JP2005109617A - 通信端末装置およびその信号処理のプログラム - Google Patents

通信端末装置およびその信号処理のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 テレビジョン放送を受信する機能を持つ場合において、携帯電話の蓋を開いてテレビ番組の映像を見ることが困難な状況や、電池の残量が少ない場合において、その番組の一部の映像だけでも知りたいユーザの要求を満たせるようにする。
【解決手段】 CPU1は、テレビ受像部によって受信された映像信号の画像をサブ表示部14に表示する場合には、メイン表示部13の画像に画面枠の画像を重畳して表示し、その画面枠でトリミングされた領域を限定してサブ表示部14に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信端末装置およびその信号処理のプログラムに関し、特に、地上波ディジタル放送などのテレビジョン放送を受信可能な通信端末装置およびその信号処理のプログラムに関するものである。
近年、携帯電話などの通信端末装置の機能に関するものとして、電話やメールの送受信の機能のほかに、地上波ディジタル放送などのテレビジョン放送を受信する機能やカメラ機能を新たに付加するという提案がいくつかなされている。
テレビジョン放送を受信する機能を付加するある提案の携帯型視聴装置は、地上波ディジタル放送を受信して符号化映像・音声データを取得するチューナと、符号化映像・音声データをメモリカード又は内蔵メモリに格納する手段と、メモリカード又は内蔵メモリから読み出した符号化映像・音声データおよびチューナから供給された符号化映像・音声データをデコードしてディスプレイ上に映像表示するとともに音声出力する手段と、電話機能部と、番組の視聴中に前記電話機能部で着信が生じたとき又はユーザが通話開始操作を行ったときに視聴中の番組の符号化映像・音声データを前記内蔵メモリに記録させる手段と、を備えた構成になっている。この構成により、電話による通話のために視聴中の番組で見られなかった部分が生じても、その部分については内蔵メモリへの録画処理が実行されていることになるので、後で視聴することが可能になる。(特許文献1参照)
また、テレビジョン放送を受信する機能を付加する他の提案の携帯電話機は、携帯電話網に対する送受信を行う送受信部と、地上波ディジタル放送を受信する地上波ディジタル放送受信部と、前記送受信部又は前記地上波ディジタル放送受信部からの動画像データをMPEG−4規格により処理するMPEG−4処理部と、前記MPEG−4処理部の処理結果に基づいて画像表示および音声出力を行う画像音声出力手段と、前記送受信部および前記地上波ディジタル放送受信部の受信内容に応じて前記MPEG−4処理部を制御する制御手段を備えた構成になっている。この構成により、送受信部と地上波ディジタル放送受信部のそれぞれにMPEG−4処理部を設ける必要がないため、MPEG−4処理部の競合を生じることがなく、さらに部品増および重量増の低減によりコストアップを防止できるようになる。(特許文献2参照)
特開2003−111004号公報 特開2003−153111号公報
携帯電話などの通信端末装置に地上波ディジタル放送などのテレビジョン放送を受信する機能や、デジタルカメラの機能を付加した場合には、職場や学校又は移動中にテレビ番組の映像を見ることが可能になる。その一方、職場や学校又は移動中の環境においては、携帯電話の蓋を開いてテレビ番組を見ることが困難な状況が多い。しかし、野球やサッカーなどのスポーツファンのユーザにとっては、優勝がかかったようなビッグゲームなどのテレビ番組については、困難な状況の中でも視聴したい欲求を抑えることができない場合もある。ゲームの内容をつぶさに見ることができなくても、せめてスコアだけでも時々は知りたいというユーザも少なくない。
また、このようなスポーツファンのユーザ以外にも、例えば、バラエティ番組などで自分の好きなタレントが出るところだけを見たいユーザにとっては、最初から最後までその番組を見る必要がないにもかかわらず、携帯電話の蓋を開いてその番組の映像を表示しなければならない。このため、見る必要のない映像の表示によって電池の電力が無駄に消費されてゆくことになり、電池の残量が充分でない場合には、本来の機能である電話やメールの送受信ができなくなるおそれがある。
