JP2005110077A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スキャナで読取った画像を、サムネイル画像とメイン画像を含んだEXIFファイルにする処理で、必要メモリ容量を小さくする。
【解決手段】 原稿81のプレスキャンにより低解像度のプレスキャン画像データ82を得る(91〜92)。プレスキャン画像データ82内の複数画像をJPEGサムネイル画像データ83A、83B、83Cにして記憶する(93〜95)。ダイレクト印刷時に印刷対象を選択する場合に用いる画像処理機能を用いて、記憶されているJPEGサムネイル画像データ83A、83B、83Cを復号して表示し所望画像を選択する(96〜97)。原稿シート81の本スキャンにより所望画像のメイン画像データを得てJPEG変換し、JPEG化されたメイン画像データとサムネイル画像データをEXIF形式で外部メディア3に格納する。
【選択図】図5

Description

本発明は、原稿シートから画像を読み取りその画像データを外部メディアに出力することができる画像処理装置に関する。
イメージスキャナとプリンタとを備え、イメージスキャナで読み取った画像を印刷することができる複合プリンタ装置が知られている(例えば、特許文献1)。また、デジタルスチルカメラ又はデジタルスチルカメラ用メモリカードに接続して、そこから画像データを入力して印刷することができる機能(ダイレクト印刷機能)を持ったプリンタが知られている(例えば、特許文献2)。また、デジタルスチルカメラにおいては、画像データは、EXIF(Exchangeable
Image File Format)ファイルと呼ばれる形式のファイルに組み込まれてメモリカートに記憶される(例えば、特許文献3)。このEXIFファイルには、その画像データがJPEG形式で組み込まれると共に、その画像データを縮小した画像(サムネイル画像)のデータもJPEG形式で組み込まれる。このEXIFファイル内のサムネイル画像は、プリンタにおいて、例えばユーザに印刷したい画像を選択させるための画像リストを表示又は印刷するために用いることができる。
特開2003−087498号公報 特開2003−131838号公報 特開2002−069392号公報
上述したダイレクト印刷機能を、上述したイメージスキャナを備えた複合プリンタ装置に搭載することができる。その場合、デジタルカメラ用メモリカードからの画像を印刷できるだけでなく、イメージスキャナで読み取った画像をデジタルカメラ用メモリカードに格納することができると便利である。さらに、その場合、イメージスキャナで読み取った画像をEXIFファイルの形式で格納することができれば、これをデジタルカメラで撮影した画像と同様に取り扱えるので、一層便利である。
しかし、イメージスキャナで読み取った画像をEXIFファイルの形式にするためには、その読み取った画像それ自体であるメイン画像をJPEG形式に圧縮する処理だけでなく、そのメイン画像を縮小したサムネイル画像をJPEG形式に圧縮する処理が必要である。ところが、メイン画像からサムネイル画像を作成するためには、メイン画像のデータを複合プリンタ装置内で保存する必要があるから、複合プリンタ装置は大サイズのメイン画像データを保持して処理するのに十分な大容量のメモリをもつ必要がある。とりわけ、イメージスキャナが、写真フィルムストリップから複数枚の画像を連続して読む機能を持つような場合には、連続して読み取った複数枚のメイン画像データ全てを保存する必要があるので、非常に大きい容量のメモリが必要になる。複合プリンタ装置だけでなく、イメージスキャナ単体であっても、読み取った画像をEXIFファイルの形式にして出力しようとした場合には、上記と同様の問題が発生する。また、写真フィルムストリップから複数枚の画像を連続して読むような場合、連続して読み取った複数枚の画像の中から、EXIFファイルの形式にすべき画像をユーザに選択させる機能もあると便利であるが、その機能を実現する場合にも、できるだけ少ないハードウェア資源でこれを可能にすることが望まれる。特に、ダイレクト印刷で用いられている機能と共用できると望ましい。
従って、本発明の目的は、イメージスキャナで読み取った画像を、サムネイル画像とメイン画像とを含んだ所定形式のデータにする場合に、できるだけ小さいメモリ容量でこれを可能とすることにある。
本発明の別の目的は、イメージスキャナで読み取った画像の中から、所定形式のデータにすべき画像を選択する機能を、例えばダイレクト印刷で用いられて機能と共用するなどして、できるだけ少ないハードウェア資源で実現できるようにすることにある。
本発明の一つの観点に従う画像処理装置は、原稿シートから画像を読み取るイメージスキャナと、前記イメージスキャナの制御処理並びに画像データの処理を行う制御処理部とを備える。そして、前記制御処理部が、前記イメージスキャナを制御して前記原稿シートのプレスキャンを行わせて、所定の低解像度のビットマップ形式のプレスキャン画像データを前記イメージスキャナに出力させるプレスキャン制御手段と、前記プレスキャン画像データから前記原稿シート上の個々の画像に対応する領域の画像データを抽出する画像抽出手段と、前記画像抽出手段による抽出された画像データを符号化して所定符号形式の符号サムネイル画像データを生成する符号サムネイル画像生成手段と、前記符号サムネイル画像生成手段により生成された前記符号サムネイル画像データを記憶するサムネイル画像記憶手段と、前記サムネイル画像記憶手段内の前記符号サムネイル画像データを復号して、ビットマップ形式のサムネイル画像データを生成するサムネイル画像データ復元手段と、前記サムネイル画像データ復元手段からの前記サムネイル画像データに基づいて、本スキャンの対象となる画像を選択する本スキャン画像選択手段と、前記イメージスキャナを制御して前記原稿シートの本スキャンを行わせて、前記本スキャン画像選択手段により選択された画像に対応する所定の高解像度のビットマップ形式のメイン画像データを前記イメージスキャナに出力させる本スキャン制御手段とを有する。