JP2005109971A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示画面部を横長の画面としたときに、この表示画面部の中央部の下側に操作部を位置させることができるようにして、テレビジョン放送の受信やウェブサイトの参照等の機能を使用する場合においての良好な操作性を実現する。
【解決手段】 操作部3を有する第1の筐体部1に対して表示画面部4を有する第2の筐体部2を回転操作可能に支持する支軸は、第2の筐体部2に対して、この支軸に略々直交する方向に移動操作可能となされている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、いわゆる携帯電話端末、PHS端末、PDA等のような無線送受信によってデータの送受信を行う携帯通信端末に関する。
従来、無線送受信によって種々のデータの送受信を行う携帯通信端末は、多機能化が図られており、電話の送受信やメールの送受信の他、テレビ電話、テレビジョン放送の受信、ウェブサイトの参照などが行えるようになっている。
このような多機能の携帯通信端末においては、受信した画像データや文字データの表示を良好に行うために、表示画面部として、より大きな画面であるものを備えることが望ましい。
このようにして表示画面部が大きくなると、装置構成が大型化してしまう。しかし、携帯通信端末において、良好な携帯性を維持するためには、装置構成を大型化することは好ましくない。
そのため、従来の携帯通信端末においては、表示画面部を大型化しつつも、装置構成が大型化しないようにするため、例えば、公開特許公報(特開平10−271192号公報:特許文献1)に記載されているように、操作部と表示画面部とをそれぞれ別個の筐体上に設けておき、これら各筐体を互いにスライド可能に取り付けて構成したものが提案されている。
このような携帯通信端末においては、携帯電話としての非使用時においては、操作部が設けられた筐体と表示画面部が設けられた筐体とを重ねた状態とし、表示画面部が設けられた筐体によって操作部が覆われる状態とすることにより、装置構成が小型化となり、良好な携帯性を確保することができる。そして、この携帯通信端末においては、使用時においては、操作部が設けられた筐体と表示画面部が設けられた筐体とを互いにスライドさせ、操作部及び表示画面部を並列的にそれぞれ外方側に露出された状態とすることにより、良好な操作性を実現することができる。
また、例えば、公開特許公報(特開平7−288860号公報:特許文献2)に記載されているように、操作部と表示画面部とをそれぞれ別個の筐体上に設けておき、これら各筐体を互いに回転操作可能に取り付けて構成したものが提案されている。
このような携帯通信端末においては、携帯電話としての非使用時においては、操作部が設けられた筐体と表示画面部が設けられた筐体とを重ねた状態とし、表示画面部が設けられた筐体によって操作部が覆われる状態とすることにより、装置構成が小型化となり、良好な携帯性を確保することができる。そして、この携帯通信端末においては、使用時においては、操作部が設けられた筐体と表示画面部が設けられた筐体とを互いに回転させ、操作部及び表示画面部を並列的にそれぞれ外方側に露出された状態とすることにより、良好な操作性を実現することができる。
特開平10−271192号公報(第4頁〜第11頁:図1) 特開平7−288860号公報(第4頁〜第6頁:図1)
ところで、上述のような携帯通信端末においては、テレビジョン放送の受信やウェブサイトの参照等の機能を使用する場合には、表示画面部は、テレビジョン受信機やパーソナルコンピュータのように、使用者から見て横長の画面であることが望ましい。また、このような場合には、操作部は、使用者から見て表示画面部の中央部の下側に位置していることが望ましい。
ところが、上述の特許文献1に記載された携帯通信端末においては、操作部を表示画面部の下側に位置させた場合には、表示画面部は、縦長の画面となってしまう。また、この携帯通信端末においては、表示画面部を横長の画面として使用しようとすると、操作部が表示画面部の側方に位置することとなってしまう。
また、上述の特許文献2に記載された携帯通信端末においては、操作部を表示画面部の下側に位置させた場合に、表示画面部が横長の画面となるが、この表示画面部が設けられた筐体部が縦長となっているために、表示画面部の大型化を図ることができない。
この携帯通信端末において、仮に、筐体部の長手方向と表示画面部の長手方向とを一致させて表示画面部を設けたとすると、表示画面部の大型化を図ることができる。そして、この場合に、非使用状態に対して、各筐体部を互いに90°回転させたとすると、横長の画面を有する表示画面部の下側に操作部が位置することとなる。
