JP2005113913A - ディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法の提供。
【解決手段】 燃焼システムの中のディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法に、マンガン化合物を含有する添加剤を燃料をディーゼル燃料燃焼システムに供給することを含める。次に、前記燃料を前記燃焼室の中で燃焼させることで前記マンガン化合物を含有する少なくとも1種の副生成物を生じさせる。前記マンガン化合物をこれが燃焼副生成物と複合体を形成するに有効な量で供給する。燃焼副生成物である煤粒子による負荷を受けている潤滑油の属性を向上させることでディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる。
【選択図】 なし
【解決手段】 燃焼システムの中のディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法に、マンガン化合物を含有する添加剤を燃料をディーゼル燃料燃焼システムに供給することを含める。次に、前記燃料を前記燃焼室の中で燃焼させることで前記マンガン化合物を含有する少なくとも1種の副生成物を生じさせる。前記マンガン化合物をこれが燃焼副生成物と複合体を形成するに有効な量で供給する。燃焼副生成物である煤粒子による負荷を受けている潤滑油の属性を向上させることでディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる。
【選択図】 なし
Description
本発明は、ディーゼル燃料燃焼システム(diesel fuel combustion systems)の作動を保護しかつ向上させる燃料添加剤の使用に関する。この添加剤は1種以上のマンガン化合物を含有する。この添加剤を燃料の一部として燃焼室に導入してもよい。この添加剤は、その結果として、例えば摩耗の抑制、潤滑油の寿命および燃料の経済性などを向上させることで、ディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる。
自動車産業または炭化水素系燃料を燃焼させる如何なる産業でもテールパイプ(または煙突)排出量を減少させる目的でいろいろな方策が用いられることは良く知られている。例えば、火花点火エンジンから放出される排気物を減少させる最も一般的な方法は、空気:燃料比および点火のタイミングを注意深く制御する方法である。点火のタイミングを最良効率設定(best efficiency setting)から遅らせるとHCとNOxの排気量が減少するが、点火を過度に遅らせるとCOとHCの排出量が多くなってしまう。エンジンの速度が速くなるとHC排気量が減少するが、負荷を伴ってNOx排気量が多くなる。冷媒の温度を高くするとHC排気量が減少する傾向があるが、それによってNOx排気量が多くなってしまう。
ディーゼルシステムでは排気物の制御に関して一組のさらなる難題が生じている。粒子およびHCを減少させる方策には、燃料の噴射および空気の移動を最適にすること、いろいろな負荷における燃料噴霧を有効にすること、燃料噴射のタイミングを制御すること、燃焼室における有害な損失を最小限にすること、直接噴射用バルブカバーオリフィスノズル(valve cover orifice nozzles)のサック容積(sac volume)を低くすること、潤滑油が関与する度合を低くすること、そしてエンジンのウォームアップ(warm−up)を速くすることが含まれる。
新しいディーゼル燃料燃焼システムはいろいろな性能属性が向上するように設計されてきておりかつ設計されている。用いられている新しい種類の技術のいくつかには下記の中の1つ以上が含まれ得る:改良されたターボチャージャー、燃料噴射装置、電子エンジン制御、エンジン表面上の低摩擦被膜および排ガス再循環装置。そのようなシステムの多くによって今度は新しい性能要求がもたらされかつ全体としてエンジンの作動を妥協せざるを得ないと言った結果がもたらされている。例えば、排ガス再循環(EGR)装置を用いると結果として燃焼副生成物が吹き抜け(blowby)を起こす度合が増し、このことは、エンジンオイルの中の煤が増加することを意味する。言い換えると、EGR装置を用いる時の妥協は、ディーゼルエンジン用潤滑油の煤含有量が相対的に高くなると予測され得ることにある。他の種類の技術を用いても同様に結果としてディーゼルエンジン用潤滑油の煤含有量が相対的に高くなってしまう。
(詳細な説明)
本明細書に記述する方法で用いる添加剤は燃料に可溶な無機もしくは有機金属マンガン含有化合物である。次に、そのような燃料をディーゼル燃料燃焼システム内で燃焼させると前記マンガン化合物を含有する燃焼副生成物が生じる。
