JP2005107706A - 通信装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の送信相手先に異なる内容の電子メールを簡単な操作で送信することができる通信装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 付随情報識別部が電子メールを構成する文字群に付された付随情報を識別して、送信先判別部が各付随情報毎に送信相手先を判別して、再構成部が当該送信相手先ごとに、電子メールを構成する文字群から文字を抽出及び再構成して電子メールを新たに作成し、送信制御部がこの新たに作成された各電子メールを、各電子メールの各々の送信相手先に送信部から送信させる。
【選択図】 図4
【解決手段】 付随情報識別部が電子メールを構成する文字群に付された付随情報を識別して、送信先判別部が各付随情報毎に送信相手先を判別して、再構成部が当該送信相手先ごとに、電子メールを構成する文字群から文字を抽出及び再構成して電子メールを新たに作成し、送信制御部がこの新たに作成された各電子メールを、各電子メールの各々の送信相手先に送信部から送信させる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、電子メール又はファクスデータを送信する機能を有する通信装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、電子メールの送信を容易にするために、特許文献1に示される情報処理装置が提案されている。この情報処理装置は、送信相手先及び添付ファイルに属性を付けておき、属性が付けられている送信相手先には、この属性と同じ属性が付いた添付ファイルを送信する機能を有している。この情報処理装置によれば、同じ属性が付された複数の送信相手先に対して、この属性と同じ属性の付いたファイルを自動的に送信することができる。
特開2001−236270号公報
しかし、上記の情報処理装置によっても、異なる送信相手先に同じファイルを送信する場合の操作のみが容易になるだけである。そのため、複数の送信相手先に異なる内容で電子メールを送信する場合には、送信相手先毎にファイルを作成して各送信相手先毎に送信するか、或いは、各送信相手先に対する文章を全て含ませた文章を作成して、この文章を全ての送信相手先に送信することが行われている。よって、各送信相手先毎にファイルを作成する手間を要したり、他人宛の文章を一部に含んだ文章を送信することになってしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、複数の送信相手先に異なる内容の電子メールを簡単な操作で送信することができる通信装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る請求項1に記載の発明は、ネットワーク接続された送信相手先に電子メールを送信する送信手段を備えた通信装置であって、
電子メールを構成する文字群に付随する付随情報を識別する付随情報識別手段と、
前記付随情報毎に割り当てられた送信相手先を記憶する送信相手先記憶手段と、
前記送信相手先記憶手段に記憶されている送信相手先に基づいて、前記付随情報識別手段によって識別された各付随情報が付された文字の送信相手先を判別する送信相手先判別手段と、
前記付随情報識別手段によって識別された付随情報に基づいて、前記送信相手先判別手段によって判別された送信相手先毎に、前記電子メールを構成する文字群から文字を抽出し、この抽出した文字を再構成して電子メールを新たに作成する再構成手段と、
前記再構成手段によって前記各送信相手先毎に新たに作成された電子メールを、前記送信手段によって各電子メール毎の送信相手先に送信させる送信制御手段と
を備えたものである。
電子メールを構成する文字群に付随する付随情報を識別する付随情報識別手段と、
前記付随情報毎に割り当てられた送信相手先を記憶する送信相手先記憶手段と、
前記送信相手先記憶手段に記憶されている送信相手先に基づいて、前記付随情報識別手段によって識別された各付随情報が付された文字の送信相手先を判別する送信相手先判別手段と、
前記付随情報識別手段によって識別された付随情報に基づいて、前記送信相手先判別手段によって判別された送信相手先毎に、前記電子メールを構成する文字群から文字を抽出し、この抽出した文字を再構成して電子メールを新たに作成する再構成手段と、
前記再構成手段によって前記各送信相手先毎に新たに作成された電子メールを、前記送信手段によって各電子メール毎の送信相手先に送信させる送信制御手段と
を備えたものである。
この構成によれば、付随情報識別手段が電子メールを構成する文字群に付された付随情報を識別して、送信先判別手段が各付随情報毎に送信相手先を判別して、再構成手段が当該送信相手先ごとに、電子メールを構成する文字群から文字を抽出及び再構成して電子メールを新たに作成し、送信制御手段がこの新たに作成された各電子メールを、各電子メールの各々の送信相手先に送信手段から送信させる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の通信装置であって、前記再構成手段によって前記各送信相手先毎に再構成して新たに作成された電子メールの内容を表示する表示手段と、
前記再構成手段によって前記新たに作成された電子メールの内容を前記表示手段に表示させた後、この表示された電子メールを前記送信手段に送信させる制御手段と
を備えたものである。
前記再構成手段によって前記新たに作成された電子メールの内容を前記表示手段に表示させた後、この表示された電子メールを前記送信手段に送信させる制御手段と
を備えたものである。
この構成によれば、再構成手段によって新たに作成された電子メールを送信相手先に送信する前に、当該電子メールの内容が表示手段に表示される。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の通信装置であって、前記送信相手先記憶手段に記憶されている各付随情報毎の送信相手先を変更する指示の入力を受け付ける操作手段を備え、