しかしながら、この場合には、操作部は、使用者から見て表示画面部の側方部の下側に位置することとなり、表示画面部の中央部に位置することはない。
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、装置構成を大型化することなく、表示画面部を大型化することができ、また、この表示画面部を使用者から見て横長の画面としたときに、この表示画面部の中央部の下側に操作部を位置させることができる携帯通信端末を提供しようとするものである。
上述の課題を解決するため、本発明に係る携帯通信端末は、一主面部上に操作部を備えた第1の筐体部と、第1の筐体部の一主面部上においてこの第1の筐体部に対して回転操作可能に支持され第1の筐体部に対向する側の反対側の主面部上に表示画面部が設けられた第2の筐体部とを備え、第1の筐体部及び第2の筐体部を互いに回転可能に支持する支軸は、第2の筐体部に対して、この支軸に略々直交する方向に移動操作可能となされていることを特徴とするものである。
この携帯通信端末においては、第1の筐体部及び第2の筐体部を互いに回転可能に支持する支軸が、第2の筐体部に対して、この支軸に略々直交する方向に移動操作可能となされているので、表示画面部を使用者から見て横長の画面としたときに、この表示画面部の中央部の下側に操作部を位置させることができる。
本発明に係る携帯通信端末においては、第1の筐体部及び第2の筐体部を互いに回転可能に支持する支軸が第2の筐体部に対してこの支軸に略々直交する方向に移動操作可能となされており、表示画面部を使用者から見て横長の画面としたときに、この表示画面部の中央部の下側に操作部を位置させることができる。
したがって、この携帯通信端末においては、特に、テレビジョン放送の受信やウェブサイトの参照等の機能を使用する場合においての良好な操作性を実現することができる。
すなわち、本発明は、装置構成を大型化することなく、表示画面部を大型化することができ、また、この表示画面部を使用者から見て横長の画面としたときに、この表示画面部の中央部の下側に操作部を位置させることができ、特に、テレビジョン放送の受信やウェブサイトの参照等の機能を使用する場合においての良好な操作性を実現することができる携帯通信端末を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
〔第1の実施の形態の構成(概要)〕
本発明に係る携帯通信端末は、図1に示すように、第1の筐体部1と、第2の筐体部2とを有して構成されている。これら第1及び第2の筐体部1,2は、それぞれ主面部が互いに略々同一の長方形状となされた薄い筐体として構成されており、図1に示す初期状態において、互いに重ねられた状態となっている。
第2の筐体部2は、図2及び図3に示すように、第1の筐体部1の一主面部上において、この第1の筐体部1に対して、回転操作可能に支持されている。
第1の筐体部1は、この携帯通信端末の動作を制御する制御部を内蔵しており、一主面部上に操作部3を備えている。この操作部3は、制御部に接続された複数の操作キーを有して構成されている。この操作部3をなす操作キーが押圧操作されると、操作された操作キーに応じた信号が制御部に入力される。この操作部3の複数の操作キーのうちの10個の操作キーは、0乃至9の数字に対応されたテンキーとなされている。
第2の筐体部2の第1の筐体部1に対向する側の反対側の主面部上には、表示画面部4が設けられている。この表示画面部4は、例えば、液晶表示装置により構成されており、第1の筐体部1内の制御部に接続されており、この制御部の制御にしたがって所定の表示を行う。また、この携帯通信端末は、テレビジョンチューナを内蔵しており、このテレビジョンチューナが動作しているときには、表示画面部4には、このテレビジョンチューナによって受信された受信画像が表示される。
そして、第1の筐体部1には、一端側部分にマイクロホン部(送話部)5が設けられている。また、第2の筐体部2の他端側部分には、スピーカ部(受話部)6が設けられている。これらマイクロホン部5及びスピーカ部6は、それぞれ制御部に接続されており、電話機としての送話部及び受話部となる。
また、第1及び第2の筐体部1,2のいずれかには、図示しないカメラ部が内蔵されている。このカメラ部は、撮像レンズと、この撮像レンズが形成する像を撮像する固体撮像素子(CCD)とを有して構成されている。