本明細書に記述する方法で用いる添加剤は燃料に可溶な無機もしくは有機金属マンガン含有化合物である。次に、そのような燃料をディーゼル燃料燃焼システム内で燃焼させると前記マンガン化合物を含有する燃焼副生成物が生じる。
ディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法に、マンガン含有化合物を含有する添加剤を含んで成るディーゼル燃料をディーゼル燃料燃焼システム(このディーゼル燃料燃焼システムはエンジンオイルを含有していて煤負荷が少なくとも3質量%である)の中のディーゼル燃料燃焼室に供給(前記マンガン含有化合物が少なくとも1種の燃焼副生成物と複合体を形成するに有効な量で送り込まれるように)し、前記燃料を前記燃焼室の中で燃焼させて前記マンガン含有化合物を含んで成る少なくとも1種の副生成物を生じさせることで、前記ディーゼル燃料燃焼システムの性能を向上させることを含んで成る。
本発明による利益を受け得るディーゼル燃料燃焼システムには、ディーゼル燃料を燃焼させるあらゆる燃焼機関が含まれる。本明細書における「燃焼システム」は、ディーゼル燃料を燃焼させ得るか或はディーゼル燃料が中で燃焼し得る内部および外部燃焼装置、機械、エンジン、タービンエンジン、ボイラー、焼却装置、蒸発バーナー、固定式バーナーなどのいずれかおよび全部を意味する。一例として、ディーゼル燃料燃焼システムは、少なくとも3質量%の煤負荷(soot loading)に適応するように配合されているエンジンオイルを必要とする(API CH−4を満足されるように配合されている高馬力用エンジンオイルは少なくとも3質量%の煤負荷の存在下で摩耗を防止すべきである)。別の例として、そのようなエンジンオイルは少なくとも約5質量%の煤負荷に適応するように配合されている。
ディーゼル燃料燃焼システムは新しい構成要素を1つ以上組込むように設計されているが、そのような新しい構成要素は結果としてエンジン潤滑油の中に煤負荷を新しく高い質量濃度で蓄積させる可能性がある。そのような新しい構成要素はまたエンジンの摩耗を増加させることで潤滑油の性能向上を要求する可能性がある。そのようなディーゼル燃料燃焼システム構成要素には、これらに限定するものでないが、下記が含まれる:熱もしくは冷却のいずれかの排ガス再循環装置;可変スクロールターボチャージャー/可変形態ターボチャージャー;コモンレイル(common−rail)燃料噴射装置;油圧作動電子制御ユニットインジェクタ;ターボチャージャー付き後冷却燃焼用空気装置(turbocharged and after cooled combustion air systems);平均燃料噴射圧力および噴射速度を高くし得る装置(elevated mean fuel injection pressure and injection rate shaping capable systems);燃焼用空気、燃料および排気用の電子エンジン制御装置;可変弁作動装置;均一チャージ(homogeneous charge)圧縮点火装置;およびエンジン表面上の低摩擦被膜(例えば炭素が基になっている被膜およびPTFE)。
そのような新しいディーゼル燃料燃焼システム用構成要素は各々がそれ自身の特殊な様式でシステム全体の効率および性能に貢献する。それらを用いる結果としてもたらされる妥協のいくつかには、エンジン潤滑油の中の煤負荷の増加、およびエンジンの摩耗(および新しい構成要素による摩耗)に関係した潤滑油の性能の向上が含まれ得る。
本明細書における「ディーゼル燃料」は、ディーゼル燃料、バイオディーゼル(biodiesel)、バイオディーゼル誘導燃料、合成ディーゼル、粒子を制御する目的で酸素化物(oxygenates)で処理されたディーゼル燃料およびこれらの混合物そしてASTM D975の定義に合致する他の製品から成る群から選択される1種以上の燃料を意味する。一例として、ディーゼル燃料の硫黄含有量は約100ppm未満であり、さらなる例として、硫黄含有量は約30ppm未満であろう。
本明細書に開示する金属には、元素状およびイオン性マンガン、これらの前駆体、およびマンガンを含有する金属化合物の混合物が含まれる。そのようなマンガン含有化合物は無機または有機のいずれであってもよい。また、マンガンまたはマンガンのイオンをインサイチューで発生、遊離または生成させるのも有効である。
本発明の無機マンガン含有化合物には、限定しない例として、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酸化物、硝酸塩、硫酸塩、燐酸塩、窒化物、水素化物、水酸化物、炭酸塩およびこれらの混合物が含まれ得る。マンガンの硫酸塩および燐酸塩が有効であり、特定の燃料および燃焼用途では、容認されない追加的硫黄および燐含有燃焼副生成物を生じない可能性がある。有機金属化合物には、アルコール、アルデヒド、ケトン、エステル、無水物、スルホネート、ホスホネート、キレート、フェネート、クラウンエーテル、ナフテネート、カルボン酸、アミド、アセチルアセトネートおよびこれらの混合物をリガンド系の一部として有するマンガン化合物が含まれる。
