JP2005114787A - 撮像レンズ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物体側から像面側に向けて順に、正の屈折力をもち物体側に凸面S1を向けた平凸形状の第1レンズ1、所定の口径をもつ開口絞り5、負の屈折力をもち物体側及び像面側に凹面S4,S5を向けた両凹形状の第2レンズ2、正の屈折力をもち物体側に凹面S6を向けたメニスカス形状の第3レンズ3、正の屈折力をもち物体側及び像面側に凸面S8,S9を向けた両凸形状の第4レンズを備え、第2レンズ2において、物体側の凹面S4の曲率半径R4と像面側の凹面S5の曲率半径R5とが同一の曲率半径となるように構成する。これにより、第1レンズの像面側の面が加工不要であり、又、第2レンズの加工コストを低減でき、全体として安価な撮像レンズが得られる。
【選択図】 図1
Description
この認識用カメラに用いられる撮像レンズとしては、画面周辺において像が急激に暗くなる現象、いわゆるシェーディング現象を避けるために、像側テレセントリック性を高めておく必要があり、そのために4群4枚構成の逆エルノスター型のレンズを採用することが多い。同様の理由から、この逆エルノスター型のレンズは、デジタルカメラ等の用途においても多用されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
しかしながら、逆エルノスター型レンズで性能的に所定の要求を満たしていても、レンズの枚数が4枚であるため、安価なトリプレット型レンズに比べ高価になってしまうという問題がある。
(1) R4=−R5、
但し、R4:第2レンズにおける物体側の凹面の曲率半径、R5:第2レンズにおける像面側の凹面の曲率半径、を満足することを特徴としている。
この構成によれば、被写体(物体)から発せられた被写体光は、第1レンズを通過し、開口絞りにより所定の光束に制限され、第2レンズ、第3レンズ、及び第4レンズを通過した後、撮像面に入射する。ここで、第1レンズはその像面側の面が平面であり、かつ、第2レンズはその両凹面が同一の曲率半径に形成された対称形の両凹レンズであるため、その分だけ、加工工具等の共用化で加工段取り等を削減でき、それ故にレンズの加工時間を短縮でき、加工コストを低減することができる。
(2) R8=−R9、
但し、R8:第4レンズにおける物体側の凸面の曲率半径、R9:第4レンズにおける像面側の凸面の曲率半径、を満足することを特徴としている。
この構成によれば、被写体(物体)から発せられた被写体光は、第1レンズを通過し、開口絞りにより所定の光束に制限され、第2レンズ、第3レンズ、及び第4レンズを通過した後、撮像面に入射する。ここで、第1レンズはその像面側の面が平面であり、かつ、第4レンズはその両凸面が同一の曲率半径に形成された対称形の両凸レンズであるため、その分だけ、加工工具等の共用化で加工段取り等を削減でき、それ故にレンズの加工時間を短縮でき、加工コストを低減することができる。
(1) R4=−R5、
(2) R8=−R9、
但し、R4:第2レンズにおける物体側の凹面の曲率半径、R5:第2レンズにおける像面側の凹面の曲率半径、R8:第4レンズにおける物体側の凸面の曲率半径、R9:第4レンズにおける像面側の凸面の曲率半径、を満足することを特徴としている。
この構成によれば、被写体(物体)から発せられた被写体光は、第1レンズを通過し、開口絞りにより所定の光束に制限され、第2レンズ、第3レンズ、及び第4レンズを通過した後、撮像面に入射する。ここで、第1レンズはその像面側の面が平面であり、かつ、第2レンズはその両凹面が同一の曲率半径に形成された対称形の両凹レンズであり、さらに、第4レンズはその両凸面が同一の曲率半径に形成された対称形の両凸レンズであるため、その分だけ、加工工具等の共用化で加工段取り等をさらに削減でき、それ故にレンズの加工時間をさらに短縮でき、加工コストをさらに低減することができる。
(3) R1=−R7、
但し、R1:第1レンズにおける物体側の凸面の曲率半径、R7:第3レンズにおける像面側の凸面の曲率半径、を満足する構成を採用することができる。
この構成によれば、第1レンズの物体側の凸面と第3レンズの像面側の凸面とが同一の曲率半径に形成されているため、同一の工具を用いて加工することができ又同一の工程で加工を施すこともでき、それ故に、加工時間をより一層短縮でき、加工段取り等をより一層削減でき、加工コストをより一層低減することができる。
この構成によれば、開口絞りを保持する際に、第1レンズの平面に当接させて配置するだけでよく、レンズ保持枠等の構造が簡略化される。
この構成によれば、3つのレンズを同一のガラス材料により形成することで、全体としてのコストを低減することができる。
この実施形態に係る撮像レンズでは、図1に示すように、物体側から像面側に向けて、正の屈折力をもち物体側に凸面を向けた平凸形状の第1レンズ1と、負の屈折力をもち物体側及び像面側に凹面を向けた両凹形状の第2レンズ2と、正の屈折力をもち物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズ3と、正の屈折力をもち物体側及び像面側に凸面を向けた両凸形状の第4レンズとが、順次に配列されている。そして、第1レンズ1と第2レンズ2との間でかつ第1レンズ1に隣接するように、所定の口径を有する開口絞り5が配列されている。
第4レンズ4を通過するときその前面(凸面)S8及び後面(凸面)S9にて屈折し、ガラスプレート7を通過した後、CCDの撮像面Pに到達する。
第2レンズ2は、ガラス材料により形成されて、物体側に凹面S4を向けかつ像面側に凹面S5を向けた、負の屈折力をもつ両凹形状のレンズである。ここでは、両方の凹面S4,S5の曲率半径R4,R5が、条件式(1)
(1)R4=−R5、
