低限な機能が上記電波の受信、識別、可聴音発生だけとし、装置の小型化が図られ、他の付属装置や他の小型電気機器に装着し易いようにされてある。17が示す「知覚信号発生装置」では内部電源を持たず、外部電源を使用することでさらに小型化が図られている。この実施例では、電源の引出部19には、2線テープ電線20、引出端子21としては導電性薄型端子が使用され、他装置や付属装置の電源として電池を想定した場合、引出電線が配線しやすいように工夫されている。
実施例1では一般家庭用電気機器本体と、その本体に付属する付属装置双方に本発明が必要とする改良を加えることで本発明の機能が整えられる。また実施例2では一般家庭用電気機器本体に本発明が必要とする改良を加え、「知覚信号発生装置」を備え、それを本体付属品等に装着することで本発明の機能が整えられる。しかしどちらの場合でも、本発明が必要とする改良を一般家庭用電気機器本体に加えられていない場合には、本発明の機能を応用することができない。
本実施例では、1)他の一般家庭用電気機器専用付属装置の所在位置検出を実行させるための専用のスイッチ、2)このスイッチを操作(オン)することにより、一般家庭用電気機器専用に製作された付属装置に識別される電波、または音波を付属装置へ発する機能、の2つの機能を有した「識別信号発生装置」と、他の一般家庭用電気機器専用に作成され、本発明が必要とする改良を加えられた付属装置を備えることで、本発明の機能を与える方法を示す。
図4は実施例3としての本発明に基づく「識別信号発生装置」と、他の一般家庭用電気機器専用に製作された付属装置の複合システムを示す一例である。この図で、22は識別信号発生装置、23は識別信号発生電源である。
識別信号発生装置に装着されている、押しボタン式スイッチ4をオンにすると、識別信号発生電源23から識別信号発生器10、電波発信駆動部11へ電力が供給される。通常時、10及び11へ電力を供給しないのは漏れ電流による電力の浪費を防ぐためである。電力を供給された識別信号発生器は、本体付属品で識別可能な識別信号を発生し、発生された信号は電波発信駆動部で必要な電力を持つ信号へ増幅され、電波発信素子5へ伝達され、アンテナを介して電波6として発信される。
一方、一般家庭用電気機器専用に製作された付属装置は、電波受信素子(アンテナ)7を通して常に電波を受信しており、受信電波識別部14で電波をチューニングし、受信電波が自身に発せられたものかを識別している。電波が自身へ発せられたものと判断した場合は、電気信号を発し付属装置リモートスイッチ13をオンにする。このスイッチがオンになると付属装置電源12より、可聴音駆動装置15へ電力が供給される。通常時、15へ電力を供給しないのは漏れ電流による電力の浪費を防ぐためである。電力を供給された可聴音駆動装置は、必要な周波数や振幅、さらには波形を持つ電気的音声信号を形成し、可聴音発生装置(スピーカ)8を介し音声信号として発信する。
本実施例では、実施例3で示した本発明に基づく「識別信号発生装置」、実施例2で示した本発明に基づく「知覚信号発生装置」を備えることで、一般家庭用電気機器本体、その本体に付属する付属装置双方に本発明が必要とする改良を加えられていない場合での、本発明の機能を与える手段を提供する。
図5は実施例4としての本発明に基づく「識別信号発生装置」と、「知覚信号発生装置」である。識別信号発生装置のについては実施例3で、知覚信号発生装置については実施例2で、それぞれの機能と役割について詳細に説明されているため、ここでは再度の説明を割愛する。
本実施例では、電波発信が可能な携帯電話やPHSといった既存の装置を利用し、他の一般家庭用電気機器専用に作成され、本発明が必要とする改良を加えられた付属装置を備えることで、本発明の機能を与える方法を示す。
図6は実施例5としての本発明に基づく構成図を示す。図6中、24は携帯電話を示す。いま、この電話機が持つトランシーバ機能や、使用されていない番号を利用し、電波発信素子(アンテナ)5を介して電波6が発信される。