前記制御手段は、前記表示手段に前記各送信相手先毎に再構成した電子メールを表示させた後に、前記操作手段から送信相手先変更指示が入力された場合、この送信相手先変更指示に基づいて、前記送信相手先記憶手段に記憶されている各付随情報毎の送信相手先を変更し、該変更された送信相手先に前記再構成した電子メールを前記送信手段に送信させるものである。
前記制御手段は、前記表示手段に前記各送信相手先毎に再構成した電子メールを表示させた後に、前記操作手段から送信相手先変更指示が入力された場合、この送信相手先変更指示に基づいて、前記送信相手先記憶手段に記憶されている各付随情報毎の送信相手先を変更し、該変更された送信相手先に前記再構成した電子メールを前記送信手段に送信させるものである。
この構成によれば、再構成手段によって新たに作成された電子メールを、該当する送信相手先に送信する前に当該電子メールの内容が表示手段に表示され、この表示後に操作手段から送信相手先変更指示が入力された場合には、制御手段が、各付随情報毎の送信相手先を変更した上で、該変更後の送信相手先に上記電子メールを送信する。
また、請求項4に記載の発明によれば、外部回線を通じてファクスデータを送信する送信手段を備えた通信装置であって、
送信対象となる原稿上の画像を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段によって読み取られた画像に含まれる付随情報を判別する付随情報識別手段と、
前記付随情報毎に割り当てられた送信相手先を記憶する送信相手先記憶手段と、
前記送信相手先記憶手段に記憶されている送信相手先に基づいて、前記付随情報識別手段によって識別された各付随情報が含まれる画像部分の送信相手先を判別する送信相手先判別手段と、
前記付随情報識別手段によって識別された付随情報に基づいて、前記送信相手先判別手段によって判別された送信相手先毎に、前記画像読取手段によって読み取られた画像から画像部分を抽出して、この抽出した画像を再構成してファクスデータを作成する再構成手段と、
前記再構成手段によって前記各送信相手先毎に作成されたファクスデータを、前記送信手段によって各ファクスデータ毎の送信相手先に送信させる送信制御手段と
を備えたものである。
送信対象となる原稿上の画像を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段によって読み取られた画像に含まれる付随情報を判別する付随情報識別手段と、
前記付随情報毎に割り当てられた送信相手先を記憶する送信相手先記憶手段と、
前記送信相手先記憶手段に記憶されている送信相手先に基づいて、前記付随情報識別手段によって識別された各付随情報が含まれる画像部分の送信相手先を判別する送信相手先判別手段と、
前記付随情報識別手段によって識別された付随情報に基づいて、前記送信相手先判別手段によって判別された送信相手先毎に、前記画像読取手段によって読み取られた画像から画像部分を抽出して、この抽出した画像を再構成してファクスデータを作成する再構成手段と、
前記再構成手段によって前記各送信相手先毎に作成されたファクスデータを、前記送信手段によって各ファクスデータ毎の送信相手先に送信させる送信制御手段と
を備えたものである。
この構成によれば、画像読取手段によって読み取られた画像に含まれる付随情報を付随情報識別手段が判別し、送信先判別手段が各付随情報毎に送信相手先を判別して、この各送信相手先毎にファクスデータ作成手段が画像部分を抽出してファクスデータを作成し、送信制御手段がこのファクスデータを、該当する各送信相手先に送信手段から送信させる。
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の通信装置であって、前記再構成手段によって前記各送信相手先別に作成されたファクスデータの内容を表示する表示手段と、
前記再構成手段によって作成されたファクスデータを前記表示手段に表示させた後、この表示されたファクスデータを前記送信手段に送信させる制御手段と
を備えたものである。
前記再構成手段によって作成されたファクスデータを前記表示手段に表示させた後、この表示されたファクスデータを前記送信手段に送信させる制御手段と
を備えたものである。
この構成によれば、ファクスデータ作成手段によって作成されたファクスデータを送信相手先に送信する前に、当該ファクスデータの内容が表示手段に表示される。
また、請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の通信装置であって、前記送信相手先記憶手段に記憶されている各付随情報毎の送信相手先を変更する指示の入力を受け付ける操作手段を備え、
前記制御手段は、前記表示手段に前記再構成手段によって作成されたファクスデータを表示させた後に、前記操作手段から送信相手先変更指示が入力された場合、この送信相手先変更指示に基づいて、前記送信相手先記憶手段に記憶されている各付随情報毎の送信相手先を変更し、該変更された送信相手先に前記再構成したファクスデータを前記送信手段に送信させるものである。
前記制御手段は、前記表示手段に前記再構成手段によって作成されたファクスデータを表示させた後に、前記操作手段から送信相手先変更指示が入力された場合、この送信相手先変更指示に基づいて、前記送信相手先記憶手段に記憶されている各付随情報毎の送信相手先を変更し、該変更された送信相手先に前記再構成したファクスデータを前記送信手段に送信させるものである。