この画像処理装置によれば、本スキャンで得た大サイズのメイン画像データではなく、プレスキャンで読み取った小サイズのプレスキャン画像データからサムネイル画像データを作成するので、サムネイル画像データを作成するために必要なメモリ容量が小さくて済む。また、その小サイズのサムネイル画像を符号化して記憶し、記憶された符号化サムネイル画像データを用いて、原稿シート上の画像を本スキャンで読み取るか否かの選択ができ、そのために必要なメモリ容量は小さくて済む。
好適な実施形態では、前記原稿シートに複数の画像が含まれている場合、前記画像抽出手段は前記プレスキャン画像データから前記複数の画像に対応する領域の画像データをそれぞれ抽出し、前記本スキャン画像選択手段は、前記サムネイル画像データ復元手段からの前記複数の画像に対応するサムネイル画像データに基づいて、前記複数の画像の中から前記本スキャンの対象となる画像を選択するようになっている。
好適な実施形態は、画像を印刷するプリンタと外部メディアに接続する外部メディアインタフェースとを更に備える。そして、前記制御処理部が、前記外部メディアインタフェースを制御して、前記外部メディアから前記符号サムネイル画像データを読み込ませるサムネイル画像読込制御手段と、前記サムネイル画像データ復元手段を用いて、前記外部サムネイル画像読込制御手段により読み込まれた前記符号サムネイル画像データを復号して、ビットマップ形式のサムネイル画像データを生成するサムネイル画像データ復元制御手段と、前記サムネイル画像データ復元手段からの前記サムネイル画像データに基づいて、印刷の対象となる画像を選択する印刷画像選択手段と、前記外部メディアインタフェースを制御して、前記印刷画像選択手段により選択された前記印刷の対象となる画像に対応する前記符号メイン画像データを前記外部メディアか読み込ませるメイン画像読込制御手段と、前記サムネイル画像読込制御手段により読み込まれた前記符号メイン画像データを用いて前記プリンタを制御して、前記印刷の対象となる画像を印刷させる印刷制御手段とを有する。この構成によれば、前記外部メディアから符号サムネイル画像データを読み込んで復号して、復号されたサムネイル画像に基づいて印刷対象の画像を選択し、選択した画像の符号メイン画像データを外部メディアから読み込んで印刷するというダイレクト印刷が可能になる。そして、原稿シート上の画像を本スキャンで読み取るか否かをサムネイル画像に基づいて選択する処理と、ダイレクト印刷における印刷対象の画像をサムネイル画像に基づいて選択する処理とにおいて、同じ符号サムネイル画像復号機能を共用することができる。
好適な実施形態では、前記符号メイン画像生成手段と前記メイン画像格納制御手段は、前記イメージスキャナによる前記原稿シートの各部分の読取り動作と並行して、前記イメージスキャナから出力された前記各部分の画像データの符号化と、前記各部分の符号画像データの前記外部メディアへの格納とを行なう。これにより、前記メイン画像データの全部を記憶保持する必要がないので、メモリ容量が小さくて済む。
好適な実施形態は、外部メディアに接続する外部メディアインタフェースを更に備え、前記制御処理部が、前記外部メディアインタフェースを制御して、前記本スキャン画像選択手段により選択された画像に対応する前記符号サムネイル画像データを前記外部メディアに格納させるサムネイル画像格納制御手段と、前記イメージスキャナから出力された前記メイン画像データを符号化して所定符号形式の符号メイン画像データを生成する符号メイン画像生成手段と、前記外部メディアインタフェースを制御して、前記符号メイン画像生成手段により生成された前記符号メイン画像データを前記外部メディアに格納させるメイン画像格納制御手段とを更に有する。この構成により、プレスキャンで得た画像データから作成された符号サムネイル画像データと、本スキャンで得た画像データから作成された符号メイン画像データとを、外部メディアに格納することができる。
好適な実施形態では、前記サムネイル画像格納制御手段が、前記外部メディアインタフェースを制御して、符号化サムネイル画像データと符号化メイン画像データとが収容可能な所定形式のファイルを前記外部メディア内に作成させた上で、前記符号サムネイル画像生成手段からの前記符号サムネイル画像データを、前記外部メディア内の前記ファイルに格納させ、前記メイン画像格納制御手段が、前記外部メディアインタフェースを制御して、前記符号メイン画像生成手段からの前記符号メイン画像データを、前記外部メディア内の前記ファイルに格納させるようになっている。ここで、符号化サムネイル画像データと符号化メイン画像データとが収容可能な所定形式のファイルとは、典型的には例えばEXIFファイルである。これにより、外部メディアにデジタルスチルカメラなどから格納される上記所定形式のファイルと、この画像処理装置から格納される上記所定形式のファイルとが同様に取り扱えるようになる。
