JP2005117504A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像データの広範囲な領域で、属性判定を適切にする場合、構成が簡易であり、高画質で画像形成できる画像処理装置を提供する。
【解決手段】 カラー多値画像の画素毎の第1の輝度信号が原稿読取部101から入力され、第1の輝度信号に対して係数を乗算し、第2の輝度信号が係数乗算部106で演算され、第2の輝度信号に基づいて、注目画素の色属性が画素属性判別部102で判別され、主制御部103において、カラー多値画像における64ラインのバンドを主走査方向に8分割して得られるブロック内の32ラインについて、色属性の配列に従って判定される配列属性を計数し、判定された色属性を計数し、そして、計数された計数値に基づいて、当該ブロックについて、その画像特徴を示すパラメータを算出し、計数された計数値と算出されたパラメータとに応じて、ブロックの画像属性を判定し、判定結果に基づいてバンドの画像属性を判定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、特に、カラー画像データの所定ライン単位で、属性を判別する画像処理装置および画像処理方法に関する。
従来の画像形成装置では、記録速度を向上させるために、様々な手法が用いられている。たとえば、記録部にインクジェット方式を用いた画像形成装置においては、ブラック(Bk)印字用のヘッドを他のカラー印字用ヘッドよりも長尺にし、原稿がモノクロ領域であるかカラー領域であるかを、ライン単位で判別し、モノクロ領域のライン群については、長尺なブラック印字用のヘッドで印字し、カラー画像であっても画像品位を損なうことなく、一度に印字することができる範囲を広げることによって、記録速度を向上させる装置が提案されている(たとえば、特願2002−190546参照)。
しかし、上記従来のインクジェット方式による画像形成装置では、読取部で読み取った輝度信号をそのまま画像処理しているので、読取部で生じるリニアリティのずれによって、本来、モノクロであると判別されるべきライン群が、カラーであると判別されることがあり、この場合には、カラー用のヘッドで印字され、黒が混在するカラー原稿のコピーに時間がかかるという問題がある。
つまり、上記提案されている装置では、画像データの広範囲な領域で、属性判定を適切にする場合、その構成が複雑であり、また、高画質で画像形成することができないという問題がある。
本発明は、画像データの広範囲な領域で、属性判定を適切にする場合、その構成が簡易であり、また、高画質で画像形成することができる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、カラー多値画像における画素毎の第1の輝度信号を入力する入力手段と、上記第1の輝度信号に係数を乗算し、第2の輝度信号を得る係数乗算手段と、上記第2の輝度信号に基づいて、上記画素の色属性を判定する色属性判定手段と、上記色属性判定手段が判定した上記色属性を、注目画素を含む所定領域内の画素分、記憶する色属性記憶手段と、上記カラー多値画像における所定の第1のライン群を、主走査方向に分割して得られる第1のブロック内の所定ライン数の第2のブロックについて、上記色属性記憶手段に記憶されている上記色属性の配列に応じて判定される配列属性を計数する第1の計数手段と、上記色属性判定手段が判定した上記色属性を、上記第2のブロックについて、計数する第2の計数手段と、上記第1の計数手段が計数した計数値と、上記第2の計数手段が計数した計数値とに基づいて、上記第1のブロックについて、画像特徴を示すパラメータを算出するパラメータ算出手段と、上記第1の計数手段が計数した計数値と上記第2の計数手段が計数した計数値と上記パラメータ算出手段が算出したパラメータとに基づいて、上記第1のブロックの画像属性を判定するブロック属性判定手段と、上記ブロック属性判定手段による判定結果に基づいて、上記第1のライン群の画像属性を判定するライン群画像属性判定手段とを有する画像処理装置である。
本発明によれば、簡易な構成で、画像データの広範囲な領域で、属性判定を適切にする場合、その構成が簡易であり、また、高画質で画像形成することができる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とするものである。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画像処理装置100の構成を示すブロック図である。
画像処理装置100は、原稿読取部101と、画素属性判別部102と、主制御部(CPU)103と、記憶部(メモリ)104と、画像処理部105と、係数乗算部106とを有し、これらが互いに、バスを介して接続されている。
原稿読取部101は、CCDやCIS(コンタクトイメージセンサ)によって、原稿のカラー画像データ、すなわち赤(以下「R」という)、緑(以下「G」という)、青(以下「B」という)の多値画像データを読み取り、画素ごとに輝度信号を得る。
図7は、濃度値に対する輝度値の特性を示す図である。
コンシューマ向けのCCDやCISでは、図7に示すように、濃度値に対する輝度値の特性のリニアリティが、RGBの各画像データの間でズレが生じることがある。
濃度値に対する輝度値の特性のリニアリティが、RGBの各画像データの間でズレると、グレー画像を読み取っても、RGBの輝度成分が同じ値で出力されないので、画素属性判別部102が、グレー画像であってもカラー画像であると判別する。
上記リニアリティのズレを低減させるために、原稿読取部101が読み取ったRGBそれぞれの輝度信号データを、係数乗算部106に送り、係数乗算部106では、予め設定されている係数を、輝度成分ごとに乗算し、この乗算された輝度信号を、画素属性判別部102に送る。
具体的には、所定のグレー画像を読み取ったときに、256階調で、カラー画像データR、G、Bの輝度値が、R=95、G=100、B=105であるCCD、CISであれば、上記各輝度値に乗算すべき係数値を、Kr、Kg、Kbとし、Kr=1.05、Kg=1.00、Kb=0.95と設定し、得られた輝度値に、上記各係数値を乗算すると、R=100、G=100、B=100の値が得られる。
また、画素属性判別部102は、原稿読取部101が読み取ったカラー画像データを所定のしきい値と比較することによって、画素毎に属性を判別し、属性ごとに計数する。
主制御部103は、システムバスを介して、画像処理装置100の全体を制御し、画素属性判別部102が計数した属性別計数値を用いて、属性を判定する。また、主制御部103は、記憶部(メモリ)104に接続されている。メモリ104は、主制御部103が所定ライン分の判定を行う際に使用される。画像処理部105は、主制御部103が判定した判定結果を受け、高画質処理を行う。
図2は、画像処理装置100に設けられている画素属性判別部102の詳細な構成を示すブロック図である。
