JP2005115797A - 火災報知設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消防隊員の火災現場への誘導や避難を安全かつ早期に行える火災報知設備を提供する。
【解決手段】 火災受信機1は、火災感知器が火災を感知すると、火災発生地区の図面情報及びその図面に配置される各種端末機器の情報を記憶部6から読み出してLCD4に警報発生画像として表示し、かつ、火災感知した火災感知器及び連動した端末機器を他の端末機器と識別可能に表示する表示操作部3と、建物の所定箇所にそれぞれ配置された複数のPHS基地局21と建物内の現地要員の携帯端末との通信によるPHS基地局21からの信号に基づいてその現地要員の現在位置を特定し、これを位置情報とする位置特定部9とを備え、前記の表示操作部3は、位置特定部9からの位置情報に基づいて現地要員の現在位置を判別し、警報発生画像に存在するときに表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば高層集合住宅や高層ビル等の建物における防災に係わり、さらに詳しくは、火災発生時に作業員や消防隊員の避難誘導や消火活動を後方から支援する火災報知設備に関するものである。
従来の火災報知設備は、CRT表示部を備えた表示装置と、この表示装置に接続された火災受信機とから構成されている。火災受信機には、煙感知器、熱感知器等の火災感知器や、発信機、地区音響装置、防排煙設備、消火設備等の各種の端末機器が信号線を介して接続されている。前述した表示装置は、火災感知器の作動を火災受信機を通じて検知すると、警報発生地区の平面図をCRT表示部に表示すると共に、その平面図に配置される前記の端末機器のシンボルを表示し、かつ、作動した端末機器のシンボルの色変えの点滅をする。この時、その画面上にウィンドウを開いて、火災に対する処置の概要をガイダンス表示する。また、CRT表示部の所定エリアに出火階を文字情報で表示したり、出火階の直上階や直下階の平面図画面をスイッチで切り換えることができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−137879号公報(第3頁−5頁、図1、図9)
前述した従来の火災報知設備では、CRT表示部に映出した建物の平面図上に端末機器のシンボルを配置し、さらに火災の発生状況を表示して、消防活動を安全かつ適確に行えるようにしているが、火災現場からの安全な避難経路の誘導や、火災現場へ向かう消防隊員の安全な誘導を支援することが難しく、避難や消火活動の早期対応が困難になることがあった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、消防隊員の火災現場への誘導や避難を安全かつ早期に行えることが可能な火災報知設備を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る火災報知設備は、建物の各部に設置された防災に関わる各種の端末機器が接続され、この各種の端末機器の状態を監視制御する火災受信機を備えた火災報知設備において、この火災受信機は、表示部と、建物の各種図面の情報及び各図面にそれぞれ配置される端末機器の情報がそれぞれ格納された記憶部と、端末機器の状態変化が検知されると、その検知に関わる図面の情報及びその図面に配置される端末機器の情報を記憶部から読み出し、所定の操作に基づいてそれら情報を組み合わせて表示部に警報発生画像として表示し、かつ、状態変化した端末機器を他の端末機器と識別可能に表示する表示操作部と、建物の所定箇所にそれぞれ配置された複数の基地局が接続され、これら基地局と建物内の現地要員の携帯端末との通信による前記基地局からの信号に基づいて携帯端末を所持する現地要員の現在位置を特定し、これを位置情報として送出する位置特定部とを備え、前記の表示操作部は、位置特定部からの位置情報に基づいて現地要員の現在位置を判別し、前記の警報発生画像に存在するときに表示する。
(2)本発明に係る火災報知設備は、前記(1)において、表示操作部は、検知に関わる図面の情報及びその図面に配置される端末機器の情報を記憶部から読み出した際に、自動的にそれら情報を組み合わせて表示部に警報発生画像として表示する。