しかしながら、上記特許文献1および特許文献2を含め、テレビジョン放送を受信する機能を持つ携帯電話においては、このようなユーザの要求を満たすことができなかった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、地上波ディジタル放送などのテレビジョン放送を受信する機能を持つ通信端末装置において、携帯電話の蓋を開いてテレビ番組の映像を見ることが困難な状況や、電池の残量が少ない場合において、その番組の一部の映像だけでも知りたいユーザの要求を満たせるようにすることを目的とする。
請求項1記載の通信端末装置は、電話通信網との間で無線通信を行う通信手段と、テレビジョン放送を受信する放送受信手段(実施形態においては、図1のチューナ5、OFDM復調部6、映像復号部7、音声復号部8からなるテレビ受像部に相当する)と、放送受信手段によって受信された映像信号による画像を表示する第1の表示手段(実施形態においては、図1のメイン表示部13に相当する)又はこの第1の表示手段よりも表示画面が小さい第2の表示手段(実施形態においては、図1のサブ表示部14に相当する)のいずれか一方を操作に応じて選択する表示選択手段(実施形態においては、図1のCPU1に相当する)と、表示選択手段によって第2の表示手段が選択された場合には、放送受信手段によって受信された映像信号による画像の一部の領域を限定して第2の表示手段に表示する表示制御手段(実施形態においては、図1のCPU1に相当する)と、を備えた構成になっている。
請求項1の通信端末装置において、請求項2に記載したように、表示制御手段は、表示選択手段によって第2の表示手段が選択された場合には、第1の表示手段に表示されている画像に重畳して一部の領域を限定する画面枠の画像を表示し、画面枠の画像の表示位置を移動操作(実施形態においては、図1のスイッチ部9のカーソルスイッチの操作に相当する)に応じて第1の表示手段の画面内において移動するような構成にしてもよい。
また、請求項1の通信端末装置において、請求項3に記載したように、表示制御手段は、拡大操作又は縮小操作(実施形態においては、図1のスイッチ部の対応するスイッチの操作に相当する)に応じて、画面枠を第2の表示手段の表示画面に適応した形状で拡大又は縮小するような構成にしてもよい。
請求項6に記載の信号処理のプログラムは、通信網との間で無線通信を行うとともに、テレビジョン放送を受信可能な通信端末装置における信号処理のプログラムであって、
受信されたテレビジョン放送の映像信号による画像を表示する第1の表示手段(実施形態においては、図1のメイン表示部13に相当する)又はこの第1の表示手段よりも表示画面が小さい第2の表示手段(実施形態においては、図1のサブ表示部14に相当する)のいずれか一方を操作に応じて選択する第1のステップと、第1のステップによって第2の表示手段が選択された場合には、受信されたテレビジョン放送の映像信号による画像の一部の領域を限定して第2の表示手段に表示する第2のステップと、を実行する構成になっている。なお、実施形態において、第1のステップおよび第2のステップは、図1のCPU1の処理に相当する。
請求項4のプログラムにおいて、請求項5に記載したように、第2のステップは、第1のステップによって第2の表示手段が選択された場合には、第1の表示手段に表示されている画像に重畳して一部の領域を限定する画面枠の画像を表示し、画面枠の画像の表示位置を移動操作(実施形態においては、図1のスイッチ部9のカーソルスイッチの操作に相当する)に応じて第1の表示手段の画面内において移動するような構成にしてもよい。
また、請求項4のプログラムにおいて、請求項6に記載したように、第2のステップは、拡大操作又は縮小操作(実施形態においては、図1のスイッチ部9の対応するスイッチの操作に相当する)に応じて、画面枠を第2の表示手段の表示画面に適応した形状で拡大又は縮小するような構成にしてもよい。
本発明の通信端末装置およびその信号処理のプログラムによれば、地上波ディジタル放送などのテレビジョン放送を受信する場合において、装置の蓋を開いてテレビ番組の映像を見ることが困難な状況や、電池の残量が少ない場合において、蓋を閉めた状態でテレビ番組の映像を表示することによって、その番組の一部の映像だけでも知りたいユーザの要求を満たせるという効果が得られる。
以下、本発明による通信端末装置の実施形態について、携帯電話を例に採って図を参照して説明する。
図1は、実施形態における携帯電話の構成を示す概略のブロック図である。