この構成によれば、ファクスデータ作成手段によって作成されたファクスデータの送信相手先への送信前に当該ファクスデータの内容が表示手段に表示され、この表示後に操作手段から送信相手先変更指示が入力された場合には、制御手段が、各付随情報毎の送信相手先を変更した上で、該変更後の送信相手先に送信手段から上記ファクスデータを送信する。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の通信装置を備えた画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、複数の送信相手先に異なる内容で電子メールを送信する場合であっても、各送信相手先別の付随情報を付した文字からなる文章を作成すれば、各送信相手先毎に文字を抽出及び再構成して新たな電子メールを作成して、該当するそれぞれの送信相手先に送信するので、各送信相手先毎に別個のファイルを作成する手間が不要であり、他人宛の文章を一部に含んだ文章を送信することにもならない。よって、簡易な操作でもって、複数の送信相手先に異なる内容の電子メールを送信することができる。
請求項2に記載の発明によれば、再構成手段によって新たに作成された電子メールの送信相手先への送信前に、当該電子メールの内容が表示手段に表示されるので、ユーザは実際に送信相手先に送信する電子メールの内容を確認した後で送信を実行することができる。
請求項3に記載の発明によれば、新たに作成された電子メールの送信前に当該電子メールの内容をユーザが確認した後に、送信相手先を変更して該電子メールを送信できるので、ユーザの操作ミスや文書作成ミスを要因とする電子メールの誤送信を防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、複数の送信相手先に異なる内容でファクスデータを送信する場合であっても、各送信相手先毎に異なる付随情報を付した画像部分からなる1つの原稿を作成すれば、各送信相手先毎に画像部分を抽出及び再構成してファクスデータを作成し、該当するそれぞれの送信相手先に送信するので、各送信相手先毎に別個の原稿を作成したり読み込ませたりする手間が不要であり、他人宛の内容を一部に含んだファクスデータを送信してしまうことにもならない。よって、簡易な操作でもって、複数の送信相手先に異なる内容のファクスデータを送信することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ファクスデータ作成手段によって作成されたファクスデータの送信相手先への送信前に、当該ファクスデータの内容が表示手段に表示されるので、ユーザは実際に送信相手先に送信するファクスデータの内容を確認した後で送信を実行することができる。
請求項6に記載の発明によれば、新たに作成されたファクスデータの送信前に当該ファクスデータの内容をユーザが確認した後に、送信相手先を変更して該ファクスデータを送信できるので、ユーザの操作ミスや文書作成ミスを要因とするファクスデータの誤送信を防止することができる。
また、請求項7に記載の発明に係る画像形成装置によっても、上記請求項1乃至請求項6のいずれかの発明に係る通信装置が奏する効果を得ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る画像表示装置の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る通信装置の概略構成を示すブロック図、図2は送信相手先記憶部に記憶される送信相手先識別表を示す図である。図1に示す通信装置1は、例えばパーソナルコンピュータ等から構成される。通信装置1は、装置全体の動作制御を司る制御部(制御手段)2を備え、この制御部2には、内部バスによって入力装置(操作手段)3,ROM4,RAM5,記憶部6,ディスプレイ(表示手段)7及び記録媒体読取装置8が接続されている。これら各部は制御部2の制御の下、内部バスを介して各種データが各部間で入出力され、各種処理が実行される。
以下、本発明に係る画像表示装置の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る通信装置の概略構成を示すブロック図、図2は送信相手先記憶部に記憶される送信相手先識別表を示す図である。図1に示す通信装置1は、例えばパーソナルコンピュータ等から構成される。通信装置1は、装置全体の動作制御を司る制御部(制御手段)2を備え、この制御部2には、内部バスによって入力装置(操作手段)3,ROM4,RAM5,記憶部6,ディスプレイ(表示手段)7及び記録媒体読取装置8が接続されている。これら各部は制御部2の制御の下、内部バスを介して各種データが各部間で入出力され、各種処理が実行される。
入力装置3はキーボードやマウス等から構成され、ユーザによって操作指示や電子メール送信用文書等が入力される。ROM4には、装置全体の動作制御用のシステムプログラム等が記憶されている。記憶部6はハードディスクドライブ等から構成され、通信装置1の通信処理に必要な通信プログラム等が記憶されている。制御部2は、記憶部6から当該通信プログラム等を読み出し、その処理を実行して各ブロックの動作を制御することにより、付随情報識別部21、再構成部22及び送信制御部24として機能する。この通信プログラムは、CD−ROM、FD等の記録媒体9から、ディスクドライブ等で構成される記録媒体読取装置8により記憶部6に記録するようにしてもよい。また、通信装置1がネットワークを介して他のコンピュータ等に接続されている場合には、当該他のコンピュータ等からネットワークを介して上記通信プログラム等をダウンロードしてもよい。
付随情報識別部(付随情報識別手段)21は、電子メールが送信される場合に、電子メールを構成する文字群に付随する各付随情報を識別するものである。送信相手先判別部27は、付随情報識別部21によって識別された付随情報毎の送信相手先を、送信相手先記憶部62に記憶されている送信相手先から判別するものである。再構成部22は、送信相手先判別部27によって判別された送信相手先毎に、電子メールを構成する文字群から、送信相手先に対応する付随情報が付されている文字を抽出し、この抽出した文字を再構成して電子メールを新たに作成するものである。送信部23は、ネットワーク接続された送信相手先(パーソナルコンピュータ、モバイル機器等の通信端末機器等)にネットワークI/F11を介して電子メールを送信するものである。送信制御部24は、再構成部22によって各送信相手先毎に新たに作成された電子メールを、該当する各送信相手先に対して送信部23に送信させるものである。
