JP2005113124A - ビニルラクタムブロックを含むブロックエチレンコポリマー、それらを含む化粧品組成物およびこれらのコポリマーの美容使用 - Google Patents
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Abstract
Description
- 少なくとも1個のブロックA(次式(I)に対応するラクタム環を含有するエチレンモノマーを52から100重量%含むモノマーから調製することができる(入手可能である):
・Rは基-(CH2)n-を表し、ここで1個または複数の炭素原子は窒素原子または酸素原子で場合により置換されており、nは3から12の整数であり、1個または複数の炭素原子は1個または複数のC1〜C6アルキル基で場合により置換されており;
・R'はHまたはメチル基を表し;
・R1およびR2は、同一または異なっていてよく、炭素原子1から22個を有する直鎖状、分枝状または環状アルキレンまたはアラルキレン基を表し、ここで1個または複数の炭素原子は酸素または窒素原子で場合により置換されており;
・Xは、-OCO-、-NHCO-、-COO-および-O-から選択され;
・o、pおよびqは、互いに独立に、0または1である];前記ブロックAはコポリマーの1から99重量%を占める);および
- 少なくとも1個のブロックB(式(I)のラクタム環を含有するエチレンモノマーを含まない、または少量の割合で含むモノマーから調製することができ(入手可能であり)、前記ブロックBは-55℃から+55℃のガラス遷移温度Tgを有する)
を含む線状ブロックエチレンコポリマーにより達成される。
- 式CH2=CHCOOR3のアクリレート;
- 次式のメタクリレート:
・炭素原子1から18個を有する直鎖状または分枝状アルキル基、ここでO、N、SおよびPから選択される1個または複数のヘテロ原子が場合により介在する、
前記アルキル基はまた、ヒドロキシル基、ハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)およびSi(R4R5)(R4およびR5は、同一または異なっていてよく、C1〜C6アルキル基またはフェニル基を表す)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもあり、
これらのアルキル基の例は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert-ブチル、エチルヘキシル、オクチル、ラウリルおよびステアリルであり、
これらのアルキル系の基(すなわち、置換されたおよび/または中断されたアルキル)の例は、2-ヒドロキシエチルおよび2-ヒドロキシプロピルなどのC1〜C4ヒドロキシアルキル基、ならびにメトキシエチル、エトキシエチルおよびメトキシプロピルなどの(C1〜C4)アルコキシ(C1〜C4)アルキル基である、
・C3〜C12シクロアルキル基、例えばイソボルニル基、
・C3〜C20アリール基、例えばフェニル基、
・C4〜C30アラルキル基(C1〜C8アルキル基)、例えば2-フェニルエチルまたはベンジル、
・O、NおよびSから選択される1個または複数のヘテロ原子を含有する4〜12員複素環基、この環は芳香族または非芳香族である、
・ヘテロシクリルアルキル基(炭素原子1から4個を有するアルキル)、例えばフルフリルメチルまたはテトラヒドロフルフリルメチル、
前記シクロアルキル、アリール、アラルキル、複素環またはヘテロシクリルアルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、炭素原子1から4個を有する直鎖状または分枝状アルキル基(O、N、SおよびPから選択される1個または複数のヘテロ原子が場合により介在し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)および基Si(R4R5)(R4およびR5は、同一または異なっていてよく、C1〜C6アルキル基またはフェニル基を表す)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもある)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもあり、
基R3の例は、メチル、エチル、プロピル、イソブチル、n-ブチル、tert-ブチル、イソブチル、ヘキシル、エチルヘキシル、オクチル、ラウリル、イソオクチル、イソデシル、ドデシル、シクロヘキシル、t-ブチルシクロヘキシル、t-ブチルベンジル、イソボルニル、フェニル、フルフリルメチル、テトラヒドロフルフリルメチル、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシプロピル、2-ヒドロキシブチル、メトキシエチル、エトキシエチル、メトキシエチル、メトキシプロピルおよび2-エチルペルフルオロヘキシル基である、
・アクリレートの基R3の別の例は、基R3=-(OC2H4)m-OR"(m=5から150およびR"=HまたはC1〜C30アルキル、例えば-POE-メトキシおよび-POE-ベヘニル)である;
- 次式の(メタ)アクリルアミド:
R8はHまたはメチルを示し;
R7およびR6は、同一または異なっていてよく、それぞれ水素原子または炭素原子1から18個を有する直鎖状もしくは分枝状アルキル基(O、N、SおよびPから選択される1個または複数のヘテロ原子が場合により介在し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)および基Si(R4R5)(R4およびR5は、同一または異なっていてよく、C1〜C6アルキル基またはフェニル基を表す)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもある)を表し、
これらの基の例は、メチル、エチル、n-ブチル、t-ブチル、イソプロピル、イソヘキシル、イソオクチル、イソノニルおよびC1〜C4ヒドロキシアルキル基、例えば2-ヒドロキシプロピルである、
・C3〜C12シクロアルキル基、例えばイソボルニル基、
・C3〜C20アリール基、例えばフェニル、
・C4〜C30アラルキル基(C1〜C8アルキル基)、例えば2-フェニルエチルまたはベンジル、
・O、NおよびSから選択される1個または複数のヘテロ原子を含有する4〜12員複素環基、この環は芳香族または非芳香族である、
・ヘテロシクリルアルキル基(炭素原子1から4個を有するアルキル)、例えばフルフリルメチルまたはテトラヒドロフルフリルメチル、
