JP2005115230A - プロセス装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な制御により、転写手段の抵抗値に対応させて、転写手段の雰囲気温度を、迅速に昇温または降温させて、安定した転写を図ることのできる、プロセス装置、および、そのプロセス装置を備える画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 転写ローラ30に予め設定された測定電流を印加した時に、電圧計78によって測定された発生電圧を、転写ローラ30の抵抗値の指標として、その発生電圧が高抵抗閾値を超える場合にはファン66を吸込方向に回転させ、その発生電圧が低抵抗閾値未満である場合にはファン66を吐出方向に高速回転させる。これにより、簡易な制御で、転写ローラ30の抵抗値に対応させて、転写ローラ30の雰囲気温度を、迅速に昇温または降温させることができ、安定した転写を図ることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置、および、その画像形成装置に装着されるプロセス装置に関する。
従来より、レーザプリンタなどの画像形成装置には、感光ドラムと、その感光ドラムの周りに、帯電器、スキャナ装置、現像ローラおよび転写ローラとが、感光ドラムの回転方向に従って順次設けられている。感光ドラムの表面は、その感光ドラムの回転に伴なって、まず、帯電器により一様に帯電された後、スキャナ装置からのレーザービームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ローラの回転により、現像ローラ上に担持されているトナーが、感光ドラムに対向して接触する時に、感光ドラムの表面上に形成されている静電潜像に供給され、選択的に担持されることによってトナー像が形成される。その後、感光ドラムの表面上に担持されたトナー像は、転写ローラと対向して、用紙が感光ドラムと転写ローラとの間を通る間に、その用紙に転写される。
このような画像形成装置において、転写ローラとして、たとえば、電子導電タイプのものと、イオン導電タイプのものとが知られている。
電子導電タイプの転写ローラは、弾性体からなるローラに、導電性粒子または導電性フィラーが分散されてなるものであって、環境による抵抗値の変化が少ないが、個体ごとのばらつきや、同一個体における軸方向の各部分でのばらつきが大きく、安定した転写制御を図りにくいという不具合がある。
一方、イオン導電タイプの転写ローラは、弾性体からなるローラに、イオン性物質が添加されてなるものであって、環境による抵抗値の変化が大きいが、個体ごとのばらつきや、同一個体における軸方向の各部分でのばらつきが少なく、安定した転写制御を図ることができる。そのため、一般的には、イオン導電タイプの転写ローラが採用されている。
しかるに、イオン導電タイプの転写ローラでは、上記したように、環境による抵抗値の変化が大きいため、たとえば、非通紙に、イオン導電ローラにバイアスを印加して抵抗値を検知し、この抵抗値からイオン導電ローラの温度を算出して、雰囲気温度に対するイオン導電ローラの昇温度合いにより、冷却ファンの回転数、回転時間を制御することが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−5614号公報
しかし、特許文献1に記載される方法では、冷却ファンの回転数や回転時間を制御して、イオン導電ローラの雰囲気温度を調節しているが、冷却ファンの回転数や回転時間を制御するのみでは、雰囲気温度の調節は不十分である。
すなわち、冷却ファンの回転数や回転時間を増減すれば、冷却の程度を変更することはできるが、たとえば、低温環境での電源投入時のような場合に、積極的に温めることなどはできず、そのため、要求される雰囲気温度に、迅速かつ精度よく調節することが困難である。
また、特許文献1に記載される方法では、測定された抵抗値に対応して細かく制御しているので、複雑な制御が必要となる。
本発明の目的は、簡易な制御により、転写手段の抵抗値に対応させて、転写手段の雰囲気温度を、迅速に昇温または降温させて、安定した転写を図ることのできる、プロセス装置、および、そのプロセス装置を備える画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体に対向配置され前記像担持体に担持された現像剤像を転写媒体に転写する転写手段とを備えるプロセス装置において、前記転写手段を覆うカバー部材を備え、前記カバー部材における前記転写手段と対向する内側と、その反対側の外側とを連通する通風孔が設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、通風孔を介して、カバー部材の外側の空気と内側の空気とを入れ替えることができるので、転写手段の雰囲気温度の調節の容易化を図ることができ、迅速かつ確実な温度調節を達成することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記通風孔が、前記像担持体と前記転写手段との対向部分に対して、前記転写手段の回転方向における上流側半分と下流側半分とに分割した場合の上流側半分の領域に設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、通風孔がカバー部材における転写手段の回転方向における上流側半分の領域に設けられているので、たとえば、本装置を定着手段を備えた装置に装着して使用する際に、転写手段が定着手段からの輻射熱を直接受けることを防止することができ、同時に気流が転写手段の周囲に滞留することを防止することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記通風孔が、前記像担持体と前記転写手段との対向部分に対して、前記転写手段の回転方向における上流側半分と下流側半分との境界領域に設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、通風孔がカバー部材における転写手段の回転方向における上流側半分と下流側半分との境界領域に設けられているので、たとえば、本装置を定着手段を備えた装置に装着して使用する際に、転写手段が定着手段からの輻射熱を直接受けることを防止することができ、同時に気流が転写手段の周囲に滞留することを防止することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記通風孔が、前記転写手段の長手方向のほぼ全域にわたって設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、転写手段の長手方向のほぼ全域にわたって設けられている通風孔を介して、カバー部材の外側の空気と内側の空気とを入れ替えることができる。そのため、転写手段の長手方向のほぼ全域にわたる雰囲気温度を、均一に調節することができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、前記転写手段によって転写された現像剤像を定着するための定着手段を備えた画像形成装置に着脱可能に装着され、前記転写手段に対して前記転写媒体の搬送方向下流側に前記定着手段が位置するような配置関係で装着されることを特徴としている。
このような構成によると、転写手段が、定着手段に対して転写媒体の搬送方向上流側に位置するような配置関係で、画像形成装置に着脱可能に装着されるので、カバー部材によって、転写手段が定着手段からの輻射熱を直接受けることを防止することができる。
また、請求項6に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項1ないし5のいずれかに記載のプロセス装置が装着され、前記転写手段の抵抗値を測定するための抵抗値測定手段と、前記転写手段の周囲の気流の流れ方向を変更するための気流方向変更手段と、前記抵抗値測定手段により測定された抵抗値に基づいて、前記気流方向変更手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、制御手段が、抵抗値測定手段によって測定された抵抗値に基づいて、気流方向変更手段を制御して、転写手段の周囲の気流の流れ方向を変更する。そのため、簡易な制御により、転写手段の抵抗値に対応させて、転写手段の雰囲気温度を、転写手段の周囲の気流の流れ方向を変更させることで、迅速に昇温または降温させることができ、安定した転写を図ることができる。