記憶部6は、その一部が送信相手先記憶部(送信相手先記憶手段)62として機能する。この送信相手先記憶部62は、上記付随情報毎に割り当てられた送信相手先を記憶するものであり、例えば、図2に示す送信相手先識別表を記憶している。この付随情報とは、例えば、電子メールを構成する文字にフォント情報等として付随する文字色情報や、アンダーライン線種、斜体、網掛けの種類等である。なお、図2には、上記付随情報として文字色情報を使用する例を示している。
図2に示す送信相手先識別表には、黒、青、黄、赤の各文字色情報毎に割り当てられた送信相手先が示されている。図2には、黒の文字色情が付随する文字は「山田」、「福田」、「成瀬」及び「佐藤」の全てに送信し、青の文字色情報が付随する文字は「山田」にのみ送信し、黄の文字色情報が付随する文字は「福田」にのみ送信し、赤の文字色情報が付随する文字は「成瀬」及び「佐藤」の両方に送信するように文字色情報別の送信相手先が設定されている状態を示す。
さらに、制御部2には、I/F部10が接続されている。I/F部10は、携帯電話50等の外部機器との間でデータ送受信を行うためのインタフェイスであり、例えば、USB方式やBluetooth(登録商標)等に対応する。これにより、通信装置1は、携帯電話50等のモバイル機器から画像データを取り込んで、記憶部6等に保存することが可能とされている。
画像読取部(画像読取手段)12は、例えば、スキャナからなり、露光ランプやミラー等の光学系、レンズ及びCCDを有し、露光ランプにより光を照射した原稿からの反射光をミラー等を介してCCDに導くことで、原稿面の画像情報を読み取る。
次に、通信装置1による電子メール送信時の通信処理の概要について説明する。図3は通信装置1による通信処理の概要を示すフローチャートである。まず、送信相手先識別表作成部25が、ユーザが入力装置3から入力した各付随情報及びこれに対応する送信相手先とに基づいて送信相手先識別表を作成し(S1)、制御部2が送信相手先記憶部62に保存させる。さらに、ユーザによる入力装置3からの指示に基づいて電子メール作成部26が電子メールを作成する(S2)。続いて、付随情報識別部21が、電子メール作成部26によって作成された電子メールを構成する文字群に付随する付随情報(本実施形態では文字色情報)を識別し、送信相手先判別部27が送信相手先記憶部62の送信相手先識別表から各付随情報に対応する送信相手先を読み出して、各付随情報別の送信相手先を特定する(S3)。そして、再構成部22が、送信相手先判別部27によって判別された送信相手先毎に、電子メールを構成する文字群から、各文字に付された付随情報に基づいて文字を抽出し、この抽出した文字を再構成して電子メールを新たに作成する(S4)。新たな電子メールを作成し終えると、送信制御部24は、S3で特定した送信相手先に、新たに作成された各電子メールをそれぞれ送信する(S5)。
次に、通信装置1による新たな電子メール作成及び送信処理について説明する。図4は通信装置1による新たな電子メール作成及び送信処理を示すフローチャートである。電子メールの送信処理を行う場合、送信対象となる電子メールを構成する文字群に付された付随情報(上述した文字色情報等)を付随情報識別部21が識別する(S11)。例えば、各文字に付された付随情報は、電子メールを構成する各文字が有するフォント情報など、ディスプレイ7での表示時や印刷時に文字を表現するために各文字が有している情報に基づいて、付随情報識別部21が識別する。
送信相手先判別部27は、当該識別された各付随情報毎の送信相手先を送信相手先記憶部62から読み出して特定する(S12)。そして、再構成部22は、電子メールを構成する文字群から各送信相手先毎に、各文字に付された付随情報に基づいて文字を抽出し(S13)、抽出した文字を再構成して各送信相手先毎に新たな電子メールを作成する(S14)。
上記S13及びS14の処理を具体的に説明する。図5は付随情報が付された文字で構成される電子メール文書の例を示す図、図6(a)(b)(c)は再構成して新たに作成された電子メール文書の例を示す図である。図5及び図6に加えて上述の図2を参照して説明する。図5に示すように、電子メールを構成する文字群に、黒、青、黄、赤の文字色情報が付されている場合、付随情報識別部21は、電子メールを構成する文字群「To 山田様…会議室で行います。以上」の各文字に付されている文字色情報が黒、青、黄、赤のいずれであるかを識別する。送信相手先判別部27は、当該識別した文字色情報に対応する送信相手先を送信相手先記憶部62の送信相手先識別表から特定し、各送信相手先に対して関連付けられている文字色情報が付された文字を、当該電子メールを構成する文字群「To 山田様…会議室で行います。以上」から抽出する。
例えば、図2の送信相手先識別表に示すように、黒及び青の文字色情報の送信相手先が「山田」とされている場合、再構成部22は、黒の文字色情報が付されている「To」「おはようございます。」「本日の予定をお知らせ致します。」「以上」の文字と、青の文字色情報が付されている「山田様」「13:00 打ち合わせ」「第1事業所に来て下さい。」の文字とを抽出し、図6(a)に示すように、抽出した各文字の配置を再構成して新たな電子メールを作成する。本実施形態では、同じ行にある文字列同士は同じ行での配置を維持し、行が異なる文字列同士は行の先後関係を保ったままで文字列同士の間を詰めて配置するようにしているが、この再構成の仕方は適宜変更が可能であり、本実施形態で示すものに限定する意ではない。