前記シクロアルキル、アリール、アラルキル、複素環またはヘテロシクリルアルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、炭素原子1から4個を有する直鎖状または分枝状アルキル基(O、N、SおよびPから選択される1個または複数のヘテロ原子が場合により介在し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)および基Si(R4R5)(R4およびR5は、同一または異なっていてよく、C1〜C6アルキル基またはフェニル基を表す)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもある)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもある。
CH2=CH-CH2-R9またはCH2=C(CH3)-CH2-R9;
- 次式のビニル化合物:
CH2=CH-R9、
式中、R9は以下の基である:
・ヒドロキシル、
・Cl、
・NH2、
- OR10、ここでR10はフェニル基またはC1〜C12アルキル基を表す(モノマーはビニルエーテルまたはアリルエーテルである)、
- アセトアミド:NHCOCH3、
- OCOR11、ここでR11は以下のものを表す:
・炭素原子2から12個を有する直鎖状または分枝状アルキル基(モノマーはビニルエステルまたはアリルエステルである)、
・C3〜C12シクロアルキル基、例えばイソボルニルまたはシクロヘキシル、
・C3〜C20アリール基、例えばフェニル、
・C4〜C30アラルキル基(C1〜C8アルキル基)、例えば2-フェニルエチルまたはベンジル、
・O、NおよびSから選択される1個または複数のヘテロ原子を含有する4〜12員複素環基、この環は芳香族または非芳香族である、
・ヘテロシクリルアルキル基(炭素原子1から4個を有するアルキル)、例えばフルフリルメチルまたはテトラヒドロフルフリルメチル、
前記シクロアルキル、アリール、アラルキル、複素環またはヘテロシクリルアルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、炭素原子1から4個を有する直鎖状または分枝状アルキル基(O、N、SおよびPから選択される1個または複数のヘテロ原子が場合により介在し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)および基Si(R4R5)(R4およびR5は、同一または異なっていてよく、C1〜C6アルキル基またはフェニル基を表す)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもある)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもある。
- フルオロまたはペルフルオロ基を含有する(メタ)アクリルまたは(メタ)アクリルアミドまたはビニルモノマー、例えばメタクリル酸エチルペルフルオロオクチル;
- シリコーン(メタ)アクリルまたはビニルモノマー、例えばメタクリルオキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、アクリルオキシプロピルポリジメチルシロキサンまたはシリコーン(メタ)アクリルアミド。
N-ブチルアクリルアミド、N-t-ブチルアクリルアミド、N-イソプロピルアクリルアミド、N,N-ジメチルアクリルアミドおよびN,N-ジブチルアクリルアミド;
ビニルシクロヘキサン、スチレン;
アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸イソオクチルおよびアクリル酸イソデシル;
メタクリル酸エチルヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸イソオクチルおよびメタクリル酸イソデシル;
ネオノナン酸ビニルおよびネオドデカン酸ビニル;
N-オクチルアクリルアミド
がある。
- 2-ビニルピリジン(Tg:104℃);
- 4-ビニルピリジン(Tg:142℃);
- (メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル(Tg:19℃);
- (メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル;
- ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド;
およびそれらの塩化または四級化形態があり、それらは硫酸もしくは塩酸などの鉱酸の塩、または有機酸の塩のいずれでもよい。
- アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、およびマレイン酸;
- スチレンスルホン酸、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、ビニル安息香酸、ビニルホスホン酸およびメタクリル酸スルホプロピルならびにこれらの塩
がある。
- エチレン性カルボキシベタインまたはスルホベタイン(例えば、不安定なハロゲンを含有するカルボン酸塩、、例えばクロロ酢酸ナトリウム、または環状スルホン、例えばプロパンスルホンを有するアミン官能基を含むエチレン性不飽和モノマーを四級化することによって得られる);
- (メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルまたはヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミド(そのアルキル基は炭素原子2から4個を有している)、特に(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルまたは(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル;
- (C1〜C4)-アルコキシ(C1〜C4)アルキルの(メタ)アクリレートまたは(メタ)アクリルアミド、例えば、メトキシエチル、エトキシエチルおよびメトキシプロピル、
- 基-(OC2H4)m-OR"'(m=5から150、およびR"'=HまたはC1〜C4アルキル、例えば-POE-メトキシ;-POE-OH)を含有する(メタ)アクリレートまたは(メタ)アクリルアミド;
- ビニルラクタム、および
- (メタ)アクリル酸多糖類、例えばアクリル酸スクロース
がある。
- ジブロックコポリマー(AB)、
- トリブロックコポリマー(ABA、BAB、ABCまたはACB)、CはAまたはB以外である、
- 多ブロックコポリマー(3個を超えるブロック:(AB)n、(ABA)n、(BAB)nまたは(ABC)nを含有し、CはAまたはB以外である)、または多ブロックコポリマー(ABCDタイプの3個を超える異なるブロックを含有する)
から選択する。