図において、CPU1は、ベースバンド信号処理のDSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)を内蔵したワンチップICで構成されている。CPU1のシステムバスには、ROM2、RAM3、RFブロック4、チューナ5、OFDM復調部6、映像復号部7、音声復号部8、スイッチ部9、カメラ10、メモリカードドライバ11、および、図には示していないが、パソコンとの間でコマンドやデータを送受信するためのUSBインターフェースが接続されている。なお、図1において、点線で囲まれているチューナ5、OFDM復調部6、映像復号部7、および音声復号部8は、地上波ディジタル放送の映像・音声信号を取り込むテレビ受像部を構成している。
CPU1には、表示ドライバ12を介してメイン表示部13およびサブ表示部14が接続されている。この携帯電話は、CPU1などの電子部品やスイッチ部9を収容する本体と、メイン表示部13、サブ表示部14、カメラ10などを収容する蓋部とが、ヒンジなどによって開閉可能な構造になっている。メイン表示部13は蓋の裏側に配置され、蓋を開いた状態で表示された画像を見ることができる。一方、サブ表示部14は、蓋の表側に配置されたメイン表示部13よりも小さな画面の表示部であり、蓋を閉めた状態でも表示された画像を見ることができる。さらに、本体や蓋部には、マイク13、スピーカ16、イヤホン17が設けられ、ドライバ(図示せず)を介してCPU1に接続されている。
ROM2には、通信制御処理のプログラム、地上波ディジタル放送の受信処理や受信した映像信号を表示する表示処理および音声処理、受信した映像信号を録画する録画処理および再生処理などの信号処理のプログラム、イニシャライズにおけるデフォルト値などが格納されている。RAM3は、CPU1のワークエリアであり、CPU1によって処理されるデータを一時的にストアするバッファエリア、各種のレジスタやフラグなどのエリア、メイン表示部13に表示すべき画面の画像データをストアする表示1エリア、サブ表示部14に表示すべき画面の画像データをストアする表示2エリアなどが設けられている。RFブロック4は、電話通信網との間で電話やメールを送受信するための構成要素として、無線送受信部、無線信号処理部、音声信号処理部、加入者情報記憶部など(いずれも図示せず)を備えている。
チューナ5は、地上波ディジタル放送を受信して高周波増幅などの信号処理を行う。ODMF(直交周波数分割多重)復調部6は、チューナ5から得られるOFDM変調された信号を復調する。OFDMは、数百もの搬送波を用いた多搬送波変調方式であり、各搬送波が直交関係になっている。送信側すなわち放送局において、各搬送波に直並列変換した符号化データを割り当ててディジタル変調するので、通常のFDMに比較して周波数利用効率が高くなる。ODMF復調部6は、このディジタル変調された信号を復調して、地上波ディジタル放送の映像および音声の符号化データを出力する。
映像復号部7は、ODMF復調部6から出力された映像の符号化データを復号してディジタル映像信号をCPU1に出力する。CPU1は、表示ドライバ12を介してそのディジタル映像信号をメイン表示部13に出力してテレビ画像を表示する。また、音声復号部8は、ODMF復調部6から出力された音声の符号化データを復号してディジタル音声信号をCPU1に出力する。CPU1は、そのディジタル音声信号をアナログ信号に変換してスピーカ16又はイヤホン17に出力してテレビ音声を発生する。また、CPU1はRFブロック4が着信を検知したときは、スピーカ16によって着信報知を行う。
スイッチ部9は、携帯電話のためのオフフックスイッチ、オンフックスイッチ、発信スイッチ、カーソルスイッチ、決定スイッチ、クリアスイッチ、数字スイッチなどのキースイッチ群で構成されており、その中のいくつかのスイッチが、テレビ用のテレビスイッチ、画面設定スイッチ、拡大スイッチおよび縮小スイッチなどと兼用されている。テレビ用の各スイッチの機能については後述する。マイク13は、通話処理においてユーザの音声を電気信号に変換してCPU1に入力する。カメラ10は、レンズ、CCD、バッファ、カメラスイッチ、シャッタスイッチ(いずれも図示せず)などで構成され、カメラスイッチがオンされるとCCDによってレンズからの画像を撮像し、シャッタスイッチがオンされると、撮像した画像データをバッファにストアする。メモリカードドライバ11は、着脱自在なメモリカードに対して地上波ディジタル放送の映像信号を録画し、音声信号を録音するとともに、再生処理においては、録画された映像信号および音声信号を読み出す。