同様に、図2の送信相手先識別表に、黒及び黄の文字色情報の送信相手先が「福田」とされている場合、再構成部22は、黒の文字色情報が付されている「To」「おはようございます。」「本日の予定をお知らせ致します。」「以上」の文字と、黄の文字色情報が付されている「福田様」「13:00 出張」「三重県の○○まで△△電車で行って下さい。」の文字とを抽出し、図6(b)に示すように、各文字列の配置を再構成して新たな電子メールを作成する。
また、図2の送信相手先識別表に、黒及び赤の文字色情報の送信相手先が「成瀬」「佐藤」とされている場合、再構成部22は、送信相手先「成瀬」及び「佐藤」用に、黒の文字色情報が付されている「To」「おはようございます。」「本日の予定をお知らせ致します。」「以上」の文字と、赤の文字色情報が付されている「成瀬様」「佐藤様」「13:00 会議」「会議室で行います。」の文字とを抽出し、図6(c)に示すように、各文字列の配置を再構成して新たな電子メールを作成する。
再び図4に戻り、上記新たな電子メールの作成後、制御部2は、当該新たに作成した電子メールの内容をディスプレイ7に表示するか否かの指示入力を促すメッセージをディスプレイ7に表示させる(S15)。ここで、ユーザによって入力装置3(キーボード等)から、当該新たに作成した電子メール内容を表示する指示が入力されると(S16でYES)、当該新たに作成した各電子メールの内容を、それぞれの電子メールの送信相手先と共に表示する(S17)。この表示後、ユーザによって入力装置3から電子メール送信中止の指示が入力された場合は(S18でYES)、直ちに電子メール送信処理を終了する。
上記S17の表示後に、ユーザによって入力装置3から電子メール送信中止の指示が入力されず(S18でNO)、また、ユーザによって入力装置3の操作により送信相手先が変更されなかった場合は(S19でNO)、S14で作成した各電子メールを、現時点で既に送信相手先記憶部62に設定されているそれぞれの送信相手先に送信する(S21)。ユーザによって入力装置3の操作により送信相手先が変更された場合は(S19でYES)、制御部2は送信相手先記憶部62の送信相手先識別表を、ユーザによって入力された送信相手先に書き換えて変更し(S20)、この変更した送信相手先に、対応する電子メールを送信する(S21)。この場合、送信相手先識別表を書き換えずに、今回の送信のみ、ユーザにより変更された送信相手先に送信するようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、通信装置1による通信装置1による新たな電子メール作成及び送信処理の第2実施形態について説明する。図7は通信装置1による新たな電子メール作成及び送信処理の第2実施形態を示すフローチャートである。なお、上記図4で示した処理と同様の処理については、同一の符号を付して処理を省略する。
次に、通信装置1による通信装置1による新たな電子メール作成及び送信処理の第2実施形態について説明する。図7は通信装置1による新たな電子メール作成及び送信処理の第2実施形態を示すフローチャートである。なお、上記図4で示した処理と同様の処理については、同一の符号を付して処理を省略する。
上記の第1実施形態では、電子メールを構成する文字群の各文字に付されている文字色情報を識別し、この文字色情報に基づいて電子メールを構成する文字群から文字を抽出して、それぞれの送信相手先毎に新たな電子メールを作成して送信するようにしているが、第2実施形態は、画像読取部12で読み取られた画像を電子メールで送信する場合や、携帯電話50からI/F10を介して取り込まれた画像を電子メールで送信する場合に、この送信対象となる画像中に含まれる付随情報に基づいて、画像部分を各送信相手先毎に抽出して作成した新たな電子メールを送信するものである。
画像データを電子メールとして送信処理を行う場合、送信対象となる電子メールを構成する画像に付された付随情報(ここでは、画像の色成分情報等)を付随情報識別部21が識別する(S31)。画像の色成分情報の識別は、例えば、ディスプレイ7での表示時や印刷時に画像カラーを表現するために各画素等が有している情報に基づいて、付随情報識別部21が識別する。送信相手先判別部27は、当該識別された各付随情報毎の送信相手先を送信相手先記憶部62から読み出して特定する(S32)。そして、再構成部22は、電子メールを構成する画像から、画像に含まれる付随情報に基づいて各送信相手先毎に画像部分を抽出し(S33)、抽出した画像部分を再構成して各送信相手先毎に新たな画像、すなわち電子メールを作成する(S34)。この新たな電子メールの作成後の処理は、図4に示した処理と同様である(S15乃至S21)。
上記S31乃至S34の処理を具体的に説明する。ここで、付随情報を含む画像で構成される電子メールの例を図5と同一に表し、再構成して新たに作成された電子メールの例を図6と同一に表し、第2実施形態で用いられる送信相手先識別表は図2と同一に表すものとする。但し、図2における「フォント色」を「色成分情報」に置き換えるものとする。例えば、図5に示すように、黒、青、黄、赤のいずれかの色成分情報からなる画像で電子メールが構成されている場合、付随情報識別部21は、この画像中に存在する黒、青、黄、赤の色成分情報を識別する。送信相手先判別部27は、当該識別した色成分情報に対応する送信相手先を送信相手先記憶部62の送信相手先識別表から特定し、各送信相手先に対して関連付けられている色成分情報を有する画像部分を、当該電子メールを構成する画像から抽出する。
例えば、図2の送信相手先識別表に示すように、黒及び青の色成分情報の送信相手先が「山田」とされている場合、再構成部22は、黒の色成分情報を有する「To」「おはようございます。」「本日の予定をお知らせ致します。」「以上」の文字と、青の色成分情報を有する「山田様」「13:00 打ち合わせ」「第1事業所に来て下さい。」の画像部分とを抽出し、図6(a)に示すように、各画像部分の配置を再構成して新たな電子メールを作成する。本実施形態では、図5において同じ縦位置にある画像部分同士は同じ縦位置での配置を維持し、縦位置が異なる画像部分同士は縦位置の先後関係を保ったままで画像部分同士の間を詰めて配置するようにしているが、この再構成の仕方は適宜変更が可能であり、本実施形態で示すものに限定する意ではない。