そして、第1の筐体部1及び第2の筐体部2を互いに回転可能に支持する支軸は、図4に示すように、第2の筐体部2に対して、この支軸に略々直交する方向に移動操作可能となされている。
〔第1の実施の形態の構成(各筐体部の連結構造)〕
第1の筐体部1は、図5に示すように、上側シェル7及び下側シェル8が突き合わされて構成され、制御部を構成する電子回路基板9を収納している。そして、上側シェル7の内側には、支軸支持板10が取付けられている。この支軸支持板10は、上側シェル7の内側面と、ワッシャ板11とに挟持された状態で、ネジ11aによって上側シェル7に対して固定されている。この支軸支持板10には、図6に示すように、円筒状の支軸12が突設されている。この支軸12は、図5に示すように、上側シェル8に形成された円形の透孔13を介して、第1の筐体部1の上方側に突出している。
そして、第2の筐体部2は、図5に示すように、上側シェル14及び下側シェル15が突き合わされて構成されている。この第2の筐体部2内には、表示画面部4を構成する液晶表示板16、この液晶表示板16を駆動する電子回路部を構成する電子回路基板17及びフレキシブル回路基板18が収納されている。これら液晶表示板16、電子回路基板17及びフレキシブル回路基板18は、基板固定板19により支持されて、第2の筐体部2内に収納されている。これら液晶表示板16、電子回路基板17及びフレキシブル回路基板18は、上側シェル14の内側面と基板固定板19との間に挟持された状態となっている。この基板固定板19は、第2の筐体部2内に固定されて収納されたシャーシ20に対して、ネジ21によって固定されている。なお、上側シェル14には、液晶表示板16の表示部が外方に臨むための矩形の透孔22が形成されている。
そして、第1の筐体部1から突設された支軸12は、第2の筐体部2の下側シェル15に形成された矩形の透孔23を介して、この第2の筐体部2内に進入している。この支軸12には、図6に示すように、矩形のガイド板24が、この支軸12に対して回転可能に取付けられている。このガイド板24は、支軸12から抜け落ちないように、この支軸12に対して回転可能に取付けられている。このガイド板24も、第2の筐体部2の下側シェル15に形成された矩形の透孔23を介して、この第2の筐体部2内に進入している。
第2の筐体部2内のシャーシ20の下面部(第1の筐体部1側)には、図5に示すように、一対のレール25,25が、この第2の筐体部2の長手方向に沿って、互いに平行となされて取付けられている。これらレール25,25は、図7及び図8に示すように、ガイド板24の両側部を支持し、第2の筐体部2の長手方向に移動可能としている。これらガイド板24及びレール25,25は、支軸12を第2の筐体部2に対してこの支軸12に直交する方向に移動操作可能とする摺動機構を構成している。
そして、支軸12は、図9に示すように、シャーシ20に形成されたスリット26に先端側を進入させている。この支軸12の先端側には、回転規制部材27が取付けられている。この回転規制部材27は、スリット26内に位置している。この回転規制部材27は、幅がスリット26の幅に対応した幅となされ、長さがこのスリット26の幅よりも長くなされている。すなわち、この回転規制部材27は、スリット26内においては、支軸12の軸回りに回転することが規制されており、支軸12が第2の筐体部2に対して回転することを規制する。
スリット26は、一端側部分に、回転規制部材27が支軸12とともに回転することが可能な幅となされた拡幅部28を有している。すなわち、回転規制部材27は、図10に示すように、拡幅部28内においては、支軸12の軸回りに回転することが可能であり、支軸12が第2の筐体部2に対して回転することを可能とする。また、回転規制部材27は、拡幅部28内において回転し、この回転規制部材27の幅方向がスリット26の幅方向に一致しない回転角度位置となったときには、この拡幅部28から抜け出してスリット26内を移動することができなくなる。
したがって、支軸12は、回転規制部材27がスリット26の拡幅部28内に位置するときには、スリット26に対して回転可能となされるとともに、この回転規制部材27の幅方向がスリット26の幅方向に一致する所定の回転角度位置において、このスリット26内を移動可能となされる。
そして、回転規制部材27の幅方向がスリット26の幅方向に一致する所定の回転角度位置は、第1及び第2の筐体部1,2がそれぞれの長辺方向を互いに直交させるときの角度位置となっている。
なお、第1の筐体部1内の電子回路基板9と、第2の筐体部2内の電子回路基板17及びフレキシブル回路基板18とは、ワイヤハーネス29によって接続されている。このワイヤハーネス29は、図11に示すように、スリット26及び支軸12内を通って、これら各電子回路基板9,17及びフレキシブル回路基板18を互いに接続させている。
