JP2005109591A - 放電灯点灯装置及び原稿露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 温度変化や電源電圧変動に関わらず放電灯の出力光量を安定化し、読取りの斑が生じることを防止可能とする。
【解決手段】 電極の少なくとも1つが透光性バルブの外面または内面に沿って設けられた放電灯6であって、その発光色に少なくとも青色光を含む放電灯6を高周波駆動して点灯する放電灯駆動回路と、スイッチング素子のスイッチングによって上記放電灯側へ与える電圧を得る回路と、原稿に対して上記放電灯6により照射された光を受けて原稿イメージを得るイメージセンサに与える読取同期信号に基づく期間内に、上記放電灯6の駆動パルスが所定数となるように固定する駆動パルス固定回路と;を具備した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ファクシミリ装置や複写機などに用いられる放電灯を点灯する放電灯点灯装置及びこれを用いた原稿露光装置に関するものであり、特に、電極の少なくとも1つが透光性バルブの外面または内面に沿って設けられた放電灯の放電灯点灯装置及びこれを用いた原稿露光装置に関するものである。
従来のファクシミリ装置等に用いられる希ガス蛍光ランプを点灯する放電灯点灯装置としては、特開2000−160497号に記載のものを挙げることができる。
特開2000−160497号(全般)
上記の如き従来の放電灯点灯装置を用いたファクシミリ装置等は、例えば、図7に示すように、放電灯51により原稿50を照射して、反射光を図示しない光学系を用いてCCDなどのイメージセンサ53に集光し、原稿イメージを光電変換して画像信号を得て、画像処理部54へ送り処理する構成を備えている。このように、原稿露光装置は、放電灯点灯装置と、この放電灯点灯装置により点灯させられ、原稿を照射する放電灯と、原稿50に照射された光をイメージセンサに導く光学系とを具備する。画像処理部54において処理された画像情報は、ファクシミリ装置であれば送信部などの出力部56へ送られて処理される。
イメージセンサ53に対しては、画像処理部54から例えば1ラインの読取り時間に対応する読取同期信号が与えられ、イメージセンサ53は上記読取同期信号に同期して1ライン毎の画像信号を画像処理部54へ送り出す。上記読取同期信号は放電灯を点灯する放電灯点灯装置52に対しても与えられており、放電灯点灯装置52は放電灯51の駆動信号のオンオフに用いている。オペレータが操作する操作部55からは、装置のオンオフを制御する信号が放電灯点灯装置52及び画像処理部54へ与えられる。
以上のファクシミリ装置等における放電灯点灯装置52と放電灯51の構成例を示すと、図8の如くである。放電灯51を高周波駆動して点灯する放電灯駆動回路として、スイッチング素子であるFET2とFET3が備えられており、2石駆動回路(プッシュプル回路)4により制御信号OUT2と制御信号OUT3とを出力して、上記FET2とFET3がオンオフされる。
2石駆動回路4では、CT端子に接続されたコンデンサC4の値と、RT端子に接続された抵抗R4の値により、出力する制御信号OUT2と制御信号OUT3の周波数を変更する。
従来においては、入力部CN1の4番端子に与えられた読取同期信号は、コンデンサC4の両端間を短絡するためのトランジスタQ1のベースに与えられている。読取同期信号のパルスが到来しHighレベルとなると、トランジスタQ1がオンとなって2石駆動回路4による発振が停止され、次にLowレベルとなることにより2石駆動回路4による発振が開始される。
しかしながら、上記のように構成された従来の放電灯点灯装置にあっては、温度変動や電源電圧変動により2石駆動回路4の発振周波数が変動し、読取同期信号に基づく期間(例えば、1ラインの画像信号読出期間)に入るランプ電圧パルス数が変動する。
図9には、2石駆動回路4における温度が摂氏0度であり、その電源電圧が13.5Vの場合に、周波数が5.198KHzの読取同期信号が2石駆動回路4に到来したときのクロックCLK(C4に現れる三角波の2倍の周波数)とランプ電圧の変化が示されている。この例では、クロックCLKの周波数は106.0KHzであり、読取同期信号の1周期内にクロックCLKが19パルス、ランプ電圧のパルスが10パルス入っている。