一方、一般家庭電気機器専用の例えばリモコン装置のような図中2の本体付属装置は、電波受信素子(アンテナ)7を通して常に電波を受信しており、携帯電話電波識別装置25で電波をチューニングし、受信電波が自身に発せられたものかを識別している。電波が自身へ発せられたものと判断した場合は、電気信号を発し付属装置リモートスイッチ13をオンにする。このスイッチがオンになると、付属装置電源12より可聴音駆動装置15へ電力が供給される。通常時、15へ電力を供給しないのは漏れ電流による電力の浪費を防ぐためである。電力を供給された可聴音駆動装置は、必要な周波数や振幅、さらには波形を持つ電気的音声信号を形成し、可聴音発生装置(スピーカ)8を介し音声信号として発信する。
なお図6中には示していないが、一般家庭電気機器専用の付属装置が例えばリモコン装置の場合、通常装備されている0、1、…、9のキーを利用して、携帯電話からの発信番号に合わせた識別番号を記憶させ、携帯電話からの発信番号と、記憶された識別番号が一致した場合に、受信電波が自身への発信と認識するような機能を携帯電話電波識別装置に持たせることも可能である。
最後の実施例では、電波発信が可能な携帯電話やPHSといった既存の装置を利用し、実施例2、並びに実施例4で示したような本発明に基づく「知覚信号発生装置」を備えることで、一般家庭用電気機器本体、その本体に付属する付属装置双方に本発明が必要とする改良を加えられていない場合での、本発明の機能を与える手段を提供する。
図7は実施例6としての本発明に基づく構成図を示す。図中、24は携帯電話を示す。携帯電話の役割は実施例5と同じため、ここでは説明を省く。さらに、内部電源16を持つ「知覚信号発生装置」、内部電源17を持たない知覚信号発生装置の役割と機能も、実施例2及び実施例4と同じため、同様に説明を省く。
ただし、実施例2及び実施例4では受信信号を識別する機能を受信電波識別部14と置いたのに対して、実施例6では携帯電話電波識別部25とする。両者の違いは、前者が実施例2での本発明に基づく改良を加えた一般家庭電気機器本体か、実施例3での本発明に基づく「識別信号発生装置」からの電波あるいは音波信号を識別するのに対して、後者は、実施例5で示したように携帯電話からの特殊電波を識別する。
従来の一般家庭用電気機器本体と、本体付属装置に本発明を適用した模式図である。 本発明に基づく一般家庭用電気機器本体と、本体付属装置内部の構成模式図である。 本発明に基づく一般家庭用電気機器本体と、本体付属装置「知覚信号発生器」の構成模式図である。 本発明に基づく「識別信号発生器」と、一般家庭用電気機器本体付属装置の構成模式図である。 本発明に基づく「識別信号発生器」と、付属の「知覚信号発生器」の構成模式図である。 本発明に基づく一般家庭用電気機器付属装置内部の構成模式図である。 本発明に基づく「知覚信号発生器」内部の構成模式図である。
符号の説明
1 一般家庭用電気機器本体(テレビ)
2 本体付属装置(リモコン装置)
3 従来の本体操作部
4 押しボタン式スイッチ
5 電波発信素子(アンテナ)
6 電波
7 電波受信素子(アンテナ)
8 可聴音発生装置(スピーカ)
9 本体電源
10 識別信号発生器
11 電波発信駆動部
12 付属装置電源
13 付属装置リモートスイッチ
14 受信電波識別部
15 可聴音駆動装置
16 内部電源を持つ知覚信号発生装置
17 内部電源を持たない知覚信号発生装置
18 知覚信号発生装置内部電源
19 電源引出部
20 2線テープ電線
21 薄型端子
22 識別信号発生装置
23 識別信号発生電源
24 携帯電話
25 携帯電話電波識別部

Claims (14)

  1. 一般家庭用電気機器本体において、前記一般家庭用電気機器本体は通信媒体として本体専用に製作された付属装置に識別される電波または音波を、前記付属装置へ発する機能を有し、前記付属装置は前記一般家庭用電気機器本体から発生された信号を受信・識別する機能を有し、さらに受信した信号が自身への信号と識別した前記付属装置は、自身の所在が明確になるように、前記一般家庭用電気機器本体を操作する人間が知覚できる信号を発する機能を有することを特徴とする一般家庭用電気機器本体とその本体に付属する付属装置の複合システム。
  2. 一般家庭用電気機器本体が、前記本体専用の付属装置の所在位置検出を実行させるための専用のスイッチを有し、前記スイッチを操作することにより、自動的に前記付属装置へ信号を発する機能を有する請求項1に記載の一般家庭用電気機器本体とその本体に付属する付属装置の複合システム。