本発明によるブロックコポリマーは、特に「New Method of Polymer Synthesis」、Blackie Academic Professional、London、1995、第2巻、1頁に記載されている制御されたフリーラジカル重合で得ることが好ましい。
- 少なくとも1個の移動可能なハロゲン原子を含有する開始剤;
- 開始剤と共に還元ステップに関与することができる遷移金属および「休止状態の」ポリマー鎖を含むハロゲン化された化合物、この化合物を「連鎖移動剤」と呼ぶ;および
- 窒素(N)、酸素(O)、リン(P)またはイオウ(S)原子を含む化合物から選択することができ、σ結合を介して遷移金属を含む上記化合物と配位することができ、遷移金属を含む上記化合物と形成中のポリマーとの間の直接結合の形成を回避する配位子
の存在下での1個または複数のフリーラジカル重合性モノマーの重合によって実施する。
a - 第1のステップでは、第1のモノマーまたはモノマーの混合物を重合してマクロ開始剤を形成する、
b - 沈降によって精製したポリマーを真空乾燥させる、
c - 次いで、第2のステップでは、(ステップaで形成した)マクロ開始剤の末端において、モノマーまたはモノマーの混合物からなる第2のブロックを重合させる。
本発明によるブロックポリマーはまた、標準的なフリーラジカル重合法を使って、モノマーを順次加えることによっても得ることができる。この場合、ブロックの性質の制御のみが可能である(質量は制御できない)。
a)遷移金属ハライド、フリーラジカル開始剤および配位子などの連鎖移動剤の存在下および溶媒の存在下または不存在下で、ブロックAを調製するモノマーを重合する。これにより、その末端に連鎖移動剤官能基を含むため重合を開始することができるマクロ開始剤または機能性前駆体が得られる;
b)上記のマクロ開始剤または前駆体の末端において、遷移金属ハライドおよび配位子などの連鎖移動剤の存在下および溶媒の存在下または不存在下で、ブロックBを調製するモノマーを重合する。これにより、構造A-b-Bのジブロックコポリマーを得る;
c)ブロックAおよびBのブロックまたは種々のその他のブロックを調製するモノマーでステップb)を場合により繰り返す。これにより、トリブロックまたは多ブロックコポリマーを得る。
・アゾ化合物、例えば2,2'-アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、2,2'-アゾビス(2-ブタンニトリル)、4,4'-アゾビス(4-ペンタン酸)、1,1'-アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)、2-(t-ブチルアゾ)-2-シアノプロパン、2,2'-アゾビス[2-メチル-N-(1,1)-ビス(ヒドロキシメチル)-2-ヒドロキシエチル]-プロピオンアミド、2,2'-アゾビス(2-メチル-N-ヒドロキシエチル)-プロピオンアミド、2,2'-アゾビス(N,N'-ジメチレンイソブチルアミジン)二塩酸塩、2,2'-アゾビス(2-アミジノプロパン)二塩酸塩、2,2'-アゾビス(N,N'-ジメチレンイソブチルアミド)、2,2'-アゾビス(2-メチル-N-[1,1-ビス(ヒドロキシメチル)-2-ヒドロキシエチル]プロピオンアミド)、2,2'-アゾビス(2-メチル-N-[1,1-ビス(ヒドロキシメチル)エチル]プロピオンアミド)、2,2'-アゾビス(2-メチル-N-(2-ヒドロキシエチル)プロピオンアミド)、2,2'-アゾビス(イソブチルアミド)二水和物;
・過酸化水素、例えばtert-ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、ペルオキシ酢酸t-ブチル、ペルオキシ安息香酸t-ブチル、ペルオキシオクチル酸t-ブチル、ペルオキシネオデカン酸t-ブチル、ペルオキシイソブチル酸t-ブチル(t-butyl peroxyisobutarate)、過酸化ラウロイル、ペルオキシピバル酸t-アミル、ペルオキシピバル酸t-ブチル、過酸化ジクミル、過酸化ベンゾイル;
・過硫酸アルカリ、例えば過硫酸カリウムまたは過硫酸アンモニウム;
・以下のような組合せを含むレドックス系:
- 過酸化水素、過酸化アルキル、過エステル、過炭酸物などと、任意の鉄塩、チタナス塩、酸性硫化亜鉛ホルムアルデヒドまたは酸性硫化ナトリウムホルムアルデヒドと、還元糖との混合物;
- メタ重亜硫酸ナトリウムなどの重亜硫酸アルカリ金属および還元糖と組み合わせた過硫酸、過ホウ酸または過塩素酸アルカリ金属またはアンモニウム、
- ベンゼンホスホン酸などのアリールホスフィン酸および還元糖と組み合わせた過硫酸アルカリ金属
から選択する。
a)連鎖移動剤および開始剤の存在下および溶媒中または溶媒なしで、ブロックAを調製するモノマーを重合する。これにより、その末端に連鎖移動剤官能基を含むマクロ開始剤または前駆体を得る;
b)上記のマクロ開始剤または前駆体の末端において、開始剤の存在下および溶媒中または溶媒なしで、ブロックBを調製するモノマーを重合する。これにより、コポリマーA-b-Bを得る;
c)ブロックAおよびBとは異なるその他のブロックを調製するモノマーでステップb)を場合により繰り返す。これにより、トリブロックまたは多ブロックコポリマーを得る。
可逆的ATRPプロセスは、好ましくは、リガンドとしてトリス(ジメチルアミノエチル)アミン(TREN Me6)を用い、CuBr2を使用し、且つ開始剤としてAIBNを適用して行われる。
N-ビニルピロリドン(VP)などのラクタム環を含むエチレン性モノマーは、Aldrich(登録商標)社から得られ、使用前に真空下に蒸留し、0℃で窒素下に貯蔵する。
一般的手順は以下の通りである。
マクロ開始剤又は前駆体の形成
マクロ開始剤末端での第2のブロックの重合
最初のステップで得られたマクロ開始剤を、窒素の不活性雰囲気下、CuBr及びMe6TRENのジオキサン中溶液に加える。
例えばビニルラクタムなどのラクタム環を含むエチレン性モノマーを、連鎖移動剤として以下の化合物を用いて重合する。
N-ビニルピロリドン(VP)又はN-ビニルカプロラクタム(VCap)などのラクタム環を含むエチレン性モノマーは、Aldrich(登録商標)社から得られ、使用前に真空下に蒸留する。
2.1.1. マロン酸ジフェニルジチオカルバミン酸ジエチル(DPCM)の合成
マロン酸ジフェニルジチオカルバミン酸ジエチル(DPCM)は、以下の方法によりジフェニルアミン及びマロン酸ブロモジエチルから合成される。