本発明の別の観点に従う画像処理方法は、原稿シートのプレスキャンを行って、所定の低解像度のビットマップ形式のプレスキャン画像データを得るプレスキャンステップと、前記プレスキャン画像データから前記原稿シート上の個々の画像に対応する領域の画像データを抽出する画像抽出ステップと、前記抽出された画像データを符号化して所定符号形式の符号サムネイル画像データを得る符号サムネイル画像生成ステップと、前記符号サムネイル画像データを記憶するサムネイル画像ステップと、前記記憶された符号サムネイル画像データを復号して、ビットマップ形式のサムネイル画像データを得るサムネイル画像データ復元ステップと、前記復元されたサムネイル画像データに基づいて、本スキャンの対象となる画像を選択する本スキャン画像選択ステップと、前記原稿シートの本スキャンを行って、前記選択された画像に対応する所定の高解像度のビットマップ形式のメイン画像データを得る本スキャンステップとを有する。
本発明によれば、イメージスキャナで読み取った画像をサムネイル画像とメイン画像とを含んだ所定形式のデータにする処理に必要なメモリ容量を小さくできる。また、イメージスキャナで読み取った画像を上記所定形式のデータにすべきか否かの選択機能を、少ないハードウェア資源で実現できる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、複合プリンタ装置として構成された本発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成を示す。
図1に示された複合プリンタ装置1は、この複合プリンタ装置1の全体を制御するためのコントローラ11、原稿の画像を読み取るためのイメージスキャナ12、及び画像のハードコピーを出力するためのプリンタ13を備える。この複合プリンタ装置1は、外部記憶メディア3(典型的には例えば、デジタルスチルカメラで用いられているメモリカード或いはデジタルスチルカメラなど)と接続することができる。そして、この複合プリンタ装置1は、外部記憶メディア3から画像データを読み込んでプリンタ13で印刷する機能(以下、この機能又は動作をダイレクト印刷)と、イメージスキャナ12で読み取った画像データを外部記憶メディア3に格納する機能(以下、この機能又は動作をスキャントゥメモリという)を有する。
イメージスキャナ12は、原稿シートの画像を読み取るときの動作モードとして、原稿シート上の指定された領域の画像を所定の高解像度で読み取る本スキャンと、本スキャンで読み取るべき原稿の領域を指定するために本スキャンの実行前に原稿シート全体の領域の画像を所定の低い解像度で読み取るプレスキャンとを有する。プレスキャンでは、本スキャンで得られる画像データより遥かに小さいサイズの画像データは例えば、A4サイズの原稿の画像が160ドット×120ドットのような小サイズの画像データとして読み取られる。
図1に示すように、この複合プリンタ装置1は、さらに、エンコーダ14、デコーダ15、ラインバッファ16、プレスキャン用ページバッファ17、サムネイル用一時バッファ18、外部メディアI/F(外部メディアインタフェース)20、符号データバッファ19、プレビューモニタ21、及び操作パネル22などを備える。
エンコーダ14は、ビットマップ形式の画像データを所定形式の符号データ、例えばJPEG形式の画像データ、に圧縮変換するものである。デコーダ15は、所定形式の符号データ、例えばJPEG形式の画像データ、を元のビットマップ形式の画像データに伸長変換するものである。
ラインバッファ16は、イメージスキャナ12が原稿画像を読み取るときに、イメージスキャナ12から出力される1ライン分又は所定複数ライン分の画像データを一時的に記憶するものである。プレスキャン用ページバッファ17は、イメージスキャナ12のプレスキャンにより読み取られた小サイズ(例えば、160ドット×120ドット)の画像データを一時的に記憶するものである。サムネイル用一時バッファ18は、ダイレクト印刷又はスキャントゥメモリを行う際に、対象となる画像のサムネイル画像データを一時的に記憶するものである。符号データバッファ19は、スキャントゥメモリを行う際にエンコーダ14から出力される符号データ(例えば、JPEG形式のデータ)や、ダイレクト印刷を行う際に外部メディア3から読み込まれた符号データ(例えば、JPEG形式のデータ)を、所定の単位転送量分だけ一時的に記憶するものである。
外部メディアインタフェース20、外部メディア3と接続して外部メディア3とデータを通信するものである。プレビューモニタ21は、ダイレクト印刷又はスキャントゥメモリを行う際に、対象となる画像又はそのサムネイル画像を表示するためのものである。操作パネル22は、ユーザからの指令をこの複合プリンタ装置1に入力するものである。操作パネル22から入力できる指令には、例えば、プレスキャンで読み取られた原稿画像中から本スキャンすべき領域を指定する指令、スキャントゥメモリの対象となる画像を指定する指令、及び、ダイレクト印刷の対象となる画像を指定する指令などがある。
以下、この複合プリンタ装置1のスキャントゥメモリとダイレクト印刷の動作について説明する。
なお、複合プリンタ装置1が行うスキャントゥメモリの動作には、少なくとも2種類があり、そのうちの一種類は、カットシートの原稿から1枚ずつ画像を読み込んで外部メディア3に書き込む動作であり(以下、個別スキャントゥメモリという)、他の一種類は、写真フィルムストリップの原稿から複数の画像を連続的に読み込んで外部メディア3に書き込む動作である(以下、連続スキャントゥメモリという)。以下の説明では、個別スキャントゥメモリでも連続スキャントゥメモリでも、EXIFファイルの形式で画像データが外部メディア3に格納されることとする。ただし、EXIFファイルという形式は一つの例示にすぎず、他の形式を採用する場合にも本発明の原理が適用できることは、以下の説明から容易に理解できるはずである。
まず、図1、2を参照して、個別スキャントゥメモリの動作を説明する。図1には、個別スキャントゥメモリが行われる場合のデータの流れが示されている。図2には、コントローラ11による個別スキャントゥメモリの制御の流れが示されている。
