JP2005108579A - 圧力スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧力スイッチにおける背圧室の通気を確保しながら外部から背圧室へ雨水等が浸入するのを抑制し、且つ外部環境の影響を受け難くすることを可能とする。
【解決手段】 中空金属製のケース3と、一端部がケース3に結合され他端部に端子板43を取り付けた中空樹脂製のターミナルブロック5と、ケース3内に配置されケース3内を反ターミナルブロック5側の受圧室51とターミナルブロック5側の背圧室53とに区画するダイヤフラム7と、ターミナルブロック5側に設けられ背圧室53を外部へ連通する通気路81とを有し、ターミナルブロック5側内で通気路81に、通気状態で封水可能な選択透過フィルター2を介設したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンオイルの油圧検出などに供される圧力スイッチに関する。
従来の圧力スイッチとしては、例えば図4に示すようなものがある。図4は圧力スイッチの全体断面図である。図4のように、圧力スイッチ101は、エンジンオイルプレッシャースイッチとして適用されている。圧力スイッチ101は、中空金属製のケース103と、中空樹脂製のターミナルブロック105と、ゴム製のダイヤフラム107と、金属製の第1コンタクト109と、樹脂製の作動ブロック111と、金属製の第2コンタクト113と、スプリング115と、インサートナット117とを備えている。
前記ケース103は、中空金属製であり、一側部に前記ターミナルブロック105が結合され、他側部に雄ねじ部119が設けられている。
前記ダイヤフラム107は、前記ケース103内に配置され該ケース103内を反ターミナルブロック105側の受圧室121とターミナルブロック105側の背圧室123とに区画している。
前記第1コンタクト109は、周回形状に形成され、前記ケース103内で前記ダイヤフラム107に隣接して固定されている。前記第2コンタクト113は、前記第1コンタクト109に対向して設けられている。第2コンタクト113は、樹脂製の作動ブロック111に支持されている。作動ブロック111は、前記ダイヤフラム107の中心部側に対向配置され、第2コンタクト113と前記インサートナット117との間に、前記スプリング115が介設されている。
前記インサートナット117は、前記ターミナルブロック105にインサート成形により取り付けられ、このインサートナット117に、ボルト125により端子板127が締結固定されている。端子板127は、リード線129の雌端子131に接続されている。
かかる構成の圧力スイッチ101は、エンジンのシリンダブロック133に雄ねじ部119によって螺合結合されている。従って、受圧室121にはエンジンオイルの油圧が作用するようになっている。
前記受圧室121の圧力が大気圧であるとき、第2コンタクト113は、スプリング115により第1コンタクト109側へ付勢され、第2コンタクト113が第1コンタクト109に接触する。従って、リード線129は、端子板127、インサートナット117、スプリング115,第2コンタクト113、第1コンタクト109を介してケース103と導通状態になる。
次に、受圧室121にエンジンオイルの油圧が作用し、受圧室121内の圧力が設定圧に上昇すると、ダイヤフラム107が変位する。このダイヤフラム107の変位に応じて、作動ブロック111が軸方向移動する。作動ブロック111の軸方向移動により、第2コンタクト113が同方向へ押圧され、第2コンタクト113はスプリング115の付勢力に抗して移動する。この第2コンタクト113の移動により、第2コンタクト113が第1コンタクト109から離反する。この離反によって、リード線129がケース103に対して非導通状態となる。
前記ダイヤフラム107の動作に応じて前記背圧室123は膨張収縮する。このとき背圧室123内に対しインサートナット117とボルト125との間に僅かに形成される通気路を通って外部に空気が排出され、或いは外部から空気が吸引される。この空気の排出、吸引により第2コンタクト113の油圧に応じた移動を円滑に行わせることができる。
かかる圧力スイッチ101の作用によって、エンジンオイルの油圧の一定以上の上昇、下降を検出することができる。