水素化ナトリウム(7mmol/0.168g、THF 5ml中1.3当量)を、フレーム乾燥させたフラスコに入れ、0℃で攪拌する。THF 5ml及びDMSO 10ml中のジフェニルアミン(5.4mmol、1当量)をこの混合物に滴下添加し、1時間攪拌する。二硫化炭素(2.3当量)を0℃で溶液に加え、攪拌を更に30分間続ける。溶液の温度を18℃にし、1当量の酢酸フルオロエチルを加える。添加後、反応混合物をゆっくり室温に加温し、室温で30分間攪拌する。得られた生成物を水を加えることにより加水分解させ、有機層をエーテルで抽出する。エーテル抽出物を濃縮すると、(DPFEA)の黄色結晶が得られ、生成物の純度をNMR分析により調べる。
2.2.1. 連鎖移動剤がマロン酸ジフェニルジチオカルバミン酸ジエチルであっても、又は酢酸ジフェニルジチオカルバミン酸フルオロエチルであっても、重合の一般的手順は以下の通りである。
ポリビニルピロリドンマクロ開始剤の調製
RAFT剤としてマロン酸ジフェニルジチオカルバミン酸ジエチルを用いるビニルピロリドン(VP)の重合は、開始剤としてAIBNを用いて行われる。
「活性」マクロ開始剤末端での第2のブロックの重合
第2のモノマー(例えば、メタクリル酸メチル)の重合は、上記PVPマクロ開始剤の存在下、ジオキサン1.5ml中、及びAIBN(モノマー及びマクロ開始剤の合計量に対して0.1モル%)の存在下に行う。
N-ビニルピロリドン(4ml、3.74当量、10-2mol)(本手順は、ラクタム環を含む他のエチレン性モノマーにも適用することができる)、連鎖移動剤(上記キサンテート、0.0839g、連鎖移動剤/モノマー比=約1/100モル比)及びジオキサン(4ml)を、予め乾燥させた丸底フラスコに入れ、そこにAIBN(0.0061g、連鎖移動剤の10mol%)を窒素下で加える。
転化率はポリマーを秤量して測定する。
この例では、ポリビニルピロリドンブロック及びポリ(メタクリル酸メチル)ブロックから成る(本発明に基づかない)コポリマー:(PVP)80%-b-(PMMA)20%を、上述したプロセス1(可逆的ATRP)に従い調製する。
ポリビニルピロリドン-Br マクロ開始剤:PVP-Brの合成
CuBr2及びMe6TRENを50mlの丸底フラスコに入れ、ジオキサン5mlを加える。
次いでピニルピロリドンを加え、続いてAIBN(アゾビスイソブチロニトリル)を加える。
ジオキサン/モノマー比は1/1体積比である。
AIBN/CuBr2/CuO/Me6TREN比は1/1.5/0.15/3である。
反応は80℃の温度で3時間45分行う。転化率は84%に達する。
コポリマーの合成:ポリビニルピロリドンマクロ開始剤(PVP-Br)末端でのメタクリル酸メチル(MMA)の重合
PVPマクロ開始剤(PVP-Br)を、窒素雰囲気下、ジオキサン中のCuBr(PVP-Brに対して1/1.5比)及びMe6TREN(CuBrに対して1/3)に加える。
ポリビニルピロリドンマクロ開始剤PVP-Br:0.026mM。
メタクリル酸メチル(MMA):3.87mM。
反応は100℃の温度で3時間45分行う。
転化率は60%である。
この例では、ポリビニルピロリドン(PVP)ブロック、及びポリ(アクリル酸メチル)(pMeA)ブロックから成る(本発明に基づく)コポリマー:(PVP)66%-b-ポリアクリル酸メチル(PMeA)34%を、上述のパラグラフ2.2.3.に記載したプロセスに従い調製する。
キサンテート/VPモノマーのモル比:1/100
AIBN/キサンテート連鎖移動剤比:10mol%
モノマー/AIBN比:0.1
反応温度:80℃
溶媒:ジオキサン
この例では、ポリビニルピロリドン(PVP)ブロック及びポリ(アクリル酸ブチル)(PBuA)ブロックから成る(本発明に基づく)コポリマーを調製する:(PVP)60%-b-(PBuA)40%。
この例では、ポリビニルカプロラクタム(PVCap)ブロック及びポリ(アクリル酸ブチル)(PBuA)ブロックから成る(本発明に基づく)コポリマーを調製する:(PVCap)10%-b-(PBuA)90%。
「活性」ポリ(ビニルカプロラクタム)(PVCap)マクロ開始剤の合成
ジオキサン中VCap(1g、7.183mmol)、連鎖移動剤DPFEA(0.0244g)(連鎖移動剤=NVCapモノマー/50mol)及びAIBN(連鎖移動剤の20mol%)を予め乾燥させたフラスコに入れ、3回の凍結-減圧-解凍サイクルに供して存在する酸素を除去する。反応混合物をサーモスタットで80℃に維持した油浴中に漬け、17時間攪拌する。
コポリマーの合成:ポリビニルカプロラクタム(PVCap)「活性」マクロ開始剤末端でのアクリル酸ブチルの重合
第2のモノマー(アクリル酸ブチル、1ml)及びジオキサン(1ml)を反応混合物に直接加え、凍結-減圧-解凍サイクルにより再び酸素を除去する。反応を60℃で24時間続ける。反応が完結した時点で、反応混合物をジクロロメタンで希釈し、生成物をペンタンから沈殿させ、室温で真空下に乾燥させる。
Claims (60)
- 線状ブロックエチレンコポリマーであって、
- 次式(I):
・Rは基-(CH2)n-を表し、ここで1個または複数の炭素原子は窒素原子または酸素原子で場合により置換されており、nは3から12の整数であり、1個または複数の炭素原子は1個または複数のC1〜C6アルキル基で場合により置換されており;
・R'はHまたはメチル基を表し;
・R1およびR2は、同一または異なっていてよく、炭素原子1から22個を有する直鎖状、分枝状または環状アルキレンまたはアラルキレン基を表し、ここで1個または複数の炭素原子は酸素または窒素原子で場合により置換されており;
・Xは、-OCO-、-NHCO-、-COO-および-O-から選択され;
・o、pおよびqは、互いに独立に、0または1である]
に対応するラクタム環を含有するエチレンモノマーを52から100重量%含むモノマーから調製することができる、少なくとも1個のブロックA(前記ブロックAはコポリマーの1から99重量%を占める);および
- 式(I)のラクタム環を含有するエチレンモノマーを含まない、または少量の割合で含むモノマーから調製することができる、少なくとも1個のブロックB(前記ブロックBは-55℃から+55℃のガラス遷移温度Tgを有する)
を含む、線状ブロックエチレンコポリマー。 - 式(I)において、oは0であり、pは1であり、qは1であり、R2は-CH2CH2-を表し;XはCOOまたはCONHを表し;Rは、(CH2)3、(CH2)5またはCH2CH2NHである請求項1に記載のコポリマー。
- 式(I)および(II)において、Rは-(CH2)n-を表し、ここでnは3から5の整数であり、またはRは-CH2-CH2-NH-を表す請求項1から3のいずれか一項に記載のコポリマー。
- 成膜性コポリマーである請求項1から4のいずれか一項に記載のコポリマー。