この携帯電話は、上記したように、CPU1などの電子部品やスイッチ部9を収容する本体と、メイン表示部13、サブ表示部14、カメラ10などを収容する蓋部とが開閉可能な構造であり、そのため折りたたみ機構・電源制御スイッチ18(以下、総称して「折りたたみスイッチ」という)を具備している。本体に収容された電源IC19は、充電池20からの電圧に応じて、この携帯電話の各部に電圧を供給する。ACアダプタ21は、AC電源を所定電圧のDC電源に変換して充電池20を充電する。
なお、電源IC19は、チューナ5、OFDM復調部6、映像復号部7、および音声復号部8からなるテレビ受像部、表示部11、およびCPU1を含むその他の各部に対して、3系統の独立した電圧を供給し、スイッチ部9や折りたたみスイッチの操作およびCPU1の制御によって、テレビ受像部、メイン表示部13およびサブ表示部14に供給する電圧をそれぞれオン又はオフに設定することができる。オン又はオフに設定する処理については後述する。
次に、この携帯電話における電話およびメールの送受信の動作、並びに、地上波ディジタル放送から受信した映像信号の処理について、CPU1によって実行されるフローチャートに基づいて説明する。図2ないし図5は、メインルーチンのフローチャートである。
携帯電話の電源スイッチがオンされたときは、所定のイニシャライズを行って(ステップSA1)、RAM3におけるサブ表示部14用の表示2エリアに待受画面の画像データをストアして(ステップSA2)、サブ表示部14をオンにする(ステップSA3)。また、RAM3におけるメイン表示部13用の表示1エリアに待受画面の画像データをストアして(ステップSA4a)、メイン表示部13をオンにする(ステップSA4b)。すなわち、電源スイッチがオンされた直後は、蓋が開かれて折りたたみスイッチが開になっているので、表示2エリアの待受画面の画像がサブ表示部14に転送されて表示されるとともに、表示1エリアの待受画面の画像がメイン表示部13に転送されて表示される。
次に、蓋が閉じられて折りたたみスイッチが開から閉になったか否かを判別し(ステップSA5)、このスイッチが閉になった場合には、メイン表示部13をオフにする(ステップSA6)。したがって、メイン表示部13には待受画面の画像は表示されない。次に、フラグPFが「1」であるか否かを判別する(ステップSA7)。PFは、地上波ディジタル放送の映像を見ている状態で「1」にセットされ、見ていない状態では「0」にリセットされるフラグである。したがって、折りたたみスイッチが閉で蓋部が閉じている状態でPFが「1」である場合には、表示2エリアにテレビ受像部からの映像の画像のうち限定された領域である枠内の画面をストアする(ステップSA8)。限定された領域である枠については後述する。一方、PFが「0」である場合には、表示2エリアに待受画面をストアする(ステップSA9)。ステップSA8又はステップSA9の後は、ステップSA5に移行して、折りたたみスイッチの開閉を判別する。
ステップSA5において、折りたたみスイッチが開である場合には、図3のフローチャートに移行して、オフフックスイッチが操作されたか否かを判別し(ステップSA10)、このスイッチが操作されたときは、テレビ受像部をオフにし(ステップSA11)、PFを「0」にリセットする(ステップSA12)。この後、電話番号入力画面をメイン表示部13に表示する(ステップSA13)。そして、スイッチ部9の操作によって電話番号の入力がされたか否かを判別し(ステップSA14)、電話番号が入力されたときは電話網に対して発信する(ステップSA15)。また、スピーカ16によって呼出報知を行う(ステップSA16)。この呼出報知の間に、発信に応答して被呼側との間に回線接続が確立したか否かを判別し(ステップSA17)、回線接続が確立したときは、通話処理に遷移して音声信号の送受信を行う(ステップSA18)。