上述のような構成により、この携帯通信端末においては、第1及び第2の筐体部1,2は、図1及び図2に示すように、支軸12回りに互いに回転可能となされている。このとき、支軸12は、スリット26の拡幅部28内に位置している。
そして、第1及び第2の筐体部1,2は、図2に示すように、それぞれの長手方向を互いに直交させる回転角度位置となったときには、図4に示すように、互いにスライド可能となされる。第1及び第2の筐体部1,2が互いにスライドされたとき、支軸12は、スリット26内において、第2の筐体部2の長手方向に移動される。この状態においては、表示画面部4を使用者から見て横長の画面としたときに、この表示画面部4の中央部の下側に、第1の筐体部1の操作部3が位置することとなる。
なお、回転規制部材27とガイド板24との間に、いわゆるクリックストップ機構を設けることにより、第1及び第2の筐体部1,2がそれぞれの長手方向を互いに同一方向とする初期状態や、これら筐体部1,2が互いにスライド可能となる角度位置(それぞれの長手方向を互いに直交させる角度位置)等において、これら筐体部1,2間の角度が保持されるようにすることができる。
このようなクリックストップ機構は、第1の筐体部1と第2の筐体部2との間に設けることもできる。
また、第1及び第2の筐体部1,2が互いにスライド可能となる角度位置は、上述したようなそれぞれの長手方向を互いに直交させる角度位置に限定されることなく、これら長手方向が、例えば、30°45°60°、たまは、120°135°150°などの所定の角度をなす角度位置としてもよい。
〔第1の実施の形態の構成(電子回路部)〕
この携帯通信端末において、図12に示すように、制御部30は、制御ライン31に接続されている。そして、この制御ライン31には、通信回路32、表示画面部4、操作部3、撮像制御部33及びメモリ34が接続されている。この制御ライン31に接続されている各ブロックは、制御部30によって制御されて動作する。
通信回路32は、アンテナ35を介して、電話回線に接続された他の通信端末との間で無線データ通信を行う。また、撮像制御部33は、カメラ部36に接続されており、このカメラ部36を制御するとともに、このカメラ部36から出力される撮像データを受信する。
そして、通信回路32、表示画面部4、撮像制御部33及びメモリ34は、データライン37に接続されている。さらに、このデータライン37には、マイクロホン部5、スピーカ部6及びテレビジョンチューナ部38が接続されている。このデータライン37に接続されている各ブロックは、互いにデータの授受を行うことができる。
〔第1の実施の形態の動作〕
この携帯通信端末において、制御部30は、以下のような、電話モード、メールモード、ウェブモード、カメラモード及びテレビモードのいずれかへの動作モードの切換えを行う。
〔電話モード〕
この携帯通信端末において、電話モードにおいては、制御部30は、操作部3に対する入力操作に応じて通信回路32を制御し、電話の発呼、または、着信した電話に対する応答を行う。また、制御部30は、マイクロホン部5から入力された音声データを通信回路32に送って送信させるとともに、通信回路32により受信された音声データをスピーカ部6から出力させる。
この電話モードにおいては、図3に示すように、第1及び第2の筐体部1,2を初期状態から互いに180°回転させ、操作部3が全て外方側に露出されるとともに、マイクロホン部5とスピーカ部6とが最も離れる状態として使用する。
〔メールモード〕
そして、この携帯通信端末において、メールモードにおいては、制御部30は、操作部3に対する入力操作に応じて通信回路32を制御し、メールの発信、または、メールの受信を行う。すなわち、このメールモードにおいては、操作部3から入力された文字データがメモリ34に格納されるとともに通信回路32に送られて送信され、通信回路32により受信された文字データがメモリ34に格納されるとともに表示画面部4により表示される。
なお、このメールモードにおいては、文字データとともに、メモリ34に格納された映像データその他のデータを添付して通信回路32により送信することができ、また、通信回路32により文字データに添付された映像データその他のデータが受信された場合には、これらのデータがメモリ34に格納されるとともに表示画面部4により表示される。
