JP2005113939A - 直動案内機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構成を簡素化しながら保持器のずれやスリップを防止し、保持器と案内レールとの適正な位置関係を維持できる直動案内機構を提供する。
【解決手段】 可動テーブル1、ベッド2及び保持器4を備えた直動案内機構100において、可動テーブル1には、軸33に回転可能に支持されたピニオン31及びピニオン32と、可動テーブル1の一面に形成された案内レール11と、を有し、ベッド2には、ベッド2の一面に案内レール11と対向して形成された案内レール21と、案内レール21の壁面24にピニオン31と対向して形成されたラック5と、を有し、保持器4には、ピニオン32と対向して形成されたラック41を有する。ここで、ピニオン31がラック5と噛合して回転すると共に、ピニオン32がラック41と噛合して回転し、保持器4のローラ42が案内レール11、21に接して転動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1対の案内レールの間に、転動体を保持した保持器を介在させ、転動体の転動により1対の案内レールを直線的に相対移動させるようにした直動案内機構に関するものである。
従来の直動案内機構は、案内軌道面を備えて長手方向に相対移動する2つの案内レールを備え、保持器に保持された転動体が案内軌道面上を転動し、保持器には、保持器を案内する案内歯車が結合され、この案内歯車がそれぞれの案内レールに結合されたラックと噛合するように構成し、案内歯車の円板側面には、円周方向に分布して軸方向に突出する突起を形成し、案内レールには、案内歯車の突起が係合する凹部を形成している(例えば、特許文献1参照)。
また、案内レールに結合されたラックの歯に、転動体との干渉を回避するための凹部を形成しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
なお、上述した構成の直動案内機構を製造するときには、保持器に歯車を組み込んだ案内ユニットを用いている。また、案内レールへのラック溝加工は、案内レールの焼き入れ後に行われている。さらに、案内レールの加工逃げ溝にラックを組み込む方法も提案されている。
特開平11‐315832号公報(第9段落〜第11段落、第1図〜第3図) 特開平11‐108056号公報(第16段落〜第19段落、第3図〜第5図)
しかしながら、従来の直動案内機構においては、案内レール(「案内部」に相当する)へのラック溝加工を要するために、案内レールを機構部と一体化して構成を簡素化することが難しかった。この点については、さらに改善の余地がある。なお、保持器(「保持手段」に相当する)に案内歯車を設けず、案内レールにラック溝を形成しないようにした場合、2つの案内レールの相対移動に伴って、保持器が転動体に案内されて案内レールと相対移動するが、転動体と案内レールの間に自重差で滑りが発生すると、案内レールに対する保持器のずれやスリップが生じる。このとき、2つの案内レールに対する保持器の移動量が不均一となって、保持器を案内レールに対して適正位置に維持することが難しく、保持器及び転動体が案内レールから外れてしまうことがある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、構成を簡素化しながら保持手段のずれやスリップを防止し、保持手段と案内部との適正な位置関係を維持できる直動案内機構を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明の直動案内機構は、所定の方向に移動可能な第1の台と、第1の台と対向して配置された第2の台と、転動体を保持する保持手段と、を備え、第1の台と第2の台とが保持手段を介して直線的に相対移動するよう案内する直動案内機構において、第1の台には、前記所定の方向に対して垂直な方向に延在する軸に、回転可能に支持された第1の歯車及び第2の歯車と、第1の台の一面に形成され、保持手段を案内する第1の案内部と、を有し、第2の台には、第2の台の一面に第1の案内部と対向して形成された第2の案内部と、第2の案内部の非案内面に第1の歯車と対向して形成された第1の歯部と、を有し、保持手段には、第2の歯車と対向して形成された第2の歯部を有して、第1の歯車が第1の歯部と噛合して回転すると共に、第2の歯車が第2の歯部と噛合して回転し、保持手段の転動体が第1の案内部及び第2の案内部に接して転動するようにした構成を有している。