上記に対し図10には、2石駆動回路4における温度が摂氏80度であり、その電源電圧が16.5Vの場合に、周波数が5.200KHzの読取同期信号が2石駆動回路4に到来したときのクロックCLK(C4に現れる三角波の2倍の周波数)とランプ電圧の変化が示されている。この例では、クロックCLKの周波数は90.54KHzであり、読取同期信号の1周期内にクロックCLKが17パルス、ランプ電圧のパルスが9パルス入っている。
上記のように1周期内に入る電圧のパルス数が変動すると、1周期内における放電灯51の出力光量に変動が生じ、原稿50の読取りに斑が発生する問題があった。
解決しようとする課題は、温度変化や電源電圧変動に関わらず放電灯の出力光量を安定化し、読取りの斑が生じることを防止可能な放電灯点灯装置を提供することである。また、この放電灯点灯装置を用いた原稿露光装置を提供することを課題とする。
本発明に係る放電灯点灯装置は、電極の少なくとも1つが透光性バルブの外面または内面に沿って設けられた放電灯であって、その発光色に少なくとも青色光を含む放電灯を高周波駆動して点灯する放電灯駆動回路と;スイッチング素子のスイッチングによって上記放電灯側へへ与える電圧を得る回路と;原稿に対して上記放電灯により照射された光を受けて原稿イメージを得るイメージセンサに与える読取同期信号に基づく期間内に、上記放電灯の駆動パルスが所定数となるように固定する駆動パルス固定回路と;を具備したことを特徴とする。
本発明に係る放電灯点灯装置は、上記放電灯側へ与える電圧に対し定電圧制御を行う定電圧制御回路を;更に具備したことを特徴とする。
本発明に係る原稿露光装置は、上記請求項1または2に記載の放電灯点灯装置と;この放電灯点灯装置により点灯させられ、原稿を照射する放電灯と;前記原稿に照射された光をイメージセンサに導く光学系と;を具備することを特徴とする。
本発明に係る放電灯点灯装置及び原稿露光装置は、イメージセンサに与える読取同期信号に基づく期間内に、上記放電灯の駆動パルスが所定数となるように固定するので、温度変化や電源電圧変動に関わらず上記期間内に入るランプ電圧のパルス数を一定にすることができ、放電灯の出力光量を安定化し、読取りの斑が生じることを防止可能である。
以下添付図面を参照して、本発明の実施例に係る放電灯点灯装置及び原稿露光装置を説明する。各図において同一の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1に放電灯6を負荷とする放電灯点灯装置の構成図を示す。放電灯6は、透光性バルブ内に放電を生起させるための1対の電極を備え、その電極の少なくとも1つが上記透光性バルブの外面または内面に沿って設けられたものである。透光性バルブの内面に発光層を有し、内部に希ガスが封入された構成を有する。
上記の放電灯6は図4に外観図を示し図5に縦断面図を示すように、放電容器11、蛍光体層12、一対の外部電極13、13、アパーチャ14、透光性樹脂シート15、透光性絶縁チューブ16を具備している。
放電容器11は、細長くて両端が気密に封止された直径10mm、実効長さ370mmのガラスバルブ11aからなり、一端に排気チップオフ部11bを備え、内部に放電媒体としてキセノンが封入されている。蛍光体層12は、放電容器11の内面に長手方向に沿ったスリット状の部分を除いて形成されている。
一対の外部電極13、13は、それぞれアルミ箔からなり、図4に示すように、平行に離間対向して放電容器11の外面に貼着することにより配設される。そして、外部電極13は、予め後述する透光性樹脂シート15の一面に貼着され、透光性樹脂シート15を放電容器11の外周に巻き付けることによって放電容器11の外面の所定位置に配設される。
また、外部電極13は、波形状の電極主部13a、端子接続部13b及び端子13cからなる。電極主部13aは、波形状をなして放電容器11の長手方向の大部分にわたり延在するように構成されている。端子接続部13bは、電極主部13aの一端に接続して配設され、端子13cとの接触面積が大きくなるように方形状に形成されている。端子13cは、端子接続部13bに導電性接着剤により接着されているとともに、透光性樹脂シート15および透光性熱収縮チューブである透光性絶縁チューブ16から外部へ突出している。