同様に、図2の送信相手先識別表に、黒及び黄の色成分情報の送信相手先が「福田」とされている場合、再構成部22は、黒の色成分情報が付されている画像部分とを抽出し、図6(b)に示すように、各画像部分の配置を再構成して新たな電子メールを作成する。また、図10の送信相手先識別表に、黒及び赤の色成分情報の送信相手先が「成瀬」「佐藤」とされている場合、再構成部22は、送信相手先「成瀬」及び「佐藤」用に、黒の色成分情報が付されている画像部分とを抽出し、図6(c)に示すように、各画像部分の配置を再構成して新たな電子メールを作成する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態は、送信対象となる画像中の色成分情報に基づいた画像部分の抽出及び再構成によるファクスデータ作成を行い、この作成したファクスデータを送信する処理を行うものである。図8は本発明に係るファクシミリ装置60の内部構成を示すブロック図である。
本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態は、送信対象となる画像中の色成分情報に基づいた画像部分の抽出及び再構成によるファクスデータ作成を行い、この作成したファクスデータを送信する処理を行うものである。図8は本発明に係るファクシミリ装置60の内部構成を示すブロック図である。
ファクシミリ装置60は、装置の各部の動作を制御する制御部(制御手段)61と、ファクス送信の対象となる原稿を読み取るスキャナ等を有する画像読取部(画像読取手段)63と、画像読取部63によって読み取られた原稿データや、公衆回線81を通じて外部のファクシミリ装置80から受信した画像データを記憶する画像メモリ72と、外部等から受信した画像データを印刷する印刷部65とを有する。
また、ファクシミリ装置60は、画像情報の符号化/復号化を行なう符号復号部66と、ファクシミリ通信時に画像情報を変復調するモデム(変復調装置)67と、ファクシミリ通信を行う電話回線等のループを形成するNCU(網制御装置)68と、操作部70でダイヤルされた相手先番号にファクス通信処理等を行う通信制御部69と、操作者からの各種操作指示(原稿送信先ファクス番号等)を受け付ける送信スタートキー、テンキー及び短縮番号キー等からなる操作部(操作手段)70と、操作者への操作案内等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部(表示手段)71とを備える。上記符号復号部66、モデム67、NCU68、及び通信制御部69が特許請求の範囲の送信手段として機能する。
さらに、制御部61は、付随情報識別部(付随情報識別手段)611、送信相手先判別部(送信相手先判別部)615、再構成部(再構成手段)612、送信相手先識別表作成部613、送信制御部(送信制御手段)614、送信相手先判別部(送信相手先判別手段)615を備えている。これら各部は、上述の図1で示した各部と同様に機能する。また、記憶部64は、その一部が送信相手先記憶部(送信相手先記憶手段)641として機能する。この送信相手先記憶部641は、後述の図10で示す送信相手先識別表を記憶している。
なお、図8で示したファクシミリ装置60部は、図示しないCPU(中央演算処理部)、このCPUの動作を規定するプログラムを搭載するROM(Read Only Memory)等のプログラムメモリ、及び各種のデータを格納するためのRAM(Random Access Memory)等のメモリを含むコンピュータによって実現しても良い。上記プログラムは、ROM、CD−ROM等の記録媒体によって供給することもネットワーク等の伝送媒体を通じて供給することも可能である。
次に、ファクシミリ装置60によるファクスデータ送信時の通信処理の概要について説明する。図9はファクシミリ装置60による通信処理の概要を示すフローチャート、図10は送信相手先記憶部641に記憶される送信相手先識別表を示す図である。まず、送信相手先識別表作成部613が、ユーザが操作部70から入力した各付随情報及びこれ応する送信相手先とに基づいて送信相手先識別表を作成し(S41)、制御部61が送信相手先記憶部641に保存させる。そして、画像読取部63によって送信対象となる原稿画像、例えば、図5に描かれる原稿画像が読み取られ(S42)、付随情報識別部611が、画像読取部63によって読み取られた画像に含まれる付随情報(色成分情報等)を識別し、送信相手先判別部615が送信相手先記憶部641の送信相手先識別表(図10)から各付随情報に対応する送信相手先のファクス番号を読み出して、各付随情報別の送信相手先を特定する(S43)。そして、再構成部612が、送信相手先判別部615によって判別された送信相手先毎に、上記画像読取部63によって読み取られた画像から、画像中に含まれる色成分情報に基づいて画像部分を抽出し、この抽出した画像部分を再構成して、図6に例示するようなファクスデータを作成する(S44)。ファクスデータを作成し終えると、通信制御部69は、S43で特定した各送信相手先番号に、該当するファクスデータをそれぞれ送信する(S45)。
次に、ファクシミリ装置60によるファクスデータ作成及び送信処理について説明する。図11はファクシミリ装置60によるファクスデータ作成及び送信処理を示すフローチャートである。なお、上記図4で示した処理と同様の処理については、同一の符号を付して処理を省略する。
ファクシミリ装置60でファクス送信する場合、画像読取部63が読み取った原稿画像に含まれる付随情報(ここでは、画像の色成分情報等)を付随情報識別部611が識別する(S51)。画像の色成分情報の識別は、例えば、表示部71での表示時や印刷時に画像カラーを表現するために各画素等が有している情報に基づいて、付随情報識別部611が識別する。