を満足するように同一の曲率半径となるように形成することで、第2レンズ2を対称形として、加工コストを低減できると同時に、レンズ組み込みの際の誤組付けを防止することができる。尚、(1)式中において、曲率半径R5のマイナス符号は、凹面S4の曲率に対して凹面S5の曲率が逆向きであることを意味する。
(2)R8=−R9、
を満足するように同一の曲率半径となるように形成することで、第4レンズ4を対称形として、加工コストを低減できると同時に、レンズ組み込みの際の誤組付けを防止することができる。尚、(2)式中において、曲率半径R9のマイナス符号は、凸面S8の曲率に対して凸面S9の曲率が逆向きであることを意味する。
ここで、第3レンズ3の像面側の凸面S7と第1レンズ1の物体側の凸面S1の曲率半径R7,R1が、条件式(3)
(3)R1=−R7、
を満足するように同一の曲率半径となるように形成することで、加工コストを一層低減させることができる。尚、(3)式中において、曲率半径R7のマイナス符号は、凸面S1の曲率に対して凸面S7の曲率が逆向きであることを意味する。
以上の構成からなる撮像レンズの具体的な数値による実施例を、実施例1〜実施例4として以下に示す。
2 第2レンズ
3 第3レンズ
4 第4レンズ
5 開口絞り
6,7 ガラスプレート
P 撮像面
L 主光軸
Claims (6)
- 物体側から像面側に向けて順に、
正の屈折力をもち物体側に凸面を向けた平凸形状の第1レンズと、
所定の口径をもつ開口絞りと、
負の屈折力をもち物体側及び像面側に凹面を向けた両凹形状の第2レンズと、
正の屈折力をもち物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズと、
正の屈折力をもち物体側及び像面側に凸面を向けた両凸形状の第4レンズと、を備えていて、
次の条件式(1)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
(1) R4=−R5、
但し、R4:前記第2レンズにおける物体側の凹面の曲率半径、
R5:前記第2レンズにおける像面側の凹面の曲率半径。 - 物体側から像面側に向けて順に、
正の屈折力をもち物体側に凸面を向けた平凸形状の第1レンズと、
所定の口径をもつ開口絞りと、
負の屈折力をもち物体側及び像面側に凹面を向けた両凹形状の第2レンズと、
正の屈折力をもち物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズと、
正の屈折力をもち物体側及び像面側に凸面を向けた両凸形状の第4レンズと、を備えていて、
次の条件式(2)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
(2) R8=−R9、
但し、R8:前記第4レンズにおける物体側の凸面の曲率半径、
R9:前記第4レンズにおける像面側の凸面の曲率半径。 - 物体側から像面側に向けて順に、
正の屈折力をもち物体側に凸面を向けた平凸形状の第1レンズと、
所定の口径をもつ開口絞りと、
負の屈折力をもち物体側及び像面側に凹面を向けた両凹形状の第2レンズと、
正の屈折力をもち物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズと、
正の屈折力をもち物体側及び像面側に凸面を向けた両凸形状の第4レンズと、を備えていて、
次の条件式(1),(2)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
(1) R4=−R5、
(2) R8=−R9、
但し、R4:前記第2レンズにおける物体側の凹面の曲率半径、
R5:前記第2レンズにおける像面側の凹面の曲率半径、
R8:前記第4レンズにおける物体側の凸面の曲率半径、
R9:前記第4レンズにおける像面側の凸面の曲率半径。 - 次の条件式、(3)を満足することを特徴とする請求項3記載の撮像レンズ。
(3) R1=−R7、
但し、R1:前記第1レンズにおける物体側の凸面の曲率半径、
R7:前記第3レンズにおける像面側の凸面の曲率半径。 - 前記開口絞りは、前記第1レンズの像面側の面に隣接して配置されている、
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の撮像レンズ。 - 前記第1レンズ、第3レンズ、及び第4レンズは、同一のガラス材料により形成されている、
ことを特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載の撮像レンズ。
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Cited By (4)
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JP2009053592A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Konica Minolta Opto Inc | 撮像レンズ |
JP2009545128A (ja) * | 2006-07-28 | 2009-12-17 | エルジー・ケム・リミテッド | 高温における貯蔵性能を改良するためのアノード及びそれを備えてなるリチウム二次バッテリー |
WO2015049877A1 (ja) * | 2013-10-03 | 2015-04-09 | 日立マクセル株式会社 | 撮像レンズ系及び撮像装置 |
JP2018013579A (ja) * | 2016-07-20 | 2018-01-25 | 富士フイルム株式会社 | 撮像レンズおよび撮像装置 |
-
2003
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