アパーチャ14は、放電容器11の長手方向に沿って蛍光体層12がスリット状に形成されていない部分により形成されている。したがって、放電容器11のアパーチャ13の部分は、ガラスバルブ11aを介して放電容器11の内部が素通しになって見える。放電灯6の点灯時には蛍光発色により、少なくとも青色光を含んだ光照射がなされる。
透光性樹脂シート15は、透明なPETからなり、放電容器11の実質的全長にわたる長さで、かつ放電容器11の周囲方向に対してアパーチャ14の上から被覆するような幅を有している。上述したように、一面に一対の外部電極13、13を所定間隔で貼着されている。さらにその上にアクリル系粘着剤を施与して放電容器11の外面に貼着されている。これにより一対の外部電極13、13は、アパーチャ14を挟んでその両側位置に配設されるが、アパーチャ14の上にも透光性樹脂シート15が貼着されている。
透光性絶縁チューブ16は、透明フッ素系樹脂からなり、外部電極13、13およびアパーチャ14の上から放電容器11の全周を被覆している。
この放電灯6は、高周波パルス電圧などの繰り返し波形を有する電圧を電極間に印加することにより点灯させられるのであるが、色発光蛍光体の種類により残光時間に差異がある。つまり、赤色発光蛍光体及び緑色発光蛍光体においては残光時間が長く、そのために繰り返し波形の印加電圧の1周期中に生じる発光量の変化は比較的少ない。これに対して、青色発光蛍光体は、残光時間が短く、従って上記1周期中に生じる発光量変化が大きい。このため、イメージセンサの読取周期中において青色発光蛍光体によって発光される積算光量は、当該周期中に印加される繰り返し波形の電圧波の数によって大きく変化することになる。本実施例では、放電灯6は、発光色として少なくとも青色光を含んでいるために、上記電圧波の数が問題となる。
放電灯6の等価回路は、図6に示すように、コンデンサCIN1 と負荷抵抗RL およびコンデンサCIN2 の直列回路と、コンデンサCOUT1とコンデンサCOUT2との並列回路からなっている。コンデンサCIN1 およびコンデンサCIN2 は、外部電極13と放電容器11の内面との間に形成される静電容量である。したがって、コンデンサCIN1 およびコンデンサCIN2 の静電容量は、外部電極13の面積、放電容器11の構成材料であるガラスの比誘電率および厚さ、ならびに外部電極13を放電容器11の外面に貼着している粘着剤の比誘電率および厚さにより決定する。このように放電灯6は、少なくとも容量性成分を含んでいる。
上記の放電灯6に対する電源供給は、次の経路で行われる。入力部CN1中の1番端子と3番端子の間に供給される入力電源電圧を、コンデンサC1に蓄積して、チョークコイルL1を介して昇圧チョッパ回路のスイッチング素子であるFET1によりスイッチングして昇圧する。つまり、FET1がオン状態においてチョークコイルL1に1/2(LI2 )のエネルギーが蓄積され、FET1がオン状態からオフ状態へ移行するときに、チョークコイルL1に生じた誘導電圧をダイオードD1を介してコンデンサC2へ蓄積する。FET1のドレイン−ソース間にはコイルL0とコンデンサC0による直列回路が接続されており、このコンデンサC0の電位がコンデンサC2を超えるときに電流を流してコンデンサC2の充電を行っている。
上記のコンデンサC2に蓄積された電圧は昇圧トランスT1により昇圧されて2次側巻線P4へ至り、放電灯6へ印加される構成となっている。
一方、放電灯6を高周波駆動して点灯する放電灯駆動回路として、スイッチング素子であるFET2とFET3と、トランジスタQ2とトランジスタQ3によりそれぞれ構成される2つのバッファと、2石駆動回路(プッシュプル回路)4等により構成される回路が用いられている。この2石駆動回路4及び後に説明する昇圧駆動回路5は共に、トランジスタQ4とコンデンサC10等により構成される電源部から電力を供給されて動作するものである。
本実施例では、昇圧チョッパ回路により昇圧された電圧が所定となるように制御を行う。そこで、平滑コンデンサC2に蓄積された電位を検出するために、コンデンサC2に並列に抵抗R1、R2による直列回路を接続し、抵抗R1とR2の接続点の電圧をダイオードD2を介して整流し、抵抗R3とコンデンサC3により積分して昇圧駆動回路5へ導く構成を採用している。
昇圧駆動回路5は、上記積分電圧が一定となるように駆動信号OUT1によりFET1をスイッチングする。このように、昇圧チョッパ回路により昇圧された電圧が所定となるように定電圧制御を行っている。係る構成によって、放電灯6の温度上昇によりそのインピーダンスが低下し、放電灯6の電力は上昇し、放電灯6の照度低下する不具合を改善することができる。