個別スキャントゥメモリを行うときには、ユーザは、外部記憶メディア3を外部メディアI/F20に接続し、カットシートの原稿シート31をイメージスキャナ12にセットし、そして、操作パネル22から個別スキャントゥメモリの開始指令を入力する。すると、コントローラ11は、図2に示す手順で制御を行う。
図2に示すように、コントローラ11の制御によって、イメージスキャナ12が原稿画像のプレスキャンを行なう(ステップS1)。プレスキャンにおいては、図1に矢印41〜42で示すように画像データが流れる。すなわち、イメージスキャナ12は原稿シート31の全体領域の画像を所定の低い解像度で1ラインずつ逐次に読み取って出力し、逐次に出力される1ライン分の画像データはラインバッファ15に書き込まれる(41)。ラインバッファ15に書き込まれた1ライン分の画像データは直ちにプレスキャン用ページバッファ17に転送されて蓄積される(42)。イメージスキャナ12によるプレスキャンが終わったとき、プレスキャン用ページバッファ17には、プレスキャンで読み取られた原稿画像全体のビットマップ形式の画像データ32が記憶されている。この画像データ32のデータサイズは小さく、例えば、原稿がA4版である場合に画像データ32のデータサイズは160ドット×120ドットである。以下、この画像データ32をプレスキャン画像データという。
プレスキャンが終わると、図2に示すように、コントローラ11の制御によって、プレスキャンで読み取られた原稿画像の中から本スキャンすべき領域を判定する処理が行われる(S2)。この領域判定処理は、自動的に行うこともできるし、ユーザがマニュアル操作で行うこともできる。自動的に領域判定を行う場合には、プレスキャン用ページバッファ17内のプレスキャン画像データ32をコントローラ11が調べて、明らかに余白と認められる部分を検出し、これを除去することで、本スキャンすべき領域が選ばれる。一方、ユーザがマニュアル操作で領域判定を行う場合には、図1に矢印43で示すように、プレスキャン用ページバッファ17内のプレスキャン画像データ32がプレビューモニタ21に送られて表示され、ユーザが操作パネル22を操作して、表示されたプレスキャン画像データ32上で本スキャンすべき領域を選択して指示する。ところで、この領域判定処理で判定された本スキャン領域にのみ本スキャンを行なう選択領域モードと、領域判定処理を省略して原稿シートの全領域に本スキャンを行わせる最大領域モードとを、ユーザからの指令又は自動的に選択できるようにすることができる。しかし、以下の説明では、選択領域モードの場合の動作についてのみ説明する。最大領域モードの動作は、本スキャンする領域の違いを除けば、基本的に選択領域モードのそれと同様であから、その説明を省略する。
さて、上記の領域選択処理が終わると、図2に示すように、コントローラ11の制御によって、EXIFファイルに入れられるべきサムネイル画像をJPEG形式に符号化する処理が行われる(S3)。このサムネイル符号化処理では、図1に矢印44〜47で示すようにデータが流れる。すなわち、エンコーダ14が、プレスキャン用ページバッファ17からプレスキャン画像データ32を読み込む(44)。このとき、エンコーダ14は、プレスキャン画像データ32の中から上述した領域判定(S2)で指定された領域の画像データ部分を選択して読み込む。エンコーダ14は、読み込んだ画像データ部分を所定サイズの小領域に細分してそれらの小領域を順次にJPEG形式に符号化していきながら、逐次に得られる各小領域の符号データを所定の単位転送量ずつ符号データバッファ19に書き込む(45)。符号データバッファ19に書き込まれた単位転送量の符号データは、書き込まれると直ちに外部メディアI/F20に読まれて(46)、外部メディアI/F20から外部記憶メディア3に書き込まれる(47)。外部記憶メディア3に書き込む(47)際、外部メディアI/F20は、外部記憶メディア3にEXIF形式のファイル33Aを新たに作成し(なお、外部記憶メディア3の参照番号33B、33Cは、既に格納されている他の画像、デジタルスチルカメラで撮影された画像のEXIFファイルを示している。)、このEXIFファイル33Aに、符号データバッファ19からの符号データを、サムネイル画像データ34Aの構成データとして書き込む。従って、エンコーダ14での符号化処理が終わって、最後の符号データがEXIFファイル33Aに書き込まれた段階で、EXIFファイル33A内には、プレスキャン画像データ32から変換されたJPEG形式のサムネイル画像データ34Aが完成する。なお、図1中、外部記憶メディア3内の参照番号33B、33Cは、外部記憶メディア3に以前から格納されている他の画像(例えば、デジタルスチルカメラで撮影された画像)のEXIFファイルを示している。また、図中、実線ブロックで示された画像データはビットマップ形式のものを示し、点線ブロックで示された画像データはJPEG形式のものを示す。
