JP2005116750A - 熱処理装置、基板の製造方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

熱処理装置、基板の製造方法及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Yoshinobu Yamazaki
恵信 山▲ざき▼
Akira Morohashi
明 諸橋
Tomoharu Shimada
智晴 島田
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Abstract

【課題】基板支持体と基板との擦れを抑制し、傷、スリップさらには反り発生を軽減できる基板支持体を有する熱処理装置、基板の製造方法及び半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】基板支持体は、本体部に設けられるプレート72を有し、このプレート72に形成された切欠き部に支持部54が吊下げられている。この支持部54は、断面がコの字型であり、支点62と、基板を支持する引掛け部64と、引掛け部64に設けられ基板と接触する凸部64aと、支点62と凸部64aとを接続するコの字型の接続部66とから構成されており、支点62を中心としてプレート72に対して揺動自在となっている。引掛け部64の凸部64aには基板70が載置され、基板が熱応力により変形しても揺動自在の支持部54で吸収できるようにしてある。
【選択図】図18

Description

本発明は、半導体ウェハやガラス基板等を熱処理するための熱処理装置、半導体ウェハ
やガラス基板の製造方法及び半導体装置の製造方法に関する。
例えば縦型熱処理装置において、複数のシリコンウェハ又は石英基板(以下、基板とい
う。)を熱処理する場合、基板を支持するのに基板支持体(ボート)が用いられている。
この基板支持体により基板を支持した状態で、反応炉内において、基板に対してアニール
等の熱処理が施される。
ところが、反応炉に対して基板支持体を出入する時、また反応炉内で基板温度を昇降温
させる時、基板は中心部と周縁部とで温度差を生じる。入出時温度差が大きい程、また、
昇降温速度が大きい程、基板面内での温度差は大きくなり、基板が半径方向に延びるとい
う弾性変形を起こす。通常は、基板支持体には炭化珪素や石英等を使用しているため、基
板面内に温度差を生じると、基板と基板支持体との材質の違いによる熱膨張率の違いで、
両者間に擦れを生じ、基板に傷が発生する。傷が発生した箇所は強度が小さくなるため、
基板温度が1000°C以上の高温になると、基板面内に温度差が無い場合であっても、
基板の支持方法によっては転位が発生し易くなる状態となる。この転位が大きくなるとス
リップとなり、それがさらに大きくなると反りとなる。
このような問題を解決する手段として、基板支持体にリング状の支持治具を載置し、こ
の支持治具を介して基板を支持することが知られている(特許文献1参照)。これは、支
持治具の厚みを内側よりも外側の方が厚くなるようにし、熱容量に差を付けて基板の径方
向の温度差を低減しようとするものである。
特開平5−6894号公報
しかしながら、本発明者らが実験したところ、上記従来例においても、固定された基板
支持体に基板が支持されている状態には変わりがなく、基板と基板支持体との擦れによる
基板の傷、スリップ及び反り発生を十分に防止することはできなかった。
本発明は、基板支持体と基板との擦れを抑制し、傷、スリップさらには反り発生を軽減
できる基板支持体を有する熱処理装置、基板の製造方法及び半導体装置の製造方法を提供
することを目的としている。
本発明の第1の特徴とするところは、基板を熱処理する反応炉と、前記反応炉内で基板
を支持する基板支持体とを有し、前記基板支持体は本体部と、基板を支持する支持部とを
有し、この支持部は断面がコの字型であり、前記本体部より揺動自在に吊下げられてなる
ことを特徴とする熱処理装置にある。
本発明の第2の特徴とするところは、基板を反応炉内に搬入する工程と、本体部と、こ
の本体部より揺動自在に吊下げられ断面がコの字型である支持部とを有する基板支持体の
支持部により基板を支持する工程と、前記反応炉内で基板を前記支持部により支持した状
態で熱処理する工程と、熱処理後の基板を前記反応炉より搬出する工程と、を有すること
を特徴とする基板の製造方法にある。
本発明の第3の特徴とするところは、基板を反応炉内に搬入する工程と、本体部と、こ
の本体部より揺動自在に吊下げられ断面がコの字型である支持部とを有する基板支持体の
支持部により基板を支持する工程と、前記反応炉内で基板を前記支持部により支持した状