ところで、上記圧力スイッチ101は、シリンダブロック133の外部に取り付けられるため、使用環境の悪化により、泥水等がかぶることがある。この泥水等のかぶりによりインサートナット117とボルト125との間の通気路を通って外部から背圧室123へ雨水等が浸入し、第1,第2コンタクト109,113等の腐食による接触障害を招く恐れがある。
このような接触障害を防止するためには、外部に対する密閉性を高めればよいが、背圧室123での背圧の影響で作動圧が変化したり、圧力に対する応答性が低下し、スイッチ本来の機能が損なわれる恐れがある。
特開2002−279874号公報
解決しようとする問題点は、使用環境の悪化により、スイッチ動作確保のための通気路を通って外部から背圧室へ雨水等が浸入する点である。
本発明は、ターミナルブロック側内で通気路に、通気状態で封水可能な選択透過フィルターを介設したことを最も主要な特徴とする。
前記通気路の外周側に、前記選択透過フィルターの外周部を受ける座部を設け、前記ターミナルブロック側に取り付けた周回形状の固定部材により前記座部に対し前記選択透過フィルターの外周部を狭圧支持したことを特徴とする。
前記ターミナルブロックにインサート成形により取り付けられると共に前記ターミナルをボルトにより結合し且つ前記通気路を形成するインサートナットを設け、前記座部を、前記インサートナットに設けると共に該座部に連続する圧入部を設け、前記固定部材を、前記圧入部に圧入したことを特徴とする。
本発明の圧力スイッチは、選択透過フィルターターにより通気路を封水可能であるため、外部から背圧室へ雨水等が浸入するのを抑制し、腐食による接触障害等を抑制することができる。
前記選択透過フィルターは、通気状態で封水可能であるため、背圧室での背圧の影響を抑制して作動圧を一定に保持することができ、且つ圧力に対する応答性を確保することができ、スイッチ本来の機能を維持することができる。
前記選択透過フィルターは、ターミナルブロック内で通気路に介設されているため、外部環境の影響を受け難く、通気状態での封水を確実に維持することができる。
前記通気路の外周側に、前記選択透過フィルターの外周部を受ける座部を設け、前記ターミナルブロック側に取り付けた周回形状の固定部材により前記座部に対し前記選択透過フィルターの外周部を狭圧支持したため、選択透過フィルターの外周部を潰すことができ、別のシール部材等を用いることなく固定部材と座部との間の密閉性を高め、通気路の封水をより確実に行わせることができる。
前記ターミナルブロックに、インサート成形により取り付けられると共に前記ターミナルをボルトにより結合し且つ前記通気路を形成するインサートナットを設け、前記座部を、前記インサートナットに設けると共に該座部に連続する圧入部を設け、前記固定部材を、前記圧入部に圧入したため、インサートナットを利用して選択透過フィルターを容易に支持することができる。
前記インサートナットをターミナルの結合と選択透過フィルターの支持とに共用することができ、構造を簡単にすることができる。
前記選択透過フィルターをインサートナットを介してターミナルブロック側に予め支持させることができ、圧力スイッチの組み立てを容易に行わせることができる。
背圧室の通気を確保しながら外部から背圧室へ雨水等が浸入するのを抑制し、且つ外部環境の影響を受け難くするという目的を、ターミナルブロック内に設けた選択透過フィルターにより実現した。
図1は本発明の実施例1に係り、圧力スイッチの断面図である。図1の圧力スイッチ1は、エンジンオイルプレッシャースイッチとして適用されている。
本発明の圧力スイッチ1は、内部に選択透過フィルター2を設けたことを特徴とするが、圧力スイッチ1の全体構成をまず説明する。
前記圧力スイッチ1は、中空金属製のケース3と、中空樹脂製のターミナルブロック5と、ゴム製のダイヤフラム7と、金属製の第1コンタクト9と、樹脂製の作動ブロック11と、金属製の第2コンタクト13と、スプリング15、インサートナット17とを備えている。
前記ケース3は、その一側先端部に、加締部としてのターミナルブロック可締部18及び突当面としてのターミナルブロック突当面19を有している。ターミナルブロック可締部18及びターミナルブロック突当面19は、前記ケース3の軸心を中心に周回形状に設けられている。
前記ケース3内には、図2のように、さらに係止部としての係止凹部21、第1コンタクト加締部25、第1コンタクト突当面27、シール面29が軸方向へ段階的に設けられている。