上記のサムネイル符号化処理が終わると、図2に示すように、コントローラ11の制御によって、本スキャン及び本スキャンで読み取られたメイン画像の符号化処理が行われる(S4)。この本スキャン及び符号化処理では、図1に矢印48〜52で示すようにデータが流れる。すなわち、イメージスキャナ12は本スキャンを開始して、原稿シート31上の領域判定(43)で指定された領域の画像を所定の高解像度で1ラインずつ逐次に読み取って出力し、逐次に出力される1ライン分の画像データはラインバッファ15を経由してエンコーダ14に送られる(48、49)。以下、この本スキャンで読み取られる画像データをメイン画像データといい、これは、例えば300dpiのような高解像度で読み取られ、その画像全体のデータサイズは通常はメガバイトオーダ以上であり、プレスキャン画像データ32より遥かにデータ量が多い。エンコーダ14は、1ラインずつ逐次に入力されるメイン画像データが所定の小領域分貯まる都度、これをJPEG形式に符号化していき、こうして逐次に得られる各小領域の符号データを所定の単位転送量ずつ符号データバッファ19に書き込む(50)。符号データバッファ19に書き込まれた単位転送量の符号データは、書き込まれると直ちに外部メディアI/F20に読まれて(51)、外部メディアI/F20から外部記憶メディア3に書き込まれる(52)。外部記憶メディア3に書き込む(52)際、外部メディアI/F20は、外部記憶メディア3内の当該EXIFファイル33Aに、符号データバッファ19からの符号データを、メイン画像データ35Aの構成データとして書き込む。従って、イメージスキャナ12での本スキャンとエンコーダ14での符号化処理が終わって、最後の符号データがEXIFファイル33Aに書き込まれた段階で、EXIFファイル33A内には、本スキャンで読み取られた高解像度のビットマップ形式のメイン画像データから変換されたJPEG形式のメイン画像データ35Aが完成する。
以上のように、スキャントゥメモリにおいては、プレスキャンで読み取られた領域判定用の小サイズのプレスキャンデータに基づいて、外部記憶メディア3に格納されるEXIFファイル33AのJPEG形式サムネイル画像データ34Aが作成される。また、本スキャンでは、原稿画像の各部分の読取りと並行して読み取られた部分の画像データが符号化されて外部記憶メディア3に転送される。従って、本スキャンで読み取られたデータサイズの大きいメイン画像データの全体は、複合プリンタ1内では記憶保持されない。その結果、複合プリンタ1のメモリ容量は小さくて済む。
次に、図3及び図4を参照して、ダイレクト印刷の動作を説明する。図3には、ダイレクト印刷が行われる場合のデータの流れが示されている。図4には、コントローラ11によるダイレクト印刷の制御の流れが示されている。
ダイレクト印刷を行うときには、ユーザは、外部記憶メディア3を外部メディアI/F20に接続して、操作パネル22からダイレクト印刷の開始指令を入力する。すると、コントローラ11は、図4に示す手順で制御を行う。
図4に示すように、コントローラ11の制御によって、プレビュー及び画像選択の処理が行われる(ステップS11)。この処理においては、図3に矢印61〜63で示すように画像データが流れる。すなわち、外部メディアI/F20が、外部記憶メディア3に格納されている複数のEXIFファイル33A、33B、33C、…から順次にJPEGサムネイル画像データ34A、…を所定の転送単位量分づつ逐次に読み込んで(61)、逐次に読み込んだJPEGサムネイル画像データ34A、…の転送単位量分をデコーダ15に送る(62)。デコーダ15は入力されたJPEGサムネイル画像データ34A、…を入力順に逐次にデコードしていくことで、元のビットマップ形式の複数のサムネイル画像を順次に復元していきつつ復元された画像データをプレビューモニタ21に送る(63)。その結果、外部記憶メディア3に格納されている複数の画像のサムネイル画像がプレビューモニタ21に表示される。ユーザは、プレビューモニタ21に表示された複数のサムネイル画像の中から、操作パネル22を用いて、印刷対象の1以上の画像を選択する。
上記のプレビュー及び画像選択の処理が終わると、図4に示すように、コントローラ11の制御によって、メイン画像読込及び印刷の処理が行われる(ステップS12)。この処理においては、図3に矢印64〜67で示すように画像データが流れる。すなわち、外部メディアI/F20が、外部記憶メディア3から、ユーザ選択された印刷対象の画像のEXIFファイル(一例として、EXIFファイル33Aであるとする)のJPEGメイン画像データ35Aを転送単位量分づつ逐次に読み込んで(64)、逐次に読み込んだJPEGメイン画像データ35Aの転送単位量分をデコーダ15に送る(65)。デコーダ15は、入力されたJPEGメイン画像データ35Aを入力順に逐次にデコードしていくことで、元のビットマップ形式のメイン画像データを徐々に復元していきつつ復元されたメイン画像データをプリンタ13に転送する(67)。プリンタ13は、転送されてきた元のビットマップ形式のメイン画像データが、その印刷処理を開始するのに必要な所定量分だけ貯まると、そのメイン画像の印刷処理を開始する。なお、メイン画像の印刷を行う前に、ユーザがメイン画像のトリミングをプレビューモニタ21で行って印刷したい範囲を指定できるようにするために、図3で矢印66に示すように、デコーダ15から出力される元のビットマップ形式のメイン画像データを、プリンタ13へ転送する(67)前に、プレビューモニタ21に送って表示するようにしてもよい。
次に、連続スキャントゥメモリの動作を、図5〜図7を参照して説明する。図5及び図6は、連続スキャントゥメモリが行われる場合のデータの流れが示されている。図7には、コントローラ11による連続スキャントゥメモリの制御の流れが示されている。
図5に示すように、連続スキャントゥメモリを行うときには、ユーザは、外部記憶メディア3を外部メディアI/F20に接続し、写真フィルムストリップのように複数の画像81A、81B、81Cを有する原稿シート81をイメージスキャナ12にセットし(90)、そして、操作パネル22から連続スキャントゥメモリの開始指令を入力する。すると、コントローラ11は、図7に示す手順で制御を行う。