また、請求項7に記載の発明は、画像形成装置であって、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体に対向配置され前記像担持体に担持された現像剤像を転写媒体に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、前記転写手段の抵抗値を測定するための抵抗値測定手段と、前記転写手段の周囲の気流の流れ方向を変更するための気流方向変更手段と、前記抵抗値測定手段により測定された抵抗値に基づいて、前記気流方向変更手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、制御手段が、抵抗値測定手段によって測定された抵抗値に基づいて、気流方向変更手段を制御して、転写手段の周囲の気流の流れ方向を変更する。そのため、簡易な制御により、転写手段の抵抗値に対応させて、転写手段の雰囲気温度を、転写手段の周囲の気流の流れ方向を変更させることで、迅速に昇温または降温させることができ、安定した転写を図ることができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記転写手段を覆うカバー部材を備え、前記カバー部材における前記転写手段と対向する内側と、その反対側の外側とを連通する通風孔が設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、通風孔を介して、カバー部材の外側の空気と内側の空気とを入れ替えることができるので、転写手段の雰囲気温度の調節の容易化を図ることができ、迅速かつ確実な温度調節を達成することができる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記転写手段によって前記転写媒体に転写された現像剤像を定着するための定着手段を、前記転写手段に対して前記転写媒体の搬送方向下流側に備え、前記通風孔が、前記像担持体と前記転写手段との対向部分に対して、前記転写手段の回転方向における上流側半分と下流側半分とに分割した場合の上流側半分の領域に設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、通風孔がカバー部材における転写手段の回転方向における上流側半分の領域に設けられているので、転写媒体の搬送方向下流側に位置する定着手段からの輻射熱を転写手段が直接受けることを防止することができ、同時に気流が転写手段の周囲に滞留することを防止することができる。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8または9に記載の発明において、前記転写手段によって前記転写媒体に転写された現像剤像を定着するための定着手段を、前記転写手段に対して前記転写媒体の搬送方向下流側に備え、前記通風孔が、前記像担持体と前記転写手段との対向部分に対して、前記転写手段の回転方向における上流側半分と下流側半分との境界領域に設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、通風孔がカバー部材における転写手段の回転方向における上流側半分と下流側半分との境界領域に設けられているので、転写媒体の搬送方向下流側に位置する定着手段からの輻射熱を転写手段が直接受けることを防止することができ、同時に気流が転写手段の周囲に滞留することを防止することができる。
また、請求項11に記載の発明は、請求項8ないし10のいずれかに記載の発明において、前記通風孔が、前記転写手段の長手方向のほぼ全域にわたって設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、転写手段の長手方向のほぼ全域にわたって設けられている通風孔を介して、カバー部材の外側の空気と内側の空気とを入れ替えることができる。そのため、転写手段の長手方向のほぼ全域にわたる雰囲気温度を、均一に調節することができる。
また、請求項12に記載の発明は、請求項6ないし11のいずれかに記載の発明において、前記転写手段が、イオン導電性の転写ローラであることを特徴としている。
このような構成によると、転写手段がイオン導電性の転写ローラであるため、雰囲気温度による抵抗値の変化が大きいが、この画像形成装置では、転写手段の抵抗値が抵抗値測定手段によって測定され、それに基づいて、制御手段が気流方向変更手段を制御して、転写手段の周囲の気流の流れ方向の変更により転写手段の雰囲気温度を調節するので、そのようなイオン導電性の転写ローラの抵抗値の変化を抑制することができる。
また、請求項13に記載の発明は、請求項6ないし12のいずれかに記載の発明において、前記抵抗値測定手段は、前記転写手段に測定電流が印加されたときに発生する発生電圧を、抵抗値として測定することを特徴としている。
このような構成によると、転写手段の抵抗値を、測定電流を印加したときの発生電圧として測定するので、簡易な構成によって、確実な抵抗値の測定を達成することができる。
また、請求項14に記載の発明は、請求項6ないし13のいずれかに記載の発明において、前記気流方向変更手段が、正逆回転可能なファンであり、そのファンの回転方向を変えることで気流の流れる方向を変えるものであることを特徴としている。
このような構成によると、気流方向変更手段が正逆回転可能なファンであるため、そのファンの回転方向を変えることで、簡易な構成により、確実に、気流の流れる方向を変えることができる。
また、請求項15に記載の発明は、請求項6ないし14のいずれかに記載の発明において、前記転写手段に対して転写媒体の搬送方向下流側に配置され、前記転写手段によって転写媒体に転写された現像剤像を定着するための定着手段と、前記転写手段から前記定着手段に至る第1通路と、前記気流方向変更手段から前記第1通路の途中に合流する第2通路とを備え、前記制御手段は、前記第1通路内を前記定着手段側から前記転写手段へ向かう第1気流の流れを促進させるように、前記第2通路内に前記気流方向変更手段から前記第1通路内に向かう第2気流を発生させる第1方向と、前記第1通路内を前記定着手段側から前記転写手段側へ流れようとする前記第1気流に抗して、前記第1通路内および前記第2通路内に前記転写手段側から前記気流方向変更手段側に向かう第3気流を発生させる第2方向とで、気流の流れを変更可能とするように、前記気流方向変更手段の回転方向を制御することを特徴としている。
このような構成によると、制御手段によって、気流方向変更手段の回転方向を制御することにより気流の流れを第1方向に変更すると、第1通路内を定着手段側から転写手段へ向かう第1気流の流れを促進させるように、第2通路内に気流方向変更手段から第1通路内に向かう第2気流が発生する。ここで、定着手段側からの第1気流は定着手段の熱により暖まった空気であり、その第1気流が積極的に転写手段側に流れるように、気流方向変更手段が第2気流を発生させ、第1気流の流れを促進させる。これによって、転写手段側に暖まった空気が多く送風されることとなり、転写手段の雰囲気温度を昇温させて、転写手段の抵抗値を低下させることができる。
また、制御手段によって、気流方向変更手段の回転方向を制御することにより気流の流れを第2方向に変更すると、第1通路内を定着手段側から転写手段側へ流れようとする第1気流に抗して、第1通路内および第2通路内に転写手段側から気流方向変更手段側に向かう第3気流が発生する。この場合、暖まった空気である第1気流が転写手段側に流れてしまうと、転写手段の雰囲気温度を降温させることができないため、第1気流を転写手段側に流れないようにする必要がある。そこで、気流方向変更手段が第3気流を発生させ、第1気流の流れを妨げると共に、転写手段付近の暖まった空気を気流方向変更手段側に送風させる。これによって、転写手段側に暖まった空気が送風されるのを防ぐと共に、転写手段付近の空気を積極的に気流方向変更手段側に送り出すこととなり、転写手段の雰囲気温度を降温させて、転写手段の抵抗値を上昇させることができる。
その結果、このような気流方向変更手段の回転方向の変更に基づく、気流の第1方向または第2方向への選択的な切り換えにより、簡易かつ確実に、転写手段の雰囲気温度を昇温または降温させることができ、転写手段による安定した転写を図ることができる。
また、請求項16に記載の発明は、請求項6ないし15のいずれかに記載の発明において、前記気流方向変更手段は、前記転写手段から前記定着手段へ搬送される転写媒体の搬送経路よりも、上方に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、気流方向変更手段が転写媒体の搬送経路よりも上方に配置されるので、より一層、効率的な気流の流れを発生させることができる。
また、請求項17に記載の発明は、請求項15または16に記載の発明において、高抵抗側閾値および低抵抗側閾値が設定されている記憶手段を備え、前記制御手段は、前記抵抗値測定手段によって測定された抵抗値が入力される抵抗値入力ステップと、入力された抵抗値が、前記高抵抗側閾値を超える場合に、気流の流れが前記第1方向となるように前記気流方向変更手段を制御する第1方向変更ステップと、入力された抵抗値が、前記低抵抗側閾値未満である場合に、気流の流れが前記第2方向となるように前記気流方向変更手段を制御する第2方向変更ステップとを備える気流変更プログラムを実行することを特徴としている。
このような構成によると、抵抗値測定手段によって測定された抵抗値が、高抵抗側閾値を超える場合には、気流の流れが第1方向となるように気流方向変更手段が制御される。また、抵抗値測定手段によって測定された抵抗値が、低抵抗側閾値未満である場合には、気流の流れが第2方向となるように気流方向変更手段が制御される。そのため、高抵抗側閾値および低抵抗側閾値を設定するのみの簡易な制御によって、転写手段の雰囲気温度を確実に調節することができる。
また、請求項18に記載の発明は、請求項15ないし17のいずれかに記載の発明において、前記第1通路における前記第2通路の合流部分に設けられ、前記定着手段と前記気流方向変更手段との間の気流の通過、および、前記転写手段と前記気流方向変更手段との間の気流の通過を許容し、前記転写手段と前記定着手段との間の気流の通過を許容する開位置と、前記転写手段と前記定着手段との間の気流の通過を規制する閉位置とに、移動可能なシャッタ手段を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、シャッタ手段を開位置に位置させれば、転写手段と定着手段との間の気流の通過が許容される。そのため、第1気流、第2気流および第3気流の通過が許容されるので、転写手段の雰囲気温度の昇温または降温の制御を実行可能とすることができる。