通話処理においては、オンフックスイッチが操作されたか否かを判別し(ステップSA19)、このスイッチが操作されたときは、回線切断などの終話処理を行う(ステップSA20)。終話処理の後は、再び表示1エリアに待受画面の画像データをストアする(ステップSA21)。ステップSA14において電話番号の入力がない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSA22)、このスイッチがオンされたときは、ステップSA21に移行して、表示1エリアに待受画面の画像データをストアする。表示1エリアに待受画面の画像データをストアした後は、図2のステップSA5に移行して折りたたみスイッチの開閉を判別する。
ステップSA10において、オフフックスイッチが操作されない場合には、図4のフローチャートにおいて、テレビスイッチがオン操作されたか否かを判別し(ステップSA23)、このスイッチがオンされたときは、テレビ受像部をオンにする(ステップSA24)。また、フラグPFを「1」にセットして(ステップSA25)、表示1エリアにテレビ受像部からの受信映像をストアする(ステップSA26)。そして、図2のステップSA5に移行して折りたたみスイッチの開閉を判別する。
ステップSA23において、テレビスイッチがオン操作されない場合には、テレビスイッチがオフ操作されたか否かを判別し(ステップSA27)、このスイッチがオフ操作されたときは、テレビ受像部をオフにして(ステップSA28)、PFを「0」にリセットする(ステップSA29)。次に、表示1エリアに待受画面をストアし(ステップSA30)、表示2エリアに待受画面をストアする(ステップSA31)。そして、図2のステップSA5に移行して折りたたみスイッチの開閉を判別する。
ステップSA27において、テレビスイッチがオフ操作されない場合には、図5のフローチャートにおいて、PFが「1」であるか否かを判別する(ステップSA32)。PFが「1」である場合には、画面設定スイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSA33)、このスイッチがオンされたときは、メイン表示部13内の映像に画面枠の画像を重畳して表示する(ステップSA34)。画面枠の画像は、サブ表示部14の表示画面とほぼ相似形になっている。すなわち、画面枠の縦横比は、サブ表示部14の表示画面に適応するように、サブ表示部14の表示画面の縦横比とほぼ同じになっている。
メイン表示部13内の映像に画面枠の画像を表示した後は、カーソルスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSA35)、このスイッチがオンされたときは、メイン表示部13の画面内において画面枠の画像の表示位置を移動する(ステップSA36)。一方、カーソルスイッチがオンでない場合には、拡大スイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSA37)、このスイッチがオンされたときは画面枠を大きくする(ステップSA38)。拡大スイッチがオンでない場合には、縮小スイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSA39)、このスイッチがオンされたときは画面枠を小さくする(ステップSA40)。カーソルスイッチ、拡大スイッチ、および縮小スイッチがいずれもオンでない場合には、決定スイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSA41)。このスイッチがオンされたときは、画面枠の大きさおよび表示位置を変更する(ステップSA42)。
ステップSA41において、決定スイッチがオンでない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSA44)、このスイッチがオンでない場合には、ステップSA35においてカーソルスイッチのオンを判別するが、クリアスイッチがオンされたときは、メイン表示部13の画面から画面枠の画像を消去する(ステップSA43)。この後は、図2のステップSA5に移行して、折りたたみスイッチの開閉を判別する。ステップSA33において、画面設定スイッチがオンでない場合、すなわち、蓋部が開いた状態で、オフフックスイッチ、オンフックスイッチも操作されない状態において、テレビ受信部が動作状態の場合には、テレビ受像部からの映像を表示1エリアにストアし(ステップSA45)、テレビ受像部からの音声出力をスピーカ16に出力する(ステップSA46)。この後は、図2のステップSA5に移行して、折りたたみスイッチの開閉を判別する。ステップSA32において、PFが「0」である場合には、着信検知などのその他の処理を行って(ステップSA47)、図2のステップSA5に移行して、折りたたみスイッチの開閉を判別する。