画素属性判別部102は、レジスタ201〜209と、減算器210〜212と、比較器213〜221と、白画素判定部222と、黒画素判定部223と、カラー画素判定部224と、小ウインドウ処理部225と、大ウインドウ処理部226と、孤立カラー計数部227と、エッジカラー計数部228と、ブロックカラー計数部229と、Vカラー計数部230と、黒画素計数部231と、メモリ232とを有する。
レジスタ201〜209は、原稿読取部101が読み取ったカラー画像データの属性を、画素毎に判定するために必要なパラメータ等を格納したDフリップフロップ(DFF)等によって構成され、主制御部103が所定のしきい値を設定する。
WTHR201(しきい値設定レジスタ)、WTHG(しきい値設定レジスタ)202、WTHB(しきい値設定レジスタ)203は、原稿読取部101が出力した各画素データR、G、Bが、白画素であるか否かを判定するためのレジスタである。
そして、WTHR201には、原稿読取部101が出力した画素データのR信号レベルの白画素判定に関する判定レベルが記憶されている。WTHG202には、原稿読取部101が出力した画素データのG信号レベルの白画素判定に関する判定レベルが記憶され、WTHB203には、原稿読取部101が出力した画素データのB信号レベルの白画素判定に関する判定レベルが記憶されている。
さらに、BTHR204、BTHG205、BTHB206、DRG207、DGB208、DRB209は、原稿読取部101が出力した各画素データR、G、Bが黒画素であるか否かを判定するしきい値設定レジスタである。
そして、BTHR204には、原稿読取部101が出力した画素データのR信号レベルの黒画素判定に関する判定レベルが記憶されている。
同様に、BTHG205には、原稿読取部101が出力したG信号レベルの黒画素判定に関する判定レベルが記憶され、BTHB206には、原稿読取部101が出力したB信号レベルの黒画素判定に関する判定レベルが記憶されている。
一方、DRG207は、原稿読取部101が出力した画素データが黒画素であるか否かを判定するしきい値設定レジスタであり、R信号レベルとG信号レベルとの差分の絶対値に関するしきい値が設定されている。
DGB208は、原稿読取部101が出力した画素データが黒画素であるか否かを判定するしきい値設定レジスタであり、原稿読取部101が出力したG信号レベルとB信号レベルとの差分の絶対値に関するしきい値が設定され、DRB209は、原稿読取部101が出力した画素データが黒画素であるか否かを判定するしきい値設定レジスタであり、原稿読取部101が出力したR信号レベルとB信号レベルとの差分の絶対値に関するしきい値が設定されている。
原稿読取部101が読み取ったカラー画像データは、各画素の信号成分毎に、上記しきい値設定レジスタに記憶されているしきい値との比較が行われる。すなわち、白画素判定に関して、入力画素データのR信号レベルと、WTHR201で設定されたしきい値とを、比較器213が比較する。そして、入力画素のR信号レベルが、WTHR201が設定した所定のしきい値よりも大きい場合、条件を満たす信号(“Hiレベル”)を、比較器213が出力する。
これと同様に、入力画素データのG信号レベルと、WTHG202が設定したしきい値とを、比較器214が比較し、入力画素データのB信号レベルと、WTHB203が設定したしきい値とを、比較器215が比較する。それぞれが、WTHG202、WTHB203が設定した所定のしきい値よりも大きい場合、比較器214、215は、条件を満たす信号(“Hiレベル”)を出力する。これによって、入力画素データが白画素であるか否かを判別することができる。
一方、黒画素判定に関しては、まず、入力画素データのR信号レベルと、BTHR204が設定したしきい値とを、比較器216が比較する。そして、入力画素のR信号レベルが、BTHR204が設定した所定のしきい値よりも小さい場合、条件を満たす信号(“Hiレベル”)を、比較器216が出力する。
同様に、入力画素データのG信号レベルは、比較器217によってBTHG205で設定されたしきい値と比較され、入力画素データのB信号レベルは、比較器218によってBTHB206で設定されたしきい値と比較される。それぞれ入力画素データのG信号レベル、B信号レベルが、BTHG205、BTHB206に設定されたしきい値よりも小さい場合、比較器217、218は、条件を満たす信号(“Hiレベル”)を出力する。
さらに、黒画素判定に関して、比較器219、220、221が、入力画素データのR信号レベル、G信号レベル、B信号レベルのそれぞれの差分の絶対値を用いて判定する。
すなわち、入力画素データのR信号レベルとG信号レベルとの差分の絶対値を、減算器210が算出する。そして、DRG207に設定されている黒画素判定に関するR信号レベルとG信号レベルとの差分の絶対値に関するしきい値と、減算器210の演算結果とを比較する。減算器210の演算結果が、DRG207に設定されているしきい値よりも小さければ、比較器219が、条件を満たしていることを示す信号(“Hiレベル”)を出力する。
これと同様にして、比較器220は、減算器211による入力画素データのG信号レベルとB信号レベルとの差分の絶対値の算出結果と、DGB208に設定されている黒画素判定に関するG信号レベルとB信号レベルとの差分の絶対値に関するしきい値とを比較する。
そして、減算器211による演算結果が、DGB208に設定されているしきい値よりも小さければ、条件を満たしていることを示す信号(“Hiレベル”)を出力する。また、比較器221は、減算器212による入力画素データのR信号レベルとB信号レベルとの差分の絶対値の算出結果と、DRB209に設定されている黒画素判定に関するR信号レベルとB信号レベルとの差分の絶対値に関するしきい値とを比較する。そして、減算器212による演算結果が、DRB209で設定されているしきい値よりも小さければ、条件を満たしていることを示す信号(“Hiレベル”)を出力する。
上記のように、各色成分間の差分の絶対値が、所定のしきい値よりも小さければ、条件を満たすようにすることによって、グレー等の無彩色等も、黒画素であると判定することができる。
次に、入力画素データの白、黒、カラー画素判定に関して説明する。
白画素判定部222は、比較器213、214、215の出力信号に基づいて、入力画素の白画素判定を行う。具体的には、比較器213、214、215の全ての出力が、条件を満たす信号(“Hiレベル”の信号)である場合に、入力画素が白画素であると判定し、判定信号を出力する。
黒画素判定部223は、比較器216〜221の出力信号に基づいて、入力画素の黒画素判定を行う。具体的には、比較器216〜221の全ての出力が、条件を満たす信号(“Hiレベル”の信号)である場合に、入力画素が黒画素であると判定し、判定信号を出力する。
黒画素計数部231は、黒画素判定部223の出力信号を受け、黒画素数を計数する。