また、シャッタ手段を閉位置に位置させれば、転写手段と定着手段との間の気流の通過が規制される。そのため、第1気流の通過が規制されるので、転写手段の雰囲気温度の昇温または降温の制御が規制され、定着手段からの熱が転写手段へ送風されることを遮断することができる。
その結果、シャッタ手段を開位置とすることにより、転写手段の雰囲気温度の昇温または降温の制御を実行可能とすることができ、また、シャッタ手段を閉位置とすることにより、定着手段からの熱が転写手段へ送風されることを遮断して、制御の待機状態とすることができる。
また、請求項19に記載の発明は、請求項18に記載の発明において、転写媒体の前記転写手段から前記定着手段への搬送を検知する搬送検知手段を備え、前記気流変更プログラムは、常には、前記シャッタ手段を閉位置に位置させて、入力された抵抗値が前記高抵抗側閾値を超える場合、入力された抵抗値が前記低抵抗側閾値未満である場合、および、前記搬送検知手段が転写媒体の搬送を検知した場合に、所定の間、前記シャッタ手段を開位置に位置させるシャッタ制御ステップを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、気流変更プログラムが、常には、シャッタ手段を閉位置に位置させる一方、入力された抵抗値が高抵抗側閾値を超える場合、入力された抵抗値が低抵抗側閾値未満である場合、および、搬送検知手段が転写媒体の搬送を検知した場合、つまり、転写手段の雰囲気温度の制御または転写媒体の搬送を実行する場合にのみ、所定の間、シャッタ手段を開位置に位置させる。そのため、転写手段の雰囲気温度の制御または転写媒体の搬送を実行する場合以外に、定着手段からの熱が転写手段へ送風されることを遮断して、転写手段の雰囲気温度の上昇を防止することができる。
また、請求項20に記載の発明は、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体に対向配置され前記像担持体に担持された現像剤像を転写媒体に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、前記転写手段を覆うカバー部材を備え、前記カバー部材における前記転写手段と対向する内側と、その反対側の外側とを連通する通風孔が設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、通風孔を介して、カバー部材の外側の空気と内側の空気とを入れ替えることができるので、転写手段の雰囲気温度の調節の容易化を図ることができ、迅速かつ確実な温度調節を達成することができる。
以上述べたように、請求項1に記載の発明によれば、転写手段の雰囲気温度の調節の容易化を図ることができ、迅速かつ確実な温度調節を達成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、たとえば、本装置を定着手段を備えた装置に装着して使用する際に、転写手段が定着手段からの輻射熱を直接受けることを防止することができ、同時に気流が転写手段の周囲に滞留することを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、たとえば、本装置を定着手段を備えた装置に装着して使用する際に、転写手段が定着手段からの輻射熱を直接受けることを防止することができ、同時に気流が転写手段の周囲に滞留することを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、転写手段の長手方向のほぼ全域にわたる雰囲気温度を、均一に調節することができる。
請求項5に記載の発明によれば、カバー部材によって、転写手段が定着手段からの輻射熱を直接受けることを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、簡易な制御により、転写手段の抵抗値に対応させて、転写手段の雰囲気温度を、転写手段の周囲の気流の流れ方向を変更させることで、迅速に昇温または降温させることができ、安定した転写を図ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、簡易な制御により、転写手段の抵抗値に対応させて、転写手段の雰囲気温度を、転写手段の周囲の気流の流れ方向を変更させることで、迅速に昇温または降温させることができ、安定した転写を図ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、転写手段の雰囲気温度の調節の容易化を図ることができ、迅速かつ確実な温度調節を達成することができる。
請求項9に記載の発明によれば、転写媒体の搬送方向下流側に位置する定着手段からの輻射熱を転写手段が直接受けることを防止することができ、同時に気流が転写手段の周囲に滞留することを防止することができる。
請求項10に記載の発明によれば、転写媒体の搬送方向下流側に位置する定着手段からの輻射熱を転写手段が直接受けることを防止することができ、同時に気流が転写手段の周囲に滞留することを防止することができる。
請求項11に記載の発明によれば、転写手段の長手方向のほぼ全域にわたる雰囲気温度を、均一に調節することができる。
請求項12に記載の発明によれば、イオン導電性の転写ローラの抵抗値の変化を抑制することができる。
請求項13に記載の発明によれば、簡易な構成によって、確実な抵抗値の測定を達成することができる。
請求項14に記載の発明によれば、簡易な構成により、確実に、気流の流れる方向を変えることができる。
請求項15に記載の発明によれば、気流方向変更手段の回転方向の変更に基づく、気流の第1方向または第2方向への選択的な切り換えにより、簡易かつ確実に、転写手段の雰囲気温度を昇温または降温させることができ、転写手段による安定した転写を図ることができる。
請求項16に記載の発明によれば、より一層、効率的な気流の流れを発生させることができる。
請求項17に記載の発明によれば、高抵抗側閾値および低抵抗側閾値を設定するのみの簡易な制御によって、転写手段の雰囲気温度を確実に調節することができる。
請求項18に記載の発明によれば、シャッタ手段を開位置とすることにより、転写手段の雰囲気温度の昇温または降温の制御を実行可能とすることができ、また、シャッタ手段を閉位置とすることにより、定着手段からの熱が転写手段へ送風されることを遮断して、制御の待機状態とすることができる。
請求項19に記載の発明によれば、転写手段の雰囲気温度の制御または転写媒体の搬送を実行する場合以外に、定着手段からの熱が転写手段へ送風されることを遮断して、転写手段の雰囲気温度の上昇を防止することができる。
請求項20に記載の発明によれば、転写手段の雰囲気温度の調節の容易化を図ることができ、迅速かつ確実な温度調節を達成することができる。
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。図1において、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、転写媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7と、給紙トレイ6の一端側(以下、一端側を前側、その反対側を後側とする。)端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる紙粉取りローラ10および11と、紙粉取りローラ10および11に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ12とを備えている。
用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、近い方の端部が上下方向に移動可能とされている。また、その裏側から図示しないばねによって上方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙ローラ8に対して遠い方の端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動される。給紙ローラ8および給紙パット9は、互いに対向状に配設され、給紙パット9の裏側に設けられるばね13によって、給紙パット9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。
用紙押圧板7上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ8に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によって給紙ローラ8と給紙パット9とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。
給紙された用紙3は、紙粉取りローラ10および11によって、紙粉が取り除かれた後、レジストローラ12に送られる。レジストローラ12は、1対のローラからなり、用紙3をレジスト後に、画像形成位置に送るようにしている。なお、画像形成位置は、用紙3に感光ドラム27上のトナー像を転写する転写位置であって、本実施形態では、感光ドラム27と転写ローラ30との接触位置とされる。