図7に示すように、コントローラ11の制御によって、イメージスキャナ12が原稿シート81のプレスキャンを行なう(ステップS21)。プレスキャンにおいては、図5に矢印91〜92で示すように画像データが流れる。すなわち、イメージスキャナ12は原稿シート81の全体領域を所定の低い解像度で1ラインずつ逐次に読み取って出力し、逐次に出力される1ライン分の画像データはラインバッファ15に書き込まれる(91)。ラインバッファ15に書き込まれた1ライン分の画像データは直ちにプレスキャン用ページバッファ17に転送されて蓄積される(92)。プレスキャンが終わったとき、プレスキャン用ページバッファ17には、プレスキャンで読み取られた原稿シート81の全体領域のビットマップ形式のプレスキャン画像データ82が記憶されている。前述したように、このプレスキャン画像データ32のデータサイズは本スキャンで読み取られるメイン画像データより小さい。
上記のプレスキャンが終わると、図7に示すように、コントローラ11の制御によって、プレスキャンで読み取られた原稿画像の中から本スキャンすべき領域を判定する処理が行われる(S21)。この領域判定処理は、原稿シート81が写真フィルムストリップの場合には通常は自動的に行われる。すなわち、プレスキャン用ページバッファ17内のプレスキャン画像データ82をコントローラ11が調べて、中から複数の原稿画像81A、81B、81Cの領域をそれぞれ検出して、それらを本スキャンすべき領域として選ぶ。なお、この領域判定処理を、ユーザがマニュアル操作で行うようにしてもよい。マニュアル操作で領域判定を行う場合には、既に図1を参照して説明したように、プレスキャン画像データ82がプレビューモニタ21に送られて表示され、ユーザが操作パネル22を操作して、表示されたプレスキャン画像データ32の中から本スキャンすべき領域とうぃて原稿画像81A、81B、81Cの領域を選択して指示する。
上記の領域選択処理が終わると、図7に示すように、コントローラ11の制御によって、表示用のサムネイル画像をJPEG形式に符号化する処理が行われる(S23)。この表示用サムネイル符号化処理では、図5に矢印93〜95で示すようにデータが流れる。すなわち、エンコーダ14が、プレスキャン用ページバッファ17からプレスキャン画像データ82を読み込む(93)。このとき、エンコーダ14は、プレスキャン画像データ82の中から上述した領域判定(S22)で指定された複数の原稿画像81A、81B、81Cに相当する画像データ部分を選択して順次に読み込む。エンコーダ14は、読み込んだ各原稿画像81A、81B、81Cに対応する画像データ部分を所定サイズの小領域に細分してそれらの小領域を順次にJPEG形式に符号化していきながら、逐次に得られる各小領域の符号データを所定の単位転送量ずつ符号データバッファ19に書き込む(94)。符号データバッファ19に書き込まれた単位転送量の符号データは、書き込まれると直ちにサムネイル用一時バッファ18に転送されて蓄積される(95)。この表示用サムネイル符号化処理が終わった段階で、サムネイル用一時バッファ18には、複数の原稿画像81A、81B、81Cのプレスキャンデータからそれぞれ変換された複数のJPEGサムネイル画像データ83A、83B、83Cが格納されている。
上記の表示用サムネイル符号化処理が終わると、図7に示すように、コントローラ11の制御によって、プレビュー及び画像選択の処理が行われる(S24)。この処理においては、図5に矢印96〜97で示すように画像データが流れる。すなわち、デコーダ15が、符号化データバッファ19から、複数のJPEGサムネイル画像データ83A、83B、83Cを順次に読み込んで(96)、元のビットマップ形式のサムネイル画像データを順次に復元していきつつ復元されたサムネイル画像データをプレビューモニタ21に送る(97)。その結果、原稿シート81上の複数の画像のサムネイル画像がプレビューモニタ21に表示される。ユーザは、プレビューモニタ21に表示された複数のサムネイル画像の中から、操作パネル22を用いて、外部記憶メディア3に保存したい1以上の画像を選択する。
ところで、このプレビュー及び画像選択のデータ流れ96〜97は、既に図3を参照して説明したダイレクト印刷におけるプレビュー及び画像選択のデータ流れ61〜63と比較した場合、データソースがサムネイル用一時バッファ18か外部記憶メディア3かという違いを除いては、JPEGサムネイル画像データをデコードして表示するという画像処理の動作においては共通する。そのため、既存のダイレクト印刷で用いられているプレビュー及び画像選択の画像処理機能を、この連続スキャントゥメモリのプレビュー及び画像選択の処理においても流用できるという利点がある。
さて、上記のプレビュー及び画像選択の処理が終わると、図7に示すように、コントローラ11の制御により、選択されたJPEGサムネイル画像を外部記憶メディア3に格納する処理が行われる(S25)。この処理では、図6に矢印98〜100で示すように画像データが流れる。すなわち、サムネイル用一時バッファ18に保存されている複数のJPEGサムネイル画像データ83A、83B、83Cのうち、上述したプレビュー及び画像選択の処理(S24)でユーザにより選択されたものだけが、順次に符号化バッファ19を経由して外部メディアI/F20に送られ(98、99)、外部メディアI/F20から外部記憶メディア3に書き込まれる(100)。外部メディアI/F20は、受け取ったJPEGサムネイル画像データ(例えば、83Aとする)を外部記憶メディア3に書き込む(100)際、EXIF形式のファイル84Aを新たな作成し、受け取ったJPEGサムネイル画像データ83Aを、そのEXIFファイル84AにJPEGサムネイル画像データ85Aとして書き込む。