(3)本発明に係る火災報知設備は、前記(1)又は(2)において、表示操作部は、所定の操作を検知したとき、建物の各部に設置された監視カメラの映像を取り込む監視盤を通じてその監視カメラの映像を受信し、この受信映像を表示部に表示する。
(1)本発明によれば、表示部に表示した警報発生画像に携帯端末を所持する現地要員が存在するときにその情報を表示するようにしたので、現地要員を安全な経路に誘導でき、また、現地要員を早期に火災現場へ誘導できる。
(2)本発明によれば、検知に関わる図面の情報及びその図面に配置される端末機器の情報を記憶部から読み出した際に、自動的にそれら情報を組み合わせて表示部に警報発生画像として表示するようにしたので、所定の操作が不要になり、警報発生画像を通して警報を発した場所を確認することができる。
(3)本発明によれば、所定の操作を検知したとき、建物の各部に設置された監視カメラの映像を取り込む監視盤を通じてその監視カメラの映像を受信し、この受信映像を表示部に表示するようにしたので、現地要員を避難させる安全な経路を確認することができ、また、火災現場付近の状況を現地要員に知らせることができる。
図1は本発明の実施の形態を示す火災報知設備のブロック構成図、図2は本発明の実施の形態におけるビルの平面図画像の一例を示す図である。
本実施の形態における火災報知設備の火災受信機1は、本受信機1の制御を司る制御部2と、表示操作部3と、本受信機1の正面に配置された表示部のLCD4と、このLCD4の近傍に配置された入力操作部5と、記憶部6と、各種の端末機器が接続された火災検出部7と、データベース部8と、複数のPHS基地局21が接続された位置特定部9と、複数の監視カメラの映像を取り込む監視盤22と接続された映像受信部10と、前述した制御部1及び各部を接続する双方向性バス11(データバス及びコントロールバス含む)とを備えている。なお、前述した各種の端末機器は、例えば、煙感知器、熱感知器等の火災感知器や、ガス漏れ検知器、地区ベル装置、発信機、防火ダンパ、防排煙ファン、排煙口等である。
前記の入力操作部5は、図示していないが、火災発生時の警報音停止や警報復旧用のボタンスイッチ等が設けられており、また、排煙ファンや防火ダンパ等の端末機器の手動起動、火災発生時の画像切替、監視カメラの映像を選択するための映像操作を行う入力装置が設けられている。
記憶部6には、例えば、ビルの各階の平面図や断面図等の図面データ、各平面図、断面図等に配置される各種の端末機器及び監視カメラのシンボルの図形データ等が格納されている。また、この記憶部6には、火災発生時にLCD4に表示される火災発生を知らせるメッセージがデータとして格納されている。データベース部8には、各種の端末機器に設定されたアドレス毎に、端末機器の種別、端末機器の設置場所、連動端末機器等の各情報がデータとして格納されている。
火災検出部7は、例えば、火災感知器の状態変化(発報)に基づく信号を検出したとき、その信号に含まれている火災感知器のアドレスをキーとして、データベース部8からその火災感知器の種別、火災感知器の設置場所、連動端末機器等の各情報を読み出し、これらの情報(アドレス含む)を制御部1を通じて表示操作部3に伝送し、連動端末機器を連動させる。例えば、火災を感知した火災感知器と同じ警戒区域に設置された地区ベル装置を鳴動し、防排煙設備があるときに防火ダンパや排煙ファン等の連動制御を行う。また、図示しない火災受信機1内の主音響の鳴動制御を行う。
位置特定部9に接続された複数のPHS基地局21は、ビルの各階に一定間隔で配置されていて所定の電波を発しており、この電波を受信したPHS(パーソナル・ハンディホーン・システム)からの応答電波をそれぞれ受信した際には、受信電波の強さに基づく信号を位置特定部9にそれぞれ伝送する。PHS基地局21から送信される信号には、PHSに設定されている識別番号と、基地局21に設定されている識別番号とがデータとして添付されている。位置特定部9は、PHS基地局21からのそれぞれの信号の強度を解析し、この解析結果及びPHS基地局21の識別番号からPHS携帯者(作業員や消防隊員)の現在位置を特定し、これを位置情報(PHSの識別番号含む)として制御部2を通じて表示操作部3に伝送する。