なお、このフィーダ部4は、さらに、マルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パット15aとを備えている。マルチパーパス側給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パット15aは、互いに対向状に配設され、マルチパーパス側給紙パット15aの裏側に設けられるばね15bによって、マルチパーパス側給紙パット15aがマルチパーパス側給紙ローラ15に向かって押圧されている。
マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3は、マルチパーパス側給紙ローラ15の回転によってマルチパーパス側給紙ローラ15とマルチパーパス側給紙パット15aとで挟まれた後、1枚毎に給紙される。
画像形成部5は、スキャナ部16、プロセス装置としてのプロセスユニット17、および、定着手段としての定着部18を備えている。
スキャナ部16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20および21、反射鏡22、23および24を備えている。レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー19、レンズ20、反射鏡22および23、レンズ21、反射鏡24の順に通過あるいは反射して、プロセスユニット17の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスユニット17は、スキャナ部16の下方に設けられている。このプロセスユニット17は、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジ26と、ドラムカートリッジ26に対して着脱自在に収容される現像カートリッジ28とを備えている。
現像カートリッジ28は、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33、トナーホッパ34を備えている。
トナーホッパ34内には、アジテータ36が回転可能に設けられ、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されている。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが使用されている。このような重合トナーは、略球状をなし、流動性が極めて良好であり、高画質の画像形成を達成することができる。
なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
そして、トナーホッパ34内のトナーは、トナーホッパ34の中心に設けられる回転軸35に支持されるアジテータ36により攪拌されて、トナーホッパ34の側部に開口されたトナー供給口37から放出される。また、このアジテータ36は、図示しないモータからの動力の入力により、矢印方向(時計方向)に回転駆動される。なお、トナーホッパ34の両側壁には、トナーの残量検知用の窓38が設けられており、回転軸35に支持されたクリーナ39によって清掃される。
トナー供給口37の側方位置には、供給ローラ33が回転可能に設けられており、また、この供給ローラ33に対向して、現像ローラ31が回転可能に設けられている。これら供給ローラ33と現像ローラ31とは、それぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆されている。この供給ローラ33は、図示しないモータからの動力の入力により、矢印方向(反時計方向)に回転駆動される。
また、現像ローラ31は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されている。より具体的には、現像ローラ31のローラは、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。なお、現像ローラ31には、現像時に現像バイアスが印加される。また、この現像ローラ31は、図示しないモータからの動力の入力により、矢印方向(反時計方向)に回転駆動される。
また、現像ローラ31の近傍には、層厚規制ブレード32が設けられている。この層厚規制ブレード32は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部40を備えている。層厚規制ブレード32は、現像ローラ31の近傍において現像カートリッジ28に支持されて、押圧部40がブレード本体の弾性力によって現像ローラ31上に圧接されている。
そして、トナー供給口37から放出されるトナーは、供給ローラ33の回転により、現像ローラ31に供給され、この時、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電される。さらに、現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32の押圧部40と現像ローラ31との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
ドラムカートリッジ26は、カートリッジフレーム51と、そのカートリッジフレーム51内に設けられる像担持体としての感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29、クリーニングブラシ52および転写手段としての転写ローラ30とを備えている。
カートリッジフレーム51は、本体ケーシング2に対して着脱自在に形成されており、用紙3の搬送経路を上下に挟んで、感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29およびクリーニングブラシ52を収容する上側カバー部材53と、転写ローラ30を収容する下側カバー部材54とを備えている。
感光ドラム27は、現像ローラ31の側方において、その現像ローラ31と対向配置され、上側カバー部材53において、矢印方向(時計方向)に回転可能に支持されている。この感光ドラム27は、ドラム本体が接地されるとともに、その表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されている。
スコロトロン型帯電器29は、感光ドラム27の上方において、感光ドラム27と接触しないように、所定間隔を隔てて対向配置され、上側カバー部材53に固定されている。このスコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させる。
クリーニングブラシ52は、感光ドラム27の回転方向における転写位置の下流側であって、スコロトロン型帯電器29との対向位置の上流側において、ブラシが感光ドラム27の表面と接触するように、感光ドラム27と対向配置されている。
下側カバー部材54は、図2に示すように、前後方向に延びる平板状の前側ガイド板61および後側ガイド板62と、それらの間において下方に向かって凹状に形成される凹部63とを一体的に備えている。
前側ガイド板61および後側ガイド板62は、後述するように、転写位置の前後において用紙3を案内する。
凹部63は、上方が開口する断面略U字状に形成されており、用紙3の搬送方向に直交する幅方向(以下、単に幅方向という。)に沿って転写ローラ30を収容して、この転写ローラ30の前後方向および下方を覆うように設けられている。また、この凹部63には、複数(2つ)の通風孔65が設けられている。
各通風孔65は、幅方向に沿って、凹部63における転写ローラ30と対向する内側面と、その反対側の外側面とを連通する長孔状に形成されている(図7(a)参照)。これら通風孔65は、凹部63において、感光ドラム27と転写ローラ30との対向部分(転写位置)に対して、転写ローラ30の回転方向における上流側半分と下流側半分とに分割した場合の上流側半分の領域、つまり、凹部63における前側と、転写ローラ30の回転方向における上流側半分と下流側半分との境界領域、つまり、凹部63における真下とに、それぞれ形成されている。また、これら通風孔65は、図7(a)に示すように、転写ローラ30の軸方向長さLよりも長く形成され、転写ローラ30の軸方向のほぼ全域にわたって対向し、凹部63の厚さ方向を貫通する略細長矩形状のスリットとして形成されている。
なお、通風孔65の形状は、特に限定されず、たとえば、図7(b)に示すように、多数の丸孔を、幅方向に沿って上下に複数列(2列)で形成してもよく、あるいは、図7(c)に示すように、独立する矩形状の孔を、互いに所定間隔を隔てるようにして、幅方向に沿って複数形成してもよい。
転写ローラ30は、感光ドラム27の下方において、この感光ドラム27に対向配置され、これら転写ローラ30と感光ドラム27とが、ある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、イオン性物質が添加されてなるイオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されるイオン導電タイプの転写ローラとして構成されており、凹部63において、矢印方向(反時計方向)に回転可能に支持されている。
この転写ローラ30のローラ軸には、後述するように、転写バイアス印加電源77(図5参照)が接続されており、定電流制御によって、設定された電流値の転写バイアスが印加されるように構成されている。
