JP2005115588A - サーバーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 サービスを提供するために予め必要となるデータを取得するための利用者とのインターフェースをできるだけ簡略化し、利用者とサービス提供者の負担を軽減することができるサーバーシステムを提供する。
【解決手段】 サーバーシステム50は、メール処理サーバー52と、ユーザー情報と設定情報とを対にして格納するデータベース54と、データベース54を参照してサービスを提供するサービス提供サーバー56とを備える。メール処理サーバー52は、電子メールを受信し、データベース54に未登録のユーザーから送信された電子メールにユーザー情報が所定の記載形式で記載されているとき、そのユーザー情報をデータベース54に格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバーシステムに関する。
従来、インターネットを介して提供されるサービスは、一般にはWebサイトにアクセスして、利用の申し込みやサービスの各種設定の登録などを行っている。例えば、新規ユーザーは、ホームページから個人情報を登録する。登録後は、ユーザー名・パスワードをホームページから入力してログインした後に、サービス内容の設定や変更、照会などを、画面を見ながら行う。サービスを提供する側は、ユーザーとのインターフェースとなるホームページの画面を作成したり、個人情報を保護するためにSSL等の暗号化通信システムを導入したりしている。
電子メールを利用したサービスとしては、例えば、所定のメールアドレスに電子メールを送信すると、URLが記載された電子メールが自動返信されるシステムが提案されている。このシステムでは、返信された電子メールに記載されているURLのWebサイトにアクセスすることで、はじめてサービスを利用できる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−351787号公報
しかし、Webサイトにアクセスすると、本来わずかなデータを送信するだけでよいのに、画面を構成するデータ等の通信量も必要になるなるため、通信に時間がかかったり、通信料がかかったりする。特に、携帯電話の場合には、通信速度が遅い上、パケットに応じて料金が課金されるので、利用者の時間と費用の負担は無視できない。また、サービスの申し込みなどを行う所望のページにたどり着くまで、不必要なWebページの閲覧を強いられることもある。さらに、ウイルス感染や個人情報の漏洩などが不安であるため、ホームページにアクセスして個人情報を書き込むことをためらうユーザーも少なくない。
サービスを提供する側も、ユーザーとのインターフェースのためのプログラムを開発し、データ処理能力の高いサイトを構築する必要があり、本来提供するサービス以外の部分の負担が非常に大きい。
本発明は、このような実情に鑑み、サービスを提供するために予め必要となるデータを取得するための利用者とのインターフェースをできるだけ簡略化し、利用者とサービス提供者の負担を軽減することができるサーバーシステムを提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成のサーバーシステムを提供する。
サーバーシステムは、電子メールの送受信を行うメール処理サーバーと、サービスを提供されるユーザーに関するユーザー情報と、該ユーザーに提供する前記サービスの各種設定に関する設定情報とを、対にして格納するデータベースと、前記データベースに格納された前記ユーザー情報及び前記設定情報に基づいて前記サービスを提供するサービス提供サーバーとを備える。前記メール処理サーバーは、電子メールを受信するメール受信手段と、該メール受信手段が受信した電子メールについて、前記データベースに前記ユーザー情報が格納されている登録済のユーザーから送信された電子メールか、前記データベースに前記ユーザー情報が格納されていない未登録のユーザーから送信された電子メールかを判定するユーザー認証手段と、該ユーザー認証手段により未登録のユーザーから送信された電子メールと判定されたとき、その電子メールに、前記データベースに格納すべき前記ユーザー情報が所定の記載形式で記載されているか否かを判定するユーザー情報分析手段と、該ユーザー情報分析手段により前記データベースに格納すべき前記ユーザー情報が所定の記載形式で記載されていると判定されたときに、そのユーザー情報を前記データベースに格納するユーザー登録手段とを含む。