このメールモードにおいては、図2及び図3に示すように、第1及び第2の筐体部1,2を初期状態から互いに90°、または、180°回転させ、操作部3が全て外方側に露出されるようにして使用する。あるいは、図4に示すように、第1及び第2の筐体部1,2を初期状態から互いに90°回転させた後にこれら筐体部1,2を互いにスライドさせ、表示画面部4を使用者から見て横長の画面とし、この表示画面部4の中央部の下側に操作部3を位置させて使用してもよい。
〔ウェブモード〕
この携帯通信端末において、ウェブモードにおいては、制御部30は、操作部3に対する入力操作に応じて通信回路32を制御し、インターネットサーバへのアクセスを行う。すなわち、このウェブモードにおいては、操作部3から入力された文字データ(アクセスデータ)が通信回路32に送られて送信され、通信回路32によりインターネットサーバから受信されたデータがメモリ34に格納されるとともに表示画面部4により表示される。
このウェブモードにおいては、図4に示すように、第1及び第2の筐体部1,2を初期状態から互いに90°回転させた後にこれら筐体部1,2を互いにスライドさせ、表示画面部4を使用者から見て横長の画面とし、この表示画面部4の中央部の下側に操作部3を位置させて使用すると使い勝手が良い。
〔カメラモード〕
そして、この携帯通信端末においては、カメラモードにおいては、操作部3に対する入力操作に応じて、制御部30が映像制御部202を介してカメラ部36を制御し、カメラ部36により撮像された映像データのメモリ34への格納、格納された映像データの読出し及び表示画面部4への表示が行われる。
このカメラモードにおいては、図2及び図3に示すように、第1及び第2の筐体部1,2を初期状態から互いに90°、または、180°回転させ、操作部3が全て外方側に露出されるようにして使用する。あるいは、図4に示すように、第1及び第2の筐体部1,2を初期状態から互いに90°回転させた後にこれら筐体部1,2を互いにスライドさせ、表示画面部4を使用者から見て横長の画面とし、この表示画面部4の中央部の下側に操作部3を位置させて使用してもよい。
〔テレビモード〕
さらに、この携帯通信端末においては、テレビモードにおいては、操作部3に対する入力操作に応じて、制御部30がテレビジョンチューナ部38を制御し、このテレビジョンチューナ部38から出力される映像データの表示画面部4への表示及び音声データのスピーカ部6による出力が行われる。
このテレビモードにおいては、図4に示すように、第1及び第2の筐体部1,2を初期状態から互いに90°回転させた後にこれら筐体部1,2を互いにスライドさせ、表示画面部4を使用者から見て横長の画面とし、この表示画面部4の中央部の下側に操作部3を位置させて使用すると使い勝手が良い。
〔第1の実施の形態の効果〕
上述のように、この携帯通信端末においては、装置構成を大型化することなく、表示画面部4を大型化することができ、また、第1及び第2の筐体部1,2を初期状態から互いに90°回転させた後にこれら筐体部1,2を互いにスライドさせ、表示画面部4を使用者から見て横長の画面とし、この表示画面部4の中央部の下側に操作部3を位置させることにより、特に、テレビジョン放送の受信やウェブサイトの参照等の機能を使用する場合において、良好な操作性を実現することができる。
〔第2の実施の形態の構成〕
本発明に係る携帯通信端末は、いわゆる携帯ゲーム機として使用することもできる。この場合には、図13に示すように、第1の筐体部1において、操作部3が設けられている側の反対側の端部にゲーム用の複数の操作ボタン39を設ける。
〔第2の実施の形態の動作〕
この携帯通信端末が実行する動作は、上述の第1の実施の形態における動作と同様である。
また、この携帯通信端末は、内部のメモリ34に記憶されたゲームプログラムを制御部が実行することにより、携帯ゲーム機として動作する。ゲームプログラムの実行により表示される画像は表示画面部4により表示され、再生される音響はスピーカ部6より出力される。
携帯ゲーム機として使用する場合においては、図4に示すように、第1及び第2の筐体部1,2を初期状態から互いに90°回転させた後にこれら筐体部1,2を互いにスライドさせ、表示画面部4を使用者から見て横長の画面とし、この表示画面部4の中央部の下側に操作部3を位置させて使用すると使い勝手が良い。
このとき、ゲーム用の複数の操作ボタン39は、使用者から見て第1の筐体部1の上端部(向こう側)に位置することとなる。
〔第2の実施の形態の効果〕