- 球状コポリマーの数平均分子質量が、4000から1000000、好ましくは4000から800000、より好ましくは4000から500000である請求項1から5のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックAが、コポリマーの総重量の10%から95%、好ましくは20%から90%を占める請求項1から6のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックBが、コポリマーの1重量%から99重量%、コポリマーの総重量に対して好ましくは5重量%から90重量%、より好ましくは10重量%から80重量%を占める請求項1から7のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックAまたはBそれぞれの数平均分子質量が、2000から1000000、より好ましくは2000から800000、さらに好ましくは2000から500000である請求項1から8のいずれか一項に記載のコポリマー。
- 前記ブロックAを調製する前記モノマーが、ラクタム環を含有するエチレンモノマー、例えば式(I)または(II)のビニルラクタムを、このブロックAのモノマーの総重量に対して50重量%以上の割合で含む請求項1から9のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックAの式(I)または(II)のビニルラクタムなどのラクタム環を含有するエチレンモノマーのパーセンテージが、55重量%から95重量%、例えば90重量%である請求項8に記載のコポリマー。
- 前記ブロックAが、式(I)または式(II)のN-ビニルラクタムなどのラクタム環を含有するエチレンモノマーのホモポリマーである請求項1から11のいずれか一項に記載のコポリマー。
- 式(I)の前記N-ビニルラクタムが、アクリル酸ピリリジノエチルまたはメタクリル酸ピリリジノエチルである請求項1に記載のコポリマー。
- 式(II)の前記N-ビニルラクタムが、N-ビニルピロリドン(n=3)、N-ビニルピペリジノン(バレロラクタム)(n=4)、N-ビニルカプロラクタム(n=5)、Rが-CH2-CH2-NH-基であるN-ビニルイミダゾリジノン、N-ビニル-5-メチル-2-ピロリドン、N-ビニル-5-エチル-2-ピロリドン、N-ビニル-6-メチル-2-ピペリドン、N-ビニル-6-エチル-2-ピペリドン、N-ビニル-7-メチル-2-カプロラクタムまたはN-ビニル-7-エチル-2-カプロラクタムである請求項2に記載のコポリマー。
- 前記ブロックAがN-ビニルピロリドンホモポリマーである請求項14に記載のコポリマー。
- 前記ブロックAがN-ビニルカプロラクタムホモポリマーである請求項14に記載のコポリマー。
- ブロックAが、式(I)のビニルラクタムなどのラクタム環を含有するエチレンモノマーに加えて、1種または複数の別のモノマーを含むモノマーから調製することができるコポリマーである請求項1に記載のコポリマー。
- ブロックAが、ランダム、交互またはグラジエントコポリマーである請求項17に記載のコポリマー。
- ブロックAの前記の別のモノマーが、対応するホモポリマーのガラス遷移温度が50℃以下、好ましくは20℃以下、より好ましくは0℃以下のモノマーから選択される請求項17または18に記載のコポリマー。
- ブロックAの前記の別のモノマーがまた、対応するホモポリマーのガラス遷移温度が-150℃以上である請求項19に記載のコポリマー。
- 対応するホモポリマーのガラス遷移温度が50℃以下である、ブロックAの前記の別のモノマーが、アクリル酸t-ブチル(Tg=50℃)、酢酸ビニル(Tg=23℃)、メタクリル酸ブチル(Tg=20℃)、アクリル酸シクロヘキシル(Tg=19℃)、アクリル酸ヒドロキシエチル(Tg=15℃)、アクリル酸メチル(Tg=10℃)、メタクリル酸エトキシエチル(Tg=0℃)、メタクリル酸n-ヘキシル(Tg=-5℃)、アクリル酸エチル(Tg=-24℃)、アクリル酸イソブチル(Tg=-24℃)、メチルビニルエーテル(Tg=-34℃)、アクリル酸メトキシエチル(Tg=-33℃)、アクリル酸n-ブチル(Tg=-54℃)、アクリル酸エチルヘキシル(Tg=-50℃)、メタクリル酸POE(n=8から10)(Tg=-55℃)およびメタクリル酸イソボルニル;ブチルアクリルアミド、N-イソプロピルアクリルアミド、N,N-ジメチルアクリルアミドおよびN,N-ジブチルアクリルアミド、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸イソオクチル、メタクリル酸エチルヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル、ネオノナン酸ビニル、ネオドデカン酸ビニル;ならびにN-オクチルアクリルアミドから選択される請求項19に記載のコポリマー。
- ブロックAの1種または複数の前記の別のモノマーが親水性モノマーから選択される請求項17に記載のコポリマー。
- ブロックAの1種または複数の前記の別のモノマーが非親水性モノマーから選択される請求項17に記載のコポリマー。
- ブロックA全体のガラス遷移温度が、0から250℃、好ましくは0から220℃、より好ましくは5から200℃である請求項1から23のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックAが親水性ブロックである請求項1から24のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックA以外のブロックBが、アリルモノマー、アクリレート、メタクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミドおよびビニルモノマーならびにそれらの混合物、ならびに場合により式(I)または(II)のビニルラクタムモノマーなどのラクタム環を含有するエチレンモノマー(前記モノマー(I)または(II)の重量割合は、50重量%未満、好ましくは40重量%以下、より好ましくは30重量%以下)から選択される1種または複数のエチレンモノマーから調製することができる請求項1から25のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックBのガラス遷移温度Tgが、-50℃から+50℃、好ましくは-50℃から+45℃の範囲で変化し得る請求項1から26のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックBを構成するモノマーの炭素鎖長が、炭素原子10個未満または炭素原子10個以下である請求項1から27のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックBを構成するモノマーの炭素鎖長が、炭素原子12個以上であり、ブロックBのこれらのモノマーの割合が50重量%未満である請求項1から28のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ガラス遷移温度Tgが-55℃から+55℃であり、ホモポリマーまたはコポリマーであるブロックBが、1種または複数のモノマー(これらのモノマーから調製したホモポリマーは-200℃から+250℃のガラス遷移温度を有し得る)から誘導されている請求項1から29のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックBが、対応するホモポリマーのTgが+20℃から+250℃の範囲であるメタクリル酸メチル(MMA)またはスチレンなどの第1のモノマーと、対応するホモポリマーのTgが-200℃から+20℃の範囲である第2のモノマーとからなるコポリマーから形成される請求項30に記載のコポリマー。