また、この転写ローラ30では、図5に示すように、転写バイアス印加電源77から転写ローラ30のローラ軸に接続される回路の途中に、抵抗値測定手段としての電圧計78が接続されている。この電圧計78は、後述する制御手段としてのCPU76の制御によって、転写バイアス印加電源77から予め設定された特定の転写電流を測定電流として転写ローラ30のローラ軸に印加した時に発生する電圧を測定して、その測定された発生電圧をCPU76に入力するように構成されている。CPU76に入力された発生電流は、転写ローラ30の抵抗値の指標として、後述する気流変更プログラムでのパラメータとして用いられる。
また、この転写ローラ30は、図示しないモータからの動力の入力により、矢印方向(反時計方向)に回転駆動される。
そして、図1に示すように、プロセスユニット17が本体ケーシング2に装着された状態において、感光ドラム27の表面は、感光ドラム27の回転に伴なって、まず、スコロトロン型帯電器29によって一様に正極性に帯電された後、次いで、スキャナ部16からのレーザビームにより露光され静電潜像が形成される。その後、現像ローラ31と対向した時に、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム27に対向して接触する時に、感光ドラム27の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム27の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによってトナー像が形成され、これによって反転現像が達成される。
その後、感光ドラム27の表面上に担持されたトナー像は、用紙3が感光ドラム27と転写ローラ30との間を通る間に、転写ローラ30に印加される転写バイアスによって、用紙3に転写される。そして、トナー像が転写された用紙3は、定着部18に搬送される。なお、転写後に感光ドラム27上に残存する転写残トナーは、クリーニングブラシ52によってクリーニングされる。
定着部18は、図1に示すように、プロセスユニット17の側方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられ、定着フレーム55内に、加熱ローラ41、加熱ローラ41を押圧する押圧ローラ42、および、これら加熱ローラ41および押圧ローラ42の下流側に設けられる1対の搬送ローラ43を備えている。
加熱ローラ41は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、図示しないモータからの動力の入力により、矢印方向(時計方向)に回転駆動される。
また、押圧ローラ42は、この加熱ローラ41の下方において、この加熱ローラ41と対向配置され、加熱ローラ41を押圧した状態で、加熱ローラ41に従動して矢印方向(反時計方向)に回転される。
そして、定着部18では、プロセスユニット17において用紙3上に転写されたトナー像を、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送するようにしている。排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45に送られて、その排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
また、このレーザプリンタ1には、用紙3の両面に画像を形成するために、反転搬送部47が設けられている。この反転搬送部47は、排紙ローラ45と、反転搬送パス48と、フラッパ49と、複数の反転搬送ローラ50とを備えている。
排紙ローラ45は、1対のローラからなり、正回転および逆回転の切り換えができるように構成されている。この排紙ローラ45は、上記したように、排紙トレイ46上に用紙3を排紙する場合には、正方向に回転するが、用紙3を反転させる場合には、逆方向に回転する。
反転搬送パス48は、排紙ローラ45から転写位置の下方に設けられる複数の反転搬送ローラ50まで用紙3を搬送することができるように、上下方向に沿って設けられており、その上流側端部が、排紙ローラ45の近くに配置されるとともに、その下流側端部が、反転搬送ローラ50の近くに配置されている。
フラッパ49は、排紙パス44と反転搬送パス48との分岐部分に臨むように、揺動可能に設けられており、図示しないソレノイドの励磁または非励磁により、排紙ローラ45によって反転された用紙3の搬送方向を、排紙パス44に向かう方向から、反転搬送パス48に向かう方向に切り換えることができるように構成されている。
反転搬送ローラ50は、給紙トレイ6の上方において、略水平方向に複数設けられており、最も上流側の反転搬送ローラ50が、反転搬送パス48の後端部の近くに配置されるとともに、最も下流側の反転搬送ローラ50が、レジストローラ12の下方に配置されるように設けられている。
そして、用紙3の両面に画像を形成する場合には、この反転搬送部47が、次のように動作される。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙3が搬送ローラ43によって排紙パス44から排紙ローラ45に送られてくると、排紙ローラ45は、用紙3を挟んだ状態で正回転して、この用紙3を一旦外側(排紙トレイ46側)に向けて搬送し、用紙3の大部分が外側に送られ、用紙3の後端が排紙ローラ45に挟まれた時に、正回転を停止する。次いで、排紙ローラ45は、逆回転し、フラッパ49が、用紙3が反転搬送パス48に搬送されるように、搬送方向を切り換えて、用紙3を前後逆向きの状態で反転搬送パス48に搬送するようにする。なお、フラッパ49は、用紙3の搬送が終了すると、元の状態、すなわち、搬送ローラ43から送られる用紙3を排紙ローラ45に送る状態に切り換えられる。次いで、反転搬送パス48に逆向きに搬送された用紙3は、反転搬送ローラ50に搬送され、この反転搬送ローラ50から、上方向に反転されて、レジストローラ12に送られる。レジストローラ12に搬送された用紙3は、裏返しの状態で、再び、所定のレジスト後に、画像形成位置に向けて送られ、これによって、用紙3の両面に画像が形成される。
そして、このレーザプリンタ1には、気流方向変更手段としてのファン66と、ファン66に対して気流の流れを案内するダクト67と、シャッタ手段としてのシャッタ部材68と、搬送検知手段としてのレジストセンサ69aと、排紙センサ69bとが設けられている。
ファン66は、感光ドラム27と転写ローラ30との接触部分である転写位置から、加熱ローラ41と押圧ローラ42との接触部分である定着位置へ搬送される用紙3の中間搬送経路91よりも上方、より具体的には、定着フレーム55の上方であって、排紙トレイ46の下方に配置されている。このファン66は、前後方向に気流の流れを生成させるように、回転軸が前後方向に沿って配置されている。なお、本体ケーシング2におけるファン66の近傍には、図示しないが、装置内の空気を放出し、外気を取り込むための通風口が開口されている。
また、このファン66は、後述するCPU76の制御によって、通風口を介して外気を吸い込む正方向としての吸込方向と、通風口を介して装置内の空気を吐き出す逆方向としての吐出方向とに、正逆回転可能に構成されている。このファン66では、吐出方向の回転においては、通常運転時の低速回転と、強制吐出時の高速回転(たとえば、低速回転時の1.5〜2倍の回転速度に設定される。)との2段階で、回転速度が設定されている。
ダクト67は、中空筒状をなし、本体ケーシング2内におけるプロセスユニット17と定着部18との間に配置され、一端部がファン66に臨み、他端部が中間搬送経路91に臨むように、上下方向に延びるように設けられている。ダクト67の一端部には、ファン66に連通するように、後方に向かって開口する上方開口部67aが形成され、ダクト67の他端部には、中間搬送経路91に連通するように、下方に向かって開口する下方開口部67bが形成されている。
また、ダクト67の前壁は、その上部がスキャナユニット16に接触するように隣接配置され、その下部がプロセスユニット17と所定間隔を隔てるように隣接配置されている。また、前壁の上部と下部との間には、幅方向に沿って略細長矩形状に開口される側方開口部67cが形成されている。
このレーザプリンタ1では、このようにダクト67が配置されることにより、気流の流れる通路として、図2に示すように、転写位置から定着位置に至り、中間搬送経路91と重なる第1通路72と、ファン66から、ダクト67を介して、プロセスユニット17と定着部18との間において、第1通路72の途中に合流する第2通路73とが形成される。また、第2通路73においては、ダクト67の下部において、ダクト67の前壁の後方、つまり、ダクト67内を通過する後側通路71と、ダクト67の前壁の前方、つまり、ダクト67とプロセスユニット17との間を通過する前側通路70が形成される。
シャッタ部材68は、中間搬送経路91におけるダクト67の下方、つまり、第1通路72における第2通路73の合流部分に設けられている。このシャッタ部材68は、幅方向に延びる略矩形板状をなし、その下端部が、本体ケーシング2において揺動可能に支持されることにより、その上端部が、上下方向に移動可能とされている。そして、このシャッタ部材68には、図示しないソレノイドが接続されており、そのソレノイドが後述するCPU76の制御によってオン・オフされることにより、その上端部が、下方に移動され、中間搬送経路91と平行するように傾倒する開位置(図3参照)と、その上端部が、上方に移動され、ダクト67の下方開口部67bの前壁とほとんど隙間なく対向するように起立する閉位置(図2参照)とに揺動される。