映像受信部10は、監視盤22からの映像を受信し、前記と同様に制御部2を通じて表示操作部3に伝送する。その監視盤22は、例えば複数台のモニタ(図示せず)を備え、図示せぬ操作部の操作に基づいて監視カメラを起動し、その映像をモニタに表示する。また、火災受信機1に設けられた入力操作部5の操作入力による撮影命令を受けたときは、制御部2を介して映像受信部10に送られ、その命令に基づく監視カメラを起動し、その映像を前記の映像受信部10に伝送する。その撮影命令には、起動対象の監視カメラの識別番号がデータとして添付されている。
前述した表示操作部3は、火災検出部7からの火災感知器のアドレス、種別、設置場所、連動端末機器等の各情報が入力されると、まず、火災発生を知らせるメッセージを記憶部6から読み込んで、入力情報の火災感知器の種別及び設置場所と組み合わせ、LCD4に表示する(図示せず)。次に、入力操作部5に設けられた画像切替の操作を検知したときは、前記の入力情報に基づいて火災発生地区の平面図及びこの平面図に配置される各種の端末機器、監視カメラ等のシンボルを記憶部6から読み込んで組み合わせ、警報発生画像として前記の画像と切り替え表示をする(図2参照)。
この時、前記の入力情報に基づいて、火災を感知した火災感知器、連動制御された地区ベル装置や排煙ファン等の各シンボルの色を変化させて点滅表示する。例えば、建物が灰褐色の場合、発報や作動していない機器のシンボルについては白色で表示し、発報や作動した機器のシンボルに対しては白色から赤色又は黄色に変化させて点滅表示する。この黄色に変化するものとして例えば監視カメラのシンボルで、映像表示操作により監視カメラが選択されたときに、該当する監視カメラのシンボルの色を変化させて点滅表示する。なお、図2において、各シンボルの近傍に副えられている番号は、機器毎に付与された通し番号である。
前述したメッセージをLCD4に表示した後に画像切替操作が行われると、警報発生画像を表示するようにしたが、前記の情報が入力されたときに自動的に、火災発生地区の平面図及びこの平面図に配置される各種の端末機器、監視カメラ等のシンボルを記憶部6から読み込んで組み合わせ、警報発生画像としてLCD4に表示するようにしてもよい。なお、表示操作部3には、LCD4以外に、図示していないが火災表示灯のような各種状態の代表表示を行う表示灯が設けられており、状態に応じて点灯制御する。
また、表示操作部3は、位置特定部9からの位置情報に基づいてPHS携帯者の現在位置を判別し、前記の警報発生画像にPHS携帯者が存在するときは、その位置情報に基づいて平面図上に配置する。例えば、作業員の場合は水色で塗り潰した丸のシンボルで点滅表示し、消防隊員の場合は紫色の丸のシンボルで点滅表示する。作業員か消防隊員かの判別は、位置情報に含まれているPHSの識別番号から行うようになっている。なお、図2においては、通し番号M01とM02が付与されたシンボルは作業員である。なお、作業員と消防隊員のシンボルの形状を丸としたが、これに限定されることなく、人の形等でもよいことはもちろんである。
さらに、この表示操作部3は、入力操作部5への映像表示入力が行われた場合、前述したように該当する監視カメラのシンボルを白色から黄色に変化させて点滅表示すると共に、その操作に基づく撮影命令(起動対象の監視カメラの識別番号含む)を監視盤22に伝送する。そして、この命令に応じた監視カメラの映像が映像受信部10を介して入力されたときは、図2に図示していないが、前記の警報発生画像をカメラ画像に切り替えて表示する。
次に、本実施の形態の火災報知設備における火災発生時の動作を図3及び図4を用いて説明する。図3は火災発生時の平面図画像を示す図、図4は同一画像に火災現場に到達した消防隊員の現在位置を示す図である。
例えば、ビルの2階の配管室に設置された火災感知器(煙感知器)が火災を感知して信号を発すると、火災受信機1の火災検出部7が火災感知器からの信号を受信する。この時、その信号に含まれている火災感知器のアドレスをキーとして、データベース部8からその火災感知器の種別、火災感知器の設置場所、連動端末機器等の各情報を読み出し、これらの情報(アドレス含む)を制御部1を通じて表示操作部3に伝送し、主音響を鳴動させて連動端末機器を連動させる。例えば、火災を感知した火災感知器と同じ警戒区域に設置された地区ベル装置を鳴動し、防排煙設備があるときはその設備の例えば防火ダンパを連動させる。