請求項2に係る本発明の直動案内機構は、請求項1において、第2の歯車の径と第1の歯車の径との比が、保持手段が第1の台及び第2の台に接して移動するときの第1の速度と、第1の台が保持手段を介して第2の台上を移動するときの第2の速度との比に相当するようにした構成を有している。
請求項3に係る本発明の直動案内機構は、請求項2において、第2の歯車の径と第1の歯車の径との比が、2対1である構成を有している。
請求項4に係る本発明の直動案内機構は、請求項1から請求項3のいずれか1項において、第1の案内部が第1の台と一体形成され、第2の案内部が第2の台と一体形成され、第1の歯車及び第2の歯車を軸支する歯車部が一体化された構成を有している。
請求項5に係る本発明の直動案内機構は、請求項1から請求項4のいずれか1項において、保持手段には、ローラからなる転動体が互い違いに配置され、第1の案内部の案内面及び第2の案内部の案内面には、ローラの外周面が接するように略V字状の案内溝が形成された構成を有している。
本発明は、第1の台には、所定の方向に対して垂直な方向に延在する軸に、回転可能に支持された第1の歯車及び第2の歯車と、第1の台の一面に形成され、保持手段を案内する第1の案内部と、を有し、第2の台には、第2の台の一面に第1の案内部と対向して形成された第2の案内部と、第2の案内部の非案内面に第1の歯車と対向して形成された第1の歯部と、を有し、保持手段には、第2の歯車と対向して形成された第2の歯部を有して、第1の歯車が第1の歯部と噛合して回転すると共に、第2の歯車が第2の歯部と噛合して回転し、保持手段の転動体が第1の案内部及び第2の案内部に接して転動するようにしたことにより、構成を簡素化しながら保持手段のずれやスリップを防止し、保持手段と案内部との適正な位置関係を維持できるという効果を有する直動案内機構を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係る直動案内機構について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係る直動案内機構を図1に示す。
図1において、直動案内機構100は、保持器4を介して直線的に案内方向(案内レール11、21に沿った方向)に相対移動する可動テーブル1及びベッド2と、可動テーブル1下部でピニオン31、32を回転可能に軸支するギヤボックス3と、可動テーブル1とベッド2との間に介在し、可動テーブル1及びベッド2に対して案内方向に相対移動する保持器4と、ベッド2に形成された案内レール21の片側の壁面24に取り付けられたラック5と、を有する構成である。
このラック5の歯は、ベッド2の案内レール21に沿って形成され、ギヤボックス3下部に軸支されたピニオン31と噛合している。このピニオン31が、可動テーブル1に対する案内レール方向の外力により、ラック5と噛合して回転し、ラック5上を移動するように連結している(図2に示す)。
また、案内レール11は、可動テーブル1と一体的に構成されており、案内レール21と対抗する側の壁面12には、V字溝13が長手方向(「案内方向」に相当する)に渡って形成されている。また、案内レール21は、ベッド2と一体的に構成されており、案内レール11と対向する側の壁面22には、V字溝23がV字溝13と対向するよう、長手方向に渡って形成されている。なお、V字溝13、23の底部には凹部(加工逃げ溝)が形成されている。
また、保持器4は、案内レール11、21間に挟まれてその長手方向に延在し、軸方向及び回転方向の異なるローラ42を互い違いに軸支して保持している(図3に示す)。この複数のローラ42が、可動テーブル1に対する案内レール方向の外力により、案内レール11のV字溝13、又は案内レール21のV字溝23に接して回転するようにしている。さらに、保持器4の上部には、案内レール11、21の間で長手方向に形成されたラック41を有し、このラック41の歯は、ギヤボックス3下部に軸支されたピニオン32と噛合している。上述した可動テーブル1に対する案内レール方向の外力により、ピニオン32がラック41と噛合して回転し、ラック41上を移動するように連結している。なお、案内レール11、21には、保持器4の案内方向の移動を規制するためのストッパ(図示せず)を有し、保持器4が所定の範囲内で案内方向に移動するようにしている。