2石駆動回路4は、一方の出力端子を介してトランジスタQ1等により構成されるバッファへ制御信号OUT2を与え、他方の出力端子を介してトランジスタQ2等により構成されるバッファへ制御信号OUT3を与えて、それぞれのバッファに接続されたFET2、3を駆動することにより所要周波数の高周波が昇圧トランスT1の1次側巻線P1、P2から2次巻線P4を介して放電灯6へ与えられ、放電灯6が高周波駆動されて点灯するように構成されている。
本実施例においては、図7において説明したように画像処理部54から読取同期信号が入力部CN1の4番端子へ与えられている。また、操作部55から与えられる装置のオンオフ信号が入力部CN1の2番端子へ与えられている。
2石駆動回路4は、CT端子に接続されたコンデンサC4の値と、RT端子に接続された抵抗R4の値により、出力する制御信号OUT2と制御信号OUT3の周波数を変更する。つまり、2石駆動回路4は、コンデンサC4に対して充電を行い、コンデンサC4の電荷の放電を抵抗R4にて行う結果、コンデンサC4に現れる電圧は図1の右隅に示されるような三角波の波形となり、この三角波の周波数に対応する周波数にて制御信号OUT2と制御信号OUT3が作成されて出力される。
本実施例では、2石駆動回路4に接続されたコンデンサC4に発生する三角波を波形整形回路21にて図1の右隅に示される矩形のクロックCLKに整形し、そのパルス数をカウンタ22にてカウントし、このカウンタ22が所定数nのパルスをカウントしたときにHighレベルを出力する分周出力端子の出力信号をトランジスタQ1のベースへ与えることにより、イメージセンサに与える読取同期信号に基づく期間毎にトランジスタQ1がオンとなるようにして、上記放電灯6の駆動パルスが所定数となるように固定している。
トランジスタQ1はオンのときにコンデンサC4の両端間を短絡するように、コレクタとエミッタがコンデンサのそれぞれ一端に接続される。カウンタ22のリセット端子RESETには、入力部CN1の4番端子から読取同期信号が与えられ、読取同期信号のパルスが到来する度にカウンタ22がリセットされるようになっている。カウンタ22がカウントする所定数nは、予め固定に設定される構成を有するか、または、カウンタ22に対し外部から可変設定するように構成されている。上記において、波形整形回路21、カウンタ22及びトランジスタQ1及びその周辺回路は、放電灯6の駆動パルスが所定数となるように固定する駆動パルス固定回路を構成している。
以上のように構成された放電灯点灯装置では、読取同期信号のパルスが到来すると、カウンタ22がリセットされ分周出力端子からはLowレベルが出力され、トランジスタQ1はオフとなる。これにより、2石駆動回路4は発振動作を開始するので、コンデンサC4には三角波の電圧が現れる。
コンデンサC4に現れる三角波の電圧は、波形整形回路21により図1の右隅に示される矩形波に変換され、カウンタ22へ送られる。カウンタ22は、所定値(n=16)をカウントするように設定されており、クロック端子に到来するパルスを16個カウントすると、分周出力端子へHighレベルを出力する。この結果、トランジスタQ1はオンとなり、2石駆動回路4のCT端子がLowレベルとなることから、2石駆動回路4は発振動作を停止する。以上の通りに動作が行われる結果、読取同期信号の1周期内にクロックCLKが必ず16パルス入ることになる。
図2には上記回路による動作波形が示されている。この例では、2石駆動回路4における温度が摂氏0度であり、その電源電圧が13.5Vの場合に、周波数が5.197KHzの読取同期信号が2石駆動回路4に到来したときのクロックCLKとランプ電圧の変化が示されている。ここでは、クロックCLKの周波数は123.7KHzであり、読取同期信号の1周期内にクロックCLKが16パルス、ランプ電圧のパルスが8パルス入っている。