一方、表示操作部3は、火災検出部7の火災検出に基づく各情報が入力されると、火災発生を知らせるメッセージを記憶部6から読み込んで、その入力情報の火災感知器の種別及び設置場所と組み合わせ、LCD4に表示する(図示せず)。その後、入力操作部5に設けられた画像切替操作を検知したときは、前記の入力情報に基づいて火災発生地区の平面図、この場合は2階の平面図及びこの平面図に配置される火災感知器や防火ダンパの各種端末機器、監視カメラ等のシンボルを記憶部6から読み込んで組み合わせ、警報発生画像として前記の画像と切り替え表示をする(図3参照)。
この時、前記の入力情報に基づいて、火災を感知した通し番号「26」の煙感知器のシンボルを白色から赤色に変化させて点滅表示すると共に、その煙感知器のシンボルの近傍に、火災発生を知らせるための赤色の炎マークを表示し、ベルが鳴っている通し番号「1」「2」が付与された地区ベル装置のシンボルを白色から赤色に変化させて点滅表示する。さらに、連動制御されて作動している通し番号「1」が付与された防火ダンパのシンボルを白色から赤色に変化させて点滅表示する。これによって、火災発生の第一報を明確にすることができる。
また、表示操作部3は、位置特定部9からの位置情報に基づいてPHS携帯の作業員の現在位置を判別し、前記の警報発生画像(2階)にPHS携帯の作業員が存在するときは、その画像の平面図上に水色の丸シンボル(通し番号M01、M02含む)を点滅表示する(図3参照)。この作業員のシンボルは、作業員の移動に追従して表示位置が変化する。この画像を見ながら、出火階にいる作業員をPHSや非常用放送を用いて安全な避難経路に誘導できる。
この時、入力操作部5の映像表示操作により、画像上に表示されている通し番号「34」のITVカメラが選択されると、前記の表示操作部3は、その操作に基づく撮影命令(起動対象の監視カメラの識別番号含む)を映像受信部10を介して監視盤22に伝送し、この命令に応じた監視カメラの映像が映像受信部10を介して受信されたときは、図示していないがカメラ画像にLCD4を切り替える。この切替により、より安全な避難経路への誘導が可能になる。
また、作業員の避難中或いは避難後に、PHSを携帯した消防隊員がビル内に侵入すると、表示操作部3は、前記と同様に位置特定部9からの位置情報に基づいて消防隊員の位置を判別し、消防隊員が出火階(地下2階)に到達したときは、警報発生画像上に紫色の丸シンボル(通し番号F01、F02含む)を点滅表示し、そして、消防隊員が火災現場の配管室に入ったときに、図4に示すように前記のシンボルを通じて消防隊員の位置を表示する。
以上のように本実施の形態によれば、火災感知器が火災を感知すると、火災発生地区の平面面及びその平面図に配置される各種の端末機器や監視カメラの各シンボルを組み合わせ、警報発生画像としてLCD4に表示すると共に、火災を感知した火災感知器及びこの火災に連動制御された端末機器のシンボルの色を赤色に変化させて点滅表示し、かつ、位置情報に基づく作業員や消防隊員の位置を色分けしたシンボルで警報発生画像上に表示するようにしたので、作業員を安全な経路に誘導でき、また、消防隊員を安全かつ早期に火災現場へ誘導できる。
また、監視カメラの映像を切り替え表示できるようにしたので、作業員を避難させる安全な経路を確認することができ、また、火災現場付近の状況を消防隊員に提供できる。
なお、前記の実施の形態では、PHSを位置特定用の道具として説明したが、これに加えて、PHSのディスプレイ上に例えば避難に必要な平面図画像や消火に必要な平面図画像を記憶部6から読み込んで表示させるようにしてもよい。
さらに、PHSとPHS基地局21とを用いてPHS携帯者の位置情報を得るようにしたが、これに代えて、ビル内の天井等に一定間隔で設置する赤外線送受信局と、赤外線送受信局からの赤外線を受信した際に応答する携帯用の送受信機とを用いて位置情報を得るようにしてもよい。この場合、火災受信機1の位置特定部9は、赤外線送受信局と携帯用の送受信機との赤外線通信による赤外線送受信局からの信号に基づいて送受信機を所持する作業員や消防隊員の現在位置を特定する。