一例として、マンガン含有有機金属化合物はマンガントリカルボニル化合物である。そのような化合物は例えば米国特許第4,568,357号、4,674,447号、5,113,803号、5,599,357号、5,944,858号およびヨーロッパ特許第466 512 B1号に教示されている。
用いることができる適切なマンガントリカルボニル化合物には、シクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、メチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、トリメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、テトラメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ペンタメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジエチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、プロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、イソプロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、t−ブチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、オクチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ドデシルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、インデニルマンガントリカルボニルなど(2種以上の前記化合物の混合物を包含)が含まれる。他の例には、室温で液状のシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、例えばメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、シクロペンタジエニルマンガントリカルボニルとメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルの液状混合物、メチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルとエチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルの混合物などが含まれる。
そのような化合物の調製は文献、例えば米国特許第2,818,417号(これの開示は引用することによって全体が本明細書に組み入れられる)などに記述されている。
本発明の方法およびシステムで用いるべき添加剤を配合する時、そのようなマンガン含有化合物を本明細書に記述する如きディーゼル燃料燃焼システムの作動が向上するに充分な量で用いる。この添加剤の量または濃度は、個々の燃焼システムに組み込まれている特定の構成要素そしてそのような構成要素が原因で当該燃焼システムの作動で用いられる潤滑油に負荷をもたらす煤の量などに当該構成要素がどのような影響を与えるかを基にして選択可能である。この添加剤の量または濃度は、また、ディーゼル燃料に入っている硫黄の濃度を基にすることでも選択可能である。そのようなマンガン化合物の典型的な処理率(treatment rates)は、マンガンが1リットル当たり100mg以上から1リットル当たり約50mg以下、一例として約5から約30mg/リットルであるような処理率であってもよい。
本明細書に開示する添加剤を用いると結果として生じる煤の全質量が低下する。しかしながら、この添加剤を用いると、加うるに、煤粒子の品質も向上し、少なくとも煤粒子がディーゼルエンジンの潤滑油に対して示す影響の点で向上する。マンガン含有添加剤を用いると可溶有機画分(soluble organic fraction)(SOF)に対する元素状炭素(EC)の比率が低くなる。そのようなECとSOFの比率は煤粒子の堅さに影響を与えることで膜の強度に影響を与えると考えている。SOFに対するECの比率が低くなると煤による負荷を受けている潤滑油の品質が向上すると思われる。煤の特性が境界膜の生成に与える影響、従って煤含有潤滑油が摩耗を防止する能力に与える影響がSAE 2002−001−2793(Devlin他、「Film Formation Properties of Polymers in the Presence of Abrasive Contaminants」)に記述されている。この論文では、高馬力ディーゼルエンジンの摩耗と境界層膜生成を相互に関係付けており、そこでは、高振動数で往復運動するリグ(High Frequency Reciprocating Rig)(HFRR)を用いてそれの存在を検出している。