上記構成によれば、ユーザーとサーバーシステムとの間において、必要最小限のデータのみを電子メールにより送受信することにより、ユーザー登録を行うことができる。そのため、サービスの提供に直接は必要がない画面構成データなど大量のデータを通信するWebページを利用したインターフェースに比べ、通信量を大幅に減らすことができる。サーバーシステムは、利用者との間のインターフェース用のソフトウエアやハードウエアを簡略化できるので、構成が簡単になる。
なお、ユーザー情報分析手段によりデータベースに格納すべきユーザー情報が所定の形式で記載されてはいないと判定されたときに、適宜な電子メールを返信するようにしてもよい。たとえば、メール受信手段が受信した電子メールの送信元に、判定結果や、ユーザー情報の所定の記載形式を示した電子メールを送信してもよい。
好ましくは、前記メール処理サーバーは、前記メール受信手段が受信した電子メールについて、前記ユーザー認証手段により登録済のユーザーから送信された電子メールと判定されたとき、その電子メールに、前記データベースに格納すべき前記設定情報が所定の記載形式で記載されているか否かを判定する設定情報分析手段と、該設定情報分析手段により前記データベースに格納すべき前記設定情報が所定の記載形式で記載されていると判定されたときに、その設定情報を前記データベースに格納する設定登録手段とをさらに含む。
上記構成によれば、ユーザーとサーバーシステムとの間において、必要最小限のデータのみを電子メールにより送受信することにより、サービスの各種設定を登録することができる。そのため、サービスの提供に直接は必要がない画面構成データなど大量のデータを通信するWebページを利用したインターフェースに比べ、通信量を大幅に減らすことができる。サーバーシステムは、利用者との間のインターフェース用のソフトウエアやハードウエアを簡略化できるので、構成が簡単になる。
なお、設定情報分析手段によりデータベースに格納すべき設定情報が所定の形式で記載されてはいないと判定されたときに、適宜な電子メールを返信するようにしてもよい。たとえば、メール受信手段が受信した電子メールの送信元に、判定結果や、設定情報の所定の記載形式を示した電子メールを送信してもよい。
好ましくは、前記ユーザー情報には、携帯電話から送信する電子メールのメールアドレスが含まれる。前記ユーザー認証手段は、前記メール受信手段が受信した電子メールについて、そのヘッダ情報部を分析し、前記データベースに格納された前記ユーザー情報に含まれる前記メールアドレス以外から送信されているときには未登録のユーザーから送信された電子メールと判定する。
電子メールのヘッダ情報部には、電子メールを中継したメールサーバーのIPアドレスが記載されるので、送信者が電子メールの送信元アドレスを偽装しても、送信元を正しく特定することができる。特に携帯電話から送信された電子メールの場合、携帯電話キャリア内で電子メールが中継されてもIPアドレスは特定範囲に限られるので、高い精度でユーザー認証を行うことができる。
本発明のサーバーシステムによれば、サービスを提供するために予め必要となるデータを取得するための利用者とのインターフェースをできるだけ簡略化し、利用者とサービス提供者の負担を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態として実施例を、図1〜図5を参照しながら説明する。
図1に示したように、本実施例のサーバーシステム50は、インターネット通信網10を介して、電子メールの送受信が可能な携帯電話22,32や、パーソナルコンピュータその他の端末装置(図示せず)と接続されている。携帯電話22,32は、それぞれの携帯電話キャリアの通信網の携帯端末メールサーバー20,30を介して、インターネット通信網10に接続される。
なお、携帯電話キャリア内の通信網においては携帯端末メールサーバーの中継があってもよいが、携帯端末メールサーバー20,30とサーバーシステム50との間は直接(すなわち、他のメールサーバの中継なしに)接続されるようになっている。
図1に示したように、サーバーシステム50は、メール処理サーバー52と、サービスを提供するサービス提供サーバー56と、サーバー52,56がアクセスするデータベース54とを備えている。メール処理サーバー52は、電子メールの送受信や分析を行い、データベース54にアクセスして、サービス提供サーバー56が提供するサービスを利用するユーザーの登録や、サービスに関する各種設定の登録などを行う。サービス提供サーバー56は、必要に応じてデータベース54を参照し、ユーザーにサービスを提供する。データベース54には、サービス提供サーバー56が提供するサービスを利用するユーザーに関するユーザー情報と、ユーザーに提供するサービスの各種設定に関する設定情報とが、ユーザーごとに対になって格納されるようになっている。例えば、ユーザー情報には、ユーザーを特定する識別子や、認証のためのパユーザーを含めることができる。サービス情報には、例えば、サービス項目ごとの利用の有無や、サービス項目ごとに設定すべきパラメータなどを含めることができる。