また、PHSとPHS基地局21とに代えて、前記と同様にビル内の天井等に一定間隔で設置する超音波送受信機と、その超音波を受信した際に応答する携帯用の送受信機とを用いて位置情報を得るようにしてもよい。この場合、位置特定部9は、超音波送受信機と携帯用の送受信機との超音波通信による超音波送受信機からの信号に基づいて送受信機を所持する作業員や消防隊員の現在位置を特定する。
また、ビーコン電波を受信する受信機をビル内の天井等に一定間隔で設置し、そのビーコン電波を発信する送信機を作業員や消防隊員に携帯させて位置情報を得るようにしてもよい。この場合、位置特定部9は、ビーコン電波を受信した受信機からの信号に基づいて送信機を所持する作業員や消防隊員の現在位置を特定する。
さらに、IDカードとカードリーダとを用いて位置を特定するようにしてもよいし、また、ジャイロと移動距離を測定する距離計とで位置を特定するようにしてもよい。前者の場合は、IDカードを作業者や消防隊員に携帯させ、カードリーダをビル内の必要な場所に設置し、携帯者がそのカードリーダを通過するたびにIDカードから情報が発せられるようにして、IDカード携帯者の位置を特定する。後者の場合、前記の距離計は、携帯者の歩行に伴う振動を移動距離に変換する機器で、現場で活動中の作業員や消防隊員が歩行以外に複雑な動きや姿勢をとった場合には、それらが移動距離として計算され、その事が誤差となって現れるので、作業員や消防隊員の移動距離の測定に用いる場合、何らかの方法で誤差を補正する必要がある。
また、本実施の形態では、LCD4上の警報発生画像を通して消防隊員の消火活動を支援するようにしたが、消防隊員に単眼式ヘッドマウント・ディスプレイとを有する端末装置を携帯させて、そのディスプレイ上に警報発生画像や必要な平面図画像を表示したり、LCD4に表示される監視カメラの映像を単眼式ヘッドマウント・ディスプレイに表示させて、消火活動を支援するようにしてもよい。
本発明の実施の形態を示す火災報知設備のブロック構成図である。 本発明の実施の形態におけるビルの平面図画像の一例を示す図である。 火災発生時の平面図画像を示す図である。 同一画像に火災現場に到達した消防隊員の現在位置を示す図である。
符号の説明
1 火災受信機、2 制御部、3 表示操作部、4 LCD、5 入力操作部、6 記憶部、7 火災検出部、8 データベース部、9 位置特定部、10 映像受信部、
11 双方向性バス、21 PHS基地局、22 監視盤。

Claims (3)

  1. 建物の各部に設置された防災に関わる各種の端末機器が接続され、この各種の端末機器の状態を監視制御する火災受信機を備えた火災報知設備において、
    前記火災受信機は、
    表示部と、
    建物の各種図面の情報及び各図面にそれぞれ配置される前記端末機器の情報がそれぞれ格納された記憶部と、
    前記端末機器の状態変化が検知されると、その検知に関わる図面の情報及びその図面に配置される端末機器の情報を前記記憶部から読み出し、所定の操作に基づいてそれら情報を組み合わせて前記表示部に警報発生画像として表示し、かつ、状態変化した端末機器を他の端末機器と識別可能に表示する表示操作部と、
    建物の所定箇所にそれぞれ配置された複数の基地局が接続され、これら基地局と建物内の現地要員の携帯端末との通信による前記基地局からの信号に基づいて前記携帯端末を所持する現地要員の現在位置を特定し、これを位置情報として送出する位置特定部と
    を備え、
    前記表示操作部は、前記位置特定部からの位置情報に基づいて現地要員の現在位置を判別し、前記の警報発生画像に存在するときに表示することを特徴とする火災報知設備。
  2. 前記表示操作部は、検知に関わる図面の情報及びその図面に配置される端末機器の情報を前記記憶部から読み出した際に、自動的にそれら情報を組み合わせて前記表示部に警報発生画像として表示することを特徴とする請求項1記載の火災報知設備。
  3. 前記表示操作部は、所定の操作を検知したとき、建物の各部に設置された監視カメラの映像を取り込む監視盤を通じてその監視カメラの映像を受信し、この受信映像を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の火災報知設備。
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