態で熱処理する工程と、熱処理後の基板を前記反応炉より搬出する工程と、を有すること
を特徴とする半導体装置の製造方法にある。
本発明によれば、基板を支持する支持部を本体部に対して揺動自在としたので、基板に
受ける熱応力を吸収し、基板と支持部との擦れを少なくし、基板への傷、スリップ発生等
を防止することができる。また、これにより、基板や、半導体装置の歩留まりを向上させ
ることができる。また、支持部を断面がコの字型の単純な形状としたので、基板支持体の
組立が容易となる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の実施形態に係る熱処理装置10の概略構成図を示す。この熱処理装置
10は、例えば縦型であり、主要部が配置された筺体12を有する。この筺体12には、
ポッドステージ14が接続されており、このポッドステージ14にポッド16が搬送され
る。ポッド16は、例えば25枚の基板が収納され、図示しない蓋が閉じられた状態でポ
ッドステージ14にセットされる。
筺体12内において、ポッドステージ14に対向する位置には、ポッド搬送装置18が
配置されている。また、このポッド搬送装置18の近傍には、ポッド棚20、ポッドオー
プナ22及び基板枚数検知器24が配置されている。ポッド搬送装置18は、ポッドステ
ージ14とポッド棚20とポッドオープナ22との間でポッド16を搬送する。ポッドオ
ープナ22は、ポッド16の蓋を開けるものであり、この蓋が開けられたポッド16内の
基板枚数が基板枚数検知器24により検知される。
さらに、筺体12内には、基板移載機26、ノッチアライナ28及び基板支持体30(
ボート)が配置されている。基板移載機26は、例えば5枚の基板を取り出すことができ
るアーム32を有し、このアーム32を動かすことにより、ポッドオープナ22の位置に
置かれたポッド、ノッチアライナ28及び基板支持体30間で基板を搬送する。ノッチア
ライナ28は、基板に形成されたノッチまたはオリフラを検出して基板を揃えるものであ
る。
図2に、反応炉34の概略構成図を示す。この反応炉34は、反応管36を有し、この
反応管36内に基板支持体30が挿入される。反応管36の下方は、基板支持体30を挿
入するために開放され、この開放部分はシールキャップ38により密閉されるようにして
ある。このシールキャップ38は、石英製の第1のキャップ部40と、炭化珪素製の第2
のキャップ部42とを重ねることで構成されている。また、反応管36の周囲は、均熱管
44により覆われ、さらに均熱管44の周囲にヒータ46が配置されている。反応管36
と均熱管44との間には図示しない熱電対が配置され、反応管36内の温度をモニタでき
るようにしてある。そして、反応管36には、処理ガスを導入する導入管48と、処理ガ
スを排気する排気管50とが接続されている。
次に上述したように構成された熱処理装置10の作用について説明する。
まず、ポッドステージ14に複数枚の基板を収容したポッド16がセットされると、ポ
ッド搬送装置18によりポッド16をポッドステージ14からポッド棚20へ搬送し、こ
のポッド棚20にストックする。次に、ポッド搬送装置18により、このポッド棚20に
ストックされたポッド16をポッドオープナ22に搬送してセットし、このポッドオープ
ナ22によりポッド16の蓋を開き、基板枚数検知器24によりポッド16に収容されて
いる基板の枚数を検知する。
次に、基板移載機26により、ポッドオープナ22の位置にあるポッド16から基板を
取り出し、ノッチアライナ28に移載する。このノッチアライナ28においては、基板を
回転させながら、ノッチを検出し、検出した情報に基づいて複数の基板を同じ位置に整列
させる。次に、基板移載機26により、ノッチアライナ28から基板を取り出し、基板支
持体30に移載する。
このようにして、1バッチ分の基板を基板支持体30に移載すると、例えば700°C
程度の温度に設定された反応管36内に複数枚の基板を装填した基板支持体30を装入し
、シールキャップ38により反応管36内を密閉する。次に、導入管48から処理ガスを
導入する。処理ガスには、窒素、アルゴン、水素、酸素等が含まれる。この際、基板は例
えば1000°C程度以上の温度に加熱される。なお、この間、熱電対により反応管36
内の温度をモニタしながら、予め設定された昇温、降温プログラムに従って基板の熱処理
を実施する。
基板の熱処理が終了すると、例えば炉内温度を700°C程度の温度に降温した後、基
板支持体30を反応炉34からアンロードし、基板支持体30に支持された全ての基板が
冷えるまで、基板支持体30所定位置で待機させる。次に、待機させた基板支持体30の