この携帯通信端末においては、装置構成を大型化することなく、表示画面部4を大型化することができ、また、第1及び第2の筐体部1,2を初期状態から互いに90°回転させた後にこれら筐体部1,2を互いにスライドさせ、表示画面部4を使用者から見て横長の画面とし、この表示画面部4の中央部の下側に操作部3を位置させることにより、携帯ゲーム機として使用する場合において、操作部3を親指で操作し、ゲーム用の複数の操作ボタン39を人差し指で操作することができ、良好な操作性を実現することができる。
本発明に係る携帯通信端末の第1の実施の形態における構成(初期状態)を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態において各筐体部を互いに90°回転させた状態を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態において各筐体部を互いに180°回転させた状態を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態において各筐体部を互いにスライドさせた状態を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態における構成を示す分解斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態における支軸の構成を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態における摺動機構の初期状態における構成を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態における摺動機構の摺動した状態における構成を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態における回転規制部材及びスリットの摺動した状態における構成を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態における回転規制部材及びスリットの回転した状態における構成を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態における電子回路基板及びワイヤハーネスの接続状態を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態が備える回路部の構成を示すブロック図である。 本発明に係る携帯通信端末の第2の実施の形態において各筐体部を互いにスライドさせた状態を示す平面図である。
符号の説明
1 第1の筐体部、2 第2の筐体部、3 操作部、4 表示画面部、5 マイクロホン部、6 スピーカ部、12 支軸、26 スリット、27 回転規制部材、28 拡幅部

Claims (3)

  1. 一主面部上に操作部を備えた第1の筐体部と、
    上記第1の筐体部の一主面部上において、この第1の筐体部に対して回転操作可能に支持され、上記第1の筐体部に対向する側の反対側の主面部上に表示画面部が設けられた第2の筐体部と
    を備え、
    上記第1の筐体部及び上記第2の筐体部を互いに回転可能に支持する支軸は、該第2の筐体部に対して、この支軸に略々直交する方向に移動操作可能となされている
    ことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 請求項1記載の携帯通信端末であって、
    上記支軸は、上記第1の筐体部に取付けられており、上記第2の筐体部に設けられた所定の幅を有するスリット内に挿入されているとともに、幅がこのスリットの幅に対応した幅となされ長さがこのスリットの幅よりも長くなされた回転規制部材を有し、この回転規制部材を上記スリット内に位置させており、
    上記スリットは、上記回転規制部材が上記支軸とともに回転することが可能な幅となされた拡幅部を有しており、
    上記支軸は、上記回転規制部材が上記スリットの拡幅部内に位置するときには、該スリットに対して回転可能となされるとともに、この回転規制部材の幅方向が該スリットの幅方向に一致する所定の回転角度位置において、該スリット内を移動可能となされる
    ことを特徴とする携帯通信端末。
  3. 請求項2記載の携帯通信端末であって、
    上記第1及び第2の筐体部は、それぞれ主面部が略々長方形状となされて構成されており、
    上記回転規制部材の幅方向が上記スリットの幅方向に一致する所定の回転角度位置は、上記第1及び第2の筐体部がそれぞれの長辺方向を互いに直交させるときの角度位置である
    ことを特徴とする携帯通信端末。
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