ここでは、複数のローラ42の回転により、保持器4が案内レール11、21に対して相対的に移動するとき、保持器4はローラ中心でローラ42によって保持されているために、保持器4の速度は可動テーブル1の速度の1/2となる。そこで、ピニオン31の径は、ピニオン32の径の略2倍となるように設定している。
以上のように構成された直動案内機構100について、その作用を説明する。
図1の状態で、可動テーブル1に対する案内レール方向の外力が加わったとき、可動テーブル1側のピニオン31が、ベッド2側のラック5と噛合して回転すると共に、可動テーブル1側のピニオン32が、保持器4側のラック41と噛合して回転する。ここで、保持器4に保持された複数のローラ42の外周が、2本の案内レール11、21に穿たれたV字溝13、23の溝面に接しているために、ピニオン32の回転に伴なって、保持器4に保持された複数のローラ42が転動する。
従って、複数のローラ42の転動により、保持器4が案内方向(図2、図3の左右方向)に移動する。この保持器4の移動により、可動テーブル1の案内レール11が、ベッド2上を案内レール21のV字溝13に沿って移動すると共に、可動テーブル1のピニオン32がラック41上を回転移動する。また、可動テーブル1のピニオン31がラック5上を回転移動する。こうして、保持器4が案内レール11、21上を移動し、可動テーブル1とベッド2とが、保持器4を介して直線的に相対移動する。
このような本発明の実施の一形態に係る直動案内機構100によれば、図2、図3の左右方向(「所定の方向」に相当する)に移動可能な可動テーブル1(「第1の台」に相当する)と、可動テーブル1と対向して配置されたベッド2(「第2の台」に相当する)と、複数のローラ42(「転動体」に相当する)を保持する保持器4(「保持手段」に相当する)と、を備え、さらに、可動テーブル1には、図1の左右方向(「所定の方向に対して垂直な方向」)に延在する軸33に、回転可能に支持されたピニオン31(「第1の歯車」に相当する)及びピニオン32(「第2の歯車」に相当する)と、可動テーブル1の一面に形成され、保持器4を案内する案内レール11(「第1の案内部」に相当する)と、を有し、ベッド2には、ベッド2の一面に案内レール11と対向して形成された案内レール21(「第2の案内部」に相当する)と、案内レール21の壁面24(「非案内面」に相当する)にピニオン31と対向して形成されたラック5(「第1の歯部」に相当する)と、を有し、保持器4には、ピニオン32と対向して形成されたラック41(「第2の歯部」に相当する)を有して、ピニオン31がラック5と噛合して回転すると共に、ピニオン32がラック41と噛合して回転し、保持器4のローラ42が案内レール11、21に接して転動するようにしたので、ラック5とピニオン31とにより、案内レール21に対する可動テーブル1の移動量を規制でき、かつラック41とピニオン32とにより、案内レール11、21に対する保持器4の移動量を規制できる。よって、保持器4のずれやスリップを防止し、保持器4と案内レール11、21との適正な位置関係を維持できる。さらに、保持器4には、ラック41を有するのみで上述の案内歯車を有せず、案内レール11、21にラック溝加工をする必要がなくなるために、機構全体が従来の技術に比べて簡素な構成(特に、ラック5、41、ピニオン31、32等を用いた構成)となり、加工が容易となる。これは、請求項1に係る発明を適用した実施の一形態に相当する。