本明細書に記述する添加剤を用いると、1番目の比較研究で境界層膜の厚みを測定することで明らかになったように、煤粒子の品質が向上する。マンガン含有添加剤(MMT)の存在有り無しで生じた煤をいろいろな量で含有する潤滑油にHFRRを用いた試験を受けさせた。この試験で用いたマンガン含有添加剤の処理率はMnが1リットル当たり10mgの処理率であった。その結果は下記の通りであった:
2番目の比較試験では、煤を等しい量で含有するがマンガン含有添加剤の処理率がいろいろである潤滑油にHFRRを用いた試験を受けさせた。試験サンプルが示した煤負荷は6質量%であった。その結果は以下の通りであった:
前記表から分かるであろうように、MMT添加剤を用いると全てのケースで膜厚が向上した(厚くなった)。従って、そのような燃料用添加剤を用いてディーゼル燃料燃焼エンジンを作動させると燃料消費量の低下が向上し、摩擦が低くなり(摩耗抑制が向上し)かつ潤滑油の寿命が向上する(油交換と交換の間の時間が長くなる)。
本明細書における用語「複合体」または「複合体を形成する」は、マンガン含有化合物と燃焼副生成物1種または2種以上、例えば毒、煤および他の粒状物の化合または反応を記述することを意図する。そのような化合には、金属化合物と燃焼副生成物の共有もしくはイオン反応または他のいずれかの結合が含まれる。更に、用語「燃焼副生成物」には、これらに限定するものでないが、粒状物、煤、未燃焼煤、未燃焼炭化水素、部分燃焼炭化水素、燃焼した炭化水素、窒素酸化物、硫黄酸化物、そして燃料が燃焼する結果として生じる他の気体、蒸気、粒子または化合物のいずれもが含まれる。
また、ディーゼル燃料燃焼システムの作動の文脈で用語「向上」を全体に渡って言及する。用語「向上」は、ディーゼル燃料燃焼システムの作動がマンガン化合物を中で燃焼させない同様なシステムの作動に比べて向上したことを意味する。「向上した」作動には、これらに限定するものでないが、ディーゼルエンジン潤滑油寿命の向上、およびエンジン摩耗および燃料消費の低下が含まれる。
本明細書または本明細書の請求の範囲のどこかで化学名を用いて反応体および成分を言及する場合、この言及が単数であるか或は複数であるかに拘らず、それらが別の物質[化学名または化学タイプで言及する](例えば基礎燃料、溶媒など)に接触する前にそれらが存在するようにそれらを同定すると理解されるべきである。結果として生じる混合物または溶液または反応媒体中でどんな化学変化、転化および/または反応(もしあれば)が起ころうとも問題でない、と言うのは、そのような変化、転化および/または反応は指定反応体および/または成分を本開示に従って要求する条件下で一緒にする結果として自然に起こる事であるからである。従って、反応体および成分を所望の化学反応(例えば有機金属化合物の生成)を実施する時にか或は所望の組成物(例えば添加剤濃縮物または添加剤が添加されている燃料混合物)を生じさせる時に一緒にすべき材料として識別する。また、添加剤成分を本質的に個別および/または前以て生じさせておく添加剤組み合わせおよび/または副次的組み合わせを生じさせる時に用いる成分として基礎燃料に添加または混合するか或は一緒にしてもよいことも理解されるであろう。従って、本明細書に示す請求の範囲で物質、成分および/または材料を現在時制(「含んで成る」、「である」など)で言及することがあり得るかもしれないが、そのような言及は、本開示に従ってそれを他の1種以上の物質、成分および/または材料に最初に混合または混合する直ぐ前の時間にそれが存在していたように当該物質、成分または材料を指すものである。従って、このような物質、成分または材料はそのような混合もしくは混合操作過程中またはその直後に起こる化学反応または転化を通してそれの元々の同定を失う可能性があることは本開示および本請求の範囲の正確な理解および評価にとって全く重要でない。
本明細書の全体に渡って数多くの場所で多数の米国特許、公開された外国特許出願および公開された技術論文を言及してきた。そのような引用した資料は全部あたかも本明細書に詳細に挙げるように明らかに本開示に完全に組み込まれる。
本発明は本発明の実施においてかなりの変形を受け易い。従って、この上に行った説明は本発明を本明細書の上に示した特別な例示に限定することを意図するものでなくかつ限定として解釈されるべきでない。むしろ、保護することを意図する事項は本請求の範囲に挙げる如き事項および法の問題として許されるそれの均等物である。