送信相手先判別部615は、当該識別された各付随情報毎の送信相手先番号を、図11に示す送信相手先識別表から読み出して特定する(S52)。そして、再構成部22は、上記画像読取部63が読み取った画像から各送信相手先毎に画像部分を抽出し(S53)、抽出した画像部分を再構成して各送信相手先毎にファクスデータを作成する(S54)。上記ファクスデータの作成後、制御部61は、当該新たに作成したファクスデータの内容を表示部71に表示するか否かの指示入力を促すメッセージを表示部71に表示させる(S55)。そして、ユーザによって操作部70から、このファクスデータの内容を表示する指示が入力されると(S56でYES)、当該ファクスデータの内容を、それぞれのファクスデータの送信相手先(送信相手先番号)と共に表示する(S57)。このS57の処理後は、図4に示した処理と同様の処理を行う(S17乃至S21)。
(その他の実施形態)
また、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記第2実施形態及び第3実施形態では、送信対象となる画像に含まれる色成分に基づいて、送信対象となる画像から画像部分を抽出するようにしているが、この処理に代えて、同じ色成分で囲まれた一定領域の画像部分を抽出して電子メール又はファクスデータを作成し、該当する各送信相手先に当該電子メール又はファクスデータを送信する処理を行うようにしてもよい。このようにすれば、原稿上に記載された文字又は文字列をマーカー等で囲ったり、塗り潰すことによって、当該マーカーを付した文字を、対応する送信相手先毎に抽出して新たな電子メール又はファクスデータを作成し、該当するそれぞれの送信相手先に送信することができる。
また、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記第2実施形態及び第3実施形態では、送信対象となる画像に含まれる色成分に基づいて、送信対象となる画像から画像部分を抽出するようにしているが、この処理に代えて、同じ色成分で囲まれた一定領域の画像部分を抽出して電子メール又はファクスデータを作成し、該当する各送信相手先に当該電子メール又はファクスデータを送信する処理を行うようにしてもよい。このようにすれば、原稿上に記載された文字又は文字列をマーカー等で囲ったり、塗り潰すことによって、当該マーカーを付した文字を、対応する送信相手先毎に抽出して新たな電子メール又はファクスデータを作成し、該当するそれぞれの送信相手先に送信することができる。
また、上記実施形態では、本発明に係る通信装置の一例として、通信装置1及びファクシミリ装置60をあげているが、本発明はこれらの装置に限定されるものではなく、例えば、複合機(コピー、ファクス、プリンタ等の複数機能を兼ね備えた機器)等の画像形成装置であっても構わない。
1 通信装置
2 制御部(制御手段)
4 ROM
5 RAM
3 入力装置(操作手段)
6 記憶部
7 ディスプレイ(表示手段)
8 記録媒体読取装置
9 記録媒体
10 インタフェイス部
11 ネットワークインタフェイス部(送信手段)
12 画像読取部
21 付随情報識別部(付随情報識別手段)
22 再構成部(再構成手段)
23 送信部(送信手段)
24 送信制御部(送信制御手段)
25 送信相手先識別表作成部
26 電子メール作成部
27 送信相手先判別部(送信相手先判別手段)
50 携帯電話
60 ファクシミリ装置
61 制御部(制御手段)
62 送信相手先記憶部(送信相手先記憶手段)
63 画像読取部(画像読取手段)
72 画像メモリ
64 記憶部
65 印刷部
66 符号復号部(送信手段)
67 モデム(送信手段)
68 NCU(送信手段)
69 通信制御部(送信手段)
70 操作部(操作手段)
71 表示部(表示手段)
80 ファクシミリ装置
81 公衆回線
611 付随情報識別部(付随情報識別手段)
612 再構成部(再構成手段)
613 送信相手先識別表作成部
614 送信制御部(送信制御手段)
615 送信相手先判別部(送信相手先判別手段)
641 送信相手先記憶部(送信相手先記憶手段)
2 制御部(制御手段)
4 ROM
5 RAM
3 入力装置(操作手段)
6 記憶部
7 ディスプレイ(表示手段)
8 記録媒体読取装置
9 記録媒体
10 インタフェイス部
11 ネットワークインタフェイス部(送信手段)
12 画像読取部
21 付随情報識別部(付随情報識別手段)
22 再構成部(再構成手段)
23 送信部(送信手段)
24 送信制御部(送信制御手段)
25 送信相手先識別表作成部
26 電子メール作成部
27 送信相手先判別部(送信相手先判別手段)
50 携帯電話
60 ファクシミリ装置
61 制御部(制御手段)
62 送信相手先記憶部(送信相手先記憶手段)
63 画像読取部(画像読取手段)
72 画像メモリ
64 記憶部
65 印刷部
66 符号復号部(送信手段)
67 モデム(送信手段)
68 NCU(送信手段)
69 通信制御部(送信手段)
70 操作部(操作手段)
71 表示部(表示手段)
80 ファクシミリ装置
81 公衆回線
611 付随情報識別部(付随情報識別手段)
612 再構成部(再構成手段)
613 送信相手先識別表作成部
614 送信制御部(送信制御手段)
615 送信相手先判別部(送信相手先判別手段)
641 送信相手先記憶部(送信相手先記憶手段)
Claims (7)
- ネットワーク接続された送信相手先に電子メールを送信する送信手段を備えた通信装置であって、
電子メールを構成する文字群に付随する付随情報を識別する付随情報識別手段と、
前記付随情報毎に割り当てられた送信相手先を記憶する送信相手先記憶手段と、
前記送信相手先記憶手段に記憶されている送信相手先に基づいて、前記付随情報識別手段によって識別された各付随情報が付された文字の送信相手先を判別する送信相手先判別手段と、
前記付随情報識別手段によって識別された付随情報に基づいて、前記送信相手先判別手段によって判別された送信相手先毎に、前記電子メールを構成する文字群から文字を抽出し、この抽出した文字を再構成して電子メールを新たに作成する再構成手段と、