入力画素データのカラー画素の判定は、白画素判定部222の出力信号と黒画素判定部223の出力信号とを参照して行われる。すなわち、白画素判定部222と黒画素判定部223とによる出力が、いずれも条件を満たす信号(“Hiレベル”)でなければ、入力画素データがカラー画素であると判定し、判定信号を出力する。
上記のように、入力された画素データを、白画素、黒画素、カラー画素のいずれかに判定することができる。すなわち、画素属性判別部102は、注目画素が白画素であるか否かを判定する白画素判定部222と、注目画素が黒画素であるか否かを判定する黒画素判定部223と、注目画素がカラー画素であるか否かを判定するカラー画素判定部224とを有する点に特徴がある。
また、画像処理装置100は、白画素判定部222が、入力された輝度信号を所定のしきい値と比較することによって、注目画素が白画素であるか否かを判定する点に特徴がある。
さらに、画像処理装置100は、黒画素判定部223が、入力された輝度信号と所定のしきい値との比較結果と、輝度信号の色成分間における差分値と所定のしきい値との比較結果とに基づいて、注目画素が黒画素であるか否かを判定する点に特徴がある。
次に、注目画素の画素属性分類方法について説明する。
白画素判定部222、黒画素判定部223、カラー画素判定部224による判定結果は、小ウィンドウ処理部225と大ウィンドウ処理部226とに入力される。さらに、小ウィンドウ処理部225と大ウィンドウ処理部226とには、メモリ232が接続されている。なお、メモリ232の容量は、入力1画素当たり2ビット分であり、主走査方向画素数分の記憶容量を有する。
図3は、小ウィンドウ処理部225における処理用のウィンドウ構成を示す図である。
図3に示すように、上記実施例において、小ウィンドウ処理部225が、主走査方向3画素、副走査方向2画素のウィンドウサイズを使用して処理する。
レジスタ301〜306は、入力画素に対応する判定結果を保持するレジスタであり、画素データが入力されるタイミングで、各ライン毎後段のレジスタに、記憶データがシフトするシフトレジスタである。すなわち、画素データが入力されるタイミングで、レジスタ301の記憶データは、レジスタ302に記憶され、レジスタ304の記憶データは、レジスタ305に記憶される。
図4は、大ウィンドウ処理部226における処理用のウィンドウ構成を示す図である。
大ウィンドウ処理部226が、主走査方向32画素、副走査方向2画素のウィンドウサイズを使用する。
レジスタ401〜464は、入力画素に対応する判定結果を保持するレジスタであり、画素データが入力されるタイミングで、各ライン毎に、後段のレジスタに記憶データがシフトするシフトレジスタである。すなわち、画素データが入力されるタイミングで、レジスタ401の記憶データは、レジスタ402に記憶され、レジスタ433の記憶データは、レジスタ434に記憶される。
また、レジスタ301とレジスタ401とには、メモリ232から得られる前ラインの画素の判定結果が記憶され、レジスタ304とレジスタ433とには、入力画素の判定結果が記憶される。
すなわち、画像処理装置100は、カラー多値画像における所定のラインについて、画素毎の色属性を保持し、保持されたラインについての画素毎の色属性と、該当ラインの副走査方向の次ラインについての画素毎の色属性とを、ウィンドウ形式で記憶する点に特徴がある。
また、画像処理装置100は、メモリ232内に、主走査方向がM画素、副走査方向が2画素によって構成される第1のウィンドウ形式で、画素毎の色属性を記憶するとともに、主走査方向がN画素、副走査方向が2画素によって構成される第2のウィンドウ形式によって、画素毎の色属性を記憶する点に特徴がある。なお、上記実施例では、Mが3、Nが32である。
小ウィンドウ処理部225と大ウィンドウ処理部226とにおける注目画素の画素属性判定は、それぞれ、図3、図4に示すように、前ラインの各画素の判定結果と現読み取りラインの画素判定結果とに基づいて行われる。
メモリ232から読み取られた判定結果データは、レジスタ301とレジスタ401とに記憶された後は不要になるので、その判定結果データが記憶されていたメモリ232のアドレスには、新たな入力画素の判定結果が記憶される。したがって、前ラインの判定結果を保持するメモリ232としては、入力原稿画像データの1ライン分の主走査方向画素数分の容量が最低限備わっていれば足りる。
また、レジスタ301〜306、レジスタ401〜464、メモリ232のそれぞれに記憶されているデータは、処理原稿単位または処理ライン単位で、白画素判定結果に初期化される。また、図3において黒で示したレジスタ305が、判定の対象となる注目画素の判定データに相当する。
図3、図4に示す各レジスタに記憶されるデータは、小ウィンドウ処理部225と大ウィンドウ処理部226とに入力される画素が白画素であれば、小ウィンドウ処理部225と大ウィンドウ処理部226とは、入力画素が白画素であることを示す2ビットデータ「11」をレジスタに記憶する。ここで、入力画素が白画素であることを示すデータを、「11」とする。
また、入力画素が黒画素である場合、小ウィンドウ処理部225と大ウィンドウ処理部226とは、入力画素が黒画素であることを示す2ビットデータ「00」をレジスタに記憶する。
さらに、入力画素がカラー画素である場合、小ウィンドウ処理部225と大ウィンドウ処理部226とは、入力画素がカラー画素であることを示す2ビットデータ「10」または「01」を、レジスタに記憶する。すなわち、入力画素の前ラインの画素判定結果がカラー画素である場合は、連続カラー画素判定を示す「01」を上記レジスタに記憶し、入力画素の前ラインの画素判定結果が白画素または黒画素である場合は、単体カラー画素判定を示す「10」を上記レジスタに記憶する。
上記のように、上記実施例では、入力画像データが、単にカラー画素であるか否かを判定するだけでなく、入力されたカラー画素が、連続カラー画素または単体カラー画素のいずれであるかを判定することができる。
すなわち、画像処理装置100では、カラー画素判定部224が、白画素判定部222、黒画素判定部223のいずれにおいても否と判定された場合に、注目画素をカラー画素であると判定し、この判定されたカラー画素を含むラインの副走査方向の前ラインにおける対応画素が、カラー画素であると判定されている場合に、注目画素の色属性が連続カラー画素であると判定し、上記判定されたカラー画素を含むラインの副走査方向の前ラインにおける対応画素が、カラー画素ではないと判定された場合に、注目画素の色属性が単体カラー画素であると判定する。
次に、エッジカラー計数部228における処理について説明する。