- ガラス遷移温度が-55℃から+55℃であるブロックBが、対応するホモポリマーのTgが-55℃から+55℃、好ましくは-50℃から+50℃、優先的には-50℃から+45℃の範囲であるモノマー1種のみからなるホモポリマーである請求項30に記載のコポリマー。
- ブロックBを調製することができるモノマーが、以下のモノマー:
- 炭素原子2から10個を有するエチレン炭化水素、例えばエチレン、イソプレンまたはブタジエン;
- 式CH2=CHCOOR3のアクリレート;
- 次式のメタクリレート:
・炭素原子1から18個を有する直鎖状または分枝状アルキル基、ここでO、N、SおよびPから選択される1個または複数のヘテロ原子が場合により介在する、
前記アルキル基はまた、ヒドロキシル基、ハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)およびSi(R4R5)(R4およびR5は、同一または異なっていてよく、C1〜C6アルキル基またはフェニル基を表す)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもあり、
これらのアルキル基の例は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert-ブチル、エチルヘキシル、オクチル、ラウリルおよびステアリルであり、
これらのアルキル系の基の例は、2-ヒドロキシエチルおよび2-ヒドロキシプロピルなどのC1〜C4ヒドロキシアルキル基、ならびにメトキシエチル、エトキシエチルおよびメトキシプロピルなどの(C1〜C4)アルコキシ(C1〜C4)アルキル基である、
・C3〜C12シクロアルキル基、例えばイソボルニル基、
・C3〜C20アリール基、例えばフェニル基、
・C4〜C30アラルキル基(C1〜C8アルキル基)、例えば2-フェニルエチルまたはベンジル、
・O、NおよびSから選択される1個または複数のヘテロ原子を含有する4〜12員複素環基、この環は芳香族または非芳香族である、
・ヘテロシクリルアルキル基(炭素原子1から4個を有するアルキル)、例えばフルフリルメチルまたはテトラヒドロフルフリルメチル、
前記シクロアルキル、アリール、アラルキル、複素環またはヘテロシクリルアルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、炭素原子1から4個を有する直鎖状または分枝状アルキル基(O、N、SおよびPから選択される1個または複数のヘテロ原子が場合により介在し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)および基Si(R4R5)(R4およびR5は、同一または異なっていてよく、C1〜C6アルキル基またはフェニル基を表す)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもある)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもあり、
基R3の例は、メチル、エチル、プロピル、イソブチル、n-ブチル、tert-ブチル、イソブチル、ヘキシル、エチルヘキシル、オクチル、ラウリル、イソオクチル、イソデシル、ドデシル、シクロヘキシル、t-ブチルシクロヘキシル、t-ブチルベンジル、イソボルニル、フェニル、フルフリルメチル、テトラヒドロフルフリルメチル、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシプロピル、2-ヒドロキシブチル、メトキシエチル、エトキシエチル、メトキシエチル、メトキシプロピルおよび2-エチルペルフルオロヘキシル基である、
・基R3の別の例は、基R3=-(OC2H4)m-OR"(m=5から150およびR"=HまたはC1〜C30アルキル、例えば-POE-メトキシ;-POE-ベヘニル)である;
- 次式の(メタ)アクリルアミド:
R7およびR6は、同一または異なっていてよく、それぞれ水素原子または炭素原子1から18個を有する直鎖状もしくは分枝状アルキル基(O、N、SおよびPから選択される1個または複数のヘテロ原子が場合により介在し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)および基Si(R4R5)(R4およびR5は、同一または異なっていてよく、C1〜C6アルキル基またはフェニル基を表す)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもある)を表し、
これらの基の例は、メチル、エチル、n-ブチル、t-ブチル、イソプロピル、イソヘキシル、イソオクチル、イソノニルおよびC1〜C4ヒドロキシアルキル基、例えば2-ヒドロキシプロピルである、
・C3〜C12シクロアルキル基、例えばイソボルニル基、
・C3〜C20アリール基、例えばフェニル、
・C4〜C30アラルキル基(C1〜C8アルキル基)、例えば2-フェニルエチルまたはベンジル、
・O、NおよびSから選択される1個または複数のヘテロ原子を含有する4〜12員複素環基、この環は芳香族または非芳香族である、
・ヘテロシクリルアルキル基(炭素原子1から4個を有するアルキル)、例えばフルフリルメチルまたはテトラヒドロフルフリルメチル、
前記シクロアルキル、アリール、アラルキル、複素環またはヘテロシクリルアルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、炭素原子1から4個を有する直鎖状または分枝状アルキル基(O、N、SおよびPから選択される1個または複数のヘテロ原子が場合により介在し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)および基Si(R4R5)(R4およびR5は、同一または異なっていてよく、C1〜C6アルキル基またはフェニル基を表す)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもある)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもあり、