ユーザーは、電子メールを用いてサーバーシステム50に必要なデータを、例えば次のような手順で送信するだけ、サーバーシステム50からサービスを受けることができるようになっている。
まず、メール処理サーバー52の受付用メールアドレス宛に、携帯電話から電子メールを送信する。
所定の記載形式で必要事項(例えば、希望するユーザー名、パスワード、万一の際の確認連絡用の電話番号)を記載した電子メールを送信したときには、ユーザー情報(例えば、ユーザー名、パスワード、電話番号、申し込みをした電子メールの送信元アドレス)がデータベース54に格納され、ユーザー登録される。
サービスを申し込むときの電子メールの記載形式が分からない場合には、何も記載していない電子メール(空メール)を送信すれば、記載要領を説明した電子メール(例えば、次のメール例1)が返信される。
(メール例1)
サービス申し込みは、
1行目:ユーザー名
2行目:パスワード
3行目:電話番号を
書いて返信して下さい
ユーザー登録できれば、その旨と各種設定を行うための電子メールの記載要領とを示した電子メール(例えば、次のメール例2)が返信される。
(メール例2)
ユーザー登録を受け付
けました。モード設定
番号を例のように書い
て、返信して下さい
(例)1 4 6
△△△モード
1:ON 2:OFF
◇◇◇モード
3:ON 4:OFF
○○○モード
5:ON 6:OF
所定の記載形式で各種設定を記載した電子メールを、メール処理サーバー52の受付用メールアドレスに送信(あるいは返信)すると、その設定情報がデータベース54に格納され、設定が登録され、設定内容を確認する電子メール(例えば、次のメール例3)が送信される。
(メール例3)
モード設定しました。
△△△モード
1:ON
◇◇◇モード
4:OFF
○○○モード
6:OFF
電子メールの記載が所定の記載形式でなかった場合には、設定ができなかった旨と設定を行うための電子メールの記載要領とを示す電子メールが返信される。
なお、サービスの利用の申し込みを受け付けるメールアドレスと、各種設定の登録を受け付けるメールアドレスとが異なるようにしてもよい。また、複数の受付用メールアドレスを設定項目などに応じて適宜に割り当てるようにしてもよい。
図2は、メール処理サーバー52の動作のフローチャートである。
メール処理サーバー52は、所定の受付用メールアドレス宛の電子メールを受信すると(#2)、そのヘッダ情報部40a(図4参照)を分析し、詳しくは後述するユーザー認証を行う(#10)。
ユーザーの認証に失敗したときには(#12でNO)、受信した電子メールの本文情報部40b(図4参照)を分析し、所定の記載形式でユーザー情報が記載されているか否かを判断する(#22)。
所定の記載形式でユーザー情報が記載されていれば(#22でYES)、ユーザー情報を抽出して、データベース54に格納する(#24)。このとき、電子メールの送信元のメールアドレスも、ユーザー情報の一部に含めて、データベースに格納する。次に、ユーザー登録を確認する電子メールを、受信した電子メールの送信元に送信(返信)し(#26)、処理を終了する。返信する電子メールに、サービスの各種設定を行うにはどのように記載した電子メールを送信すればよいかの説明を含めてもよい。
所定形式でユーザー情報が記載されてはいない場合には(#22でNO)、サービスを申し込む際にはどのような形式で記載した電子メールを送信すればよいかを説明した電子メールを、受信した電子メールの送信元に送信し(#28)、処理を終了する。
ユーザーの認証に成功したときには(#12でYES)、受信した電子メールの本文情報部40b(図4参照)を分析し、所定の記載形式で設定情報が記載されているか否かを分析する(#14)。所定形式で設定情報が記載されていれば(#14でYES)、設定情報を抽出し、認証したユーザーのユーザー情報と対にしてデータベース54に格納することにより、設定を登録する(#16)。そして、設定内容を確認する電子メールを、受信した電子メールの送信元に送信して(#18)、処理を終了する。所定の記載形式で設定情報が記載されていなければ(#14でNO)、各種設定の登録を行うにはどのような形式で記載した電子メール送信すればよいかを示した電子メールを、受信した電子メールの送信元に送信して(#20)、処理を終了する。