シャッタ部材68が開位置に位置すると、図3および図4に示すように、第1通路72を開放して、転写位置と定着位置との間の気流の通過が許容され、閉位置に位置すると、図2に示すように、ダクト67における前壁と上下方向において連続するように、第1通路72を閉鎖して、転写位置と定着位置との間の気流の通過が規制される。
なお、シャッタ部材68が閉位置または開位置のいずれに位置しても、転写位置から、第1通路72の前方部分(第1通路72における転写位置から第2通路73の合流部分に至るまでの通路、以下同じ。)、第2通路73の前側通路70、第2通路の上方部分(第2通路73におけるファン66から前側通路70と後側通路71との分岐部分に至る通路、以下同じ。)を介して、ファン66に至る気流の通過と、定着位置から、第1通路72の後方部分(第1通路72における第2通路73の合流部分から定着位置に至るまでの通路、以下同じ。)、第2通路73の後側通路71、第2通路の上方部分を介して、ファン66に至る気流の通過とは、常に開放されている。
そして、たとえば、シャッタ部材68を開位置に位置させて、CPU76の制御によってファン66を吸込方向に回転させると、図3に示すように、定着部18で発生した熱が、定着位置側から第1通路72内を転写位置側へ向かう第1気流92と、その第1気流92の流れを促進させるように、ファン66により吸い込まれた外気が、ファン66から第2通路73内の上部部分、第2通路73の後側通路71および前側通路70を介して、第1通路72内に向かう第2気流93とが発生する。
これによって、装置内の気流全体の流れを、定着部18で発生した熱を転写ローラ30の周囲に取り込んで、転写ローラ30の雰囲気温度を上昇させることができるような、第1方向としての昇温方向の流れとすることができる。
また、シャッタ部材68を開位置に位置させて、CPU76の制御によってファン66を吐出方向に高速回転させると、図4に示すように、第1気流92に抗して、定着部18で発生した熱が、定着位置から、第1通路72内の後方部分、第2通路73の後側通路71および前側通路70、第2通路73内の上部部分を介して、ファン66へ向かい、また、転写位置の周囲の空気が、転写位置から、第1通路72内の前方部分、第2通路73の後側通路71および前側通路70、第2通路73内の上部部分を介して、ファン66へ向かう、第3気流94が発生する。
これによって、装置内の気流全体の流れを、定着部18で発生した熱および転写ローラ30の周囲の空気をファン66から吐き出して、転写ローラ30の雰囲気温度を低下させることができるような第2方向としての冷却方向の流れとすることができる。
また、シャッタ部材68を閉位置に位置させて、CPU76の制御によってファン66を吐出方向に低速回転させると、図2に示すように、第1気流92の代わりに、定着部18で発生した熱が、定着位置から、第1通路72内の後方部分、第2通路73の後側通路71、第2通路73内の上部部分を介して、ファン66へ向かう第4気流が発生する。
なお、この場合には、図示しないが、転写ローラ30の雰囲気温度に影響を及ぼさない程度で、転写位置の周囲の空気が、転写位置から、第1通路72内の前方部分、第2通路73の前側通路70、第2通路73内の上部部分を介して、ファン66へ向かう、わずかな気流が発生する。
これによって、装置内の気流全体の流れを、定着部18で発生した熱をファン66から吐き出して、転写ローラ30の雰囲気温度に影響を及ぼさないようにする排気方向の流れとすることができる。
レジストセンサ69aは、用紙3の搬送経路におけるレジストローラ12の下流側かつ転写位置の上流側において、下側カバー部材54の前側ガイド板61に設けられている。このレジストセンサ69aは、揺動可能なアクチュエータを備えており、用紙3がレジストローラ12から搬送され、その用紙3の先端が接触することによって、アクチュエータが傾倒してオンされ、その用紙3の後端が離間することによって、アクチュエータが起立してオフされるように構成されている。そして、このオン・オフの検知信号が、後述するCPU76に入力され、このレジストセンサ69aのアクチュエータのオン・オフの検知によって、用紙3の転写位置から定着位置への搬送を検知している。
排紙センサ69bは、図1に示すように、用紙3の搬送経路における定着部18の下流側かつ排紙ローラ45の上流側において、本体ケーシング2に設けられている。この排紙センサ69bは、レジストセンサ69aと同じく、揺動可能なアクチュエータを備えており、用紙3が搬送ローラ43から搬送され、その用紙3の先端が接触することによって、アクチュエータが傾倒してオンされ、その用紙3の後端が離間することによって、アクチュエータが起立してオフされるように構成されている。そして、このオン・オフの検知信号が、後述するCPU76に入力され、この排紙センサ69bのアクチュエータのオン・オフの検知によって、用紙3の排紙を検知している。
そして、このレーザプリンタ1では、転写ローラ30の雰囲気温度を迅速に昇温または降温させて安定した転写を図るために、電圧計78により、転写ローラ30に測定電流を印加したときの発生電圧を測定し、抵抗値の指標としてその発生電圧を用いて、その発生電圧に基づいて、ファン66の回転方向および回転速度、および、シャッタ部材68の開閉を制御するための気流変更プログラムを、CPU76によって実行する。
図5は、気流変更プログラムを実行するためのレーザプリンタ1の制御系を示すブロック図である。
図5に示すように、この制御系には、CPU76に、ファン66、シャッタ部材68、レジストセンサ69a、排紙センサ69b、転写バイアス印加電源77、電圧計78の各部が接続されている。
CPU76は、記憶手段としてのROM79およびRAM80を備え、各部の制御を実行する。ROM79には、上記した気流変更プログラムを含む、印刷処理のための印刷プログラムが格納されている。また、このROM79には、気流変更プログラムにおいて用いられる低抵抗側閾値および高抵抗側閾値が、予め設定されている。
RAM80は、レジストセンサ69aや排紙センサ69bなどの各種センサから検知される信号や、電圧計78から入力される抵抗値などの一時的な数値を格納する。
次に、気流変更プログラムの処理を含む印刷プログラムの処理について、図6に示すフロー図を参照して説明する。
なお、このレーザプリンタ1では、印刷プログラムの処理が実行されない非印刷時には、ファン66は停止され、シャッタ部材68は閉位置に位置されている。
まず、印刷ジョブの受付により処理が開始されると、転写バイアス印加電源77から転写ローラ30に測定電流が印加される(S1)。測定電流は、たとえば、−12μAとして設定される。そして、電圧計78によって、その測定電流における発生電圧を測定し、その発生電圧がCPU76に入力され、抵抗値の指標とされる(S2:抵抗値入力ステップ)。
次いで、発生電圧が高抵抗閾値以下であるか否かが判断される(S3)。高抵抗閾値は、たとえば、−6kVとして設定される。
発生電圧が高抵抗閾値以下でない場合(S3:NO)、すなわち、転写ローラ30の雰囲気温度が低下することにより、転写ローラ30の抵抗値が上昇して、その高抵抗閾値を超えた場合には、CPU76の制御により、シャッタ部材68を開位置に位置させた後(S4:シャッタ制御ステップ)、ファン66を吸込方向に回転させる(S5:第1方向変更ステップ)。そうすると、上記したように、図3に示すように、第1気流92と、その第1気流92の流れを促進させる第2気流93とが発生する。これによって、昇温方向の流れが生成され、定着部18からの熱により暖まった第1気流92の流れが、第2気流93の流れによって促進され、転写ローラ30の周囲により多く送風されることとなり、転写ローラ30の雰囲気温度を昇温させて、転写ローラ30の抵抗値を低下させることができる。
とりわけ、このプロセスユニット17では、下側カバー部材54の凹部63に通風孔65が形成されているので、凹部63の外側の空気を、通風孔65を介して凹部63の内側に導入することができるので、転写ローラ30の雰囲気温度が、より迅速に昇温するように調節の容易化を図ることができ、迅速かつ確実な温度調節を達成することができる。また、通風孔65は、転写ローラ30の軸方向のほぼ全域にわたって設けられているので、その転写ローラ30の軸方向のほぼ全域にわたる雰囲気温度を、均一に調節することができる。しかも、通風孔65は、凹部63における前側および真下に、それぞれ形成されているので、定着部18からの輻射熱を直接受けることを防止することができ、同時に、気流が転写ローラ30の周囲に滞留することを防止することができる。そのため、転写ローラ30の雰囲気温度を精度よく管理することができる。
そして、この処理では、発生電圧が高抵抗閾値以下となるまで、ステップ1からステップ5までのステップが繰り返される。
また、発生電圧が高抵抗閾値以下である場合(S3:YES)、すなわち、転写ローラ30の雰囲気温度が低過ぎず、転写ローラ30の抵抗値が、安定して転写を確保できる範囲にある場合には、次いで、発生電圧が低抵抗閾値以上であるか否かが判断される(S6)。低抵抗閾値は、たとえば、−0.1kVとして設定される。