上記のサムネイル格納処理が終わると、図7に示すように、コントローラ11の制御によって、本スキャン及び本スキャンで読み取られたメイン画像の符号化処理が行われる(S26)。この本スキャン及び符号化処理では、図6に矢印101〜105で示すようにデータが流れる。すなわち、画像選択(S24)で指定された原稿シート81上の原稿画像の各々(例えば、81Aとする)が、既に図1を参照して説明した個別スキャントゥメモリのときの本スキャン及び符号化処理と実質的に同様の方法で、イメージスキャナ12により高解像度で読み取られて、JPEG形式の符号化されて、外部記憶メディア3内の対応するEXIFファイル86Aに、JPEGメイン画像データ86Aとして書き込まれる。
選択された一つの原稿画像について本スキャン及び符号化処理が終わると、図7に示すように、選択された一つの原稿画像について、上述したサムネイル格納処理(S25)と本スキャン及び符号化処理(S26)が実行される。これが繰り返されて、結果として、選択された全ての原稿画像が外部記憶メディア3にEXIFファイルの形式で格納され、以後、デジタルスチルカメラで撮影された画像と同様に取り扱うこと(例えば、図3を参照して説明したダイレクト印刷を行うことなど)が可能になる。
以上のように、連続スキャントゥメモリにおいても、個別スキャントゥメモリの場合と同様に、本スキャンで読み取られたデータサイズの大きいメイン画像データの全体は、複合プリンタ1内では記憶保持されないから、複合プリンタ1のメモリ容量は小さくて済む。また、連続スキャントゥメモリでは、プレスキャンで読み取った小サイズの画像データをJPEG形式のサムネイル画像データに変換して複合プリンタ1内に記憶して、このJPEG画像データを用いてプレビュー及び画像選択を行うので、ダイレクト印刷のときのEXIFファイル内のJPEGサムネイル画像データを用いたプレビュー及び画像選択と同様の画像処理機能を流用することができる。
図8は、上述したスキャントゥメモリを行うときの本スキャンに適用される、メイン画像データの解像度と量子化ステップの例を示す。
図8に示すように、ユーザが操作パネル22から指定することができる原稿画像の種類と画像品質に応じて、本スキャンの解像度と量子化ステップを自動的に最適値に制御することができる。例えば、ユーザ指定された原稿画像の種類がテキストで、ユーザ指定された画像品質がノーマルの場合には、解像度は所定の低値200dpiに自動制御され、それ以外の場合には、解像度は所定の高値300dpiに自動制御される。また、例えば、ユーザ指定された原稿画像の種類がグラフィックで、ユーザ指定された画像品質がファインの場合には、量子化ステップは所定の細かいステップに自動制御され、それ以外の場合には、量子化ステップは所定の粗いステップに自動制御される。このような解像度と量子化ステップの自動制御により、スキャントゥメモリによって外部記憶メディア3に格納されるEXIFファイルのような画像データファイルのデータサイズが、自動的に適切なサイズになる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は本発明の説明のための例示にすぎず、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなく、その他の様々な態様でも実施することができる。
複合プリンタ装置として構成された本発明の一実施形態の構成と、個別スキャントゥメモリが行われるときのデータの流れを示す図。 複合プリンタ装置1のコントローラ11による個別スキャントゥメモリの制御の流れを示した図。 ダイレクト印刷が行われるときのデータの流れを示す図。 複合プリンタ装置1のコントローラ11によるダイレクト印刷の制御の流れを示した図。 連続スキャントゥメモリが行われるときのデータの流れを示す図。 連続スキャントゥメモリが行われるときのデータの流れを示す図。 複合プリンタ装置1のコントローラ11による連続スキャントゥメモリの制御の流れを示した図。 スキャントゥメモリの本スキャンに適用されるメイン画像データの解像度と量子化ステップの例を示す図。
符号の説明
1 複合プリンタ装置
3 外部記憶メディア
11 コントローラ
12 イメージスキャナ
13 プリンタ
14 エンコーダ
15 デコーダ
16 ラインバッファ
17 プレスキャン用ページバッファ
18 サムネイル用一時バッファ
19 符号データバッファ
20 外部メディアインタフェース
21 プレビューモニタ
22 操作パネル
31 カットシート原稿
32 プレスキャン画像データ
33A、33B、33C EXIFファイル
34A JPEGサムネイル画像データ
35A JPEGメイン画像データ
81 写真フィルムストリップ原稿
81A、81B、81C 原稿画像
82A プレスキャン画像データ
83A、83B、83C JPEGプレスキャン画像データ
84A、84B、84C EXIFファイル
85A JPEGサムネイル画像データ
86A JPEGメイン画像データ

Claims (7)

  1. 原稿シートから画像を読み取るイメージスキャナと、
    前記イメージスキャナの制御処理並びに画像データの処理を行う制御処理部と
    を備え、前記制御処理部が、
    前記イメージスキャナを制御して前記原稿シートのプレスキャンを行わせて、所定の低解像度のビットマップ形式のプレスキャン画像データを前記イメージスキャナに出力させるプレスキャン制御手段と、
    前記プレスキャン画像データから前記原稿シート上の個々の画像に対応する領域の画像データを抽出する画像抽出手段と、
    前記画像抽出手段による抽出された画像データを符号化して所定符号形式の符号サムネイル画像データを生成する符号サムネイル画像生成手段と、