エッジカラー計数部228は、小ウィンドウ処理部225が、黒文字に付随するカラー画素を検出して計数する。具体的には、小ウィンドウ処理部225に画素データが入力されたタイミングにおいて、注目画素についてのレジスタ305には、カラー画素判定結果を示す「10」、「01」のいずれかが記憶されている。そして、注目画素の周囲(レジスタ301〜304、レジスタ306に記憶されている画素)のいずれかに黒画素判定を示す「00」が記憶されていれば、小ウィンドウ処理部225は、エッジカラー計数部228に信号を出力する。エッジカラー計数部228は、その出力信号を受け、エッジカラー数を計数する。
次に、孤立カラー計数部227における処理について説明する。
孤立カラー計数部227は、小ウィンドウ処理部225が黒文字に付随しないカラー画素を検出し、計数する。具体的には、小ウィンドウ処理部225に画素データが入力されたタイミングで、注目画素についてのレジスタ305に、カラー画素判定結果を示す「10」または「01」を記憶する。そして、注目画素の周囲、すなわち、レジスタ301〜304、306のいずれにも黒画素判定を示す「00」が記憶されていなければ、小ウィンドウ処理部225は、孤立カラー計数部227に信号を出力する。孤立カラー計数部227は、上記出力信号を受け、カラー画素数を計数する。
次に、Vカラー計数部230における処理について説明する。
Vカラー計数部230は、大ウィンドウ処理部226が検出したカラーの縦罫線を、計数する。具体的には、大ウィンドウ処理部226に画素データが入力されたタイミングで、両端のレジスタ401、432、433、464を除くレジスタにおいて、カラー画素判定結果を示す「10」または「01」が記憶されているレジスタが縦に連続し(たとえば、レジスタ416と448)、しかも、両端のレジスタを含む全レジスタのうちで、黒画素判定結果を示す「00」を記憶しているレジスタが1つも存在しなければ、大ウィンドウ処理部226は、Vカラー計数部230に信号を出力する。Vカラー計数部230は、その出力信号を受け、Vカラー数を計数する。
また、ブロックカラー計数部229は、大ウィンドウ処理部226によって広い領域にわたるカラー画素を検出し、計数する。具体的には、Vカラー計数部230と同様のタイミングで、全レジスタのうちで、連続カラー画素判定結果を示す「01」が16×2画素以上の領域で記憶されていれば(たとえば、レジスタ410〜425、442〜457に「01」が記憶されていれば)、大ウィンドウ処理部226は、ブロックカラー計数部229に信号を出力する。ブロックカラー計数部229は、その出力信号を受け、ブロックカラー数を計数する。なお、本実施例において、上記領域は16×2画素であるが、16×2画素以外の領域について上記実施例を適用することができる。
すなわち、画像処理装置100内の画素属性判別部102は、小ウィンドウ処理部225において注目画素がカラー画素であって、注目画素に対して少なくとも1つの黒画素が隣接する場合のウィンドウ数を、第2のブロック毎に計数し、第1の配列属性数を得るエッジカラー計数部228と、大ウィンドウ処理部226において両端4画素を除くウィンドウ領域でカラー画素が縦方向に連続し、しかも、両端4画素を含めたウィンドウ領域内に黒画素が存在しない場合のウィンドウ数を、第2のブロック毎に計数し、第2の配列属性数を得るVカラー計数部230と、大ウィンドウ処理部226において主走査方向がI画素、副走査方向が2画素のウィンドウ領域内に連続カラー画素が存在する場合のウィンドウ数を、第2のブロック毎に計数し、第3の配列属性数を得るブロックカラー計数部229と、小ウィンドウ処理部225において、注目画素がカラー画素であって、該当カラー画素の周囲に黒画素が存在しない場合のウィンドウ数を、第2のブロック毎に計数し、第4の配列属性数を得る孤立カラー計数部227とを有する。
主制御部103は、画素属性判別部102内の上記各計数部計数した計数結果を用いて、所定の領域がモノクロ画像であるかカラー画像であるかを判定する。ここで、本実施例では、副走査方向64ライン分の領域を「1バンド」とし、しかも、主走査方向を8分割し、分割した領域を「1ブロック」として、そのブロック毎に判定を行うものとする。なお、判定バンド単位を副走査方向64ラインすることに限らず、64ラインよりも広い領域または狭い領域であっても、判定バンド単位とすることができ、この場合にも、上記実施例を適用することができる。
また、主走査方向の分割数は、8分割に限られず、8分割よりも多い分割数または少ない分割数で判定するようにしてもよい。
図5は、主制御部103における1バンド単位の判定処理手順を示すフローチャートである。
まず、画素属性判別部102内の各計数部が、バンドを構成する全64ラインの1/2(32ライン分)が計数されたタイミングで、主制御部103は、ブロック毎にそれらの計数値を読み取り、各計数部の値をリセットする(S101)。すなわち、本実施例では、32ライン分が計数されたタイミングで、各計数部が初期化される。
ここで、メモリ104には、現在計数された32ラインの前32ライン分の計数値が、記憶されている。なお、上記実施例における各計数値の読み取りタイミングは、バンド構成の半分のライン数ごとに限定されるものではなく、それ以上またはそれ以下のライン数毎に、各計数値の読み取りタイミングを設定するようにしてもよい。
次に、メモリ104に記憶されている前32ライン分の計数値と、各計数部から読み取った現32ライン分の計数値とを、ブロック毎に、加算することによって、64ライン分の黒、白およびカラー画素計数値を算出する(S102)。なお、この加算演算を終了した後に、メモリ104は、ブロック毎に、現32ライン分の計数値を記憶する。
次に、Vカラー計数値とエッジカラー計数値とに基づいて、
(Vカラー率)=(Vカラー数)/(エッジカラー数)……式(1)
を演算し、Vカラー率を求める(S103)。
(Vカラー率)=(Vカラー数)/(エッジカラー数)……式(1)
を演算し、Vカラー率を求める(S103)。
このVカラー率が1に近いブロックは、文字領域であると考えられる。
また、ステップS104では、孤立カラーの計数値と黒画素の計数値とに基づいて、
(カラー率)=(孤立カラー数)/(黒画素数)……式(2)
を演算し、カラー率を求める(S104)。このカラー率が大きいバンドには、広い領域のカラー画像が存在すると考えられる。
(カラー率)=(孤立カラー数)/(黒画素数)……式(2)
を演算し、カラー率を求める(S104)。このカラー率が大きいバンドには、広い領域のカラー画像が存在すると考えられる。
すなわち、上記実施例は、黒画素判定部223が黒画素であると判定した画素を、主制御部103が、第2のブロック毎に計数し、黒画素計数値を得る。また、画像処理装置100は、主制御部103が、エッジカラー数とVカラー数との比率を用い、第1のパラメータを得、孤立カラー数と黒画素数との比率を用いて、第2のパラメータを得る。
主制御部103は、上記のように、32ライン毎に、各計数部がブロック毎に計数した計数値に基づいて、上記式(1)、式(2)を演算することによって、64ラインに対する判定要素を得る。そして、該当判定要素を用いて、以下のように、それぞれのブロックの属性を判定する。