発生電圧が低抵抗閾値以上でない場合(S6:NO)、すなわち、転写ローラ30の雰囲気温度が上昇することにより、転写ローラ30の抵抗値が低下して、その低抵抗閾値未満となった場合には、CPU76の制御により、シャッタ部材68を開位置に位置させた後(S7:シャッタ制御ステップ)、ファン66を吐出方向に高速回転させる(S8:第2方向変更ステップ)。そうすると、上記したように、図4に示すように、第3気流94が発生する。これによって、冷却方向の流れが生成され、第1気流92の流れに抗する第3気流94の流れによって、定着部18からの熱により暖まった第1気流92が転写ローラ30側に流れるのが妨げられると共に、転写ローラ30付近の暖まった空気をファン66側に送風させることとなり、転写ローラ30の雰囲気温度を降温させて、転写ローラ30の抵抗値を上昇させることができる。
とりわけ、このプロセスユニット17では、上記と同様に、下側カバー部材54の凹部63に通風孔65が形成されているので、凹部63の内側の空気を、通風孔65を介して凹部63の外側に放出することができるので、転写ローラ30の雰囲気温度が、より迅速に降温するように調節の容易化を図ることができ、迅速かつ確実な温度調節を達成することができる。また、通風孔65は、転写ローラ30の軸方向のほぼ全域にわたって設けられているので、その転写ローラ30の軸方向のほぼ全域にわたる雰囲気温度を、均一に調節することができる。しかも、通風孔65は、凹部63における前側および真下に、それぞれ形成されているので、定着部18からの輻射熱を直接受けることを防止することができ、同時に、気流が転写ローラ30の周囲に滞留することを防止することができる。そのため、転写ローラ30の雰囲気温度を精度よく管理することができる。
そして、この処理では、発生電圧が低抵抗閾値以上となるまで、ステップ1からステップ8までのステップが繰り返される。
また、発生電圧が低抵抗閾値未満である場合(S6:NO)、すなわち、転写ローラ30の雰囲気温度が高過ぎず、転写ローラ30の抵抗値が、安定して転写を確保できる範囲にある場合には、次いで、ファン66を吐出方向に低速回転させる(S9)。
そうすると、上記したように、図2に示すように、シャッタ部材68が閉位置に位置されたまま、第4気流95が発生するので、定着部18で発生した熱がファン66から吐き出され、これによって、転写ローラ30の雰囲気温度が、定着部18で発生した熱により影響を受けることが防止される。
その後、受付けられた印刷ジョブの印刷処理が開始される(S10)。印刷処理が開始されると、用紙3が1枚毎に給紙され、レジストローラ12から搬送される用紙3の先端がレジストセンサ69aに接触することにより、このレジストセンサ69aのオンが検知され、用紙3の転写位置から定着位置への搬送が検知される(S11)。
用紙3の搬送が検知されると、シャッタ部材68が開位置に位置され(S12:シャッタ制御ステップ)、転写後の用紙3が、中間搬送経路91に搬送され、定着部18において定着された後、排紙センサ69bに、その先端が接触し、続いて後端が離間することによって、この排紙センサ69bのオン・オフが検知され、用紙3の排紙が検知される(S13)。
そして、印刷ジョブにおいて、次の印刷命令があるか否かが判断される(S14)。次の印刷命令がある場合(S14:YES)、すなわち、この印刷ジョブでの残り枚数が0でない場合には、この印刷ジョブでの残り枚数が0となるまで、ステップ11からステップ14までのステップが繰り返される。
一方、次の印刷命令がない場合(S14:NO)、すなわち、この印刷ジョブでの残り枚数が0である場合には、印刷を終了し(S15)、シャッタ部材68を閉位置に位置させた後(S16)、処理を終了する。
そして、このレーザプリンタ1では、このような処理によって、CPU76が、電圧計78によって測定された発生電圧を抵抗値の指標として、その発生電圧に基づいて、ファン66の回転方向および回転速度を制御して、転写ローラ30の周囲の気流の流れ方向を変更する。そのため、簡易な制御により、転写ローラ30の抵抗値に対応させて、転写ローラの雰囲気温度を、転写ローラ30の周囲の気流の流れ方向を変更させることで、迅速に昇温または降温させることができ、安定した転写を図ることができる。
特に、このレーザプリンタ1では、個体ごとのばらつきや、同一個体における軸方向の各部分でのばらつきが少ない、イオン導電タイプの転写ローラ30を採用しており、このイオン導電タイプの転写ローラ30では、雰囲気温度による抵抗値の変化が大きいが、上記のような制御により、転写ローラ30の周囲の気流の流れ方向を変更させることで、雰囲気温度を安定させて、そのようなイオン導電性の転写ローラ30の抵抗値の変化を抑制することにより、安定した転写を確保している。
また、このレーザプリンタ1では、上記の制御において、転写バイアス印加電源77から予め設定される測定電流を転写ローラ30のローラ軸に印加して、その時に発生する電圧を、電圧計78により測定し、その発生電圧を、転写ローラ30の抵抗値の指標としているので、簡易な構成によって、確実な制御を達成している。
また、このレーザプリンタ1では、上記の制御において、転写ローラ30の周囲の気流の流れ方向を変更させる方法として、正逆回転可能なファン66を用いて、そのファン66の回転方向を変えることで、気流の流れ方向を変えているので、簡易な構成により、確実に、転写ローラ30の周囲の気流の流れ方向を変えることができる。その結果、このようなファン66の回転方向の変更に基づく、気流の昇温方向または冷却方向への選択的な切り換えにより、簡易かつ確実に、転写ローラ30の雰囲気温度を昇温または降温させることができ、転写ローラ30による安定した転写を図ることができる。
また、ファン66は、中間搬送経路91よりも上方に配置されているので、より一層、効率的な気流の流れを発生させることができる。
また、上記した制御では、電圧計78によって測定された発生電圧が、高抵抗側閾値を超える場合には、気流の流れが昇温方向となるように、ファン66が吸込方向に回転制御され、また、低抵抗側閾値未満である場合には、気流の流れが冷却方向となるようにファン66が吐出方向へ高速回転にて回転制御される。そのため、ROM79に高抵抗側閾値および低抵抗側閾値を設定するのみの簡易な制御によって、転写ローラ30の雰囲気温度を確実に調節することができる。
また、このレーザプリンタ1では、シャッタ部材68を、開位置に位置させれば、転写位置と定着位置との間の気流の通過が許容される。そのため、第1気流92、第2気流93および第3気流94の通過が許容されるので、転写ローラ30の雰囲気温度の昇温または降温の制御を実行可能とすることができる。一方、シャッタ部材68を閉位置に位置させれば、転写位置と定着位置との間の気流の通過が規制される。そのため、第1気流92の通過が規制されるので、転写ローラ30の雰囲気温度の昇温または降温の制御が規制され、定着部18からの熱が転写ローラ30へ送風されることを遮断することができる。
その結果、シャッタ部材68を開位置とすることにより、転写ローラ30の雰囲気温度の昇温または降温の制御を実行可能とすることができ、また、シャッタ部材68を閉位置とすることにより、定着部18からの熱が転写ローラ30へ送風されることを遮断して、制御の待機状態とすることができる。
そして、上記の制御では、気流変更プログラムが、常には、シャッタ部材68を閉位置に位置させる一方、測定された発生電圧が高抵抗側閾値を超える場合、測定された発生電圧が低抵抗側閾値未満である場合、および、レジストセンサ69bが用紙3の搬送を検知した場合、つまり、転写ローラ30の雰囲気温度の制御または用紙3の搬送を実行する場合にのみ、排紙センサ69bによって印刷ジョブにおける最後の用紙3の排紙が検知されるまでの所定の間、シャッタ部材68を開位置に位置させる。そのため、転写ローラ30の雰囲気温度の制御または用紙3の搬送を実行する場合以外に、定着部18からの熱が転写ローラ30へ送風されることを遮断して、転写ローラ30の雰囲気温度の上昇を確実に防止することができる。
なお、上記の制御では、シャッタ部材68を、ソレノイドのオン・オフにより揺動させて開閉させたが、その開閉機構は、特に制限されず、たとえば、スライド機構により開閉させてもよい。また、シャッタ部材68の取付位置は、本体ケーシング2側に限らず、たとえば、プロセスユニット17側であってもよい。
さらには、本発明においては、シャッタ部材68を設けなくてもよく、その場合には、図6において、ステップ4、ステップ7、ステップ12およびステップ16が省略されたフロー図に基づく処理が実行される。
また、上記の説明では、通風孔65が形成されている下側カバー部材54を、プロセスユニット17のカートリッジフレーム51の一部として説明したが、たとえば、下側カバー部材54を本体ケーシング2の一部として構成してもよい。その場合には、下側カバー部材54は、プロセスユニット17の着脱とは関係なく、本体ケーシング2において固定される。
本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。 図1に示すレーザプリンタの要部拡大図であって、シャッタ部材が閉位置で、ファンが吐出方向に低速回転されている状態を示す。 図1に示すレーザプリンタの要部拡大図であって、シャッタ部材が開位置で、ファンが吸込方向に回転されている状態を示す。 図1に示すレーザプリンタの要部拡大図であって、シャッタ部材が開位置で、ファンが吐出方向に高速回転されている状態を示す。 気流変更プログラムを実行するためのレーザプリンタ1の制御系を示すブロック図である。 気流変更プログラムの処理を含む印刷プログラムの処理を示すフロー図である。 通風孔の形状を示す説明図であって、(a)は、略細長矩形状のスリットに形成する態様、(b)は、多数の丸孔を幅方向に沿って上下に複数列で形成する態様、(c)は、独立する矩形状の孔を互いに所定間隔を隔てるようにして幅方向に沿って複数形成する態様を示す。