本出願者は開示した全ての態様を公に捧げることを意図するものでなく、そして開示した何らかの修飾形または変形が文字通りには本請求の範囲の範囲内に入らない可能性はあるが、その度合で、それらは均等物の原則の下で本発明の一部であると見なす。
本発明の特徴および態様は以下の通りである。
1. ディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法であって、
マンガン含有化合物を含有する添加剤を含んで成るディーゼル燃料をエンジンオイルを含有していて煤負荷が少なくとも3質量%のディーゼル燃料燃焼システムの中のディーゼル燃料燃焼室に前記マンガン含有化合物が少なくとも1種の燃焼副生成物と複合体を形成するに有効な量で送り込まれるように供給し、
前記燃料を前記燃焼室の中で燃焼させて前記マンガン含有化合物を含んで成る少なくとも1種の副生成物を生じさせることで、
前記ディーゼル燃料燃焼システムの性能を向上させる、
ことを含んで成る方法。
2. 前記ディーゼル燃料をディーゼル燃料、バイオディーゼル、バイオディーゼル誘導燃料、合成ディーゼル燃料およびこれらの混合物から成る群から選択する第1項記載の方法。
3. 前記ディーゼル燃料の硫黄含有量が約30ppm未満である第1項記載の方法。
4. 前記マンガン含有化合物が無機マンガン化合物である第1項記載の方法
5. 前記無機マンガン化合物をフッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酸化物、硝酸塩、硫酸塩、燐酸塩、窒化物、水素化物、水酸化物、炭酸塩およびこれらの混合物から成る群から選択する第4項記載の方法。
6. 前記マンガン含有化合物が有機金属化合物である第1項記載の方法。
7. 前記有機金属化合物をアルコール、アルデヒド、ケトン、エステル、無水物、スルホン酸塩、ホスホン酸塩、キレート化合物、フェネート、クラウンエーテル、ナフテン酸塩、カルボン酸、アミド、アセチルアセトネートおよびこれらの混合物から成る群から選択する第6項記載の方法。
8. 前記マンガン含有化合物が燃料1リットル当たり約5から約30mgのMnを含んでなる第1項記載の方法。
9. 前記有機金属化合物がメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルを含んで成る第6項記載の方法。
10. 前記マンガン含有化合物を下記の群:シクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、メチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、トリメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、テトラメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ペンタメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジエチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、プロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、イソプロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、t−ブチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、オクチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ドデシルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、インデニルマンガントリカルボニルなど(2種以上の前記化合物の混合物を包含)から選択する第1項記載の方法。
11. 前記燃焼副生成物が粒子、煤、未燃焼煤、未燃焼炭化水素、部分燃焼炭化水素、燃焼した炭化水素、窒素酸化物および硫黄酸化物から成る群から選択される第1項記載の方法。
12. 前記ディーゼル燃料燃焼システムが下記の構成要素:
熱もしくは冷却のいずれかの排ガス再循環装置;可変スクロールターボチャージャー/可変形態ターボチャージャー;コモンレイル燃料噴射装置;油圧作動電子制御ユニットインジェクタ;ターボチャージャー付き後冷却燃焼用空気装置;平均燃料噴射圧力および噴射速度を高くし得る装置;燃焼用空気、燃料および排気用の電子エンジン制御装置;可変弁作動装置;均一チャージ圧縮点火装置;およびエンジン表面上の低摩擦被膜の中の1つ以上を含んで成る第1項記載の方法。
13. 前記エンジンオイルが少なくとも3質量%の煤負荷に適応するように配合されている第1項記載の方法。