図6は、着信検知処理のフローチャートである。RFブロック4によって電話の着信を検知したときは、テレビ受像部をオフにし(ステップSB1)、PFを「0」にリセットする(ステップSB2)。そして、表示2エリアに着信画面をストアする(ステップSB3)。このとき、折りたたみスイッチが開であるか否かを判別し(ステップSB4)、このスイッチが開でない場合には、スピーカ16又はイヤホン17およびサブ表示部14によって着信報知を行う(ステップSB5)。折りたたみスイッチが閉から開になったときは、表示1エリアに着信画面をストアして(ステップSB6)、メイン表示部13のオンにする(ステップSB7)。そして、メイン表示部13の画面によって着信報知をする(ステップSB8)。
そして、オフフック操作がされたか否かを判別し(ステップSB9)、オフフック操作がされたときは、着信報知を停止して(ステップSB10)、発呼側との回線接続を行って通話処理に遷移する(ステップSB11)。通話処理においては、オンフック操作がされたか否かを判別し(ステップSB12)、オンフック操作がされたときは、回線切断などの終話処理を行う(ステップSB13)。次に、表示1エリアおよび表示2エリアに待受画面を表示して(ステップSB14)、メインルーチンに戻る。
以上のように、この実施形態によれば、通信網との間で電話やメールの無線通信を行うとともに、地上波ディジタル放送を受信可能な機能を持つ携帯電話において、CPU1は、テレビ受像部によって受信された映像信号の画像をサブ表示部14に表示する場合には、メイン表示部13の画像に画面枠の画像を重畳して表示し、その画面枠でトリミングされた領域を限定してサブ表示部14に表示する。したがって、地上波ディジタル放送を受信する機能を持つ場合において、携帯電話の蓋を開いてテレビ番組の映像を見ることが困難な状況や、電池の残量が少ない場合において、携帯電話の蓋を閉めた状態で受信映像が見られるので、その番組の一部の映像だけでも知りたいユーザの要求を満たすことができる。
この場合において、CPU1は、テレビ受像部によって受信された映像信号の画像をサブ表示部14に表示する場合には、メイン表示部13の画像に重畳して表示した画面枠の画像をスイッチ部9におけるカーソルスイッチの操作に応じて移動する。したがって、受信映像の中で任意の位置を指定してサブ表示部14に表示することができる。例えば、プロ野球やサッカーその他のゲームにおいて、スコアは画面の下部の所定位置に表示されるので、ユーザは、その位置に画面枠の画像を合わせることによって、スコアだけでもサブ表示部14で見ることができる。
また、CPU1は、スイッチ部9による拡大操作又は縮小操作に応じて、画像をトリミングする画面枠を拡大又は縮小する。したがって、ユーザは、メイン表示部13に表示されている映像の範囲を自在に指定してサブ表示部14に表示させることができる。
なお、上記実施形態においては、ROM2にあらかじめ記憶されている信号処理のプログラムをCPU1が実行する通信端末装置の発明について説明したが、着脱自在のメモリカードなどの外部記憶媒体から読み込まれた信号処理のプログラム、又は、RFブロック4によってネットワークを介して外部のサーバーなどからダウンロードされた信号処理のプログラムを書き込み可能な不揮発性メモリなどで構成されたROMにインストールし、そのプログラムをCPU1が実行するような構成も可能である。この場合には、プログラムの発明を実現する。
すなわち、そのプログラムは、通信網との間で無線通信を行うとともに、テレビジョン放送を受信可能な通信端末装置における信号処理のプログラムであって、
受信されたテレビジョン放送の映像信号による画像を表示する第1の表示手段又はこの第1の表示手段よりも表示画面が小さい第2の表示手段のいずれか一方を操作に応じて選択する第1のステップと、第1のステップによって第2の表示手段が選択された場合には、受信されたテレビジョン放送の映像信号による画像の一部の領域を限定して第2の表示手段に表示する第2のステップと、を実行する。
この場合において、第2のステップは、第1のステップによって第2の表示手段が選択された場合には、第1の表示手段に表示されている画像に重畳して一部の領域を限定する画面枠の画像を表示し、画面枠の画像の表示位置を移動操作に応じて第1の表示手段の画面内において移動する。さらにこの場合において、第2のステップは、拡大操作又は縮小操作に応じて、画面枠を第2の表示手段の表示画面に適応した形状で拡大又は縮小する。