また、本実施形態によれば、ピニオン32の径とピニオン31の径との比が、保持器4が可動テーブル1及びベッド2に接して移動するときの速度(「第1の速度」に相当する)と、可動テーブル1が保持器4を介してベッド2上を移動するときの速度(「第2の速度」に相当する)との比に相当するように、それぞれ略「1:2」としたので、保持器4の案内レール11、21に対する相対移動量と、ギヤボックス3の案内レール21に対する相対移動量とが均一となる。すなわち、案内レール21の案内方向両側における可動テーブル1との相対移動量が均一となる。よって、保持器4のずれやスリップを防止し、保持器4と案内レール11、21との適正な位置関係を維持できる。例えば、本実施形態を適用したXYテーブルやステージの案内レールにおいては、案内レールの略中央と保持器4の長手方向の略中央とが対向するような、保持器4の初期位置となる。これは、請求項2、3に係る発明を適用した実施の一形態に相当する。
また、本実施形態によれば、案内レール11が可動テーブル1と一体形成され、案内レール21がベッド2と一体形成され、ピニオン31、32を軸支するギヤボックス3(「歯車部」に相当する)がユニット化されたので、組立工程を簡略化して組立作業を軽減できるという効果も得られる。よって、コストの削減が期待できる。これは、請求項4に係る発明を適用した実施の一形態に相当する。
また、本実施形態によれば、保持器4には、ローラ42からなる転動体が互い違いに配置され、案内レール11、21の対向する壁面12、22には、ローラ42の外周面が接するようにV字溝13、23(「略V字状の案内溝」に相当する)が形成されたので、可動テーブル1及びベッド2の内側の案内溝にラック溝加工を施した場合と比べ、加工工程の簡素化によりコストを削減できるという効果も期待できる。特に、テーブル一体型の案内レールを有する小型ステージにおいては、保持器4のずれやスリップを防止して高精度の案内動作が実現可能となる。これは、請求項5に係る発明を適用した実施の一形態に相当する。
さらに、本実施形態によれば、保持器4のローラ42と接するV字溝13、23にラック溝加工を施さず、ラック5、41、ピニオン31、32という安価な部品で構成したので、加工、組立及びメンテナンスに関するコストが削減されるという効果も期待できる。
なお、本実施形態では保持器4のローラ42と接するV字溝13、23にラック溝加工を施さないようにした場合について説明したが、本発明はこのほかに、V字溝13、23にラック溝加工を施し、このラックと噛合するピニオンを保持器4に設け、保持器4が、ラック41、ピニオン32と、V字溝13、23内のラック、保持器4のピニオンとにより、その移動量を規制されるようにしても、保持器4のずれやスリップを防止し、保持器4と案内レール11、21との適正な位置関係を維持するという同様の効果が得られるものである。ここで、上記V字溝13、23内のラック、保持器4のピニオンについては、特開平11‐315832号公報、特開平11‐108056号公報等に開示された技術を適用して実現できる。
また、本実施形態では保持器4で保持する転動体としてローラ42を用いた場合について説明したが、本発明はこのほかに、ボール(鋼球等)を用いても同様の効果が得られるものである。
さらに、本実施形態では第1の台として移動可能な可動テーブル1を用い、第2の台として固定されたベッド2を用いた場合について説明したが、本発明はこのほかに、第1の台を固定し、第2の台を移動可能としても同様の効果が得られるものである。あるいは、移動可能な第1の台(可動テーブル1に相当する)にラック(図1の5に相当する)を設け、固定された第2の台(ベッド2に相当する)にギヤボックス(図1の3に相当する)を設けても、同様の効果が得られるものである。
この構成を図4に示す。図4の直動案内機構100′において、可動テーブル1′の案内レール21′(図1の11に相当する)には、案内方向にラック5′(図1の5に相当する)が形成されている。また、ベッド2′には、ギヤボックス3′(図1の3に相当する)が埋め込まれ、さらにギヤボックス3′の軸33′に、径の異なるピニオン31′、32′(図1の31、32に相当する)が軸支されている。また、保持器4′(図1の4に相当する)には、複数のローラ42′(図1の42に相当する)が保持され、その長手方向にはラック41′(図1の41に相当する)が形成されている。ここでは、ピニオン31′がラック5′と噛合し、ピニオン32′がラック41′と噛合している。