まず、カラーブロック数が、所定値CBHTHよりも大きいか否かを判定する(S105)。この判定の結果、カラーブロック数が、CBHTHよりも大きい場合(Yes)、該当ブロックは、カラー画像の領域であると判定する(S110)。これは、該当ブロック内に広い領域にわたるベタのカラー画像があると考えられるためである。
また、カラーブロック数が、所定値CBHTHよりも小さい場合(No)であって、孤立カラー数が所定値KOTHよりも大きい場合(S106)も、カラー画像の領域であると判定する(S110)。これは、該当ブロックが、黒点の少ない網点画像であると考えられるので、該当ブロックはカラー画像の領域であると判定する。
一方、ステップS106でNo判定であって、カラーブロック数がCBLTHよりも大きい場合(S107)に、Vカラー率が所定値VRTHよりも小さく(S108)、しかも、カラー率が所定値CRTHよりも大きい場合(S109)、網点画像を検出したと考えられるので、該当ブロックは、カラー画像の領域であると判定する(S110)。なお、上記実施例では、CBLTH<CBHTHとするが、これに限定しなくてもよい。
一方、ステップS107、S108またはS109でNo判定であって、Vカラー数がVTHよりも大きい場合(S112)、該当ブロックは、カラー画像の領域であると判定する(S110)。
また、ステップS112でNoと判定された場合、該当ブロックは、モノクロ画像の領域であると判定する(S113)。すなわち、これまでのステップで、属性が未判定であるブロックについて、カラーの罫線が検出されない場合、モノクロ画像の領域であると判定する。
つまり、上記実施例は、主制御部103が、計数された計数値、算出された第1のパラメータ(Vカラー率)、第2のパラメータ(カラー率)のそれぞれについて、所定のしきい値と比較することによって、ブロックの画像属性を判定する。
上記のように、ブロック単位にカラーまたはモノクロの属性判定を行い、その結果を用いて、バンド単位(64ライン)で、カラーまたはモノクロの属性判定が行われる。
次に、ブロック単位での属性判定結果を用いたバンド単位での属性判定方法について説明する。
ステップS110で、該当ブロックがカラー画像の領域であると判定されると、現バンド内に未判定のブロックが存在していても、現バンドはカラーであると判定する(S111)。つまり、現バンド内にカラーと判定されたブロックが1つでもあれば、現バンドをカラーであると判定する。
なお、本実施例では、カラーと判定されたブロックが1つでもあれば、現バンドをカラーであると判定するが、現バンド内の全てのブロックについて、カラーまたはモノクロの属性判定を行い、そのブロック毎の属性判定結果の組み合わせを用い、現バンドのカラーまたはモノクロの属性判定を行うようにしてもよい。
たとえば、カラーであると判定されたブロックが3つ以上存在すれば、現バンドをカラー画像の領域であると判定するようにしてもよい。また、カラーであると判定されたブロックが2つ連続すれば、現バンドをカラーであると判定するようにしてもよい。
一方、ステップS113で、該当ブロックがモノクロ画像であると判定され、現バンド内にカラーまたはモノクロの属性が未判定であるブロックが存在すれば(S114)、ステップS105で、未判定のブロックについて同様の属性判定を行う。また、現バンド内の全てのブロックについて、カラーまたはモノクロの属性判定が終了し(S114)、全てのブロックがモノクロであると判定されると、現バンドをモノクロと判定する(S115)。
上記のように、本実施例では、バンド(64ライン)単位で、カラーまたはモノクロの属性判定を行う。すなわち、上記実施例は、主制御部103が、ブロックについて判定された結果に応じて、第1のライン群の画像属性が、モノクロであるか否かを判定し、最終判定手段として、第1のライン群と第2のライン群との画像属性がいずれもモノクロであると判定すれば、共通して含まれる第3のライン群の画像属性がモノクロであると判定する。
次に、上記バンド単位の判定結果を用いて行う最終判定処理について説明する。
図6は、上記実施例において、1/2バンド(32ライン)単位で最終属性判定処理を行う場合の説明図である。
上記実施例においては、上記のように、主制御部103が、32ライン毎に読み取られた各計数部の計数値と、式(1)と式(2)とによって生成された各演算結果とに基づいて、1バンド(64ライン分)の判定要素を算出し、この算出された判定要素を、図5に示すブロック毎の判定処理に用いることによって、1バンド毎に、カラーまたはモノクロの属性判定が行われる。
図6(a)は、原稿画像中において、各32ラインで構成されているデータ領域B1〜B4を用いて、64ラインのバンドを構成している例を示す。図6(a)において、領域B1と領域B2とによって構成される64ラインデータ(バンドA)については、各領域について、図5に示す判定処理によってカラー判定が行われている。これと同様に、領域B2と領域B3とによる64ラインデータ(バンドB)には、モノクロ判定が行われ、領域B3と領域B4とによる64ラインデータ(バンドC)にも、モノクロ判定が行われているとする。
以下、図6(a)に示すデータについて最終判定を行う例について説明する。
本実施例では、上記64ライン毎の判定のみによって最終判定を行うのではなく、64ラインで構成されている2つのバンドの判定結果を用いて、判定結果が重なる32ライン分の領域判定を行う。すなわち、バンドAの判定結果とバンドBの判定結果とに基づいて、32ライン領域であるB2に対する最終判定が行われる。これと同様に、バンドBの判定結果とバンドCの判定結果とに基づいて、32ライン領域B3に対する最終判定が行われる。具体的には、最終判定を行う32ライン分のデータを含む前後64ライン構成の判定が、いずれもモノクロ判定である場合にのみ、その最終判定結果をモノクロとする。
図6(b)は、図6(a)の例における最終判定結果を示す図である。
この例においては、バンドAの判定結果がカラーであり、バンドBの判定結果がモノクロであるので、領域B2は、カラーとして最終判定される。また、領域B3については、バンドBの判定結果とバンドCの判定結果とが、ともにモノクロであるので、モノクロであると最終判定する。
すなわち、本実施例は、第1のライン群と第2のライン群とが、同ライン数である。また、本実施例は、第3のライン群が、第1のライン群および第2のライン群の半分のライン数であることを特徴とする。
なお、主制御部103が出力する判定結果信号は、モノクロ画像であるかカラー画像であるかを示す信号であれば足りるので、1ビットデータを出力する。具体的には、モノクロ画像である場合に、“Hiレベル”を出力し、カラー画像である場合に、“Lowレベル”を出力する。