前記再構成手段によって前記各送信相手先毎に新たに作成された電子メールを、前記送信手段によって各電子メール毎の送信相手先に送信させる送信制御手段と
を備えたことを特徴とする通信装置。 - 前記再構成手段によって前記各送信相手先毎に再構成して新たに作成された電子メールの内容を表示する表示手段と、
前記再構成手段によって前記新たに作成された電子メールの内容を前記表示手段に表示させた後、この表示された電子メールを前記送信手段に送信させる制御手段と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記送信相手先記憶手段に記憶されている各付随情報毎の送信相手先を変更する指示の入力を受け付ける操作手段を備え、
前記制御手段は、前記表示手段に前記各送信相手先毎に再構成した電子メールを表示させた後に、前記操作手段から送信相手先変更指示が入力された場合、この送信相手先変更指示に基づいて、前記送信相手先記憶手段に記憶されている各付随情報毎の送信相手先を変更し、該変更された送信相手先に前記再構成した電子メールを前記送信手段に送信させることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 外部回線を通じてファクスデータを送信する送信手段を備えた通信装置であって、
送信対象となる原稿上の画像を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段によって読み取られた画像に含まれる付随情報を判別する付随情報識別手段と、
前記付随情報毎に割り当てられた送信相手先を記憶する送信相手先記憶手段と、
前記送信相手先記憶手段に記憶されている送信相手先に基づいて、前記付随情報識別手段によって識別された各付随情報が含まれる画像部分の送信相手先を判別する送信相手先判別手段と、
前記付随情報識別手段によって識別された付随情報に基づいて、前記送信相手先判別手段によって判別された送信相手先毎に、前記画像読取手段によって読み取られた画像から画像部分を抽出して、この抽出した画像を再構成してファクスデータを作成する再構成手段と、
前記再構成手段によって前記各送信相手先毎に作成されたファクスデータを、前記送信手段によって各ファクスデータ毎の送信相手先に送信させる送信制御手段と
を備えたことを特徴とする通信装置。 - 前記再構成手段によって前記各送信相手先別に作成されたファクスデータの内容を表示する表示手段と、
前記再構成手段によって作成されたファクスデータを前記表示手段に表示させた後、この表示されたファクスデータを前記送信手段に送信させる制御手段と
を備えたことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。 - 前記送信相手先記憶手段に記憶されている各付随情報毎の送信相手先を変更する指示の入力を受け付ける操作手段を備え、
前記制御手段は、前記表示手段に前記再構成手段によって作成されたファクスデータを表示させた後に、前記操作手段から送信相手先変更指示が入力された場合、この送信相手先変更指示に基づいて、前記送信相手先記憶手段に記憶されている各付随情報毎の送信相手先を変更し、該変更された送信相手先に前記再構成したファクスデータを前記送信手段に送信させることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の通信装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003338254A JP2005107706A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | 通信装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003338254A JP2005107706A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | 通信装置及び画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=34533828
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003338254A Pending JP2005107706A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | 通信装置及び画像形成装置 |
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JP (1) | JP2005107706A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017150084A1 (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器およびマーカー処理方法 |
-
2003
- 2003-09-29 JP JP2003338254A patent/JP2005107706A/ja active Pending
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WO2017150084A1 (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器およびマーカー処理方法 |
JPWO2017150084A1 (ja) * | 2016-02-29 | 2018-03-15 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器およびマーカー処理方法 |
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