基板が所定温度まで冷却されると、基板移載機26により、基板支持体30から基板を取
り出し、ポッドオープナ22にセットされている空のポッド16に搬送して収容する。次
に、ポッド搬送装置18により、基板が収容されたポッド16をポッド棚20に搬送し、
さらにポッドステージ14に搬送して完了する。
次に上記基板支持体30について詳述する。
図3乃至図5に、第1例を示す。基板支持体30は、本体部52と支持部54とから構
成されている。本体部52は、例えば炭化珪素又は石英からなり、例えば3本の支柱56
を有する。この支柱56には、多数の支持溝58が形成され、それぞれの支柱56の対応
する支持溝58が水平面と平行であるよう形成されている。各支持溝58には、支持部5
8を支持する例えば半球状の孔60が形成されている。
支持部54は、例えば炭化珪素、石英等からなり、例えば球形状の支点62と、このL
字状の引掛け部64と、支点62から上方に伸びて支点62と引掛け部64とを接続する
接続部66と、から構成されている。この支持部54の支点62が本体部52の孔60に
嵌り、複数(この第1例では3つ)の支持部54が本体部52に揺動自在であるよう吊下
げられている。
基板70は、支持部54の引掛け部64に該基板70の周縁下面が当接し、支持部54
に支持される。したがって、基板70は、揺動自在の支持部54に支持されるので、基板
70の反応炉出入時や昇降温度時に発生する熱応力により変形しても、基板70の変形に
伴って支持部54が揺動し、支持部54と基板70との擦れが抑制され、傷が発生するの
を防止することができる。この第1例においては、球形状の支点62と半球状の孔60と
により支持部58は支点62を中心として全方向に揺動可能であるが、次に示す例のよう
に、基板70の径方向にのみ揺動自在とすることもできる。
なお、引掛け部64は、本体部52の支持溝58近傍に配置され、支持部54が基板7
0の径方向外側へ一定以上に揺動するのを規制し、支持部54の本体部52から落下する
のを防止するようにしてある。
図6乃至図8に、基板支持体30の第2例を示す。この第2例は、本体部52はプレー
ト72を有し、このプレート72に支持部54を吊下げるようにしたものである。プレー
ト72は、例えば炭化珪素又は石英からなり、リング状に形成されている。このプレート
72は、前述した本体部52の支持溝58に載置されている。このプレート72には、内
側に開口する例えば4つの切欠き74が形成されている。この切欠き74に第1例と同様
の支持部54が吊下げられている。即ち、切欠き74の幅は、支持部54の球形状の支点
62の直径よりも狭く形成され、この切欠き74の上部に支点62の先端近傍部分が嵌合
し、プレート72に支持部54が吊下げられているものである。支点62の部分だけから
は支持部54は全方向に揺動自在であるが、この第2例においては、引掛け部64も切欠
き74に嵌合している。このように、引掛け部64も切欠き74に嵌合させると、支持部
54の揺動範囲が狭まるが、支持部54の位置を切欠き74に限定することで安定させる
ことができる。
図9及び図11に、基板支持体30の第3例を示す。この第3例は、第2例と比較する
と、支持部54の構成を異にしている。即ち、この第3例における支持部54は、球形状
の支点62に直接L字状の引掛け部64の上端が接続されている。そして、支持部54は
、支点62の手前近傍部分がプレート72の切欠き74に嵌合し、引掛け部64が切欠き
74に挿通されて、プレート72に吊下げられている。この第3例においても、第2例と
同様に支持部54が基板の径方向にのみ揺動可能としてある。
図12乃至図14に、基板支持体30の第4例を示す。この第4例は、第3例と比較す
ると、支持部54の支点62の形状を異にしている。即ち、この第4例における支点62
は円柱状であり、この円柱状の支点62の略中心下部にL字状の引掛け部64の上端が接
続されている。そして、支持部54は、支点62の両側がプレート72の上面に当接し、
引掛け部64が切欠き74に挿通されて、プレート72に吊下げられている。この第4例
にお
いては、第3例と比較してさらに支持部54の揺動範囲が狭まるが、円柱状の支点とする
ことで位置安定性を向上させることができる。
図15乃至図17に、基板支持体30の第5例を示す。この第5例における支持部54
はS字状に構成されている。この支持部54のS字上部が支点62を構成し、プレート7
2の切欠き74に嵌合する。一方、支持部54のS字下部が引掛け部64を構成し、この
引掛け部64の先端に基板が載置されるようになっている。このように、支持部54をS
字状として支点62と引掛け部64とを構成したので、支持部54の構成を簡略化するこ