    前記符号サムネイル画像生成手段により生成された前記符号サムネイル画像データを記憶するサムネイル画像記憶手段と、
    前記サムネイル画像記憶手段内の前記符号サムネイル画像データを復号して、ビットマップ形式のサムネイル画像データを生成するサムネイル画像データ復元手段と、
    前記サムネイル画像データ復元手段からの前記サムネイル画像データに基づいて、本スキャンの対象となる画像を選択する本スキャン画像選択手段と、
    前記イメージスキャナを制御して前記原稿シートの本スキャンを行わせて、前記本スキャン画像選択手段により選択された画像に対応する所定の高解像度のビットマップ形式のメイン画像データを前記イメージスキャナに出力させる本スキャン制御手段と、
    を有した画像処理装置。
  2. 前記原稿シートに複数の画像が含まれている場合、
    前記画像抽出手段は前記プレスキャン画像データから前記複数の画像に対応する領域の画像データをそれぞれ抽出し、
    前記本スキャン画像選択手段は、前記サムネイル画像データ復元手段からの前記複数の画像に対応するサムネイル画像データに基づいて、前記複数の画像の中から前記本スキャンの対象となる画像を選択する
    ようになっている請求項1記載の画像処理装置。
  3. 画像を印刷するプリンタと、外部メディアに接続する外部メディアインタフェースとを更に備え、
    前記制御処理部が、
    前記外部メディアインタフェースを制御して、前記外部メディアから前記符号サムネイル画像データを読み込ませるサムネイル画像読込制御手段と、
    前記サムネイル画像データ復元手段を用いて、前記外部サムネイル画像読込制御手段により読み込まれた前記符号サムネイル画像データを復号して、ビットマップ形式のサムネイル画像データを生成するサムネイル画像データ復元制御手段と、
    前記サムネイル画像データ復元手段からの前記サムネイル画像データに基づいて、印刷の対象となる画像を選択する印刷画像選択手段と、
    前記外部メディアインタフェースを制御して、前記印刷画像選択手段により選択された前記印刷の対象となる画像に対応する前記符号メイン画像データを前記外部メディアか読み込ませるメイン画像読込制御手段と、
    前記サムネイル画像読込制御手段により読み込まれた前記符号メイン画像データを用いて前記プリンタを制御して、前記印刷の対象となる画像を印刷させる印刷制御手段と
    を有した請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記符号メイン画像生成手段と前記メイン画像格納制御手段は、前記イメージスキャナによる前記原稿シートの各部分の読取り動作と並行して、前記イメージスキャナから出力された前記各部分の画像データの符号化と、前記各部分の符号画像データの前記外部メディアへの格納とを行い、
    それにより、前記本スキャンの際に前記メイン画像データの全部を記憶保持する必要がない請求項1記載の画像処理装置。
  5. 外部メディアに接続する外部メディアインタフェースを更に備え、
    前記制御処理部が、
    前記外部メディアインタフェースを制御して、前記本スキャン画像選択手段により選択された画像に対応する前記符号サムネイル画像データを前記外部メディアに格納させるサムネイル画像格納制御手段と、
    前記イメージスキャナから出力された前記メイン画像データを符号化して所定符号形式の符号メイン画像データを生成する符号メイン画像生成手段と、
    前記外部メディアインタフェースを制御して、前記符号メイン画像生成手段により生成された前記符号メイン画像データを前記外部メディアに格納させるメイン画像格納制御手段と
    を更に有した請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記サムネイル画像格納制御手段が、前記外部メディアインタフェースを制御して、符号化サムネイル画像データと符号化メイン画像データとが収容可能な所定形式のファイルを前記外部メディア内に作成させた上で、前記符号サムネイル画像生成手段からの前記符号サムネイル画像データを、前記外部メディア内の前記ファイルに格納させ、
    前記メイン画像格納制御手段が、前記外部メディアインタフェースを制御して、前記符号メイン画像生成手段からの前記符号メイン画像データを、前記外部メディア内の前記ファイルに格納させる
    ようになっている請求項5記載の画像処理装置。
  7. 原稿シートのプレスキャンを行って、所定の低解像度のビットマップ形式のプレスキャン画像データを得るプレスキャンステップと、
    前記プレスキャン画像データから前記原稿シート上の個々の画像に対応する領域の画像データを抽出する画像抽出ステップと、
    前記抽出された画像データを符号化して所定符号形式の符号サムネイル画像データを得る符号サムネイル画像生成ステップと、
    前記符号サムネイル画像データを記憶するサムネイル画像ステップと、
    前記記憶された符号サムネイル画像データを復号して、ビットマップ形式のサムネイル画像データを得るサムネイル画像データ復元ステップと、
    前記復元されたサムネイル画像データに基づいて、本スキャンの対象となる画像を選択する本スキャン画像選択ステップと、
    前記原稿シートの本スキャンを行って、前記選択された画像に対応する所定の高解像度のビットマップ形式のメイン画像データを得る本スキャンステップと、
    を有した画像処理方法。
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