主制御部103が出力した判定結果信号を、画像処理部105が高画質処理に使用する。たとえば、黒画素であると判定した画素については、黒文字領域であると判定し、文字領域に好適な画像処理が施される。一方、黒画素ではないと判定した画素については、たとえば写真領域に好適な画像処理が施される。すなわち、本実施例において、画像処理部105は、主制御部103が判定した第3のライン群の画像属性に応じた画像処理を、該当第3のライン群に対して施す。
なお、本実施例では、主制御部103におけるソフトウェア動作によって、バンド毎の属性判定を実行するが、ハードウェアによって、バンド毎の属性判定を実行するようにしてもよい。
また、本実施例において、属性判定に用いる各しきい値を固定してもよく、また、たとえば、装置の処理動作モードに応じて、上記各しきい値を、任意に変更可能であるようにしてもよい。
上記実施例によれば、簡易な構成で、CCDとCISとのリニアリティを補正することができ、画素属性判別部の判定精度を向上させることができる。判定精度が向上することによって、誤ってカラー画像であると判定していたライン群を、モノクロ画像であると正しく判定するので、カラーヘッドよりも長尺なモノクロヘッドで印字することができ、したがって、印字スピードを向上させることができる。
また、誤ってカラー画像であると判定していたライン群を、モノクロ画像であると正しく判定するので、後段の画像処理部等に送るデータ量を少なくすることができ、記録速度を向上させることができる。
つまり、画像処理装置100は、カラー多値画像の画素毎の第1の輝度信号を入力する原稿読取部101と、第1の輝度信号に対して係数を乗算し第2の輝度信号を得る係数乗算部106と、第2の輝度信号に基づいて注目画素の色属性を判定する画素属性判別部102と、判定された色属性を、注目画素を含む所定領域内の画素分記憶し、主制御部103において、カラー多値画像における所定の64ラインからなるバンド(第1のライン群)を主走査方向に8分割して得られる第1のブロック内の32ライン分について、記憶された色属性の配列に従って判定される配列属性を計数し、判定された色属性を、32ライン分について計数し、計数された計数値に基づいて、該当ブロックについて、その画像特徴を示すパラメータを算出し、計数された計数値および算出されたパラメータに応じて、ブロックの画像属性を判定し、判定結果に基づいて、上記バンドの画像属性を判定する画像処理装置の例である。
また、画像処理装置100の主制御部103は、第1のライン群についての判定結果と所定の1/2バンド(第2のライン群)についての判定結果とに基づいて、第1のライン群と第2のライン群とに共通して含まれている第3のライン群の画像属性を判定する。
なお、上記実施例は、複数の機器(たとえば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)によって構成されているシステムに適用してもよく、また、1つの機器である装置(たとえば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用するようにしてもよい。
また、上記実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムまたは装置に供給し、上記システムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するようにしてもよい。
つまり、上記実施例は、カラー多値画像を構成する画素毎の第1の輝度信号に係数を乗算し、第2の輝度信号を得る係数乗算手順と、上記第2の輝度信号に基づいて、上記画素の色属性を判定する色属性判定手順と、上記色属性判定手順で判定した上記色属性を、注目画素を含む所定領域内の画素分を、所定の記憶装置に記憶する記憶手順と、上記カラー多値画像における所定の第1のライン群を、主走査方向に分割して得られる第1のブロック内の所定ライン数の第2のブロックについて、上記記憶装置に記憶されている上記色属性の配列に従って判定される配列属性を計数する第1の計数手順と、上記色属性判定手段で判定された上記色属性を、上記第2のブロックについて計数する第2の計数手順と、上記第1の計数手順と第2の計数手順による計数値に基づいて、上記第1のブロックについて、その画像特徴を示すパラメータを算出するパラメータ算出手順と、上記第1の計数手順による計数値と、第2の計数手順による計数値と、上記算出手順で算出されたパラメータとに応じて、上記第1のブロックの画像属性を判定するブロック属性判定手順と、上記ブロック属性判定手順による判定結果に基づいて、上記第1のライン群の画像属性を判定するライン群画像属性判定手順と、上記ライン属性判定手順による上記第1のライン群についての判定結果と、所定の第2のライン群についての判定結果とに基づいて、上記第1のライン群と上記第2のライン群とに共通して含まれる第3のライン群の画像属性を判定する最終判定手順とをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムの例である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上記実施例の機能を実現し、上記プログラムコードを記憶した記憶媒体は、上記実施例を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、上記実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が、実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によって、上記実施例の機能が実現される。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードや、コンピュータに接続された機能拡張ユニットに設けられているメモリに書込まれた後に、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに設けられているCPU等が、実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によって、上記実施例の機能が実現されるようにしてもよい。
100…画像処理装置、
101…原稿読取部、
102…画素属性判定部、
103…主制御部、
104…記憶部、
105…画像処理部、
106…係数乗算部、
201〜209…レジスタ、
210〜212…減算器、
213〜221…比較器、
222…白画素判定部、
223…黒画素判定部、
224…カラー画素判定部、
225…小ウインドウ処理部、
226…大ウインドウ処理部、
227…孤立カラー計数部、
228…エッジカラー計数部、
229…ブロックカラー計数部、
230…Vカラー計数部、
231…黒画素計数部、
232…メモリ。
101…原稿読取部、
102…画素属性判定部、
103…主制御部、
104…記憶部、
105…画像処理部、
106…係数乗算部、