前記係止凹部21は、前記ターミナルブロック加締部18に軸方向に対向している。この係止凹部21は、前記ケース3の軸心を中心にした周方向に等間隔で複数設けられている。係止凹部21は、ケース3の内周面を軸方向に潰して第1コンタクト加締部25を径方向内側へ突出形成することによって設けられている。
前記第1コンタクト突当面27は、前記ケース3の軸心を中心にして周回形状に設けられ、前記第1コンタクト加締部25に軸方向に対向している。前記シール面29は、第1コンタクト突当面27のさらに内周側に設けられている。このシール面29は、軸方向に向いて凹状を呈し、前記ケース3の軸心を中心に周回形状に設けられている。
前記ケース3の他側部には、図1のように雄ねじ部31が設けられている。
前記ターミナルブロック5は、前記ケース3と同心に配置され、その一端部に被加締部33が設けられている。この被加締部33は、ターミナルブロック5の軸心を中心に周回形状に設けられている。被加締部33は、ケース3のターミナルブロック突当面19に突き当てられ、ターミナルブロック加締部18によって加締められている。
前記ターミナルブロック5には、前記被加締部33の一側に係合突条部35が突設されている。係合突条部35は、周回形状に設けられ、前記ケース3の係止凹部21に食い込んで係止され、この係止によりターミナルブロック5の周方向の回り止めが行なわれている。
前記ターミナルブロック5の他端部には、前記インサートナット17が備えられている。インサートナット17には、ターミナルとしての端子板43がボルト45によって締結固定されている。端子板43は、図4と同様にリード線の雌端子に接続されている。
前記ダイヤフラム7は、例えば基布を積層したフッ素ゴムなどによって形成されている。このダイヤフラム7によってケース3内を反ターミナルブロック5側の受圧室51とターミナルブロック5側の背圧室53とに区画している。このダイヤフラム7の外周部には、シール部49が一体に設けられている。このシール部49は、前記ケース3のシール面29に対し押圧されている。シール部49は、シール面29に対し押圧される前は図示よりも膨出しており、シール面29に押圧されて凹状のシール面29内全体に密着する構成となっている。
前記第1コンタクト9は、前記ケース3の軸心を中心に環状に形成され、フランジ状の外周部57と内周側のコンタクト部59と外周部57及びコンタクト部59間の軸方向に沿った支持部58とを備えている。この第1コンタクト9は、ケース3内で背圧室53側に配置され、前記外周部57が前記ケース3に軸方向に加締められている。すなわち第1コンタクト9の外周部57は、前記ケース3の第1コンタクト突当面27に突き当てられ、この第1コンタクト突当面27に対し第1コンタクト加締部25によって加締められている。この第1コンタクト9のケース3に対する加締めによって、前記ダイヤフラム7の外周部であるシール部49がシール面29に対し押圧される構成となっている。
前記作動ブロック11は段付き状に形成されている。この作動ブロック11の中間部に第2コンタクト突当面61が設けられ、一側外周には、ヘッド部63が設けられている。ヘッド部63は、前記第1コンタクト9の支持部58に軸方向移動自在に支持され、その先端面は、前記ダイヤフラム7に当接している。作動ブロック11の端部65は、細く形成されている。
前記第2コンタクト13は、環状プレートで形成されている。第2コンタクト13には、前記第1コンタクト9のコンタクト部59側へ突出するコンタクト部67が設けられている。第2コンタクト13は、作動ブロック11の外周面69に嵌合支持され、前記第2コンタクト突当面61に突き当てられている。この第2コンタクト13は、作動ブロック11の軸方向移動と共に移動し、第2コンタクト13のコンタクト部67が第1コンタクト9のコンタクト部59に対し接触、離反する構成となっている。
前記スプリング15は、前記第2コンタクト13と前記インサートナット17との間に介設されている。このスプリング15は、コイルスプリングであり、第2コンタクト13を前記第1コンタクト9に対し接触させる方向に付勢している。スプリング15による第2コンタクト13の付勢箇所は、前記第2コンタクト突当面61の外周側に対向する部分である。
図2は、前記圧力スイッチ1の選択透過フィルター2周辺における要部拡大断面図、図3は、前記選択透過フィルター2の支持構造を示すインサートナット部の分解拡大断面図である。