符号の説明
1 レーザプリンタ
3 用紙
17 プロセスユニット
18 定着部
27 感光ドラム
30 転写ローラ
54 下側カバー部材
65 通風孔
66 ファン
68 シャッタ部材
69a レジストセンサ
72 第1通路
73 第2通路
76 CPU
79 ROM
78 電圧計
91 中間搬送経路
92 第1気流
93 第2気流
94 第3気流

Claims (20)

  1. 静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体に対向配置され前記像担持体に担持された現像剤像を転写媒体に転写する転写手段とを備えるプロセス装置において、
    前記転写手段を覆うカバー部材を備え、
    前記カバー部材における前記転写手段と対向する内側と、その反対側の外側とを連通する通風孔が設けられていることを特徴とする、プロセス装置。
  2. 前記通風孔が、前記像担持体と前記転写手段との対向部分に対して、前記転写手段の回転方向における上流側半分と下流側半分とに分割した場合の上流側半分の領域に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のプロセス装置。
  3. 前記通風孔が、前記像担持体と前記転写手段との対向部分に対して、前記転写手段の回転方向における上流側半分と下流側半分との境界領域に設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載のプロセス装置。
  4. 前記通風孔が、前記転写手段の長手方向のほぼ全域にわたって設けられていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載のプロセス装置。
  5. 前記転写手段によって転写された現像剤像を定着するための定着手段を備えた画像形成装置に着脱可能に装着され、
    前記転写手段に対して前記転写媒体の搬送方向下流側に前記定着手段が位置するような配置関係で装着されることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載のプロセス装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のプロセス装置が装着され、
    前記転写手段の抵抗値を測定するための抵抗値測定手段と、
    前記転写手段の周囲の気流の流れ方向を変更するための気流方向変更手段と、
    前記抵抗値測定手段により測定された抵抗値に基づいて、前記気流方向変更手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  7. 静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体に対向配置され前記像担持体に担持された現像剤像を転写媒体に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、
    前記転写手段の抵抗値を測定するための抵抗値測定手段と、
    前記転写手段の周囲の気流の流れ方向を変更するための気流方向変更手段と、
    前記抵抗値測定手段により測定された抵抗値に基づいて、前記気流方向変更手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  8. 前記転写手段を覆うカバー部材を備え、
    前記カバー部材における前記転写手段と対向する内側と、その反対側の外側とを連通する通風孔が設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記転写手段によって前記転写媒体に転写された現像剤像を定着するための定着手段を、前記転写手段に対して前記転写媒体の搬送方向下流側に備え、
    前記通風孔が、前記像担持体と前記転写手段との対向部分に対して、前記転写手段の回転方向における上流側半分と下流側半分とに分割した場合の上流側半分の領域に設けられていることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記転写手段によって前記転写媒体に転写された現像剤像を定着するための定着手段を、前記転写手段に対して前記転写媒体の搬送方向下流側に備え、
    前記通風孔が、前記像担持体と前記転写手段との対向部分に対して、前記転写手段の回転方向における上流側半分と下流側半分との境界領域に設けられていることを特徴とする、請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記通風孔が、前記転写手段の長手方向のほぼ全域にわたって設けられていることを特徴とする、請求項8ないし10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記転写手段が、イオン導電性の転写ローラであることを特徴とする、請求項6ないし11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記抵抗値測定手段は、前記転写手段に測定電流が印加されたときに発生する発生電圧を、抵抗値として測定することを特徴とする、請求項6ないし12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記気流方向変更手段が、正逆回転可能なファンであり、そのファンの回転方向を変えることで気流の流れる方向を変えるものであることを特徴とする、請求項6ないし13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記転写手段に対して転写媒体の搬送方向下流側に配置され、前記転写手段によって転写媒体に転写された現像剤像を定着するための定着手段と、
    前記転写手段から前記定着手段に至る第1通路と、
    前記気流方向変更手段から前記第1通路の途中に合流する第2通路とを備え、
    前記制御手段は、
    前記第1通路内を前記定着手段側から前記転写手段へ向かう第1気流の流れを促進させるように、前記第2通路内に前記気流方向変更手段から前記第1通路内に向かう第2気流を発生させる第1方向と、
    前記第1通路内を前記定着手段側から前記転写手段側へ流れようとする前記第1気流に抗して、前記第1通路内および前記第2通路内に前記転写手段側から前記気流方向変更手段側に向かう第3気流を発生させる第2方向とで、気流の流れを変更可能とするように、前記気流方向変更手段の回転方向を制御することを特徴とする、請求項6ないし14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記気流方向変更手段は、前記転写手段から前記定着手段へ搬送される転写媒体の搬送経路よりも、上方に配置されていることを特徴とする、請求項6ないし15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 高抵抗側閾値および低抵抗側閾値が設定されている記憶手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記抵抗値測定手段によって測定された抵抗値が入力される抵抗値入力ステップと、
    入力された抵抗値が、前記高抵抗側閾値を超える場合に、気流の流れが前記第1方向となるように前記気流方向変更手段を制御する第1方向変更ステップと、
    入力された抵抗値が、前記低抵抗側閾値未満である場合に、気流の流れが前記第2方向となるように前記気流方向変更手段を制御する第2方向変更ステップとを備える気流変更プログラムを実行することを特徴とする、請求項15または16に記載の画像形成装置。
  18. 前記第1通路における前記第2通路の合流部分に設けられ、前記定着手段と前記気流方向変更手段との間の気流の通過、および、前記転写手段と前記気流方向変更手段との間の気流の通過を許容し、
    前記転写手段と前記定着手段との間の気流の通過を許容する開位置と、
    前記転写手段と前記定着手段との間の気流の通過を規制する閉位置とに、移動可能なシャッタ手段を備えていることを特徴とする、請求項15ないし17のいずれかに記載の画像形成装置。
  19. 転写媒体の前記転写手段から前記定着手段への搬送を検知する搬送検知手段を備え、
    前記気流変更プログラムは、
    常には、前記シャッタ手段を閉位置に位置させて、
    入力された抵抗値が前記高抵抗側閾値を超える場合、入力された抵抗値が前記低抵抗側閾値未満である場合、および、前記搬送検知手段が転写媒体の搬送を検知した場合に、所定の間、前記シャッタ手段を開位置に位置させるシャッタ制御ステップを備えていることを特徴とする、請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体に対向配置され前記像担持体に担持された現像剤像を転写媒体に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、
    前記転写手段を覆うカバー部材を備え、
    前記カバー部材における前記転写手段と対向する内側と、その反対側の外側とを連通する通風孔が設けられていることを特徴とする、画像形成装置。
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