201〜209…レジスタ、
210〜212…減算器、
213〜221…比較器、
222…白画素判定部、
223…黒画素判定部、
224…カラー画素判定部、
225…小ウインドウ処理部、
226…大ウインドウ処理部、
227…孤立カラー計数部、
228…エッジカラー計数部、
229…ブロックカラー計数部、
230…Vカラー計数部、
231…黒画素計数部、
232…メモリ。
Claims (24)
- カラー多値画像における画素毎の第1の輝度信号を入力する入力手段と;
上記第1の輝度信号に係数を乗算し、第2の輝度信号を得る係数乗算手段と;
上記第2の輝度信号に基づいて、上記画素の色属性を判定する色属性判定手段と;
上記色属性判定手段が判定した上記色属性を、注目画素を含む所定領域内の画素分、記憶する色属性記憶手段と;
上記カラー多値画像における所定の第1のライン群を、主走査方向に分割して得られる第1のブロック内の所定ライン数の第2のブロックについて、上記色属性記憶手段に記憶されている上記色属性の配列に応じて判定される配列属性を計数する第1の計数手段と;
上記色属性判定手段が判定した上記色属性を、上記第2のブロックについて、計数する第2の計数手段と;
上記第1の計数手段が計数した計数値と、上記第2の計数手段が計数した計数値とに基づいて、上記第1のブロックについて、画像特徴を示すパラメータを算出するパラメータ算出手段と;
上記第1の計数手段が計数した計数値と上記第2の計数手段が計数した計数値と上記パラメータ算出手段が算出したパラメータとに基づいて、上記第1のブロックの画像属性を判定するブロック属性判定手段と;
上記ブロック属性判定手段による判定結果に基づいて、上記第1のライン群の画像属性を判定するライン群画像属性判定手段と;
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1において、
上記ライン群画像属性判定手段による上記第1のライン群についての判定結果と、所定の第2のライン群についての判定結果とに基づいて、上記第1のライン群と上記第2のライン群とに共通して含まれている第3のライン群の画像属性を判定する最終判定手段を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1または請求項2において、
上記色属性判定手段は、
上記画素が白画素であるか否かを判定する白画素判定手段と;
上記画素が黒画素であるか否かを判定する黒画素判定手段と;
上記画素がカラー画素であるか否かを判定するカラー画素判定手段と;
を有する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3において、
上記白画素判定手段は、上記第2の輝度信号と所定のしきい値と比較することによって、上記画素が白画素であるか否かを判定する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3において、
上記黒画素判定手段は、上記第2の輝度信号と所定のしきい値との比較結果と、上記第2の輝度信号の色成分間における差分値と所定のしきい値との比較結果とに基づいて、上記画素が黒画素であるか否かを判定する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3において、
上記カラー画素判定手段が、上記白画素判定手段、上記黒画素判定手段のいずれにおいても否と判定された場合に、上記画素をカラー画素であると判定し、
上記カラー画素を含むラインの副走査方向の前ラインにおける対応画素を、上記色属性判定手段がカラー画素であると判定した場合に、注目画素の色属性を、連続カラー画素であると判定し、上記カラー画素を含むラインの副走査方向の前ラインにおける対応画素を、上記色属性判定手段がカラー画素であると判定しない場合に、上記注目画素の色属性を、単体カラー画素であると判定する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項6において、
上記記憶手段は、
上記カラー多値画像における所定のラインについて、画素毎の色属性を保持するライン保持手段と;
上記ライン保持手段が保持している上記ラインについての画素毎の色属性と、上記ラインの副走査方向の次ラインについての画素毎の色属性とを、ウィンドウ形式で記憶するウィンドウ記憶手段と;
を有する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項7において、
上記ウィンドウ記憶手段は、
主走査方向がM画素、副走査方向が2画素によって構成されている第1のウィンドウ形式で、上記画素毎の色属性を記憶する第1のウィンドウ記憶手段と;
主走査方向がN画素、副走査方向が2画素によって構成されている第2のウィンドウ形式で、上記画素毎の色属性を記憶する第2のウィンドウ記憶手段と;
を有する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項8において、
上記第1の計数手段は、
上記第1のウィンドウ記憶手段において、注目画素がカラー画素であって、上記注目画素に対して少なくとも1つの黒画素が隣接する場合のウィンドウ数を、上記第2のブロック毎に計数し、第1の配列属性数を得る第1の配列属性計数手段と;
上記第2のウィンドウ記憶手段において、両端4画素を除くウィンドウ領域でカラー画素が縦方向に連続し、しかも、両端4画素を含めたウィンドウ領域内に黒画素が存在しない場合のウィンドウ数を、上記第2のブロック毎に計数し、第2の配列属性数を得る第2の配列属性計数手段と;
上記第2のウィンドウ記憶手段において、主走査方向がI画素、副走査方向が2画素のウィンドウ領域内に上記連続カラー画素が存在する場合のウィンドウ数を、上記第2のブロック毎に計数し、第3の配列属性数を得る第3の配列属性計数手段と;
上記第1のウィンドウ記憶手段において、上記注目画素がカラー画素であって、上記カラー画素の周囲に黒画素が存在しない場合のウィンドウ数を、上記第2のブロック毎に計数し、第4の配列属性数を得る第4の配列属性計数手段と;
を有する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項9において、
上記第2の計数手段は、上記黒画素判定手段が黒画素であると判定した画素を、上記第2のブロック毎に計数し、黒画素計数値を得る第5の配列属性計数手段を有する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項9において、
上記算出手段は、
上記第1の配列属性数と上記第2の配列属性数との比率を用いて、第1のパラメータを得る第1の演算手段と;
上記第4の配列属性数と上記黒画素計数値との比率を用いて、第2のパラメータを得る第2の演算手段と;
を有する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1において、