図2,図3のように、前記インサートナット17には、外周部に2段の係合部71,73が周回形状に設けられている。インサートナット17は、係合部71,73が前記ターミナルブロック5に食い込むように樹脂のインサート成形によりターミナルブロック5に取り付けられている。インサートナット17の軸芯部には、雌ねじ部75が設けられている。インサートナット17の一端には内外に面取り部77,79が設けられている。
前記雌ねじ部75に、前記ボルト45が締結され、図1の太線矢印のようにインサートナット17は、ボルト45及び端子板43との間に、通気路81を有する構成となっている。
前記インサートナット17の他端部側には、前記通気路81の外周側となるように前記雌ねじ部75よりも大径の座部83が周回形状に設けられている。座部83は、面で構成され選択透過フィルター2の外周部85を受ける構成となっている。
前記インサートナット17の他端面には、圧入部87が設けられてる。圧入部87は、座部83の外周径と同一の内周径で該座部83に連続している。
前記圧入部87には、周回形状の固定部材としてブッシュ89が圧入固定されている。ブッシュ89の厚みは、前記圧入部87の深さよりも小さく形成されている。ブッシュ89の一端面91がインサートナット17の端面93と面一になるように圧入されると、ブッシュ89の他端面95と前記座部83との間隔が、前記選択透過フィルター2の自由状態での厚みよりも小さくなるように設定されている。
前記ブッシュ89の軸芯部には、貫通孔97が設けられている。貫通孔97は、前記通気路81を、前記背圧室53に連通させている。貫通孔97の一端には、面取り部99が設けられている。
前記ブッシュ89が、前記圧入部87に圧入され、ブッシュ89により前記選択透過フィルター2の外周部85が前記座部83に対し狭圧支持される。この狭圧支持により選択透過フィルター2の外周部85は、設定された厚みに潰された状態となる。この狭圧支持では、ブッシュ89の面取り部99が選択透過フィルター2に圧接するため、選択透過フィルター2を確実に狭圧支持しながらブッシュ89の角部による選択透過フィルター2の損傷を抑制することができる。
前記選択透過フィルター2は、例えば多孔質4フッ化エチレンシート(商品名:ゴアテックス)等で形成され、空気は通すが水は封止する。この選択透過フィルター2の配置により、該選択透過フィルター2がターミナルブロック5内で、通気路81に通気状態で封水可能に介設された構成となっている。
前記貫通孔97の他端側には、前記作動ブロック11の細径の端部65が遊嵌支持されている。
かかる構成の圧力スイッチ1は、図4と同様にエンジンのシリンダブロックに雄ねじ部31によって螺合結合される。受圧室51にはエンジンオイルの油圧が作用するようになっている。
前記受圧室51の圧力が大気圧であるときは、第2コンタクト13がスプリング15により第1コンタクト9側へ付勢され、第2コンタクト13のコンタクト部67が第1コンタクト9のコンタクト部59に接触する。従って、リード線は、端子板43、インサートナット17、スプリング15,第2コンタクト13、及び第1コンタクト9を介してケース3と導通状態になる。
次に、エンジンオイルの油圧が作用し、受圧室51内の圧力が設定圧に上昇すると、ダイヤフラム7が図示の位置から変位する。このダイヤフラム7の変位に応じて、作動ブロック11が軸方向移動する。作動ブロック11の軸方向移動により、第2コンタクト13が作動ブロック11の第2コンタクト突当面61により同方向へ押圧され、第2コンタクト13はスプリング15の付勢力に抗して移動する。この第2コンタクト13の移動により、コンタクト部67が第1コンタクト9のコンタクト部59から離反する。この離反によって、リード線がケース3に対して非導通状態となる。
尚、作動ブロック11が上記のように軸方向移動したとき、ヘッド部63及びコンタクト部59の間、作動ブロック11及びインサートナット17の間に僅かな隙間が存在し、作動ブロック11がそれ以上に移動するときは、ヘッド部63がコンタクト部59に当接して、作動ブロック11の動きが規制される。
前記受圧室51内の圧力が再び大気圧に戻ると、スプリング15の付勢力によって第2コンタクト13及び作動ブロック11が受圧室51側へ移動して図1の状態へ戻る。従って、第2コンタクト13のコンタクト部67が第1コンタクト9のコンタクト部59に再び接触し、リード線がケース3に対し再び導通状態となる。