(メタ)アクリルアミドモノマーの例は、(メタ)アクリルアミド、N-エチル(メタ)アクリルアミド、N-ブチル-アクリルアミド、N-t-ブチルアクリルアミド、N-イソプロピルアクリルアミド、N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N-ジブチルアクリルアミド、N-オクチルアクリルアミド、N-ドデシルアクリルアミド、ウンデシルアクリルアミドおよびN-(2-ヒドロキシプロピル)メタクリルアミドである;
- 次式のアリル化合物:
CH2=CH-CH2-R9またはCH2=C(CH3)-CH2-R9;
- 次式のビニル化合物:
CH2=CH-R9、
式中、R9は以下の基である:
・ヒドロキシル、
・Cl、
・NH2、
- OR10、ここでR10はフェニル基またはC1〜C12アルキル基を表す(モノマーはビニルエーテルまたはアリルエーテルである)、
- アセトアミド:NHCOCH3、
- OCOR11、ここでR11は以下のものを表す:
・炭素原子2から12個を有する直鎖状または分枝状アルキル基(モノマーはビニルエステルまたはアリルエステルである)、
・C3〜C12シクロアルキル基、例えばイソボルニルまたはシクロヘキシル、
・C3〜C20アリール基、例えばフェニル、
・C4〜C30アラルキル基(C1〜C8アルキル基)、例えば2-フェニルエチルまたはベンジル、
・O、NおよびSから選択される1個または複数のヘテロ原子を含有する4〜12員複素環基、この環は芳香族または非芳香族である、
・ヘテロシクリルアルキル基(炭素原子1から4個を有するアルキル)、例えばフルフリルメチルまたはテトラヒドロフルフリルメチル、
前記シクロアルキル、アリール、アラルキル、複素環またはヘテロシクリルアルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、炭素原子1から4個を有する直鎖状または分枝状アルキル基(O、N、SおよびPから選択される1個または複数のヘテロ原子が場合により介在し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)および基Si(R4R5)(R4およびR5は、同一または異なっていてよく、C1〜C6アルキル基またはフェニル基を表す)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもある)から選択される1個または複数の置換基で場合により置換されていることもあり、
ビニルモノマーの例は、ビニルシクロヘキサンおよびスチレンであり、
ビニルエステルの例は、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、エチルヘキサン酸ビニル、ネオノナン酸ビニルおよびネオドデカン酸ビニルであり、
ビニルエーテルのうち、例えばメチルビニルエーテル、エチルビニルエーテルおよびイソブチルビニルエーテルである;
- フルオロまたはペルフルオロ基を含有する(メタ)アクリルまたは(メタ)アクリルアミドまたはビニルモノマー、例えばメタクリル酸エチルペルフルオロオクチル;
- シリコーン(メタ)アクリルまたはビニルモノマー、例えばメタクリルオキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、アクリルオキシプロピルポリジメチルシロキサンまたはシリコーン(メタ)アクリルアミド
から選択される請求項1から32のいずれか一項に記載のコポリマー。 - ブロックBを調製することができるモノマーが、以下のモノマー(対応するホモポリマーのガラス遷移温度が-55℃から+55℃の範囲にある)、例えば:メタクリル酸ヒドロキシエチル(Tg=55℃)、メタクリル酸イソブチル(Tg=53℃)、アクリル酸n-ヘキシル(Tg=45℃)、アクリル酸t-ブチル(Tg=50℃)、酢酸ビニル(Tg=23℃)、メタクリル酸ブチル(Tg=20℃)、アクリル酸シクロヘキシル(Tg=19℃)、アクリル酸ヒドロキシエチル(Tg=15℃)、アクリル酸メチル(Tg=10℃)、メタクリル酸エトキシエチル(Tg=0℃)、メタクリル酸n-ヘキシル(Tg=-5℃)、酪酸ビニル(Tg=-5℃)、アクリル酸エチル(Tg=-24℃)、アクリル酸イソブチル(Tg=-24℃)、メチルビニルエーテル(Tg=-34℃)、アクリル酸メトキシエチル(Tg=-33℃)、アクリル酸n-ヘキシル(Tg=-45℃)、アクリル酸n-ブチル(Tg=-54℃)、アクリル酸エチルヘキシル(Tg=-50℃)およびメタクリル酸POE(n=8から10)(Tg=-55℃);およびTgが-55から+55℃の範囲外にある別のモノマー、例えば以下のモノマー:アクリル酸t-ブチルシクロヘキシル、アクリル酸t-ブチルベンジル、アクリル酸フルフリルおよびアクリル酸イソボルニル;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸t-ブチルシクロヘキシル、メタクリル酸t-ブチルベンジルおよびメタクリル酸イソボルニル;
N-ブチルアクリルアミド、N-t-ブチルアクリルアミド、N-イソプロピルアクリルアミド、N,N-ジメチルアクリルアミドおよびN,N-ジブチルアクリルアミド;
ビニルシクロヘキサン、スチレン;
アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸イソオクチルおよびアクリル酸イソデシル;
メタクリル酸エチルヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸イソオクチルおよびメタクリル酸イソデシル;
ネオノナン酸ビニルおよびネオドデカン酸ビニル;
N-オクチルアクリルアミド
から選択される請求項33に記載のコポリマー。 - ブロックBを構成する1個または複数のブロックが親水性モノマーから選択される請求項26から34のいずれか一項に記載のコポリマー。
- ブロックA以外の1種または複数のモノマーBが親水性である請求項1から35のいずれか一項に記載のコポリマー。
- 親水性モノマーが、カチオン性モノマー、アニオン性モノマーおよびノニオン性モノマーから選択される請求項22または請求項35に記載のコポリマー。
- ブロックAの非親水性モノマーが、請求項25から33のいずれか一項で定義した通りのブロックBを構成するモノマーから、所望のTgおよび親水性基準を考慮して選択される請求項23に記載のコポリマー。