とができるものである。
図18乃至図19に、基板支持体30の第6例を示す。この第6例は、本体部52がプ
レート72を有し、このプレート72に複数の支持部54を吊下げるようにしたものであ
る。プレート72は、例えば炭化珪素(SiC)からなり、平板状またはリング状に形成
されている。プレート72の厚さは例えば3mm程度とする。このプレート72は、前述
した本体部52の支持溝58に載置されている。このプレート72には、内側に開口する
例えば4つの切欠き(図示せず)が形成されている。この切欠きに支持部54が吊下げら
れている。
支持部54は、例えば石英からなり、断面がコの字型に構成されている。支持部54は
複数個、ここでは4個設けられる。支持部54は、半球形状または半円柱形状の支点62
と、基板を支持する引掛け部64と、引掛け部64に設けられ基板と接触する球状、半球
形状または半円柱形状の凸部64aと、支点62よりコの字状に伸びて、支点62と引掛
け部64の凸部64aとを接続する接続部66とから構成されている。支持部54は、支
点62を中心として、振り子のように動くことが可能となっている。
基板70は、支持部54の引掛け部64に設けられた凸部64aに該基板70の周縁下
面が当接し、支持部54に支持される。基板70の径は例えばφ300mmであり、凸部
64aは例えば基板70のφ260mm〜φ280mmの位置、例えば、φ260mmの
位置(基板エッジから20mmの位置)や、φ280mmの位置(基板エッジから10m
mの位置)を支持するようにする。基板70は、揺動自在の支持部54に支持されるので
、基板70の反応炉入出時や昇降温時に発生する熱応力により変形しても、基板70の変
形に伴って支持部54が揺動し、支持部54と基板70との擦れが抑制され、傷が発生す
るのを防止することができる。
例えば、図19に示すように、基板70が熱膨張した場合、基板70と支持部54(凸
部64a)との間に摩擦力が働くため、基板70が外側へ伸びるのに合わせて、支持部5
4が揺動して外側に広がる(図19(b))。逆に基板70が熱収縮した場合、基板70
が内側へ縮むのに合わせて、支持部54が揺動して内側に縮む。なお、基板70と接触す
る支持部54の引掛け部64に設けられた凸部64aの形状を、球状、半球状または半円
柱状としているので、基板70が変形しても無理なく常に同じ力で基板70と接触するこ
とができる。また、図19(c)に示すように、支点62と、凸部64aと支持部54と
の全体の重心位置が鉛直方向において同一線上にあるようにしているので、基板70を積
載してない時であっても、支持部54は傾く等、不安定な状態とはならないようにしてい
る。
なお、上記実施形態及び実施例の説明にあっては、熱処理装置として、複数の基板を熱
処理するバッチ式のものを用いたが、これに限定するものではなく、枚葉式のものであっ
てもよい。
本発明の熱処理装置は、基板の製造工程にも適用することができる。
SOI(Silicon On Insulator)ウエハの一種であるSIMOX
(Separation by Implanted Oxygen)ウエハの製造工程
の一工程に本発明の熱処理装置を適用する例について説明する。
まずイオン注入装置等により単結晶シリコンウエハ内へ酸素イオンをイオン注入する。
その後、酸素イオンが注入されたウエハを上記実施形態の熱処理装置を用いて、例えばA
r、O2雰囲気のもと、1300°C〜1400°C、例えば1350°C以上の高温で
アニールする。これらの処理により、ウエハ内部にSiO2層が形成された(SiO2層
が埋め込まれた)SIMOXウエハが作製される。
また、SIMOXウエハの他、水素アニールウエハの製造工程の一工程に本発明の熱処
理装置を適用することも可能である。この場合、ウエハを本発明の熱処理装置を用いて、
水素雰囲気中で1200°C程度以上の高温でアニールすることとなる。これによりIC
(集積回路)が作られるウエハ表面層の結晶欠陥を低減することができ、結晶の完全性を
高めることができる。
また、この他、エピタキシャルウエハの製造工程の一工程に本発明の熱処理装置を適用
することも可能である。
以上のような基板の製造工程の一工程として行う高温アニール処理を行う場合であって
も、本発明の熱処理装置を用いることにより、基板のスリップの発生を防止することがで
きる。
本発明の熱処理装置は、半導体装置の製造工程にも適用することも可能である。
特に、比較的高い温度で行う熱処理工程、例えば、ウェット酸化、ドライ酸化、水素燃
焼酸化(パイロジェニック酸化)、HCl酸化等の熱酸化工程や、硼素(B)、リン(P
)、砒素(As)、アンチモン(Sb)等の不純物(ドーパント)を半導体薄膜に拡散す