次に、図2のステップ#10のユーザー認証について、図3〜図5を参照しながら、さらに説明する。
図3の詳細フローチャートに示したように、まず、受信した電子メールが、携帯電話からの送信であるか否かを判断する(#30)。すなわち、図4に示すように、電子メール40のヘッダ情報部40aから差出人の記載(送信元のメールアドレス)42を抽出し、そのドメイン名が携帯電話会社のものであるか否かを判定する(#30)。携帯電話からの送信でないときには(#30でNO)、認証は失敗とする(#42)。
携帯電話からの送信であるときには(#30でYES)、差出人の記載(送信元のメールアドレス)42から携帯電話会社のドメイン名を特定する(#32)。このドメイン名からIPアドレスのリストを抽出する(#34)。すなわち、携帯電話会社ごとに、携帯電話キャリア内で電子メールを中継するメールサーバのIPアドレスのリストが公開されているので、図5に示すように、携帯電話会社のドメイン名をキーとするIPアドレスのリストのデータテーブルを予め準備しておく。そして、ステップ#32で特定したドメイン名をキーとして、このデータテーブルからIPアドレスのリストを抽出する。
次に、電子メール40の伝達経路を示すメールサーバー情報41(以下、図4も参照)について調べる。まず、一番上のメールサーバー情報41a(電子メールを最後に中継したメールサーバーに関する情報)の中に、ステップ#32で特定したドメイン名が存在するか否かを確認する(#36)。存在しなければ(#36でNO)、ヘッダ情報部40aの差出人の記載(送信元のメールアドレス)42が偽装されている可能性が高いので、認証は失敗とする(#42)。存在すれば(#36でYES)、メールサーバー情報41a,41b,41cの中からIPアドレスを抽出し、抽出したすべてのIPアドレスが、ステップ#34で抽出した携帯電話会社に対応するIPアドレスのリストに含まれるか否かを判定する(#38)。すべてが含まれるときには(#38でYES)、認証に成功とし(#40)、そうでなければ(#38でNO)、ヘッダ情報部40aの差出人の記載(送信元のメールアドレス)42が偽装されている可能性が高いので認証に失敗とする(#42)。すなわち、携帯電話から発信された電子メールは、その送信元と同じ携帯電話キャリアのみを経由して、メール処理サーバー52に送信されるので、電子メールを中継したサーバーについて記述したメールサーバー情報41a,41b,41cを分析すれば、電子メールの送信元が正しく記載されているか否かを判別することができる。
以上に説明したように、電子メールの記載をメール処理サーバー52で分析し、電子メールに記載された利用申し込みや各種設定を判別する。これにより、ユーザーは、電子メールを送信するだけで、サービス提供サーバー56が提供するサービスの申し込み・解約、サービス内容やサービス条件の選択・設定・変更・照会などの各種設定を行うことができる。したがって、ユーザーにサービスを提供するサーバーシステム50は、ユーザーがサービスを受けるためのすべて操作を電子メールだけで行うことができるメール完結システムとすることが可能である。
また、利用申し込みや各種設定に対応する電子メールの記載を定型化する(所定の記載形式を予め決めておく)ことにより、データベース54を操作するために、専門知識が必要な特別な命令文を作成することを不要とすることができる。さらに、サーバーシステム50は、本来必要な情報を簡便に記載した電子メールを用いるので、Webページにアクセスする場合に比べ、インターフェースは視覚的に単略化される。サービスを提供するWebサイトにアクセスしないので、ページをたどったり、項目を選択して必要事項を入力したりするなどの、Webページに特有の操作が不要であるので、面倒な操作を覚える必要がない。したがって、各種設定を、簡単な操作により短時間で行うことが可能である。
また、メール処理サーバー52には、サービス提供サーバー56がサービスを提供するために必要なデータのみを、電子メールで送信する。そのため、Webページの画面を構成するためのデータなど、本来のサービスを提供するために必要な主機能に対して副次的なインターフェース機能のための大量のデータを、送受信する必要がない。したがって、通信料(パケット料)が少なくてすみ、また、データ通信の待ち時間もほとんどない。
さらには、Webページを閲覧しないので、ウイスルの感染や個人情報の漏洩などの恐れがない。