- カチオン性モノマーが、2-ビニルピリジン;4-ビニルピリジン、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル;(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル;ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド;およびそれらの塩化または四級化形態から選択される請求項37に記載のコポリマー。
- アニオン性モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、スチレンスルホン酸、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、ビニル安息香酸、ビニルホスホン酸および(メタ)アクリル酸スルホプロピルならびにこれらの塩から選択される請求項39に記載のコポリマー。
- ノニオン性モノマーが、
- エチレン性カルボキシベタインまたはスルホベタイン(例えば、不安定なハロゲンを含有するカルボン酸塩、例えばクロロ酢酸ナトリウム、または環状スルホン、例えばプロパンスルホンを有するアミン官能基を含むエチレン性不飽和モノマーを四級化することによって得られる);
- (メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルまたはヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミド(そのアルキル基は炭素原子2から4個を有している)、特に(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルまたは(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル;
- (C1〜C4)-アルコキシ(C1〜C4)アルキルの(メタ)アクリレートまたは(メタ)アクリルアミド、例えば、メトキシエチル、エトキシエチルおよびメトキシプロピル、
- 基-(OC2H4)m-OR"(m=5から150、およびR"=HまたはC1〜C4アルキル、例えば-POE-メトキシ;-POE-OH)を含有する(メタ)アクリレートまたは(メタ)アクリルアミド;
- ビニルラクタム、および
- (メタ)アクリル酸多糖類、例えばアクリル酸スクロース
から選択される請求項39に記載のコポリマー。 - ABタイプのジブロックコポリマー、ABA、BAB、ABCまたはACBタイプのトリブロックコポリマー、すなわちブロックAおよびBに加えて、ブロックAおよびB以外の別のブロックCを含むコポリマー、(AB)n、(ABA)n、(BAB)nまたは(ABC)nタイプの3個を超えるブロックを含有する多ブロックコポリマー(CはAまたはB以外である)、およびABCDタイプの異なるブロックを3個を超えて含有する多ブロックコポリマーから選択される請求項1から41のいずれか一項に記載のコポリマー。
- 請求項1から42のいずれか一項に記載のコポリマーを含む化粧品組成物。
- コポリマーを0.1重量%から60重量%、好ましくは0.5重量%から50重量%、より好ましくは1重量%から40重量%含む請求項43に記載の化粧品組成物。
- 前記コポリマーに加えて、コポリマーが溶解または分散している生理学的に許容される媒質を含む請求項43または44に記載の組成物。
- 生理学的に許容される媒質が、親水性の相を形成し、水および水と親水性有機溶媒、例えばアルコールおよび特に炭素原子2から5個を有する直鎖状または分枝状低級モノアルコール、例えばエタノール、イソプロパノールまたはn-プロパノール、ならびにポリオール、例えばグリセロール、ジグリセロール、プロピレングリコール、ソルビトール、ペンチレングリコールおよびポリエチレングリコールとの混合物から選択される請求項43から45のいずれか一項に記載の組成物。
- 親水性の相が、C1〜C2エーテルをさらに含む請求項46に記載の組成物。
- 前記生理学的に許容される媒質が、室温で液体または固体であり、動物、植物、鉱物または合成由来の脂肪物質からなる脂肪相をさらに含む請求項43から47のいずれか一項に記載の化粧品組成物。
- 1種または複数の美容的に許容される有機溶媒をさらに含む請求項43から48のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記生理学的に許容される媒質が、可塑剤および合着剤から選択される1種または複数の付加的な成膜剤をさらに含む請求項43から49のいずれか一項に記載の化粧品組成物。
- 水溶性色素および粉末染料、例えば顔料、真珠母顔料および薄片から選択される1種または複数の染料をさらに含む請求項43から50のいずれか一項に記載の化粧品組成物。
- 充填剤をさらに含む請求項43から51のいずれか一項に記載の組成物。
- 化粧品に通常使用される1種または複数の成分、例えばビタミン、増粘剤、微量元素、柔軟剤、金属イオン封鎖剤、香料、酸性化もしくは塩基性化剤、保存剤、日焼け止め剤、界面活性剤、酸化防止剤、抜け毛予防剤、ふけ取り剤、噴射剤、および成膜性もしくは非成膜性の水溶性もしくは脂溶性ポリマーまたは水もしくは脂肪相に分散したポリマー、あるいはこれらの混合物をさらに含む請求項43から52のいずれか一項に記載の化粧品組成物。
- 懸濁液、分散液、溶液、ゲル、エマルジョン、特に水中油(O/W)もしくは油中水(W/O)エマルジョン、または複合エマルジョン(W/O/Wまたはポリオール/O/WまたはO/W/Oエマルジョン)の形態、クリーム、ペースト、ムース、小胞の分散体、特にイオン性もしくはノニオン性脂質、2相もしくは多相ローション、スプレー、粉末、ペースト、特に軟ペーストもしくは無水ペーストの形態であることを特徴とする請求項43から53のいずれか一項に記載の化粧品組成物。
- ラッカーまたはシャンプーなどの毛髪用製品であることを特徴とする請求項43から54のいずれか一項に記載の化粧品組成物。
- マニキュア液などのメイクアップ用組成物であることを特徴とする請求項43から55のいずれか一項に記載の化粧品組成物。
- 請求項43から56の一項に記載の組成物をケラチン物質に塗布することを含むケラチン物質をメイクアップまたはケアするための美容方法。
- 粘着性を伴わずに毛髪用ラッカーのヘアスタイル保持を向上させるための請求項1から42のいずれか一項に記載のコポリマーの使用。
- 粘着性を伴わずにマニキュア液の付着および摩擦耐性を向上させるための請求項1から42のいずれか一項に記載のコポリマーの使用。
- つっぱり感を伴わずに皺を隠し、皮膚になめらかな外観を与えるメイクアップ用組成物などの化粧品組成物での請求項1から42のいずれか一項に記載のコポリマーの使用。
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