  3. 人間が知覚可能な付属装置より発生される信号が、可聴音、可視光または機械的振動のどれか1つ、或いはその組み合わせである請求項1又は2に記載の一般家庭用電気機器本体とその本体に付属する付属装置の複合システム。
  4. 付属装置が一般家庭用電気機器本体専用に製作され、前記一般家庭用電気機器本体を遠隔より制御するリモコン装置とする請求項1、2又は3に記載の一般家庭用電気機器本体とその本体に制御される付属装置の複合システム。
  5. 付属装置が一般家庭用電気機器本体専用に製作され、前記一般家庭用電気機器本体から発信された信号を受信・識別する機能と、受信した信号が自身への信号と識別したとき、前記一般家庭用電気機器本体を操作する人間が知覚できる信号を発する機能の、2機能を持った充電型バッテリまたは電池のどちらかの電源を保有する請求項1、2又は3に記載の一般家庭用電気機器本体とその付属装置の複合システム。
  6. 付属装置が一般家庭用電気機器本体専用に製作され、前記一般家庭用電気機器本体から発信された信号を受信・識別する機能と、受信した信号が自身への信号と識別したとき、前記一般家庭用電気機器本体を操作する人間が知覚できる信号を発する機能とを持った充電型バッテリまたは電池のどちらの電源も保有せず、前記電源を他の任意の電気機器より引き出すことが可能な構成を持っている請求項1、2又は3に記載の一般家庭用電気機器本体と、電源を持たないため小型化が実現される付属装置の複合システム。
  7. 一般家庭用電気機器本体が、テレビまたはビデオレコーダまたは空調装置、または音響機器、または照明装置等、またはハードディスク/DVDレコーダ、またはパーソナル・コンピュータである請求項1乃至6のいずれかに記載の一般家庭用電気機器本体とその付属装置の複合システム。
  8. 一般家庭用電気機器本体を、1)他の一般家庭用電気機器専用付属装置の所在位置検出を実行させるための専用のスイッチ、2)前記スイッチを操作することにより、上記一般家庭用電気機器本体以外の一般家庭用電気機器専用に製作された付属装置に識別される電波または音波を前記付属装置へ発する機能を有した識別信号発生装置とする一般家庭用電気機器本体と、他の一般家庭用電気機器付属装置の請求項1乃至6のいずれかに記載の複合システム。
  9. 携帯電話またはPHSから発信可能な電波を受信・識別する機能を有し、さらに受信した信号が自身への信号と識別した場合、自身の所在が明確になるように一般家庭用電気機器本体を操作する人間が知覚できる信号を発する機能を有する一般家庭用電気機器の付属装置。
  10. 人間が知覚可能な一般家庭用電気機器付属装置より発生される信号が、可聴音、可視光または機械的振動のどれか1つ、或いはその組み合わせである請求項9に記載の一般家庭用電気機器付属装置。
  11. 一般家庭用電気機器付属装置が、前記家庭用電気機器を遠隔より制御するリモコン装置とする請求項9または10に記載の一般家庭用電気機器付属装置。
  12. 携帯電話またはPHSから発信可能な電波を受信・識別する機能を有し、さらに受信した信号が自身への信号と識別した場合、自身の所在が明確になるように人間が知覚できる信号を発する機能を有する充電型バッテリまたは電池のどちらかの電源を保有する知覚信号発生装置。
  13. 携帯電話またはPHSから発信可能な電波を受信・識別する機能を有し、さらに受信した信号が自身への信号と識別した場合、自身の所在が明確になるように人間が知覚できる信号を発する機能を有する充電型バッテリまたは電池のどちらの電源も保有せず、前記電源を他の任意の電気機器より引き出すことが可能な、電源を持たないため小型化が実現される構成を持っている知覚信号発生装置。
  14. 人間が知覚可能な信号が、可聴音、可視光または機械的振動のどれか1つ、或いはその組み合わせである請求項12または13に記載の知覚信号発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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