一方、サービスを提供する側は、ユーザーとのインターフェースとしてWebページを準備しなくてよいので、ソフトウエアの開発や設備の負担が少なくなる。したがって、コストダウンによって、低料金でサービスを提供することが可能となる。
なお、メール処理サーバー52は、受信した電子メールについて、メール差出人の記載(送信元のメールアドレス)42とメールサーバー情報41との整合性をチェックすることにより確実に正しい送信元を特定することができるが、この認証方法は、サービス提供システム56にも応用可能である。例えば、サービス提供システム56が、携帯電話からの電子メールを受信して転送するなどのサービスを提供する場合に、受信した電子メールの送信元(送信者)を特定することに応用すれば、送信者に応じて最適な処理(受信拒否、題名・送信者のみの通知、電子メール全体の転送など)を行うサービスを提供することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
サーバーシステムは、物理的に一つのサーバーで、メール処理サーバー52としての機能とサービス提供サーバー56としての機能を果たすようにしてもよい。逆に、物理的に複数のサーバーが、メール処理サーバー52又はサービス提供サーバー56としての機能を果たすようにしてもよい。
サーバーシステムは、メール転送サービス以外のサービス、例えば、購入金額など応じてポイントをためて商品などと交換できるポイントサービス、残高照会や振込などを行う口座管理サービス、チケット等の予約や販売を行うサービス、データを検索するサービス、コンテンツを提供するサービスなどにも、広く応用可能である。
本発明の実施例を示すサーバーシステムを含むシステム全体構成図 メール処理サーバーの動作のフローチャート 図2のステップ#10の詳細フローチャート 電子メールの記載の説明図 データテーブルの説明図
符号の説明
40 電子メール
40a ヘッダ情報部
40b 本文情報部
50 サーバーシステム
52 メール処理サーバー
54 データベース
56 サービス提供システム

Claims (3)

  1. 電子メールの送受信を行うメール処理サーバーと、
    サービスを提供されるユーザーに関するユーザー情報と、該ユーザーに提供する前記サービスの各種設定に関する設定情報とを、対にして格納するデータベースと、
    前記データベースに格納された前記ユーザー情報及び前記設定情報に基づいて前記サービスを提供するサービス提供サーバーとを備え、
    前記メール処理サーバーは、
    電子メールを受信するメール受信手段と、
    該メール受信手段が受信した電子メールについて、前記データベースに前記ユーザー情報が格納されている登録済のユーザーから送信された電子メールか、前記データベースに前記ユーザー情報が格納されていない未登録のユーザーから送信された電子メールかを判定するユーザー認証手段と、
    該ユーザー認証手段により未登録のユーザーから送信された電子メールと判定されたとき、その電子メールに、前記データベースに格納すべき前記ユーザー情報が所定の記載形式で記載されているか否かを判定するユーザー情報分析手段と、
    該ユーザー情報分析手段により前記データベースに格納すべき前記ユーザー情報が所定の記載形式で記載されていると判定されたときに、そのユーザー情報を前記データベースに格納するユーザー登録手段とを含むことを特徴とする、サーバーシステム。
  2. 前記メール処理サーバーは、
    前記メール受信手段が受信した電子メールについて、前記ユーザー認証手段により登録済のユーザーから送信された電子メールと判定されたとき、その電子メールに、前記データベースに格納すべき前記設定情報が所定の記載形式で記載されているか否かを判定する設定情報分析手段と、
    該設定情報分析手段により前記データベースに格納すべき前記設定情報が所定の記載形式で記載されていると判定されたときに、その設定情報を前記データベースに格納する設定登録手段とをさらに含むことを特徴とする、請求項1記載のサーバーシステム。
  3. 前記ユーザー情報には、携帯電話から送信する電子メールのメールアドレスが含まれ、
    前記ユーザー認証手段は、前記メール受信手段が受信した電子メールについて、そのヘッダ情報部を分析し、前記データベースに格納された前記ユーザー情報に含まれる前記メールアドレス以外から送信されているときには未登録のユーザーから送信された電子メールと判定することを特徴とする、請求項1又は2記載のサーバーシステム。
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