図3には上記回路に別の条件下における動作波形が示されている。この例では、2石駆動回路4における温度が摂氏80度であり、その電源電圧が16.5Vの場合に、周波数が5.198KHzの読取同期信号が2石駆動回路4に到来したときのクロックCLKとランプ電圧の変化が示されている。ここでは、クロックCLKの周波数は94.70KHzであり、読取同期信号の1周期内にクロックCLKが16パルス、ランプ電圧のパルスが8パルス入っている。このように、温度条件や電源電圧に変動があっても、読取同期信号の1周期内にクロックCLKが16パルス、ランプ電圧のパルスが8パルス入ることになり、温度変化や電源電圧変動に関わらず放電灯6の出力光量を安定化し、読取りの斑が生じることを防止可能である。斯して、読取同期信号に基づく周期内に、放電灯6の駆動パスルの数が変動しないので、放電灯6は、発光色として少なくとも青色光を含んでいることにより蛍光体間に残光時間の差があっても、当該1周期における発光の積算光量における変動が少なくなり、安定した読取に寄与することが可能となる。
尚、上記おいては、放電灯へ与える電圧をフィードバックして定電圧制御する構成を採用したが、放電灯側の信号をフィードバックして点灯周波数制御を行う構成でもよく、また、定電力制御を行う構成を採用しても良い。
上記の如き放電灯点灯装置を用いたファクシミリ装置等は、例えば、図7に示すように、放電灯51により原稿50を照射して、反射光を図示しない光学系を用いてCCDなどのイメージセンサ53に集光し、原稿イメージを光電変換して画像信号を得て、画像処理部54へ送り処理する構成を備えている。このように、原稿露光装置は、放電灯点灯装置と、この放電灯点灯装置により点灯させられ、原稿を照射する放電灯と、原稿50に照射された光をイメージセンサに導く光学系とを具備する。
本発明に係る放電灯点灯装置における実施例の構成を示す回路図。 本発明に係る放電灯点灯装置における実施例により実現される読取同期信号の1周期内における波形の変化を示す図であって、温度が摂氏0度であり、その電源電圧が13.5Vの場合に相当する波形図。 本発明に係る放電灯点灯装置における実施例により実現される読取同期信号の1周期内における波形の変化を示す図であって、温度が摂氏80度であり、その電源電圧が16.5Vの場合に相当する波形図。 本発明に係る放電灯点灯装置に用いる放電灯の外観を示す図。 図4に示した放電灯の縦断面図。 図4に示した放電灯の等価回路を示す図。 本発明に係る放電灯点灯装置を用いて構成するファクシミリ装置等の概略ブロック図。 従来の放電灯点灯装置の構成を示す回路図。 従来例により実現される読取同期信号の1周期内における波形の変化を示す図であって、温度が摂氏0度であり、その電源電圧が13.5Vの場合に相当する波形図。 従来例により実現される読取同期信号の1周期内における波形の変化を示す図であって、温度が摂氏80度であり、その電源電圧が16.5Vの場合に相当する波形図。
符号の説明
1 FET(昇圧チョッパ回路のスイッチング素子)
2 FET(インバータ回路のスイッチング素子)
3 FET(インバータ回路のスイッチング素子)
4 2石駆動回路
5 昇圧駆動回路
6 放電灯
11 放電容器
12 蛍光体層
13 外部電極
14 アパーチャ
15 透光性樹脂シート
16 透光性絶縁チューブ
21 波形整形回路
22 カウンタ
T1 昇圧トランス

Claims (3)

  1. 電極の少なくとも1つが透光性バルブの外面または内面に沿って設けられた放電灯であって、その発光色に少なくとも青色光を含む放電灯を高周波駆動して点灯する放電灯駆動回路と;
    スイッチング素子のスイッチングによって上記放電灯側へ与える電圧を得る回路と;
    原稿に対して上記放電灯により照射された光を受けて原稿イメージを得るイメージセンサに与える読取同期信号に基づく期間内に、上記放電灯の駆動パルスが所定数となるように固定する駆動パルス固定回路と;
    を具備したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 上記放電灯側へ与える電圧に対し定電圧制御を行う定電圧制御回路を;
    更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 上記請求項1または2に記載の放電灯点灯装置と;
    この放電灯点灯装置により点灯させられ、原稿を照射する放電灯と;
    前記原稿に照射された光をイメージセンサに導く光学系と;
    を具備することを特徴とする原稿露光装置。
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