本発明の通信端末装置の実施例における携帯電話の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態における携帯電話の動作を示すCPUのメインルーチンのフローチャート。 図2に続くCPUのメインルーチンのフローチャート。 図3に続くCPUのメインルーチンのフローチャート。 図4に続くCPUのメインルーチンのフローチャート。 CPUの着信検知のフローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 RFブロック
5 チューナ
6 OFDM復調部
7 映像復号部
8 音声復号部
9 スイッチ部
10 カメラ
11 メモリカードドライバ
12 表示ドライバ
13 表示部
14 サブ表示部
15 マイク
16 スピーカ
17 イヤホン
18 折りたたみ機構・電源制御スイッチ
19 電源IC
20 充電池
21 ACアダプタ

Claims (6)

  1. 電話通信網との間で無線通信を行う通信手段と、
    テレビジョン放送を受信する放送受信手段と、
    前記放送受信手段によって受信された映像信号による画像を表示する第1の表示手段又はこの第1の表示手段よりも表示画面が小さい第2の表示手段のいずれか一方を操作に応じて選択する表示選択手段と、
    前記表示選択手段によって前記第2の表示手段が選択された場合には、前記放送受信手段によって受信された映像信号による画像の一部の領域を限定して前記第2の表示手段に表示する表示制御手段と、
    を備えた通信端末装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記表示選択手段によって前記第2の表示手段が選択された場合には、前記第1の表示手段に表示されている画像に重畳して前記一部の領域を限定する画面枠の画像を表示し、前記画面枠の画像の表示位置を移動操作に応じて前記第1の表示手段の画面内において移動することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記表示制御手段は、拡大操作又は縮小操作に応じて、前記画面枠を前記第2の表示手段の表示画面に適応した形状で拡大又は縮小することを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  4. 通信網との間で無線通信を行うとともに、テレビジョン放送を受信可能な通信端末装置における信号処理のプログラムであって、
    受信されたテレビジョン放送の映像信号による画像を表示する第1の表示手段又はこの第1の表示手段よりも表示画面が小さい第2の表示手段のいずれか一方を操作に応じて選択する第1のステップと、
    前記第1のステップによって前記第2の表示手段が選択された場合には、受信されたテレビジョン放送の映像信号による画像の一部の領域を限定して前記第2の表示手段に表示する第2のステップと、
    を実行することを特徴とする信号処理のプログラム。
  5. 前記第2のステップは、前記第1のステップによって前記第2の表示手段が選択された場合には、前記第1の表示手段に表示されている画像に重畳して前記一部の領域を限定する画面枠の画像を表示し、前記画面枠の画像の表示位置を移動操作に応じて前記第1の表示手段の画面内において移動することを特徴とする請求項4記載の信号処理のプログラム。
  6. 前記第2のステップは、拡大操作又は縮小操作に応じて、前記画面枠を前記第2の表示手段の表示画面に適応した形状で拡大又は縮小することを特徴とする請求項5記載の信号処理のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100755988B1 (ko) 2005-10-31 2007-09-07 엘지전자 주식회사 디지털 방송 단말기 및 이를 이용한 디스플레이 방법
JP2008199370A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> デジタル放送番組表示装置およびデジタル放送番組表示プログラム

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