14. 前記エンジンオイルがAPI CH−4エンジンテストで分類分けされた時に少なくとも3質量%の煤負荷の存在下で摩耗を防止するように配合されている第1項記載の方法。
15. 前記エンジンオイルが少なくとも6質量%の煤負荷を有する第1項記載の方法。
16. ディーゼル燃料燃焼システムの作動をマンガン含有化合物を含有する添加剤を用いないで同じシステムを作動させた時に比較して向上させる第1項記載の方法。
17. ディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法であって、
マンガン含有化合物を含有する添加剤を含んで成るディーゼル燃料を下記の構成要素:熱もしくは冷却のいずれかの排ガス再循環装置;可変スクロールターボチャージャー/可変形態ターボチャージャー;コモンレイル燃料噴射装置;油圧作動電子制御ユニットインジェクタ;ターボチャージャー付き後冷却燃焼用空気装置;平均燃料噴射圧力および噴射速度を高くし得る装置;燃焼用空気、燃料および排気用の電子エンジン制御装置;可変弁作動装置;均一チャージ圧縮点火装置;およびエンジン表面上の低摩擦被膜の中の1つ以上を含んで成るディーゼル燃料燃焼システムの中のディーゼル燃料燃焼室に前記マンガン含有化合物が少なくとも1種の燃焼副生成物と複合体を形成するに有効な量で送り込まれるように供給し、
前記燃料を前記燃焼室の中で燃焼させて前記マンガン含有化合物を含んで成る少なくとも1種の副生成物を生じさせることで、
前記ディーゼル燃料燃焼システムの性能を向上させる、
ことを含んで成る方法。
1. ディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法であって、
マンガン含有化合物を含有する添加剤を含んで成るディーゼル燃料をエンジンオイルを含有していて煤負荷が少なくとも3質量%のディーゼル燃料燃焼システムの中のディーゼル燃料燃焼室に前記マンガン含有化合物が少なくとも1種の燃焼副生成物と複合体を形成するに有効な量で送り込まれるように供給し、
前記燃料を前記燃焼室の中で燃焼させて前記マンガン含有化合物を含んで成る少なくとも1種の副生成物を生じさせることで、
前記ディーゼル燃料燃焼システムの性能を向上させる、
ことを含んで成る方法。
2. 前記ディーゼル燃料をディーゼル燃料、バイオディーゼル、バイオディーゼル誘導燃料、合成ディーゼル燃料およびこれらの混合物から成る群から選択する第1項記載の方法。
3. 前記ディーゼル燃料の硫黄含有量が約30ppm未満である第1項記載の方法。
4. 前記マンガン含有化合物が無機マンガン化合物である第1項記載の方法
5. 前記無機マンガン化合物をフッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酸化物、硝酸塩、硫酸塩、燐酸塩、窒化物、水素化物、水酸化物、炭酸塩およびこれらの混合物から成る群から選択する第4項記載の方法。
6. 前記マンガン含有化合物が有機金属化合物である第1項記載の方法。
7. 前記有機金属化合物をアルコール、アルデヒド、ケトン、エステル、無水物、スルホン酸塩、ホスホン酸塩、キレート化合物、フェネート、クラウンエーテル、ナフテン酸塩、カルボン酸、アミド、アセチルアセトネートおよびこれらの混合物から成る群から選択する第6項記載の方法。
8. 前記マンガン含有化合物が燃料1リットル当たり約5から約30mgのMnを含んでなる第1項記載の方法。
9. 前記有機金属化合物がメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルを含んで成る第6項記載の方法。
10. 前記マンガン含有化合物を下記の群:シクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、メチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、トリメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、テトラメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ペンタメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジエチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、プロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、イソプロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、t−ブチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、オクチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ドデシルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、インデニルマンガントリカルボニルなど(2種以上の前記化合物の混合物を包含)から選択する第1項記載の方法。