このような動作に際して、通気路81では、選択透過フィルター2が通気状態を維持するから、背圧室53内の空気は前記通気路81を介して外部へ排出され、或いは外部から背圧室53内へ空気が引き込まれる。
このため、背圧室53の背圧を一定状態に保持することができ背圧の影響で作動圧が変化したり、圧力に対する応答性が低下するのを抑制することができ、スイッチ本来の機能を的確に維持することができる。
前記選択透過フィルターター2により通気路81を封水可能であるため、外部から背圧室53へ雨水等が浸入するのを抑制し、第1,第2コンタクト9,13等の腐食による接触障害等を抑制することができる。
前記選択透過フィルター2は、ターミナルブロック5内で通気路81に介設されているため、外部環境の影響を受け難い。従って、悪路走行などにより圧力スイッチ1に泥水等がかぶっても、選択透過フィルター2の部分にまで到達するのを抑制することができ、選択透過フィルター2による通気状態での封水を確実に維持することができる。
前記選択透過フィルター2の外周部85を潰すように狭圧支持したため、別のシール部材等を用いることなくブッシュ89と座部83との間の密閉性を高め、通気路81の封水をより確実に行わせることができる。
前記圧力スイッチ1では、インサートナット17に選択透過フィルター2をブッシュ89により予め狭圧支持し、このインサートナット17をターミナルブロック5にインサート成形により固定することで、インサートナット17を利用して選択透過フィルター2を容易に支持することができる。
前記インサートナット17を端子板43の結合と選択透過フィルター2の支持とに共用することができ、構造を簡単にすることができる。
前記選択透過フィルター2をインサートナット17を介してターミナルブロック5側に予め支持させることができ、圧力スイッチ1の組み立てを容易に行わせることができる。
なお、前記ブッシュ89を、前記インサートナット17に螺合、接着などにより取り付けることもできる。
前記ブッシュ89を、インサートナット17とは別にターミナルブロック5に設けた金具に圧入、螺合、或いは接着することにより、前記選択透過フィルター2の外周部85を狭圧支持する構成にすることもできる。
前記選択透過フィルター2も、前記インサートナット17とは別にターミナルブロック5に設けた金具に配置することもできる。
圧力スイッチの断面図である(実施例1)。 圧力スイッチの選択透過フィルター周辺における要部拡大断面図である(実施例1)。 選択透過フィルターの支持構造を示すインサートナット部の分解拡大断面図である(実施例1)。 圧力スイッチの半断面図である(従来例)。
符号の説明
1 圧力スイッチ
2 選択透過フィルター
3 ケース
5 ターミナルブロック
7 ダイヤフラム
17 インサートナット
83 座部
87 圧入部
89 ブッシュ(固定部材)

Claims (3)

  1. 中空金属製のケースと、
    一端部が前記ケースに結合され他端部にターミナルを取り付けた中空樹脂製のターミナルブロックと、
    前記ケース内に配置され該ケース内を反ターミナルブロック側の受圧室とターミナルブロック側の背圧室とに区画するダイヤフラムと、
    前記ターミナルブロック側に設けられ前記背圧室を外部へ連通する通気路とを有し、
    前記ターミナルブロック側内で前記通気路に、通気状態で封水可能な選択透過フィルターを介設したことを特徴とする圧力スイッチ。
  2. 請求項1記載の圧力スイッチであって、
    前記通気路の外周側に、前記選択透過フィルターの外周部を受ける座部を設け、
    前記ターミナルブロック側に取り付けた周回形状の固定部材により前記座部に対し前記選択透過フィルターの外周部を狭圧支持したことを特徴とする圧力スイッチ。
  3. 請求項2記載の圧力スイッチであって、
    前記ターミナルブロックにインサート成形により取り付けられると共に前記ターミナルをボルトにより結合し且つ前記通気路を形成するインサートナットを設け、
    前記座部を、前記インサートナットに設けると共に、該座部に連続する圧入部を設け、
    前記固定部材を、前記圧入部に圧入したことを特徴とする圧力スイッチ。
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