以上のように、本発明に係る直動案内機構は、第1の台(「可動テーブル」に相当する)には、所定の方向に対して垂直な方向に延在する軸に、回転可能に支持された第1の歯車(「ピニオン」に相当する)及び第2の歯車(「ピニオン」に相当する)と、第1の台の一面に形成され、保持手段を案内する第1の案内部(「案内レール」に相当する)と、を有し、第2の台(「ベッド」に相当する)には、第2の台の一面に第1の案内部と対向して形成された第2の案内部(「案内レール」に相当する)と、第2の案内部の非案内面に第1の歯車と対向して形成された第1の歯部(「ラック」に相当する)と、を有し、保持手段には、第2の歯車と対向して形成された第2の歯部(「ラック」に相当する)を有して、第1の歯車が第1の歯部と噛合して回転すると共に、第2の歯車が第2の歯部と噛合して回転し、保持手段(「保持器」に相当する)の転動体(「ローラ」に相当する)が第1の案内部及び第2の案内部に接して転動するようにしたことにより、構成を簡素化しながら保持手段のずれやスリップを防止し、保持手段と案内部との適正な位置関係を維持できるという効果を有し、1対の案内レールの間に、転動体を保持した保持器を介在させ、転動体の転動により1対の案内レールを直線的に相対移動させるようにした直動案内機構等として有用である。
本発明の実施の一形態に係る直動案内機構の要部を示す縦断面図である。 本発明の実施の一形態に係る直動案内機構の第1の歯部を示す横断面図である。 本発明の実施の一形態に係る直動案内機構の第2の歯部を示す横断面図である。 本発明の他の実施形態に係る直動案内機構の要部を示す縦断面図である。
符号の説明
1、1′ 可動テーブル
2、2′ ベッド
3、3′ ギヤボックス
4、4′ 保持器
5、41、5′、41′ ラック
11、21、11′、21′ 案内レール
12、22、24 壁面
13、23 V字溝
31、32、31′、32′ ピニオン(ギヤ)
42、42′ ローラ
100、100′ 直動案内機構

Claims (5)

  1. 所定の方向に移動可能な第1の台と、第1の台と対向して配置された第2の台と、転動体を保持する保持手段と、を備え、第1の台と第2の台とが保持手段を介して直線的に相対移動するよう案内する直動案内機構において、
    第1の台には、前記所定の方向に対して垂直な方向に延在する軸に、回転可能に支持された第1の歯車及び第2の歯車と、第1の台の一面に形成され、保持手段を案内する第1の案内部と、を有し、第2の台には、第2の台の一面に第1の案内部と対向して形成された第2の案内部と、第2の案内部の非案内面に第1の歯車と対向して形成された第1の歯部と、を有し、保持手段には、第2の歯車と対向して形成された第2の歯部を有して、
    第1の歯車が第1の歯部と噛合して回転すると共に、第2の歯車が第2の歯部と噛合して回転し、保持手段の転動体が第1の案内部及び第2の案内部に接して転動するようにしたことを特徴とする直動案内機構。
  2. 請求項1に記載の直動案内機構において、
    第2の歯車の径と第1の歯車の径との比が、保持手段が第1の台及び第2の台に接して移動するときの第1の速度と、第1の台が保持手段を介して第2の台上を移動するときの第2の速度との比に相当するようにしたことを特徴とする直動案内機構。
  3. 請求項2に記載の直動案内機構において、
    第2の歯車の径と第1の歯車の径との比が、2対1であることを特徴とする直動案内機構。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の直動案内機構において、
    第1の案内部が第1の台と一体形成され、第2の案内部が第2の台と一体形成され、第1の歯車及び第2の歯車を軸支する歯車部が一体化されたことを特徴とする直動案内機構。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の直動案内機構において、
    保持手段には、ローラからなる転動体が互い違いに配置され、第1の案内部の案内面及び第2の案内部の案内面には、ローラの外周面が接するように略V字状の案内溝が形成されたことを特徴とする直動案内機構。
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