る熱拡散工程等に適用するのが好ましい。
このような半導体デバイスの製造工程の一工程としての熱処理工程を行う場合において
も、本発明の熱処理装置を用いることにより、スリップの発生を防止することができる。
本発明の実施形態に係る熱処理装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた反応炉を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第1例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第1例を示し、図3のA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第1例の支持部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第2例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第2例の支持部とプレートとを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第2例の支持部とプレートとを示す拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第3例の支持部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第3例の支持部とプレートとを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第3例の支持部とプレートとを示す拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第4例の支持部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第4例の支持部とプレートとを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第4例の支持部とプレートとを示す拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第5例の支持部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第5例の支持部とプレートとを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第5例の支持部とプレートとを示す断面図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第6例の支持部とプレートとを示す(a)上面図、(b)側面図、(c)斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板支持体の第6例の支持部の(a)基板支持状態を示す断面図、(b)基板の熱膨張時の状態を示す断面図、(c)基板を支持してない状態を示す断面図である。
符号の説明
10 熱処理装置
30 基板支持体
52 本体部
54 支持部
60 孔
62 支点
64 引掛け部
64a 凸部
66 接続部
70 基板
72 プレート
74 切欠き部

Claims (3)

  1. 基板を熱処理する反応炉と、前記反応炉内で基板を支持する基板支持体とを有し、前記基
    板支持体は本体部と、基板を支持する支持部とを有し、この支持部は断面がコの字型であ
    り、前記本体部より揺動自在に吊下げられてなることを特徴とする熱処理装置。
  2. 基板を反応炉内に搬入する工程と、
    本体部と、この本体部より揺動自在に吊下げられ断面がコの字型である支持部とを有する
    基板支持体の支持部により基板を支持する工程と、
    前記反応炉内で基板を前記支持部により支持した状態で熱処理する工程と、
    熱処理後の基板を前記反応炉より搬出する工程と、
    を有することを特徴とする基板の製造方法。
  3. 基板を反応炉内に搬入する工程と、
    本体部と、この本体部より揺動自在に吊下げられ断面がコの字型である支持部とを有する
    基板支持体の支持部により基板を支持する工程と、
    前記反応炉内で基板を前記支持部により支持した状態で熱処理する工程と、
    熱処理後の基板を前記反応炉より搬出する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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