上記ブロック属性判定手段は、
上記第1の計数手段と、第2の計数手段とによる計数値と、上記算出手段が算出した上記第1のパラメータと、上記第2のパラメータとを、それぞれ、所定のしきい値と比較することによって、上記第1のブロックの画像属性を判定する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2において、
上記ライン群画像属性判定手段は、上記ブロック属性判定手段が判定した結果に基づいて、上記第1のライン群の画像属性がモノクロであるか否かを判定する手段であり、
上記最終判定手段は、上記第1のライン群の画像属性、上記第2のライン群の画像属性がいずれも、モノクロであると判定された場合、共通して含まれている上記第3のライン群の画像属性がモノクロであると判定する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2において、
上記第1のライン群と上記第2のライン群とが、同ライン数であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項14において、
上記第3のライン群が、上記第1のライン群と上記第2のライン群との半分のライン数であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2において、
上記最終判定手段が判定した上記第3のライン群の画像属性に応じた画像処理を、上記第3のライン群に対して施す画像処理手段を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2において、
所定ライン単位で上記カラー多値画像の記録を行う画像記録手段を有し、
上記所定ライン単位が、上記第3のライン群のライン数と同じライン数であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項17において、
上記画像記録手段が、インクジェット方式によるモノクロヘッドとカラーヘッドとを有する手段であり、
上記モノクロヘッドが、上記カラーヘッドよりも長尺であることを特徴とする画像処理装置。 - カラー多値画像を構成する画素毎の第1の輝度信号に係数を乗算し、第2の輝度信号を得る係数乗算工程と;
上記第2の輝度信号に基づいて、上記画素の色属性を判定する色属性判定工程と;
上記色属性判定工程で判定した上記色属性を、注目画素を含む所定領域内の画素分を、所定の記憶装置に記憶する記憶工程と;
上記カラー多値画像における所定の第1のライン群を、主走査方向に分割して得られる第1のブロック内の所定ライン数の第2のブロックについて、上記記憶装置に記憶されている上記色属性の配列に従って判定される配列属性を計数する第1の計数工程と;
上記色属性判定手段で判定された上記色属性を、上記第2のブロックについて計数する第2の計数工程と;
上記第1の計数工程と第2の計数工程による計数値に基づいて、上記第1のブロックについて、その画像特徴を示すパラメータを算出するパラメータ算出工程と;
上記第1の計数工程による計数値と、第2の計数工程による計数値と、上記算出工程で算出されたパラメータとに応じて、上記第1のブロックの画像属性を判定するブロック属性判定工程と;
上記ブロック属性判定工程による判定結果に基づいて、上記第1のライン群の画像属性を判定するライン群画像属性判定工程と;
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項19において、
上記ライン群画像属性判定工程による上記第1のライン群についての判定結果と、所定の第2のライン群についての判定結果とに基づいて、上記第1のライン群と上記第2のライン群とに共通して含まれている第3のライン群の画像属性を判定する最終判定工程を有することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項19または請求項20において、
上記色属性判定工程は、
上記画素が白画素であるか否かを判定する白画素判定工程と;
上記画素が黒画素であるか否かを判定する黒画素判定工程と;
上記画素がカラー画素であるか否かを判定するカラー画素判定工程と;
を有する工程であることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項21において、
上記カラー画素判定工程は、
上記白画素判定工程、上記黒画素判定工程のいずれにおいても否と判定された場合に上記画素をカラー画素であると判定し、
上記カラー画素を含むラインの副走査方向の前ラインにおける対応画素が、上記色属性判定工程でカラー画素であると判定されている場合に、注目画素の色属性を、連続カラー画素であると判定し、上記カラー画素を含むラインの副走査方向の前ラインにおける対応画素を、上記色属性判定工程でカラー画素であると判定しない場合に、上記注目画素の色属性を、単体カラー画素であると判定する工程であることを特徴とする画像処理方法。 - カラー多値画像を構成する画素毎の第1の輝度信号に係数を乗算し、第2の輝度信号を得る係数乗算手順と;
上記第2の輝度信号に基づいて、上記画素の色属性を判定する色属性判定手順と;
上記色属性判定手順で判定した上記色属性を、注目画素を含む所定領域内の画素分を、所定の記憶装置に記憶する記憶手順と;
上記カラー多値画像における所定の第1のライン群を、主走査方向に分割して得られる第1のブロック内の所定ライン数の第2のブロックについて、上記記憶装置に記憶されている上記色属性の配列に従って判定される配列属性を計数する第1の計数手順と;
上記色属性判定手段で判定された上記色属性を、上記第2のブロックについて計数する第2の計数手順と;
上記第1の計数手順と第2の計数手順による計数値に基づいて、上記第1のブロックについて、その画像特徴を示すパラメータを算出するパラメータ算出手順と;
上記第1の計数手順による計数値と、第2の計数手順による計数値と、上記算出手順で算出されたパラメータとに応じて、上記第1のブロックの画像属性を判定するブロック属性判定手順と;
上記ブロック属性判定手順による判定結果に基づいて、上記第1のライン群の画像属性を判定するライン群画像属性判定手順と;
上記ライン属性判定手順による上記第1のライン群についての判定結果と、所定の第2のライン群についての判定結果とに基づいて、上記第1のライン群と上記第2のライン群とに共通して含まれる第3のライン群の画像属性を判定する最終判定手順と;
をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。 - 請求項23において、
上記コンピュータプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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