11. 前記燃焼副生成物が粒子、煤、未燃焼煤、未燃焼炭化水素、部分燃焼炭化水素、燃焼した炭化水素、窒素酸化物および硫黄酸化物から成る群から選択される第1項記載の方法。
12. 前記ディーゼル燃料燃焼システムが下記の構成要素:
熱もしくは冷却のいずれかの排ガス再循環装置;可変スクロールターボチャージャー/可変形態ターボチャージャー;コモンレイル燃料噴射装置;油圧作動電子制御ユニットインジェクタ;ターボチャージャー付き後冷却燃焼用空気装置;平均燃料噴射圧力および噴射速度を高くし得る装置;燃焼用空気、燃料および排気用の電子エンジン制御装置;可変弁作動装置;均一チャージ圧縮点火装置;およびエンジン表面上の低摩擦被膜の中の1つ以上を含んで成る第1項記載の方法。
13. 前記エンジンオイルが少なくとも3質量%の煤負荷に適応するように配合されている第1項記載の方法。
14. 前記エンジンオイルがAPI CH−4エンジンテストで分類分けされた時に少なくとも3質量%の煤負荷の存在下で摩耗を防止するように配合されている第1項記載の方法。
15. 前記エンジンオイルが少なくとも6質量%の煤負荷を有する第1項記載の方法。
16. ディーゼル燃料燃焼システムの作動をマンガン含有化合物を含有する添加剤を用いないで同じシステムを作動させた時に比較して向上させる第1項記載の方法。
17. ディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法であって、
マンガン含有化合物を含有する添加剤を含んで成るディーゼル燃料を下記の構成要素:熱もしくは冷却のいずれかの排ガス再循環装置;可変スクロールターボチャージャー/可変形態ターボチャージャー;コモンレイル燃料噴射装置;油圧作動電子制御ユニットインジェクタ;ターボチャージャー付き後冷却燃焼用空気装置;平均燃料噴射圧力および噴射速度を高くし得る装置;燃焼用空気、燃料および排気用の電子エンジン制御装置;可変弁作動装置;均一チャージ圧縮点火装置;およびエンジン表面上の低摩擦被膜の中の1つ以上を含んで成るディーゼル燃料燃焼システムの中のディーゼル燃料燃焼室に前記マンガン含有化合物が少なくとも1種の燃焼副生成物と複合体を形成するに有効な量で送り込まれるように供給し、
前記燃料を前記燃焼室の中で燃焼させて前記マンガン含有化合物を含んで成る少なくとも1種の副生成物を生じさせることで、
前記ディーゼル燃料燃焼システムの性能を向上させる、
ことを含んで成る方法。
Claims (4)
- ディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法であって、
マンガン含有化合物を含有する添加剤を含んで成るディーゼル燃料をエンジンオイルを含有していて煤負荷が少なくとも3質量%のディーゼル燃料燃焼システムの中のディーゼル燃料燃焼室に前記マンガン含有化合物が少なくとも1種の燃焼副生成物と複合体を形成するに有効な量で送り込まれるように供給し、
前記燃料を前記燃焼室の中で燃焼させて前記マンガン含有化合物を含んで成る少なくとも1種の副生成物を生じさせることで、
前記ディーゼル燃料燃焼システムの性能を向上させる、
ことを含んで成る方法。 - 前記ディーゼル燃料の硫黄含有量が約30ppm未満である請求項1記載の方法。
- 前記マンガン含有化合物が有機金属化合物である請求項1記載の方法。
- ディーゼル燃料燃焼システムの作動を向上させる方法であって、
マンガン含有化合物を含有する添加剤を含んで成るディーゼル燃料を下記の構成要素:熱もしくは冷却のいずれかの排ガス再循環装置;可変スクロールターボチャージャー/可変形態ターボチャージャー;コモンレイル燃料噴射装置;油圧作動電子制御ユニットインジェクタ;ターボチャージャー付き後冷却燃焼用空気装置;平均燃料噴射圧力および噴射速度を高くし得る装置;燃焼用空気、燃料および排気用の電子エンジン制御装置;可変弁作動装置;均一チャージ圧縮点火装置;およびエンジン表面上の低摩擦被膜の中の1つ以上を含んで成るディーゼル燃料燃焼システムの中のディーゼル燃料燃焼室に前記マンガン含有化合物が少なくとも1種の燃焼副生成物と複合体を形成するに有効な量で送り込まれるように供給し、
前記燃料を前記燃焼室の中で燃焼させて前記マンガン含有化合物を含んで成る少なくとも1種の副生成物を生じさせることで、
前記ディーゼル燃料燃焼システムの性能を向上させる、
ことを含んで成る方法。
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